JP2859565B2 - エポキシ基を含まない熱硬化性塗料 - Google Patents
エポキシ基を含まない熱硬化性塗料Info
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Description
リエステル樹脂類、カルボキシル基含有のブロックポリ
シアネート類およびβ-ヒドロキシアルキルアミド類を
ベースとするエポキシ基を含まない熱硬化性塗料に関す
る。
媒を放出せず、したがって液体塗料とちがって明らかに
環境面での利点がある。加熱による架橋は接着剤中に含
まれる官能基間での重付加または重縮合によって起こ
る。代表的な接着剤系は、エポキシ樹脂/硬化剤類、カ
ルボキシル基含有ポリエステル類/エポキシ類、ヒドロ
キシル基含有ポリエステル類/イソシアネート類、ヒド
ロキシル基含有アクリレート類/イソシアネート類、カ
ルボキシル基含有アクリレート類/エポキシ類、エポキ
シ基含有アクリレート類/ジカルボン酸類、カルボキシ
ル基含有ポリエステル/またはカルボキシル基含有アク
リレート類/β-ヒドロキシアルキルアミド類、等であ
る。列挙した接着剤系は相互にその塗料としての特性だ
けでなく、特に屋外での耐候性に於いて異なるが、いず
れも高い光沢表面、すなわち言い換えれば80より大き
いグロスインデックス(DIN 67530、入射角6
0゜)を持っている。
クス(DIN 67530)が60より大きい艶消しま
たは半光沢の表面を有し、建築、自動車および家具のよ
うな用途に適した優れた屋外耐候性を有する粉末塗料に
対する要望が高まっている。チョーク類、微分散ケイ酸
類、タルク等のような液体塗料工業に於ける一般的な艶
消し添加剤は粉末塗料ではわずかな艶消し効果しか示さ
ず、比較的多量に加えた場合、塗料としての特性を悪く
する。ワックス等のような、接着剤と相溶性の乏しい添
加剤はいわゆる絹様の光沢表面(入射角60゜でグロス
インデックスが60より大)を生じるが、それでも実際
の使用においては相溶性の悪い添加剤を多量に使用する
と表面に好ましくない効果を生じる。
明細書は、適度に反応性の異なる仕上げ粉末塗料塗料の
乾式混合として知られているものによる、換言すれば非
常に短いゲル化時間と非常に長いゲル化時間とを有する
粉末塗料による艶消し粉末塗料の調製を提案している。
この方法によれば好ましい艶消し塗料が得られるが、し
かし仕上げ粉末塗料の乾式混合は非常に複雑で費用がか
かり、反復オーバースプレーによる脱混合は、均一な再
生性の表面が保証できないことを意味している。したが
って脱混合問題がなく優れた再生性のある、全成分を共
押出する、艶消し表面の粉末塗料を生み出す努力が行わ
れてきた。
は、エポキシ基と反応する特別の硬化剤を用いる艶消し
塗料の調製法が提案されており、この硬化剤は環状アミ
ジンとある種のポリカルボン酸との塩である。粉末塗料
の架橋は、このプロセスでは、異なる温度で異なる反応
性をもって生じ、その結果艶消し表面を有する微細構造
が表面に形成される。しかし、このプロセスの使用は、
カルボキシル基含有ポリエステル/トリグリシジルイソ
キャニュレート(TGIC)粉末塗料の例外はあるが、
エポキシ基含有-およびカルボキシル基含有-ポリエステ
ル/エポキシ粉末塗料に制限される、したがって適切な
屋外耐候性を有する粉末塗料はこのプロセスでは製造す
ることができない。
た艶消し表面をもつ粉末塗料の製造法を提案している。
それは、トリグリシジルイソキャニュレート(TGI
C)のようなエポキシ樹脂またはエポキシ化合物と、ジ
-、トリ-またはテトラキス-(β-カルボキシエチル)シ
クロヘキサノン類またはジ-、トリ-またはテトラキス-
(β-カルボキシエチル)シクロペンタノン類の混合
物、およびカルボキシル末端ポリエステル樹脂をベース
にした粉末塗料に関する。この艶消し効果は架橋剤の脂
肪族カルボキシル基とカルボキシル末端ポリエステル樹
脂の芳香族カルボキシル基の間の反応性の違いによる。
463号明細書はヒドロキシル末端ポリエステル樹脂
類、TGICのようなエポキシ化合物類および架橋剤と
して遊離カルボキシル基をもつ特別の可逆的ブロックポ
リイソシアネートをベーズとする接着剤系を有する艶消
し表面を作り出す粉末塗料の製造を記載している。ブロ
ックポリイソシアネート類は分子当たり1個以上のブロ
ックイソシアネート基を含み、酸価20〜150mgK
OH/g、好ましくは25〜80mgKOH/g、酸価
当たりのNCO含量の値が0.075〜0.340、好ま
しくは0.100〜0.300である。この開示は、酸価
またはNCO含量が単に艶消し表面を得るに留まらず、
イソシアネートとカルボキシル基との比は、粉末塗料の
通常の硬化条件であるにもかかわらず、イソシアネート
基とカルボキシル基は違いにほとんど反応しないことは
驚くべきことであると述べている。カルボキシル基類を
含むブロックされたポリイソシアネート架橋剤を有する
がカルボキシルに対するイソシアネートの比率が異なる
他の特許引例(欧州公開特許第0 056 167号明細
書)中に記載された接着剤システムに関しては、したが
って高光沢塗料のみが得られる。
ドイツ公開特許第3 323 463号に提案された方法
は、全成分を共押出した後優れた屋外耐候性を有する艶
消し表面を生みだすが、いずれの接着剤系も、エポキシ
化合物、特にトリグリシジルイソキャニュレート(TG
IC)を含み、したがって毒物学の面で極めて問題があ
るという物質的欠点がある。
ての成分を共押出により作ることができ先行技術と異な
り毒物学的に全く問題がなく、艶消し表面を持ち特に耐
候性の保護被覆を作ることのできる、エポキシ基を含ま
ない熱硬化性塗料を利用できるようにすることである。
載のエポキシ基を含まない熱硬化性塗料および請求項8
に記載の塗料の調製法により達成することができる。従
属請求項は本発明の有用な実施態様を引用している。し
たがって、本発明は特に、ヒドロキシル基末端ポリエス
テル樹脂およびカルボキシル基を含有する可逆的ブロッ
クポリイソシアネート類、および架橋剤としてのβ-ヒ
ドロキシアルキルアミド類をベースとする塗料に関す
る。
塗料を含み、そのヒドロキシル末端ポリエステル樹脂は a)第1にβ-ヒドロキシアルキルアミドとの架橋に適
し、 b)次いで、約160℃の温度で、ポリイソシアネート
の脱ブロックを行った後更に架橋するに適している。
性、耐候性そして毒物学的に問題のない塗料は −ヒドロキシル価が20〜200mgKOH/gのヒド
ロキシル末端ポリエステル樹脂、 −酸価が20〜150mgKOH/gのカルボキシル基
を有する可逆的ブロックされたポリイソシアネート、お
よび −1分子当たり少なくとも2個、好ましくは2〜4個の
β-ヒドロキシルアルキルアミドを有するβ-ヒドロキシ
ルアルキルアミド −任意成分として、湿潤剤、流動調整剤または脱ガス
剤、熱または紫外線用安定剤、DBTL等のような促進
剤、顔料、着色剤、フィラー等の粉末塗料用の典型的な
添加剤を含む。
0〜200mgKOH/g、好ましくは30〜120m
gKOH/gの範囲にあり、ガラス転移温度が40℃よ
り大きい(DSC)ポリエステル類がカルボキシル末端
ポリエステル樹脂として好適である。これらのヒドロキ
シル末端ポリエステル樹脂の調製は、二価および/また
は多価のアルコール類を、エステル化触媒の存在で、多
価、好ましくは二価または多価の脂肪族、環状脂肪族ま
たは芳香族カルボン酸類と共に約250℃までの温度に
加熱し、反応の終了に向かって減圧下にする既知の方法
で行うことができる。カルボキシル基を含む、可逆的ブ
ロックしたポリイソシアネート類は次の一般式(I)で
特徴付けられる:
は分岐脂肪族または環状脂肪族基を意味し、Rは価数
(n+p)の直鎖または分岐脂肪族または環状脂肪族基
を意味し、Zはイソシアネートブロック剤Z−Hのラジ
カルを意味し、mは1から3の数字、好ましくは1、n
は1から4の数字、好ましくは1から2、pは1から4
の数字、好ましくは1から2、qは1から4の数字、好
ましくは1から2、を表し、そしてp+qの和は2より
大きい。
れたイソシアネートの調製は既知の方法、例えば、ドイ
ツ公開特許第3 232 463号公報に記載された方法
と同様にして、加熱したブロック剤の存在で窒素と共に
溶液中で、ヒドロキシカルボン酸をポリイソシアネート
と反応させ、生成した付加物を単離することによって行
われる。好ましい出発物質は、ヒドロキシカルボン酸と
しては特に2,2-ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン
酸、ポリイソシアネートとしてはイソホロンジイソシア
ネートまたはヘキサメチレンジイソシアネートまたはそ
れらの自己付加によって得られるプレポリマー類または
オリゴマー類、ブロック剤としてはラクタム類、好まし
くはε-カプロラクタムである。
アルキルアミド類は1分子当たり少なくとも2個のβ-
ヒドロキシアルキルアミドを含まなければならず、次式
(II)によって特徴づけられる:
同一または異なるアルキル基、または水素を表し、R2
は脂肪族、環状脂肪族、芳香脂肪族または芳香族基を表
し、R3は
ルキル基、または水素を表す。
ロキシアルキルアミド類は次のものである: −N,N-ジ(β-ヒドロキシエチル)アセトアミド −ビス(β-ヒドロキシエチル)アジポアミド −ビス(β-ヒドロキシプロピル)アジポアミド −ビス〔N,N-ジ(β-ヒドロキシエチル)〕アジポア
ミド −ビス〔N,N-ジ(β-ヒドロキシプロピル)〕アジポ
アミド
ドロキシルアミド基の割合は0.5〜1.5が好ましい。
は、加熱下で相当するジカルボン酸のエステル類をアル
カノールアミン類と反応させる既知の方法で行う。本発
明の塗料では、フィルムの優れた専門特性を得るには、
本発明のβ-ヒドロキシアルキルアミド基と可逆的にブ
ロックしたカルボキシル基含有ポリイソシアネートのカ
ルボキシル基の割合が0.5〜1.5、好ましくは0.8
〜1.2であることが必要である。更に、フィルムの優
れた特性を得るには、β-ヒドロキシアルキルアミド類
またはその混合物は平均2〜4のβ-ヒドロキシアルキ
ルアミド官能基がなくてはならない。
を80〜130℃の温度で溶融状態で共押出した粉末塗
料の形態でなされる。押出物は冷却し、摩砕し、次いで
90μmより小さい粒子寸法に分級する。原則として、
溶液中で各成分を混合し、沈殿または溶媒を蒸留除去す
るような他の塗料の調製法も適しているが、これら他の
方法は実用的に意味がない。
塗料としての本発明の塗料の使用は、通常の粉末塗料法
で行い、例えば静電粉末塗料スプレー装置、トリボエレ
クトリックまたはコロナ法、または流動床法、その他が
利用できる。本発明の塗料は溶液としても用いることが
でき、それによってもフィルムの優れた技術特性を持っ
た艶消し表面が得られる。本発明の塗料は通常の任意の
温度で優れた貯蔵安定性があり、150〜220℃で架
橋した後は優れた機械的特性を示し、滑らかで同時に艶
消しの表面となる。これは耐候性の優れ、更に毒物学的
に全く問題にならない。
特性を特徴付けている。実施例 A :ヒドロキシ末端ポリエステル類 温度センサー、撹拌機、還流管および蒸留橋を備えた2
リットル容量のエステル化反応容器に、309.2g
(2.97モル)のネオペンチルグリコール、136.7
g(2.20モル)のエチレングリコールおよび14.8
g(0.11モル)のトリメチロールプロパンを入れ、
140℃で溶融し、また全反応期間を通じてN2雰囲気
下に置く。撹拌をしながら、731.1g(4.40モ
ル)のテレフタール酸と0.6gのエステル化触媒を加
える。内温が上がった後は、留出物がもはや出なくなる
まで反応を続ける。20ミリバールの減圧にして、16
0℃の溶融粘度が20Pasに達するまで縮合を行う。
得られるポリエステルは酸価が2mg KOH/gより
小さく、ヒドロキシル価が48mg KOH/gより小
さく、160℃でのICI溶融粘度が18Pasで、ガ
ラス転移温度(DSC)が64℃である。
逆的ブロックポリイソシアネート 2mlのトルエン中に135g(1.0モル)の2,2-
ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸を226g
(2.0モル)のε-カプロラクタムと共に溶解し、10
0℃のN2雰囲気中で444g(2.0モル)のイソホロ
ンジイソシアネートと30分以内混合する。撹拌は約1
15℃で約1時間続け、それから真空蒸留してトルエン
の大部分を除去する。残留物として得られる生成物か
ら、なおこれになお付着しているトルエンを真空中で除
去する。無色の結晶は酸価が約70(mg KOH/
g)で流出温度(pour point)が120〜1
28℃である。
アジパメート 348g(2モル)のジメチルアジペートと244g
(4モル)のエタノールアミンを、撹拌機、温度計およ
び蒸留装置を備えた反応容器中でN2雰囲気下で110
℃に加熱し、15分間還流下で反応する。次いでその温
度で反応を約3時間続行して発生するメタノールを除去
し、その後温度を約148℃に上げる。更に90分間N
2雰囲気中に置いた後、反応容器の内容物を磁製皿に注
ぎ、固化後粉砕する。得られる生成物は117〜120
℃の融点を有し、なお約1%の遊離エタノールアミンを
含む。
の製造法を用いた:粉末塗料の調製 処方する原料類をヘンシェルミキサー中で700rpm
で30秒間乾式混合し、次いでバス−コニーダー(Bu
ss−Cokneader)(PLK46)中で、バレ
ル温度100℃、冷却スクリュー、スクリュー回転数1
50rpmで押し出す。押し出し物は冷却し、摩砕して
90μm未満に分級する。塗料試験および表面評価は、
トリクロロエタンで脱油した鋼板(厚さ0.8mm)上
で、200℃の火炎温度で30分間、60〜80μmの
厚さのフィルムで行う。
Claims (8)
- 【請求項1】 ヒドロキシル価20〜200mg KO
H/g、ガラス転移点が40℃以上の少なくとも1種の
ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂(a)、1分子当た
り少なくとも2個のブロックされたイソシアネート基を
有し、酸価が20〜150mg KOH/gである、少
なくとも1種のカルボキシル基含有可逆的ブロックポリ
イソシアネート(b)および1分子当たり少なくとも2
個のβ-ヒドロキシアルキルアミド基を持つ少なくとも
1種のβ-ヒドロキシアルキルアミド(c)、および用
途および製法の必要に応じて任意に更に添加物を含むエ
ポキシ基を含まない熱硬化性塗料組成物。 - 【請求項2】 ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂が、
少なくとも2価である直鎖または分岐の脂肪族または環
状脂肪族のポリオールの少なくとも1種および少なくと
も2価である脂肪族、環状脂肪族または芳香族のカルボ
ン酸の少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1
記載の塗料組成物。 - 【請求項3】 β-ヒドロキシアルキルアミド(c)ま
たはその混合物が2〜4個のβ-ヒドロキシアルキルア
ミド基を有する請求項1記載の塗料組成物。 - 【請求項4】 ヒドロキシル基当たり0.5〜1.5個の
ブロックイソシアネート基が利用される請求項1記載の
塗料組成物。 - 【請求項5】 カルボキシル基当たり0.5〜1.5個の
ブロックβ-ヒドロキシアルキルアミド基が利用される
請求項1記載の塗料組成物。 - 【請求項6】 粉末塗料組成物である請求項1〜5のい
ずれかひとつに記載の塗料組成物。 - 【請求項7】 トリボエレクトリックまたはコロナ粉末
スプレー法または流動床法により粉末塗料から艶消し表
面および優れた耐候性を有する保護塗膜を形成しうる請
求項1〜6のいずれかひとつに記載の塗料組成物。 - 【請求項8】 成分a、b、cおよび任意成分として粉
末塗料用として一般的な添加剤とを80〜130℃で溶
融押し出しし、冷却し、造粒し、粉砕し、粒径90μm
未満に分級することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
かひとつに記載のエポキシ基を含まない熱硬化性塗料組
成物の調製法。
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