JP2855608B2 - Ic回路シュミレーション方法 - Google Patents
Ic回路シュミレーション方法Info
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- JP2855608B2 JP2855608B2 JP23849287A JP23849287A JP2855608B2 JP 2855608 B2 JP2855608 B2 JP 2855608B2 JP 23849287 A JP23849287 A JP 23849287A JP 23849287 A JP23849287 A JP 23849287A JP 2855608 B2 JP2855608 B2 JP 2855608B2
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、VLSI、LSI等を含むIC回路の設計を行うと
き、その回路を実装機で動かしたときをシュミレートす
る方法に係る。 <従来の技術> 従来の技術について簡単に説明する。従来ICの試験
は、実装機のICを実装しようとするIC回路の入力端子を
I/Oコントロール装置をかいしてワークステーションに
配線し、前もって設計したIC回路をワークステーション
に入力し、実装機を稼働してIC回路の入力波型を求め、
これをワークステーションに入力してIC回路の出力波型
を求め、IC回路設計が正しいかどうかチェックしてい
た。 <発明が解決しようとする問題点> 上述の様なIC回路のチェック方法では、単にIC回路の
出力波型を見るだけであった為、その波型をフィードバ
ックした実装機内での動きを検討する場合、人間による
波形と回路チェックのみなので、容易に正しいチェック
を行う事が困難で、実際には予想外の作動が起こった
り、チェック間違いを起こしたりしていた。 上述の様な問題点を解決するには、IC回路の出力波形
を直接実装機に入れて、実際の動きを見るのが一番良
い。しかしながら、ワークステーションの演算速度は、
実際のIC回路の演算速度と比較し様もない程遅い。従っ
て、ワークステーションをIC回路の代わりにそのまま組
み入れるのは困難であった。 <問題点を解決するための手段> この様な問題点を解決する為、実装機を二度動かす。
一度目はIC回路の入力端子の波形を求め、それをもとに
してIC回路の出力端子の波形を求める。二度目は出てき
たIC回路の出力端子を用いて、一番目と同じ様に稼働し
ている実装機に同期させて入力し、運動する。このこと
により、実際にIC回路が組み込まれた場合に実装機が稼
働するのと同じ稼働状況をシュミレートする事が可能に
なった。 なお、このときの実装機は、コンピュータ、マイコ
ン、FA機器、通信機器、制御機器その他IC回路が組み込
まれるものであれば、いかなるものでも良い。また、こ
こで言うところのワークステーションとは、IC回路を入
力でき、そのIC回路に従って入力信号波形を操作して出
力信号波形を求める操作をするものであり、マイコン若
しくは大型機の端末がこの任に当たるのが一般的である
が必ずしも他の電算機器類でも構わない。この場合、デ
ィスプレイを備えている方がシュミレートし易い。ま
た、シュミレート対象のIC回路の入力方法は、外部イン
ターフェース、キーボード、マウス、ライトペン等いか
なる方法でも構わない。また、一度目の実装機の稼働
は、実際の実装機の稼働に準拠しているものであれば、
テストパターン等でも構わない。また、二度目の実装機
の稼働は、一番目の実装機の稼働と同一でなければなら
ない。また、IC回路の入力端子から入る信号がワークス
テーションで追従出来るものであれば、そのまま直線信
号をワークステーションに導入しても良いが、入力タイ
ミングの位相合わせ等の問題や、外部記憶の関係もあっ
て、I/Oコントロール装置で入力端子信号の制御を行う
のが一般的である。また、ワークステーションから出さ
れる出力端子信号は、I/Oコントロール装置によってIC
回路から出力端子へ出されるのと同じタイミング位相で
実装機の出力端子へ出力されるのが一般的である。 <作用> 本発明のIC回路シュミレーション方法を用いると、二
回目の実装機の稼働のとき、一回目の実装機の稼働のと
きのIC出力を利用していることになる。従って、二回目
の実装機の稼働は、実際の速さのICが組み込まれている
と同様の稼働と見做す事が出来る様になった。 <実施例> 本発明の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 実装機(11)であるプリンターメカコントロールには
IC回路の入力端子(12)と出力端子(13)が備えられて
いる。この各々の端子は、挿入されるべきICがまた出来
ていない為に、I/Oコントロール装置(21)と接続され
ている。I/Oコントロール装置(21)は、入力端子(1
2)からの入力波形をメモリ(22)に格納するととも
に、その入力波形が対応する実装機(11)であるプリン
ターメカコントロールの稼働状態をも記録する。このメ
モリ(22)に一担格納された波形は、ワークステーショ
ンで処理可能な速さまで信号を伸ばしたうえで、ワーク
ステーション(31)にデータ転送する。データを受ける
ワークステーション(31)は、既に他のライによりIC回
路案が導入されている。ワークステーションでは、この
IC回路案によりデータを処理し、出力波形を求める。こ
の場合、出力波形は、入力波形、IC回路案とともにディ
スプレイで監視する事が出来る。この様に求められた出
力波形は、データとしてI/Oコントロール装置(21)の
メモリ(22)に一担格納される。この様に格納されたデ
ータは、もう一度実装機を稼働するときに、実ICにおけ
る遅れを考慮した上で、実装機の稼働と出力端子の出力
を同期させた上で出力する。この様に出力端子からICチ
ップ同様の信号が得られる為、この実装機の稼働状況を
そのまま監視する事が出来る。尚、本発明に用いられる
ワークステーションは、既に現在用いられている、IC回
路設計用エンジニアリングワークステーションを用い
る。尚、今回はDAISY社製もしくはMENTER社製のものを
用いた。I/Oコントロール装置(21)は、I/O部(23)
と、メモリ(22)と制御装置(24)とによりなってい
る。I/O部(23)は、実装機とワークステーションの何
れもの出力と入力のタイミングと速さを司っているもの
である。この指令は、制御装置(24)より発せられる。 なお、本発明で用いられる実装機は、いわゆるパソコ
ンの出力コントロール部であり、その中でも、マスクRO
MやカスタムCPUを特別に設計し、パソコン専用のICを設
計する場合を示している。実装機上では、設計IC部分の
入出力がループにならない様なプログラムを選定し、実
装機を動かす様にしている。実装機の駆動状況は、ワー
クステーションのディスプレイ等のみならず、実装機の
ディスプレイも見ながら同時に駆動状況を検査する事が
出来る。 <発明の効果> 本発明により、実装機本体を用いて実際の稼働を試み
てIC回路のチェックを行う事が出来る。従って、机上で
は正しく作動するが実装機では思わぬ回路が働いたり、
思わぬ条件が成立したりして、IC回路自体の設計が正し
くとも、実装機のシステム全体として設るという事が無
くなった。
き、その回路を実装機で動かしたときをシュミレートす
る方法に係る。 <従来の技術> 従来の技術について簡単に説明する。従来ICの試験
は、実装機のICを実装しようとするIC回路の入力端子を
I/Oコントロール装置をかいしてワークステーションに
配線し、前もって設計したIC回路をワークステーション
に入力し、実装機を稼働してIC回路の入力波型を求め、
これをワークステーションに入力してIC回路の出力波型
を求め、IC回路設計が正しいかどうかチェックしてい
た。 <発明が解決しようとする問題点> 上述の様なIC回路のチェック方法では、単にIC回路の
出力波型を見るだけであった為、その波型をフィードバ
ックした実装機内での動きを検討する場合、人間による
波形と回路チェックのみなので、容易に正しいチェック
を行う事が困難で、実際には予想外の作動が起こった
り、チェック間違いを起こしたりしていた。 上述の様な問題点を解決するには、IC回路の出力波形
を直接実装機に入れて、実際の動きを見るのが一番良
い。しかしながら、ワークステーションの演算速度は、
実際のIC回路の演算速度と比較し様もない程遅い。従っ
て、ワークステーションをIC回路の代わりにそのまま組
み入れるのは困難であった。 <問題点を解決するための手段> この様な問題点を解決する為、実装機を二度動かす。
一度目はIC回路の入力端子の波形を求め、それをもとに
してIC回路の出力端子の波形を求める。二度目は出てき
たIC回路の出力端子を用いて、一番目と同じ様に稼働し
ている実装機に同期させて入力し、運動する。このこと
により、実際にIC回路が組み込まれた場合に実装機が稼
働するのと同じ稼働状況をシュミレートする事が可能に
なった。 なお、このときの実装機は、コンピュータ、マイコ
ン、FA機器、通信機器、制御機器その他IC回路が組み込
まれるものであれば、いかなるものでも良い。また、こ
こで言うところのワークステーションとは、IC回路を入
力でき、そのIC回路に従って入力信号波形を操作して出
力信号波形を求める操作をするものであり、マイコン若
しくは大型機の端末がこの任に当たるのが一般的である
が必ずしも他の電算機器類でも構わない。この場合、デ
ィスプレイを備えている方がシュミレートし易い。ま
た、シュミレート対象のIC回路の入力方法は、外部イン
ターフェース、キーボード、マウス、ライトペン等いか
なる方法でも構わない。また、一度目の実装機の稼働
は、実際の実装機の稼働に準拠しているものであれば、
テストパターン等でも構わない。また、二度目の実装機
の稼働は、一番目の実装機の稼働と同一でなければなら
ない。また、IC回路の入力端子から入る信号がワークス
テーションで追従出来るものであれば、そのまま直線信
号をワークステーションに導入しても良いが、入力タイ
ミングの位相合わせ等の問題や、外部記憶の関係もあっ
て、I/Oコントロール装置で入力端子信号の制御を行う
のが一般的である。また、ワークステーションから出さ
れる出力端子信号は、I/Oコントロール装置によってIC
回路から出力端子へ出されるのと同じタイミング位相で
実装機の出力端子へ出力されるのが一般的である。 <作用> 本発明のIC回路シュミレーション方法を用いると、二
回目の実装機の稼働のとき、一回目の実装機の稼働のと
きのIC出力を利用していることになる。従って、二回目
の実装機の稼働は、実際の速さのICが組み込まれている
と同様の稼働と見做す事が出来る様になった。 <実施例> 本発明の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 実装機(11)であるプリンターメカコントロールには
IC回路の入力端子(12)と出力端子(13)が備えられて
いる。この各々の端子は、挿入されるべきICがまた出来
ていない為に、I/Oコントロール装置(21)と接続され
ている。I/Oコントロール装置(21)は、入力端子(1
2)からの入力波形をメモリ(22)に格納するととも
に、その入力波形が対応する実装機(11)であるプリン
ターメカコントロールの稼働状態をも記録する。このメ
モリ(22)に一担格納された波形は、ワークステーショ
ンで処理可能な速さまで信号を伸ばしたうえで、ワーク
ステーション(31)にデータ転送する。データを受ける
ワークステーション(31)は、既に他のライによりIC回
路案が導入されている。ワークステーションでは、この
IC回路案によりデータを処理し、出力波形を求める。こ
の場合、出力波形は、入力波形、IC回路案とともにディ
スプレイで監視する事が出来る。この様に求められた出
力波形は、データとしてI/Oコントロール装置(21)の
メモリ(22)に一担格納される。この様に格納されたデ
ータは、もう一度実装機を稼働するときに、実ICにおけ
る遅れを考慮した上で、実装機の稼働と出力端子の出力
を同期させた上で出力する。この様に出力端子からICチ
ップ同様の信号が得られる為、この実装機の稼働状況を
そのまま監視する事が出来る。尚、本発明に用いられる
ワークステーションは、既に現在用いられている、IC回
路設計用エンジニアリングワークステーションを用い
る。尚、今回はDAISY社製もしくはMENTER社製のものを
用いた。I/Oコントロール装置(21)は、I/O部(23)
と、メモリ(22)と制御装置(24)とによりなってい
る。I/O部(23)は、実装機とワークステーションの何
れもの出力と入力のタイミングと速さを司っているもの
である。この指令は、制御装置(24)より発せられる。 なお、本発明で用いられる実装機は、いわゆるパソコ
ンの出力コントロール部であり、その中でも、マスクRO
MやカスタムCPUを特別に設計し、パソコン専用のICを設
計する場合を示している。実装機上では、設計IC部分の
入出力がループにならない様なプログラムを選定し、実
装機を動かす様にしている。実装機の駆動状況は、ワー
クステーションのディスプレイ等のみならず、実装機の
ディスプレイも見ながら同時に駆動状況を検査する事が
出来る。 <発明の効果> 本発明により、実装機本体を用いて実際の稼働を試み
てIC回路のチェックを行う事が出来る。従って、机上で
は正しく作動するが実装機では思わぬ回路が働いたり、
思わぬ条件が成立したりして、IC回路自体の設計が正し
くとも、実装機のシステム全体として設るという事が無
くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を用いる場合のシステム全
体を示すブロック図である。 (11)……実装機、(12)……入力端子 (13)……出力端子 (21)……I/Oコントロール装置 (22)……メモリ、(23)……I/Oブロック (24)……制御装置 (31)……ワークステーション
体を示すブロック図である。 (11)……実装機、(12)……入力端子 (13)……出力端子 (21)……I/Oコントロール装置 (22)……メモリ、(23)……I/Oブロック (24)……制御装置 (31)……ワークステーション
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.実装機のIC回路の入出力端子をワークステーション
に配線し、前もって設計したIC回路をワークステーショ
ンに入力しておき、実装機を稼働してワークステーショ
ン上のIC回路の入力波型を求め、この波形をワークステ
ーションに入力して、IC回路の出力波型を実装機のIC回
路の出力端子に流して実装機の稼働ををシュミレートす
る事を特徴とするIC回路シュミレーション方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23849287A JP2855608B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | Ic回路シュミレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23849287A JP2855608B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | Ic回路シュミレーション方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6481045A JPS6481045A (en) | 1989-03-27 |
JP2855608B2 true JP2855608B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17031051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23849287A Expired - Fee Related JP2855608B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | Ic回路シュミレーション方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855608B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61129587A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-17 | Fujitsu Ltd | 実回路を併用する論理シミユレ−シヨン方式 |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP23849287A patent/JP2855608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6481045A (en) | 1989-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |