JP2856879B2 - 用紙収容機構 - Google Patents

用紙収容機構

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JP2856879B2 JP2267918A JP26791890A JP2856879B2 JP 2856879 B2 JP2856879 B2 JP 2856879B2 JP 2267918 A JP2267918 A JP 2267918A JP 26791890 A JP26791890 A JP 26791890A JP 2856879 B2 JP2856879 B2 JP 2856879B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用紙収容機構、例えば複写機、ファクシミリ
等の大容量給紙装置の用紙収容機構に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
一般に、電子式写真複写記録装置、画像記録装置、フ
ァクシミリ、複写機等は、常時可動可能な状態で待機し
ているのが望ましい。特に、ファクシミリは、相手が入
手する文書は不定時であるので、相手からの入力があっ
たとき、装置が作動できない、いわゆるマシンダウンの
状態であると、相手の文章は全く受信できないことにな
る。
従来の用紙収容機構としては、例えば、第6および7
図に示すようなものがある。第6図に示す用紙収納機構
1は、多量の積層された用紙2を収容した深い箱状のト
レイ3の下部に用紙2を上方に押し上げるバネ4を有
し、このバネ4によりトレイ3上方のピックローラ5に
押圧して最上の用紙2とピックローラ5との摩擦力によ
り用紙2をトレイ3から1枚当て給紙するものである。
しかしながら、従来の用紙収容機構1にあっては、用
紙2を補強する際、残留の用紙2を下方に押圧してピッ
クローラ5から離し、新たな用紙2の補強をするので、
一時的ではあるが、この間はマシンダウンするという問
題点がある。
また、第7図に示す用紙収容機構6はトレイ3内に積
層された用紙2をトレイ3の下方のピックローラ5に用
紙2の自重により押圧して用紙2とピックローラ5との
摩擦力により1枚当て給紙するものである。
しかしながら、従来の用紙収容機構6にあっては、用
紙2を補強の前後でトレイ3内の用紙2の積層量に大き
な差があり、ピックローラ5を押圧する用紙2の接圧が
大きく変化して摩擦力が大きく変り、給紙する運転条件
の制御が困難であるという問題点がある。
また、従来の用紙収容機構として、特開昭64−29873
号公報に記載されたようなものがある。これは、トレイ
3内に用紙2を収容する多くの収容室を設けた各収容室
間の可動ゲートを開閉して用紙2を下方に移動させるも
のである。
しかしながら、従来このようなものは、用紙2をトレ
イ3内に補強する際、各収容室の可動ゲートを開閉して
少量宛用紙2を各室に分画して補給せねばならず、可動
ゲートの開閉に手間がかかり操作性が悪いという問題点
がある。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、上述のような従来技術の課題を背景
としてなされたものであり、用紙を収容するトレイの底
部に用紙量検出手段を設け、この上側に積層された用紙
を支持する一対の突出部材を設けることにより、トレイ
の底部に常時一定範囲の用紙量を保持し、最下層の用紙
をピックローラとの摩擦接触によって順次に取り出すと
き、ピックローラにはほぼ一定の接圧が維持された確実
な給紙ができ、かつ、運転条件の制御が容易にでき、 また、トレイへの用紙の補給は装置がマシンダウンを
生ずることなく、作動中であっても一度に大量にでき、
かつ、操作も簡単で補給の操作性が向上できる用紙収容
機構を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、トレイ内に積層して収納された用紙を最下
位の用紙から順次に取り出す用紙収容機構において、前
記トレイの状憂げ方向中部に設けられ、2つのロールお
よび該ロールに巻回されて該ロールによって正逆回転可
能な平ベルトからなる一対の突出部材と、前記トレイの
底部に用紙の量が一定の範囲にあるように用紙量を検知
する用紙量検知手段とを備え、前記2つのロールの一方
を前記トレイの周壁側に配設するとともに、他方のロー
ルを前記トレイの周壁側から該トレイの中心部に向かっ
て突出させることにより一対の突出部材を対向させ、該
突出部材を一方のロールを支点にして平ベルトの上側で
用紙を支持する水平位置と用紙をトレイの底部に補給す
る下方位置の間で回動可能にし、前記用紙量検知手段の
検知情報に基づいて前記突出部材を水平位置と下方位置
の間で回動させるようにしたことを特徴としている。
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
第1〜5図は本発明に係る用紙収容機構の一実施例を
示す図である。
まず、構成について説明す。第1、2図において、11
は用紙収容機構であり、用紙収容機構11は多量の用紙12
を積層して収給できる上下に深い直方形状のトレイ13
と、トレイ13の底部には最下位の用紙12から摩擦接触に
よって順次に取り出しできる開口11aとを有している。
開口11aの近傍には、用紙12に圧接するように、ピック
ローラ15とピックローラ15により取り出された用紙12を
搬送する一対の搬送ローラ16とが設けられている。17は
用紙量検知手段である紙量センサであり、紙量センサ17
はトレイ13の底部の近傍に設けられており、トレイ13の
底部の用紙12の量が一定範囲内で、ピックローラ15と用
紙12との接触圧が摩擦力に大きく影響しない範囲にある
ように、用紙量dを検知する。すなわち、トレイ13の底
部の用紙量dが、所定の下限用紙量d1(例えば50枚)よ
り少なくなると、紙量センサ17が検知して用紙量下限信
号S1を発信し、用紙量dが所定の上限用紙量d2(例え
ば、200枚)より多くなると、用紙量上限信号S2を発信
する。
20はゲートであり、ゲート20はトレイ13の上下方向中
部の下側に設けられている。ゲート20はトレイ13の対向
する周壁面部13aからトレイ13の中心部13bに向って突出
する2つの突出部材であるベルト構造体21から構成され
ている。ベルト構造体21は水平で平行な2つのロール22
と、2つのロール22間を正逆両方に回転できる平ベルト
23と、平ベルト23を正逆両方に駆動する図示していない
駆動モータと、を有している。2つのベルト構造体21の
それぞれの2つのロール22は互いに平行に配置され、1
つのベルト構造体21は一方の外側ロール22A(代表する
とき22とする)が周壁面部13a側に、他方のロール22B
(代表するときは22とする)がトレイ13の中心部側に配
置され、中心部側の2つのロール22B間はトレイ13の中
心部で一定の間隔D0で離隔するように配置されている。
そして、2つのベルト構造体21は、第3図に示すよう
に、それぞれ周壁面部13a側の外側ロール22Aを中心に内
側ロール22Bが下るように、ベルト構造体21が下方に回
動して一定の間隔D0を間隔D1まで徐々に拡大し、また、
逆に、上方にベルト構造体21が水平になるまで徐々に回
動して間隔D1を間隔D0に縮小できるようになっている。
ベルト構造体21が水平に位置しているときは、2つのベ
ルト構造体21はベルト構造体21の上側に積層された用紙
12を支持できるようになされている。ベルト構造体21が
下方に回動するときは、水平な平ベルト23の上面23aの
傾斜が増加するとともに、平ベルト23の上面23aが周壁
面部13a側から中心部13b側に移動し、ロール22間を回転
することができ、また、ベルト構造体21が上方に回動す
るときは、平ベルト23の上面23aの傾斜が減少するとと
もに、平ベルト23の上面23aが中心部13b側から周壁面部
13a側に移動し、ロール22間を回転することができる。
ベルト構造体21の下方への回動の開始および、平ベル
ト23の上面23aの周壁面部13a側から中心部13b側への移
動・回転の開始は紙量センサ17の用紙量下限信号S1によ
り、また、ベルト構造体21の上方への回動の開始および
平ベルト23の上面23aの中心部13b側から周壁面部13a側
への移動・回転開始は紙量センサ17の用紙紙上限信号S2
により、前述の駆動モータが駆動して、始まるようにな
されている。
次に、作用について説明する。
本発明では、トレイ13の底部の近傍に紙量センサ17が
設けられ、トレイ13の中部の下側にゲート20が設けられ
ているので、第3〜5図に示すように、トレイ13の底部
の用紙12がピックローラ15により給紙され、積層された
用紙12の量が減少し、所定の下限用紙量d1になると、紙
量センサ17が用紙量下限信号S1を発信し、ベルト構造体
21の下方への回動と平ベルト23の内側への回転が開始
し、ゲート20の間隔D0が徐々に拡大する。このため、第
4図に示すように、ゲート20上の積層した用紙12の中心
部が自重にて下方に降下し、さらに下部の用紙12の中心
部がベルト構造体21間を下方にはみ出すように湾曲し、
遂にはトレイ13の底部内に自重にて落下し、底部の用紙
12上に積層する。用紙12の落下および用紙12上への積層
が進み、用紙12の積層する用紙12が増加し、上限用紙量
d2になると、紙量センサ17が作動し、用紙量上限信号S2
を発信する。用紙量上限信号S2により、ゲート20のベル
ト構造体21は第5図に示すように、上方に回動開始する
とともに、平ベルト23の上面23aが外側に回転開始が初
まり、用紙12の落下が停止するとともに2つのベルト構
造体21間にある用紙12は平ベルト23の外側への回転によ
り上側に引き上げられ、ゲート20上に水平に積層され
る。用紙12のゲート20上からトレイ13の底部への落下は
紙量センサ17からの信号により自動的に行われるので、
トレイ内の用紙12の用紙量が一定範囲内に維持でき、ま
た、トレイ13内への用紙12の補給はピックローラ15によ
る作動中にでも、トレイ13の上方から一度に多量の補給
が実施でき、補給操作は極めて簡単で迅速にでき、補給
の操作性が大幅に向上できる。
また、トレイ13内の用紙量dは一定範囲内に維持され
るので、ピックローラ15と用紙12との接触圧は摩擦力に
大きく影響しないので、運転条件の制御が容易にでき
る。また、用紙12の補給が終了したときに、平ベルト23
を外側(用紙12を広げる方向)に回転させるため、ベル
ト構造体21間にある用紙12を上側に傷付けることなく引
き上げてベルト構造体21上に水平に積層させることがで
きる。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、用紙を収容す
るトレイの底部に用紙量検出手段を設け、この上側に積
層された用紙を支持する一対の突出部材を設けることに
より、トレイの底部に常時一定範囲の用紙量を保持し、
最下層の用紙とピックローラとの摩擦接触によって順次
に取り出すとき、ピックローラにはほぼ一定の接圧が維
持され確実な給紙ができ、かつ、運転条件の制御が容易
にできる。
また、トレイへの用紙の補給は装置がマシンダウンを
生ずることなく、作動中であっても一度に大量にでき、
かつ、操作も簡単で補給の操作性が向上できる。また、
突出部材を2つのロールおよび該ロールに巻回されて該
ロールによって正逆回転可能な平ベルトから構成したた
め、用紙の補給が終了したときに、平ベルトを用紙を広
げる方向に回転させることにより支持部材間にある用紙
を上側に傷付けることなく引き上げて支持部材上に水平
に積層することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の請求項1〜3に係る用紙収容機構
の一実施例を示す図であり、第1図はその断面図、第2
図は第1図のII−II矢視断面図、第3〜5図はそれぞれ
その作用を示す説明図である。第6、7図はそれぞれ従
来の用紙収容機構を示す断面図である。 11……用紙収容機構、 12……用紙、 13……トレイ、 17……紙量センサ(紙量検知手段) 21……ベルト構造体(突出部材)、 22……ロール、 23……平ベルト、 d……用紙量。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイ内に積層して収納された用紙を最下
    位の用紙から順次に取り出す用紙収容機構において、 前記トレイの上下方向中部に設けられ、2つのロールお
    よび該ロールに巻回されて該ロールによって正逆回転可
    能な平ベルトからなる一対の突出部材と、 前記トレイの底部に用紙の量が一定の範囲にあるように
    用紙量を検知する用紙量検知手段とを備え、 前記2つのロールの一方を前記トレイの周壁側に配設す
    るとともに、他方のロールを前記トレイの周壁側から該
    トレイの中心部に向かって突出させることにより一対の
    突出部材を対向させ、該突出部材を一方のロールを支点
    にして平ベルトの上側で用紙を支持する水平位置と用紙
    をトレイの底部に補給する下方位置の間で回動可能に
    し、 前記用紙量検知手段の検知情報に基づいて前記突出部材
    を水平位置と下方位置の間で回動させるようにしたこと
    を特徴とする用紙収容機構。
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