JP2864166B2 - 線路監視装置 - Google Patents
線路監視装置Info
- Publication number
- JP2864166B2 JP2864166B2 JP2300104A JP30010490A JP2864166B2 JP 2864166 B2 JP2864166 B2 JP 2864166B2 JP 2300104 A JP2300104 A JP 2300104A JP 30010490 A JP30010490 A JP 30010490A JP 2864166 B2 JP2864166 B2 JP 2864166B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- signal
- telephone
- call
- unit
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- Expired - Lifetime
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は線路監視装置に関し、特に高速道路上に非常
電話機等の線路を監視する線路監視装置に関する。
電話機等の線路を監視する線路監視装置に関する。
従来、この種の装置はなく、保守者が定期的に高速道
路上に点在する非常電話機の線路を線路試験器等により
試験し、保守作業を行っていた。
路上に点在する非常電話機の線路を線路試験器等により
試験し、保守作業を行っていた。
上述したように従来は、高速道路上の点在する非常電
話機の線路の監視を保守者が定期的に試験器等により試
験することにより行っていたので、非常電話機を使用す
る際に正常通話が出来ないような回線断,地気混線,電
池混線等の障害が発生していた場合の対処が遅れる恐れ
があった。また、保守作業の効率が悪く、保守作業サイ
クルが長くなるという問題があった。
話機の線路の監視を保守者が定期的に試験器等により試
験することにより行っていたので、非常電話機を使用す
る際に正常通話が出来ないような回線断,地気混線,電
池混線等の障害が発生していた場合の対処が遅れる恐れ
があった。また、保守作業の効率が悪く、保守作業サイ
クルが長くなるという問題があった。
本発明の線路監視装置は、互に直列接続され電話機の
音声ライン端子に接続された電流制限抵抗および極性制
限抵抗と、音声ラインを介して前記電話機と接続され前
記電話機のオフフックを直流ループの検出により行ない
オフフックを検出している間だけ通話信号を出力する通
話部と、あらかじめ定めた時間間隔で時間信号を出力す
る時計部と、前記音声ライン中に挿入され前記通話部か
ら前記通話信号が入力している期間を除き前記時計部か
ら前記時間信号が入力するごとに前記音声ラインの前記
電話機側の回線断、地気混線および電池混線を検出して
アラーム信号を出力し前記通話部からの前記通話信号の
入力が停止したとき前記音声ラインの前記電話機側の絶
縁不良を検出してアラーム信号を送出する検出部とを備
えている。
音声ライン端子に接続された電流制限抵抗および極性制
限抵抗と、音声ラインを介して前記電話機と接続され前
記電話機のオフフックを直流ループの検出により行ない
オフフックを検出している間だけ通話信号を出力する通
話部と、あらかじめ定めた時間間隔で時間信号を出力す
る時計部と、前記音声ライン中に挿入され前記通話部か
ら前記通話信号が入力している期間を除き前記時計部か
ら前記時間信号が入力するごとに前記音声ラインの前記
電話機側の回線断、地気混線および電池混線を検出して
アラーム信号を出力し前記通話部からの前記通話信号の
入力が停止したとき前記音声ラインの前記電話機側の絶
縁不良を検出してアラーム信号を送出する検出部とを備
えている。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第1図に示す実施例の動作モードは検出モードと通話
モードに大別される。
モードに大別される。
まず、検出モードの動作について説明する。
検出部1は、時計部4から一定時間毎(例えば3分
毎)に信号線S1→S2に送出される検出起動信号により、
切替リレーrl11,rl12を一定時間(約50ms程度)動作さ
せ、回線断混線検出部11,切替リレーrl11,音声ラインL5
→L7,電流制限抵抗R,極性制限ダイオードD,音声ラインL
8→L7,切替リレーrl12,回線断混線検出部11の順に電流
ループを構成し、ループを検出すると正常、ループの検
出ができない場合回線断、端子L5又はL6に地気や電圧を
検出した場合混線障害を検出し、信号線S3→S4にALM信
号を送出する。
毎)に信号線S1→S2に送出される検出起動信号により、
切替リレーrl11,rl12を一定時間(約50ms程度)動作さ
せ、回線断混線検出部11,切替リレーrl11,音声ラインL5
→L7,電流制限抵抗R,極性制限ダイオードD,音声ラインL
8→L7,切替リレーrl12,回線断混線検出部11の順に電流
ループを構成し、ループを検出すると正常、ループの検
出ができない場合回線断、端子L5又はL6に地気や電圧を
検出した場合混線障害を検出し、信号線S3→S4にALM信
号を送出する。
監視部3では、検出部1よりALM信号を受信すると、
該当する障害表示を行い、外部へ障害信号を送出する。
この障害信号は正常信号を信号線S3→S4から受信するま
でラッチする。
該当する障害表示を行い、外部へ障害信号を送出する。
この障害信号は正常信号を信号線S3→S4から受信するま
でラッチする。
以上が検出モードの動作であり、非常電話機6がオフ
フックするまでは上記の動作を繰り返す。
フックするまでは上記の動作を繰り返す。
次に通話モードの動作について記述する。
通話部2においては、端子L1はマイナス極性、端子L2
はプラス極性となっており、通常は極性制限ダイオード
Dによりループは構成されない。
はプラス極性となっており、通常は極性制限ダイオード
Dによりループは構成されない。
非常電話機6がオフフックすると、音声ラインL2→L
4,切替リレーrl22,切替リレーrl12,音声ラインL6→L10,
音声ラインL9→L5,切替リレーrl11,切替リレーrl21,音
声ラインL3→L1の順でループが構成され、非常電話機6
の発呼を検出する。
4,切替リレーrl22,切替リレーrl12,音声ラインL6→L10,
音声ラインL9→L5,切替リレーrl11,切替リレーrl21,音
声ラインL3→L1の順でループが構成され、非常電話機6
の発呼を検出する。
通話部2は、ループを検出すると、交換機側に対し信
号線S7→SSで非常電話機6の発呼信号を送出し、端子L1
1及びL12を介して、音声回線を接続する。又、同時に検
出部1に対し信号線S6→S5で通話信号を送出する。
号線S7→SSで非常電話機6の発呼信号を送出し、端子L1
1及びL12を介して、音声回線を接続する。又、同時に検
出部1に対し信号線S6→S5で通話信号を送出する。
検出部1は、信号線S6→S5からの通話信号オンにより
検出モードの動作を停止し、通話モードとなる。交換機
側より応答信号を信号線SR→S8で受けると相互通話状態
となり、終話(音声ラインL2→L4から音声ラインL3→L1
のループ断)を検出すると信号線S6→S5の通話信号をオ
フとする。
検出モードの動作を停止し、通話モードとなる。交換機
側より応答信号を信号線SR→S8で受けると相互通話状態
となり、終話(音声ラインL2→L4から音声ラインL3→L1
のループ断)を検出すると信号線S6→S5の通話信号をオ
フとする。
検出部1では、信号線S6→S5の通話信号オフにより切
替リレーrl21及びrl22を一定時間動作させ、絶縁不良検
出部12,切替リレーrl22,切替リレーrl12,音声ラインL6
→L8,極性制限ダイオードD,電流制限抵抗R,音声ラインL
7→L5,切替リレーrl11,切替リレーrl21,絶縁不良検出部
12の順にループ試験を行い、規定値(例えば20kΩ)以
下のループ抵抗値を検出すると絶縁不良として信号線S3
→S4にALM信号を送出する。監視部3では検出部1よりA
LM信号を受信すると絶縁不良表示を行い、外部へ障害信
号を送出する。規定値以上の抵抗値の場合は、ループ試
験後検出モードに切替わり、非常電話機6がオフフック
するまでは検出モードの動作を繰り返す。
替リレーrl21及びrl22を一定時間動作させ、絶縁不良検
出部12,切替リレーrl22,切替リレーrl12,音声ラインL6
→L8,極性制限ダイオードD,電流制限抵抗R,音声ラインL
7→L5,切替リレーrl11,切替リレーrl21,絶縁不良検出部
12の順にループ試験を行い、規定値(例えば20kΩ)以
下のループ抵抗値を検出すると絶縁不良として信号線S3
→S4にALM信号を送出する。監視部3では検出部1よりA
LM信号を受信すると絶縁不良表示を行い、外部へ障害信
号を送出する。規定値以上の抵抗値の場合は、ループ試
験後検出モードに切替わり、非常電話機6がオフフック
するまでは検出モードの動作を繰り返す。
以上説明したように本発明は、線路を自動的に試験し
て各種障害を検出しアラーム信号を送出することによ
り、高速道路上に点在する非常電話機の線路等における
線路障害の早期発見と原因の把握ができ、線路障害への
迅速かつ正確な対処ができる効果がある。
て各種障害を検出しアラーム信号を送出することによ
り、高速道路上に点在する非常電話機の線路等における
線路障害の早期発見と原因の把握ができ、線路障害への
迅速かつ正確な対処ができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。 1……検出部、2……通話部、3……監視部、4……時
計部、6……非常電話機、11……回線断混線検出部、12
……絶縁不良検出部、rl11〜rl22……切替リレー、R…
…電流制限抵抗、D……極性制限ダイオード、LD1〜LDn
……障害表示用LED。
計部、6……非常電話機、11……回線断混線検出部、12
……絶縁不良検出部、rl11〜rl22……切替リレー、R…
…電流制限抵抗、D……極性制限ダイオード、LD1〜LDn
……障害表示用LED。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−2457(JP,A) 特開 昭62−188541(JP,A) 特公 昭53−12403(JP,B2) 特公 昭53−12404(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/24 H04M 3/30
Claims (1)
- 【請求項1】互に直列接続され電話機の音声ライン端子
に接続された電流制限抵抗および極性制限抵抗と、音声
ラインを介して前記電話機と接続され前記電話機のオフ
フックを直流ループの検出により行ないオフフックを検
出している間だけ通話信号を出力する通話部と、あらか
じめ定めた時間間隔で時間信号を出力する時計部と、前
記音声ライン中に挿入され前記通話部から前記通話信号
が入力している期間を除き前記時計部から前記時間信号
が入力するごとに前記音声ラインの前記電話機側の回線
断、地気混線および電池混線を検出してアラーム信号を
出力し前記通話部からの前記通話信号の入力が停止した
とき前記音声ラインの前記電話機側の絶縁不良を検出し
てアラーム信号を送出する検出部とを備えたことを特徴
とする線路監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300104A JP2864166B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 線路監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300104A JP2864166B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 線路監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04172049A JPH04172049A (ja) | 1992-06-19 |
JP2864166B2 true JP2864166B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17880764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2300104A Expired - Lifetime JP2864166B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 線路監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864166B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312404A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-03 | Masaru Moriguchi | Method of developing cubic pattern for pillar material |
JPS5837881B2 (ja) * | 1976-07-22 | 1983-08-19 | 北興化学工業株式会社 | 木材の防腐処理方法 |
JPS62188541A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-18 | Nec Corp | 通信機器の保守診断方式 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2300104A patent/JP2864166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04172049A (ja) | 1992-06-19 |
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