JP4683739B2 - 製氷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、氷を貯氷する貯氷ユニットを移動自在にした製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の製氷装置は、例えば、特開平7−218073号公報に記載されているように、製氷機構を備える製氷ユニットと、この製氷ユニットにて製氷された氷を貯氷するため断熱材にて形成され、下端を支軸とした開閉扉にて前面開口を閉塞する貯氷ユニットと、この貯氷ユニット及び前記製氷ユニットの間に着脱自在に設けられると共に、断熱材にて形成され、前面開口を扉にて閉塞する増設貯氷ユニットとより構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の製氷装置は製氷ユニット、貯氷ユニット及び増設貯氷ユニットを取り外し自在に形成し、前記増設貯氷ユニットの着脱によって製氷装置の貯氷量を変えられるようにしているが、貯氷ユニットを単独で移動させることができず、氷を離れた場所で使用する場合には、氷を別の容器に入れて運ばなければならない等の問題があった。
【0004】
本発明は上記の問題を解決するもので、製氷装置の貯氷ユニットを製氷ユニットと独立させ、前記貯氷ユニットのみを単独で移動できるようにした製氷装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上部に製氷機構を備える製氷ユニットと、当該製氷ユニットの下部にこの製氷ユニットにて製氷された氷を貯氷するため断熱材にて形成されて上端に蓋で開閉される開口を有すると共に、下端にキャスター等の移動手段を設けた貯氷ユニットを出し入れ可能に備え、前記貯氷ユニットの開口を製氷ユニットの氷の排出口より大きく形成するとともに、前記製氷機構の下側に前記蓋の有無を検知するセンサーを設け、前記製氷ユニットで製氷された氷を貯氷した貯氷ユニットを移動させて別の場所で氷を使えるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の製氷装置の正面図、図2は本発明の製氷装置の側面図、図3は本発明の製氷装置の平面図、図4は本発明の貯氷ユニットの正面図、図5は本発明の貯氷ユニットの側面図、図6は本発明の貯氷ユニットの平面図である。
【0007】
1は製氷装置で、この製氷装置は上部に製氷ユニット2を、下部に貯氷ユニット3を設けている。
【0008】
製氷ユニット2は、内部にオーガ式製氷機、逆セル型製氷機、流下式製氷機等の製氷機構(図示せず)を備え、下側に設置場所に設置する台座4を設けている。この台座は前記製氷機構を上面で保持すると共に、下側内部に貯氷ユニット3を収容し、製氷機構で作られた氷を製氷ユニット2の氷落下口2Aから下向きに搬出して貯氷ユニット3内に貯氷している。また、台座4は四隅に支持用のアングル材5を設け、一方を開口し、三方をアングル材5に取り付けた板部材6で閉塞している。
【0009】
貯氷ユニット3は、断熱材にて形成され、上面を開口すると共に、一方の面の上側にハンドル7を設け、同一面の下側に氷の取り出し用の開口を設け、下面に移動用のキャスター8を設けている。
【0010】
貯氷ユニット3の上面の開口は、製氷ユニット2から引き出されているときに蓋9で覆われ、製氷ユニット2のの台座4内に収容されているときに蓋9を取り除かれている。また、貯氷ユニット3の上面の開口を製氷ユニット2の氷落下口2Aより大きく形成されている。
【0011】
貯氷ユニット3のハンドル7の取付側に設けられた氷の取り出し用の開口は、下端を支軸として前後方向に回動自在となすと共に、上部に取手10を備えた回動扉11にて閉塞されている。この回動扉の内側には内扉(図示せず)が設けられており、回動扉11と連動して回動するものである。
【0012】
貯氷ユニット3の下部には庫内で溶けた氷のドレン水を外部に排水する排水口12が設けられている。排水口12は回動扉11側に設けられ、台座4内に収容されている場合や、移動場所でのドレン水の排出を容易に行えるようにされている。
【0013】
以上のように構成した製氷装置において、製氷ユニット2の台座4内に貯氷ユニット3を収容した状態で、製氷運転が行われる。このとき、貯氷ユニット3の上面の開口の蓋9が取り除かれ、前記開口を開いた状態にしている。そして、製氷ユニット2の製氷機構で作られた氷が落下し、貯氷ユニット3内に貯氷される。
【0014】
貯氷ユニット3を製氷ユニット2の台座4内に収容した状態で使う場合には、貯氷ユニット3の氷の取り出し用の開口を塞いでいる回動扉11を前方に開いて氷を取り出す。
【0015】
また、氷を離れた場所で使う場合には、貯氷ユニット3を台座4内からハンドル7を持って引き出し、上面の開口を蓋9で塞いで目的の場所まで移動させる。貯氷ユニット3には下面に移動用のキャスター8が設けられ、移動しやすくされている。また、貯氷ユニット3を移動させるため、製氷機構で製氷した氷を別の容器に移して運ばなくてもよく、移動中に無駄に氷が溶けてしまうことを防止できるようにしている。
【0016】
貯氷ユニット3を移動させるハンドル7は側方に突出しているが、上方には貯氷ユニット3の高さとほとんど同じ高さになっており、製氷ユニット2の台座4内の貯氷ユニット3を収容させる高さをこの貯氷ユニットの高さとほとんど同じになるようにしている。また、貯氷ユニット3の氷の取り出し用の開口を塞ぐ回動扉11はハンドル7側に設けられているため、ハンドル7を持って貯氷ユニット3を移動したときに、そのままの位置で氷を取り出すことができるようにされている。
【0017】
貯氷ユニット3は断熱材で形成することにより、移動先に設置し、その場所で貯氷庫として使用できるようにされている。
【0018】
貯氷ユニット3は一方にハンドル7と回動扉11とを設けていることにより、間違えて回動扉11が台座4の奥に収容され、製氷ユニット2の台座4内に収容された状態で氷の取り出しができなくなるのを、ハンドル7で収納方向に間違いが生じないようにしている。間違えてハンドル7が奥に入れられた場合には、ハンドル7が台座4の背面にぶつかり貯氷ユニット3がこの台座内に収まらないようなり、正常に収容されていないことが目視で確認できるようにされている。
【0019】
貯氷ユニット3の上面の開口は製氷ユニット2の氷落下口2Aより大きく形成することにより、台座4内に収容したときに氷落下口2Aから落下するときに氷を弾かないようにすると共に、上から氷を取り出せるようにしている。
【0020】
また、貯氷ユニット3の上面の開口を塞ぐ蓋9は台座4内に収容したときに前記開口を塞いでいると、製氷ユニット2の製氷機構で作られた氷が貯氷ユニット3内に入らず、しかも、蓋9にぶつかった氷が跳ねて製氷ユニット2内に目詰まりを起こさせて製氷機構が破損したりする危険があるので、製氷機構の下側に蓋9の有無を検知する図示しない検知センサや、蓋9に図示しない突起を設けて貯氷ユニット3を台座4内に収納するときにこの台座の前端に当接し、貯氷ユニット3が台座4内に入らないようにし、蓋9の有無を確認できるようにしても良い。
【0021】
貯氷ユニット3は移動用のキャスター8とハンドル7とで離れた場所に設置されている氷を底に敷いて生鮮食品をならべるショーケースや宴会場に臨時に置いて飲料用の氷として使用できるようにされている。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、貯氷ユニットの上端に開口を有すると共に、下端に移動手段を設けたので、製氷ユニットで製氷された氷を貯氷した貯氷ユニットを移動させて別の場所で氷を使えるようにできる。また、貯氷ユニットの開口を製氷ユニットの氷の排出口より大きく形成したので、貯氷ユニットの位置が多少ずれていても製氷ユニットから貯氷ユニットに落下する氷が外部にこぼれないようにできる。また、蓋の有無を検知するセンサーを設けたので、貯氷ユニットの開口が蓋にて閉じられた状態で製氷機構による製氷動作をしないようにできるので、製氷ユニットに目詰まりを起させて製氷機構が破損する危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製氷装置の正面図である。
【図2】 本発明の製氷装置の側面図である。
【図3】 本発明の製氷装置の平面図である。
【図4】 本発明の貯氷ユニットの正面図である。
【図5】 本発明の貯氷ユニットの側面図である。
【図6】 本発明の貯氷ユニットの平面図である。
【符号の説明】
1 製氷装置
2 製氷ユニット
3 貯氷ユニット
4 台座
7 ハンドル
8 キャスター
9 蓋
11 回動扉
Claims (1)
- 上部に製氷機構を備える製氷ユニットと、当該製氷ユニットの下部にこの製氷ユニットにて製氷された氷を貯氷するため断熱材にて形成されて上端に蓋で開閉される開口を有すると共に、下端にキャスター等の移動手段を設けた貯氷ユニットを出し入れ可能に備え、前記貯氷ユニットの開口を製氷ユニットの氷の排出口より大きく形成するとともに、前記製氷機構の下側に前記蓋の有無を検知するセンサーを設けたことを特徴とする製氷装置。
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