JPS5843298Y2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPS5843298Y2
JPS5843298Y2 JP13903582U JP13903582U JPS5843298Y2 JP S5843298 Y2 JPS5843298 Y2 JP S5843298Y2 JP 13903582 U JP13903582 U JP 13903582U JP 13903582 U JP13903582 U JP 13903582U JP S5843298 Y2 JPS5843298 Y2 JP S5843298Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
inverter
oscillation
mos
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JP13903582U
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JPS5893035U (ja
Inventor
建二 佐野
伸一 田中
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シャープ株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 く技術分野〉 本考案は相補型MOSトランジスタ(以下C−MO8T
と略す)から成るインバータ回路を奇数段縦続接続して
なるリング式の発振回路に関する。
〈従来技術〉 従来のリング式発振回路は第1図に示すようにnチャネ
ルMOS)ランジスタ(nと表記)とpチャネルMO8
)ランジスタ(pと表記)とを接続したインバータ回路
11〜■3を縦続接続した構成になっている。
即ちインバータ■1〜■3は発振周波数を決定する発振
用のインバータ回路で、各インバータ■1〜I3の出力
部には周波数決定用のコンデンサC1〜C3が接続され
ている。
なお発振周波数は各トランジスタのオン抵抗とコンデン
サC1〜C3の容量等で決定される(実際には各トラン
ジスタのβ、gm、スレッショールド電圧等が複雑に関
連しており簡単に周波数が決まるものではない。
)。γは波形整形用のインバータ回路であって、■1〜
I3と同様C−MO8Tから成り、A点における出力を
矩形波に変換し、これを発振回路の出力とする。
上記インバータ回路7は発振用のインバータ回路■1〜
■3のようなコンデンサC1〜C3を具備しない上、イ
ンバータ回路の各トランジスタのβに比してβの大キい
トランジスタが使用されている。
第1図の如き発振回路のA点では各トランジスタのスレ
ッショールド電圧、gm、β等の特性上のバラツキから
、スレッショールド電圧付近テ上下に変動する程度の出
力しか得られず、電源電位一杯に振れる出力を得ること
は困難であった。
従って、このようなA点出力をインバータ回路7に与え
ても、充分な矩形波が得られない欠点があった。
又第1図の如き回路では発振周波数は一義的に決定され
てしまい、外部から調整できない欠点があった。
く考案の目的〉 本考案は上述の如き欠点を除去するためになされたもの
である。
従って本考案の目的は充分な矩形波が得られるリング式
の発振回路を得ることにある。
更に本考案の目的は発振周波数を調整できる上記リング
式の発振回路を得ることにある。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図に従って詳細に説明する。
第2図は一実施例のブロック図である。
図においてT1〜T3はnチャネルMO8)ランジスタ
、T4〜T6はpチャネルMOSトランジスタでT1と
T4、T2とT5、T3とT6がそれぞれインバータ回
路I4〜■6を構成している。
01〜C3はコンデンサである。
なお上記T1とT4とコンデンサC1とで周波数決定を
行う発振用の1段のインバータ回路を構成している。
12,13は波形整形用のインバータ回路で上記インバ
ータ回路7と同様の構成である。
本考案と第1図回路とが異なる点は、インバータ回路1
2.13を上記インバータ回路■4〜I6とリング式に
縦続接続し、発振回路の1段に組み入れたことである。
即ち第1図は3段のリング式発振回路であり、第2図は
5段のリング式発振回路になるわけである。
pチャネルトランジスタT7〜T9は上記T4〜T6に
それぞれ直列に接続された周波数調整用トランジスタで
そのオン抵抗が周波数制御に利用される。
即ちトランジスタT4〜T6側のオン抵抗はトランジス
タT4〜T6とトランジスタT7〜T9のオン抵抗の和
になるからトランジスタT7〜T9のゲートに供給する
バイアス電位を調節して該トランジスタT7〜T9のオ
ン抵抗を変化させれば、周波数制御ができるわけである
なおトランジスタT7〜T9のβは小さい。
上記バイアス電位は抵抗R1及び相補型構成のトランジ
スタTl□tTtlから形成される。
各トランジスタのゲートには両トランジスタの接続点の
電位が印加され丁度C−M OS構成の抵抗となる。
そして上記0点の電位は両トランジスタT10tT11
のスレッショールド電圧の和に相当する。
このスレッショールド電圧は極めて正確であるから、そ
の出力は安定したバイアス電位となる。
上述のようにpチャネル側で周波数を制御することがで
きるが同様にしてnチャネル側でも周波数を制御するこ
とができる。
p、n両チャネル側で制御すれば、周波数調整の幅は広
がるが、バイアス電位が2電位必要になるという不都合
を生じる。
しかし第2図の如く一方のチャネル側で制御する場合、
pとnとでオン抵抗が異なるので各インバータ回路出力
は立上りが緩やかで立下りが急な鋸歯状波が発生するこ
とになる。
従って第1図のインバータ回路11〜■3にトランジス
タT7〜T9を第2図の如く接続した構成にした場合に
は、インバータ回路を構成する各トランジスタの特性の
バラツキのため、例えばA点に第3図aの如く電源電位
GND一杯まで振れない波形が発生することになる。
このような波形を上記インバータ回路γに導入しても、
該インバータの特性上、充分なスイッチング動作を行わ
ず出力が常にGNDレベルになって矩形波を得ることが
できないことがある。
このように、一方のチャネル側で周波数を制御すればバ
イアス電位は一つで済むが、上述の如き理由で矩形波が
得られないという不都合が生じる。
本考案はこのような不都合も合せて除去するため第2図
の如き構成を採用している。
このようにすれば唸えAo点に第3図aに示す如き波形
が発生しようとしても、インバータ12がスイッチング
するまでAo点のレベルが必ず上ってくるからBo点に
は第3図すの如き矩形波が得られることになる。
この波形は更にインバータ13で整形されて発振出力と
なると共にインバータ■4に帰還されるわけである。
なお、インバータ12を構成するトランジスタのβ比を
適当に変えると第3図Cの如く、第3図aのパルスとは
デユーティの異なるパルスを得ることができる。
上記発振回路は全てC−MO8Tで構成できるので集積
回路化するのに好都合となる。
く他の実施例〉 第4図は他の実施例のブロック図で、pチャネル側のオ
ン抵抗の制御をトランジスタ27〜29と、直列接続さ
れた3組のpチャネルトランジスタ33,34,35,
36.37,38とで行うようにしたものである。
との構成において信号Fcが与えられない場合はトラン
ジスタ33.35.37がオフであるから、pチャネル
側のオン抵抗は第2図の場合と同様に決定される。
しかし、Fc信号が与えられると、トランジスタ33,
35,37がオンするからトランジスタ33〜38がp
チャネル側のオン抵抗を制御することができる。
従ってFc信号の印加の有無で変化させうる周波数の変
化分は整数倍に限らずどんな値でも取り得る。
又、nチャネルトランジスタ32は第2図における抵抗
R1の代りに用いたものである。
なお、インバータ回路はリング式に奇数段縦続接続する
が、リング式に接続されたインバータ回路中には発振用
のインバータ回路と波形整形用のインバータ回路とが含
まれなげればならない。
しかしその段数の比はどのような割合でもよい。
〈考案の効果〉 本考案による発振回路は叙上のような構成であるから、
発振出力として必ず電源電圧一杯に振れた矩形波を得る
ことができ、安定した発振出力を得ることができて発振
出力を利用する回路の設計が非常に容易になり、また信
頼性の高い動作を行わせることができる。
また本考案によれば発振周波数を可変することができ、
特にC−MOSインバータのオン抵抗によって周波数を
制御しているため回路設計が非常に容易であり、更にオ
ン抵抗を制御する回路をMOSトランジスタによって構
成するため、集積化に極めて好都合であり、集積化して
も比較的広い周波数制御範囲を設定することができる。
更には周波数を制御するためのC−MOSインハータノ
抵抗値の調整を、C−MOSインバータに接続されたM
OSトランジスタのゲート電位によって調整し、該ゲー
ト電位をC−MOSトランジスタで構成された抵抗を利
用して与えているため、極めて安定した電位となり、確
実な周波数制御を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発振回路のフロック図、第2図は本考案
発振回路のブロック図、第3図は動作説明に供するタイ
ムチャート、第4図は他の実施例のブロック図である。 符号、p:pチャネルMOSトランジスタ、n:nチャ
ネルMOSトランジスタ、■1〜■n:発振用インバー
タ回路、12,13:波形整形用インバータ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. C−MOSトランジスタからなるインバータ回路を奇数
    段縦続接続してなるリング式の発振回路において、縦続
    接続された発振用のインバータ回路に波形整形用のイン
    バータ回路を縦続接続してリングを構成し、上記発振用
    インバータ回路をなtc−MOSインバータの少なくと
    も一方のトランジスタに、直列にC−MOSインバータ
    の直列オン抵抗を可変するトランジスタ回路を接続し、
    該トランジスタ回路を、上記C−MO8)ランジスタの
    一方のトランジスタと同一チャネルのMOSトランジス
    タと、核MOSトランジスタのゲートに、端子間電圧の
    一方の電位がバイアス電位として与えられ且つ抵抗とな
    るC−MOS)ランジスタとで構成したことを特徴とす
    る発振回路。
JP13903582U 1982-09-14 1982-09-14 発振回路 Expired JPS5843298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13903582U JPS5843298Y2 (ja) 1982-09-14 1982-09-14 発振回路

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JP13903582U JPS5843298Y2 (ja) 1982-09-14 1982-09-14 発振回路

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Publication Number Publication Date
JPS5893035U JPS5893035U (ja) 1983-06-23
JPS5843298Y2 true JPS5843298Y2 (ja) 1983-09-30

Family

ID=29932239

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