JP2863662B2 - 低水分含有量を持ったガスの露点及び/又は霜点を測定する方法 - Google Patents

低水分含有量を持ったガスの露点及び/又は霜点を測定する方法

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JP2863662B2 JP35740591A JP35740591A JP2863662B2 JP 2863662 B2 JP2863662 B2 JP 2863662B2 JP 35740591 A JP35740591 A JP 35740591A JP 35740591 A JP35740591 A JP 35740591A JP 2863662 B2 JP2863662 B2 JP 2863662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水の固体相と蒸気相の間の瞬間
的平衡の条件のもとでガスの露点及び/又は霜点を測定
することを可能にしそれによって露点及び/又は霜点が
その飽和温度に対応しそしてガス中の蒸気圧がこの温度
での氷の飽和蒸気圧に対応することを保証する。
【0002】一般に露点及び/又は霜点を測定する場
合、低い露点及び/又は霜点測定時に非常に時間がかか
ること、又測定露点及び/又は霜点が−100℃以下の
ような場合には、しばしば多くの研究者の文献、辞典な
らびに特許において、過冷却が生じることが指摘されて
いる。
【0003】本発明者は多くの実験を重ねた結果、もっ
とも正しいと思われる露点及び/又は霜点の測定方法を
発見し、しかも工業的に有用な露点又は霜点計として実
用的な方法を開発した。
【0004】従来ガス中の露点又は霜点を測定して、ガ
ス中の水分量を知ることは公知であった。(例えば米国
特許第5,052,818号明細書参照)この方法で
は、被測定ガスを−80℃以下に冷却されている反射鏡
に放射し、その反射鏡の上に形成された露点又は霜の形
成を散乱光の急激な増加によって検出し、その露点又は
霜点からガス中の水分量を決定していた。しかしなが
ら、本発明者のその後の研究によると、−90℃以下で
は反射鏡上における結露又は結霜の量が小さく、それら
の点の形成を検出装置で正確には発見できない場合があ
る。たとえ検出装置で結露又は結霜を発見したとして
も、その場合の結露又は結霜の点は、正確な露点又は霜
点であるかどうかわからないことが多く過冷却という現
象が生じた時、本来結露又は結霜が生ずべき温度になっ
ても結露又は結霜が生じないためである。この場合も当
然正確な露点又は霜点であるかを判断できない。
【0005】本発明者は幅広い研究により、結露又は結
霜を生じた後もさらに反射鏡を低い温度に保持し、適当
な量の水の固体相を形成し、少なくとも1回の加熱、冷
却、加熱を繰り返し、散乱光及び/又は反射光の強さの
極大又は極小となる温度及び極小又は極大となる温度を
検出すると、その2つの温度は殆んど等しくなり、その
温度が露点又は霜点温度であることを発見して本発明に
至った。
【0006】本発明は、温度を変えることができる反射
鏡、前記反射鏡に被測定ガスを接触させる手段、前記反
射鏡に集光光線及び/又はレーザー光を放射する手段、
その反射鏡上に形成された露及び/又は霜に基づく散乱
光及び/又は反射光の変化を検知する手段を含む光学式
露点計を使用し、その方法は前記反射鏡に被測定ガスを
接触させ、そのガスが接触する反射鏡の部分に前記集光
光線又はレーザー光を投射し、その反射鏡とそのガスと
を接触前又はその反射鏡とそのガスとを接触させながら
その反射鏡の温度を徐々に低下させ、その反射鏡上に露
及び/又は霜を形成させ、結露点及び/又は結霜点付近
で露及び/又は霜を鏡面上から完全に昇華させない程度
に反射鏡の温度を徐々に加熱し、それによって散乱光の
強さの極大となる温度及び/又は反射光の強さが極小と
なる温度、或はさらに反射鏡を冷却させて、散乱光の強
さが極小となる温度及び/又は反射光の強さが極大とな
る温度を検出し、その極大温度及びその極小温度をその
ガスの露点及び/又は霜点とすることを含む微量水分を
含むガスの露点又は霜点を決定する方法に関する。
【0007】前記反射鏡の温度を除々に冷却又は加熱さ
せる速度は、 R(T)=R(T0)〔P′(T)/P′(T0)〕n (1) で描かれた曲線に概略沿って階段式又は連続式に冷却又
は加熱速度を変化させながら行われることが望ましい。
【0008】式中で、 Tは反射鏡の温度(K) T0は室温から液体窒素の温度までの任意に選べる特定
な温度(K) R(T)はその反射鏡の温度(K)での冷却及び/又は
加熱速度(K/min)、 P′(T)は温度(T)を変数として求められる氷の飽
和蒸気圧の誘導関数 P′(T0)は特定の温度T0での水の飽和蒸気圧の値、
及び nは固定した温度インターバルΔTにわたっての反射光
及び/又は散乱光の変化の測定において、実質上一定の
信号対ノイズの比が2以上になるように選ばれた値であ
る。
【0009】今、この原理を説明するため、露点計或は
霜点計といわれるものの概念図を図1に示す。
【0010】先ず、1aは冷凍発生部である。8aはヒ
ーターである。20aは冷凍面である。A室は3aの材
質の壁で囲まれており、例えば金、銀、銅、アルミニウ
ム、シリコン、ニッケル又はクロム等からなる熱伝導性
の良い材料で構成されている。5aは被測定ガス用の入
口である。B室は7aの材質と1部3aの材質で囲まれ
ていて、A室とB室との境界面部に9aの穴が設けられ
ている。11aは反射鏡10aとA室とB室との境界面
部との間の隙間である。B室を構成する7aの少なくと
も1部は、ステンレス、銅−ニッケル合金、ガラス、セ
ラミックス、プラスチック(弗素樹脂、ポリイミド樹
脂、シリコン樹脂)などの熱伝導性の悪い材料で構成さ
れる。これは冷凍面20aによりA室を冷却させないた
めである。6aはガス用の出口である。4aは集光レン
ズのついた光源であり、4aは例えば一定波長の発光ダ
イオードである。4’aは集光レンズ付の光検知器であ
り、4aから反射鏡10aで反射された反射光を出来る
だけ集光してその光を検知する。又、2aは、光源4a
から反射鏡10aで反射されるとき、その反射鏡10a
で散乱された光を検知するための集光レンズ付の光検知
器である。
【0011】一般に露点計には、4aの光源と反射光検
知器4′aをもった反射光方式と、4aの光源と、散乱
光検知器2aをもった散乱方式、さらに、反射光と散乱
光の両方を検知する3つの形式がある。
【0012】これ等の装置を用いてガス中の露点又は霜
点を測定するには、まず被測定ガスを入口5aより、ヒ
ーター8′aと温度計19a′とによって一定温度に制
御されたA室に導入し、そのガスは、穴9aから反射鏡
10aに接触し、反射鏡10a上に露または霜を形成す
る。そのガスは、隙間11aを通ってB室の出口6aか
ら放出される。又、反射鏡10aに近く挿入されている
温度センサー19aを用い、冷凍発生機1aとヒーター
8aとによって、反射鏡の温度は一定の方式に基づいて
冷却又は加熱される。反射鏡が冷却されてゆくとき、反
射鏡面上に露又は霜を発生するが、それによって、光源
4aからの光は散乱し、集光レンズ付検知器2aの受光
強度は増加する。この散乱光の増加を示したのが、図2
であって、N点は、散乱光が増加し始めたと判断した点
であり、その時の反射鏡の温度は、イ点で示されるTn
である。又、同様にこの反射鏡面に露又は霜が発生した
時、それによって、光源4aからの光は散乱し、集光レ
ンズ付検知器4′aの受光強度は減少する。この反射光
の減少を示したのが図3であって、N′点は、反射光が
減少し始めたと判断した点であり、その時の反射鏡の温
度は、イ′点で示されるTn′である。
【0013】今この原理を図2によって説明する。図2
において反射鏡の温度を低下させる。イ点で結露又は結
霜が生じる。しかし過冷却となっているので、この点は
正確な露点又は霜点ではない。この結露又は結霜を判断
するまでさらに温度を低下させ、ロ点から温度を上昇さ
せる。当然のこの状態では過冷却になっているので、氷
は成長し続ける。散乱光の強さが極大となったハ点を昇
華点とする。この時の反射鏡の温度をTsとする。現実
の散乱光の強さのカーブは、単純な放射線ではなく、ノ
イズのため地震波記録のように線が上下しながら放物線
を描く。従ってコンピュータが散乱光の極大点を認識す
るのには、現実の極大点に到達してからしばらく経って
からである。従って現実の散乱光の極大点(ハ点)をす
ぎても反射鏡が加熱されることになる。ニ点でコンピュ
ータが散乱光の極大点に到達したことを認識し、ニ点か
らは反射鏡の温度を再び冷却し、ホ点で散乱光の強さは
極小となる。この時の温度もTsとなる。この場合も極
大値と同様にノイズのためコンピュータは現実の極小点
に到達してしばらく経ってから、認識する。そのため現
実の散乱光の極小値(ホ点)をすぎても反射鏡が冷却さ
れることになる。ヘ点でコンピュータが散乱光の極小点
に到達したことを認識する。ヘ点から反射鏡の温度を再
び加熱する。
【0014】このように、受光量の極大値の昇華点と、
次に生ずる積層凝固点とが、同じ含水分量ガスに対して
一致することが確認されたので、Tsがそのガスの正し
い露点又は霜点ということができる。さらに反射鏡の加
熱又は冷却を繰り返すと散乱光のカーブも又放物線を描
いて変化する。昇華点と積層凝固点は繰り返し生ずる。
【0015】さらにこの原理を図3によって説明する。
図3において反射鏡の温度を低下させると、イ’点で結
露又は結霜が生じる。しかし、過冷却となっているの
で、この点は正確な露点又は霜点ではない。この結露又
は結霜を判断するまでさらに温度を低下させ、ロ’点か
ら温度を上昇させる。当然この状態では過冷却になって
いるので、氷は成長し続ける。反射光の強さが極小とな
ったハ’点を昇華点とする。この時の反射鏡の温度をT
s’とする。次いで、昇華点と判断しうる点ニ’点まで
反射鏡は加熱される。そこで氷は気化し始め、ニ’点か
らは反射鏡の温度を冷却し始め、ホ’点で反射鏡の強さ
は極大となる。この時の温度もTs’となる。このよう
に、受光量の極小値の昇華点と、次に生ずる積層凝固点
とが、同じ含水分量ガスに対して一致することが確認さ
れたので、Ts’がそのガスの正しい露点又は霜点とい
うことができる。さらに反射鏡を加熱及び冷却を繰り返
すと、反射光のカーブも、又放射物を描いて変化する。
昇華点と積層凝固点は、反射光の検知の方法の場合も、
散乱光の検知の方法の場合と同様に繰り返し生ずる。
【0016】この時の冷却速度及び加熱速度のプロフィ
ール1例は次の通りである。
【0017】 表1 冷却速度 温度範囲 冷却速度 (℃)→(℃) (℃/min) 20 −70 10.0 −70 −90 4.0 −90 −100 2.0 100 −105 1.0 −105 −110 0.50 −110 −115 0.25 −115 −120 0.13 −120 −125 0.063 −125 −130 0.031 −130 −135 0.016 表2 加熱速度 温度範囲 加熱速度 (℃)→ (℃) (℃/min) −135 −130 0.016 −130 −125 0.031 −125 −120 0.063 −120 −115 0.13 −115 −110 0.25 −110 −105 0.50 −105 −100 1.0 −100 −90 2.0 −90 −70 4.0 −70 30 10.0 上記式(1)は曲線の式である。加熱及び冷却速度は低
温になる程遅くなる。例えば20℃から−70℃の冷却
速度は上記の例では10.0℃/分であるのに対し、−
130℃から−135℃までの冷却速度は0.016℃
/分である。上記(1)の曲線に従って冷却及び加熱を
行うと仮定すると、低温になる程加熱又は冷却速度を遅
くしなければならず、これを実施するために完全なコン
ピュータ制御を行うのが理想的であるが、しかしこれは
経済的ではない。
【0018】上記の表に示すように段階的に冷却及び加
熱速度を下げていくのが一般的である。例えば−100
℃以下では5℃ごとに冷却及び加熱速度を変化させるの
である。
【0019】上述の式(1)で描かれた曲線に概略沿っ
て階段式に加熱及び冷却速度を変化させることは、上述
の表に示されるようなことを述べている。
【0020】図4は同様な測定方法について反射鏡の温
度と散乱光との関係をグラフにしたものである。反射光
については、散乱光の増減が逆になるだけであるので、
説明については、散乱光の場合について述べ、反射光に
関しては省略する。
【0021】反射鏡の加熱及び冷却の操作を繰り返す
と、図4に示されるように散乱光の強さは、放物線を描
いて、環状に変化する。
【0022】図5は具体的なガスについてガス中の水分
量と散乱光の変化の割合を示すグラフである。図4にお
いて、反射鏡の温度を変化させると散乱光の強さはチ.
リ.ヌとカーブを描いて変化する。チ.リ.ヌのカーブ
を二次曲線と仮定し微分して直線として表したのが、図
5である。図5においてチ′、リ′及びヌ′は図4にお
けるチ.リ及びヌに対応する。横軸のガス中の水分量
は、氷の蒸気圧の式から求めた値である。
【0023】このガスの水分含有量は1.30ppbで
あるということができる。この場合の実験条件は次の通
りである。
【0024】 T0=−90℃ R(T)=約4℃/分 n=約0.67 ΔT=約0.4℃ 2秒間に1回のサンプル測定 さらに本発明の特徴は一般にこのような測定にノイズは
必ず生じ、これによる誤差への対策である。散乱光の強
度の上昇点を結露又は結霜点とするとノイズのため正確
な点を読むことは、非常に難しい。しかしながら、本発
明のように山型の頂点および谷型の底点から結露又は結
霜点を見つける場合、たとえ、ノイズが発生していても
実際の点を2次曲線を微分した直線にプロットし、最少
二乗法により得た直線から頂点となる結露又は結霜点を
求めることは、非常に正確で安定した値が得られること
がわかる。
【0025】図6は従来の方法における結露又は結霜の
形成点(No)から散乱光の強さが最大となる点
(S1)とS1から結露又は結霜が消える点までの時間を
示したものである。従来の方法では長時間かかることが
わかる。
【0026】図7は本発明の昇華点(S1,S2)と積層
凝固点(A)との関係を示すものであるが、本発明では
その時間が非常に短縮されることは明白である。
【0027】
【低温光学露点計の利用法】低温光学露点計を用いて、
いくつかの測定例を以下に示した。
【0028】チューブのクリーンアップ現象 大気に放置されたSUS316Lステンレス・スチール
の1/4インチ径で内面を電解研磨したEPチューブに
SAES GETTER社製のジルコニウム・ゲッター
精製器で精製したN2ガスを流通した時のチューブのク
リーンアップ現象を測定した。従来の結露点(No)と
平衡点を測定するための3点(S1,A,S2)の温度を
時間の経過とともに測定したものを(図8)に示した。
これは、平衡点も、結露点も便宜的に氷の蒸気圧曲線の
式より換算した値をプロットしたものである。これによ
ると平衡点は、S1,A,S2の差に関係なくほぼリニア
に減少しており、チューブの表面に吸着している水分の
脱着現象がほぼ正しく表現されている。それに対し、結
露点は平衡点に比べて、低い値で、しかも不安定な傾向
を示している。
【0029】 2 パッシベーション処理の効果 前述のSUS316Lステンレス・スチールの電解研磨
管(EP)と、さらにそのEP管を低露点の酸素ガスで
熱処理したO2パッシベーション処理チューブとの比較
を実施した。図9に測定を実施した系を示したが、測定
にはLN2を蒸発させた超低露点N2ガスを用いた。この
ガスをMFC(マスフローコントローラー)で流量制御
し、測定対象チューブに流通して、クリーンアップの速
度を測定したものである。測定対象チューブは外径3/
8インチのものと1インチのものを用いた。
【0030】また、外径3/8インチのチューブについ
ては、O2パッシベーション処理を施した時の、温度の
異なったチューブについても測定を実施した。結果を図
10に示すが、クリーンアップの速度は、処理を施して
いない電解研磨管EPチューブが最も遅く、400−4
50℃で処理したものが最も良いことがわかった。また
処理温度の違いにより、チューブ内面よりの放出水分の
挙動が異なり、逆に、最適処理温度が放出水分の挙動か
ら決定できることがわかる。図11には1インチのSU
S316LEP管と、低露点のO2パッシベーション処
理した16mの長さのもののクリーン・アップの比較を
示した。
【0031】露点と水分濃度について 露点と水分濃度が互いに換算可能であることは、よく知
られた事実であり、現に水分量の表示方法として〔℃〕
や〔ppm〕等の単位が混在して用いられている。そこ
で、ここでは、その換算について述べる。水分計は、そ
の性質より水分量を測定し、露点に換算する。一方、露
点計は露点を測定して水分量に換算している。これらの
換算は、水の飽和蒸気圧を用いて、分圧と全圧の比でも
って計算する。又、飽和蒸気圧は、温度の関数であるの
で、ある温度における分圧と全圧の比を求めれば、簡単
に露点と水分濃度の関係を求めることができる。そこで
一般的には、露点は大気圧における相変化点、すなわち
結露(結霜)点から求め、全圧は大気圧をとる。しか
し、この方法を用いる場合、いくつかの問題点があるの
で以下に示す。
【0032】 (1)水の飽和蒸気圧曲線の実験式は多数報告されてお
り、各々、少しづつ異なっている点 (2)飽和蒸気圧を用いるため、完全に平衡、すなわち
飽和となった状態を測定した場合のみ換算が可能という
点 これらの留意点を考慮した上で、露点と水分濃度の換算
が可能となる。JISKO512(水素)の中には、−
100℃までの露点と水分濃度の換算表が示されている
が、−100℃以下の換算表を規定したものはない。そ
こで、前述のように水の飽和蒸気圧曲線の外挿線を用い
て、換算するしか方法はない。現在、最も信頼できる式
としては、以下の式がある。
【0033】
【化3】 T:露点、絶対温度[K]
【化4】 C:水分濃度[ppb] これは、INTERNATIONAL CRITICA
L TABLES OFNUMERICAL DAT
A,PHYSICS,CHEMISTRY ANDTE
CHNOLOGY,VOLUME III,P210,NA
TIONAL RESEARCH COUNCIL O
F USA(1928)に示された式である。
【0034】図12は標準ガス(水分含有量が知られて
いる)の霜点(水分含有量から換算された値)と本発明
に従って測定された平衡点(℃)の関係を示し、そして
図13は標準ガスの水分と現実に測定された平衡点から
換算された水量量との関係を示す。図12及び13から
本発明の方法では非常にガス中の水分を正確に測定でき
ることが明白である。この実験に用いられた標準水分ガ
ス発生装置は図18に示される日立東京エレクトロニク
ス株式会社製の、30ppmの標準ガスを2段に希釈し
て発生させたものである。
【0035】図面によって本発明を説明する。以下の図
面に示す露点計は説明用の例示であって、本発明ではこ
の露点計に限定するものではない。
【0036】図14には、本発明の第1の実施例が示さ
れている、先づ冷却系には、ヘリウム冷凍機が用いられ
ており、ヘリウムガスは循環ヘリウム圧縮機11によ
り、ライン30、駆動機構11′、冷凍発生部5、駆動
機構11′、ライン29を経て循環する。冷凍発生部5
はステンレス鋼製シリンダー内にピストン或はデスプレ
ーサーが挿入されており、これ等を駆動機構11′によ
って上下に駆動させることにより冷凍がシリンダー5の
上端の冷凍面5′に発生する。この冷凍面5′と充分に
熱的に接触させるように金属製セル(以下セル)22が
設置されている。そのセル22は、その1部分がガラス
等の透光性材23で形成されている。セル22の内部底
部には表面の平滑なシリコンウエハーからなる反射鏡4
が、熱的に充分に接触するように置かれている。セル2
2の底部の中に熱電対又は抵抗温度計などの温度センサ
ー9が挿入されている。
【0037】露点が測定されるべきサンプルガスは、ガ
ス入口13より導入され、フィルター20を経て、マス
フローコントローラーのような流量自動調節装置18に
より一定の流量で三方弁19により、先づガス出口21
から外部に放出される。このパージ量は、大流量で流す
方が、サンプルガスラインがより早く平衡に達する。次
に16を経てセル22の中に入るが、この貫通部から薄
肉の細いステンレス・スチール・チューブが用いられ、
セル22の中では、その後底面に設置された反射鏡4に
吹きつけられ、ガス出口15を経て放出される。ガスラ
インは、入口13より10まで、直径1/4″、1/
8″、1/16″等の内部表面が電解研磨などで充分に
平滑にされ、水分の吸着や脱着、内部よりの放出の少な
いステンレススチールなどの材料を使用することが、レ
スポンスを早める上で望ましい。
【0038】一方、発光ダイオード(LED)1の光
は、光ファイバ2を経て、充分に集束され、レンズ3で
さらに集束され、透光性材料からなる窓24,23を透
過して垂直に反射鏡4の表面に照射される。反射鏡表面
での結露は3の投射光の反射角以外の方向に設置された
集光レンズ8により集光され、光ファイバ2’を経て、
PNフォトダイオード7で散乱光変化と温度との関係か
ら前述のごとく求められる。
【0039】セル22、ヘリウム冷凍機の冷凍発生部
5、冷凍面5’などの低温部分は、外気と断熱しなけれ
ばならず、1部にガラスなどの透光性材料からなる窓2
4、電気配線コネクター7を含む気密チャンバー12に
よって外気と断絶した上、真空弁25,26、真空ポン
プ28を含む真空排気系によって真空排気され、断熱さ
れる。このような装置で、平衡点即ち昇華点、積層凝固
点を連続に測定する場合、鏡面の汚染によって、感度の
低下をもたらす。この現象は、例えば、図5の1次直線
の傾斜の変化からも判断できる。このような場合、少な
くとも鏡面の温度よりも40〜50℃高く昇温するだけ
でも、鏡面の汚染が減少する場合もあるが、さらによい
方法としてCO2で自動的にセルの洗浄が可能である。
なお51は特別に99.999%以上に精製された液化
CO2シリンダーであり、52は圧力調整弁であり、5
3は配管であり、54は弁である。CO2導入機構は測
定ガス導入ラインに接続しても良く、又独立に反射鏡に
吹きつける機構であっても良い。
【0040】本発明の別の態様を図15に示す。101
は冷凍発生部である。102はヒーターである。103
は冷凍面である。104はA室であり、A室は例えば
金、銀、銅、アルミニウム、シリコン、ニッケル又はク
ロム等からなる熱伝導性の良い材料で構成されている。
105はガラス等の透光性材料からなる窓である。10
6は被測定ガス用の入口である。107はB室であり、
A室104とB室107との境界の面部108に穴10
9が設けられている。穴109に被さるように上に反射
鏡110が設けられている。111は反射鏡110と面
部108との間の隙間である。隙間111は小さい方が
良いが、あまり小さく設計すると製造上の少しのミスで
反射鏡110と面部108とが接触してしまう可能性が
ある。そのためその隙間は0.1〜2.0mmであるこ
とが好ましい。B室107の少なくとも1部はステンレ
ススチール、銅−ニッケル合金、ガラス、セラミック
ス、プラスチックス(弗素樹脂、ポリイミド樹脂、シリ
コーン樹脂)などの熱伝導性の悪い材料で構成される。
これは冷凍面103によりA室を冷却させないためであ
る。112はガス用出口である。114は光源であり、
113は集光レンズであり、114は例えば一定波長の
発光ダイオードである。115は集光レンズであり、1
16は光検知装置である。117,118は光ファイバ
ーである。
【0041】本発明の図、記載の装置を用いてガス中の
水分を測定するには、まず被測定ガスを入口106よ
り、ヒーター102’により一定温度に制御されたA室
104に導入し、そのガスは穴109から反射鏡110
に接触し、反射鏡110上に露又は霜を形成する。その
ガスは隙間111を通ってB室107の出口112から
放出される。隙間111の間隔を小さくしたのでガスが
A室104からB室107に穴を通って移動する際必ず
反射鏡と接触する。反射鏡上に形成された露又は霜に対
して、光源114と集光レンズ113によって光を反射
鏡110面上に集光させるように投射し、前述のごとき
方法で露点及び/又は霜点を決定する。
【0042】151は液化CO2シリンダーであり、1
52は脱水及び脱油のための吸着塔であり、153はゴ
ミ除去のためのフィルターであり、154は管であり、
155はノズルであり、156は圧力調整弁である。C
2導入機構は測定ガス導入ライン106に導入しても
良い。
【0043】一般に冷凍発生部はヘリウム冷凍機(図示
せず)を用いるが、液化窒素などの冷凍を利用してもよ
い。
【0044】一般に上記装置においてA室の空間の体積
は0.5〜5cm3であることが好ましい。又A室の平
面形状は、任意である。
【0045】上記図面において本発明の装置はA室が上
にB室が下に図示されている。しかしB室が上でA室が
下であっても良い。又A室及びB室が並んで水平な状態
であっても良い。
【0046】本発明の更に別の態様を図16に示す。2
01は冷凍発生部である。202はヒーターである。2
03は冷凍面である。204は測定室であり、測定室は
例えば金、銀、銅、アルミニウム、シリコン、ニッケル
又はクロム等からなる熱伝導性の良い材料207で構成
されている部分と、ステンレス、銅−ニッケル合金、ガ
ラス、セラミックス、プラスチックス(フッ素樹脂、ポ
リイミド樹脂、シリコーン樹脂)等の熱伝導性の良くな
い材料208から構成されている部分からなる。205
はガラス等の透光性材料からなる窓である。206は被
測定ガス用入口である。210は反射鏡である。212
はガス用出口である。213は光集光レンズであり、2
14は例えば発光ダイオードであり、215は集光レン
ズであり、216は光検知管である。217,218は
光ファイバーである。
【0047】本発明の図16記載の装置を用いてガス中
の水分を測定するには、まず被測定ガスを特に冷却せず
に入口206より測定室204に導入し、そのガスは反
射鏡210に接触し、反射鏡210上に露又は霜を形成
する。そのガスは出口212から放出される。反射鏡上
に形成された露又は霜に対して、集光レンズ213によ
って光を投射し、結露又は結霜から前述のような方法で
露点又は霜点を求める。
【0048】図17は本発明の別の態様の装置を示す。
図15に示される穴109がノズル状になっており、
又、散乱光が2つ以上の方向に設置された集光レンズで
検知装置に集められるので、感度が大きくなる点が異な
る。平衡点測定による水分量測定実験に用いた所望水分
含有量を発生しうる標準ガスは、図18に示される10
ppm標準ガスの希釈によって発生された。これは日立
東京エレクトロニクス(株)から市販されている。MF
CとはMass Flow Controllerであ
る。
【0049】図19はSEAS GETTER社製の4
00℃の高温で不純物が除去されるジルコニウム合金を
用いたGetter Purifierを通したガスを
長時間露点計に流し、水分量を測定した結果である。初
期においてガスは水分除去器を通さなかった。Gett
er Purifierを通した後は、水分量は1pp
bに低下し、そして200時間以上にわたって1ppb
程度の水分量を示した。これは本発明に従って露点又は
霜点を測定する時、長時間にわたって安定な値を測定で
きることを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射鏡の散乱光及び/又は反射光の強さの変化
を用いる露点計又は霜点計の概念図。
【図2】反射鏡の温度と散乱光の強さの関係を示すグラ
フ。
【図3】反射鏡の温度と反射光の強さの関係を示すグラ
フ。
【図4】図2と関連して、散乱光の強さと、核形成点、
昇華点、積層凝固点の関係を示すグラフ。
【図5】図2又は図4の曲線を微分し、直線化して極大
点を求めるグラフ(本発明)。
【図6】低い露点での核形成点、昇華点サイクル時間
(従来技術)を示すグラフ。
【図7】各低温露点での昇華点・積層凝固点サイクル時
間(本発明)を示すグラフ。
【図8】チューブのクリーンアップ現象のグラフ。
【図9】チューブクリーンアップ速度の測定系。
【図10】クリーンアップ現象を示すグラフ。
【図11】クリーンアップ現象を示すグラフ。
【図12】標準ガスの霜点と測定された平衡点の関係を
示すグラフ。
【図13】標準ガス水分と平衡点測定水分との関係を示
すグラフ。
【図14】本発明を実施する好ましい装置。
【図15】本発明を実施する好ましい装置。
【図16】本発明を実施する好ましい装置。
【図17】本発明を実施する好ましい装置。
【図18】図12,図3を測定するのに用いた標準水分
発生装置のフローシート。
【図19】標準ガスを流した時の連続測定値のグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−23348(JP,U) 米国特許4629333(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 25/00 - 25/72 G01N 21/47 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度を室温から−80℃以下の任意の温
    度まで変えることができる反射鏡、前記反射鏡に被測定
    ガスを接触させる手段、前記反射鏡に集光光線及び/又
    はレーザー光を放射する手段、その反射鏡上に形成され
    た露及び/又は霜に基づく散乱光及び/又は反射光の変
    化を検知する手段を含む光学式露点計を使用し、その方
    法は前記反射鏡に被測定ガスを接触させ、 そのガスが接触する反射鏡の部分に前記集光光線又はレ
    ーザー光を投射し、 その反射鏡とそのガスとを接触前又はその反射鏡とその
    ガスとを接触させながら、その反射鏡の温度を徐々に低
    下させ、その反射鏡上に露及び/又は霜を形成させ、 結露点及び/又は結露点付近で露及び/又は霜を鏡面上
    から完全に昇華させない程度に反射鏡の温度を徐々に加
    熱し、それによって散乱光の強さの極大となる温度及び
    /又は反射光の強さが極小となる温度、或はさらに反射
    鏡を冷却させて、散乱光の強さが極小となる温度及び/
    又は反射光の強さが極大とする温度を検出し、その極大
    温度及びその極小温度をそのガスの露点及び/又は露点
    とすることを含む微量水分を含むガスの露点又は霜点を
    決定する方法。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡の温度を除々に冷却又は加熱
    させる速度は、 R(T)=R(T0)〔P′(T)/P′(T0)〕n で描かれた曲線に概略沿って階段式又は連続式に冷却又
    は加熱速度を変化させながら行われる請求項1の方法: 式中で、 Tは反射鏡の温度(K) T0は室温から液体窒素の温度までの任意に選べる特定
    な温度(K) R(T)はその反射鏡の温度(K)での冷却及び/又は
    加熱速度(K/min)、 P′(T)は温度(T)を変数として求められる氷の飽
    和蒸気圧の誘導関数 P′(T0)は特定の温度T0での水の飽和蒸気圧の計算
    値、及び nは固定した温度インターバルΔTにわたっての反射光
    及び/又は散乱光の変化の測定において、実質上一定の
    信号対ノイズの比が2以上になるように選ばれた値であ
    る。
  3. 【請求項3】 冷却及び加熱速度を求めるにあたって、
    P’(T)及びP’(T0)に下記の蒸気圧の式を用い
    る請求項2の方法。 【化1】 T:露点、絶対温度[K] 【化2】
  4. 【請求項4】 散乱光及び/又は反射光の極大又は極小
    値を求めるのに、受光強度を反射鏡の温度又は、それか
    ら換算される水分量を変数とする2次曲線と見なして、
    微分し、最少二乗法に基づいて直線を求める請求項1項
    の方法。
  5. 【請求項5】 昇華温度と積層凝固点のみを間歇的に測
    定する請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 昇華温度と積層凝固点のみを間歇的に測
    定する方法において、請求項4に示した直線の傾斜によ
    って反射鏡面上の汚染を検知する方法。
  7. 【請求項7】 反射鏡の洗浄を、反射鏡上にある全ての
    氷或は霜を蒸発させて行う請求項5の方法。
  8. 【請求項8】 反射鏡の洗浄を、CO2及び又はCO2
    有混合ガスによって、手動又は、自動で行う請求項5の
    方法。
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