JP2862603B2 - 熱可塑性樹脂加工用カレンダー装置 - Google Patents
熱可塑性樹脂加工用カレンダー装置Info
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- JP2862603B2 JP2862603B2 JP1306361A JP30636189A JP2862603B2 JP 2862603 B2 JP2862603 B2 JP 2862603B2 JP 1306361 A JP1306361 A JP 1306361A JP 30636189 A JP30636189 A JP 30636189A JP 2862603 B2 JP2862603 B2 JP 2862603B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calender
- plane
- rolls
- roll
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/22—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
- B29C43/24—Calendering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、選択的には基板で裏張りされた軟質あるい
は硬質のフィルムあるいはシートを製造するために熱可
塑性樹脂を加工するのに特に適したカレンダー装置に関
する。
は硬質のフィルムあるいはシートを製造するために熱可
塑性樹脂を加工するのに特に適したカレンダー装置に関
する。
（従来技術） カレンダー技術は、塩化ビニルを基礎にした任意に可
塑化された樹脂から特に製造される製品の工業生産にお
いて特に注目されている。
塑化された樹脂から特に製造される製品の工業生産にお
いて特に注目されている。
この目的のために使用することができるカレンダー装
置は、既に多くの形式が提案されており、特にＬ形、Ｆ
形、Ｉ形、Ｚ形及び同様な形式のカレンダー装置が提案
されている。
置は、既に多くの形式が提案されており、特にＬ形、Ｆ
形、Ｉ形、Ｚ形及び同様な形式のカレンダー装置が提案
されている。
これに加えて、ベルギー特許第819888号は、圧延され
た可塑性シートがカレンダーロールを取り囲む全体の長
さを短くする利点を提供し、従って、熱分解の危険を減
少する利点を提供する５本ロールのカレンダー装置を開
示している。
た可塑性シートがカレンダーロールを取り囲む全体の長
さを短くする利点を提供し、従って、熱分解の危険を減
少する利点を提供する５本ロールのカレンダー装置を開
示している。
しかしながら、今迄に提案されたカレンダー装置はす
べて重要でないとはいえない欠点を残していると思われ
る。
べて重要でないとはいえない欠点を残していると思われ
る。
それゆえ、ある形式のカレンダー装置は粒状硬質樹脂
や可塑化樹脂を加工するのに等しく良好に使用すること
ができず、あるものは調整がやりにくく、あるいは清掃
が困難である。最後に、他の形式のカレンダー装置で
は、垂直に積み重なった一連のカレンダーロールを機械
的に支持するために、重い架構に頼ることが必要にな
る。
や可塑化樹脂を加工するのに等しく良好に使用すること
ができず、あるものは調整がやりにくく、あるいは清掃
が困難である。最後に、他の形式のカレンダー装置で
は、垂直に積み重なった一連のカレンダーロールを機械
的に支持するために、重い架構に頼ることが必要にな
る。
（発明の目的） 従って、本発明の目的は、硬質樹脂や可塑化樹脂を加
工するのに等しく適しており、後で述べる詳細な説明で
明らかにされる多くの利点をさらに提供する、設計が非
常に簡単なカレンダー装置を提供することである。
工するのに等しく適しており、後で述べる詳細な説明で
明らかにされる多くの利点をさらに提供する、設計が非
常に簡単なカレンダー装置を提供することである。
（発明の構成） 従って、本発明は、連続して配置された少なくとも４
本のカレンダーロールを支持する架構と、供給装置を構
成し、最初の２つのカレンダーロールの上方かつその間
に配置された所定輪郭の素材用両側板と、を含む熱可塑
性樹脂加工用カレンダー装置において、最初の２つのカ
レンダーロールの縦軸線と、少なくとも第３のカレンダ
ーロールの縦軸線とが、同一面上、好ましくはほぼ水平
な平面上に位置している熱可塑性樹脂加工用カレンダー
装置に関する。
本のカレンダーロールを支持する架構と、供給装置を構
成し、最初の２つのカレンダーロールの上方かつその間
に配置された所定輪郭の素材用両側板と、を含む熱可塑
性樹脂加工用カレンダー装置において、最初の２つのカ
レンダーロールの縦軸線と、少なくとも第３のカレンダ
ーロールの縦軸線とが、同一面上、好ましくはほぼ水平
な平面上に位置している熱可塑性樹脂加工用カレンダー
装置に関する。
好ましい実施例によれば、最初の２つのカレンダーロ
ールと、少なくとも第３のカレンダーロールとの縦軸線
は、完全に水平な平面上に位置しているが、必要ならば
水平な平面に対して30度をなすまで、好ましくは20度の
角度をなす平面となっていてもよいことは明らかであ
り、これにより、特にカレンダー装置に素材を供給する
問題を回避することができる。さらに、これらのロール
の縦軸線の１つを、他のカレンダーロールの縦軸線によ
って定まる平面に関して少しだけ平行にずらすことは少
しも不可能なことではない。
ールと、少なくとも第３のカレンダーロールとの縦軸線
は、完全に水平な平面上に位置しているが、必要ならば
水平な平面に対して30度をなすまで、好ましくは20度の
角度をなす平面となっていてもよいことは明らかであ
り、これにより、特にカレンダー装置に素材を供給する
問題を回避することができる。さらに、これらのロール
の縦軸線の１つを、他のカレンダーロールの縦軸線によ
って定まる平面に関して少しだけ平行にずらすことは少
しも不可能なことではない。
本発明によるカレンダー装置では、さらに、最後の２
つのカレンダーロールの縦軸線が、最初の２つのカレン
ダーロールの縦軸線で定まる平面に対してほぼ垂直であ
る同一の平面上に位置していることが好ましい。ほぼ垂
直とは、これらの平面がなす角度が、60度、120度、90
度の間の好ましい角度で変化できるという意味である。
つのカレンダーロールの縦軸線が、最初の２つのカレン
ダーロールの縦軸線で定まる平面に対してほぼ垂直であ
る同一の平面上に位置していることが好ましい。ほぼ垂
直とは、これらの平面がなす角度が、60度、120度、90
度の間の好ましい角度で変化できるという意味である。
本発明によるカレンダー装置と、そこから生ずる利点
については、好ましい３つの特別な実施例の次の説明で
詳細に説明する。この実施例では、添付図面の第１図、
第２図、及び第３図を順番に参照している。
については、好ましい３つの特別な実施例の次の説明で
詳細に説明する。この実施例では、添付図面の第１図、
第２図、及び第３図を順番に参照している。
（実施例） 第１図に示した第１の好ましい実施例では、カレンダ
ー装置は、連続して配置された４つのカレンダーロール
（１、２、３、及び４）を支持する架構６を含み、これ
らのカレンダーロールは、最初の３つのカレンダーロー
ル（１、２、３）の縦軸線が同一水平面上に位置し、最
後のカレンダーロール４の縦軸線が第３のカレンダーロ
ール３の縦軸線の上方に位置し、第３のカレンダーロー
ル３とともに最初の３つのカレンダーロール（１、２及
び３）の縦軸線で定まる平面に対して垂直な平面を定め
るように配置される。
ー装置は、連続して配置された４つのカレンダーロール
（１、２、３、及び４）を支持する架構６を含み、これ
らのカレンダーロールは、最初の３つのカレンダーロー
ル（１、２、３）の縦軸線が同一水平面上に位置し、最
後のカレンダーロール４の縦軸線が第３のカレンダーロ
ール３の縦軸線の上方に位置し、第３のカレンダーロー
ル３とともに最初の３つのカレンダーロール（１、２及
び３）の縦軸線で定まる平面に対して垂直な平面を定め
るように配置される。
第１図でわかるように、カレンダー装置はまた、カレ
ンダー装置に素材を供給するための装置を構成し、最初
の２つのカレンダーロールの上方でかつその間に配置さ
れた所定輪郭の素材用両側板７を備えている。このカレ
ンダー装置はまた、架構６にしっかりと取りつけられ、
カレンダーロール（１、２及び３）の上面及びカレンダ
ーロール４の後面に近づくことを容易にする作業員通路
８を備えている。
ンダー装置に素材を供給するための装置を構成し、最初
の２つのカレンダーロールの上方でかつその間に配置さ
れた所定輪郭の素材用両側板７を備えている。このカレ
ンダー装置はまた、架構６にしっかりと取りつけられ、
カレンダーロール（１、２及び３）の上面及びカレンダ
ーロール４の後面に近づくことを容易にする作業員通路
８を備えている。
最後に、小さなロール（９、10、及び11）からなって
いる圧延された熱可塑性樹脂を引取るための装置が、最
後から２番目のカレンダーロール３に面して配置され、
この引取り装置の上方には、例えば連続して列理させる
ことができように、圧延されたシートを予熱する目的で
赤外線加熱装置12が設けられている。
いる圧延された熱可塑性樹脂を引取るための装置が、最
後から２番目のカレンダーロール３に面して配置され、
この引取り装置の上方には、例えば連続して列理させる
ことができように、圧延されたシートを予熱する目的で
赤外線加熱装置12が設けられている。
第２図に示す第２の好ましい実施例では、カレンダー
装置は、連続して配置された５本のカレンダーロール
（１′、２′、３′、４′、５′）を支持する架構６を
備えており、これらのカレンダーロールは、最初の４つ
のカレンダーロール（１′、２′、３′、４′）の縦軸
線が同一水平面上に位置しており、最後のカレンダーロ
ール５′の縦軸線が、第４のカレンダーロール４′の縦
軸線の下方に位置し、第４のカレンダーロール４′の縦
軸線とともに最初の４つのカレンダーロール（１′、
２′、３′、４′）の縦軸線で定まる平面に対して垂直
な平面を定めるように配置される。
装置は、連続して配置された５本のカレンダーロール
（１′、２′、３′、４′、５′）を支持する架構６を
備えており、これらのカレンダーロールは、最初の４つ
のカレンダーロール（１′、２′、３′、４′）の縦軸
線が同一水平面上に位置しており、最後のカレンダーロ
ール５′の縦軸線が、第４のカレンダーロール４′の縦
軸線の下方に位置し、第４のカレンダーロール４′の縦
軸線とともに最初の４つのカレンダーロール（１′、
２′、３′、４′）の縦軸線で定まる平面に対して垂直
な平面を定めるように配置される。
第２図でわかるように、カレンダー装置はまた所定輪
郭の素材用両側板７と、圧延された熱可塑性樹脂を引取
るための装置（９、10、11）と、第１図で示したカレン
ダー装置と同様に配置されている赤外線加熱装置12と、
を備えている。
郭の素材用両側板７と、圧延された熱可塑性樹脂を引取
るための装置（９、10、11）と、第１図で示したカレン
ダー装置と同様に配置されている赤外線加熱装置12と、
を備えている。
第３図に示した第３の好ましい実施例では、カレンダ
ー装置は、連続して配置されている５本のカレンダーロ
ール（１″、２″、３″、４″、５″）を支持する架構
６を備えており、これらのロールは、第１と第２と第４
のカレンダーロール（１″、２″、４″）の縦軸線が同
一水平面に位置し、第３のカレンダーロール３″の縦軸
線が第２のカレンダーロール２″の縦軸線の下方に位置
し、第２のカレンダーロール２″の縦軸線とともに第１
と第２と第４のカレンダーロール（１″、２″、４″）
の縦軸線で定まる平面に垂直な平面を定めるように配置
され、また最後のカレンダーロール５″の縦軸線が、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線の上方に位置し、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線とともに第１と第２
と第４のカレンダーロール（１″、２″、４″）の縦軸
線で定まる平面に垂直な平面を定めるように配置され
る。
ー装置は、連続して配置されている５本のカレンダーロ
ール（１″、２″、３″、４″、５″）を支持する架構
６を備えており、これらのロールは、第１と第２と第４
のカレンダーロール（１″、２″、４″）の縦軸線が同
一水平面に位置し、第３のカレンダーロール３″の縦軸
線が第２のカレンダーロール２″の縦軸線の下方に位置
し、第２のカレンダーロール２″の縦軸線とともに第１
と第２と第４のカレンダーロール（１″、２″、４″）
の縦軸線で定まる平面に垂直な平面を定めるように配置
され、また最後のカレンダーロール５″の縦軸線が、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線の上方に位置し、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線とともに第１と第２
と第４のカレンダーロール（１″、２″、４″）の縦軸
線で定まる平面に垂直な平面を定めるように配置され
る。
第３図でわかるように、カレンダー装置はまた、所定
輪郭の素材用両側板７と、圧延された熱可塑性樹脂を引
取るための装置（９、10、11）と、第１図及び第２図に
示したカレンダー装置と同様に配置されている赤外線加
熱装置12と、を備えている。
輪郭の素材用両側板７と、圧延された熱可塑性樹脂を引
取るための装置（９、10、11）と、第１図及び第２図に
示したカレンダー装置と同様に配置されている赤外線加
熱装置12と、を備えている。
前述した３つの実施例では、カレンダーロールは同一
の直径でも、異なる直径でも良い。
の直径でも、異なる直径でも良い。
本発明、特に好ましい実施例によるカレンダー装置
は、次のような利点を提供する。
は、次のような利点を提供する。
（１）設置の容易性 これらの装置では、最後から２番目のカレンダーロー
ル（３、４′、４″）の縦軸線は固定しており、カレン
ダーロール（１、２、１′、２′、３′、１″及び
２″）の縦軸線は、同一平面、好ましくはほぼ水平な平
面上に位置しており、矢印F1で示すようにこの平面内で
あってそれらの軸線に平行な方向にのみ移動することが
でき、他のカレンダーロール（４、５′、３″、５″）
の縦軸線は、矢印F2で示すようにこの平面にほぼ垂直な
平面内で移動することができる。これに加えて、１つの
平面、好ましくはほぼ水平な平面上に位置していないカ
レンダーロール（４、５′、３″、５″）の縦軸線は、
矢印F3で示すように、この１つの平面に対して斜方向に
しかしこの１つの平面と平行であるように付加的に調整
することができる。この結果、カレンダーロール（４、
５′、３″、５″）の付勢の設定を変更することによっ
て、圧延された製品の厚さの均一性を容易に調整するこ
とができ、これは、他のカレンダーロールの設定を妨害
することなくなされる。さらに圧延された製品の厚さ
は、カレンダーロール（１、２、１′、２′、３′、
１″、２″）の水平移動、あるいはカレンダーロール
（４、５′、３″、５″）の垂直移動によってもっぱら
設定することができる。特に、この設定によって、供給
ロール（１、２、１′、２′、１″、２″）の位置の高
さを少しもずらさず、結果的に、所定輪郭の素材用両側
板７は単一部品に作ることができる。
ル（３、４′、４″）の縦軸線は固定しており、カレン
ダーロール（１、２、１′、２′、３′、１″及び
２″）の縦軸線は、同一平面、好ましくはほぼ水平な平
面上に位置しており、矢印F1で示すようにこの平面内で
あってそれらの軸線に平行な方向にのみ移動することが
でき、他のカレンダーロール（４、５′、３″、５″）
の縦軸線は、矢印F2で示すようにこの平面にほぼ垂直な
平面内で移動することができる。これに加えて、１つの
平面、好ましくはほぼ水平な平面上に位置していないカ
レンダーロール（４、５′、３″、５″）の縦軸線は、
矢印F3で示すように、この１つの平面に対して斜方向に
しかしこの１つの平面と平行であるように付加的に調整
することができる。この結果、カレンダーロール（４、
５′、３″、５″）の付勢の設定を変更することによっ
て、圧延された製品の厚さの均一性を容易に調整するこ
とができ、これは、他のカレンダーロールの設定を妨害
することなくなされる。さらに圧延された製品の厚さ
は、カレンダーロール（１、２、１′、２′、３′、
１″、２″）の水平移動、あるいはカレンダーロール
（４、５′、３″、５″）の垂直移動によってもっぱら
設定することができる。特に、この設定によって、供給
ロール（１、２、１′、２′、１″、２″）の位置の高
さを少しもずらさず、結果的に、所定輪郭の素材用両側
板７は単一部品に作ることができる。
（２）供給の容易性 本発明によるカレンダー装置では、供給ロール（１、
２、１′、２′、１″、２″）は、水平な平面上に位置
しており、他のカレンダーロールと接触しておらず、こ
のことにより、調整可能な供給が容易に可能となる。こ
れに加えて、これらの供給ロールが水平な平面上にある
ために、所定輪郭の素材用両側板７を単一の部品で作る
ことができ、カレンダーロールの設定によりこれらのロ
ールの間で鉛直方向の片寄りが残る場合のように、２つ
の移動可能な部品で作る必要はない。
２、１′、２′、１″、２″）は、水平な平面上に位置
しており、他のカレンダーロールと接触しておらず、こ
のことにより、調整可能な供給が容易に可能となる。こ
れに加えて、これらの供給ロールが水平な平面上にある
ために、所定輪郭の素材用両側板７を単一の部品で作る
ことができ、カレンダーロールの設定によりこれらのロ
ールの間で鉛直方向の片寄りが残る場合のように、２つ
の移動可能な部品で作る必要はない。
（３）カレンダーロールを取り囲む全長 第１図乃至第３図でわかるように、ハッチ領域を考え
る場合、圧延されたシートがカレンダーロールを取り囲
む全長は、各々、カレンダーロールの１個分、1.5個
分、１個分に等しく、これにより、加工された熱可塑性
樹脂の熱劣化の危険を減少させる。
る場合、圧延されたシートがカレンダーロールを取り囲
む全長は、各々、カレンダーロールの１個分、1.5個
分、１個分に等しく、これにより、加工された熱可塑性
樹脂の熱劣化の危険を減少させる。
（４）転用性 本発明によるカレンダー装置は、可塑化されたあるい
は可塑化されていない熱可塑性樹脂を加工するのに非常
に適している。特に、カレンダーロールの配置によっ
て、任意の点で発生する可塑剤の蒸気は、加工された製
品に蒸着しない。同じことはどんな粒状熱可塑性樹脂に
ついてもいえる。
は可塑化されていない熱可塑性樹脂を加工するのに非常
に適している。特に、カレンダーロールの配置によっ
て、任意の点で発生する可塑剤の蒸気は、加工された製
品に蒸着しない。同じことはどんな粒状熱可塑性樹脂に
ついてもいえる。
（５）カレンダーの清掃 カレンダーロールの上部は、十分空間があり、清掃が
容易で、特に作業員通路８によって清掃が容易である。
さらに、カレンダーロールの下面もまた容易に近づくこ
とができ、特にカレンダー装置の下にピットが設けられ
たときは特に容易である。
容易で、特に作業員通路８によって清掃が容易である。
さらに、カレンダーロールの下面もまた容易に近づくこ
とができ、特にカレンダー装置の下にピットが設けられ
たときは特に容易である。
（６）架構と付属品 本発明によるカレンダー装置は、水平方向に配置され
るために、ロールを支持する架構はその重量を減少させ
ることができ、これにより、加工された製品を引取るた
めの装置を短くすることができ、また、補助的なシーテ
ィングや潤滑導管もまた短くすることができる。さら
に、カレンダーロールの取外し及び交換は、極めて容易
にされる。
るために、ロールを支持する架構はその重量を減少させ
ることができ、これにより、加工された製品を引取るた
めの装置を短くすることができ、また、補助的なシーテ
ィングや潤滑導管もまた短くすることができる。さら
に、カレンダーロールの取外し及び交換は、極めて容易
にされる。
第１図は、本発明による４本のカレンダーロールを備え
たカレンダー装置の断面図である。 第２図は、本発明の他の実施例による５本のカレンダー
ロールを備えたカレンダー装置の断面図である。 第３図は、本発明のさらに他の実施例による５本のカレ
ンダーロールを備えたカレンダー装置の断面図である。 １乃至４……カレンダーロール １′乃至５′……カレンダーロール １″乃至５″……カレンダーロール ６……架構 ７……素材用両側板 ９乃至11……引取りロール 12……赤外線加熱装置
たカレンダー装置の断面図である。 第２図は、本発明の他の実施例による５本のカレンダー
ロールを備えたカレンダー装置の断面図である。 第３図は、本発明のさらに他の実施例による５本のカレ
ンダーロールを備えたカレンダー装置の断面図である。 １乃至４……カレンダーロール １′乃至５′……カレンダーロール １″乃至５″……カレンダーロール ６……架構 ７……素材用両側板 ９乃至11……引取りロール 12……赤外線加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 43/22 - 43/24,43/44 - 43/46 ＷＰＩ
Claims (9)
- 【請求項１】連続して配置された少なくとも４本のカレ
ンダーロールを支持する架構と、供給手段を構成し、最
初の２つのカレンダーロールの上方かつその間に配置さ
れた所定輪郭の素材用両側板と、を含む熱可塑性樹脂加
工用カレンダー装置において、最初の２つのカレンダー
ロール（１、２、１′、２′、１″、２″）の縦軸線
と、少なくとも第２のカレンダーロール（３、３′、
４、４″）の縦軸線とが、同一平面上、好ましくはほぼ
水平な平面上に位置し、最後の２つのカレンダーロール
（３、４、４′、５′、４″、５″）の縦軸線が、最初
の２つのカレンダーロール（１、２、１′、２′、
１″、２″）の縦軸線で定まる平面に対してほぼ垂直で
ある同一平面上に位置していることを特徴とする熱可塑
性樹脂加工用カレンダー装置。 - 【請求項２】最初の３つのカレンダーロール（１、２、
３）の縦軸線が同一平面、好ましくは水平な平面上に位
置し、最後のカレンダーロール４の縦軸線が第３のカレ
ンダーロール３の縦軸線の上方に位置し、第３のカレン
ダーロール３の縦軸線とともに最初の３つのカレンダー
ロール（１、２及び３）の縦軸線で定まる平面に対して
垂直な平面を定めていることを特徴とする４本のカレン
ダーロールを備える請求項（１）記載の熱可塑性樹脂加
工用カレンダー装置。 - 【請求項３】最初の４つのカレンダーロール（１′、
２′、３′、４′）の縦軸線が同一平面、好ましくは水
平な平面上に位置し、最後のカレンダーロール５′の縦
軸線が、第４のカレンダーロール４′の縦軸線の下方に
位置し、第４のカレンダーロール４′の縦軸線とともに
最初の４つのカレンダーロール（１′、２′、３′、
４′）の縦軸線で定まる平面に対して垂直な平面を定め
ていることを特徴とする５本のカレンダーロールを備え
る請求項（１）記載の熱可塑性樹脂加工用カレンダー装
置。 - 【請求項４】第１と第２と第４のカレンダーロール
（１″、２″、４″）の縦軸線が同一平面、好ましくは
水平な平面上に位置し、第３のカレンダーロール３″の
縦軸線が第２のカレンダーロール２″の縦軸線の下方に
位置し、第２のカレンダーロール２″の縦軸線とともに
第１と第２と第４のカレンダーロール（１″、２″、
４″）の縦軸線で定まる平面に垂直な平面を定めてお
り、また、最後のカレンダーロール５″の縦軸線が、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線の上方に位置し、第
４のカレンダーロール４″の縦軸線とともに第１と第２
と第４のカレンダーロール（１″、２″、４″）の縦軸
線で定まる平面に垂直な平面を定めていることを特徴と
する５本のカレンダーロールを備える請求項（１）記載
の熱可塑性樹脂加工用カレンダー装置。 - 【請求項５】最後から２番目のカレンダーロール（３、
４′、４″）の縦軸線が固定しており、同一平面、好し
まくはほぼ水平な平面上に位置しているカレンダーロー
ル（１、２、１′、２′、３′１″及び２″）の縦軸線
が、この平面内であってそれらの軸線に平行に移動する
ことができ、他のカレンダーロール（４、５′、３″、
５″）の縦軸線が、この平面にほぼ垂直な平面内で移動
することができることを特徴とする請求項（１）乃至
（４）のいずれか１項に記載の熱可塑性樹脂加工用カレ
ンダー装置。 - 【請求項６】１つの平面、好ましくはほぼ水平な平面上
に位置していないカレンダーロール（４、５′、３″、
５″）の縦軸線が、この１つの平面に対して斜めにしか
しこの１つの平面と平行であるように付加的に調整する
ことができることを特徴とする請求項（１）乃至（５）
のいずれか１項に記載の熱可塑性樹脂加工用カレンダー
装置。 - 【請求項７】所定輪郭の素材用両側板７が、単一部品に
作られていることを特徴とする請求項（１）乃至（６）
のいずれか１項に記載の熱可塑性樹脂加工用カレンダー
装置。 - 【請求項８】圧延された熱可塑性樹脂を引取るための装
置（９、10、及び11）を備え、該引取り装置は、最後か
ら２番目のカレンダーロール（３、４′、４″）に面し
て配置されていることを特徴とする請求項（１）乃至
（７）のいずれか１項にに記載の熱可塑性樹脂加工用カ
レンダー装置。 - 【請求項９】カレンダーロールが、同一の直径、あるい
は異なる直径を有していることを特徴とする請求項
（１）乃至（８）のいずれか１項に記載の熱可塑性樹脂
加工用カレンダー装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8815498 | 1988-11-24 | ||
| FR8815498A FR2639284B1 (fr) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | Dispositif de calandrage |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02200408A JPH02200408A (ja) | 1990-08-08 |
| JP2862603B2 true JP2862603B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=9372302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1306361A Expired - Lifetime JP2862603B2 (ja) | 1988-11-24 | 1989-11-24 | 熱可塑性樹脂加工用カレンダー装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2862603B2 (ja) |
| BE (1) | BE1008836A3 (ja) |
| BR (1) | BR8905944A (ja) |
| DE (1) | DE3938977C2 (ja) |
| ES (1) | ES2017431A6 (ja) |
| FR (1) | FR2639284B1 (ja) |
| IT (1) | IT1236713B (ja) |
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