JP2861608B2 - 集積回路の出力信号制御回路 - Google Patents

集積回路の出力信号制御回路

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JP2861608B2 JP4052870A JP5287092A JP2861608B2 JP 2861608 B2 JP2861608 B2 JP 2861608B2 JP 4052870 A JP4052870 A JP 4052870A JP 5287092 A JP5287092 A JP 5287092A JP 2861608 B2 JP2861608 B2 JP 2861608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路の出力信号の論
理レベルが変化する際の波形の傾きを制御する出力信号
制御回路。
【0002】
【従来の技術】図6(a),(b)は従来の集積回路を
示す構成図およびその出力信号制御回路を拡大した回路
図である。集積回路61の周辺領域62には出力信号制
御回路63が配置されている。出力信号制御回路63
は、図6(b)に示されるように、出力回路80と閾値
調整回路81とからなる。出力回路80は、出力端子7
2に接続された立ち上り駆動トランジスタ64(以降、
Tr64と記す)と立ち下り駆動トランジスタ66(以
降、Tr66と記す)とからなる。また、閾値調整回路
81は、Tr65,67,〜,70およびライン74
〜,77からなり、入力端子71に印加される入力電圧
により出力回路80を駆動する。
【0003】入力電圧の値により出力回路80がオンか
らオフ、オフからオンに遷移する入力電圧の値を閾値と
いう。ライン74のみを接続するとTr65とTr67
が一対になり信号73を出力する。この場合Tr65,
67の閾値は電源電圧Vの1/2となる。またライン7
5を接続すると閾値がV/2からさらに低下する。さら
にライン76,77を接続するとTr67,68,6
9,70が並列接続となり閾値がさらに低下することが
知られている。
【0004】そこで駆動Tr64,66の切り換り波形
の傾きをなだらかにさせる場合、前記閾値の変化する特
性を利用している。この出力波形の傾きをなだらかにさ
せることで駆動Tr64,66が複数同時に同一方向に
オン/オフする場合に発生するグランド/電源ノイズを
低減させることができる。さらに出力波形の変化時に発
生する電磁波ノイズも出力波形の傾きがなだらかになる
と低減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力信
号制御回路は、集積回路の製造変動により出力波形の傾
きがなだらかになることがあり、その場合Tr67,6
8,69,70により出力波形の傾きがさらになだらか
になるため、集積回路の入力端子から出力端子までの遅
延時間を必要以上に増加させ、集積回路の性能を低下さ
せてしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の出力信号制御回
路は、インバータにより構成された出力回路と、外部か
らの入力信号により駆動する複数のトランジスタが並列
に接続された第1のトランジスタ群を具備し前記出力回
路のオンオフ電圧を決定する閾値を制御する閾値調整回
路とを有し、前記入力信号の論理レベルが変化する際の
波形の傾きを制御する出力信号制御回路において、前記
閾値調整回路は、前記第1のトランジスタ群の複数のト
ランジスタとそれぞれ直列に接続された複数のトランジ
スタからなる第2のトランジスタ群を有し、前記第2の
トランジスタ群の複数のトランジスタのうち、所望のト
ランジスタをオン状態に設定する選択制御回路を有す
る。
【0007】また、前記選択制御回路は、前記入力信号
の論理レベル変化に基づいて、前記第2のトランジスタ
群の複数のトランジスタのうち、所望のものを1個ずつ
順次オン状態に設定するシフトレジスタである。
【0008】
【作用】選択されるスイッチングトランジスタの数によ
り、出力インバータを駆動する電圧が変化し、ひいては
出力波形の傾きが変化し、所望の傾きに設定できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の出力信号制御回路の第1の
実施例を示す回路図である。本実施例は出力駆動回路1
と選択制御回路2とから構成されている。また、出力駆
動回路1は、出力回路20と閾値調整回路21とから構
成されている。
【0010】出力回路20は、P型駆動トランジスタ4
(以降、Tr4と記す)とN型駆動トランジスタ6(以
降、Tr6と記す)とからなるインバータとして構成さ
れている。閾値調整回路21は、P型トランジスタ5
(以降、Tr5と記す)と、選択制御回路22の選択信
号35,36,37,38に駆動されるN型トランジス
タ31,32,33,34(以降、Tr31,32,3
3,34と記す)と、ゲートに入力電圧を受けるN型ト
ランジスタ7,8,9,10(以降、Tr7,8,9,
10と記す)とから構成されている。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。選
択信号35が高レベルで選択信号36,37,38が低
レベルの場合、Tr31がオン、Tr32,33,34
がオフとなりTr5とTr7が一対になってTr4,6
に入力され、入力端子11の入力電圧がV/2の値で信
号13が0→1,1→0に反転する。また、選択信号3
5,36,37が高レベル、選択信号38が低レベルの
場合、Tr31,32,33がオンになりTr34がオ
フとなるためTr7,8,9が並列接続になりTr5と
Tr7,8,9が一対になり、信号13の値を決定する
が前記の場合より閾値が低下するため駆動Tr4,6の
出力波形の傾きがなだらかとなる。選択信号の値は集積
回路の入力端子11から出力端子12までの値を測定
し、出力波形の傾きが十分急峻であればTr31,3
2,33,34をオンする値を選択制御回路2のROM
に書き込み、十分なだらかの場合はTr31のみをオン
にする値を書き込む。
【0012】次に本発明の第2の実施例について図2,
図3を参照して説明する。図2は図1の実施例における
選択制御回路を第2の実施例のために変形したものを示
す回路図である。本実施例の選択制御回路30は、クロ
ック信号42とセット信号43とのアンドをとるアンド
回路44と、アンド回路44の出力とリセット信号41
とを入力するシフトレジスタ40とから構成されてい
る。
【0013】第1の実施例と同様に集積回路の入力端子
11から出力端子12までの値を測定し、図3に示すよ
うにセット信号43のパルス幅を決定することでシフト
レジスタ40に入力されるクロック42の数が決まるた
め、カウンタ動作するシフトレジスタ40の値が決ま
り、所定のタイミングで選択信号35,36,37,3
8の値が決定される。
【0014】さらに本発明の第3の実施例について図
4,図5を参照して説明する。図4は図1の実施例にお
ける選択制御回路を第3の実施例のために変形したもの
を示している。本実施例の選択制御回路50は、シフト
レジスタ40とリセット信号41を入力とし、微分回路
によりリセット信号41から微分信号51を発生させ、
微分信号51が高レベルの期間のみ発振する発振回路に
よりクロック52を発生する。次にその動作について図
5のタイムチャートを参照して説明する。リセット信号
41が高レベルになると遅延回路53により遅延させか
つ反転した信号54を発生させ、信号54とリセット信
号の積により微分信号51を作る。遅延回路53はTr
間を結ぶ配線の長さにより作り出すことによりTrより
比較的安定した値を発生できる。微分信号51を発振回
路に入力し、微分信号51が高レベルの期間のみ発振す
ることでクロック52の数を決定する。集積回路内のT
rの特性は製造変動により遅延時間が増加し、その出力
波形の傾きも増加する。そこでTrの遅延時間が増加し
ている場合は発振回路の遅延時間も増加するため発振周
波数は低下し、52′に示すようにクロックは1ケとな
り、シフトレジスタ40の値は1000となり制御Tr
31のみがONとなるため駆動Tr4,6の傾の増加は
ない、又、Trの遅延時間が減少する場合は発振回路の
遅延時間も減少するため発振周波数が増加し、クロック
52に示すようにクロックが4ケとなり、シフトレジス
タ40の値は1111となり制御Tr31,32,3
3,34がオンしTr7,8,9,10とTr5が一対
となり、閾値が低下することで駆動Tr4,6の波形の
傾きをなだらかにさせる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集積回路
の性能により、出力波形の傾きを制御したので、入力端
子から出力端子までの遅延時間の増加をおさえ集積回路
の性能を低下させないという効果があり、同時に、グラ
ンド/電源ノイズ並びに副射ノイズを低減できる効果も
うしなわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力信号制御回路の第1の実施例を示
す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の選択制御回路を示す回
路図である。
【図3】図2の実施例の動作を示す波形図である。
【図4】本発明の第3の実施例の選択制御回路を示す回
路図である。
【図5】図4の実施例の動作を示す波形図である。
【図6】(a)は従来の集積回路を示す図である。
(b)は(a)の出力信号制御回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 出力駆動回路 2,30,50 選択制御回路 4,5,〜,10,31,32,33,34 Tr 11 入力端子 12 出力端子 20 出力回路 21 閾値調整回路 35,36,37,38 選択信号 40 シフトレジスタ 44 アンド回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータにより構成された出力回路
    と、外部からの入力信号により駆動する複数のトランジ
    スタが並列に接続された第1のトランジスタ群を具備し
    前記出力回路のオンオフ電圧を決定する閾値を制御する
    閾値調整回路とを有し、前記入力信号の論理レベルが変
    化する際の波形の傾きを制御する出力信号制御回路にお
    いて、 前記閾値調整回路は、前記第1のトランジスタ群の複数
    のトランジスタとそれぞれ直列に接続された複数のトラ
    ンジスタからなる第2のトランジスタ群を有し、 前記第2のトランジスタ群の複数のトランジスタのう
    ち、所望のトランジスタをオン状態に設定する選択制御
    回路を有することを特徴とする出力信号制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の出力信号制御回路にお
    いて、 前記選択制御回路は、前記入力信号の論理レベル変化に
    基づいて、前記第2のトランジスタ群の複数のトランジ
    スタのうち、所望のものを1個ずつ順次オン状態に設定
    するシフトレジスタであることを特徴とする出力信号制
    御回路。
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