JP2862669B2 - 光カード装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光カードを用いて情報の記録および／また
は再生を行う光カード装置に関する。

〔従来の技術〕

光カードは、磁気カードと比較して数千倍〜１万倍の
記憶容量を有し、光ディスクと同様に書き換えはできな
いが、その記憶容量が１〜2Mバイトと大きいことから銀
行用の預金通帳や携帯用の地図あるいは買物等に用いる
プリペイドカード等としての広い用途が考えられてい
る。

光カードは、直線状に形成された情報トラックが、カ
ード表面の所定の領域に多数本平行に配列されており、
光カードを記録媒体とする情報の記録再生装置では、光
ビームスポットを光カード表面上の情報トラック方向に
相対的に移動させることにより情報の記録または再生を
行う。次に、情報トラック方向に所定の距離を移動した
後、光ビームスポットを光カード表面上の情報トラック
を横切る方向に相対的に移動させることにより目的の情
報トラックへの移動を行う。

このような動作を繰り返し行う光カード装置として、
光カードを載置台上に保持し、該載置台を情報トラック
の方向に往復移動させ、その後、該光カードの情報トラ
ックに光ビームスポットを形成するためのヘッド部を情
報トラックを横切る方向に移動させるようにした構成の
ものがある。

第３図は、従来の装置の概要を示したものである。

この装置には、光カード20を台上に保持する載置台21
と、該載置台21を光カード20上に形成された情報トラッ
ク方向に一定距離定速で往復駆動させる載置台制御手段
22と、情報トラックに光ビームスポットを形成するため
のヘッド部23と、該ヘッド部23を情報トラックを横切る
方向に往復移動するように制御し、また、光ビームを一
定のスポット状に集光させ（以下、フォーカスサーチ動
作と記す）、集光された光ビームスポットを載置台21の
動きに対応して常に一定となるように保つ（以下、フォ
ーカスサーボ動作と記す）とともに常に情報トラックに
追従させる（以下、トラックサーボ動作と記す）ように
制御し、さらに光ビームの発光強度を切り換え常にその
発光強度を保つように制御するヘッド制御手段24と、前
記載置台制御手段22およびヘッド制御手段24を制御する
とともに、装置内部の動作異常を検出しこれの回復処理
を行う駆動部制御手段25と、該駆動部制御手段25を制御
するとともに、前記ヘッド制御手段24を経由して情報ト
ラック上の情報を読み出したり、情報トラック上に情報
を書き込む内部制御手段26とが設けられており、これら
は、装置外部に接続された外部制御手段27からの信号に
応じて種々の動作を実行するようになっている。

なお、第３図においては載置台21、ヘッド部23等は平
面図と正面図とで表示してある。次に、光カード装置の
動作を説明する。

光カード装置が起動されると、駆動部制御手段25は、
載置台制御手段22およびヘッド駆動手段24に対して載置
台21およびヘッド部23の制御開始の信号を出力する。こ
れに応じて、載置台制御出力22は載置台21を光カード20
の受け入れ可能位置に移動させ、ヘッド制御手段24はヘ
ッド部23を光カード20の情報トラック領域に移動させ
る。第４図はこの時の載置台21とヘッド部23の位置を示
したもので、Ａ図は平面図、Ｂ図は正面図である。光カ
ード20が載置台21に収納されると、駆動部制御手段25は
ヘッド制御手段24に対して動作開始信号を出力する。ヘ
ッド制御手段24は、光ビームの発光強度をカードの読み
出し動作に適した強度に制御するとともに、フォーカス
サーチ動作により情報トラック領域上に光ビームが一定
のスポットを形成するように集光させ、引き続きフォー
カスサーボおよびトラックサーボ動作により形成された
光ビームスポットが最寄りの情報トラック上にあり、載
置台21の動きに対応してスポット形状を一定に保ち情報
トラックを追従するようにヘッド部23を制御する。

さらに、外部制御手段27により、特定トラックに情報
を記録再生する場合には、光カード装置は以下のように
動作する。先ず、内部制御手段26は、外部制御手段27よ
り入力された目的トラックアドレス情報を駆動部制御手
段25に送る。駆動部制御手段25は、ヘッド制御手段24に
対して信号を出力し、該ヘッド制御手段24はヘッド部23
を目的トラックに移動させ、次に載置台制御手段22に対
して信号を出力し、載置台21を一定距離定速で移動させ
る。第５図は、こうして移動終了した後の載置台21とヘ
ッド部23の位置を示したもので、Ａ図は平面図、Ｂ図は
正面図である。このように載置台21が移動する間に内部
制御手段26は、ヘッド制御手段24を経由して情報トラッ
ク上の情報を読み出すのである。読み出された情報内の
トラックアドレス情報が目的トラックと異なっていれ
ば、目的トラックを読み出すまで以上の動作を繰り返
す。

次に、内部制御手段26は駆動部制御手段25に対して書
き込み動作であることを示す信号を出力する。すると駆
動部制御手段25は、次に行われる動作が書き込み動作で
あることを載置台制御手段22およびヘッド制御手段24に
出力し、載置台制御手段22により載置台21を一定距離定
速で移動させ、ヘッド制御手段24により光ビームの発光
強度を切り換える。内部制御手段26は、外部制御手段27
から送られた書き込み情報をヘッド制御手段24を経由し
て出力し、載置台21が移動するにつれてヘッド部23によ
り形成される光ビームスポットが載置台21に保持された
光カード上の情報トラックをトレースすることにより、
情報トラックに情報の書き込みが行われる。

書き込み動作が終了した後に読み出し動作を行う場合
には、内部制御手段26は駆動部制御手段25に対して読み
出し動作であることを示す信号を出力する。駆動部制御
手段25は、次に行われる動作が読み出し動作であること
を載置台制御手段22およびヘッド制御手段24に出力し、
載置台制御手段22により載置台21を一定距離定速で移動
させ、ヘッド制御手段24により光ビームの発光強度を切
り換え、載置台21が移動するにつれてヘッド部23により
形成される光ビームスポットが載置台21に保持された光
カード21上の情報トラックをトレースすることにより情
報トラックの情報の読み出しが行われ、内部制御手段26
は読み出された情報を外部制御手段27に出力するのであ
る。外部制御手段27からの信号に応じて上記動作が繰り
返されることにより、光カード20上に情報の記録再生が
行われる。

上記動作中に外部振動や光カード表面の傷、汚れで光
ビームスポットが目的トラック外のトラックへ飛んでし
まうといった装置内部の異常が検出された場合には以下
のように動作する。駆動部制御手段25は、装置が動作し
ている間の載置台制御手段22およびヘッド制御手段24の
動作を監視して、載置台制御手段22またはヘッド制御手
段24からの異常信号を検出すると、装置の駆動系に異常
が発生したことを内部制御手段26に知らせ、検出された
異常に応じて、自己回復するために再度トラックサーボ
動作、フォーカスサーボ動作、フォーカスサーチ動作を
実行しなければならないと判断すれば、ヘッド制御手段
24に対してトラックサーボおよびフォーカスサーボ動作
を停止するように動作停止信号を出力するとともに、載
置台制御手段22により載置台21が停止するのを待つ。

載置台制御手段22から載置台21が停止したことを示す
信号が出力されると、駆動部制御手段25はヘッド制御手
段24に対して再度動作開始信号を出力する。ヘッド制御
手段24は、光ビームの発光強度を光カード20の読み出し
動作時の強度に制御するとともに、フォーカスサーチ動
作により情報トラック領域上に光ビームが一定のスポッ
トを形成するように集光させ、引き続きフォーカスサー
ボおよびトラックサーボ動作により形成された光ビーム
スポットが最寄りの情報トラック上にあり載置台21の動
きに対応してスポット形状を一定に保ち情報トラックを
追従するようにヘッド部23を制御する。駆動部制御手段
25は、ヘッド制御手段24による回復処理が終了したこと
を検出すると、内部制御手段26に異常状態が回復したこ
とを知らせ、次の動作の指示を待つのである。

〔発明が解決しようとする課題〕

装置内の異常を検出し自己回復する機能を有する従来
の光カード装置において、回復処理時にフォーカスサー
チ動作を実行する場合、フォーカスサーチ動作に失敗し
てしまう場合がある。これは、例えば、データが書かれ
ている領域で回復処理を行なってしまうような場合であ
る。データが書かれている領域では反射光量が少なくな
り、そのためフォーカスサーチ動作を行なうのに必要な
規定以上の光量を検出できないため失敗が生じる。

そこで、本発明は、光カード装置内の異常を検出し自
己回復する回復処理時にフォーカスサーチ動作を失敗な
く行なえる光カード装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段および作用〕

本発明は、上記目的を達成するために、光カードを保
持する載置台と、前記載置台を前記光カードの情報トラ
ック方向に移動させる載置台制御手段と、前記載置台に
対向して設けられ光ビームを前記光カードに向けて発生
するヘッド部と、前記ヘッド部を前記光カードの情報ト
ラックを横切る方向に移動させるヘッド部制御手段と、
前記情報トラック上に前記光ビームを一定のスポット状
に集光するフォーカスサーチ手段とを具備する光カード
装置において、前記光カード装置が起動されたときに初
期動作として行われるフォーカスサーチ動作の実行時の
前記載置台及び前記ヘッド部の初期位置を記憶し、前記
載置内に異常が発生したとき行われるフォーカスサーチ
動作の実行時に、前記記憶された初期位置に基づいて前
記載置台制御手段及びヘッド部制御手段を制御し前記初
期位置に前記載置台及び前記ヘッド部を移動させる初期
位置設定手段とを設けている。

このため、光カード装置内に異常が発生したとき行わ
れるフォーカスサーチ動作は、装置が起動されたときに
初期動作として行われるフォーカスサーチ動作が実行さ
れた時の前記載置台の初期位置において行われる。

〔実施例〕

第１図は、本発明の一実施例を示したもので、装置の
概要を示したものである。

この装置には、光カード１を台上に保持する載置台２
と、該載置台２を光カード１上に形成された情報トラッ
ク方向に一定距離定速で往復移動させる載置台制御手段
３と、情報トラックに光ビームスポットを形成するため
のヘッド部４と、該ヘッド部４を情報トラックを横切る
方向に往復移動するように制御し、またフォーカスサー
チ動作により光ビームを一定のスポット状に集光させ、
フォーカスサーボ動作により集光された光ビームスポッ
トを載置台２の動きに対応して常に一定となるように保
つとともにトラックサーボ動作により常に情報トラック
に追従させるように制御し、さらに光ビームの発光強度
を切り換え常にその発光強度を保つように制御するヘッ
ド制御手段５と、載置台制御手段３およびヘッド制御手
段５を制御するとともに装置内部の動作異常を検出しこ
れの回復処理を行う駆動部制御手段６と、該駆動部制御
手段６により制御され、載置台制御手段３およびヘッド
制御手段５を制御して載置台２およびヘッド部４を光カ
ード収納後のフォーカスサーチ動作、フォーカスサーボ
動作およびトラックサーボ動作開始位置近傍へ移動させ
る初期位置設定手段７と、駆動部制御手段６を制御する
とともに、ヘッド制御手段５を経由して情報トラック上
の情報を読み出したり、情報トラック上に情報を書き込
むための内部制御手段８とが設けられており、装置外部
に接続された外部制御手段９からの信号に応じて種々の
動作を実行するようになっている。なお、第１図におい
ては載置台２、ヘッド部４等は平面図と正面図とで表示
してある。

次に光カード装置の動作を説明する。光カード装置が
起動されると、駆動部制御手段６は載置台制御手段３お
よびヘッド駆動手段５に対して載置台２およびヘッド部
４の制御開始を示す信号を出力する。これに応じて、載
置台制御手段３は載置台２を光カードの受け入れ可能位
置に移動させ、ヘッド制御手段５はヘッド部４を光カー
ド１の情報トラック領域に移動させる。この時点で、駆
動部制御手段６は、載置台制御手段３およびヘッド駆動
手段５から出力される現在の載置台２およびヘッド部４
の位置データを初期位置設定手段７に対して出力し、初
期位置設定手段７はこれを受け取り記憶しておく。

光カード１が載置台２に収納されると、駆動部制御手
段６はヘッド制御手段５に対して動作開始信号を出力す
る。ヘッド制御出力５は、光ビームの発光強度を光カー
ド１の読み出し動作に適した強度に制御するとともに、
フォーカスサーチ動作により情報トラック領域上に光ビ
ームが一定の光ビームスポットを形成するように集光さ
せ、引き続きフォーカスサーボおよびトラックサーボ動
作により形成された光ビームスポットが最寄りの情報ト
ラック上にあり載置台２の動きに対応してスポット形状
を一定に保ち情報トラックを追従するようにヘッド部４
を制御する。

さらに、外部制御手段９により、特定トラックに情報
を記録再生する場合には、光カード装置は以下のように
動作する。先ず、内部制御手段８は、外部制御手段９に
より入力された目的トラックアドレス情報を駆動部制御
手段６に送る。駆動部制御手段６は、ヘッド制御手段５
に対して信号を出力し、該ヘッド制御手段５はヘッド部
４を目的トラックに移動させ、次に載置台制御手段３に
対して信号を出力し、載置台制御手段３は載置台２を一
定距離定速で移動させる。このように載置台２が移動す
る間に内部制御手段８はヘッド制御手段５を経由して情
報トラック上の情報を読み出すのである。読み出された
情報内のトラックアドレス情報が目的トラックと異なっ
ていれば、内部制御手段８は駆動部制御手段６に対して
載置台停止信号を出力する。駆動部制御手段６は載置台
制御手段３に対して停止信号を出力し、載置台制御手段
３は停止信号の発生タイミングに応じた任意の位置で載
置台２を停止させる。この時、載置台２とヘッド部４と
は第２図に示すような位置関係となる。

内部制御手段８は読み出した情報内のトラックアドレ
ス情報が目的トラックと一致するまで以上の動作を繰り
返し、最終的に載置台２とヘッド部４とは目的トラック
上でのデータ領域外で対向するような位置関係となる。
次に、内部制御手段８は駆動部制御手段６に対して書き
込み動作であることを示す信号を出力する。駆動部制御
手段６は、次に行われる動作が書き込み動作であること
を記載台制御手段３およびヘッド制御手段５に出力し、
載置台制御手段３は載置台２を一定距離定速で移動さ
せ、ヘッド制御手段５は光ビームの発光強度を切り換え
る。内部制御手段８は外部制御手段９から送られた書き
込み情報をヘッド制御手段５を経由して出力し、載置台
２が移動するにつれてヘッド部４により形成される光ビ
ームスポットが載置台２に保持された光カード１上の情
報トラックをトレースすることにより、情報トラックに
情報の書き込みが行われる。

書き込み動作が終了した後に読み出し動作を行う場合
には、内部制御手段８は駆動部制御手段６に対して読み
出し動作であることを示す信号を出力し、駆動部制御手
段６は、次に行われる動作が読み出し動作であることを
載置台制御手段３およびヘッド制御手段５に出力し、載
置台制御手段３は載置台２を一定距離定速で移動させ、
ヘッド制御手段５により光ビームの発光強度を切り換
え、載置台２が移動するにつれてヘッド部４により形成
される光ビームスポットが載置台２に保持された光カー
ド上の情報トラックをトレースすることにより情報トラ
ックの情報の読み出しが行われ、内部制御手段８は読み
出した情報を外部制御手段９に出力するのである。外部
制御手段９からの信号に応じて上記動作が繰り返される
ことにより、光カード上に情報の記録再生が行われる。

上記動作中に装置内部の異常が検出された場合には以
下のように動作する。駆動部制御手段６は、装置が動作
している間の載置台制御手段32およびヘッド制御手段５
の動作を監視して、載置台制御手段３またはヘッド制御
手段５からの異常信号を検出すると、装置の駆動系に異
常が発生したことを内部制御手段８に知らせ、検出され
た異常に応じて、自己回復するために再度トラックサー
ボ動作、フォーカスサーボ動作、フォーカスサーチ動作
を実行しなければならないと判断すれば、ヘッド制御手
段５に対してトラックサーボおよびフォーカスサーボ動
作を停止するように動作停止信号を出力とするととも
に、載置台制御手段３により載置台２が停止するのを待
つ。

載置台制御手段３から、載置台２が停止したことを示
す信号が出力されると、駆動部制御手段６は初期位置設
定手段７に対して動作開始信号を出力する。初期位置設
定手段７は記憶しておいた初期処理実行時の位置データ
に基づき載置台２およびヘッド部４が初期処理実行位置
へ移動するように載置台制御手段３およびヘッド部４が
初期処理実行位置へ移動するように載置台制御手段３お
よびヘッド制御手段５に対して信号を出力する。載置台
制御手段３から載置台２が停止したことを示す信号が，
さらにヘッド制御手段５からヘッド部４が停止したこと
を示す信号が出力されると、駆動部制御手段６はヘッド
制御手段５に対して再度動作開始信号を出力する。する
とヘッド制御手段５は、光ビームの発光強度を光カード
１の読み出し動作時の強度に制御するとともに、フォー
カスサーチ動作により情報トラック領域上に光ビームが
一定のスポットを形成するように集光させ、引き続きフ
ォーカスサーボおよびトラックサーボ動作により形成さ
れた光ビームスポットが最寄りの情報トラック上にあり
載置台２の動きに対応してスポット形状を一定に保ち情
報トラックを追従するようにヘッド部４を制御する。こ
のように検出した装置内異常に応じて、初期位置設定手
段７により載置台２およびヘッド部４を移動させてから
回復処理を行うのである。駆動部制御手段６は、ヘッド
制御手段５による回復処理が終了したことを検出する
と、内部制御手段８に異常状態が回復したことを知ら
せ、次の動作の指示を待つのである。

なお、初期位置設定手段７は、上記のように初期処理
実行時の位置データを記憶しておき、現在の位置データ
と比較することにより載置台２およびヘッド部４を移動
させるように構成しているが、機械的スイッチやインタ
ラプタ等を設けて初期処理実行範囲を検出することによ
り移動させるような構成としてもよく、さらに、載置台
２およびヘッド部４が移動するにつれてそれぞれアップ
ダウンするカウンターを設け、初期処理実行時にこのカ
ウンターの値をクリアしておき、現在のカウンターの値
からこの値がゼロになる位置へ移動させることにより行
うような構成としてもよい。

〔発明の効果〕

以下のごとく、本発明によれば初期位置設定手段を設
けることにより、光カード装置内に異常が発生したとき
に、装置起動時に初期動作として行われるフォーカスサ
ーチ動作実行時の初期位置に載置台及びヘッド部を移動
させて、再度フォーカスサーチ動作を再度行なうように
する。そのため、装置起動時に良好にフォーカスサーチ
動作が実行された位置で再度フォーカスサーチ動作を行
なうので、この動作に失敗する可能性は低い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る装置の概要図、 第２図A,Bは、同ヘッド部、載置台近傍の平面図、正面
図、 第３図〜第５図は、従来例に係る装置の概要図、ヘッド
部、載置台近傍の平面図、正面図である。 １……光カード ２……載置台 ３……載置台制御手段 ４……ヘッド部 ５……ヘッド制御手段 ６……駆動部制御手段 ７……初期位置設定手段 ８……内部制御手段 ９……外部制御手段

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】光カードを保持する載置台と、前記載置台
   を前記光カードの情報トラック方向に移動させる載置台
   制御手段と、前記載置台に対向して設けられ光ビームを
   前記光カードに向けて発生するヘッド部と、前記ヘッド
   部を前記光カードの情報トラックを横切る方向に移動さ
   せるヘッド部制御手段と、前記情報トラック上に前記光
   ビームを一定のスポット状に集光するフォーカスサーチ
   手段とを具備する光カード装置において、 前記光カード装置が起動されたときに初期動作として行
   われるフォーカスサーチ動作の実行時の前記載置台及び
   前記ヘッド部の初期位置を記憶し、前記装置内に異常が
   発生したとき行われるフォーカスサーチ動作の実行時
   に、前記記憶された初期位置に基づいて前記載置台制御
   手段及びヘッド部制御手段を制御し前記初期位置に前記
   載置台及び前記ヘッド部を移動させる初期位置設定手段
   とを設けたことを特徴とする光カード装置。