JP2858527B2 - 列車運行管理システム - Google Patents

列車運行管理システム

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JP2858527B2 JP5246916A JP24691693A JP2858527B2 JP 2858527 B2 JP2858527 B2 JP 2858527B2 JP 5246916 A JP5246916 A JP 5246916A JP 24691693 A JP24691693 A JP 24691693A JP 2858527 B2 JP2858527 B2 JP 2858527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、列車運行管理システ
ムにおいて、特に処理異常の原因究明に好適な履歴デー
タ出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開平2−128957
号公報に示された従来の列車運行管理システムの全体構
成図であり、図において、1は中央処理装置、2はディ
スプレイ、3は操作卓、4はディスク、5はプリンタで
ある。6A〜6Dは伝送制御装置、7A〜7Cは駅制御
装置、8A〜8Cは連動装置、9A〜9Cは行先案内表
示器、10A〜10Cは放送装置、11は伝送路であ
る。
【0003】次に、動作について説明する。各駅に設置
された駅制御装置7A〜7Cは、全列車の運行を管理す
る中央装置1から伝送制御装置6A〜6Dおよび伝送路
11を介して送信されたダイヤ情報をもとに、列車走行
に従って列車を追跡し、各駅の連動装置8A〜8C、行
先案内表示器9A〜9C、放送装置10A〜10Cを制
御する。また、中央処理装置1は、駅制御装置7A〜7
Cから一定周期で送信される駅制御データ(現時刻、列
車追跡情報、先次発情報)、DI情報(信号現示)、D
O情報、および故障情報を伝送制御装置6A〜6Dおよ
び伝送路11を介して取り込み、ディスク4に各周期毎
に格納してデータ収集を行う。営業時間帯に駅制御装置
7A〜7Cの処理が異常になると、操作卓3の該当のボ
タンを押すことでデータ収集を停止させ、保守時間帯
(夜間)にディスク4に収集されている駅制御データ、
DI情報、およびDO情報を使用して中央処理装置1の
運行状況モニタに再度編集し、列車の列番シフト、在線
表示、信号現示、先次発予告表示等をディスプレイ2に
一定スキャンで表示する。異常が再現されれば、操作卓
3からの操作でスキャンを停止させ、運行状況モニタの
表示に使用している異常のあるデータをディスク4から
取り出し、プリンタ5に印字する。保守作業者は、運行
状況モニタに再現された異常とこの印字されたデータと
をもとに、駅制御装置の異常の原因究明を行い、進路鎖
錠リレーの異常については、駅制御装置7A〜7Cに接
続された連動装置8A〜8Cの動作を現地で調査するこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車運行管理シ
ステムは以上のように構成されているので、信号現示デ
ータを収集するが、信号現示を構成している詳細な進路
鎖錠リレー情報(その時間帯での鎖錠リレーの状態、鎖
錠範囲、進路鎖錠制御順序等)が駅制御装置から中央処
理装置へ送信されないので、駅制御装置の処理異常の原
因究明を行う場合、異常を発生している進路鎖錠リレー
を限定するために駅制御装置側で調査する必要があり、
原因究明が難しく時間がかかるといった問題点があっ
た。さらに、駅制御装置の異常にともなう列車運行の乱
れを回復するために運転整理等の指令入力を行う場合が
あり、運行状況モニタの異常が故障によるものであるか
指令入力によるものかが不明であり、余計な手間がかか
るといった問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、任意の時刻において、駅制御装
置の異常の原因究明に用いる進路鎖錠リレー情報を出力
可能な列車運行管理システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車運行
管理システムは、駅制御装置から駅制御データ、各信号
現示を構成している進路鎖錠リレーの情報、駅制御装置
から連動装置への出力データであるDO情報、および駅
制御装置の故障情報を所定の周期で受信し、中央処理装
置のディスクに履歴収集する手段と、中央処理装置の操
作卓からの指示により、任意の時間帯における連動装置
の進路鎖錠リレーの状態を履歴出力する手段とを備えて
いる。
【0007】また、操作卓から指令された運転整理等の
マンマシン入力情報を該マンマシン入力による変更ダイ
ヤ情報とともにディスクに履歴収集する手段と、操作卓
から指示された時間帯に実施されたマンマシン入力情報
を履歴出力する手段とを備えている。
【0008】
【作用】この発明においては、駅制御装置から所定の周
期で送られてくる進路鎖錠リレーの情報をもとに、操作
卓から指示された任意の時間帯における連動装置の進路
鎖錠リレーの動作を出力する。
【0009】また、操作卓からの指示された時間帯に実
施された運転整理等のマンマシン入力情報を該マンマシ
ン入力による変更ダイヤ情報とともに出力する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。全体構成としては従来と同様であり、駅制御装置7
A〜7Cは、中央処理装置1から送信されたダイヤ情報
をもとに列車を追跡し、連動装置8A〜8C、行先案内
表示器9A〜9C、および放送装置10A〜10Cを制
御する。また、中央処理装置1は、駅制御装置7A〜7
Cから所定の周期で送信される駅制御データ、各信号現
示を構成している複数の進路鎖錠リレーの情報、連動装
置への出力情報であるDO情報および故障情報を伝送制
御装置6A〜6Dおよび伝送路11を介して取り込み、
ディスク4に各周期毎に格納して履歴データの収集を行
う。
【0011】次に、動作について図1のフローチャート
を用いて説明する。まず、計算機を立ち上げ、列車運行
管理システムの構成機器を停止状態から運転状態にし、
運用開始準備である始業業務を行う(S1)。続いて、
列車の運行が開始されると、駅制御装置7A〜7Cは中
央処理装置1から送信されたダイヤ情報に基づき、列車
を追跡し、自動進路制御を行う(S2)。駅制御装置7
A〜7Cからは、所定の周期で駅制御データ、各信号現
示を構成している複数の進路鎖錠リレーの情報、DO情
報、故障情報等の履歴データが中央処理装置1に送信さ
れ、中央処理装置1のディスク4に各周期毎に収集され
る(S3)。図2は履歴データ収集におけるデータの流
れ図であり、中央処理装置1内の履歴収集プログラムに
よって、時刻、列車番号、ダイヤNO、制御対象ルー
ト、制御対象進路種別、共通チェック状態、共通出力状
態、個別チェック状態、および個別出力状態のデータか
らなる駅制御データ、進路鎖錠リレー情報、DO情報お
よび故障情報を、駅制御装置7A〜7Cから所定の周期
で取り込み、ディスク4に各周期毎に時系列で記憶す
る。
【0012】上記S2〜S3で示した列車運行中の処理
は、駅制御装置の異常、連動装置の異常、あるいはダイ
ヤ乱れ等の異常がなければ(S4でNOのとき)、列車
運行が終了するまで(S8でNOのとき)続けられ、列
車運行が終了すれば(S8でYESのとき)、すべての
処理を終了し、一日の運行管理業務が終業する。異常が
発生すると(S4でYESのとき)、列車運行の乱れを
最小にとどめ、速やかに正常な列車運行にもどすため
に、指令員が操作卓3から運転整理、手動制御、および
異常の原因究明のための履歴データ出力指令のマンマシ
ン入力を行う(S5)。これにより、ディスク4に収集
した各周期毎の履歴データを読み出し編集して、ディス
プレイ2上に各信号現示を構成している進路鎖錠リレー
の状態を、進路鎖錠図および結線図の形でグラフィカル
に表示する。また、プリンタ5上に履歴データの印字を
行う(S6)。この処理については、図3および図4を
用いて後述する。指令員または保守作業者は、ディスプ
レイ上に表示された進路鎖錠図、結線図、印字された履
歴データ、およびダイヤ情報を照査して異常の原因を究
明し、駅制御装置を復旧させる(S7)。その後、列車
運行が終了するまでは(S8でNOのとき)、S2にも
どって上記の処理を続け、列車運行が終了すれば(S8
でYESのとき)、すべての処理を終了し、一日の運行
管理業務が終業する。
【0013】次に、履歴データ出力処理(S6)につい
て詳述する。図3は中央処理装置1内の履歴出力処理の
ソフトウエア構成図である。アプリケーションプログラ
ムからの履歴出力要求は操作卓3からサブルーチンをC
ALLすることにより行われる。この操作により履歴出
力プログラムが起動され、操作卓3の指示により、履歴
出力データがディスプレイまたはプリンタに出力され
る。この時、印字を指示した場合は履歴印字プログラム
が起動され、履歴データフォーマットにしたがってプリ
ンタ5に印字する。また、IPL時には履歴初期化プロ
グラムによりディスク4上の履歴データフォーマットフ
ァイルをメモリ上にローディングする。
【0014】一方、表示を指示した場合は履歴表示プロ
グラムが起動され、履歴データフォーマットにしたがっ
てディスプレイ2上に進路鎖錠図および結線図を表示す
る。図4に、進路鎖錠図および結線図の再現表示画面例
を示す。これは、履歴収集した周期毎のデータをもと
に、進路鎖錠リレー回路の動作を指定時刻(hh時mm
分ss秒)から時系列でグラフィカルに再現表示するも
のである。進路鎖錠図では進路鎖錠リレー情報をもと
に、ある時刻の鎖錠リレーの状態および鎖錠範囲が、例
えばその時刻での鎖錠されている進路を赤色で描くこと
により、わかりやすく表示される。また、結線図では進
路鎖錠リレー回路を表示し、リレー動作時(扛上時)
は”↑”、リレー落下時は”↓”を描く。これら進路鎖
錠図および結線図を周期毎に時系列で表示することによ
り、進路鎖錠リレーの動作順序が一目瞭然となる。保守
作業者は上記進路鎖錠図および結線図とダイヤ情報とを
見比べながら、異常の原因追究を行う。以上のように、
駅制御装置に何らかの異常が発生した場合に、任意の時
間帯における進路鎖錠リレーの動作を指令員の指示によ
って随時出力するようにしたので、容易に原因究明を行
うことができる。
【0015】実施例2.なお、上記実施例1では、連動
装置の進路鎖錠リレーの状態を再現表示し、ダイヤ情報
と見比べながら異常の原因究明を行ったが、再現表示し
た時間帯に実施された運転整理等のマンマシン入力情報
の履歴データをも再現表示するようにすれば、より効率
のよい原因究明が可能となる。異常発生時には、中央処
理装置の操作卓から運転整理等のマンマシン入力を行う
場合があり、その場合、ダイヤ情報が変更されているの
で、異常の原因究明において進路鎖錠図および結線図と
ダイヤ情報とを照査する際に矛盾を生じることになる。
そして、再現表示された進路鎖錠の状態とダイヤ情報と
の矛盾が、駅制御装置の異常によるものか運転整理等の
入力によるものかが判明できず、その確認に余計な手間
が必要となる。したがって、運転整理等のマンマシン入
力情報を変更ダイヤ情報とともにディスクに格納してお
き、操作卓から指示された時間帯に実施されたマンマシ
ン入力情報を表示することにり、さらに効率のよい原因
究明が実現される。図5に運転整理の再現画面例を示
す。この例では、時刻hh時mm分ss秒にC駅で列車
aと列車bとを順序変更する運転整理を実施したことを
表示している。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば任意の
時刻における連動装置の進路鎖錠リレーの動作を指令員
の指示により随時出力するようにしたので、駅制御装置
の異常の原因究明が容易かつ迅速に行える。また、操作
卓から指令された時間帯に実施した運転整理等のマンマ
シン入力情報を該マンマシン入力による変更ダイヤ情報
とともに出力するようにしたので、さらに効率の良い原
因究明が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による列車運行管理システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図2】図1の履歴データ収集処理におけるデータの流
れを示す図である。
【図3】図1の履歴出力処理のソフトウエア構成を示す
図である。
【図4】図1の履歴出力処理において出力される進路鎖
錠図及び結線図の再現表示画面例である。
【図5】この発明の実施例2において出力されるマンマ
シン入力再現表示画面例である。
【図6】従来の列車運行管理システムの全体構成を示す
図である。
【符号の説明】 1 中央処理装置 2 ディスプレイ 3 操作卓 4 ディスク 5 プリンタ 6A,6B,6C,6D 伝送制御装置 7A,7B,7C 駅制御装置 8A,8B,8C 連動装置 9A,9B,9C 行先案内表示器 10A,10B,10C 放送装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全列車の運行を管理する中央処理装置と
    上記列車の進路制御、追跡、案内表示・放送等を行う駅
    制御装置とをデータ伝送回路で接続し、ダイヤ情報や列
    車制御情報の授受を行う列車運行管理システムにおい
    て、 上記駅制御装置から駅制御データ、各信号現示を構成し
    ている進路鎖錠リレーの情報、上記駅制御装置から連動
    装置への出力データであるDO情報、および上記駅制御
    装置の故障情報を所定の周期で受信し、上記中央処理装
    置のディスクに履歴収集する手段と、上記中央処理装置
    の操作卓からの指示により、任意の時間帯における連動
    装置の上記進路鎖錠リレーの状態を履歴出力する手段と
    を備え、進路鎖錠動作の再現を可能としたことを特徴と
    する列車運行管理システム。
  2. 【請求項2】 操作卓から指令された運転整理等のマン
    マシン入力情報を該マンマシン入力による変更ダイヤ情
    報とともにディスクに履歴収集する手段と、上記操作卓
    から指示された時間帯に実施されたマンマシン入力情報
    を履歴出力する手段とを備え、マンマシン入力動作の再
    現を可能としたことを特徴とする請求項1記載の列車運
    行管理システム。
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JP6289232B2 (ja) * 2014-04-11 2018-03-07 株式会社日立製作所 ログ管理装置およびログ処理方法

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