JP2857499B2 - エレベータ乗場装置の仮保持方法 - Google Patents
エレベータ乗場装置の仮保持方法Info
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- JP2857499B2 JP2857499B2 JP1152691A JP1152691A JP2857499B2 JP 2857499 B2 JP2857499 B2 JP 2857499B2 JP 1152691 A JP1152691 A JP 1152691A JP 1152691 A JP1152691 A JP 1152691A JP 2857499 B2 JP2857499 B2 JP 2857499B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ乗場装置の仮
保持装置に関する。
保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータ乗場装置の仮保持装置
は、実開昭５８−８３３７６号公報に記載のように、上
部にドアハンガー部を備え、このドアハンガー部にドア
を懸吊し、このドアの下端を案内する敷居を設けると共
に、ドアの乗場側の周辺を仕切る三方枠を一体に組立て
たエレベータ乗場装置を建屋壁を用いて開口部に仮保持
する際に、薄金属板から成り一側が上記乗場装置に固定
されて撓屈され、他側は上記開口部の建屋壁にアンカー
ボルトを植設し、そのアンカーボルトにより保持具を仮
締結していた。
は、実開昭５８−８３３７６号公報に記載のように、上
部にドアハンガー部を備え、このドアハンガー部にドア
を懸吊し、このドアの下端を案内する敷居を設けると共
に、ドアの乗場側の周辺を仕切る三方枠を一体に組立て
たエレベータ乗場装置を建屋壁を用いて開口部に仮保持
する際に、薄金属板から成り一側が上記乗場装置に固定
されて撓屈され、他側は上記開口部の建屋壁にアンカー
ボルトを植設し、そのアンカーボルトにより保持具を仮
締結していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ乗場
装置の仮保持装置は上述のように構成されていたため、
アンカーボルトの植設および除去を行う必要があり、近
年建物の高層化および並設化が進むことによつて、作業
工数が増大し、多大の労力と時間が費やされてしまつて
いる。
装置の仮保持装置は上述のように構成されていたため、
アンカーボルトの植設および除去を行う必要があり、近
年建物の高層化および並設化が進むことによつて、作業
工数が増大し、多大の労力と時間が費やされてしまつて
いる。
【０００４】本発明は作業工数を大幅に低減して作業効
率を向上させることができるエレベータ乗場装置の仮保
持方法を提供することを目的とする。
率を向上させることができるエレベータ乗場装置の仮保
持方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数本の索状体の一端をそれぞれ固結した
乗場装置を建屋の昇降路内に引き込む工程と、乗場装置
を所定の開口部へ吊り上げる工程と、索状体の他端を乗
場側に引き出して、開口部の両側の建屋壁間に橋絡する
少なくとも１本の棒状支持具に連結する工程とを含むよ
うにしたものである。
するために、複数本の索状体の一端をそれぞれ固結した
乗場装置を建屋の昇降路内に引き込む工程と、乗場装置
を所定の開口部へ吊り上げる工程と、索状体の他端を乗
場側に引き出して、開口部の両側の建屋壁間に橋絡する
少なくとも１本の棒状支持具に連結する工程とを含むよ
うにしたものである。
【０００６】
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
図１および図２はエレベータ乗場装置の仮保持装置を示
す正面図と側面図であり、建屋の各階床に設けられた乗
場４は、エレベータのドア２ａ、２ｂと、乗場４側の側
面を仕切る三方枠垂直部５ａ、５ｂおよび上面を仕切る
三方枠上部５ｃにより、建屋壁６に囲まれた昇降路１０
と仕切られている。ドア２ａ、２ｂは乗場４の昇降路１
０側上部に位置するドアハンガー部１に、図示しないド
アローラを介して懸吊されると共に、敷居３によつて下
端が案内されている。エレベータ乗場装置はこうしたド
アハンガー部１、ドア２ａ、２ｂ、敷居３、三方枠５
ａ、５ｂ、５ｃ等で構成されており、工場で組立てら
れ、そのドアハンガー部１の上部と敷居３の下部にそれ
ぞれ２箇所にワイヤロープ７ａ、７ｂの一端をボルト８
ａ、８ｂで締結しておく。このエレベータ乗場装置をエ
レベータ据付現場へ運搬し、建屋の昇降路１０へ搬入し
た後、各階床にある開口部６ａへロープ等で吊り上げ、
ワイヤロープ７ａ、７ｂを昇降路１０の各階床の開口部
６ａを通して乗場４側に引き出す。そこで、各階床の乗
場４側で開口部６ａの左右の建屋壁に両端部がそれぞれ
当接するよう開口部６ａを横切つて配置された、例えば
木材等の棒状の開口部６ａの幅以上の長さを有する支持
具９ａ、９ｂにワイヤロープ７ａ、７ｂの他端を連結さ
せる。このとき支持具９ａ、９ｂは両端部が開口部６ａ
の左右の建屋壁にそれぞれ当接しているため、乗場装置
は落下することがないので、アンカーボルトの打ち込み
や取り外しの作業を行なうことなく仮保持することがで
きる。
図１および図２はエレベータ乗場装置の仮保持装置を示
す正面図と側面図であり、建屋の各階床に設けられた乗
場４は、エレベータのドア２ａ、２ｂと、乗場４側の側
面を仕切る三方枠垂直部５ａ、５ｂおよび上面を仕切る
三方枠上部５ｃにより、建屋壁６に囲まれた昇降路１０
と仕切られている。ドア２ａ、２ｂは乗場４の昇降路１
０側上部に位置するドアハンガー部１に、図示しないド
アローラを介して懸吊されると共に、敷居３によつて下
端が案内されている。エレベータ乗場装置はこうしたド
アハンガー部１、ドア２ａ、２ｂ、敷居３、三方枠５
ａ、５ｂ、５ｃ等で構成されており、工場で組立てら
れ、そのドアハンガー部１の上部と敷居３の下部にそれ
ぞれ２箇所にワイヤロープ７ａ、７ｂの一端をボルト８
ａ、８ｂで締結しておく。このエレベータ乗場装置をエ
レベータ据付現場へ運搬し、建屋の昇降路１０へ搬入し
た後、各階床にある開口部６ａへロープ等で吊り上げ、
ワイヤロープ７ａ、７ｂを昇降路１０の各階床の開口部
６ａを通して乗場４側に引き出す。そこで、各階床の乗
場４側で開口部６ａの左右の建屋壁に両端部がそれぞれ
当接するよう開口部６ａを横切つて配置された、例えば
木材等の棒状の開口部６ａの幅以上の長さを有する支持
具９ａ、９ｂにワイヤロープ７ａ、７ｂの他端を連結さ
せる。このとき支持具９ａ、９ｂは両端部が開口部６ａ
の左右の建屋壁にそれぞれ当接しているため、乗場装置
は落下することがないので、アンカーボルトの打ち込み
や取り外しの作業を行なうことなく仮保持することがで
きる。
【０００８】上記実施例におけるワイヤロープの取付位
置や本数は上述の如きに限定することなく、乗場装置の
大きさにより適宜選択することができ、また必ずしも左
右対称にする必要もない。更に、ワイヤロープ７ａ、７
ｂの一端を乗場装置にボルト８ａ、８ｂで固結したが、
これに限らず他の方法で固結しても良い。
置や本数は上述の如きに限定することなく、乗場装置の
大きさにより適宜選択することができ、また必ずしも左
右対称にする必要もない。更に、ワイヤロープ７ａ、７
ｂの一端を乗場装置にボルト８ａ、８ｂで固結したが、
これに限らず他の方法で固結しても良い。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数本の索状体の一端をそれぞれ固結した乗場装置を建屋
の昇降路内に引き込む工程と、乗場装置を所定の開口部
へ吊り上げる工程と、索状体の他端を乗場側に引き出し
て、開口部の両側の建屋壁間に橋絡する少なくとも１本
の棒状支持具に連結する工程とを経るようにしたので、
単に乗場装置をロープ等で所定の開口部へ吊り上げて、
乗場側に引き出した索状体の他端を開口部の両側の建屋
壁間に橋絡する棒状支持具に連結するだけで済むから、
建屋壁に対する打ち込み作業等の特別の作業が不要にな
り、作業工数を大幅に低減して作業効率を向上させるこ
とができる。
数本の索状体の一端をそれぞれ固結した乗場装置を建屋
の昇降路内に引き込む工程と、乗場装置を所定の開口部
へ吊り上げる工程と、索状体の他端を乗場側に引き出し
て、開口部の両側の建屋壁間に橋絡する少なくとも１本
の棒状支持具に連結する工程とを経るようにしたので、
単に乗場装置をロープ等で所定の開口部へ吊り上げて、
乗場側に引き出した索状体の他端を開口部の両側の建屋
壁間に橋絡する棒状支持具に連結するだけで済むから、
建屋壁に対する打ち込み作業等の特別の作業が不要にな
り、作業工数を大幅に低減して作業効率を向上させるこ
とができる。
【図１】本発明によるエレベータ乗場装置の仮保持装置
の正面図である。
の正面図である。
【図２】本発明によるエレベータ乗場装置の仮保持装置
の側面図である。
の側面図である。
１ ドアハンガー部 ２ａ ドア ２ｂ ドア ３ 敷居 ４ 乗場 ５ａ 三方枠垂直部 ５ｂ 三方枠垂直部 ５ｃ 三方枠上部 ６ 建屋壁 ６ａ 開口部 ７ａ ワイヤロープ ７ｂ ワイヤロープ ９ａ 支持具 ９ｂ 支持具
Claims (1)
- 【請求項１】 ドア、このドアを懸吊するドアハンガー
部、上記ドアの下端を案内する敷居および上記ドアの乗
場側の周辺を仕切る三方枠を一体に組み立てたエレベー
タ乗場装置を建屋壁の開口部に仮保持するエレベータ乗
場装置の仮保持方法において、複数本の索状体の一端を
それぞれ固結した上記乗場装置を上記建屋の昇降路内に
引き込む工程と、上記乗場装置を所定の開口部へ吊り上
げる工程と、上記索状体の他端を乗場側に引き出して、
上記開口部の両側の建屋壁間に橋絡する少なくとも１本
の棒状支持具に連結する工程とを含むことを特徴とする
エレベータ乗場装置の仮保持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1152691A JP2857499B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | エレベータ乗場装置の仮保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1152691A JP2857499B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | エレベータ乗場装置の仮保持方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04251090A JPH04251090A (ja) | 1992-09-07 |
| JP2857499B2 true JP2857499B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11780416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1152691A Expired - Fee Related JP2857499B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | エレベータ乗場装置の仮保持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2857499B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP1152691A patent/JP2857499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04251090A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |