JP2859674B2 - 文字放送受信装置 - Google Patents

文字放送受信装置

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JP2859674B2 JP2010336A JP1033690A JP2859674B2 JP 2859674 B2 JP2859674 B2 JP 2859674B2 JP 2010336 A JP2010336 A JP 2010336A JP 1033690 A JP1033690 A JP 1033690A JP 2859674 B2 JP2859674 B2 JP 2859674B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、音声出力可能な文字放送受信装置に関す
る。
従来技術 テレビ映像信号の垂直帰線消去期間に符号あるいは画
素データを重畳して伝送する、テレビジョン文字多重放
送(以下「文字放送」と略称)が実用化されている。従
来の文字放送受信装置は文字、図形、楽音の発生器を内
蔵し、受信した符号あるいは画素データを復号し、テレ
ビ画面、スピーカより出力するものであった。
なお、特開昭60−148290号公報には受信した文字デー
タを音声に変換して出力する文字放送受信装置が開示さ
れている。
而して、従来実用化されている文字放送受信によっ
て、ユーザーが希望する番組を聴取するためには、希望
する番組のチャンネル、番組番号を文字放送受信機にキ
ーバッド等から入力し、番組を選択する。これらの番号
は無意味な数字列であるため類雑、記憶することは困難
であり、番組表等によって希望する番組のチャンネル、
番組番号を調べなければならない。
また、場所や利用形態を選ばない文字放送の利用を考
えると、文字情報を画面に表示するだけでは不十分であ
る。文字情報の有効利用には、文字情報を音声によって
聴取できることが必要である。しかし従来実用化されて
いる文字放送受信装置にはこのような機能はない。
しかし、この機能を実現するためにはいくつかの課題
がある。文字放送番号は一般には目で読んで理解しやす
い書式で作成されているため、(例えば、表や箇条書
き、段組や囲いが多用されている。)音声として聴取す
るとそのままでは理解しにくいものとなってしまう。ま
た、例えば、日本語漢字かな混じり文を音声合成するた
めには、読みやアクセントなどを付与するために言語解
析することが必要となる。この際、各種辞書を使用する
が、文字放送で使われる単語等は非常に広範にわたり、
その全てを受信装置内のメモリーに記憶することは現実
的でない。さらに、内容に合わせた適切な発話形式で発
声することが必要だが、現在の言語解析技術では、話題
を推定してそれにあった発話形式を設定することは不可
能である。受信した文字情報を音声に変換する際には以
上のような課題が考えられるが、前記従来技術ではこれ
らの問題は解決されていない。
目的 本発明は、以上の課題を解決し、音声出力可能な文字
放送受信装置を実現することを目的としてなされたもの
である。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、音声を合成し
て出力できる文字放送受信装置において、文字放送信号
を受信する文字放送受信部と、番組固有の情報を記憶す
る外部記憶装置と、前記文字放送受信部で受信した文字
情報を音声で聴取しやすい文章に変換する書式処理部
と、前記書式処理部によって変換された文章を言語解析
し、発音情報を出力する言語解析部と、前記言語解析部
によって出力された発音情報と前記外部記憶装置に記憶
された番組固有の情報を参照して音声を合成する音声合
成部とを備え、前記外部記憶装置に記憶された番組固有
の情報は、(1)チャンネル番号、番組番号、ページ番
号等を含み、この情報によって前記文字放送受信部を制
御し、チャンネル、番組、ページ等を自動的に選択する
こと、或いは、(2)受信した文字情報の書式情報を含
み、この情報によって前記書式処理部を制御し、番組毎
に適切な書式変換を行なうこと、或いは、(3)慣用
句、単語、記号等の拡張辞書を含み、前記言語解析部は
この拡張辞書を参照して言語解析を行なうこと、或い
は、(4)声の種類、高さ、スピード等の発話制御情報
を含み、この情報によって前記音声合成部を制御し、発
話形式を制御することを特徴としたものである。以下、
本発明の実施例に基いて説明する。
第1図は本発明を我が国で実施されている符号伝送
(ハイブリッド)方式文字放送に適用した実施例を説明
するための図で、図中、1は文字放送受信部、2はパタ
ーンメモリ部、3はテレビ画面部、4は文字発生部、5
は楽音発生部、6はスピーカー、7は書式処理部、8は
言語解析部、9は音声合成部、10は番組情報記憶装置
で、該番組情報記憶装置10は、チャンネル番組番号部1
1、書式情報部12、拡張辞書部13、発話制御コード部14
よりなっている。文字放送受信部1はテレビジョン電波
を受信、検波し、文字放送データを抽出する。パターン
メモリ部2は文字放送データ中の画素データや文字発生
器によって発生された文字パターンを一時的に記憶し、
テレビ画面部3に出力する。文字発生器4は文字放送中
の文字コードを受けて、コードに対応する文字パターン
を発生し、パターンメモリ部2へ送る。楽音発生器5は
文字放送データ中の楽音コードを受けて、コードに対応
する楽音を発生し、スピーカー6より出力する。以上の
部分は従来の文字放送受信装置と同様であり、詳しい説
明は省略する。
番組情報記憶装置10は番組のチャンネル、番号、書
式、拡張辞書、発話制御コードを記憶した外部記憶装置
で、具体的には、ICカードやフロッピーディスク等を用
いて番組毎に用意する。特定の個人の見る番組は通常い
くつかの番組に限られる場合が多い。このため、ユーザ
ーは少数のICカード等を用意すればよい。
第2図に、天気予報を例にとって番組情報記憶される
情報の具体例を示す。なお、文字放送受信部のチャンネ
ルや番組番号は番組情報記憶装置に記憶されたチャンネ
ル、番組番号に自動的にセットされる。前述の天気予報
の例ではチャンネルは1に、番組番号は903にセットさ
れる。
書式処理部7は画面に表示するために送信された文字
情報を、音声で聞きやすいように書式変換を行なう。前
述の天気予報の例で説明すると、受信した文字情報が第
3図に示す様なものであったとする。なお、APS(r,c)
はr行c桁への動作位置指定を表わすコードとする。こ
れは画面上では第4図の様な書式で表示される。しか
し、このままの書式で音声変換すると、極めて意味の取
りにくい発生となってしまう。そこで書式変換を行な
う。第2図の番組情報のうち、書式を参照して「東
京」、「横浜」等が地名であり、 等が天気を表わすことが表示位置から分かる。また、変
換形式を参照して第5図の様な文に変換することが出来
る。
言語解析部8は書式変換された文章を1文ずつ言語解
析して音声合成部9へ入力する音韻・韻律記号列を生成
する。このとき、文を単語に分解してそれぞれの品詞、
読み、アクセントなどを同定しなければならない。しか
し前述の天気予報の例では 等の特殊な記号を用いている。このような特殊なものま
で言語解析用辞書に含めると、メモリー容量の増大を招
くばかりか、解析精度、解析速度を下げる原因ともな
る。そこで、ここでは受信機の言語解析部には最低限必
要な単語のみを記憶した基本辞書をもち、番組固有の特
殊な語句は番組情報記憶装置に拡張辞書として記憶す
る。第2図の拡張辞書を参照して第5図の文章の内、2
番目の という文を言語に分割し、品詞、読み、アクセントを同
定した結果の例を第6図に示す。
言語解析の結果生成された音韻・韻律記号列に、番組
情報記憶装置に記憶されている発話制御情報を付加して
音声合成器に送る。その結果、番組に適した読み方で内
容が正確に発声される。
効果 以上の説明から明らかなように、請求項第1項の発明
によると、文字放送の情報を音声に変換する際に、番組
固有の処理に必要な情報を外部記憶装置に記憶すること
によって、番組毎に適切な処理を行なって音声変換を行
なうことが出来るため、正確で聞きやすい音声を得られ
るという効果は大きい。また、外部記憶装置を取り替え
るだけで各種モードの変更が行なえるため、キーパッド
等からの煩雑な入力操作を軽減でき、極めて簡単に操作
できるという効果も大きい。
請求項第2項の発明によると、外部記憶装置を番組毎
に取り替えるだけで、番組表を参照してチャンネル、番
組番号などをキーパッド等から入力するという煩雑な作
業なしに、極めて簡単に番組が選択できるという効果は
大きい。
請求項3項の発明によると、文字放送の情報を音声変
換する際に不可欠な書式変換処理は非常に複雑である
が、番組固有の書式情報を外部記憶装置から参照するこ
とによって、簡単に、しかも精度良くこれを行なうこと
が可能となり、処理速度の高速化、出力音声の高品質化
が計れる効果は大きい。
請求項第4項の発明によると、番組固有の語句を拡張
辞書として外部記憶装置に記憶することによって、受信
機本体に記憶する基本辞書の容量を抑え、かつ、選択さ
れた番組に対して必要十分な辞書内容を検索することと
なり、メモリー容量削減、辞書検索速度の高速化、ヒッ
ト率の向上等が実現できる効果は大きい。
また、請求項第5項の発明によると、番組毎に発話制
御情報を外部記憶装置に記憶し、これを参照することに
よって、現在の言語処理技術では抽出が困難なきめの細
かい発話制御が簡単に実現でき、出力音声が非常に聞き
やすいものとなり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明するための構成図、
第2図乃至第6図は、本発明の動作説明をするための図
である。 1……文字放送受信部、2……パターンメモリ部、3…
…テレビ画面部、4……文字発生部、5……楽音発生
部、6……スピーカー、7……書式処理部、8……言語
解析部、9……音声合成部、10……番組情報記憶装置、
11……チャンネル番組番号部、12……書式情報部、13…
…拡張辞書部、14……発話制御コード部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/035 (72)発明者 小島 裕一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 北川 博雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 実開 昭58−135173(JP,U) 実開 平1−160781(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/025 - 7/088 H04H 1/00 G10L 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を合成して出力できる文字放送受信装
    置において、文字放送信号を受信する文字放送受信部
    と、番組固有の情報を記憶する外部記憶装置と、前記文
    字放送受信部で受信した文字情報を音声で聴取しやすい
    文章に変換する書式処理部と、前記書式処理部によって
    変換された文章を言語解析し、発音情報を出力する言語
    解析部と、前記言語解析部によって出力された発音情報
    と前記外部記憶装置に記憶された番組固有の情報を参照
    して音声を合成する音声合成部とを備え、前記外部記憶
    装置に記憶された番組固有の情報は、チャンネル番号、
    番組番号、ページ番号等を含み、この情報によって前記
    文字放送受信部を制御し、チャンネル、番組、ページ等
    を自動的に選択することを特徴とする文字放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】音声を合成して出力できる文字放送受信装
    置において、文字放送信号を受信する文字放送受信部
    と、番組固有の情報を記憶する外部記憶装置と、前記文
    字放送受信部で受信した文字情報を音声で聴取しやすい
    文章に変換する書式処理部と、前記書式処理部によって
    変換された文章を言語解析し、発音情報を出力する言語
    解析部と、前記言語解析部によって出力された発音情報
    と前記外部記憶装置に記憶された番組固有の情報を参照
    して音声を合成する音声合成部とを備え、前記外部記憶
    装置に記憶された番組固有の情報は、受信した文字情報
    の書式情報を含み、この情報によって前記書式処理部を
    制御し、番組毎に適切な書式変換を行なうことを特徴と
    する文字放送受信装置。
  3. 【請求項3】音声を合成して出力できる文字放送受信装
    置において、文字放送信号を受信する文字放送受信部
    と、番組固有の情報を記憶する外部記憶装置と、前記文
    字放送受信部で受信した文字情報を音声で聴取しやすい
    文章に変換する書式処理部と、前記書式処理部によって
    変換された文章を言語解析し、発音情報を出力する言語
    解析部と、前記言語解析部によって出力された発音情報
    と前記外部記憶装置に記憶された番組固有の情報を参照
    して音声を合成する音声合成部とを備え、前記外部記憶
    装置に記憶された番組固有の情報は、慣用句、単語、記
    号等の拡張辞書を含み、前記言語解析部はこの拡張辞書
    を参照して言語解析を行なうことを特徴とする文字放送
    受信装置。
  4. 【請求項4】音声を合成して出力できる文字放送受信装
    置において、文字放送信号を受信する文字放送受信部
    と、番組固有の情報を記憶する外部記憶装置と、前記文
    字放送受信部で受信した文字情報を音声で聴取しやすい
    文章に変換する書式処理部と、前記書式処理部によって
    変換された文章を言語解析し、発音情報を出力する言語
    解析部と、前記言語解析部によって出力された発音情報
    と前記外部記憶装置に記憶された番組固有の情報を参照
    して音声を合成する音声合成部とを備え、前記外部記憶
    装置に記憶された番組固有の情報は、声の種類、高さ、
    スピード等の発話制御情報を含み、この情報によって前
    記音声合成部を制御し、発話形式を制御することを特徴
    とする文字放送受信装置。
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