JP2863658B2 - 特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセット装置 - Google Patents

特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセット装置

Info

Publication number
JP2863658B2
JP2863658B2 JP3304998A JP30499891A JP2863658B2 JP 2863658 B2 JP2863658 B2 JP 2863658B2 JP 3304998 A JP3304998 A JP 3304998A JP 30499891 A JP30499891 A JP 30499891A JP 2863658 B2 JP2863658 B2 JP 2863658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
comparator
voltage
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3304998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06342322A (ja
Inventor
ポレット バンニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ETSUSE JI ETSUSE TOMUSON MIKUROERETSUTORONIKA SpA
Original Assignee
ETSUSE JI ETSUSE TOMUSON MIKUROERETSUTORONIKA SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ETSUSE JI ETSUSE TOMUSON MIKUROERETSUTORONIKA SpA filed Critical ETSUSE JI ETSUSE TOMUSON MIKUROERETSUTORONIKA SpA
Publication of JPH06342322A publication Critical patent/JPH06342322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2863658B2 publication Critical patent/JP2863658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/24Resetting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサリ
セット装置、特に、自動車応用のためのマイクロプロセ
ッサリセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車は、莫大な量の妨害物の容器であり、それらの多く
は、自動車自身の電気装置において発しており、例え
ば、種々の誘導性負荷(点火コイル、燃料噴射器、リレ
ー)または抵抗性負荷(ライト)のオン/オフ作用によ
って誘発される。そしてまた自動車は、ラジオおよびテ
レビの送信器および中継器によって誘発されるような付
加的な外部からの妨害からも免れられない。
【0003】自動車がますます電子工学的に精巧になる
につれて、そのような好適でない環境を、設計者は無視
できない。マイクロプロセッサシステムの場合、特に、
性能にもかかわらず全動作条件下で正確な作動をとても
保証できない電圧調整器によって、バッテリ電圧からタ
ップされる通常5Vの供給電圧について、厳密な制御が
要求される。
【0004】供給電圧のそのような制御の背後にある目
的は、マイクロプロセッサが確実に動作しえない条件に
おいて、マイクロプロセッサの動作をディセーブルする
ことである。マイクロプロセッサをディセーブルするた
めの情報は、リセット装置として知られているものによ
り供給されるリセット信号の形でマイクロプロセッサに
供給される。
【0005】現在、リセット回路は、図3に示されるよ
うに、2個の比較器および1個のキャパシタンスからな
る。電圧調整器からの入力電圧VINは、比較器1の1つ
の入力に与えられ、その他方の入力は、VINの公称値に
通常近いしきい電圧Th1 に接続される(例えば4.6
V)。比較器1は、電圧VINを監視するのを援助し、こ
れがしきいTh1 以下に落ちた時点で、コンデンサ4を
接地するためのスイッチ2を閉じ、かくしてコンデンサ
4は抵抗3を介して放電する。電圧VINがしきいTh1
以下のままであれば、時定数RC(ここでRは抵抗器3
の抵抗値であり、Cはコンデンサ4のキャパシタンスで
ある)に依存する一定時間後、コンデンサ4の電圧は、
第2のしきいTh2 、例えば4V以下に落ち、かくして
第2の比較器5をスイッチし、その出力はリセット信号
を構成する。該リセット信号の下向きのスイッチング
は、第2の比較器5から下流側に接続されるマイクロプ
ロセッサをディセーブルするのを援助する。
【0006】入力電圧VINが再びしきいTh1 を越える
時、スイッチ2は開き、そしてコンデンサ4は、電流源
6によって供給される電流Iにより電圧VCCまで充電さ
れる。一定時間(コンデンサが完全に放電するならば、
Th2 *C/Iに比例する)後、コンデンサ4の電圧
は、やがてTh2 を越え、そして比較器5の出力は再び
マイクロプロセッサの正常動作をイネーブルするためハ
イへとスイッチする。リセット信号をディセーブル(イ
ンアクティブ、不活性)にする(すなわち、マイクロプ
ロセッサのリセット状態を解除し、マイクロプロセッサ
をイネーブルする)のを遅延させる目的は、マイクロプ
ロセッサに、供給電圧が回復するのに基づいてその内部
回路を安定させる時間を、与えることにある。
【0007】上記の回路上では、マイクロプロセッサの
動作に影響を及ぼさない入力電圧の短かい降下の場合、
指示は何も与えられない。すなわち、入力電圧VINがし
きいTh1 以下に降下するが、コンデンサ4の電圧がそ
の放電につれて第2のしきいTh2 以下に降下する前に
急速に回復する場合には、第2の比較器5のスイッチン
グは発生せず、この場合、コンデンサ4の電圧はVCC
戻り、そしてリセット信号はハイのままであって、マイ
クロプロセッサの動作において割り込みは起こらない。
【0008】要するに、図3の回路は、 a)入力電圧が最小時間Tm =RC*ln (VCC/Th
2 )よりも長い間しきいTh1 以下に降下するならば、
リセット信号をイネーブルする; b)VINが再びしきいTh1 を越える時点で、Th2
C/Iの遅延を有してリセット信号をディセーブルす
る; c)VINがTm より小さい大変短かい時間、第1のしき
いTh1 以下に降下するような場合に対しては感応しな
い。
【0009】上記の周知の回路は、多くの欠点を与え、
その第一番は、単にどのくらい長く入力電圧が第1のし
きい以下にとどまるかということに基づいてリセット信
号がイネーブルされるということである。しかしなが
ら、マイクロプロセッサが電圧降下に耐える能力は、そ
の持続時間ばかりではなく、電圧が公称値に関して降下
する値にもまた依存する。
【0010】上記の周知の回路の更なる欠点は、リセッ
ト信号がディセーブルされるときに与えられる遅延時間
が一定でない、すなわち正確さを欠くということであ
る。該コンデンサは、事実、入力電圧VINが第1のしき
いTh1 以下にとどまる間、放電を続ける。コンデンサ
を第2のしきいTh2 まで充電するのに必要となる時間
は、明らかに充電が始まるときのコンデンサの電圧に依
存しており、その電圧は、電圧が低下していた時間が長
かったか、短かったかに依存して、零または零からTh
2 までのいずれかの値になり得る。その結果、明らか
に、コンデンサをしきいTh2 まで充電するのに要する
時間、すなわちリセット信号をディセーブルするのを遅
らせる時間は、一定しない不正確なものとなる。
【0011】最後に、上記周知の回路の他の欠点は、コ
ンデンサが電流Iによって充電されるときの遅さであ
る。結果として、コンデンサが完全に充電される前に電
圧の更なる低下がある場合、コンデンサの電圧は、その
時点までに達していた値から降下し、かくして尚早にリ
セット信号をイネーブルする。このことが特にめんどう
になる場合は、第1のしきい以下への入力電圧の第1の
低下が第2のしきい以上にコンデンサ電圧を保つほどに
短かく(かくしてリセット信号をイネーブルしそこな
う)、そして入力電圧の更なる低下が、コンデンサが完
全に充電される前に発生するようなときである。この場
合、それぞれの入力電圧低下時間が、単独でみると、短
く、リセット出力をイネーブルするほどではないときで
も、それら2つの入力電圧低下時間の和によってリセッ
ト信号がイネーブルされてしまう可能性がある。
【0012】本発明の目的は、リセット装置への入力電
圧が公称値よりも低下している時間ばかりではなく、そ
の低下の際の電圧値にも、リセット信号のイネーブルが
依存するようなリセット装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ば、特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセッ
ト装置であって、該リセット装置は、入力端子および出
力端子を有し、かつ、該リセット装置は、前記入力端子
と第1のしきい電圧の第1の源とに入力を結合される第
1の比較器と、前記第1の比較器により制御され閉およ
び開の状態間でスイッチングするスイッチと、前記スイ
ッチの状態に依存して充電および放電される容量性要素
と、前記入力端子と前記容量性要素とに入力を結合され
る加算要素と、前記加算要素の出力と第2のしきい電圧
の第2の源とに入力を結合される第2の比較器であっ
て、前記出力端子に供給される、2つの異なる論理状態
を有するリセット信号を生成するものと、を具備するこ
とを特徴とするマイクロプロセッサリセット装置、が提
供される。
【0014】
【実施例】本発明の好適で無制限的な実施例を、添付図
面に関する例により記述する。
【0015】図1を参照すると、図3における周知の回
路に共通する部品は、同一の番号付けを用いて示されて
おり、本発明によるリセット装置は、入力電圧VINを供
給される非反転入力と第1のしきい電圧Th1 、例えば
4.6V、を供給する電圧源9に接続される反転入力と
を持つ入力比較器1を具備する。論理信号XO が存在す
る比較器1の出力は、メモリを有する順序論理回路網1
0の入力に接続されており、その信号出力OC は、基準
電位線路(大地)と抵抗器3の第1の端子との間に置か
れたスイッチ2の制御端子に接続される。抵抗器3の他
の端子は、点11においてコンデンサ4の1つの端子に
接続されており、該コンデンサの他の端子は、接地され
る。電流源6は、点11と例えば5Vの第2の基準電位
線路との間に置かれており、そして、スイッチ12は、
点11と、抵抗器14を介して(例えば1.2Vの電圧
R を生成する)電圧源13と、の間に置かれる。
【0016】入力電圧VINはまた、線路25を介して加
算器15の1つの入力に供給されており、その他方の入
力は、線路26を介して点11に接続され、それゆえコ
ンデンサ4の電圧VC を受ける。加算器15は、2つの
電圧の一次結合(linear combination)を実行し、VS
=αVIN+βVC の電圧信号を第2の比較器5の非反転
入力に供給しており、その他方の(反転)入力は、例え
ば1.2Vの第2のしきい電圧Th2 を供給する電圧源
18に接続される。比較器5の出力には、装置の出力端
子52に供給されるリセット信号XR が存在し、その信
号は、線路27を介して論理回路網10の1つの入力に
接続され、また線路28を介してAND回路16の1つ
の入力にも接続されており、該AND回路の他の入力
は、線路29を通して第1の比較器1の出力に接続さ
れ、それゆえ信号XO を受信する。AND回路16の出
力は、スイッチ12の制御端子に接続され、該スイッチ
を開閉する。
【0017】図1の装置はまた、第3の比較器17を具
備し、その非反転入力は、点11に接続され電圧VC
受けており、また、その反転入力は、例えば20mVの第
3のしきい電圧Th3 を供給する更なる電圧源19に接
続される。比較器17の信号出力XC は、論理回路網1
0の1つの入力に接続される。
【0018】論理回路網は、次の関数:XO が1から0
にスイッチする時、OC は0から1へスイッチする;X
R =0かつXC =0で、および、XR =1かつXC =1
で、XO が0から1へスイッチする時、出力OC は1か
ら0へスイッチする;を実現する。逆に、XR =0かつ
C =1で、XO が0から1へスイッチする時、出力O
C は=1のままである。後者の場合、XC が1から0へ
スイッチする時点で、出力OC は1から0へスイッチ
し、XR およびXC が0から1へスイッチした後さえも
ロウ(low)のままである。図1の装置は、次のよう
に動作する。
【0019】比較器1は、入力電圧VINを監視し、それ
を第1のしきいTh1 と比較する。入力電圧が第1のし
きい以上にある間、信号XO はハイ(high)のまま
である。かくして、スイッチ2を開に、そして回路16
を介してスイッチ12を閉に保ち、コンデンサ4は電圧
源13の電圧に充電され(1.2V)、比較器5の出力
はハイであり、そして信号XR はディセーブルされる
(ハイ)。
【0020】入力電圧VINが第1のしきいTh1 以下に
降下する時、これは、論理回路網10を介してスイッチ
2を閉じスイッチ12を開く信号XO をスイッチし、か
くして抵抗器3およびスイッチ2を介してコンデンサ4
を放電させる。加算器15は、入力電圧VINとコンデン
サ電圧VC との重み付き加算(weighted addition )を
実行して、第2のしきいTh2 と比較するため比較器5
に供給される電圧VSを与える。かくして比較器5の出
力は、供給電圧における降下の値(項αVIN)と持続時
間(項βVC 、これは事象VIN<Th1 の持続時間の関
数である)との両者に依存する。すなわち、公称値に対
する入力電圧のわずかな降下に関しては、比較器5は、
非常に低いVC の値によって、すなわち比較的長時間の
後にスイッチされるのみであり、一方、公称値に対する
入力電圧の実質的な降下に関しては、比較器5は、より
小さいVC の電圧値によってスイッチされ、すなわち、
比較的短時間の入力電圧の実質的降下は、リセット信号
R をイネーブルするのに充分である。入力電圧とコン
デンサ電圧の一次結合は、明らかに全ての中間的状況を
考慮するのを援助する。
【0021】論理回路網10は、線路27を通してリセ
ット信号XR のロウ(イネーブル)状態を知らされ、そ
してコンデンサ電圧VC が第3のしきいTh3 以上にと
どまる限りスイッチ2を閉に保つ。このように、入力電
圧がリセットを誘発するのに充分なほど急速に降下し、
次いでしきいTh1 を越えるまで上昇して回復する場合
でさえも、コンデンサは、電圧VC がしきいTh3 に達
するまで放電し続け、それを比較器17が検出し、信号
C をロウにスイッチすることにより論理回路網10に
知らせる。この時点で、論理回路網10はスイッチ2を
開き、そしてコンデンサ4は、第3のしきいTh3 に一
致しかつ非常に零に近い(20mV)既知の開始電圧か
ら、電流源6を介して充電を始める。加算器15の出力
電圧が第2のしきいTh2 を越えるような値に、コンデ
ンサ電圧VC が達する時、リセット信号は、ハイへスイ
ッチする(すなわちディセーブルされる)。従って、コ
ンデンサは、事実上一定の時間にわたって充電され、か
くしてリセット信号がディセーブルされるまでの遅延に
関するあらゆる不確実性は削除される。
【0022】他方、入力電圧VINが第1のしきいTh1
以下に降下し、XO を1から0へスイッチするが、ハイ
のままであるリセット信号XR をスイッチしない場合に
は、入力電圧がもう一度第1のしきい以上に上昇する
時、信号XO は、再びハイにスイッチし、そしてAND
回路16は、2つのハイ信号を受信する。AND回路は
それゆえスイッチして、スイッチ12を閉じ、スイッチ
12はコンデンサ4を接続し、コンデンサ4は、入力電
圧の降下のため例えば1.2Vの電圧源VR まで部分的
に放電する。もしも抵抗器14が充分に小さければ、コ
ンデンサ4はそれをイネーブルするのに充分なほど急速
に充電されることができ、完全に充電された状態で、入
力電圧の更なる降下が最初の降下に密接して起こる場合
にも適合し、電圧の各降下の持続時間を単独に測定する
ため、かくして周知の回路により提出された欠点は除か
れる。
【0023】図2は、図1の回路のより詳細な図を示し
ており、それには図1に関してより詳細な部品について
のみ表わされる。
【0024】図2に示されるように、論理回路網10
は、2つのNAND回路36,37から成りかつ更なる
2つのNAND回路38,39を制御するフリップフロ
ップ35を具備する。回路36は、3つの入力:比較器
1の出力に接続され信号XO を受信するための第1の入
力と;比較器5の出力からのびておりリセット信号の反
転信号が存在する線路40に接続される第2の入力と;
NAND回路37の出力に接続される第3の入力と;を
与える。次いでNAND回路37は2つの入力を与え、
一方はNAND回路36の出力Qに接続されており、他
方は比較器17の出力に接続され信号XC を受信する。
【0025】NAND回路36の出力は、NAND回路
38の1つの入力に接続されており、それの他方の入力
はまた、線路40に接続される。NAND回路38の出
力は、NAND回路39の1つの入力に接続されてお
り、それの他方の入力は、比較器1の出力に接続され
る。
【0026】加算器15は、3つの抵抗器41〜43を
含む2重電圧分割器(double voltage divider)からな
る。抵抗器41は、1端子を共通点45に接続し、他の
端子を、例えばMOSトランジスタのスイッチ44を介
して装置入力に接続され、該スイッチの制御端子は線路
40に接続される。抵抗器42は、点11と点45との
間に接続され、そして抵抗器43は、点45とスイッチ
46を介して大地との間に接続され、該スイッチ46は
例えばMOSトランジスタであり、その制御端子はNA
ND回路36の出力に接続される。
【0027】比較器5は、比較要素48を具備し、その
反転入力は点45に接続され、そしてその非反転入力は
電圧源49に接続されており、該電圧源は図1における
源13および18を同時に実現する。比較要素48の出
力は、エミッタを接地されコレクタをバッファ要素51
の入力に接続されたトランジスタ50、例えばバイポー
ラトランジスタ、を制御しており、バッファ要素51の
出力は、装置の出力端子52を構成し、リセット信号X
R を供給する。
【0028】出力端子52はまた、反転要素53に接続
されており、その出力は、線路40とスイッチ54の制
御端子とに接続されており、スイッチ54は、例えばM
OSトランジスタからなり、バッファ51の入力と更な
るスイッチ55を介して大地との間に接続されており、
スイッチ55の制御端子は、論理回路網10の出力に接
続される。電流源56はまた、バッファ51の入力と供
給線との間に設けられる。
【0029】スイッチ12はこれにおいて、非反転端子
を源49に接続されかつイネーブル入力を回路16の出
力に接続された電圧ホロワ(voltage-follower)演算増
幅器からなる。
【0030】図2の回路は、図1に関して記述したよう
に動作し、回路36〜39は上記論理機能を実現してお
り、そして加算器15は2重電圧分割器からなってい
る。特に、抵抗器41〜43の値を変化させることによ
り、入力電圧およびコンデンサ電圧の一次結合の定数α
およびβを調整することが可能である。スイッチ44お
よび46は、入力電圧が第1のしきい以上に上昇しコン
デンサが完全に放電する時、リセット信号XR をディセ
ーブルするのに必要な時間間隔を一定に保つのを援助す
る。スイッチ44は、実際に、リセット信号XR がイネ
ーブルされ(ロウ)、ハイ信号がスイッチ44の制御端
子に存在する時、開く。一方、スイッチ46は、NAN
D回路36からの出力信号Qがロウにスイッチする時、
開かれ、これは入力電圧が第1のしきい以上に上昇する
時発生し、リセット信号はイネーブルされ(それゆえ回
路36の入力に供給される反転信号はハイである)、そ
してコンデンサ電圧は第3のしきい以下に降下する(X
C =0)。コンデンサ電圧V C が第3のしきい以上に上
昇しXC →1となる時でさえも、リセット信号がハイに
スイッチするまで、Qはロウのままである。この場合、
比較要素48の反転入力は、コンデンサの充電の間、電
圧VC を受けるのみである。したがって、電圧VC のみ
源49によって供給される第2のしきいと比較され、そ
して比較要素48は、コンデンサ4がしきいTh2 に達
するとすぐにロウにスイッチできる。比較要素48の出
力信号は、トランジスタ50によって反転され、実際の
リセット信号を供給するための構成要素51によってバ
ッファされる。
【0031】スイッチ54および55は、コンデンサの
充電をイネーブルしそうして装置のより大きな信頼性を
保証するために、リセット信号がイネーブルされ(ロ
ウ)論理回路網10の出力がハイである時、バッファ5
1の入力を接地することによって、リセット信号のヒス
テリシスを提供する。
【0032】本発明によるリセット装置の利点は、前述
の説明から明らかになるであろう。
【0033】この装置は、入力電圧における減少の絶対
値および持続時間の両方に関連して、リセット信号をス
イッチする信号によって、減少値に依存して時間の長さ
を変化させるために、入力電圧における減少に対して鈍
感である。
【0034】コンデンサが常に実際完全に放電し、常に
実際一定の値から充電を開始することを保証する制御回
路網10および比較器17によって、入力信号が一定の
しきい以上に上昇した後、リセット信号は、実際常に一
定の間隔内でディセーブルされる。
【0035】各電圧降下後、リセット信号がスイッチさ
れるかされないかにかかわらず、回路16により制御さ
れるスイッチ12によってコンデンサは常に完全に充電
され、かくして、装置をイネーブルし、常時、各入力電
圧降下の持続時間を測定し、そうしてリセット信号の正
確なスイッチングおよびより大きな信頼性を提供する。
【0036】この回路は、容易に実現および統合可能で
あり、柔軟であり、そして製造するのにも適当に安い。
【0037】本発明の範囲から逸脱することなしに、本
書にて説明され例示された装置に対し、変更がなされう
ることは、当業者にとって明白になるであろう。
【0038】例えば、加算器15は本書にて記述された
もの以外の構成要素からなってもよく、スイッチは任意
の適当な方法で実現されてもよく、そして論理回路網
は、記述された論理機能を実現できるならば、例えばプ
ログラマブル装置などの他のユニットによって代用され
てもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リセット装置への入力電圧が公称値に関して降下する持
続時間ばかりではなく、その値にも、リセット信号のイ
ネーブルが依存するリセット装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリセット装置の簡易電気回路図を
示す。
【図2】図1の装置のより詳細な電気回路図を示す。
【図3】周知のリセット回路の簡易電気回路図を示す。
【符号の説明】
1…比較器 2…スイッチ 3…抵抗器 4…コンデンサ 5…比較器 6…電流源 9…電圧源 10…論理回路網 11…点 12…スイッチ 13…電圧源 14…抵抗器 15…加算器 16…AND回路 17…比較器 18,19…電圧源 25,26,27,28,29…線路 35…フリップフロップ 36,37,38,39…NAND回路 40…線路 41,42,43…抵抗器 44…スイッチ 45…点 46…スイッチ 48…比較要素 49…電圧源 50…トランジスタ 51…バッファ要素 52…出力端子 53…反転要素 54,55…スイッチ 56…電流源 60…入力端子

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に自動車応用のためのマイクロプロセ
    ッサリセット装置であって、該リセット装置は、入力端
    子(60)および出力端子(52)を有し、かつ、該リ
    セット装置は、 前記入力端子(60)と第1のしきい電圧(Th1 )の
    第1の源(9)とに入力を結合される第1の比較器
    (1)と、 前記第1の比較器(1)により制御され閉および開の状
    態間でスイッチングするスイッチ(2)と、 前記スイッチ(2)の状態に依存して充電および放電さ
    れる容量性要素(4)と、 前記入力端子(60)と前記容量性要素(4)とに入力
    を結合される加算要素(15)と、 前記加算要素(15)の出力と第2のしきい電圧(Th
    2 )の第2の源(18)とに入力を結合される第2の比
    較器であって、前記出力端子(52)に供給される、2
    つの異なる論理状態を有するリセット信号(XR )を生
    成するもの(5)と、 を具備することを特徴とするマイクロプロセッサリセッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記加算要素(15)は、前記入力端子
    (60)に供給される入力電圧(VIN)と前記容量性要
    素(4)の電圧(VC )との一次結合を作成する手段
    (41〜43)からなることを特徴とする、請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記加算要素(15)は、第1の抵抗器
    (41)および第2の抵抗器(42)であって、各々、
    共に前記第2の比較器(5)の入力に接続される第1の
    端子(45)と、それぞれ前記入力端子(60)および
    前記容量性要素(4)に接続される第2の端子と、を有
    するもの、を具備することを特徴とする、請求項1に記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 該装置は、前記第1および第2の抵抗器
    (41,42)の前記第1の端子(45)と基準電位線
    路との間に置かれた第3の抵抗器(43)と、前記入力
    端子(60)と前記第1の抵抗器(41)との間に置か
    れた第2のスイッチ(44)と、前記第3の抵抗器(4
    3)と前記基準電位線路との間に置かれた第3のスイッ
    チ(46)と、を具備し、前記第2および第3のスイッ
    チは、前記容量性要素(4)の充電中開くように制御さ
    れることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記容量性要素(4)と第3のしきい電
    圧(Th3 )の第3の源(19)とに入力を結合される
    第3の比較器(17)と; 第1の入力を前記第3の比較器(17)の出力に接続さ
    れ、第2の入力を前記第1の比較器(1)の出力に接続
    され、第3の入力を前記出力端子(52)に接続され、
    出力を放電制御要素(2)に接続されており、前記容量
    性要素(4)の放電を制御するための、メモリを有する
    論理要素(10)であって、前記論理要素(10)は、
    前記入力端子(60)における信号が前記第1のしきい
    電圧(Th1 )以下に降下しもう1度前記第1のしきい
    電圧以上に上昇し、前記加算要素(15)からの出力信
    号が前記第2のしきい電圧(Th2 )以下であり、前記
    容量性要素(4)が前記第3のしきい電圧(Th3 )以
    上の値に充電されるとき、前記容量性要素(4)が放電
    しうるように前記放電制御要素(2)を制御する論理要
    素(10)と; によって特徴づけられる、請求項1から請求項4までの
    いずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記放電制御要素は、前記スイッチ
    (2)からなることを特徴とする、請求項5に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 前記論理要素(10)は、前記第1の比
    較器(1)の出力に接続されるセット入力と、反転要素
    (53)を介して前記出力端子(52)に接続される第
    2のセット入力と、前記第3の比較器(17)の出力に
    接続されるリセット入力と、を持つフリップフロップ
    (35)を具備しており、前記フリップフロップは第1
    のNAND回路(38)の第1の入力に接続される出力
    を与え、前記第1のNAND回路(38)は反転要素
    (53)を介して前記出力端子(52)に接続される第
    2の入力と第2のNAND回路(39)の第1の入力に
    接続される出力とを有し、前記第2のNAND回路(3
    9)は前記第1の比較器(1)の出力に接続される第2
    の入力と前記放電制御要素(2)を制御する端子に接続
    される出力とを有することを特徴とする、請求項5また
    は請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記容量性要素(4)は更なるスイッチ
    (12)を介して充電電圧源(13)に接続され、該更
    なるスイッチ(12)の制御端子はイネーブル装置(1
    6)の出力に接続され、該イネーブル装置(16)は、
    入力電圧(VIN)が前記第1のしきい電圧(Th1 )以
    上であり、かつ、前記加算要素(15)によって供給さ
    れる出力信号(VS )が前記第2のしきい電圧(T
    2 )以上であるときに、該更なるスイッチ(12)を
    閉じることを特徴とする、請求項1から請求項7までの
    いずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記イネーブル装置は、前記第1の比較
    器(1)の出力に接続される第1の入力と、前記出力端
    子(52)に接続される第2の入力と、を有するAND
    回路(16)からなることを特徴とする、請求項8に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 前記更なるスイッチ(12)は、前記
    充電電圧源(13)に接続される入力と、前記イネーブ
    ル装置(16)の出力に接続されるイネーブル入力と、
    低い値の抵抗器(14)を介して前記容量性要素(4)
    に接続される出力と、を有する電圧ホロワ演算増幅器か
    らなることを特徴とする、請求項8または請求項9に記
    載の装置。
JP3304998A 1990-11-20 1991-11-20 特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセット装置 Expired - Lifetime JP2863658B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT67907A IT1241288B (it) 1990-11-20 1990-11-20 Dispositivo di reset per microprocessore, in particolare in applicazioni automobilistiche
IT67907-A/90 1990-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06342322A JPH06342322A (ja) 1994-12-13
JP2863658B2 true JP2863658B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=11306273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304998A Expired - Lifetime JP2863658B2 (ja) 1990-11-20 1991-11-20 特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセット装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5180927A (ja)
EP (1) EP0486889B1 (ja)
JP (1) JP2863658B2 (ja)
KR (1) KR100196699B1 (ja)
DE (1) DE69120507T2 (ja)
IT (1) IT1241288B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2667960B1 (fr) * 1990-10-16 1993-01-22 Siemens Automotive Sa Dispositif d'etablissement d'un courant dans une partie analogique d'un circuit integre logique et analogique.
DE4314533C1 (de) * 1993-05-03 1994-05-19 Siemens Ag Schaltungsanordnung zur Überwachung der Versorgungsspannung einer Prozessoreinheit
EP0868688B1 (en) * 1995-12-22 2000-02-23 Thomson Consumer Electronics, Inc. A reset circuit for ensuring proper reset when used with decaying power supplies
US5852377A (en) * 1996-11-14 1998-12-22 Thomson Consumer Electronics, Inc. Reset circuit for ensuring proper reset when used with decaying power supplies
US6395109B1 (en) 2000-02-15 2002-05-28 Cargill, Incorporated Bar product, cylinder rods, hydraulic cylinders, and method for manufacturing
JP4134845B2 (ja) * 2003-08-19 2008-08-20 株式会社デンソー 信号生成回路,フェールセーフ回路
FR2889378B1 (fr) * 2005-07-29 2007-09-28 Atmel Nantes Sa Sa Dispositif de comparaison d'un signal d'entree avec une consigne, et circuit electronique correspondant
FR2918188B1 (fr) * 2007-06-29 2009-12-04 Airbus France Procede et systeme de gestion de coupures d'alimentation electrique a bord d'un aeronef
US9817426B2 (en) * 2014-11-05 2017-11-14 Nxp B.V. Low quiescent current voltage regulator with high load-current capability
ITUA20163209A1 (it) 2016-05-06 2017-11-06 St Microelectronics Srl Dispositivo di misura di corrente in un carico induttivo

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4433390A (en) * 1981-07-30 1984-02-21 The Bendix Corporation Power processing reset system for a microprocessor responding to sudden deregulation of a voltage
JPS5863231A (ja) * 1981-10-13 1983-04-15 Toshiba Corp イニシヤルクリア回路
US4572966A (en) * 1983-12-22 1986-02-25 Rockwell International Corporation Activity monitor, power-on clear circuit

Also Published As

Publication number Publication date
KR920011067A (ko) 1992-06-27
DE69120507T2 (de) 1996-11-07
JPH06342322A (ja) 1994-12-13
IT1241288B (it) 1993-12-29
KR100196699B1 (ko) 1999-06-15
DE69120507D1 (de) 1996-08-01
EP0486889A2 (en) 1992-05-27
EP0486889A3 (en) 1992-12-30
IT9067907A1 (it) 1992-05-20
EP0486889B1 (en) 1996-06-26
IT9067907A0 (it) 1990-11-20
US5180927A (en) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6046615A (en) Level detection circuit
US5440254A (en) Accurate low voltage detect circuit
EP0317437B1 (en) Reset signal generating circuit
JP2002009602A (ja) 負荷駆動回路
JP2863658B2 (ja) 特に自動車応用のためのマイクロプロセッサリセット装置
US5612641A (en) Circuit for covering initial conditions when starting-up an integrated circuit device
US5760625A (en) Low cost microcomputer power supply with power on reset and low voltage inhibit functionality
US5602502A (en) Circuit for detecting when a supply output voltage exceeds a predetermined level
KR900006045B1 (ko) 파형정형회로
US4633097A (en) Clock monitor circuit and method
US6281723B1 (en) Device and method for power-on/power-off checking of an integrated circuit
US6483370B1 (en) Circuit for controlling a power MOS transistor and detecting a load in series with the transistor
JPH0736516B2 (ja) パワーオンリセット回路
JPH0832428A (ja) リセット回路
EP0485889A1 (en) Process for manufacturing fork-shaped metal elements such as those fitted to the piston rod of a hydraulic or pneumatic cylinder, and system implementing such a process
KR940007252B1 (ko) 리세트 회로
KR100205234B1 (ko) 전압 감시 회로
JPS6134634B2 (ja)
JP2730112B2 (ja) 直流2線式センサにおける電源リセット回路
JPH0311745Y2 (ja)
JP2567112B2 (ja) ワンショット・パルス発生回路
KR920007038Y1 (ko) 메모리 소실방지용 전원회로
JPH11338558A (ja) 定電圧出力装置
JP2587527B2 (ja) スイッチ・レシーバ回路
JPH02201618A (ja) システムリセット回路

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040305

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040604

A521 Written amendment

Effective date: 20040729

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040906

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees