JPS6013277Y2 - チヨツパ回路の点弧装置 - Google Patents
チヨツパ回路の点弧装置Info
- Publication number
- JPS6013277Y2 JPS6013277Y2 JP1975050630U JP5063075U JPS6013277Y2 JP S6013277 Y2 JPS6013277 Y2 JP S6013277Y2 JP 1975050630 U JP1975050630 U JP 1975050630U JP 5063075 U JP5063075 U JP 5063075U JP S6013277 Y2 JPS6013277 Y2 JP S6013277Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- reactor
- circuit
- ignition device
- commutating
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はサイリスタチョッパ回路の点弧装置に関する
ものである。
ものである。
例えば電気車の速度可変手段としてチョッパ回路を制御
し、電気車走行用電動機の端子電圧を可変することが行
なわれているが、この種装置に用いられている従来のチ
ョッパ回路は、その−例を挙げると第3図で示すように
主サイリスタSCR□と補助サイリスタ5CR2,5C
R3の3個のサイリスクと、転流コンデンサC1リアク
トルLより構成され、その点弧装置としては、オンパル
ス発振器O8C,とオフパルス発振器03C2及び夫々
の増巾器等を備えている。
し、電気車走行用電動機の端子電圧を可変することが行
なわれているが、この種装置に用いられている従来のチ
ョッパ回路は、その−例を挙げると第3図で示すように
主サイリスタSCR□と補助サイリスタ5CR2,5C
R3の3個のサイリスクと、転流コンデンサC1リアク
トルLより構成され、その点弧装置としては、オンパル
ス発振器O8C,とオフパルス発振器03C2及び夫々
の増巾器等を備えている。
このため回路構成が複雑となり、且つ高価なものとなっ
ている。
ている。
この考案はかかる点に鑑み、発振器を1個省略すること
によって簡単小形で安価な装置を提供せんとするもので
以下図に基にて本考案を詳述する。
によって簡単小形で安価な装置を提供せんとするもので
以下図に基にて本考案を詳述する。
第1図は電気車に適用した場合の一実施例を示したもの
で、1は直流電源、3は直流電動機で、アーマチュアM
1フィールドF1フリーホイーリングダイオードDFを
有する。
で、1は直流電源、3は直流電動機で、アーマチュアM
1フィールドF1フリーホイーリングダイオードDFを
有する。
3はチョッパ回路で、このチョッパ回路3は放電阻止用
ダイオードDR,主サイリスタSM、反転用リアクトル
L□、コンデンサC1及び前記リアクトルL1と並列に
、接続された転流用サイリスタSSより構成される。
ダイオードDR,主サイリスタSM、反転用リアクトル
L□、コンデンサC1及び前記リアクトルL1と並列に
、接続された転流用サイリスタSSより構成される。
4は点弧装置で、ダイオードD1〜D3、抵抗R1゜R
2、コンデンサC2及びトランジスタTr工より構成さ
れる。
2、コンデンサC2及びトランジスタTr工より構成さ
れる。
5はパルス発振器である。以上の如く構成された本考案
において次にその動作を説明する。
において次にその動作を説明する。
全図示省略したスイッチが投入され、コンデンサC1に
は図示極性の電荷が充電されていたとする。
は図示極性の電荷が充電されていたとする。
そして発振器5よりオンパルスが発振され、主サイリス
タSMが導通されると、負荷電流は直流電源1、電動機
2、ダイオードDR,主サイリスクSM、直流電源1へ
のルートにて流れるが、コンデンサC□にて充電されて
いる電荷は、主サイリスクSMの導通によって反転用リ
アクトル杭、主サイリスタSM、コンデンサC1のルー
トにて放電され、その充電極性を反転する。
タSMが導通されると、負荷電流は直流電源1、電動機
2、ダイオードDR,主サイリスクSM、直流電源1へ
のルートにて流れるが、コンデンサC□にて充電されて
いる電荷は、主サイリスクSMの導通によって反転用リ
アクトル杭、主サイリスタSM、コンデンサC1のルー
トにて放電され、その充電極性を反転する。
反転完了すると、その電荷は直流電源1、電動機2を通
って再度図示極性に充電されるが、前記主サイリスタS
Mが導通した瞬間をt”jo秒とし、その後における反
転用リアクトル島の両端電圧V L 1の変化状態を示
したものが第2図aで、転流用サイリスタSSのアノー
ド側を正極十に示している。
って再度図示極性に充電されるが、前記主サイリスタS
Mが導通した瞬間をt”jo秒とし、その後における反
転用リアクトル島の両端電圧V L 1の変化状態を示
したものが第2図aで、転流用サイリスタSSのアノー
ド側を正極十に示している。
即ち第2図aにおいて、時刻ちからち迄が図示極性に充
電されていた電荷が反転する期間で、その間リアクトル
L1の端子電圧が時々刻々変化し、この電圧変化中のり
アクドルL1電圧によって抵抗R4、コンデンサC2よ
りなる微分回路に微分電流が流れる。
電されていた電荷が反転する期間で、その間リアクトル
L1の端子電圧が時々刻々変化し、この電圧変化中のり
アクドルL1電圧によって抵抗R4、コンデンサC2よ
りなる微分回路に微分電流が流れる。
ここで抵稙B1、コンデンサC2の値を前もって微分電
流によってトランジスタTr1が飽和され得る値に選ん
でおけば、微分電流が流れる時刻t。
流によってトランジスタTr1が飽和され得る値に選ん
でおけば、微分電流が流れる時刻t。
からtlの間はトランジスタTr1が導通し、したがっ
てこの期間中は転流用サイリスタSSのゲートには電流
が流れずサイリスタSSは導通されない。
てこの期間中は転流用サイリスタSSのゲートには電流
が流れずサイリスタSSは導通されない。
時刻りとなり反転用リアクトルL1の端子電圧がピーク
値になって電圧変化が生じなくなると、微分電流は流れ
なくなり、したがってトランジスタTr1はカットオフ
する。
値になって電圧変化が生じなくなると、微分電流は流れ
なくなり、したがってトランジスタTr1はカットオフ
する。
この瞬間よりリアクトルL□のエネルギーによって抵抗
R2、ダイオードD2.D1を介してサイリスタSSの
ゲートに第2図すて示すように電流が流れ込みサイリス
タSSを導通する。
R2、ダイオードD2.D1を介してサイリスタSSの
ゲートに第2図すて示すように電流が流れ込みサイリス
タSSを導通する。
サイリスタSSが導通ずると、これまで主サイリスタS
Mに流れていた電流は総てサイリスクSS側に転流され
、主サイリスクSMは消弧すると同時に、コンデンサC
1は再度図示極性方向に充電され、以下同様にして前記
動作が繰返される。
Mに流れていた電流は総てサイリスクSS側に転流され
、主サイリスクSMは消弧すると同時に、コンデンサC
1は再度図示極性方向に充電され、以下同様にして前記
動作が繰返される。
第1図の回廊によれば主サイリスタSMが導通されコン
デンサC□が放電されて再度図示極性方向に充電される
迄の時間は一定であるので電動機2の速度制御は発振器
5より発生されるオンパルスの周期を可変することによ
り可能となる。
デンサC□が放電されて再度図示極性方向に充電される
迄の時間は一定であるので電動機2の速度制御は発振器
5より発生されるオンパルスの周期を可変することによ
り可能となる。
以上のように本考案は、チョッパ回路の反転用リアクト
ルの微分電圧を検出し、微分信号がなくなったことを条
件に転流用サイリフ、夕を点弧するようにしたものであ
るから、微分回路にてチョッパ回路との同期をとること
ができ、そのため転流コンデンサの充電電圧がピーク値
となってとき転流用サイリスクを点弧させることが可能
となって主サイリスクの転流が容易となる。
ルの微分電圧を検出し、微分信号がなくなったことを条
件に転流用サイリフ、夕を点弧するようにしたものであ
るから、微分回路にてチョッパ回路との同期をとること
ができ、そのため転流コンデンサの充電電圧がピーク値
となってとき転流用サイリスクを点弧させることが可能
となって主サイリスクの転流が容易となる。
また転流用サイリスタの点弧は、従来のような発振器で
はなく単なる微分回路と、微分信号発生中、転流用サイ
リスタを短絡する素子のみでよいので部品数(素子数)
が少なくて回路構成が簡単小形化され且つ安価となるも
のである。
はなく単なる微分回路と、微分信号発生中、転流用サイ
リスタを短絡する素子のみでよいので部品数(素子数)
が少なくて回路構成が簡単小形化され且つ安価となるも
のである。
また転流用サイリスタ短絡用のトランジスタには、ダイ
オードD□〜D8を設けて、このトランジスタには高電
圧が印加されないような回路構成とされているので、ト
ランジスタは低耐圧用の使用が可能となっている。
オードD□〜D8を設けて、このトランジスタには高電
圧が印加されないような回路構成とされているので、ト
ランジスタは低耐圧用の使用が可能となっている。
更にまた本考案によれば、微分回路を構成する抵拐B1
コンデンサC2は、転流用サイリスタSSのサージアブ
ソーバをも兼ねらすことが可能となる等の優れた利点を
有するものである。
コンデンサC2は、転流用サイリスタSSのサージアブ
ソーバをも兼ねらすことが可能となる等の優れた利点を
有するものである。
尚、チョッパ回路と点弧装置の同期を可飽和リアクトル
を用いて行うものがあるが、可飽和リアクトルを用いた
場合には大形で高価になるとともに、反転用リアクトル
の電圧ピーク時に積度飽和状態にする方式であるが可飽
和リアクトルの特性上所定の時期に飽和状態にすること
はかなり困難であり、主サイリスクの転流失敗を生じ易
い。
を用いて行うものがあるが、可飽和リアクトルを用いた
場合には大形で高価になるとともに、反転用リアクトル
の電圧ピーク時に積度飽和状態にする方式であるが可飽
和リアクトルの特性上所定の時期に飽和状態にすること
はかなり困難であり、主サイリスクの転流失敗を生じ易
い。
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、第2図は
説明用波形図で、同図aはリアクトルの両端電圧波形図
、同図すは本考案の要部の特性線図、第3図は従来のチ
ョッパ回路図である。 3・・・・・・チョッパ回路、4・・・・・・点弧装置
、5・・・・・・パルス発振器、DR・・・・・・ダイ
オード、SM・・・・・・主サイリスタ、SS・・・・
・・補助サイリスタ、Dl・・・・・・ダイオード、L
l・・・・・・反転用リアクトル、5BS1・・・・・
・双方向スイッチング素子、R1,R2・・・・・・抵
抗、C□。 C2・・・・・・コンデンサ、′lD1・・・・・・ゼ
ナーダイオード。
説明用波形図で、同図aはリアクトルの両端電圧波形図
、同図すは本考案の要部の特性線図、第3図は従来のチ
ョッパ回路図である。 3・・・・・・チョッパ回路、4・・・・・・点弧装置
、5・・・・・・パルス発振器、DR・・・・・・ダイ
オード、SM・・・・・・主サイリスタ、SS・・・・
・・補助サイリスタ、Dl・・・・・・ダイオード、L
l・・・・・・反転用リアクトル、5BS1・・・・・
・双方向スイッチング素子、R1,R2・・・・・・抵
抗、C□。 C2・・・・・・コンデンサ、′lD1・・・・・・ゼ
ナーダイオード。
Claims (1)
- 主サイリスタと、この主サイリスタのアノード・カソー
ド間に並列接続された反転用リアクトルと転流コンデン
サの直列回路と、前記反転用リアクトルに並列接続され
た転流用サイリスタと、前記転流コンデンサの電荷が反
転する期間、前記反転用リアクトルの端子電圧変化を検
出する微分回路と、この微分回路の微分信号が供給され
ている期間中は導通しており、その微分信号の供給がな
くなったとき不導通となるスイッチング素子とよりなり
、前記スイッチング素子が不導通となったときに、前記
転流用サイリスタを前記反転用リアクトルのエネルギー
で点弧させるようにしたことを特徴とするチョッパ回路
の点弧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975050630U JPS6013277Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | チヨツパ回路の点弧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975050630U JPS6013277Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | チヨツパ回路の点弧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51128215U JPS51128215U (ja) | 1976-10-16 |
JPS6013277Y2 true JPS6013277Y2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=28194409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975050630U Expired JPS6013277Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | チヨツパ回路の点弧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013277Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-04-14 JP JP1975050630U patent/JPS6013277Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51128215U (ja) | 1976-10-16 |
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