JP2014213624A - 運行管理訓練システム、装置、および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】在線シミュレータを用いて行う列車運行管理の訓練の利便性を向上する。
【解決手段】在線シミュレータは、列車運行をシミュレーションして、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに送信し、指示入力があると、指示入力をシミュレーションにおける列車運行に反映させる。ログ管理装置は、実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、在線シミュレータによるシミュレーションにおける時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録し、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、第1運行ログデータ、または更に第2運行ログデータを用いて、時系列の在線状態および設備状態を再生し、所定の操作が行われると、在線シミュレータに在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わる。
【選択図】図1
【解決手段】在線シミュレータは、列車運行をシミュレーションして、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに送信し、指示入力があると、指示入力をシミュレーションにおける列車運行に反映させる。ログ管理装置は、実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、在線シミュレータによるシミュレーションにおける時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録し、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、第1運行ログデータ、または更に第2運行ログデータを用いて、時系列の在線状態および設備状態を再生し、所定の操作が行われると、在線シミュレータに在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わる。
【選択図】図1
Description
本発明は、指令員が列車の運行管理の訓練を行うためのシステムに関する。
列車運行管理は指令員が列車運行管理システムを用いることにより行う。列車運行管理システムには、ダイヤを管理する装置、列車の進路を制御する装置、指令員による運転整理を実施する装置など様々な装置が含まれている。
そして、列車運行管理は、指令員の指令業務に誤りが許されない、指令員が非常に重い責任を負う業務である。運転整理を誤ることで大規模な遅延が生じたり、重大な事故を発生させたりすることがあるため、指令員の業務対応力の向上を目的とした訓練を行うことは非常に重要である。
指令員の訓練を、実際に列車を走行させて行おうとすると、本来の列車の運行に影響を与えないように時間、場所、および設備を調整するのは極めて困難である。そのため、指令員の訓練には在線シミュレータが用いられることがある。
在線シミュレータは、列車の走行を模擬することにより、実際に列車が走行した場合に地上設備から制御装置に送信される列車在線状態情報および設備状態情報を発生させる。
一般的には、列車の遅延や線路の支障などの障害に関するイベント(障害イベント)を在線シミュレータから発生できるようにするためには、発生させる障害イベントと発生時刻を予め手動で設定しておく必要がある。
実際に大規模な遅延が起こったときには非常に多くの障害イベントが発生する。そのため、障害イベントを全て人手により設定し、実際の列車の運行を忠実に再現することは容易ではない。
これに関連して、特許文献1では、軌道回路情報、現示情報、進行方向などの実際の連動情報を用いて、任意の時刻からシミュレーションを行う手段が記載されている。特許文献1には、「実際の連動情報と列車追跡情報を時刻とともに記録し保管する履歴メモリを有し、前記シミュレータは、前記履歴メモリに保管されている列車追跡情報の指定時刻のデータから模擬列車を初期生成し、前記履歴メモリに保管されている連動情報の前記指定時刻のデータから模擬の連動情報を初期生成し、その後は列車ダイヤに基づいて模擬の連動情報を順次生成して、シミュレーションを行う」と記載されている。
また、列車の遅延や線路の支障が発生したときの過去の列車の運行状況を再現する技術も存在する(特許文献2参照)。ログ管理装置で管理する在線列車情報、設備状態情報、運転整理や手動制御の履歴データと、ダイヤ管理装置で管理する実施ダイヤとをもとに、過去に発生した列車の運行状況を運行管理システム上に再生する。これにより、過去に発生した大規模遅延などの事故の分析が容易になる。
上述した特許文献1の技術では、まず初めに、過去の実際の走行実績をもとに任意の時刻からシミュレーションを開始するための開始状況をシステム上に作成し、続いて、実施ダイヤを用いた在線シミュレータでの列車走行のシミュレーションを行う。
指令員が任意の時刻を入力することで、実際の運行履歴を保持している時刻の範囲で、過去の実際の運行を再現した開始状態から、在線シミュレータを用いた列車走行のシミュレーションに切り替えることができる。
ところで、訓練においては似たような状況でのシミュレーションを繰り返すことが考えられる。例えば、列車の遅延が発生した状況を想定した訓練において、ある運転整理を実施し、その結果を検討して、同じ状況から他の運転整理を試みてみるといったことが考えられる。また、複数の訓練員が同じ状況からそれぞれ独自に運転整理を実施するといったことも考えられる。
しかし、特許文献1の技術では、新たな訓練の準備として、過去に実施した訓練において発生した、ある時点での運行状況を再現するには、指令員が過去の訓練時に行った運転整理などの操作と同じ操作を再度入力しなければならない。そのため、準備のために多大な時間と労力を要し、訓練の効率が良くない。
本発明の目的は、在線シミュレータを用いて行う列車運行管理の訓練の利便性を向上することである。
本発明の一態様による運行管理訓練システムは、列車運行をシミュレーションして、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに前記在線状態および前記設備状態を送信し、指示入力があると、該指示入力を前記シミュレーションにおける列車運行に反映させる在線シミュレータと、実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、前記在線シミュレータによるシミュレーションにおける時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録し、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、前記第1運行ログデータ、または前記第1ログデータと前記第2運行ログデータとを用いて、時系列の前記在線状態および前記設備状態を再生し、前記第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、前記在線シミュレータに前記第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わるログ管理装置と、を有している。
本発明によれば、実際の列車運行で取得した運行ログデータとシミュレーションで生成した運行ログデータの両方を用いて訓練を行うことができるので、在線シミュレータを用いて行う列車運行管理の訓練の利便性が向上することが可能となる。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による運行管理訓練システムのブロック図である。図1を参照すると、運行管理訓練システムは、在線シミュレータ11およびログ管理装置12を有している。運行管理の訓練は、実際の列車を走行させず、在線シミュレータ11とログ管理装置12を連携させることで実現する。まず、過去の実際の列車運行で取得した運行ログデータと過去のシミュレーションで生成した運行ログデータを用いて列車の運行を再生し(第1動作モード)、その状態から指令員が訓練として行った制御操作に基づいて列車の運行をシミュレーションする(第2動作モード)。
在線シミュレータ11は、列車運行をシミュレーションして、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに在線状態および設備状態をログ管理装置12に送信する。また、在線シミュレータ11は、指令員による運転整理などの指示入力があると、その指示入力をシミュレーションにおける列車運行に反映させる。
ログ管理装置12は、実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、在線シミュレータ11によるシミュレーションにおける時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録する。そして、ログ管理装置12は、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、第1運行ログデータ、または第1ログデータと第2運行ログデータとを用いて、所望の時系列による在線状態および設備状態を再生する。また、ログ管理装置12は、第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、在線シミュレータ11に第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わる。本実施形態によれば、実際の列車運行で取得した運行ログデータとシミュレーションで生成した運行ログデータの両方を用いて訓練を行うことができるので、在線シミュレータ11を用いた列車運行管理の訓練の利便性が向上する。
また、ログ管理装置12は、時系列の在線状態および設備状態を再生するとき、在線状態および設備状態の情報を時系列順に制御装置13に配信して再現させる。ここでいう制御装置13には、表示制御、進路制御、運転整理などを行う各種装置が含まれる。これにより、制御装置13全体が同期して列車運行の状態を再現することができる。
また、ログ管理装置12は、あるシミュレーション(第1シミュレーション)において、第1動作モードから第2動作モードに切り替わったときに、在線シミュレータ11による在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録することを開始する。また、ログ管理装置12は、第1シミュレーションの結果を用いた他のシミュレーション(第2シミュレーション)における第1動作モードでは、第1シミュレーションで再生した運行ログデータと第1シミュレーションで記録した第2運行ログデータとを接続して再生する。これにより、ログ管理装置12は過去の運行ログデータを再生しているときには運行ログデータの記録を行わないので、ログ管理装置12にて記録する運行ログデータの重複を防止し、記録装置を有効利用することができる。また、ログ管理装置12は、運行ログデータを再生している動作モードからシミュレーションにより生成される運行ログデータを記録する動作モードに移行した過去の訓練における各動作モードの運行ログデータを接続して再生できるので、それ以降の訓練においてシームレスな利用が可能である。
その際、ログ管理装置110は、第1シミュレーションにおいて再生した運行ログデータと、第1シミュレーションで記録した第2運行ログデータとを関連付けてひとつのシミュレーションログとして管理し、第2シミュレーションにおいてそのシミュレーションログを再生する。そのため、過去の運行ログの再生と新たな運行ログの記録とを行った一連のシミュレーションの単位で、運行ログを関連付けて管理できるので、過去のシミュレーションを容易に再生することができる。
また、ログ管理装置110は、日付時刻を指定した訓練動作開始の指示を受けると、その日付時刻から所定時間(例えば数分)だけ遡った時刻の状態を再現し、その状態から第1動作モードでの動作を開始する。実際の訓練の開始から一定時間だけ遡った時点の状態から再生されるので、訓練を受ける指令員がスムーズに訓練を開始することができる。
図2は、ログ管理装置12のブロック図である。図2を参照すると、ログ管理装置12はデータ収集部21および管理部22を有している。
データ収集部21は、実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、在線シミュレータ11によるシミュレーションにおいて在線シミュレータ11が制御する時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録する。
管理部22は、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、第1運行ログデータ、または第1ログデータと第2運行ログデータとを用いて、時系列の在線状態および設備状態を再生する。また、管理部22は、第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、在線シミュレータに第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わる。
以下、より具体的な実施例について説明する。
本実施例では、列車運行状況の記録と再生を行い、再生開始時点から列車走行を模擬するシステムを例示する。
<システム構成の説明>
本運行管理訓練システムを含む運行管理システムには、ダイヤ管理装置、進路制御装置、表示制御装置、および運転整理装置といった制御装置群は、実際の列車の運行管理に用いられる稼働系と同じ構成の訓練系が備わっている。稼働系と訓練系は基本的に等価な装置群で構成されている。
図3は、本実施例による運行管理訓練システムのブロック図である。
図3を参照すると、本実施例による運行管理訓練システムは、実施ダイヤ管理装置101、進路制御装置102、表示制御装置103、運転整理装置104、在線シミュレータ105、時刻管理装置106、およびログ管理装置110を有している。実施ダイヤ管理装置101、進路制御装置102、表示制御装置103、および運転整理装置104は、運行管理システムにおける訓練系の装置群である。
また、ログ管理装置110は、全体管理部111、データ作成部112、データ収集部113、データ配信部114と運行ログデータベース116およびダイヤデータベース115を有している。運行ログデータベース116は、運行状況の履歴データである運行ログデータ1161を保存し、ダイヤデータベース115は、当日の実施ダイヤ1151を保存する。
<データの説明>
本実施例の説明に登場するデータについて説明する。ここで列車運行状態の記録及び再現を実現するためのデータについて説明する。ここで記録されるデータは、実際の列車および設備から送出される信号から取得される場合と、列車および設備を疑似する在線シミュレータ105から送出される信号から取得される場合とがある。
(運行ログデータ)
まず、運行ログデータ1161について説明する。
運行ログデータ1161は列車運行の履歴を記録したデータである。運行ログデータ1161には、走行実績201と、列車在線状態202と、信号機状態203、進路状態204、および軌道回路状態205と、制御情報206とを含んでいる。
走行実績201は、列車が走行した実績のデータであり、列車が駅に到着した時刻、または更に列車が駅を出発した時刻によって表される。
列車在線状態202は、列車が在線している区間を示すデータであり、列車が在線している区間によって表される。列車在線状態202は、列車の在線状態が変化したとき、つまり、列車がある区間から他の区間に移動したときに発行させる。
信号機状態203、進路状態204、および軌道回路状態205は、鉄道設備の設備状態を示すデータであり、それぞれ信号機の状態、進路の状態、および起動回路の状態をそれぞれ示す。信号機状態203は、信号機の状態が変化したときに発行され、進路状態204は、進路の状態が変化したときに発行され、軌道回路状態205は起動回路の状態が変化したときに発行される。
制御情報206は、実行された制御の内容を示すデータであり、指令員が運転整理または手動制御を行ったときに発行される。
図4、5は、運行ログデータ1161について説明するための図である。図4には運行ログ管理テーブル1162の一例を示し、図5は運行ログデータ1161の項目の一覧(例)を示している。
ここに示す例では、時系列に発生する運行ログデータ1161は、運行ログ管理テーブル1162によって管理されている。運行ログ管理テーブル1162は、運行ログテーブル番号231、ログ情報総数232、およびログ情報(配列)233が含まれている。
運行ログデータ1161は、実際の列車の運行の他、訓練のためのシミュレーションでも記録されるので、一連の運行ログデータ1161のセットが複数存在しうる。また、同一時間帯の運行ログデータ1161のセットが重複して存在する場合もある。運行ログ管理テーブル1162では、運行ログデータ1161の各セットをそれぞれ1つの運行ログテーブルとし、運行ログテーブル番号231を付与して管理する。
ログ情報総数232は、運行ログテーブル番号231で管理される運行ログテーブルに含まれる運行ログデータ1161の個数を示す。ログ情報(配列)233には、発行された運行ログデータ1161の番号が時系列に記録される。
図5に示すように、運行ログデータ1161には、走行実績201、列車在線状態202、信号機状態203、軌道回路状態205、および制御情報206といった複数のログデータ種別があり、それぞれ毎に本体に含まれる項目が異なっている。
図5のマトリクスにおいて、○印は、各ログデータ種別にて有効な構成要素(項目)を示している。例えば、走行実績201の運行ログデータ1161には、ログ管理番号211、発生時刻212、ログデータ種別213、列車番号214、実績レコード215が含まれている。
ログ管理番号211は、各運行ログデータ1161を識別する番号である。発生時刻212は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した時刻を示す。ログデータ種別213は、運行ログデータ1161の種別を示す。列車番号214は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した列車の番号を示す。実績レコード215は、運行ログデータ1161が発行される事象の内容を示す。図5に示すように、それ以外の項目として起動回路番号216、軌道回路状態217、設備番号218、設備状態219、変更分ダイヤ220がある。起動回路番号216は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した起動回路の番号を示す。軌道回路状態217は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した軌道回路の状態を示す。設備番号218は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した設備の番号を示す。設備状態219は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生した設備の状態を示す。変更分ダイヤ220は、運行ログデータ1161が発行される事象が発生したことにより変更されるダイヤの変更分を示す。
本実施例では、データ作成部112は、1日の列車運行開始時、または在線シミュレータを用いた列車走行時の運転整理または手動制御を開始したタイミングで、運行ログテーブル番号231を一意に割りつける。
その後、例えば、ログデータ201〜206が発行されるような事象が発生すると、そのタイミングで、ログ管理装置110は、データ収集部113にて各事象の対象の状態を取得し、データ作成部112にて、その状態をフォーマット変換して運行ログデータ1161を生成する。更に、データ作成部112は、運行ログデータ1161を一意に識別するログ管理番号211、履歴が発行された発生時刻212、履歴の種別を表すログデータ種別213を採番し、運行ログデータベース116に記録する。
データ作成部112は、ログ取得が開始されてから最新の運行ログデータまでのログ管理番号211を、運行ログ管理テーブル1162のログ情報(配列)233にて管理し、運行ログデータの総数をログ情報総数232とする。
例えば、データ作成部112は、新規に運行ログデータ1161を作成したとき、ログ情報(配列)233の末尾にその運行ログデータ1161のログ管理番号211を追加し、運行ログレコードの総数を更新する。
(実施ダイヤ)
(実施ダイヤ)
次に、実施ダイヤ1151について説明する。本実施例では一例として単純なデータ構成の実施ダイヤを例示することにする。
図6は実施ダイヤ1151の一例を示す図であり、図7は実績レコード215の一例を示す図であり、図8は変更分ダイヤ216の一例を示す図である。
実施ダイヤ1151には、在線シミュレータ105を用いた列車走行に必要な、各列車の列車番号301と、到着時刻および出発時刻の採時を行う予定の駅番号302と、その駅での運用情報303と、実施到着時刻304と、実施出発時刻305とが含まれる。
また、実施ダイヤ1151には、列車がいつ駅に到着し、いつ出発したのかという走行実績を記録した実績到着時刻306および実績出発時刻307が含まれる。
実施ダイヤには、実績レコード215および変更分ダイヤ216によって変更が生じる。その実績レコード215と変更分ダイヤ216について説明する。
ログ管理装置110は、列車が駅に到着したとき、または駅を出発するとき、そのイベントをトリガとして、実績レコード215をダイヤデータベース115に保存する。
また、ログ管理装置110は、指令員が運転整理や手動制御を行ったことで変化した変更分ダイヤ216を運行ログデータ1161として運行ログデータベース116に保存する。
初期状態では実績到着時刻306、314、324と実績出発時刻307、314、325には値が入っておらず、実施ダイヤ管理装置101が走行実績である実績レコード215を駅の設備から受信したタイミングで該当列車駅の実績到着時刻313または実績出発時刻314を採時する。そのデータが実績到着時刻306、314、324または実績出発時刻307、314、325として格納される。
<訓練における列車運行状態を再現している状態から在線シミュレータによるシミュレーションへの切り替え>
訓練において、列車運行状態を再現している状態から在線シミュレータ105によるシミュレーションへの切り替えは、指令員が制御操作を行ったことをトリガとして生じる。
列車運行状態の再現においては、ログ管理装置110は、運行ログデータベース116に蓄積した運行ログデータ1161を、データ作成部112によって、各装置のインタフェースにあった列車在線状態202、設備状態203〜205、走行実績201、および制御情報206の各情報に変換し、時系列に時間関係を保って各装置に配布する。
このように列車運行状態を再生している間、ログ管理装置110は、例えば、列車在線状態202の運行ログデータと設備状態203〜205の運行ログデータをそれぞれ、各装置とのインタフェースに合わせた、列車在線状態202と、信号機状態203、進路状態204、および軌道回路状態205とを表す情報に変換し、各状態を表す変換後の情報を、列車および各装置を模擬する在線シミュレータ105に対して送信する。
在線シミュレータ105は、ログ管理装置110から受信した列車在線状態202、信号機状態203、進路状態204、および軌道回路状態205に基づいて、内部に保有している列車の走行の状態および設備の状態を変化させる。
このように、運行ログデータ1161を配布している状態で、指令員が運転整理など列車や設備に対する制御の操作を行うと、ログ管理装置110は、運行ログデータ1161を配布する動作モード(配布モード)から、運行ログデータを収集する動作モード(収集モード)に切り替える。その際、ログ管理装置110は、それ以降に取得する運行状況に対して運行ログテーブル番号231を採番し、また新たに取得される運行ログデータ1161に対してログ管理番号211を割り付ける。
図9は、動作モードの切り替え処理のフローチャート401である。
ログ管理装置110は、指令員の運転整理操作あるいは手動制御操作をトリガ402として、指令員の操作をトリガとして(ステップ402)、データ作成部112により、運行ログ管理テーブル1162を新規に作成し(ステップ403)、一意の運行ログテーブル番号231を割り付ける(ステップ404)。
続いて、ログ管理装置110の全体管理部111が、運行ログデータの配布モードから運行ログデータの収集モードに動作モードを切り替える(ステップ405)。また、在線シミュレータ105は、配布された列車在線状態情報と設備状態情報を取得する動作モード(取得モード)から、列車の走行をシミュレートして列車在線状態情報と設備状態情報を出力する動作モード(列車走行モード)に動作モードを切り替える(ステップ406)。
図10は、ログ管理装置110と在線シミュレータ105の動作モードの関係を示す図である。図10に示すように、運行ログ再生時には、ログ管理装置110がログデータを配布し(配布モード、図10の421)、在線シミュレータ105が在線状態および設備状態の情報を収集する(収集モード、図10の431)。また、列車走行シミュレート時には、ログ管理装置110がログデータを収集し(収集モード、図10の422)、在線シミュレータ105が在線状態および設備状態を疑似する(列車走行モード、図10の432)。
動作モードの切り替え前に再生に用いていた運行ログ管理テーブルのログ情報(配列)233の要素のうち、配布済みの要素を、新規に作成した運行ログ管理テーブルのログ情報(配列)223に関連付ける。
動作モードの切り替え後は、ログ管理装置110は、在線シミュレータ105が送出する情報を運行ログデータとして、<データの説明>で説明した方法で収集する。
<列車運行状態の再現>
上述のように、ログ管理装置110は内部に保持している運行ログデータを配布することにより列車運行状態を再生する。そのときのシステムの動作について詳細に説明する。
図11は、列車運行の状態を再現する処理を示すフローチャートである。
例えば訓練のために、指令員が列車運行の状態を再現する要求を行うと、ログ管理装置110が運行ログデータ用いて列車運行状態の再現を開始する。運行状態再現の入力はシステムを構成するどの装置から行えてもよい。ここでは一例としてログ管理装置110から行うものとする。
図12は、列車運行状態の再現の要求の入力フォームの一例を示す図である。指令員は、図12に示した画面UIの日付時刻入力フォーム901、時刻入力フォーム902、運行ログテーブル番号入力フォーム903にそれぞれの所望の内容を入力し、実行ボタン904にタッチする。
図11を参照すると、例えば、指令員は何らかの運行ログの運行状況を再生しているとき、または在線シミュレータ105によってシミュレーション訓練中など、所望のタイミングで、ログ管理装置110の画面UIを操作し、訓練で再現したい列車運行状況の日付および時刻と、訓練で使用したい運行状況を示す運行ログ管理テーブルの運行状態番号とを入力フォーム901〜903に入力する(ステップ502)。
ログ管理装置110のデータ作成部112は、日付時刻及び運行状態番号の入力値が適切な範囲内か否か確認する(ステップ503)。更に、データ作成部112は、現在の在線シミュレータ105の動作モードを判断する(ステップ504)。
在線シミュレータ105を用いた列車走行のシミュレーションを行っていた場合、ログ管理装置110は、在線シミュレータ105に列車走行の停止を要求し、ログ管理装置110における運行ログデータの取得を停止する(ステップ505)。
例えば、運行ログデータ1161を用いた運行状況再生を行っていた場合、ログ管理装置110は全装置に対する運行ログデータ1161の配布を停止する(ステップ506)。
その後、ログ管理装置110は、ステップ502で指令員が入力した日付時刻から所定時間(例えばN分)遡った時刻を再現時刻として設定する(ステップ507)。
続いて、ログ管理装置110は、実施ダイヤ管理装置101、進路制御装置102、運転整理装置104に対して各装置で保有している実施ダイヤの削除を要求する(ステップ508)。
更に、ログ管理装置110は、ダイヤデータベース115より、指令員が入力した日付の実施ダイヤを取り出し、データ作成部112により、列車運行状態を再生するために必要な実施ダイヤの作成を行う(ステップ509)。実施ダイヤの作成の詳細について後述する。
更に、ログ管理装置110は、指令員が指定した運行状態管理番号に対応する運行ログ管理テーブル1162内のログ情報(配列)にて管理されている全ての運行ログレコードについて、ログデータ種別が走行実績201または制御情報206であるすべてのレコードを取り出す。
ログデータ種別が”走行実績”であるデータを図7に示したような実績データに変換し、“制御情報”であるデータを図8に示したような変更分ダイヤに変換し、時系列順に再現時刻までの実績レコードと変更分ダイヤを、実施ダイヤにマージする。
次に、データ作成部112は、ステップ502で指令員が入力した運行状態管理番号に対応する断面データを作成する(ステップ510)。断面データとは、所定日付時刻における列車および設備の状態を再現したデータである。
その際、ログ管理装置110は、指令員が指定した運行状態管理番号に対応する運行ログ管理テーブル内のログ情報(配列)で管理するすべての運行ログレコードについて、ログデータ種別が列車在線状態、信号機状態、進路状態、軌道回路状態である全てのレコードを取り出す。その後、データ作成部112は、各状態情報202〜205のレコードを時系列順に再現時刻まで追加あるいは更新し、断面データテーブルを作成する。
なお、断面データの作成の詳細な処理については後述する。
ログ管理装置110は、以上のように作成した実施ダイヤを実施ダイヤ管理装置101と進路制御装置102と運転整理装置104に配布し、断面データを表示制御装置103と在線シミュレータ105に配布する(ステップ511)。実施ダイヤ管理装置101は、その実施ダイヤを管理し、進路制御装置102は実施ダイヤを列車の進路制御に用いる。実施ダイヤを管理し、ダイヤスジを表示する運転整理装置104は、配布を受けた実施ダイヤを運転整理の対象として用いることになる。表示制御装置103は断面データを初期状態として、在線状態および設備状態の表示制御を行い、在線シミュレータ105は断面データをシミュレーションの初期状態として用いることになる。
ログ管理装置110は、上記手法で作成した断面データと実施ダイヤを各装置に配布した後、断面データに基づき、列車在線状態と設備状態の再現を要求する(ステップ512)。その後、時刻管理装置106が全装置に対し、各装置に対して再現時刻への時刻を一致化することを要求する(ステップ513)。再現時刻を一致させた後、ログ管理装置110は運行ログデータ1161の配布を開始514し、在線シミュレータ105は列車在線状態情報と設備状態情報の取り込みを開始する。
図13は、実施ダイヤを作成する処理のフローチャートである。この処理は図11のステップ509の詳細である。この処理には日付時刻および運行ログテーブル番号が入力として与えられる。
まずログ管理装置110のデータ作成部112が、ダイヤデータベース115から、当日の初期状態の実施ダイヤのデータを取得する(ステップ702)。
続いて、ログ管理装置110は、入力された運行ログテーブル番号231で管理しているログ情報(配列)の運行ログデータ1161のレコードを発生時刻212の時系列順に一件ずつ取り出し(ステップ703)、ログデータ種別が走行実績201または制御情報206であれば(ステップ704)、実績レコード215と変更分ダイヤ216とを実施ダイヤ1151に追加あるいは更新することを(ステップ705)、再現時刻までの最後のデータまで行い(ステップ706)、再現時に利用する実施ダイヤとする。
図14は、断面データを作成する処理のフローチャートである。この処理は図11のステップ510の詳細である。この処理には日付時刻および運行ログテーブル番号が入力として与えられる。
図15は、断面データテーブル1163の構成例を示す図である。断面データテーブル1163には、日付時刻801、列車数802、列車情報803、および設備情報804を含んでいる。日付時刻801は断面データテーブル1163がいつの日付時刻のものかを示す情報である。列車数802は、断面データテーブル1163に列車情報803が含まれている列車の数である。列車情報803は各列車に関する情報である。設備情報804は各設備に関する情報である。列車情報803のテーブルには、列車番号811、施行日812、および位置情報813が含まれている。各列車がどの位置に居るかが示されている。設備情報804のテーブルには、信号機数821、信号機状態822、進路数823、進路状態824、軌道回路数825、および軌道回路状態826が含まれている。信号機数821はテーブルに含まれている信号機の数を示し、信号機状態822は各信号機の状態を示す。進路数823はテーブルに含まれている進路の数を示し、進路状態824は各進路の状態を示す。軌道回路数825はテーブルに含まれている軌道回路の数を示し、軌道回路状態826は各軌道回路の状態を示す。
図14を参照すると、まず、ログ管理装置110のデータ作成部112は、断面データテーブルを新規で作成する(ステップ602)。続いて、ログ管理装置110は、運行ログデータベース116より、入力された運行ログテーブル番号231で管理しているログ情報(配列)の運行ログデータ1161を発生時刻201の時系列順に1つずつ取り出し(ステップ603)、ログデータ種別が列車在線状態202、信号機状態203、進路状態204、または軌道回路状態205であれば(ステップ604)、その状態情報を追加していくことを(ステップ605)、再現時刻の最後のデータまで行い(ステップ606)、それを断面データのテーブルとする。
<訓練の実施>
本実施例の運行管理訓練システムを用いた訓練の一例について説明する。
本実施例の運行管理訓練システムを用いた訓練の一例について説明する。
図16は訓練の様子を説明するための図である。
図16において、Sはシミュレーションの開始時刻を示し、A−1〜A−3は指令員が行う運転整理操作とし、運行状態管理番号a〜dを運転整理によって生じる運行状態毎の運行状態管理番号とする。
図16のグラフA1〜A4のそれぞれにおけるSからA−a〜A−dまでの各経路を、それぞれ訓練を行った際の運行状況として設定する。
運行状況の再生のみを行う場合についてグラフA1を用いて説明する。
シミュレーションを開始する前の初期状態として、実際の運行状況の再生に用いるための運行ログテーブル番号A−aが割り付けられている。
指令員は再現したい日付時刻T0と運行ログテーブル番号A−aを、ログ管理装置110の画面インタフェースにおける日付時刻入力フォーム901、902と運行ログテーブル番号フォーム903とにそれぞれ入力し、実行ボタン904を押下する。
運転状態の再現が完了すると、指定時刻の数分前の在線状態と設備状態が表示制御装置103上に表示され、ダイヤスジが運転整理装置104上に表示される。
ログ管理装置110によって運行ログデータ1161の配信が開始され、実際の運行状況または在線シミュレータ105による訓練の履歴が、表示制御装置103と運転整理装置104の画面上に表示される。
次に、運行状況を再現した後にT1のタイミングからシミュレーションを行う場合についてグラフA2を用いて説明する。
指令員は再現したい日付時刻T0と運行ログテーブル番号A−aを、ログ管理装置110の画面インタフェーにおける日付時刻入力フォーム901、902と運行ログテーブル番号入力フォーム903とにそれぞれ入力し、実行ボタン904を押下する。そうすると、運行ログデータ1161の再生が開始される。
ここでは、時刻T1に、指令員が運転整理操作A−1を行う。それをトリガとしてログ管理装置110の動作が、運行ログデータ1161の再生から、在線シミュレータを用いた訓練に切り替わる。
運転整理をトリガとしてログ管理装置110の動作モードが切り替わることで新しく作られた運行ログ管理テーブル1162に対して、運転ログテーブル番号A−bが自動的に割り付けられ、時刻T1以降の運行ログデータの取得および格納が行われる。
次に、運行状況を再現した後にT2のタイミングからシミュレーションを行う場合についてグラフA3を用いて説明する。
指令員は再現したい日付時刻T0と運行ログテーブル番号A−aを、ログ管理装置110の画面インタフェースにおける日付時刻入力フォーム901、902と運行ログテーブル番号入力フォーム903とにそれぞれ入力し、実行ボタン904を押下する。
ここでは、時刻T2に、指令員が運転整理操作A3―2を行う。それをトリガとして、ログ管理装置110の動作が切り替わる。そして、新しく作られた運行ログ管理テーブル1162に対して、運行状況A−aから枝分かれした状況を管理する番号として、運行ログテーブル番号A−cが割り付けられる。時刻T2以降の運行ログデータの取得および格納が行われる。
次に、シミュレーションによる運行状況を再生した後、時刻T3のタイミングから新たなシミュレーションを行う場合についてグラフA4を用いて説明する。
指令員は再現したい日付時刻T1と運行ログテーブル番号A−bとをログ管理装置110の画面インタフェースにおける日付時刻入力フォーム901、902と運行ログテーブル番号入力フォーム903とにそれぞれ入力し、実行ボタン904を押下する。
指令員が時刻T3で運転整理操作A4―3を行うと、ログ管理装置110の動作モードが切り替わり、それにより新しく運行ログ管理テーブルが作成され、運行ログテーブル番号A−dが、運行状況A−bから枝分かれした状況を管理する番号として割り付けられる。そして、時刻T3以降の運行ログデータの取得および格納が行われる。
以上のように、指令員は在線シミュレータ105を用いた訓練を繰り返することにより作成される複数通りの運行状況を格納し、また読みだして再現することができる。さらにその際、ログ管理装置110では、同じ運行ログデータを重複して持たないようにしながら、実際の列車の運行および在線シミュレータ105による全ての運行状況を取得して格納し、後に再現することが可能となる。
なお、上述した各実施形態および実施例の各装置は、それぞれの処理手順を規定したソフトウェアプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することもできる。また、各装置は、必ずしもそれぞれ異なるコンピュータ内に存在する必要はなく、複数の装置が同じコンピュータ内に配置されてもよい。
また、本発明の実施形態および実施例について述べてきたが、本発明は、これらの実施形態あるいは実施例だけに限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において、これらの実施形態あるいは実施例を組み合わせて使用したり、一部の構成を変更したりしてもよい。
101…実施ダイヤ管理装置、102…進路制御装置、103…表示制御装置、104…運転整理装置、105…在線シミュレータ、106…時刻管理装置、11…在線シミュレータ、110…ログ管理装置、111…全体管理部、112…データ作成部、113…データ収集部、114…データ配信部、115…ダイヤデータベース、1151…実施ダイヤ、116…運行ログデータベース、1161…運行ログデータ、1162…運行ログ管理テーブル、1163…断面データテーブル、12…ログ管理装置、13…制御装置、201…走行実績、201…発生時刻、202…列車在線状態、203…信号機状態、204…進路状態、205…軌道回路状態、206…制御情報、21…データ収集部、211…ログ管理番号、212…発生時刻、213…ログデータ種別、214…列車番号、215…実績レコード、216…起動回路番号、216…変更分ダイヤ、217…軌道回路状態、218…設備番号、219…設備状態、22…管理部、220…変更分ダイヤ、23…信号機状態、231…運行ログテーブル番号、232…ログ情報総数、801…日付時刻、802…列車数、803…列車情報、804…設備情報、811…列車番号、812…施行日、813…位置情報、821…信号機数、822…信号機状態、823…進路数、824…進路状態、825…軌道回路数、826…軌道回路状態、901…日付入力フォーム、902…時刻入力フォーム、903…運行ログテーブル番号入力フォーム、904…実行ボタン
Claims (7)
- 列車運行をシミュレーションして、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに前記在線状態および前記設備状態を送信し、指示入力があると、該指示入力を前記シミュレーションにおける列車運行に反映させる在線シミュレータと、
実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、前記在線シミュレータによるシミュレーションにおける時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録し、シミュレーションにおける第1の動作モードでは、前記第1運行ログデータ、または前記第1ログデータと前記第2運行ログデータとを用いて、時系列の前記在線状態および前記設備状態を再生し、前記第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、前記在線シミュレータに前記第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへ切り替わるログ管理装置と、
を有する運行管理訓練システム。 - 前記ログ管理装置は、時系列の前記在線状態および前記設備状態を再生するとき、前記在線状態および前記設備状態の情報を時系列順に制御装置に配信して再現させる、請求項1に記載の運行管理訓練システム。
- 前記ログ管理装置は、第1シミュレーションにおいて、第1動作モードから第2動作モードに切り替わったときに、前記在線シミュレータによる在線状態および設備状態を前記第2運行ログデータとして記録することを開始し、前記第1シミュレーションの結果を用いた第2シミュレーションにおける第1動作モードでは、前記第1シミュレーションで再生した運行ログデータと前記第1シミュレーションで記録した第2運行ログデータとを接続して再生する、請求項1に記載の運行管理訓練システム。
- 前記ログ管理装置は、前記第1シミュレーションにおいて再生した前記運行ログデータと、前記第1シミュレーションで記録した第2運行ログデータとを関連付けてひとつのシミュレーションログとして管理し、前記第2シミュレーションにおいて前記シミュレーションログを再生する、
請求項3に記載の運行管理訓練システム。 - 前記ログ管理装置は、日付時刻を指定した訓練動作開始の指示を受けると、前記日付時刻から所定時間だけ遡った時刻の状態を再現し、該状態から前記第1動作モードでの動作を開始する、請求項1に記載の運行管理訓練システム。
- 実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに前記在線状態および前記設備状態を送信し指示入力があると該指示入力を前記シミュレーションにおける列車運行に反映させる在線シミュレータによるシミュレーションにおいて前記在線シミュレータが制御する時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録するデータ収集部と、
シミュレーションにおける第1の動作モードでは、前記第1運行ログデータ、または前記第1ログデータと前記第2運行ログデータとを用いて、時系列の前記在線状態および前記設備状態を再生し、前記第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、前記在線シミュレータに前記第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへと切り替わる管理部と、を有する運行管理訓練装置。 - 実際の列車運行における時系列の在線状態および設備状態を第1運行ログデータとして記録し、
内部に保持する列車の在線状態および鉄道設備の設備状態を変化させるとともに前記在線状態および前記設備状態を送信し指示入力があると該指示入力を前記シミュレーションにおける列車運行に反映させる在線シミュレータによるシミュレーションにおいて前記在線シミュレータが制御する時系列の在線状態および設備状態を第2運行ログデータとして記録し、
シミュレーションにおける第1の動作モードでは、前記第1運行ログデータ、または前記第1ログデータと前記第2運行ログデータとを用いて、時系列の前記在線状態および前記設備状態を再生し、
前記第1動作モードにおいて所定の操作が行われると、前記在線シミュレータに前記第1動作モードの在線状態および設備状態を引き継いだシミュレーションを実行させる第2動作モードへと切り替える、運行管理訓練方法。
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