JP2861311B2 - 電動調理機 - Google Patents

電動調理機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜などを切削する電動調理機に関する。
従来の技術 近年、野菜などを切ったりするスライサーやカッター
などは台所の必需品となっているが、使用前後の使い勝
手や後始末に、より便利なものが求められてきている。
従来、この種の電動調理機は、第6および第7図のよ
うな構成が一般的であった。以下第6図および第7図を
用いて説明する。
図に示すように、駆動モータ1を内蔵した本体2の上
には駆動モータ1によって回転する着脱自在な円盤状の
カッター3を内蔵した容器4が載置されている。この容
器4はその上部開口が容器蓋5によって覆われ、この容
器蓋5は、その一部が上方に突出し、上面より野菜など
の材料を供給する投入筒6と、容器4および容器蓋5の
側壁4aより突出して前記カッター3の回転軌跡の下方投
影範囲外まで切削後の野菜などを導き排出する排出口7
を備えている。前記カッター3の下方にはリブ状の排出
リブ8とを備えている。またカッター3はたとえばスラ
イスカッターであれば数種類の厚さを選択できる数個の
カッターが備えられ、これらのカッターを収納できるよ
うにした収納箱9を別個に備えている。図中の10は投入
筒6に挿入した押込み棒である。なお、10は投入口6よ
り投入された野菜などを押込む押込棒である。
上記構成において、きゅうりとかレモンなどの野菜類
を投入筒6より供給し、電源スイッチ(図示せず)を入
れ運転するとカッター3が回転し、たとえばスライスカ
ッターであれば、スライスされた野菜類はカッター3下
方の容器底面4bに落下したのち、カッター3の排出リブ
8により強制的にかき出されて排出口7へと飛散,排出
されることとなる。この排出口7下方にボールなどの器
で受けておくと切削された野菜類がたまることとなる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の構成では、切削された野菜
類は高速回転するカッター3の排出リブ8により強くは
じき飛ばされて排出口7の壁面7aにたたきつけられるた
め、たとえばレモンであれば、果肉が外皮と分離すると
か、きゅうりであれば砕けるとか、あるいは排出口7の
壁面7aにくっつき、積層して排出口7がつまるなど排出
不能となることがあった。また、排出口7が側方に突出
しているため、これが邪魔となり戸棚などへの収納性が
劣っていた。
また本体2の高さスペースにデットスペースが含まれ
ており、収納性を阻害していた。つまり本体2は駆動モ
ータ1とか減速機構および電気配線など(図示せず)を
内蔵しているが、これらのための高さスペースは、簡略
的に示せば第6図に示すA寸法部のみでよい。しかし排
出口7の下端部7bが、通常市販されているボールなどの
器の高さより高くしておく必要があり、その分、つまり
B寸法分だけ下駄をはかせた状態の寸法にしているので
ある。また、容器蓋5の上面部5aとか押込棒10には、ほ
こりなどがたまりやすく、人によれば、ビニルなどをか
ぶせて収納することさえあった。
さらに、数個のカッター3を収納するために、別に収
納箱9を必要とし、これまた収納性を阻害し、かつ部品
点数が多くなってコストアップとなるほか浄洗する際に
は面倒であった。
本発明は上記課題を解決するもので、切削後の野菜類
を傷めることなく、排出口のつまりを防ぎ同時に収納性
を向上した電動調理機を提供することを第1の目的とし
ている。
また第2の目的は、ほこりを気にする必要がなく、か
つ野菜受け用のボールを要しないコンパクトな本体とす
ることにある。
さらに第3の目的は、カッターの収納箱を不要にし、
部品点数を少なくして使い勝手のよいものとすることに
ある。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本発明の課題解決手
段は、カッターを収めた容器において、カッターの回転
軌跡の下方投影範囲内にほぼ位置するように前記容器の
底面より下方に突出する排出口を設けた構成としてい
る。
また第2の目的を達成するために、容器蓋上方に着脱
自在に、少なくとも容器蓋上方部を覆うカバーを設け、
このカバーは容器蓋より離脱して上下逆に設置し、カバ
ーの開口部上に本体を載置することができ、この際、排
出口をも覆うことができるようにした構成としている。
さらに第3の目的を達成するため、カッターを係合し
て保持する保持具をカバー内あるいは容器蓋上面に設け
た構成としている。
作用 本発明は上記した構成により、切削された野菜類は自
重により下方に落下し、排出口を通じて下方に排出され
るため、傷められずにかつ排出口につまることがなく、
また排出口が、本体の側方に突出していないので収納時
に邪魔にならない。
また、収納時はカバーが容器蓋上面を覆うためほこり
の付着を防止し、使用時には、カバーを取って上向きに
設置し、その上に本体を載置することにより、排出口を
も覆うことになるため、カバーが切削後の野菜類を受け
る容器ともなり得ることから、コンパクト化が図れ、か
つボールなどの容器が不用となるのである。
さらに、カッターを係合保持する保持具にカッターを
保持させることにより、収納時にはカバーによりカッタ
ーが覆われるようになるので、ほこりの付着を防止でき
るとともに空スペースを有効に利用しているため、別途
にカッター収納箱を設けることが不要となるのである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図〜第3図に示すように、本体20内には駆動モー
タ21とこの動力を主軸22に伝達する伝達装置23(本実施
例ではかさ歯車で構成させているが、駆動モータ21と直
結するとか、他の種類の歯車のかみ合せとか、あるいは
ベルト方式であってもよい)などが内蔵されている。ま
た、前記本体20に着脱自在で載置可能な容器24と、この
容器24の上部開口を覆い野菜などを投入する投入筒25を
備えた容器蓋26と、前記容器24に内蔵され前記主軸22と
着脱自在な円盤状の数個のカッター27(第1図にはスラ
イスする厚みが異なるスライスカッターの種類の異なる
2個のカッターを示しているが、種類や個数がその他多
少異なってもよい)と、野菜などを投入筒25より押込む
押込棒31を備えている。
本実施例の特徴的構成として、前記容器蓋26の上部外
周部26aおよび本体20下部の外周部20aのいずれにも着脱
嵌合可能な開口部28aをもち、かつ前記容器蓋26上面な
らびに押込棒31を覆う容器状のカバー28を備えている。
そして前記容器蓋26の上面部26bには前記カッター27を
挿入可能に立設した保持具29が設けられている。本実施
例では容器蓋26と一体に形成しているが着脱分離構造と
してもよい。
また他の実施例として第4図に示すようにカバー31の
底面より内部側に突出し、カッター32と着脱嵌合する爪
形状の保持具33としてもよい。そして、前記保持具29は
カッター27を挿入保持している状態でも、前記カバー28
を覆うことが可能な高さに形成されているのである。
また前記容器24の底面より下方に突出し、前記カッタ
ー27の回転軌跡の投影範囲内にほぼ位置するように配
し、かつ切削後の野菜などを排出する排出口30を有して
おり、この排出口30は前記カバー28の開口部28aを上下
逆に設置した状態にして、本体20ならびに容器24が載置
されると、カバー28により前記排出口30が覆われるよう
に形成されている。図中の28aはカバー28の開口部であ
る。
上記構成において、その動作を説明する。
まず、収納時について説明する。本体20の上方に容器
24を容器蓋26とを嵌合させて載置し、また投入筒25には
押込棒31を挿入し、保持具29にはカッター27を挿入して
保持する。そしてカバー28を開口部28aが下方になるよ
うにして前記容器蓋26上にかぶせる。こうすることによ
り、まず、容器蓋26の上面部26bおよび押込棒31はもち
ろんのことカッター27にもほこりがかぶることはなくな
り衛生的に保存される状態になる。
また、投入筒25の高さ寸法は容易に手が入りカッター
27に触れることがないように通常は約100mm程度として
いる。したがってこの投入筒25以外の容器蓋26の上面部
26b上方のスペースをカッター27収納スペースに利用す
ることができ、別途にカッター収納ケースなどを設ける
ことが不用となるのである。
次に、使用時について説明する。使用する際は上記し
た状態からカバー28を容器蓋26より離脱し、開口部28a
が上方になるように床に設置する。そしてこの開口部28
aに本体20の下部外周部20aを嵌合載置する。そして電源
スイッチ(図示せず)を入れてカッター27を回転させ、
投入筒25より野菜などを投入すると、切削された野菜な
どはカッター27の孔27aを通じて下方へ自重で落下し、
排出口30を通過してカバー28内へと案内される。
このように、切削後の野菜などは、回転体などにより
強制的にはじき飛ばされることなどがなく、自然に落下
することから、くだけたり傷められることがない。また
ほぼ直下的に排出口30を形成しているので排出口30の内
壁面に野菜などがくっつき排出口30をふさぐことなども
ない。しかも、排出口30が側方に出張っていないのでコ
ンパクトになる。
さらに、カバー28が使用時には切削後の野菜などを受
ける容器となり得るので、別途にボールなどの器を用意
する必要がなくなる。
また、従来はボールなどにより調理された野菜などを
受けるため本体を必要以上に高くして排出口30の位置を
確保していたがこの必要がないため、本体20の高さも駆
動モータ21などを内蔵できる最小限の寸法でよいように
なり、上記の側方に対するコンパクト化に加え縦方向で
のコンパクト化が図れるのである。
なお、切削後の野菜などがカッター27により切削され
た際に回転の慣性運動により、排出口30に向って落下せ
ずに、容器24の内底面24aに乗っかることがたまにあ
る。このような場合は第5図に示すように、カッター34
の下面にリブ35を容器24の底面24aに近接して設けるこ
とで問題は解消する。つまりこのリブ35により野菜など
は排出口30へとかき出されるのである。ここで野菜など
の傷つきが心配されるが、リブ35によって野菜などは回
転させられ、排出口30の位置に達すると、排出口30上で
落し孔的に自重落下に近い状態で排出されるためその問
題はないのである。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明の電動
調理機によれば、排出口がカッターの回転軌跡下方投影
範囲内にほぼ位置するよう配しているので、切削後の野
菜などは下方に自然落下し傷つくことなく、かつ排出口
のつまりもなくなる。しかも排出口が側方にないので本
体の収納性が向上するのである。
また、収納時にはカバーが容器蓋上面や押込棒などを
覆うので、ほこりがつかず衛生的に優れ、かつ使用時に
はカバーが切削後の野菜類を受ける容器となり得るた
め、コンパクトになりボールなどの器を不用にすること
ができる。
さらに、空スペースの有効活用によりカバー内に数個
のカッターを収納することができるため、別途にカッタ
ー収納ケースを設ける必要がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電動調理機の分解斜視図、
第2図は収納時の組立断面図、第3図は同収納時の斜視
図、第4図は同電動調理機のカッターを収納する他の実
施例を示すカバーの一部断面図、第5図は同カッターの
下方より見た斜視図、第6図は従来の電動調理機の組立
断面図、第7図(a),(b)は同組立斜視図と同カッ
ター収納箱の斜視図である。 20……本体、21……駆動モータ、24……容器、25……投
入筒、26……容器蓋、27……カッター、28……カバー、
29……保持具、30……排出口、28a……開口部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、この本体内に取付けられた駆動モ
    ータと、この駆動モータにより回転し、かつ着脱自在な
    カッターを内蔵する容器と、野菜などを投入する投入筒
    を有して前記容器の開口を覆う容器蓋とを備え、前記容
    器の底面より突出し前記カッターの回転軌跡の下方投影
    範囲内にほぼ位置して切削後の野菜などを排出する排出
    口を設けてなる電動調理機。
  2. 【請求項2】容器蓋上方に着脱自在に設けられ少なくと
    も前記容器蓋上方部を覆うカバーを設け、このカバーを
    容器蓋より離し、前記カバーの開口部が上方になるよう
    設置し、それに、容器を取付けた本体を載置した状態に
    て、排出口を、前記カバーが覆うように形成してなる請
    求項1記載の電動調理機。
  3. 【請求項3】カバー内あるいは容器蓋上面に、カッター
    と係合しかつカッターを保持し、収納する保持具を設け
    てなる請求項1または2記載の電動調理機。
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WO2015040752A1 (ja) * 2013-09-20 2015-03-26 株式会社大戸屋ホールディングス 削り節機

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