JP2859232B2 - 静電式インクジェット記録ヘッド - Google Patents

静電式インクジェット記録ヘッド

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JP2859232B2
JP2859232B2 JP34224896A JP34224896A JP2859232B2 JP 2859232 B2 JP2859232 B2 JP 2859232B2 JP 34224896 A JP34224896 A JP 34224896A JP 34224896 A JP34224896 A JP 34224896A JP 2859232 B2 JP2859232 B2 JP 2859232B2
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和男 島
忠志 溝口
仁史 峯本
人司 竹本
良広 萩原
徹 薬師寺
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電式インクジェッ
ト記録ヘッドに関し、特にトナー粒子を記録媒体に付着
させ記録を行う静電式インクジェット記録ヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視し得る程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で、簡単な機
構で記録媒体上に直接高速で記録が可能であり、しかも
普通紙に記録の行えるインクジェット記録法は極めて有
力な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案さ
れている。
【0003】その中に、記録媒体背面に設けた対向電極
と、これに対向した針状電極間に電圧を印加し、発生し
た電界の静電力によりインク等の色材を飛翔せしめ、記
録を行う方法がある。
【0004】図6は、例えば特願平7−120252号
明細書に示される、この従来の静電式インクジェット記
録ヘッドの一例を示す斜視図である。図6を参照する
と、基板132はガラス等の絶縁体で、その表面には、
複数の記録電極125が形成されている。記録電極12
5は基板132全面にスパッタしたクロム等の導電性材
料をフォトリソグラフィでパターニングしたもので、例
えば300dpi(dotsper inch)ピッチ、すなわち約8
5μm間隔で配置されている。記録電極125は不図示
のドライバに接続されており、このドライバは記録時に
記録電極125に選択的に高電圧パルスを印加する。
【0005】メニスカス形成部材128は基板132上
にラミネートした感光性高分子フィルムをフォトリソグ
ラフィで加工したもので、記録電極125の先端部より
やや後退した位置に、各記録電極125に重なるように
形成されている。感光性高分子フィルムの厚みは30μ
mで、メニスカス形成部材128の幅も約30μmであ
る。
【0006】メニスカス形成部材128の上には、メニ
スカス形成部材128先端部よりさらに後退した位置
に、カバー133が取り付けられている。カバー133
は、絶縁性部材で、あらかじめインク供給口126およ
びインク排出口127が加工されている。基板132と
カバー133とがスリット状のインク噴射口122を形
成し、インク噴射口122の間には記録電極125上に
乗ったメニスカス形成部材128が突き出ている。メニ
スカス形成部材128は、カバー133を支持し、イン
ク流路134を形成する目的も兼ねるため、一部カバー
133の下にも続いている。また、メニスカス形成部材
128は基板132およびカバー133とともにインク
室121を構成している。
【0007】さらに、インク120中のトナー粒子を濃
縮しインク流路134を通してインク噴射口122近傍
に供給するために、インク流路134後方に泳動電極1
23が配設されている。泳動電極123と記録媒体12
4背面に設けた対向電極129との間の電界によりイン
ク120中のトナー粒子は電気泳動力により移動しイン
ク噴射口122近傍に集中する。このとき、記録電極1
25にパルス電圧を印加することにより、トナー粒子は
飛翔粒子群131として記録媒体124に向け飛翔す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の静電式イン
クジェット記録ヘッドにおける第1の問題点は、記録ヘ
ッド製造プロセスが複雑であり、記録ヘッドの低コスト
化が出来ないということにある。その理由は、複数の記
録電極を基板全面にスパッタしたクロム等の導電性材料
をフォトリソグラフィでパターニングしたものであり、
さらに、メニスカス形成部材は基板上にラミネートした
感光性高分子フィルムをフォトリソグラフィで加工した
もので有るためである。
【0009】第2の問題点は、常に適正なトナー粒子供
給を行うことが困難であるということである。その理由
は、インク噴出口へのトナー粒子供給を泳動電極による
トナー粒子の電気泳動力のみにより行っているためであ
る。
【0010】本発明の目的は、このような点に鑑みなさ
れたもので、静電界でインク中のトナー粒子のみを吐出
させる静電式インクジェット記録ヘッドに於いて、適正
なトナー粒子供給を常に行い、且つ吐出ポイントへ常に
トナー粒子を安定して供給することにより信頼性のある
低コストなマルチエレメントヘッドを供給することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の静電式インクジ
ェット記録ヘッドは、絶縁性を有するベースフィルムの
表面に形成され且つ前記ベースフィルムの一部に開口し
たスリット状開口部にその一部が橋渡して形成され絶縁
性コーティング部材でその表面を被服された複数の記録
電極と、前記記録電極と同様に絶縁性を有する別のベー
スフィルムの表面に形成され且つ前記別のベースフィル
ムの一部に開口した別のスリット状開口部にその一部が
橋渡して形成され絶縁性コーティング部材でその表面を
被服され且つ前記記録電極と千鳥配列状に重ね合わされ
た吐出ポイントと、前記2つのベースフィルムを前記2
つのスリット状開口部で曲げて保持する保持部材と、前
記2つのベースフィルムと前記保持部材との間を流れる
トナー粒子を含むインクに接液して配設される泳動電極
とを備える。
【0012】また、本発明の静電式インクジェット記録
ヘッドは、前記吐出ポイントは前記記録電極より前記ト
ナー粒子吐出側に有ることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の静電式インクジェット記
録ヘッドは、前記記録電極の前記吐出ポイント側の一面
が前記インクで濡れないような形状にてインクメニスカ
スを保持することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の静電式インクジェット記
録ヘッドは、前記吐出ポイントの断面形状が台形形状で
あることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の静電式インクジェット記
録ヘッドは、パルス電圧により同時に駆動された互いに
隣接する前記記録電極に挟まれた前記吐出ポイントから
前記トナー粒子が吐出することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の静電式インクジェット記
録ヘッドは、前記2つのベースフィルムと前記記録電極
と前記吐出ポイントとは、Tape Automated Bonding技術
で用いられる2層あるいは3層のテープに一体的に構成
されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実
施の形態の静電式インクジェット記録ヘッドの斜視図,
図2はこの実施の形態の静電式インクジェット記録ヘッ
ドのヘッド先端部を矢視A方向から見た正面図,図3は
図2のC−C断面図,図4は図3のB−B断面図であ
る。
【0018】図1,図2,図3および図4を参照する
と、この実施の形態の静電式インクジェット記録ヘッド
は、絶縁性を有するベースフィルム10の表面に形成さ
れ且つベースフィルム10の一部に開口したスリット状
開口部3にその一部が橋渡して形成され絶縁性コーティ
ング部材17でその表面を被服された複数の記録電極2
と、この記録電極2と同様に絶縁性を有する別のベース
フィルム22の表面に形成され且つ別のベースフィルム
22の一部に開口した別のスリット状開口部23にその
一部が橋渡して形成され絶縁性コーティング部材17で
その表面を被服され且つ記録電極2と千鳥配列状に重ね
合わされた吐出ポイント19と、2つのベースフィルム
10および22を2つのスリット状開口部3および23
で曲げて保持する保持部材20と、2つのベースフィル
ム10および22と保持部材20との間を流れるトナー
粒子を含むインクに接液して配設される泳動電極11と
から構成される。また、吐出ポイント19は記録電極2
よりトナー粒子吐出側に有ることを特徴とする。さら
に、記録電極2の吐出ポイント19側の一面がインクで
濡れないような形状にてインクメニスカス8を保持する
ことを特徴とする。さらに、パルス電圧により同時に駆
動された互いに隣接する記録電極2に挟まれた所定の吐
出ポイント19からトナー粒子が吐出することを特徴と
する。
【0019】保持部材20はプラスチック等の絶縁体
で、鋭角な角部を持ち、その角部で2枚のベースフィル
ム10および22をその裏側からサポートしている。内
側のベースフィルム10は、ポリイミド等の絶縁体で、
その厚みは50μm程度あり、その一部の保持部材20
の角部の位置に開口したスリット状開口部3をもち、そ
の表面には、複数の記録電極2がスリット状開口部3に
橋渡しする形で一体的に形成されている。
【0020】記録電極2はベースフィルム10上に銅等
の導電性材料を20〜30μmの厚さにパターンメッキ
したもので、例えば300dpiピッチ、すなわち約8
5μm間隔で配置されている。また、記録電極2は、そ
のスリット状開口部3に露出した部分の表面が絶縁性コ
ーティング部材17で、厚み10μm以下で均一に覆わ
れている。さらに、記録電極2は、ベースフィルム10
のスリット状開口部3に露出しており、ベースフィルム
10がそのスリット状開口部3で湾曲して保持部材に取
り付けられているので、記録電極2は、ある一定の曲率
を持つ構造となっている。
【0021】外側の別のベースフィルム22も、ポリイ
ミド等の絶縁体で、その厚みは50μm程度あり、その
一部の保持部材20の角部の位置に開口した別のスリッ
ト状開口部23をもち、その表面には、複数の吐出ポイ
ント19がスリット状開口部23に橋渡しする形で一体
的に形成されている。
【0022】吐出ポイント19は別のベースフィルム2
2上に銅等の導電性材料を20〜30μmの厚さにパタ
ーンメッキしたもので、例えば300dpiピッチ、す
なわち約85μm間隔で配置されている。また、吐出ポ
イント19は、その別のスリット状開口部23に露出し
た部分の表面が絶縁性コーティング部材17で、厚み1
0μm以下で均一に覆われている。さらに、吐出ポイン
ト19は、別のベースフィルム22の別のスリット状開
口部23に露出しており、且つ下側のベースフィルム1
0に形成された記録電極2と千鳥構成になるように位置
決めされて取り付けられている。この別のベースフィル
ム22は、ベースフィルム10と同種のものを使用する
ことができる。
【0023】この実施の形態の記録ヘッドでは、ベース
フィルム10上に記録電極2を一体的に構成したテープ
状記録ヘッドを用いており、具体的にはTape Automated
Bonding(TAB)技術に用いられるTABテープを使
用し、さらに絶縁性コーティング部材17をパリレン樹
脂の化学蒸着にて形成している。
【0024】保持部材20は、絶縁性部材で、あらかじ
めインク供給口5およびインク排出口6がそれぞれ加工
され、下側のベースフィルム10と保持部材20とで構
成されたスリット状開口部3の下の空間がインク室を構
成しており、インク供給口5からインク室を通り抜けイ
ンク排出口6までインクが保持部材20の中に形成され
たインク流路16を通って流れている。
【0025】この実施の形態のインクジェット記録ヘッ
ドは、図示しないインクタンクとチューブにより接続さ
れており、1cmH2O程度の負圧を付与するととも
に、強制的にインクが循環されている。インクは、石油
系有機溶媒(イソパラフィン)に帯電制御剤とともに着
色した熱可塑性樹脂の微粒子、いわゆるトナーを分散し
たもので、トナーはゼータ電位により正極性に見かけの
帯電をしている。
【0026】インクは、その表面張力により、スリット
状開口部3および23に曲率を持って保持された各記録
電極2と吐出ポイント19との間に、図4で示されるよ
うに記録電極2の上面を濡らすことなくインクメニスカ
ス8を各吐出ポイント19毎に独立に形成されている。
これは、記録ヘッド内のインクには負圧が付与されてお
り、且つインクはある一定の流速を持つインク流21と
なっており、さらに、記録電極2がスリット状開口部3
にありベースフィルム10等より突き出しているためで
ある。
【0027】保持部材20とベースフィルム10との間
のスリット状開口部3の真下付近のインク流路16中に
インクと接触させた泳動電極11が複数の記録電極2を
横断するように形成されている。泳動電極11は、トナ
ー粒子の電位と同極性の電圧が印加され、インク供給口
5から供給されたインク中のトナー粒子を、泳動電極1
1と不図示の対向電極との電界により記録電極2近傍に
電気泳動現象により搬送する。このため、ポンプによる
強制的なインク循環による記録電極2近傍へのトナー粒
子の供給に加えて、トナー粒子の電気泳動による移動に
より、記録電極2近傍は、トナー粒子濃度がインク流2
1の上流に比べ相対的に高くなる。さらに、トナー粒子
の電気泳動による移動に伴い発生するトナー粒子の電荷
と逆極性を持つカウンターイオンはトナー粒子の移動と
逆方向に移動させ泳動電極11に吸着される。
【0028】従って、互いに隣接する任意の記録電極2
に同時に高電圧パルスを印加した際、インク中の帯電し
たトナー粒子は、その互いに隣接する記録電極2に挟ま
れた吐出ポイント19の表面に突き出して形成されたイ
ンクメニスカス先端部に集中される。この吐出ポイント
19に発生する電界に導かれて、十分な量のトナー群9
となって、記録ヘッドに対向する不図示の対向電極、す
なわち記録媒体方向に飛翔する。さらに、インクは余剰
のトナー粒子と共に強制的にインク排出口6に排出され
る。記録媒体上に付着し、記録ドットを形成したトナー
粒子は、ヒーターにより加熱され、定着される。
【0029】図5は、この実施の形態の静電式インクジ
ェット記録ヘッドに使用するTABテープの概略図であ
る。図5を参照して、TABテープ12の製造方法につ
いて概略説明する。両端にスプロケットホール15を持
つテープ状のポリイミド等のベースフィルム10にフラ
ッシュメッキをおこなう。次に、ドライフィルムをラミ
ネートし露光、現像によりパターンを形成する。その
後、銅等をパターンメッキした後ベースフィルム10を
エッチングしてスルーホール14を形成する。その後、
レジストフィルムを除去し仕上げメッキを施す。その
後、必要なところに絶縁性コーティング部材を化学蒸着
させ記録ヘッドとして用いる。このプロセスに於いて、
ベースフィルム10をエッチングで除去したところに飛
び出したインナーリード部13が記録電極2となる。ス
ルーホール14がスリット状開口部3となる。吐出ポイ
ント19を形成する別のベースフィルム22も同じもの
を使用することができる。
【0030】上述の実施の形態の構成に加え、吐出ポイ
ント19の断面が台形形状になるよう形成し、さらに台
形形状の長辺がインク流路16側、短辺がインク吐出側
となるように形成することにより、吐出ポイント19表
面上におけるインクメニスカス8の成長ポイントが一点
に集中し、トナー群9の飛び出し位置がさらに安定す
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、低コストな記録ヘッドを供給できるということで
ある。その理由は、TABテープのインナーリード部分
に絶縁コーティングを施し、記録電極とするので、ヘッ
ドの製造プロセスが簡単であるためである。
【0032】第2の効果は、常に適正なトナー供給を行
うことができるということである。その理由は、記録電
極および吐出ポイントを湾曲させ、且つインクを各記録
電極間を通過して流す構成としたことにより、余剰のト
ナー粒子およびカウンターイオンを吐出ポイント近傍か
ら強制的に排出させるためである。
【0033】第3の効果は、目的の吐出ポイントからの
み吐出でき信頼性のあるトナー吐出が得られるというこ
とである。その理由は、目的の吐出ポイントに形成され
ているインクメニスカスが隣接の吐出ポイントのメニス
カスと分離独立しているため、吐出ポイントでのインク
の挙動が隣接の吐出ポイントに影響を及ぼさないためで
ある。
【0034】第4の効果は、トナー粒子がタイムラグな
く吐出するということである。その理由は、トナー粒子
が記録電極先端部と吐出ポイント部とに予めメニスカス
を形成して保持されているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の静電式インクジェット
記録ヘッドの斜視図である。
【図2】この実施の形態の静電式インクジェット記録ヘ
ッドのヘッド先端部を矢視A方向から見た正面図であ
る。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】この実施の形態の静電式インクジェット記録ヘ
ッドのヘッドテープの概略図である。
【図6】従来の静電式インクジェット記録ヘッドの斜視
図である。
【符号の説明】
2 記録電極 3 スリット状開口部 5 インク供給口 6 インク排出口 8 インクメニスカス 9 トナー群 10 ベースフィルム 11 泳動電極 12 TABテープ 13 インナーリード部 14 スルーホール 15 スプロケットホール 16 インク流路 17 絶縁性コーティング部材 19 吐出ポイント 20 保持部材 21 インク流 22 別のベースフィルム 23 別のスリット状開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 竹本 人司 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 萩原 良広 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−67108(JP,A) 特開 平10−67109(JP,A) 特開 平10−166590(JP,A) 特開 平10−175301(JP,A) 特開 平10−175302(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性を有するベースフィルムの表面に
    形成され且つ前記ベースフィルムの一部に開口したスリ
    ット状開口部にその一部が橋渡して形成され絶縁性コー
    ティング部材でその表面を被服された複数の記録電極
    と、前記記録電極と同様に絶縁性を有する別のベースフ
    ィルムの表面に形成され且つ前記別のベースフィルムの
    一部に開口した別のスリット状開口部にその一部が橋渡
    して形成され絶縁性コーティング部材でその表面を被服
    され且つ前記記録電極と千鳥配列状に重ね合わされた吐
    出ポイントと、前記2つのベースフィルムを前記2つの
    スリット状開口部で曲げて保持する保持部材と、前記2
    つのベースフィルムと前記保持部材との間を流れるトナ
    ー粒子を含むインクに接液して配設される泳動電極とを
    備えることを特徴とする静電式インクジェット記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記吐出ポイントは前記記録電極より前
    記トナー粒子吐出側に有ることを特徴とする請求項1記
    載の静電式インクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記記録電極の前記吐出ポイント側の一
    面が前記インクで濡れないような形状にてインクメニス
    カスを保持することを特徴とする請求項1記載の静電式
    インクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記吐出ポイントの断面形状が台形形状
    であることを特徴とする請求項1,2または3記載の静
    電式インクジェット記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 パルス電圧により同時に駆動された互い
    に隣接する前記記録電極に挟まれた前記吐出ポイントか
    ら前記トナー粒子が吐出することを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載の静電式インクジェット記録ヘ
    ッド。
  6. 【請求項6】 前記2つのベースフィルムと前記記録電
    極と前記吐出ポイントとは、Tape Automated Bonding技
    術で用いられる2層あるいは3層のテープに一体的に構
    成されていることを特徴とする請求項1,2,3または
    4記載の静電式インクジェット記録ヘッド。
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