JP2858008B2 - バッテリ充電装置 - Google Patents
バッテリ充電装置Info
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- JP2858008B2 JP2858008B2 JP63158888A JP15888888A JP2858008B2 JP 2858008 B2 JP2858008 B2 JP 2858008B2 JP 63158888 A JP63158888 A JP 63158888A JP 15888888 A JP15888888 A JP 15888888A JP 2858008 B2 JP2858008 B2 JP 2858008B2
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- Japan
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- fet
- battery
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- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は二輪車等の車載用バッテリの充電装置に関す
るもので特に装置の小型経済化と損失の低減をはかった
充電装置を提供するものである。第1図はこの種の従来
回路図で、図中Mは永久磁石式発電機、EXTはその発電
コイル、D1〜D4は全波(ブリッジ)整流器を形成するダ
イオード、BATはバッテリ、CONTはバッテリ電圧検出制
御回路、SCR1、SCR2は夫々ダイオードD3、D4に並列(逆
方向)に接続されたサイリスタで夫々ゲートは該制御回
路CONTに接続されている。この動作は永久磁石発電機M
により発電した交流電流iは、矢印i1の様にブリッジダ
イオードD1〜D4により、整流されて、BATに充電され
る。
るもので特に装置の小型経済化と損失の低減をはかった
充電装置を提供するものである。第1図はこの種の従来
回路図で、図中Mは永久磁石式発電機、EXTはその発電
コイル、D1〜D4は全波(ブリッジ)整流器を形成するダ
イオード、BATはバッテリ、CONTはバッテリ電圧検出制
御回路、SCR1、SCR2は夫々ダイオードD3、D4に並列(逆
方向)に接続されたサイリスタで夫々ゲートは該制御回
路CONTに接続されている。この動作は永久磁石発電機M
により発電した交流電流iは、矢印i1の様にブリッジダ
イオードD1〜D4により、整流されて、BATに充電され
る。
やがて、BATが、満充電になると、CONT部により、BAT
端子電圧を検出して、SCR1、SCR2に点孤信号を与える。
その結果、SCR1、SCR2は“ON"の状態となり、発電電流
は点線i2の如く、SCR2により、短絡されて、BATへの充
電は停止される。(尚、この時、永久磁石式発電機は、
出力インピーダンスが大きいため、出力を短絡しても、
問題ない。)係る従来装置は主回路にダイオードとサイ
リスタの逆並列回路を複数個要するために部品点数が多
く、又ダイオードの整流損失が問題となる欠点がある。
本発明は係る欠点を解消した充電装置を提供するもの
で、三相交流発電機の交流出力を整流器を介して整流し
てバッテリを充電すると共に該バッテリ電圧を検出して
該交流出力を短絡し該バッテリ電圧を所定値に維持せし
めるようにしたバッテリ充電装置において、各アームが
ダイオードと電界効果トランジスタにより成る全波整流
回路を形成する共に該電界効果トランジスタのゲート制
御回路を有し、且つ前記ゲート制御回路は夫々自己アー
ムの入力正電位(又は負電位)と同期して自己アームの
電界効果トランジスタのゲートに負バイアス信号(又は
正バイアス信号)を送付する機能を備えたことを特徴と
するものである。
端子電圧を検出して、SCR1、SCR2に点孤信号を与える。
その結果、SCR1、SCR2は“ON"の状態となり、発電電流
は点線i2の如く、SCR2により、短絡されて、BATへの充
電は停止される。(尚、この時、永久磁石式発電機は、
出力インピーダンスが大きいため、出力を短絡しても、
問題ない。)係る従来装置は主回路にダイオードとサイ
リスタの逆並列回路を複数個要するために部品点数が多
く、又ダイオードの整流損失が問題となる欠点がある。
本発明は係る欠点を解消した充電装置を提供するもの
で、三相交流発電機の交流出力を整流器を介して整流し
てバッテリを充電すると共に該バッテリ電圧を検出して
該交流出力を短絡し該バッテリ電圧を所定値に維持せし
めるようにしたバッテリ充電装置において、各アームが
ダイオードと電界効果トランジスタにより成る全波整流
回路を形成する共に該電界効果トランジスタのゲート制
御回路を有し、且つ前記ゲート制御回路は夫々自己アー
ムの入力正電位(又は負電位)と同期して自己アームの
電界効果トランジスタのゲートに負バイアス信号(又は
正バイアス信号)を送付する機能を備えたことを特徴と
するものである。
第2図は本発明の一実施例回路図で従来例と同一符号
は同等部分を示す。本発明は従来例のダイオードD3、サ
イリスタSCR1及びダイオードD4、サイリスタSCR2の代り
に電界効果トランジスタFET1、FET2及びFET3を用いて三
相全波整流回路を形成する。そして制御回路CONTは三相
交流入力の各相の入力正電位と同期して自相アームの電
界効果トランジスタのゲートに負バイアス信号送出し、
これにより他アームの電界効果トランジスタを介して全
波整流回路を形成してバッテリを充電する。即ちこの動
作を第3図の動作波形を用いて説明する。周知の如く三
相交流は入力位相が夫々120°異る。従って制御回路CON
Tにおいて夫々入力位相φ1、φ2、φ3の正電位を検
出した時に信号(a)(b)(c)を夫々FET1〜FET3の
ゲートに送出する。(第3図(a)(b)(c)) このように構成すれば交流入力φ1が正極の時はこの
間(t1〜t4)自己アームのFET1は負バイアスされてオフ
状態を保ち、他のFET2又はFET3が順バイアスされオン状
態になることにより、発電電流はダイオードD1−バッテ
リ−BAT-FET2、FET3の経路で流れバッテリBATを充電す
る。一方逆極性の時はFET1のゲートが、正バイアスされ
双方向共オン状態となり充電電流はダイオードD2−バッ
テリBAT-FET1、FET3の経路で流れる、又はバッテリBAT
が満充電となると制御回路CONTがこれを検出してFET1及
びFET2、FET3の夫々ゲートに正バイアス信号(第3図
d)を送出する結果、各FET1〜FET3は共にオン状態とな
り発電コイルEXT-FET1、FET2又はFET3の経路で夫々交流
入力を短絡してバッテリ電圧を所要値に維持する如く動
作する。
は同等部分を示す。本発明は従来例のダイオードD3、サ
イリスタSCR1及びダイオードD4、サイリスタSCR2の代り
に電界効果トランジスタFET1、FET2及びFET3を用いて三
相全波整流回路を形成する。そして制御回路CONTは三相
交流入力の各相の入力正電位と同期して自相アームの電
界効果トランジスタのゲートに負バイアス信号送出し、
これにより他アームの電界効果トランジスタを介して全
波整流回路を形成してバッテリを充電する。即ちこの動
作を第3図の動作波形を用いて説明する。周知の如く三
相交流は入力位相が夫々120°異る。従って制御回路CON
Tにおいて夫々入力位相φ1、φ2、φ3の正電位を検
出した時に信号(a)(b)(c)を夫々FET1〜FET3の
ゲートに送出する。(第3図(a)(b)(c)) このように構成すれば交流入力φ1が正極の時はこの
間(t1〜t4)自己アームのFET1は負バイアスされてオフ
状態を保ち、他のFET2又はFET3が順バイアスされオン状
態になることにより、発電電流はダイオードD1−バッテ
リ−BAT-FET2、FET3の経路で流れバッテリBATを充電す
る。一方逆極性の時はFET1のゲートが、正バイアスされ
双方向共オン状態となり充電電流はダイオードD2−バッ
テリBAT-FET1、FET3の経路で流れる、又はバッテリBAT
が満充電となると制御回路CONTがこれを検出してFET1及
びFET2、FET3の夫々ゲートに正バイアス信号(第3図
d)を送出する結果、各FET1〜FET3は共にオン状態とな
り発電コイルEXT-FET1、FET2又はFET3の経路で夫々交流
入力を短絡してバッテリ電圧を所要値に維持する如く動
作する。
第4図は制御回路の一実施例を示すもので図中COM1〜
COM4は比較該回路でCOM1〜COM3は夫々基準信号Sと自己
アームの入力電位を比較し、夫々入力電位が負(−)の
時、夫々自己アームの電界効果トランジスタのゲートG1
乃至G3に正バイアス信号を送出する。又COM4はバッテリ
電圧(満充電)を抵抗R1、R2で検出した出力(+入力)
と基準電圧Kを比較し上記基準信号Sを変化せしめて各
FET1〜FET3を同時に正バイアスする。
COM4は比較該回路でCOM1〜COM3は夫々基準信号Sと自己
アームの入力電位を比較し、夫々入力電位が負(−)の
時、夫々自己アームの電界効果トランジスタのゲートG1
乃至G3に正バイアス信号を送出する。又COM4はバッテリ
電圧(満充電)を抵抗R1、R2で検出した出力(+入力)
と基準電圧Kを比較し上記基準信号Sを変化せしめて各
FET1〜FET3を同時に正バイアスする。
このように本発明によれば電界効果トランジスタの双
方向オン特性を利用することにより従来のSCRとダイオ
ードの逆並列回路を1つの電界効果トランジスタにより
等価的に置換できるので回路の小型、経済化が達成でき
る共に電界効果トランジスタの低いオン抵抗を利用する
ことにより整流用ダイオードに比し整流損失の低減が可
能である等実用上の効果は大きい。
方向オン特性を利用することにより従来のSCRとダイオ
ードの逆並列回路を1つの電界効果トランジスタにより
等価的に置換できるので回路の小型、経済化が達成でき
る共に電界効果トランジスタの低いオン抵抗を利用する
ことにより整流用ダイオードに比し整流損失の低減が可
能である等実用上の効果は大きい。
第1図は従来回路図、第2図、第3図及び第4図は本発
明の一実施例回路図、動作説明図及制御回路の結線図で
ある。 図においてMは発電機、EXTは発電コイル、D1〜D3、
Da、Dcはダイオード、SCR1、SCR2はサイリスタ、CONTは
制御回路、BATはバッテリ、FET1、FET2、FET3は電界効
果トランジスタ、COM1〜COM4は比較器である。
明の一実施例回路図、動作説明図及制御回路の結線図で
ある。 図においてMは発電機、EXTは発電コイル、D1〜D3、
Da、Dcはダイオード、SCR1、SCR2はサイリスタ、CONTは
制御回路、BATはバッテリ、FET1、FET2、FET3は電界効
果トランジスタ、COM1〜COM4は比較器である。
Claims (1)
- 【請求項1】三相交流発電機の交流出力を整流器を介し
て整流してバッテリを充電すると共に、該バッテリ電圧
を検出して交流出力を短絡し、該バッテリ電圧を所定値
に維持せしめるようにしたバッテリ充電装置において、 各アームがダイオードと電界効果トランジスタより成る
3相全波整流回路を形成するとともに、該電界効果トラ
ンジスタのゲート回路を有し、且つ前記ゲート制御回路
は各々自己アームの入力正電位(又は負電位)と同期し
て自己アームの電界効果トランジスタのゲートに負バイ
アス信号(又は正バイアス信号)を送出する機能を備え
ると共に、前記ゲート制御回路は、バッテリ電圧の満充
電状態を検出した時各電界効果トランジスタに同時に正
バイアス信号を送出する機能を付与したことを特徴とす
るバッテリ充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158888A JP2858008B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バッテリ充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158888A JP2858008B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バッテリ充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027834A JPH027834A (ja) | 1990-01-11 |
JP2858008B2 true JP2858008B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=15681575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63158888A Expired - Lifetime JP2858008B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | バッテリ充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2858008B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8415931B2 (en) | 2010-05-21 | 2013-04-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply device |
US8525490B2 (en) | 2010-05-18 | 2013-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1265525C (zh) * | 1998-05-18 | 2006-07-19 | 精工爱普生株式会社 | 过充电防止方法、充电电路、电子装置及钟表 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3981183A (en) * | 1974-10-03 | 1976-09-21 | Automation Products, Inc. | Method and apparatus for measuring a physical property of a fluid material that varies nonlinearly relative to the density of the fluid |
JPS61140176A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63158888A patent/JP2858008B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8525490B2 (en) | 2010-05-18 | 2013-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply device |
US8415931B2 (en) | 2010-05-21 | 2013-04-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027834A (ja) | 1990-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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