JP2856318B2 - 軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置 - Google Patents
軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置Info
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- JP2856318B2 JP2856318B2 JP27168396A JP27168396A JP2856318B2 JP 2856318 B2 JP2856318 B2 JP 2856318B2 JP 27168396 A JP27168396 A JP 27168396A JP 27168396 A JP27168396 A JP 27168396A JP 2856318 B2 JP2856318 B2 JP 2856318B2
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Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は配電盤等に有用な
軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装
置に関するものである。
軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来の軸方向ピンタンブラー錠機構付
き扉用ロックハンドル装置は、受座の軸孔に回転自在に
嵌挿した施錠軸の前端部分に、キーハンドルが嵌挿され
る鍵溝を施錠軸の回転中心軸線の横断方向に設け、受座
の本体部分には前記軸孔の周囲にピン受入れ用小孔を軸
方向に設け、施錠軸の基端大径部には前記小孔に対応さ
せてピン受け入れ用小孔を軸方向に設け、受座側の前記
小孔に嵌挿した従動ピンをバネで突出方向に付勢して、
施錠軸側の前記小孔に嵌挿した駆動ピンの小径な前端部
分を前記鍵溝内に突出させ、該小孔の前端部に設けた段
部に駆動ピンの肩部を当接させ、前記駆動ピンを解錠位
置に押圧する操作凹部をキーハンドルの背面部に設けて
いる。
き扉用ロックハンドル装置は、受座の軸孔に回転自在に
嵌挿した施錠軸の前端部分に、キーハンドルが嵌挿され
る鍵溝を施錠軸の回転中心軸線の横断方向に設け、受座
の本体部分には前記軸孔の周囲にピン受入れ用小孔を軸
方向に設け、施錠軸の基端大径部には前記小孔に対応さ
せてピン受け入れ用小孔を軸方向に設け、受座側の前記
小孔に嵌挿した従動ピンをバネで突出方向に付勢して、
施錠軸側の前記小孔に嵌挿した駆動ピンの小径な前端部
分を前記鍵溝内に突出させ、該小孔の前端部に設けた段
部に駆動ピンの肩部を当接させ、前記駆動ピンを解錠位
置に押圧する操作凹部をキーハンドルの背面部に設けて
いる。
【０００３】しかしながら、このような構造では、キー
ハンドルでなくても金属薄板などのピッキング用具も必
要十分に鍵溝に差し込むことができるため、駆動ピンを
所要長さ押し込んで容易に解錠することができた。
ハンドルでなくても金属薄板などのピッキング用具も必
要十分に鍵溝に差し込むことができるため、駆動ピンを
所要長さ押し込んで容易に解錠することができた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ピッキング用具を必要十分に鍵溝に差し込めな
いため、容易に解錠されることがない軸方向ピンタンブ
ラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置を提供すること
である。
目的は、ピッキング用具を必要十分に鍵溝に差し込めな
いため、容易に解錠されることがない軸方向ピンタンブ
ラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明装置では、受座１の軸
孔２に回転自在に嵌挿した施錠軸３の前端部分３ａに、
キーハンドル４が嵌挿される鍵溝５を施錠軸３の回転中
心軸線の横断方向に設け、受座１の本体部分６には前記
軸孔２の周囲にピン受入れ用小孔７を軸方向に設け、施
錠軸の基端大径部３ｂには前記小孔７に対応させてピン
受け入れ用小孔８を軸方向に設け、前記小孔７に嵌挿し
た従動ピン９をバネ１０で突出方向に付勢して、前記小
孔８に嵌挿した駆動ピン１１の小径な前端部分１１ａを
前記鍵溝５内に突出させ、前記小孔８の前端部に設けた
段部８ａに駆動ピン１１の肩部１１ｂを当接させ、鍵溝
５の内底面部１３にダミーピン１２を固定して前端部を
鍵溝５内に突出させ、駆動ピン１１を解錠位置に押圧す
る操作凹部４ｂとダミーピン１４が通過する逃げ溝４ａ
をキーハンドル４の背面部に設ける。
照符号を用いて説明すると本発明装置では、受座１の軸
孔２に回転自在に嵌挿した施錠軸３の前端部分３ａに、
キーハンドル４が嵌挿される鍵溝５を施錠軸３の回転中
心軸線の横断方向に設け、受座１の本体部分６には前記
軸孔２の周囲にピン受入れ用小孔７を軸方向に設け、施
錠軸の基端大径部３ｂには前記小孔７に対応させてピン
受け入れ用小孔８を軸方向に設け、前記小孔７に嵌挿し
た従動ピン９をバネ１０で突出方向に付勢して、前記小
孔８に嵌挿した駆動ピン１１の小径な前端部分１１ａを
前記鍵溝５内に突出させ、前記小孔８の前端部に設けた
段部８ａに駆動ピン１１の肩部１１ｂを当接させ、鍵溝
５の内底面部１３にダミーピン１２を固定して前端部を
鍵溝５内に突出させ、駆動ピン１１を解錠位置に押圧す
る操作凹部４ｂとダミーピン１４が通過する逃げ溝４ａ
をキーハンドル４の背面部に設ける。
【０００６】キーハンドル４を鍵溝５に差し込むと、ダ
ミーピン１４の前端部分がキーハンドル４の逃げ溝４ａ
に入り込むため、キーハンドル４は鍵溝５に必要十分な
深さ間で差し込まれる。そのため、キーハンドル４の操
作凹部４ｂが駆動ピン１１に正しく対面する位置に来る
ことになり、操作凹部４ｂは駆動ピン１１の前端部分１
１ａを所要長さだけ押圧し、駆動ピン１１と従動ピン９
の当接点が受座１と施錠軸３の接触面上に来る。これに
よって受座１に対する施錠軸３の錠止が解除され、施錠
軸３はキーハンドル４を回すことによって一体に回転操
作することができ、施錠軸３の先端部に固着される止め
金板（図示していない）が解錠位置に回転させられる。
ミーピン１４の前端部分がキーハンドル４の逃げ溝４ａ
に入り込むため、キーハンドル４は鍵溝５に必要十分な
深さ間で差し込まれる。そのため、キーハンドル４の操
作凹部４ｂが駆動ピン１１に正しく対面する位置に来る
ことになり、操作凹部４ｂは駆動ピン１１の前端部分１
１ａを所要長さだけ押圧し、駆動ピン１１と従動ピン９
の当接点が受座１と施錠軸３の接触面上に来る。これに
よって受座１に対する施錠軸３の錠止が解除され、施錠
軸３はキーハンドル４を回すことによって一体に回転操
作することができ、施錠軸３の先端部に固着される止め
金板（図示していない）が解錠位置に回転させられる。
【０００７】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、駆動ピン１
１は施錠軸３の直径上に２本設けられ、キーハンドル４
の差し込み方向に一直線上に整列している。ダミーピン
１２はを駆動ピン１１の中間部右側に配置されている。
１は施錠軸３の直径上に２本設けられ、キーハンドル４
の差し込み方向に一直線上に整列している。ダミーピン
１２はを駆動ピン１１の中間部右側に配置されている。
【０００８】
【発明の効果】 以上のように本発明の軸方向ピンタン
ブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置では、ダミー
ピン１２が鍵溝５の内底面部１３に固定され、ダミーピ
ン１２の前端部が鍵溝５内に突き出ているので、ダミー
ピン１２の通過を許す逃げ溝４ａのあるキーハンドル４
以外のピッキング用具は、ダミーピン１２に邪魔されて
鍵溝５に必要十分な深さまで差し込むことができず、全
ての駆動ピン１１に接近して所要長さ押し込むことがで
きないため、不正解錠に対して強いものとなる。
ブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置では、ダミー
ピン１２が鍵溝５の内底面部１３に固定され、ダミーピ
ン１２の前端部が鍵溝５内に突き出ているので、ダミー
ピン１２の通過を許す逃げ溝４ａのあるキーハンドル４
以外のピッキング用具は、ダミーピン１２に邪魔されて
鍵溝５に必要十分な深さまで差し込むことができず、全
ての駆動ピン１１に接近して所要長さ押し込むことがで
きないため、不正解錠に対して強いものとなる。
【図１】 本発明の一実施例に係る軸方向ピンタンブラ
ー錠機構付き扉用ロックハンドル装置のキーハンドル抜
き取り状態の正面図である。
ー錠機構付き扉用ロックハンドル装置のキーハンドル抜
き取り状態の正面図である。
【図２】 該扉用ロックハンドル装置のキーハンドル抜
き取り状態の右側面図である。
き取り状態の右側面図である。
【図３】 該扉用ロックハンドル装置のキーハンドル抜
き取り状態の背面図である。
き取り状態の背面図である。
【図４】 該扉用ロックハンドル装置のキーハンドル抜
き取り状態の中央縦断面図である。
き取り状態の中央縦断面図である。
【図５】 該扉用ロックハンドル装置のキーハンドル差
し込み状態の中央縦断面図である。
し込み状態の中央縦断面図である。
【図６】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
１ 受座 ２ 軸孔 ３ 施錠軸 ３ａ 前端部分 ３ｂ 基端大径部 ４ キーハンドル ４ａ 逃げ溝 ４ｂ 操作凹部 ５ 鍵溝 ６ 受座の本体部分 ７ ピン受入れ受孔 ８ ピン受入れ受孔 ９ 従動ピン １０ バネ １１ 駆動ピン １１ａ 前端部分 １１ｂ 肩部 １２ ダミーピン １３ 鍵溝の内底面部
Claims (1)
- 【請求項１】 受座１の軸孔２に回転自在に嵌挿した施
錠軸３の前端部分３ａに、キーハンドル４が嵌挿される
鍵溝５を施錠軸３の回転中心軸線の横断方向に設け、受
座１の本体部分６には前記軸孔２の周囲にピン受入れ用
小孔７を軸方向に設け、施錠軸の基端大径部３ｂには前
記小孔７に対応させてピン受け入れ用小孔８を軸方向に
設け、前記小孔７に嵌挿した従動ピン９をバネ１０で突
出方向に付勢して、前記小孔８に嵌挿した駆動ピン１１
の小径な前端部分１１ａを鍵溝５内に突出させ、前記小
孔８の前端部に設けた段部８ａに駆動ピン１１の肩部１
１ｂを当接させ、鍵溝５の内底面部１３に固定したダミ
ーピン１２の前端部を鍵溝５内に突出させ、駆動ピン１
１を解錠位置に押圧する操作凹部４ｂとダミーピン１４
が通過する逃げ溝４ａをキーハンドル４の背面部に設け
た軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27168396A JP2856318B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27168396A JP2856318B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096342A JPH1096342A (ja) | 1998-04-14 |
| JP2856318B2 true JP2856318B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17503416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27168396A Expired - Fee Related JP2856318B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 軸方向ピンタンブラー錠機構付き扉用ロックハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2856318B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP27168396A patent/JP2856318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1096342A (ja) | 1998-04-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |