JP2859207B2 - コネクタ取付構造 - Google Patents

コネクタ取付構造

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JP2859207B2
JP2859207B2 JP8125782A JP12578296A JP2859207B2 JP 2859207 B2 JP2859207 B2 JP 2859207B2 JP 8125782 A JP8125782 A JP 8125782A JP 12578296 A JP12578296 A JP 12578296A JP 2859207 B2 JP2859207 B2 JP 2859207B2
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幸彦 藤原
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信用基地局装置等
におけるマザーボード上のフローティングコネクタの取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコネクタ取付構造は、図7
に示すように、接線の数量に応じて既知のフローティン
グコネクタの大きさをその都度変え、信号、電源等の接
線23、24を設けたフローティングコネクタ22を使
用し、マザーボード25上に配置して接線の動き33を
統一させ、ユニット側のコネクタ26との嵌合の問題を
解決していたが、この方法であると部品の多種類化につ
ながりコストの増加になる。しかし、部品の多種類化及
びコストの削減を考えた時、図8に示すように、最小限
の大きさの同種類のフローティングコネクタ27、28
を多数使用し、マザーボード29に配置する方法をとる
ことにより、接続する接線30、31の数を増やすこと
ができ、かつ同種類のフローティングコネクタを多数配
置している為、各々のフローティングコネクタ27、2
8の動き32が自在に摺動するようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、マザ
ーボード上のフローティングコネクタのフローティング
方向が制御できず、いろいろな方向に摺動することでユ
ニット側のコネクタとの嵌合ができない場合が多々有っ
た。その理由は、サブラック等の組立において、ユニッ
ト実装部の公差の注意は行っているが、ユニット側のコ
ネクタが固定で有り、一方マザーボード側のコネクタ
は、フローティングで有ることより、ユニットの実装
時、組立公差等をコネクタが有するフローティング量で
吸収してきたが、フローティングコネクタが多数存在す
ると、ユニット側のコネクタとの嵌合の状態が複雑にな
り、嵌合の信頼性が低下する為である。
【0004】第2の問題点は、多種類のコネクタを開発
することで、装置のコスト増加につながっていた。その
理由は、特に通信基地局装置は、多品種少量生産品であ
り、個々の部品レベルの共通化をはからないと、装置価
格の低減につながらない為である。
【0005】本発明の目的は、架側に配置した複数のフ
ローティングコネクタを一度にユニット側のコネクタと
嵌合させる際に、フローティングコネクタの動きを制御
し、正確にコネクタ同志を嵌合させるコネクタ取付構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ取付構
造は、マザーボード上に実装した同種複数のフローティ
ングコネクタをユニット側のコネクタに同時嵌合させる
構造であって、前記同種複数のフローティングコネクタ
のうち前記コネクタの一つに同時に嵌合するものを1個
の金具で連結させてフローティング方向を一致させるべ
くしたものである。
【0007】このコネクタ取付構造において、前記金具
は、前記同種複数のフローティングコネクタの各々の周
囲をフローティング量より少ない隙間で囲むごとき角穴
を有し、かつ前記マザーボード上に前記フローティング
コネクタがフローティング量より大きく可動すべく締結
手段によって固定されるようになっており、また前記マ
ザーボードには前記フローティングコネクタに沿い前記
フローティング方向と同方向にスリット穴を少なくとも
1個穿ち、前記金具の端部にはこのスリット穴の長さよ
り短く且つこのスリット穴に嵌入する少なくとも1個の
凸状突起を設けてもよい。
【0008】このような構成によれば、ユニット側に固
定されたコネクタ(図1の26)と架側(図1の1)の
マザーボード(図1の2)に設けた多数同種類のフロー
ティングコネクタ(図1の3,4)を嵌合するとき、マ
ザーボード(2)に設けたフローティングコネクタ
(3,4)が1個の金具(図1の5)で連結されている
ため、1個のコネクタの動きに合わせて他のコネクタが
フローティングにより同一方向に摺動し、嵌合が各コネ
クタ別々で行われるのではなく、あたかも大きな1個の
コネクタと同じとなり、嵌合が正確に行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1ないし図3は本発明の第1の実施の形
態を示す斜視図、分解斜視図、断面図である。この第1
の実施の形態は、マザーボード2表面上に実装設置され
る上下2個の同種類のフローティングコネクタ3、4
と、2個所の角穴6にこの2つのフローティングコネク
タ3、4をそれぞれ差し込んであたかも1つのコネクタ
のごとく連結する金具5とを有してなる。角穴6の大き
さは、フローティングコネクタ3、4の外形寸法より若
干大きな寸法、即ち、フローティングコネクタ3、4の
フローティング量より少ない隙間で周囲を囲む大きさと
なっている。
【0011】このような構成において、架側1のマザー
ボード2表面上に上下方向に2個の同種類のフローティ
ングコネクタ3、4の設置を行う。次に、この同種類の
フローティングコネクタ3、4を差し込み実装できる角
穴6を上下2個所に有し、かつ上下端部7付近にフロー
ティングコネクタが有するフローティング量より大きく
動く様な縦長の長穴8を配した金具5を用い、金具5の
角穴6にフローティングコネクタ3、4を差し込むよう
に実装を行う。縦長の長穴8を通してボス9とブロック
10にて金具5を挟み込むようにし、上下方向にフロー
ティングするようにマザーボード2にねじ11にて固定
を行うことにより、上下2個の同種類のフローティング
コネクタ3、4をあたかも1つのコネクタのごとく連結
を行い、摺動方向12を一致させることができ、フロー
ティングコネクタ3、4をユニット側のコネクタ26に
対し一度に嵌合させうるコネクタの取付構造が得られ
る。
【0012】図4ないし図6は本発明の第2の実施の形
態を示す斜視図、分解斜視図、断面図である。この第2
の実施の形態では、上下2個のフローティングコネクタ
3、4に対する金具15の配置関係及び角穴16の大き
さ関係については上述した第1の実施の形態と全く同様
である。異なるのは金具15に設けたフローティング用
の大きめの長穴18及び凸状突起である複数の端面凸部
17と、マザーボード14面にフローティングコネクタ
3、4に沿って複数個所に穿たれ端面凸部17を嵌入す
る長穴状のスリット穴21を設けたことである。なお、
スリット穴21の長さは、嵌入した端面凸部17がコネ
クタのフローティング量より大きく動けるだけの長さを
有している。長穴18の大きさについても同様である。
【0013】このような構成において、金具15の中央
1個所に設けた長穴18にボス19とカラー20を通
し、金具15のフローティングを行い、更に金具15の
左右の動き及び回転方向の動きを抑制する為、金具15
の左右の端部に形成した複数の端面凸部17を、マザー
ボード14面に金具15の板厚より若干幅が広く且つ充
分に長く設けた複数のスリット穴21に嵌入し、ねじ1
1にてボス19とカラー20を介し金具15をマザーボ
ード14に対し固定を行うことにより、同種類のフロー
ティングコネクタ3、4の摺動方向13を一致させるこ
とができ、ユニット側のコネクタ26に対し一度に嵌合
させうるコネクタの取付構造が得られる。
【0014】
【発明の効果】第1の効果は、多数同種類のフローティ
ングコネクタの動きを制御することで、架側の多数のコ
ネクタとユニット側のコネクタを一度に嵌合させる事が
出来る。その理由は、1個の金具で多数同種類のフロー
ティングコネクタを連結させることにより、多数同種類
のフローティングコネクタが有っても、1個のコネクタ
が動けば他のフローティングコネクタも摺動し、多数同
種類のフローティングコネクタの動きを一致させること
ができ、ユニット側のコネクタとの嵌合が正確に行え
る。
【0015】第2の効果は、新規のコネクタを開発する
ことなく、安価な価格で、多数同種類のフローティング
コネクタの動きを制御できる。その理由は、多数同種類
のフローティングコネクタを連結する手段として金具等
の安易に製造できる部材を用いる構造であり、更に金具
のフローティングを行う部材としてボス、ブロック等の
切削品を用いる構造であり、これらは従来の技術で容易
に製作できる構造であるため安価な価格で製作すること
ができ、調整工事の費用も削減できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のフローティングコ
ネクタの分解斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のフローティングコ
ネクタの分解斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の断面図である。
【図7】従来構造の第1の例の斜視図である。
【図8】従来構造の第2の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 架側 2、14 マザーボード 3、4 フローティングコネクタ 5、15 金具 6、16 角穴 7 上下端部 8、18 長穴 9 ボス 10 ブロック 11 ねじ 12、13 摺動方向 17 端部凸部 19 ボス 20 カラー 21 スリット穴 22 フローティングコネクタ 23、24 接線 25、29 マザーボード 26 コネクタ 27、28 フローティングコネクタ 30、31 接線 32 フローティングコネクタの動き 33 接線の動き

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マザーボード上に実装した同種複数のフ
    ローティングコネクタをユニット側のコネクタに同時嵌
    合させる構造であって、前記同種複数のフローティング
    コネクタのうち前記コネクタの一つに同時に嵌合するも
    のを1個の金具で連結させてフローティング方向を一致
    させるべくしたことを特徴とするコネクタ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記金具は、前記同種複数のフローティ
    ングコネクタの各々の周囲をフローティング量より少な
    い隙間で囲むごとき角穴を有し、かつ前記マザーボード
    上に前記フローティングコネクタがフローティング量よ
    り大きく可動すべく締結手段によって固定されることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記マザーボードには前記フローティン
    グコネクタに沿い前記フローティング方向と同方向にス
    リット穴を少なくとも1個穿ち、前記金具の端部にはこ
    のスリット穴の長さより短く且つこのスリット穴に嵌入
    する少なくとも1個の凸状突起を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載のコネクタ取付構造。
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JP4962794B2 (ja) * 2008-02-18 2012-06-27 横河電機株式会社 コネクタ装置および半導体試験システム
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