JP2853795B2 - 表面形状測定機 - Google Patents

表面形状測定機

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JP2853795B2
JP2853795B2 JP4376493A JP4376493A JP2853795B2 JP 2853795 B2 JP2853795 B2 JP 2853795B2 JP 4376493 A JP4376493 A JP 4376493A JP 4376493 A JP4376493 A JP 4376493A JP 2853795 B2 JP2853795 B2 JP 2853795B2
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和浩 久保田
正宏 小堀
芳暢 千葉
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表面形状測定機に係
り、特に触針を被測定物の表面に所望の測定力で押圧し
た状態でワークの表面に沿って移動してワークの表面形
状を測定する表面形状測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す表面形状測定機10のアーム
12は、支点14を介して揺動自在に支持されている。
アーム12の先端部には触針18が設けられていて、ア
ーム12の中央部には鉄芯20が設けられている。鉄芯
20はコイル22内に配置されている。鉄芯20及びコ
イル22はZ軸検出器23を構成する。すなわち、鉄芯
20がZ軸方向(コイル22の軸心方向)に移動すると
コイル22の電圧が変化して、鉄芯20の移動量が検出
される。
【0003】アーム12の後端部にはバランスウエイト
24が移動自在に支持されている。バランスウエイト2
4はZ軸検出器23が「0」になるように位置決めされ
ている。バランスウエイト24にはロッド26が固定さ
れていて、ロッド26には測定力ウエイト28が摺動自
在に支持されている。測定力ウエイト28は触針18が
所望の測定力が得られる位置に位置決めされている。
【0004】このように構成された表面形状測定機10
でワーク30を測定する場合、触針18はワーク30に
対応させて最適な触針18が選択される。そして、ワー
ク30に対応させて選択された触針18はそれぞれ重量
が異なる。従って、触針18を変更する場合アーム12
のバランスを保つためにバランスウエイト24を最適位
置に移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バラン
スウエイト24は作業者が人手で移動するので、バラン
スウエイト24の位置決めが作業者の感覚をたよりに行
われる。従って、バランスウエイト24を同一位置に位
置決めすることが困難であり、測定圧を同一に再現する
ことができない場合があるという問題がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、バランスウエイトの位置決め短時間で行うこと
ができ、また、バランスウエイトを正確に再現性良く同
一位置に位置決めすることにより測定圧の再現性の向上
を図ることができる表面形状測定機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、支点を介して揺動自在に支持されたアーム
部材の一端に触針が設けられると共に前記アーム部材の
他端にバランスウエイトが移動自在に設けられ、前記触
針の変位量を検出手段で検出して被測定物の表面形状を
測定する表面形状測定機において、前記バランスウエイ
トを移動する駆動手段と、前記駆動手段を制御して前記
バランスウエイトを移動し、前記検出手段で検出された
前記触針の変位量が、前記アーム部材の釣合いがとれた
位置に対応した変位量となった時に前記バランスウエイ
トを位置決め停止させる制御部と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、駆動手段でバランスウエイト
を移動し、駆動手段は制御部で制御される。さらに、制
御部は駆動手段を制御して、アーム部材の釣合いがとれ
た位置であって、検出手段が検出した触針の変位量が0
になる位置にバランスウエイトを位置決めする。従っ
て、触針を変更する場合のバランスウエイトの最適位置
への位置決めを自動的に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る表面形状
測定機について詳説する。図1には表面形状測定機の全
体図が示されている。同図に示す表面形状測定機28の
本体30には、支点32を介してアーム34が揺動自在
に支持されている。アーム34は支点32の近傍に鉄芯
36が設けられている。鉄芯36はコイル38内に配置
されていて、鉄芯36及びコイル38はZ軸検出器40
を構成している。すなわち、鉄芯36がZ軸方向(コイ
ル38の軸線方向)に移動すると、コイル38の電圧が
変化して鉄芯36の変位量が検出される。Z軸検出器4
0の変位量は後述する検出器信号回路42に入力され
る。
【0010】アーム34の後端部にはモータ44が固定
されていて、モータ44の駆動シャフトにはねじシャフ
ト46が回転力を伝達可能に連結されている。ねじシャ
フト46にはバランスウエイト48がねじ結合されてい
る。バランスウエイト48はロッド50に摺動自在に支
持されていて、ロッド50はアーム34の後端部に固定
されている。従って、モータ44を駆動してねじシャフ
ト46を回動するとバランスウエイト48はロッド50
に沿って左右方向に移動する。
【0011】バランスウエイト48にはロッド52が固
定されていて、ロッド52には測定力ウエイト54が摺
動自在に支持されている。従って、測定力ウエイト54
はロッド52に沿って左右方向に移動する。この場合、
測定力ウエイト54は、アーム34の先端に設けられて
いる触針62がワーク64の表面に所望の測定力で当接
するように位置決めされる。
【0012】また、前述した検出器信号回路42はZ軸
検出器40から入力された変位量を表示する。さらに、
検出器信号回路42はZ軸検出器40から入力された変
位量をバランス制御回路56に入力する。バランス制御
回路56はバランス設定モード時に、検出器信号回路4
2から入力された変位量が0になるようにモータ44を
制御する。尚、図1上で58は測定ボタン、60はバラ
ンス設定ボタンであり、測定ボタン58を押すと測定モ
ードになり、バランス設定ボタン60を押すとバランス
設定モードになる。
【0013】前記の如く構成された本発明に係る表面形
状測定機の作用を説明する。先ず、触針を新たな触針6
2と交換する。次に、バランス設定ボタン60を押して
バランス設定モードに設定する。これにより、触針の自
重の変化でZ軸検出器40の変位量が検出器信号回路4
2を介してバランス制御回路56に入力される。バラン
ス制御回路56に変位量が入力されると、バランス制御
回路56はモータ44に駆動信号を出力する。
【0014】これにより、モータ44が駆動してバラン
スウエイト48がロッド50に沿って左右方向に移動す
る。バランスウエイト48がロッド50に沿って左右方
向に移動すると、アーム34が揺動するのでZ軸検出器
40の検出値が変位する。そして、Z軸検出器40の検
出値が0になった時点でバランス設定が完了する。次い
で、測定力ウエイト54を手動で移動して、触針62に
所望の測定力が生じる位置に測定力ウエイト28を位置
決めする。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る表面形
状測定機によれば、駆動手段でバランスウエイトを移動
し、駆動手段は制御部で制御される。さらに、制御部は
駆動手段を制御して、アーム部材の釣合いがとれた位置
であって、検出手段が検出した触針の変位量が0になる
位置にバランスウエイトを位置決めする。
【0016】従って、触針を変更する場合のバランスウ
エイトの最適位置への位置決めを自動的に行うことがで
きる。これにより、バランスウエイトの位置決めを短時
間で行うことができ、また、バランスウエイトを正確に
再現性良く同一位置に位置決めすることができるので、
測定圧の再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面形状測定機の測定力調整手段
の全体図
【図2】従来の表面形状測定機の全体図
【符号の説明】
28…表面形状測定機 34…アーム 40…Z軸検出器(検出手段) 44…モータ(駆動手段) 48…バランスウエイト 56…バランス制御回路(制御部) 62…触針 64…ワーク
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 5/00 - 5/30 G01B 21/00 - 21/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支点を介して揺動自在に支持されたアー
    ム部材の一端に触針が設けられると共に前記アーム部材
    の他端にバランスウエイトが移動自在に設けられ、前記
    触針の変位量を検出手段で検出して被測定物の表面形状
    を測定する表面形状測定機において、 前記バランスウエイトを移動する駆動手段と、 前記駆動手段を制御して前記バランスウエイトを移動
    し、前記検出手段で検出された前記触針の変位量が、前
    記アーム部材の釣合いがとれた位置に対応した変位量と
    なった時に前記バランスウエイトを位置決め停止させる
    制御部と、 を備えたことを特徴とする表面形状測定機。
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JP4659529B2 (ja) * 2005-06-23 2011-03-30 株式会社アルバック 表面形状測定用触針式段差計及びその自動較正方法
JP7121895B2 (ja) * 2018-03-29 2022-08-19 株式会社東京精密 形状測定機

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