JP2854289B2 - 光学活性(s)−(−)および(r)−(+)−デオキシスパーグアリンおよびその新規中間体の製造 - Google Patents

光学活性(s)−(−)および(r)−(+)−デオキシスパーグアリンおよびその新規中間体の製造

Info

Publication number
JP2854289B2
JP2854289B2 JP8254253A JP25425396A JP2854289B2 JP 2854289 B2 JP2854289 B2 JP 2854289B2 JP 8254253 A JP8254253 A JP 8254253A JP 25425396 A JP25425396 A JP 25425396A JP 2854289 B2 JP2854289 B2 JP 2854289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
organic solvent
nitrogen
toluene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8254253A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09110822A (ja
Inventor
シュエバオ・ワン
ジョン・ケイ・ソッタシル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURISUTORU MAIYAAZU SUKUIBU CO
Original Assignee
BURISUTORU MAIYAAZU SUKUIBU CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURISUTORU MAIYAAZU SUKUIBU CO filed Critical BURISUTORU MAIYAAZU SUKUIBU CO
Publication of JPH09110822A publication Critical patent/JPH09110822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854289B2 publication Critical patent/JP2854289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C279/00Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C279/20Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom, e.g. acylguanidines
    • C07C279/24Y being a hetero atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C277/00Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C277/08Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted guanidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C279/00Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C279/04Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton
    • C07C279/14Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton being further substituted by carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗腫瘍活性および
その他各種の生体活性および薬理学的活性を有する、式
(I):
【化35】 で示される構造を有し、体系的名称がN−[4−(3−
アミノプロピル)アミノブチル]−2−(ω−グアニジ
ノ脂肪酸アミド)−2−置換エタナミドであるデオキシ
スパーグアリンおよびその塩を製造するための新規工程
に関する。
【0002】
【従来の技術】化合物(I)は米国特許4,518,53
2、4,525,299および5,162,581に開示さ
れている(これらは本発明の引用文献である)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記化合物(I)デオ
キシスパーグアリンおよびその塩を製造するための新規
工程を提供すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記化合物
(I)およびその塩を製造するための新規工程を提供す
る。該化合物(I)は、それぞれ式(IA)および(I
B):
【化36】 および
【化37】 で示される光学的に活性な(S)−(−)および(R)
−(+)−デオキシスパーグアリンとして存在すること
ができる。本発明はまた、上記化合物(I)、(IA)
および(IB)の製造に用いる新規中間体を提供する。
【0005】本発明の新規製造工程は以下のとおりであ
る。すなわち、塩化メチレン、トルエンまたはテトラヒ
ドロフランなどの有機溶媒中、ホスホン酸プロピル無水
物などの縮合剤/脱水剤およびトリエチルアミン(TE
A)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−
エン(DBN)またはジイソプロピルエチルアミン(D
IPEA)などの有機または無機塩基の存在下、式(I
I):
【化38】 [式中、RおよびR1はベンジルオキシカルボニルまた
はt−ブトキシカルボニル(BOC)などの窒素の保護基
であり;波線の結合手は正確な立体配置がわからないこ
とを意味し、このためジアステレオマーの混合物を包含
する、以下同様]で示される化合物を、式(III):
【化39】 [式中、R2およびR3はベンジルオキシカルボニルまた
はt−ブトキシカルボニル(BOC)などの窒素の保護
基である]で示される化合物と反応させて、式(IV):
【化40】 で示される新規本発明化合物を形成する。次いで、化合
物(IV)を当業者には公知の脱保護および水添分解に
付すことよって、所望の最終生成物(I)に変換する。
【0006】化合物(II)は新規中間体であり、式
(IIA)および(IIB):
【化41】
【化42】 で示されるジアステレオマーの混合物である。化合物
(IIA)および(IIB)は、この時点でクロマトグ
ラフィーおよび/または結晶化などの常套の方法によっ
て分離することができ、個々にあるいは混合物として次
工程に用いることができる。
【0007】化合物(II)は、塩化メチレン、トルエ
ンまたはテトラヒドロフランなどの有機溶媒中、ピリジ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン(DBU)またはDIPEAなどの塩基の存在
下、式(V):
【化43】 で示される化合物を、(XCO)2OまたはXC(O)
Cl[ここで、Xはアルキル(メチルなど)またはアリ
ール(フェニルなど)基]などのアシル化剤で処理し
て、式(VI):
【化44】 で示される化合物を得る。次いで、塩化メチレンまたは
トルエンなどの有機溶媒中、EtAlCl2、BF3OE
2、MgBr2またはAlCl3などのルイス酸の存在
下、化合物(VI)を(R)−フェネチルアルコールま
たは(S)−フェネチルアルコールなどの光学活性ベン
ジルアルコールと反応させて、式(VII):
【化45】 で示される化合物を形成する。次いで、テトラヒドロフ
ラン/水、水、アルコールまたはそれらの混合物などの
極性有機溶媒中、該化合物(VII)をLiOH、Na
OHまたはKOHなどの塩基とともに加水分解して、新
規な本発明化合物(II)を形成する。
【0008】別法として、化合物(V)を塩化メチレンま
たはトルエンなどの有機溶媒中、EtAlCl2、BF3
OEt2、MgBr2またはAlCl3などのルイス酸の
存在下、(R)−フェネチルアルコールまたは(S)−
フェネチルアルコールなどの光学活性ベンジルアルコー
ルと直接反応させることにより、化合物(VII)を製
造することができる。化合物(VII)は、式(VII
A)および(VIIB):
【化46】
【化47】 で示されるジアステレオマーの混合物であり、この時点
でクロマトグラフィーおよび/または結晶化などの常套
の方法によって分離することができるが、あるいは混合
物として次工程に用いてもよい。化合物(VII)[V
IIAおよびVIIB]は、新規中間体であり、化合物
(VII)[VIIAおよびVIIB]を形成するため
の化合物(V)の反応は、新規反応工程である。
【0009】化合物(VIIA)および(VIIB)を
テトラヒドロフラン/水、水、アルコールまたはそれら
の混合物などの極性有機溶媒中、LiOH、NaOHま
たはKOHなどの塩基とともに加水分解して、本発明化
合物(II)を形成することもできる。化合物(VII
A)が化合物(IIA)を提供し、化合物(VIIB)
が化合物(IIB)を提供することに留意すべきであ
る。
【0010】化合物(V)は公知化合物であり、J.Org.
Chem.52,1700−1703(1987)(本発明
の引用文献である)に開示の方法あるいは下記反応工程
式Aにしたがって製造することができる。反応工程式A
【化48】
【0011】水酸化ナトリウム水溶液(1N)と塩化メ
チレンなどの混合溶媒系中、化合物(1)をクロロギ酸
ベンジルなどの保護試薬と反応させ、ジ保護生成物
(2)を得る。テトラヒドロフランおよび水などの有機
溶媒中、重炭酸ナトリウムおよび7−アミノヘプタン酸
などの有機または無機塩基の存在下、化合物(2)から
酸誘導体(3)への変換を行う。次いで、反応混合物を
約55℃〜75℃の温度で約4〜13時間、変換が完了
するまで加熱する。水から沈殿させて生成物(3)を得
る。2段階の操作によって、酸誘導体(3)を対応する
アミド誘導体に変換する。第1の段階は、テトラヒドロ
フランまたはアセトニトリルなどの有機溶媒中、N−ヒ
ドロキシコハク酸イミド(NHS)またはジシクロヘキ
シルカルボジイミド(DCC)などのカップリング剤を
用いて活性化エステルを製造することである。第2の段
階は、得られる活性化エステルを、メタノール性アンモ
ニアなどのアミンで処理して所望のアミド(4)を得る
ことである。最後に、テトラヒドロフランなどの有機溶
媒中、約25〜45℃にて約2〜30時間(約45℃で
約18時間が好ましい)、アミド(4)をメチルグリコ
キシレートなどの1,2−ジカルボニル化合物と縮合し
て、アミドール(V)を得る。
【0012】反応工程式B
【化49】 市販のスパーミジン(5)をホルムアルデヒドなどのカ
ルボニル化合物と反応させ、N1,N4−保護スパーミジ
ン(6)を得、次いで、N−カルベトキシフタルイミド
との反応および加水分解によってN8フタルイミド保護
スパーミジン(8)に変換する(中間体(7)は単離し
ない)。次いで、N8フタルイミドスパーミジン(8)
を塩化ベンジルオキシカルボニル(CBZCl)などの
保護試薬と反応させて、N1,N4−ジ−Z−N8−フタル
イミドスパーミジン(9)を得る(式(8)および(9)
中、Zはベンジルオキシカルボニル)。加ヒドラジン分
解によってフタルイミド基を除去し、N1,N4−ジ−Z
−N8−スパーミジン(10)を得る。
【0013】化合物(IV)は式(IVA)および(IV
B):
【化50】
【化51】 で示される2つのジアステレオマーの混合物である。化
合物(IVA)および(IVB)は、この時点でクロマ
トグラフィーまたは結晶化などの常套の方法によって分
離することができる。化合物(II)をジアステレオマ
ー(IIA)と(IIB)の混合物として化合物(II
I)とのカップリングに用いると、化合物(IV)は、
2つのジアステレオマー(IVA)と(IVB)の混合
物として得られることに留意すべきである。単一のジア
ステレオマー(IIA)または(IIB)を用いて化合
物(III)とのカップリングを行うと、対応するジア
ステレオマー産物(IVA)または(IVB)が得られ
る。(IVB)などのこのような純粋なジアステレオマ
ーは、TEAまたはDBUなどの塩基で異性体形成し
て、(IVA)と(IVB)の混合物にすることができ
る[同様に、(IVA)から(IVA)と(IVB)の
混合物;(VIIA)から(VIIA)と(VIIB)
の混合物;および(VIIB)から(VIIA)と(V
IIB)の混合物を形成することができる]。次にあげ
る実施例は、本発明の好ましい具体例の製造方法および
使用方法を記載したものであるが、これらは本発明の限
定というよりもむしろ、詳細に説明するためのものであ
る。本発明の請求の範囲で定義されるような本発明の範
囲に含まれるその他の具体例が存在することを理解すべ
きである。
【0014】
【実施例】
実施例1 15−デオキシスパーグアリン・トリ塩酸塩(R)−
(+)−エナンチオマーA.N,N'−ビス(ベンジルオ
キシカルボニル)−S−メチル−イソチオ尿素5リット
ルの3ツ首フラスコに入った1N水酸化ナトリウム(1
050ml、1050ミリモル)中の2−メチル−2−チ
オプソイド尿素の硫酸塩の溶液(74.6g、525ミリ
モル)を激しく撹拌し、この溶液にクロロギ酸ベンジル
(161ml、1075ミリモル、アルドリッチ、95%)
を室温にて滴下ロートを介してゆっくりと加える。添加
後、撹拌を続け、反応をTLCでモニターする。反応は
約20時間で終了する。モノCBZ(ベンジルオキシカ
ルボニル)中間体がすべて消失した後、反応混合物を4
リットルの分液ロートに移す。水層を分離し、ヘキサン
(1.28リットル)で抽出する。抽出物を塩化メチレ
ン層と合わせる。有機抽出物を合わせ、NaH2PO
4(5.7%、533ml、pH〜5で洗浄)および食塩水
(2×533ml)で洗浄する。乾燥(硫酸ナトリウム)し、
濾過し、回転蒸発機にて濃縮する。高真空ポンプにて、
得られる残留油状物を乾燥して恒量にする。凍結乾燥し
て、残留クロロギ酸ベンジル、塩化ベンジルおよびおそ
らくベンジルアルコールをさらに除去する。得られる濃
厚な油状物を約6時間静置して結晶化する。固体を砕
き、乾燥を続けて2日間で恒量にする。このようにして
得た粗標記化合物(182g、収率97%)を1HNMRお
よびTLCにて精製し、それ以上精製することなく次反
応に用いる。
【0015】B.7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシ
カルボニル)グアニジノ]ヘプタン酸 テトラヒドロフラン(200ml)および水(800ml)中の
7−アミノヘプタン酸(52g、360ミリモル)および
重炭酸ナトリウム(67.2g、800ミリモル、2当量)
の混合物を激しく撹拌し、窒素下で1時間にわたり一定
の率で加熱し(発熱なし)、60〜65℃にする。一定
速度で、反応混合物にテトラヒドロフラン(600ml)中
の粗標記A化合物(144g、400ミリモル、1.1当
量)の溶液を5分間かけて加える。添加中、発熱は観測
されない。不均質な混合物を撹拌し、僅かに還流するよ
うに60〜65℃に保つ。約1時間後、ゆっくりとし
た、一定のガスの発生が始まり、反応中ずっと継続す
る。反応はバブラーを介するガスの発生率に伴い、TL
Cによってモニターする。5時間後、反応の完了を判断
し、反応物を周囲温度まで冷却し、水(1.5リット
ル)で希釈する。反応混合物を酢酸エチル(3×500m
l)で洗浄する。水相(pH〜10)を分離し、0〜5℃
に冷却し、冷たい(0〜5℃)0.85Mリン酸(約1
リットル)で注意してpH3まで酸性化する。生成物が
白色固体として沈殿し、濾過して集め、水(2×1リッ
トル)で洗浄し、真空中、プラスチッククロス下で18
時間圧縮乾燥する。合計138.8gの標記化合物を単離
する(使用した7−アミノヘプタン酸の量に基づく収率
は85%である)。生成物の同定および次の変換への適
性は、1HNMRスペクトルおよびTLCのデータの公
知の標準に対する比較分析によって確認する。
【0016】C.7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシ
カルボニル)グアニジノ]ヘプタン酸アミド 窒素雰囲気下、標記B化合物(169g、370ミリモ
ル)および1−ヒドロキシスクシンイミド(64.5g、5
60ミリモル、1.5当量)をジメチルホルムアミド(7
50ml)に溶解し、周囲温度(約20℃、発熱なし)で
撹拌する。この溶液に、1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC、1
42g、740ミリモル、2当量、発熱なし)を加え
る。反応混合物を周囲温度で撹拌する。約5時間後、T
LCにより、中間体ヒドロキシスクシンイミドエステル
の形成が完了したことを判断する。反応混合物を0℃に
冷却し(内部温度)、メタノール(370ml、2当量)中
の2.0Mアンモニアの溶液を一定の速度で約5分間か
けて加える。発熱(10〜30℃)が観察され、これは
アンモニア溶液の添加の完了後、約15分間でおさま
る。反応混合物を、周囲温度でさらに45分間撹拌し、
次いでTLCを行って反応の完了を判断する。反応混合
物に水(6リットル)を注ぎ入れる。生成物が白色固体
として沈殿し、それを濾過して集め、水(2×1リット
ル)、希水性リン酸(pH3、1リットル)、最後に水
(4×1リットル)で洗浄する。固体をプラスチッククロ
ス下で一夜減圧圧縮乾燥する。生成物のトルエン懸濁液
を共沸蒸留してさらに乾燥する。この工程で164g、
収率87%の標記化合物を得る。生成物の同定および次
の変換への適性は、この化合物の1HNMRおよびTL
Cのデータの公知の標準に対する比較分析によって確認
する。
【0017】D.7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシ
カルボニル)グアニジノ]ヘプタノイル−(R,S)−
2−ヒドロキシグリシン・メチルエステル アルゴン雰囲気下、テトラヒドロフラン(1.2リット
ル)に標記C化合物(164g、361ミリモル)および
グリオキシル酸メチル(63.5g、720ミリモル、2
当量)を懸濁し、一定率で45分かけて45℃まで加熱
する(発熱なし)。反応の最初の1時間の間に、固体は
すべて溶解し、黄色溶液が得られる。反応を45℃にて
約18時間(一夜)継続し、次いでTLCを行って反応
の完了を判断する。反応混合物を周囲温度まで冷却し、
減圧濃縮して粘稠な黄色油状物を得る。油状物を酢酸エ
チル(250ml)に溶解し、公知の生成物標準品からの結
晶を加え、−20℃で18時間(一夜)貯蔵する。生成
物の最初のクロップを白色結晶固体をとして濾過して集
め、冷(−20℃)酢酸エチル(200ml)およびn−ヘ
キサン(50〜100ml)で洗浄する。次いで生成物を減
圧乾燥し、標記化合物(102g、収率52%)を得る。
生成物の同定および次の変換への適性は、この化合物の
1HNMRおよびTLCのデータの公知の標準に対する
比較分析によって確認する。
【0018】E.7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシ
カルボニル)グアニジノ]ヘプタノイル−(R,S)−
2−(R−sec−フェネトキシ)グリシン・メチルエス
テル メカニカルスターラー、アルゴン装置および250mlの
滴下ロートを具備した5リットルの丸底3ツ首フラスコ
中の塩化メチレン(新たに開封したもの、2リットル)
に、標記D化合物(100g、170ミリモル)を溶解す
る。溶液を氷浴で0℃まで冷却する(内部温度)。無水
ピリジン(225ml、2986ミリモル)を、滴下ロート
を介して滴下する。この間、内部温度は3℃以下を維持
する。希釈しない酢酸無水物(130ml、1493ミリ
モル)を同様に加える。得られる反応混合物を室温まで
暖め、1時間撹拌する。TLCにより反応の完了が確認
される。黄色味をおびた反応混合物を5℃まで冷却し、
無水メタノール(55ml、1453ミリモル)を加えて反
応を停止する。5℃にて15分撹拌後、反応混合物を蒸
発して油状残渣を得る。残渣に無水トルエン(500ml)
を加えてロートバップで濃縮する。TLCおよび1HN
MRにより残渣にピリジンが含まれないことが確認され
るまで、無水トルエンの添加と除去を3回以上繰り返
す。得られる黄色味をおびた油状物を塩化メチレン(2
リットル)に再溶解する。溶液を−78℃まで冷却し、
アルゴン下、EtAlCl2(460.8ml、1.0Mヘキ
サン溶液、460.8ミリモル)を滴下ロートを介して滴
下する。10分間撹拌後、希釈しないR−フェネチルア
ルコール(33.2ml、267.4ミリモル)およびジイソ
プロピルアミン(48.2ml、276.4ミリモル)の混合
物を同じ方法で加える。反応混合物を室温まで暖め、1
6時間撹拌する。反応の完了がTLCで確認される。−
78℃まで冷却し、酒石酸カリウムナトリウムの飽和水
溶液(100ml)、次いで酒石酸カリウムナトリウムの固
体(100g)をゆっくりと加えて反応を停止する。混合
物を0℃まで暖め、3時間撹拌する。冷混合物をセライ
トパッドで濾過する。濾液をロッシェル塩溶液(3×5
00ml)で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)し、濃縮して
粗油状物(150g)を得、これをシリカゲルパッド(30
0g、23〜40μm)に通し、33〜50%の酢酸エチ
ル/ヘキサンで溶離する。溶媒を蒸発して分光学的に純
粋な標記メチルエステル(104g、収率74%)を濃厚
な油状物で得る。
【0019】F.7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシ
カルボニル)グアニジノ]ヘプタノイル−(R,S)−
2−(R−sec−フェネトキシ)グリシン メカニカルスターラーおよび滴下ロートを具備した5リ
ットルの丸底3ツ首フラスコ中の標記E化合物(88g、
136ミリモル)のテトラヒドロフラン(3リットル)
溶液に、水酸化リチウム(0.2M、843ml)を滴下す
る。室温にて1時間撹拌後、TLCにより反応の完了が
確認される。テトラヒドロフランを蒸発(バス温度40
℃以下)し、水層を酢酸エチル(1リットル)およびリ
ン酸(0.2M、850ml)で希釈する。水層を分離し、
酢酸エチル(2×200ml)で抽出する。有機層を合わ
せ、食塩水(2×500ml)で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリ
ウム)し、濾過し、濃縮して分光学的に純粋な標記酸化
合物(80g、収率93%)を濃厚油状物で得る。
【0020】G.N1,N4−ビス(ベンジルオキシカルボ
ニル)スパーミジン コンデンサーを具備した200mlの丸底フラスコに入れ
たエタノール(120ml)中のN1,N4−ジ−Z−N8
フタルイミドスパーミジン(10−N−フタロイル−
1,5−ジ−Z−1,5,10−トリアザデカン;60
g、110ミリモル)の懸濁液に、アルゴン下にてヒド
ラジン(12.1ml、385.3ミリモル)を加える。混合
物を75℃で3時間加熱する。反応の完了がTLCによ
り確認される。反応の終端部分で白色固体が形成され
る。室温にて固体を濾去し、トルエン(4×100ml)で
洗浄する。さらなる濾過によって濾液中に残留する固体
を除去する。濾液を蒸発する。油状残渣をトルエン(8
00ml)に溶解する。残留する固体を濾去し、トルエン
(200ml)で洗浄する。濾液を4リットルの分液ロート
に移し、400mlの酢酸エチルで希釈し、食塩水(3×
500ml)で洗浄する。乾燥(硫酸ナトリウム)し、濾過
し、濃縮して無色の濃厚油状物を得る。トルエン(3×
200ml)との共沸蒸留および3時間の高真空乾燥後に
一定量(49g)が得られる。
【0021】H.テトラ−CBZ−(R,S)−11−
(R−sec−フェネトキシ)−15−デオキシスパーグ
アリン メカニカルスターラーを具備した2リットルの3ツ首丸
底フラスコに入れた塩化メチレン(750ml)に、標記F
化合物(70g、110.6ミリモル)および標記G化合
物(49g、118.6ミリモル)を溶解する。溶液を−5
℃に冷却する。トリエチルアミン(30.8ml、221.
0ミリモル)の溶液をシリンジにて加え、次いでPPA
(105.2g、50%酢酸エチル溶液、165.8ミリモ
ル)を滴下する。反応物を−5℃で1時間撹拌する。次
いで、酢酸エチル(500ml)で希釈し、2,3かけらの
氷を加えて反応を停止する。混合物を4リットルの分液
ロートに移し、さらに酢酸エチル(1.5リットル)で希
釈する。有機層を分離し、NaH2PO4(5.7%食塩水
液、3×800ml)で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥
し、蒸発して500mlとし、シリカゲルパッド(23〜
40μm、500g)で濾過し、50〜75%の酢酸エチ
ルのヘキサン溶液で洗浄する。濾液を濃縮して2つのジ
アステレオマーの混合物混合物(115g)を濃厚な粗油
状物で得る。
【0022】I.テトラ−CBZ−R−11−(R−sec
−フェネトキシ)−15−デオキシスパーグアリン 標記H化合物のジアステレオマーの粗混合物(合計23
3g)をノーマルフェイズHPLCによって4日間で分離
し、標記ジアステレオマー(92g)を濃厚な油状物で
得、第2のジアステレオマー(テトラ−CBZ−S−1
1−(R−sec−フェネトキシ)−15−デオキシスパ
ーグアリン)(118g)を白色固体で得る。223gの
混合物をロードするために、酢酸エチル(65ガロン)
およびヘキサン(10ガロン)を用い、15回の注入を
行う。11回以上の注入によって混合画分が分離する。
【0023】J.(R)−(+)−15−デオキシスパ
ーグアリン 標記I化合物(91g、88.6ミリモル)をメタノール
(2リットル)および酢酸(0.2リットル)に溶解す
る。得られる溶液を、空気駆動メカニカルスターラー、
トラップ,ハウスバキュームおよびオイルバブラーに接
続した水素/アルゴン導入および排出装置、ならびにバ
ルーンを具備した5リットルの3ツ首丸底フラスコに入
れる。フラスコに、メタノール(1リットル)および酢酸
(0.1リットル)で混合したパラジウム/炭素(5
%、28g)、パラジウム/炭素(10%、14g)およ
びPd(OH)2/C(20%、36g)を加える。不均
質な溶液を水素バルーン圧下、室温にて20時間撹拌す
る。反応が90〜95%完了したことがNMRによって
確認される。さらにパラジウム/炭素(10%、20
g、ウエット)およびPd(OH)2/C(20%、5
g、ウエット)を、粉末ロートから反応混合物に加え
る。さらに10時間撹拌を継続する。次いで、セライト
パッドで触媒を濾去し、水(4×750ml)で洗浄する。
水/メタノール/酢酸溶液を室温にて3リットルにす
る。得られる水層を塩化メチレン(3×1リットル)で洗
浄する。わずかに蒸発し、次いで2つの5リットル丸底
フラスコ中で凍結乾燥して粗(R)−(+)−15−デ
オキシスパーグアリン・三酢酸塩(42g、HI93.5
%)を得、これをCMセファデックスC−25およびセ
ファデックスLH−20カラムを用いてさらに精製し、
純粋な標記化合物のメタノール性溶液を得る。塩化ナト
リウムおよびCMセファデックスC−25カラムを用い
て三酢酸塩を対応する三塩酸塩に変換する。 K.15−デオキシスパーグアリン・三塩酸塩の(R)
−(+)−エナンチオマー 標記J化合物をロートバップで蒸発し、次いで高真空乾
燥に付して2つのバッチにて標記化合物を白色固体で得
る(20gおよび13g)。
【0024】実施例2 15−デオキシスパーグアリン・三塩酸塩の(S)−
(+)−エナンチオマー第2のジアステレオマー(テト
ラ−CBZ−(S)−11−(R−sec−フェネトキ
シ)−15−デオキシスパーグアリン)(65g、63.
3ミリモル);実施例1の標記I化合物のセクションの
記載に準じて調製)をメタノール(1.73リットル)お
よび酢酸(173ml)に溶解する。得られる溶液を、空気
駆動メカニカルスターラー、トラップ,ハウスバキュー
ムおよびオイルバブラーに接続した水素/アルゴン導入
および排出装置、ならびにバルーンを具備した5リット
ルの3ツ首丸底フラスコに入れる。フラスコに、メタノ
ール(870ml)および酢酸(87ml)で混合したパラジ
ウム/炭素(5%、39g)およびPd(OH)2/C
(20%、26g)を加える。不均質な溶液を水素バル
ーン圧下、室温にて20時間撹拌する。反応が完了した
ことがNMRによって確認される。次いで、セライトパ
ッドで触媒を濾去し、水(4×500ml)で洗浄する。水
/メタノール/酢酸溶液を室温にて2リットルに濃縮す
る。得られる水層を塩化メチレン(3×1リットル)で洗
浄する。わずかに蒸発し、次いで2つの5リットル丸底
フラスコ中で凍結乾燥して粗(S)−(−)−15−デ
オキシスパーグアリン・三酢酸塩(36g、HI84%)
を得、30gのインプットから得た15gの物質と合わ
せ、これをCMセファデックスC−25およびセファデ
ックスLH−20カラムを用いてさらに精製し、純粋な
標記化合物のメタノール性溶液を得る。ロートバップに
て蒸発し、次いで高真空乾燥に付して3つのバッチにて
標記化合物を白色固体で得る(20g、10gおよび3
g)。
【0025】実施例3 7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシカルボニル)グ
アニジノ]ヘプタノイル−(S)−2−(R−sec−フ
ェネトキシ)グリシン 実施例1の標記F化合物(10g;ジアステレオマーの
1:1混合物)を40℃にてトルエン(65ml)に溶解
し、室温にて一夜静置する。結晶を濾過し、トルエン
(10ml)で洗浄し、吸引乾燥して標記化合物(ジアステ
レオマーA)(4g)を白色固体で得る。HPLCおよび
TLC分析により、該固体が標記化合物ともうひとつの
ジアステレオマー(B)との96:4混合物であること
がわかる。他方の液体(濾液)を蒸発し、洗浄してジア
ステレオマーB(6g)を濃厚な油状物で得る。HPLC
およびTLC分析により、該油状物が2つのジアステレ
オマーの混合物(A:B=17:83)であることがわ
かる。
【0026】実施例3の標記化合物の再結晶化 7−[N,N'−ビス(ベンジルオキシカルボニル)グ
アニジノ]ヘプタノイル−(S)−2−(R−sec−フ
ェネトキシ)グリシン(1g;ジアステレオマーの混合
物,A:B=96:4)をトルエン(4ml)に溶解し、結
晶を濾過して、ジアステレオマー混合物(A:B=9
8.5:1.5)を収率95%で得る。トルエン(8ml)か
ら再結晶して(8ml中に、1g)、ジアステレオマー混
合物(A:B=99.9:0.1)を収率74%で得る。
【0027】実施例4 テトラ−CBZ−(S)−11−(R−sec−フェネト
キシ)−15−デオキシスパーグアリン メカニカルスターラーを具備した25mlの3ツ首丸底フ
ラスコに入れた塩化メチレン(3ml)に、実施例3の標記
化合物(0.29g、0.46ミリモル)および実施例1の
標記G化合物(0.39g、0.92ミリモル)を溶解す
る。溶液を−5℃に冷却する。トリエチルアミン(12
8μl、0.92ミリモル)の溶液をシリンジにて加え、
次いでPPA(0.22g、50%酢酸エチル溶液、0.6
9ミリモル)を滴下する。反応物を−5℃で1時間撹拌
する。次いで、酢酸エチル(50ml)で希釈し、2,3か
けらの氷を加えて反応を停止する。混合物を100mlの
分液ロートに移す。有機層を分離し、NaH2PO4(5.
7%食塩水液、3×20ml)で洗浄する。硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、蒸発して標記化合物(ジアステレオマー
A)(0.4g)を得る。HPLC分析により、ジアステレ
オマーの混合物(A:B=95:5)であることがわか
る。出発物質である実施例3の標記化合物は、ジアステ
レオマーの比率がA:B=95:5の混合物である。
【0028】実施例5 10−N−フタロイル−1,5−ジ−Z−1,5,10
−トリアザデカン A.1−(4−アミノブチリル)ヘキサヒドロピリミジ
ン 250mlの丸底フラスコに入れたスパーミジン(7.5g)
の水溶液(150ml)に、パラホルムアルデヒド(1.6
g)を加える。得られる溶液を室温にて3時間撹拌する。
TLC(二酸化ケイ素、酢酸エチル:メタノール:水酸
化アンモニウム=3:6:1)により、出発物質がない
ことがわかる(Rf−0.01)。反応混合物に、トル
エン(100ml)を加える。得られる不均質な溶液を45
℃でロートバップにて30分間濃縮する。トルエン(1
00ml)を加え、45℃で濃縮する工程を2回以上繰り
返す。得られる濃厚な油状物をテトラヒドロフラン:エ
タノール(10:1)で洗浄する(3×220ml)。有機
層を合わせて乾燥(硫酸ナトリウム)し、濾過し、濃縮し
て標記化合物(8.64g、収率103%)を粗濃厚油状物
で得る。
【0029】B.1−(4−フタルイミドブチリル)ヘ
キサヒドロピリミジン 粗標記A化合物(8.64g)を、250mlの丸底フラスコ
に入れたテトラヒドロフラン(50ml)に溶解する。テト
ラヒドロフラン(20ml)中のN−カルベトキシフタルイ
ミド(12.04g)を得られる溶液に0℃にて撹拌しなが
ら滴下する。TLC(シリカゲル、酢酸エチル:メタノ
ール:水酸化アンモニウム=3:6:1)により、出発
物質がほとんど消失したことがわかる(Rf=0.
1)。酢酸(14ml)を加え、反応混合物を室温で1時間
撹拌する。40℃でロートバップにてテトラヒドロフラ
ンを除去し、標記化合物を得る(単離せず)。
【0030】C.10−N−フタロイル−1,5,10
−トリアザデカン 工程Bの残渣を水(30ml)に溶解する。水溶液に塩酸
(1N、70ml)を加える(pH=1〜2)。混合物を酢
酸エチル(100ml)で洗浄する。エタノール:トルエン
(1:1)(40ml)を加え、透明な水溶液をロートバ
ップにて50℃で濃縮(3回)し、黄色味をおびた固体
(20g)を得、これをエタノール:水(95:5)(17
0ml)に85℃にて溶解する。透明な溶液を冷却し、3
8℃にて種結晶を加える。2,3分後に結晶化が始ま
る。混合物を室温で4時間静置し、次いで冷凍庫中で−
10℃にて一夜静置する。濾過し、残渣を冷エタノール
(2×15ml)で洗浄し、標記化合物(7.0g、収率40
%)を白色固体で得る。
【0031】D.10−N−フタロイル−1,5−ジ−
Z−1,5,10−トリアザデカン 化合物C(6.4g)を入れた200mlの丸底フラスコに飽
和重炭酸ナトリウム溶液(109ml)を加える。得られる
溶液を室温にて15分間撹拌し、次いでジオキサン(6
4ml)を加える。得られるミルク様混合物を0℃に冷却
し、塩化ベンジルオキシカルボニル(7.7ml)を滴下す
る。反応混合物を15℃まで暖め、次いで0℃まで再冷
却し、合計3時間撹拌する。TLC(シリカゲル,酢酸
エチル:ヘキサン=6:4)により、反応が完了したこ
とが確認される。混合物を酢酸エチル(320ml)で希釈
し、飽和NaHCO2(2×200ml)および食塩水(2×
200ml)で洗浄する。有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)
し、濾過し、ロートバップで濃縮する。残渣を高真空ポ
ンプにて一夜乾燥し、標記化合物(12.6g)を濃厚な油
状物で得、これを次のようにして結晶化する。粗標記D
化合物(4.8g)を熱エタノール(5ml)に溶解する。得ら
れる溶液を室温まで冷却し、次いで水(1ml)を滴下する
と溶液は濁り始める。エタノールを約5滴追加する。室
温にて溶液に種結晶を加えると急速に濁る。されにエタ
ノールを滴下し、混合物を室温にて3時間、次いで4℃
にて16時間静置する。混合物を濾過し、濾液を冷エタ
ノール(4×3ml)で洗浄して、標記化合物(3.6g)を白
色固体で得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ケイ・ソッタシル アメリカ合衆国08540ニュージャージー 州プリンストン、クリストファー・ドラ イブ42番 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 277/00 - 281/20 CA(STN)

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(II): 【化1】 [式中、RおよびR1はベンジルオキシカルボニルまた
    はt−ブトキシカルボニルである窒素の保護基であり;
    波線の結合手は正確な立体配置がわからないことを意味
    し、このためジアステレオマーの混合物を包含する]で
    示される化合物。
  2. 【請求項2】 式(IIA): 【化2】 で示される構造をもつ請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 式(IIB): 【化3】 で示される構造をもつ請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 式(IV): 【化4】 [式中、R2およびR3はベンジルオキシカルボニルまた
    はt−ブトキシカルボニルである窒素の保護基であり;
    波線の結合手は正確な立体配置がわからないことを意味
    し、このためジアステレオマーの混合物を包含する]で
    示される化合物。
  5. 【請求項5】 式(VII): 【化5】 [式中、RおよびR1はベンジルオキシカルボニルまた
    はt−ブトキシカルボニルである窒素の保護基であり;
    波線の結合手は正確な立体配置がわからないことを意味
    し、このためジアステレオマーの混合物を包含する]で
    示される化合物。
  6. 【請求項6】 式(I): 【化6】 で示される化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、縮合剤/脱水剤および有機または無機塩基
    の存在下、式(II): 【化7】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基であり;波線の結
    合手は正確な立体配置がわからないことを意味し、この
    ためジアステレオマーの混合物を包含する]で示される
    化合物を、式(III): 【化8】 [式中、R2およびR3は窒素の保護基である]で示され
    る化合物と反応させて、式(IV): 【化9】 で示される化合物を形成し、次いで、該化合物(IV)
    を脱保護および水添分解することによって化合物(I)
    に変換する段階からなることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 窒素の保護基が独立してベンジルオキシ
    カルボニルまたはt−ブトキシカルボニルである請求項
    6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 縮合剤/脱水剤がホスホン酸プロピル無
    水物である請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 有機または無機塩基がトリエチルアミ
    ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エ
    ンまたはジイソプロピルエチルアミンである請求項6に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 有機溶媒が塩化メチレン、トルエンま
    たはテトラヒドロフランである請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 式(IA): 【化10】 で示される化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、縮合剤/脱水剤および有機または無機塩基
    の存在下、式(IIA): 【化11】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基である]で示され
    る化合物を、式(III): 【化12】 [式中、R2およびR3は窒素の保護基である]で示され
    る化合物と反応させて、式(IVA): 【化13】 で示される化合物を形成し、次いで、該化合物(IV
    A)を脱保護および水添分解することによって化合物
    (IA)に変換する段階からなることを特徴とする方
    法。
  12. 【請求項12】 窒素の保護基が独立してベンジルオキ
    シカルボニルまたはt−ブトキシカルボニル;縮合剤/
    脱水剤がホスホン酸プロピル無水物;有機または無機塩
    基がトリエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.
    3.0]ノン−5−エンまたはジイソプロピルエチルア
    ミン;および有機溶媒が塩化メチレン、トルエンまたは
    テトラヒドロフランである請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 式(IB): 【化14】 で示される化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、縮合剤/脱水剤および有機または無機塩基
    の存在下、式(IIB): 【化15】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基である]で示され
    る化合物を、式(III): 【化16】 [式中、R2およびR3は窒素の保護基である]で示され
    る化合物と反応させて、式(IVB): 【化17】 で示される化合物を形成し、次いで、該化合物(IV
    B)を脱保護および水添分解することによって化合物
    (IB)に変換する段階からなることを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】 窒素の保護基が独立してベンジルオキ
    シカルボニルまたはt−ブトキシカルボニル;縮合剤/
    脱水剤がホスホン酸プロピル無水物;有機または無機塩
    基がトリエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.
    3.0]ノン−5−エンまたはジイソプロピルエチルア
    ミン;および有機溶媒が塩化メチレン、トルエンまたは
    テトラヒドロフランである請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 式(II): 【化18】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基であり;波線の結
    合手は正確な立体配置がわからないことを意味し、この
    ためジアステレオマーの混合物を包含する]で示される
    化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、塩基の存在下、式(V): 【化19】 で示される化合物をアシル化剤で処理して、式(VI): 【化20】 [式中、Xはアルキルまたはアリール基である]で示さ
    れる化合物を得、次いで、有機溶媒中、ルイス酸の存在
    下、化合物(VI)を光学活性ベンジルアルコールと反
    応させて、式(VII): 【化21】 [式中、波線の結合手は正確な立体配置がわからないこ
    とを意味し、このためジアステレオマーの混合物を包含
    する]で示される化合物を形成し、次いで、テトラヒド
    ロフラン、水、アルコールまたはその混合物などの極性
    有機溶媒中、該化合物(VII)をLiOH、NaOH
    またはKOHなどの塩基とともに加水分解して、化合物
    (II)を形成する段階からなることを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 アシル化剤が(XCO)2OまたはX
    C(O)Cl[ここで、Xはアルキルまたはアリール
    基]である請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 Xがメチルまたはフェニルである請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 有機溶媒が塩化メチレン、トルエンま
    たはテトラヒドロフランである請求項15に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 塩基がピリジン、1,8−ジアザビシ
    クロ[5.4.0]ウンデク−7−エンまたはジイソプロ
    ピルエチルアミンである請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 光学活性ベンジルアルコールが(R)
    −フェネチルアルコールまたは(S)−フェネチルアル
    コールである請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 ルイス酸がEtAlCl2、BF3OE
    2、MgBr2またはAlCl3である請求項15に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 有機溶媒が塩化メチレンまたはトルエ
    ンである請求項15に記載の方法。
  23. 【請求項23】 式(IIA): 【化22】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基である]で示され
    る化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、塩基の存在下、式(V): 【化23】 で示される化合物をアシル化剤で処理して、式(VI): 【化24】 [式中、Xはアルキルまたはアリール基である]で示さ
    れる化合物を得、次いで、有機溶媒中、ルイス酸の存在
    下、化合物(VI)を光学活性ベンジルアルコールと反
    応させて、式(VIIA): 【化25】 で示される化合物を形成し、次いで、テトラヒドロフラ
    ン、水、アルコールまたはその混合物などの極性有機溶
    媒中、該化合物(VIIA)をLiOH、NaOHまた
    はKOHなどの塩基とともに加水分解して、化合物(I
    IA)を形成する段階からなることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 アシル化剤が(XCO)2OまたはX
    C(O)Cl[ここで、Xはアルキルまたはアリール
    基];有機溶媒が塩化メチレン、トルエンまたはテトラ
    ヒドロフラン;塩基がピリジン、1,8−ジアザビシク
    ロ[5.4.0]ウンデク−7−エンまたはジイソプロピ
    ルエチルアミン;光学活性ベンジルアルコールが(R)
    −フェネチルアルコールまたは(S)−フェネチルアル
    コール;ルイス酸がEtAlCl2、BF3OEt2、M
    gBr2またはAlCl3;および有機溶媒が塩化メチレ
    ンまたはトルエンである請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 式(IIB): 【化26】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基である]で示され
    る化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、塩基の存在下、式(V): 【化27】 で示される化合物をアシル化剤で処理して、式(VI): 【化28】 [式中、Xはアルキルまたはアリール基である]で示さ
    れる化合物を得、次いで、有機溶媒中、ルイス酸の存在
    下、化合物(VI)を光学活性ベンジルアルコールと反
    応させて、式(VIIB): 【化29】 で示される化合物を形成し、次いで、テトラヒドロフラ
    ン、水、アルコールまたはその混合物などの極性有機溶
    媒中、該化合物(VIIB)をLiOH、NaOHまた
    はKOHなどの塩基とともに加水分解して、化合物(I
    IB)を形成する段階からなることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 アシル化剤が(XCO)2OまたはX
    C(O)Cl[ここで、Xはアルキルまたはアリール
    基];有機溶媒が塩化メチレン、トルエンまたはテトラ
    ヒドロフラン;塩基がピリジン、1,8−ジアザビシク
    ロ[5.4.0]ウンデク−7−エンまたはジイソプロピ
    ルエチルアミン;光学活性ベンジルアルコールが(R)
    −フェネチルアルコールまたは(S)−フェネチルアル
    コール;ルイス酸がEtAlCl2、BF3OEt2、M
    gBr2またはAlCl3;および有機溶媒が塩化メチレ
    ンまたはトルエンである請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 式(IV): 【化30】 [式中、R、R1、R2およびR3は窒素の保護基であ
    り;波線の結合手は正確な立体配置がわからないことを
    意味し、このためジアステレオマーの混合物を包含す
    る]で示される化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、縮合剤/脱水剤および有機または無機塩基
    の存在下、式(II): 【化31】 で示される化合物を、式(III): 【化32】 で示される化合物と反応させることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 窒素の保護基が独立してベンジルオキ
    シカルボニルまたはt−ブトキシカルボニルである請求
    項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 縮合剤/脱水剤がホスホン酸プロピル
    無水物である請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 有機または無機塩基がトリエチルアミ
    ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エ
    ンまたはジイソプロピルエチルアミンである請求項27
    に記載の方法。
  31. 【請求項31】 有機溶媒が塩化メチレン、トルエンま
    たはテトラヒドロフランである請求項27に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 式(VII): 【化33】 [式中、RおよびR1は窒素の保護基であり;波線の結
    合手は正確な立体配置がわからないことを意味し、この
    ためジアステレオマーの混合物を包含する]で示される
    化合物の製造方法であって、 有機溶媒中、ルイス酸の存在下、式(V): 【化34】 で示される化合物を、光学活性ベンジルアルコールで処
    理して、化合物(VII)を得ることを特徴とする方
    法。
  33. 【請求項33】 光学活性ベンジルアルコールが(R)
    −フェネチルアルコールまたは(S)−フェネチルアル
    コールである請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 ルイス酸がEtAlCl2、BF3OE
    2、MgBr2またはAlCl3である請求項32に記
    載の方法。
  35. 【請求項35】 有機溶媒が塩化メチレンまたはトルエ
    ンである請求項32に記載の方法。
JP8254253A 1995-09-26 1996-09-26 光学活性(s)−(−)および(r)−(+)−デオキシスパーグアリンおよびその新規中間体の製造 Expired - Fee Related JP2854289B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US434195P 1995-09-26 1995-09-26
US60/004341 1995-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09110822A JPH09110822A (ja) 1997-04-28
JP2854289B2 true JP2854289B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=21710292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8254253A Expired - Fee Related JP2854289B2 (ja) 1995-09-26 1996-09-26 光学活性(s)−(−)および(r)−(+)−デオキシスパーグアリンおよびその新規中間体の製造

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5869734A (ja)
EP (1) EP0765866B1 (ja)
JP (1) JP2854289B2 (ja)
AT (1) ATE197949T1 (ja)
AU (1) AU717834B2 (ja)
CA (1) CA2183917A1 (ja)
DE (1) DE69611136T2 (ja)
DK (1) DK0765866T3 (ja)
ES (1) ES2153940T3 (ja)
GR (1) GR3035317T3 (ja)
PT (1) PT765866E (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030072715A1 (en) * 2000-08-02 2003-04-17 Benjamin Frydman Cyclic polyamine compounds for cancer therapy

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192347A (en) * 1981-05-18 1982-11-26 Microbial Chem Res Found N-(4-(3-aminopropyl)aminobutyl)-2,2-dihydroxyethanamide and its synthesis
JPS5862152A (ja) * 1981-10-08 1983-04-13 Microbial Chem Res Found N−〔4−(3−アミノプロピル)アミノブチル〕−2−(ω−グアニジノ脂肪酸アミド)−2−ヒドロキシエタンアミドおよびその誘導体ならびにその製造法
JPS58198455A (ja) * 1982-05-17 1983-11-18 Microbial Chem Res Found (−)−15−デオキシスパガリンおよびその製造法並びにその中間体
US4525299A (en) * 1983-05-10 1985-06-25 Zaidan Hojin Biseibutsu Kagaku Kenkyu Kai (-)-15-Deoxyspergualin, process for the preparation thereof, and intermediate of the same
US4851446A (en) * 1984-11-13 1989-07-25 Zaidan Hojin Biseibutsu Kagaku Kenkyu Kai Immunosuppressing method
JPS61165322A (ja) * 1985-01-14 1986-07-26 Microbial Chem Res Found スパガリン類の注射用凍結乾燥製剤
US5002756A (en) * 1988-04-04 1991-03-26 Zaidanhojin Biseibutsu Kagakukenkyukai Method for relieving radiogenic or drug-induced side effects
US5162581A (en) * 1989-05-29 1992-11-10 Takaru Shuzo Co., Ltd. Crystalline deoxyspergualin, process for its preparation and suppository containing the same
US5196453A (en) * 1989-05-29 1993-03-23 Takara Shuzo Co., Ltd. Crystalline deoxyspergualin, process for its preparation and suppository containing the same
WO1996024579A1 (fr) * 1995-02-10 1996-08-15 Fournier Industrie Et Sante Analogues de la 15-deoxyspergualine, leur utilisation en therapeutique et leur procede de preparation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0765866A2 (en) 1997-04-02
PT765866E (pt) 2001-03-30
AU717834B2 (en) 2000-04-06
DE69611136D1 (de) 2001-01-11
ATE197949T1 (de) 2000-12-15
DE69611136T2 (de) 2001-07-19
ES2153940T3 (es) 2001-03-16
EP0765866A3 (en) 1998-08-05
GR3035317T3 (en) 2001-04-30
JPH09110822A (ja) 1997-04-28
US5869734A (en) 1999-02-09
DK0765866T3 (da) 2001-01-15
CA2183917A1 (en) 1997-03-27
AU6583096A (en) 1997-04-10
EP0765866B1 (en) 2000-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2258217C (en) Substituted cyclopentane compounds useful as neuraminidase inhibitors
US5362883A (en) Process for cyclic amino acid anticonvulsant compounds
US7632864B2 (en) Gabapentin analogues and process thereof
PL164457B1 (pl) -{egzo-bicyklo [2.2.1] hept-2-yloksy}-4-metoksyfenylo/ glutarowego PL PL PL PL PL
JPH06312977A (ja) 二環式イミノ−α−カルボン酸エステルのジアステレオ異性体塩
TWI491607B (zh) 4,4’-(1-甲基-1,2-乙二基)-雙-(2,6-哌二酮)之新製法
HU186776B (en) Process for preparing new, optically active imidazolidin-2-one derivatives
FI107914B (fi) Parannettu menetelmä syklisten aminohappoyhdisteiden valmistamiseksi ja menetelmässä käytettävä välituote
JP2854289B2 (ja) 光学活性(s)−(−)および(r)−(+)−デオキシスパーグアリンおよびその新規中間体の製造
US5808156A (en) Process for the production of the isomers (R) and (S)-α-methyl-3(trifluoromethyl)benzeneethanamine
US5932758A (en) Process for the production β-amino-α-hydroxycarboxylic acids and derivatives thereof
US5041637A (en) Process for the synthesis of optically active aminoacids
JPH0742269B2 (ja) 4−アルコキシ−3−ピロリン−2−オン−1−イル−酢酸アルキルエステルおよびその製造方法
US6005118A (en) Methods of preparing 4-cyano-4 (substituted indazole) cyclohexane-carboxylic acids useful as PDE4 inhibitors
US4582931A (en) Preparation of 2-Deutero-D-serine
US20050209332A1 (en) Gabapentin analogues and process thereof
EP0580378B1 (en) Substituted benzoate derivatives
JP2004524339A (ja) 環状アミノ酸の調製方法
FI80442B (fi) Cis, endo-2-azabicyklo/3.3.0/oktan-3 -karboxylsyror och deras estrar, samt foerfarande foer deras framstaellning.
JP2812761B2 (ja) クロロマレエートまたはクロロフマレートまたはそれらの混合物を経るアニリノフマレートの製造方法
US4229375A (en) 1-Aminomethyltricyclo[4.3.1.12,5 ]undecane and acid-addition salts thereof
JP2021181407A (ja) アミドアルコール化合物の水和物及びその製造方法、並びに、及びラクトン化合物の製造方法
JP3110132B2 (ja) 新規なβ−アラニン誘導体およびその製造方法並びにグルタミン酸遮断剤の製造方法
JPH0576473B2 (ja)
JPS6092248A (ja) アミノプロパンジオ−ル類の立体配置の反転方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071120

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091120

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091120

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101120

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111120

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111120

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees