JP2853435B2 - 放電加工用cad/cam装置 - Google Patents

放電加工用cad/cam装置

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JP2853435B2
JP2853435B2 JP2967692A JP2967692A JP2853435B2 JP 2853435 B2 JP2853435 B2 JP 2853435B2 JP 2967692 A JP2967692 A JP 2967692A JP 2967692 A JP2967692 A JP 2967692A JP 2853435 B2 JP2853435 B2 JP 2853435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加工形状と加工条件を
定義して所望加工経路に沿ってNCデータを生成する
電加工用CAD/CAM装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は、定義した放電加工形状と加工
条件からNCデータを生成する従来の放電加工用CAD
/CAM装置の機能ブロック図で、図において、7は加
工形状定義手段、11は加工タイプ別加工条件入力手
段、14はNC出力条件入力手段、19は加工形状記憶
手段、23は加工タイプ別加工条件記憶手段、24はN
C出力条件記憶手段、33は各記憶手段19、23、2
4に記憶された加工形状、加工タイプ別加工条件及びN
C出力条件(出力NCデータに対して唯一付加される加
工条件)から加工経路に沿ったNCデータを作成する手
段である。153は定義されている、上記加工形状、加
工タイプ別加工条件及びNC出力条件を全部ひとまとめ
で登録・引用する手段、154は登録された加工データ
である。
【0003】また、図27はNC出力条件入力表で、N
Cデータ全体に関わる加工条件を設定するものである。
例えば、ワイヤ径や絶対値出力か相対値出力かの指定な
どがそれに相当する。また、図28は加工タイプ別加工
条件入力表で、オフセット方向、進行方向、オフセット
番号、Eパック(放電加工機の種々の電気加工条件をま
とめたもの)番号、助走距離、加工速度等の加工条件
を、加工タイプ別に設定するものである。なお、放電加
工の加工タイプとして、順加工、順切り落とし加工、逆
加工、逆切り落とし加工、全周加工、拡大加工、スリッ
ト加工がある。
【0004】次に動作について説明する。放電加工用C
AD/CAM装置では、加工形状定義手段7にて放電
工形状を定義した後、加工タイプ別加工条件入力手段1
1にて、図28に示す加工タイプ別加工条件入力表(C
AD/CAM装置の表示装置に表示される)より、各加
工形状に対する加工タイプ別加工条件を定義し、最後に
NC出力条件入力手段14にて、図27に示すNC出力
条件入力表(CAD/CAM装置の表示装置に表示され
る)より、NC出力条件を1出力NCデータに付1つ定
義し、NCデータ生成部33にて加工経路情報を含むN
Cデータ(NCプログラム)を自動的に作成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電加工用CA
D/CAM装置には、加工特徴位置(ワイヤカット放電
加工の場合、加工開始位置、加工終了位置、切落ち位
置、IH復帰位置等が加工特徴位置となる)に、加工タ
イプ別に任意のNCコード(Mコード等)を簡単に指定
する手段がなかったので、加工タイプ別の加工特徴位置
に任意のNCコードを挿入したい場合、出力されたNC
コード列から挿入位置を捜して編集しなければならず、
この場合、NCデータ生成に手間を要した。
【0006】また、従来の放電加工用CAD/CAM装
置には、形状特徴位置(ワイヤカット放電加工の場合、
電気加工条件の変更を要する、板厚が変化する位置や、
特定のコーナR位置等が形状特徴位置となる)に、加工
タイプ別に任意のNCコードを簡単に指定する手段がな
かったので、加工タイプ別の形状特徴位置に任意のNC
コードを挿入したい場合、出力されたNCコード列から
挿入位置を捜して編集 しなければならず、この場合、N
Cデータ生成に手間を要した。
【0007】また、従来の放電加工用CAD/CAM装
置には、NCデータの特定位置(加工開始位置、終了位
置等)に、任意のNCコードを簡単に指定する手段がな
かったので、NCデータの特定位置に任意のNCコード
を指定したい場合、出力されたNCコード列から特定位
置を捜して編集しなければならず、この場合、NCデー
タ生成に手間を要した。
【0008】また、従来の放電加工用CAD/CAM装
置には、NCデータの特定位置、加工特徴位置、形状特
徴位置に所定のNCコードを自動出力する手段と、その
自動出力をON/OFFする手段とが兼ね備わっていな
かったので、ユーザが必要に応じてその自動出力をON
/OFFできなかった。
【0009】更にまた、従来の放電加工用CAD/CA
M装置は、任意のNCコード列取扱い時、呼出し名称
(NCコードに対応する個別名称)で取扱うことはな
く、NCコード列で取扱っていたので、長いNCコード
列の場合、指定時に定義ミスを生じることがあった。
【0010】この発明は上記の課題に着目してなされた
もので、加工特徴位置に加工タイプ別に任意のNCコー
ドを指定することが容易にできる放電加工用CAD/C
AM装置を得ることを目的とする。
【0011】また、形状特徴位置に加工タイプ別に任意
のNCコードを指定することが容易にできる放電加工用
CAD/CAM装置を得ることを目的とする。
【0012】また、NCデータ内の特定位置に任意のN
Cコードを指定することが容易にできる放電加工用CA
D/CAM装置を得ることを目的とする。
【0013】また、NCデータ内の特定位置、加工特徴
位置、形状工特徴位置に、ユーザが 必要に応じてNCコ
ードを出力する/しないを指定できる放電加工用CAD
/CAM装置を得ることを目的とする。
【0014】更にまた、NCコード列引用時にデータの
一覧表を参照でき、一覧表の中から選んで引用データと
することができる放電加工用CAD/CAM装置を得る
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電加工
用CAD/CAM装置は、放電加工形状を定義する手段
と、この手段にて定義された放電加工形状の加工特徴位
置で、放電加工タイプ別に出力させる任意のNCコード
を、表示手段に表示された放電加工タイプ別加工条件入
力表の所定部に入力することにより、放電加工タイプ別
に指定する加工タイプ別加工特徴位置出力NCコード入
力手段と、この手段にて指定された任意のNCコードを
上記加工特徴位置に挿入した放電加工タイプ別NCデー
タを、生成する手段と、を備える構成としたものであ
る。
【0016】また、この発明に係る放電加工用CAD/
CAM装置は、放電加工形状を定義する手段と、この手
段にて定義された放電加工形状の形状特徴位置を指定す
る形状特徴位置指定手段と、この手段にて指定された形
状特徴位置で放電加工タイプ別に出力させる任意のNC
コードを、表示手段に表示された放電加工タイプ別加工
条件入力表の所定部に入力することにより、放電加工タ
イプ別に指定する加工タイプ別形状特徴位置出力NCコ
ード入力手段と、この手段にて指定された任意のNCコ
ードを上記形状特徴位置に挿入した放電加工タイプ別N
Cデータを、生成する手段と、を備える構成としたもの
である。
【0017】また、この発明に係る放電加工用CAD/
CAM装置は、NCデータ内の特定の位置で出力させる
任意のNCコードを、表示手段に表示されたNC出力条
件入力表の所定部に入力することにより指定するNCデ
ータ特定位置NCコード指定手段と、この手段にて指定
された任意のNCコードを指定されたNCデータ内の
定位置に挿入したNCデータを、生成する手段と、を備
える構成としたものである。
【0018】また、この発明に係る放電加工用CAD/
CAM装置は、上記の放電加工用CAD/CAM装置に
おいて、加工特徴位置で所定のNCコードを出力するか
否かを切換える手段を備える構成としたものである。
【0019】また、この発明に係る放電加工用CAD/
CAM装置は、上記の放電加工用CAD/CAM装置に
おいて、形状特徴位置で所定のNCコードを出力するか
否かを切換える手段を備える構成としたものである。
【0020】また、この発明に係る放電加工用CAD/
CAM装置は、上記の放電加工用CAD/CAM装置に
おいて、NCデータ内の特定の位置で所定のNCコード
を出力するか否かを切換える手段を備える構成としたも
のである。
【0021】更にまた、この発明に係る放電加工用CA
D/CAM装置は、上記の放電加工用CAD/CAM装
置において、NCコードに個別名称を付け、NCコード
と個別名称とを対応付けたNCコード列一覧表として登
録する手段と、この手段にて登録されたNCコードを入
力表の入力項目に入力する際、登録されたNCコード列
一覧表を同時参照する手段と、この手段にて参照されて
いるNCコード列一覧表の中から所望する個別名称が選
択された際、その選択されたNCコードを上記入力表の
入力項目に取込む手段と、を備える構成としたものであ
る。
【0022】
【作用】この発明によれば、加工タイプ別の加工特徴位
置に任意のNCコードを簡単に指定することができる。
【0023】また、加工タイプ別の形状特徴位置に任意
のNCコードを簡単に指定することができる。
【0024】また、NCデータの特定位置に任意のNC
コードを簡単に指定することができる。
【0025】また、NCデータの特定位置、加工特徴位
置、形状特徴位置に所定のNCコードを自動出力できる
とともに、その自動出力をON/OFFできる。
【0026】更にまた、入力表の引用項目に所望するデ
ータを簡単に入力できるようになる。
【0027】
【実施例】実施例1. 以下この発明の一実施例を図1〜図25を用いて説明す
る。図1はこの発明の全体構成を示す図で、この発明の
実施例に係る放電加工用CAD/CAM装置は、加工形
状定義部1と、特徴位置指定部2と、加工タイプ別加工
条件入力部3と、NC出力条件入力部4と、データ登録
引用部5と、NCデータ生成部6とから構成される。
【0028】加工形状定義部1は、従来例と同じ様に放
電加工される形状を定義する加工形状定義手段7と、定
義された加工形状を記憶する加工形状記憶手段19とか
らなる。特徴位置指定部2は、例えば図4の52、53
で示す助走加工終了部、角部等の形状特徴位置を指定す
る形状特徴位置指定手段8と、例えば図7の67で示す
切り落とし位置等の加工特徴位置を指定する加工特徴位
置指定手段9と、NCデータ(NCプログラム)の特定
位置を指定するNCデータ特定位置指定手段10と、形
状特徴位置記憶手段20と、加工特徴位置記憶手段21
と、NCデータ特定位置記憶手段22とからなる。
【0029】加工タイプ別加工条件入力部3は、従来例
と同じ加工タイプ別加工条件入力手 段11と、形状特徴
位置に放電加工タイプ(順加工、順切り落とし加工、逆
加工、逆切り落とし加工、全周加工、拡大加工、スリッ
ト加工)別に出力する任意のNCコードを指定する加工
タイプ別形状特徴位置出力NCコード入力手段12と、
加工特徴位置に加工タイプ別に出力する任意のNCコー
ド(Mコード等)を指定する加工タイプ別加工特徴位置
出力NCコード入力手段13と、加工タイプ別加工条件
記憶手段23とからなる。
【0030】NC出力条件入力部4は、従来例と同じN
C出力条件入力手段14と、NCデータの特定位置に任
意のNCコード列を指定するNCデータ特定位置NCコ
ード列指定手段15と、NCデータの特定位置でNCコ
ード列の出力をON/OFFするNCデータ特定位置N
Cコード列出力ON/OFF指定手段16と、加工特徴
位置でNCコード列の出力をON/OFFする加工特徴
位置NCコード出力ON/OFF指定手段17と、形状
特徴位置でNCコード列の出力をON/OFFする形状
特徴位置NCコード出力ON/OFF指定手段18と、
NC出力条件記憶手段24とからなる。
【0031】データ登録・引用部5は、定義された加工
形状と形状特徴位置を加工形状記憶手段26に登録し、
またこの登録されたものを引用する加工形状登録・引用
手段25と、定義された加工タイプ別加工条件を加工タ
イプ別加工条件記憶手段28に登録し、またこの登録さ
れたものを引用する加工タイプ別加工条件登録・引用手
段27と、定義された任意NCコード列を任意NCコー
ド列記憶手段30に登録し、またこの登録されたものを
引用する任意NCコード列登録・引用手段29と、定義
されたNC出力条件をNC出力条件記憶手段32に登録
し、またこの記憶されたものを引用するNC出力条件登
録・引用手段31とからなる。
【0032】NCデータ生成部6は、上記各記憶手段1
9、20、21、22、23、24に記憶された加工形
状、各種特徴位置、加工タイプ別加工条件及びNC出力
条件からNCデータを生成するNCデータ生成手段33
でなりたつ。なお、上述した各手段の詳細動作について
は後述する。
【0033】また、図2は本実施例の全体動作を示すフ
ローチャート、図3は請求項1(加工開始位置、加工終
了位置、切落ち位置、IH復帰位置等の加工特徴位置に
放電加工タイプ別に任意のNCコード列を指定するも
の)に係る一実施例の動作を示すフローチャート、図4
はワイヤカット放電加工により加工する加工形状の一例
を示す図で、図において、47〜50は加工形状の各要
素を示し、51は加工要素47〜50からなる加工ブロ
ックにおける加工開始位置である。
【0034】また、52、53は定義された形状特徴位
置(ワイヤカット放電加工の場合、電気加工条件の変更
を要する、板厚が変化する位置や、特定のコーナR位置
等が指定される)を示す。
【0035】また、図5はワイヤカット放電加工の場合
における放電加工タイプ別加工条件入力表(CAD/C
AM装置の表示部に表示される)の一例を示す図であ
る。
【0036】図5中、54〜57は各加工特徴位置(ワ
イヤカット放電加工の場合、加工開始位置、ワーク切落
し位置、加工終了位置、IH復帰位置等が指定される)
で出力する任意のNCコード列を入力する欄で、54は
加工開始位置任意コード入力欄、55は加工終了位置任
意コード入力欄、56は切落し位置任意コード入力欄、
57はIH復帰位置任意コード入力欄である。また、5
8〜60は上記各形状特徴位置で出力する任意のNCコ
ード列を入力する欄で、58はa位置任意コード入力
欄、59はb位置任意コード入力欄、60はc位置任意
コード入力欄である。
【0037】また、図6、図7、図8は、図4で示した
加工形状を、図5で示した加工(工程)タイプ別加工条
件(順加工、順切落し、全周加工)で加工する場合の加
工経路を示しており、図6は図5で示した入力表の第1
工程で指定された順加工(切り残し量を与えて加工す
る)の加工経路、図7は第2工程で指定された順切落し
加工(切り残し部分のみを加工する)の加工経路、図8
は第3工程で指定された 全周加工(順加工や順切落し加
工で切落し部の両端に出ているバリを除去するよう加工
する)の加工経路を示す図である。
【0038】なお、各図で加工特徴位置は、加工開始位
置61、68、69、加工終了位置65、66、73、
切落ち位置67、70、IH復帰位置69であり、また
形状特徴位置は、位置62、63、67、70、71で
ある。
【0039】また、図4において形状特徴位置として位
置a52、位置b53を定義すると、図6〜図8におい
ては位置63、71が位置a52に対応し、また位置6
2、67、70が位置b53に対応することになる。
【0040】また、図9は図4で示した加工形状を、図
5の加工タイプ別加工条件でNCデータ生成した場合の
NCデータ(NC加工プログラム)出力例である。図9
中、74は図6で示した加工特徴位置61で図5で示し
た加工開始位置任意コード入力欄54に入力されたNC
コード列を出力した例、77は図7の加工特徴位置66
で図5で示した加工終了位置任意コード入力欄55に入
力されたNCコード列を出力した例、76は図7の加工
特徴位置67で図5で示した切り落し位置任意コード入
力欄56に入力されたNCコード列を出力した例、78
は図8の加工特徴位置69で図5で示した加工開始位置
任意コード入力欄54に入力されたNCコード列を出力
した例、80は図8の加工特徴位置69で図5のIH復
帰位置任意コード入力欄57に入力されたNCコード列
を出力した例、75は図5のb位置任意コード入力欄5
9に入力されたNCコード列を図6に形状特徴位置62
で出力した例、79は図5のa位置任意コード入力欄5
8に入力されたNCコード列を図8の形状特徴位置71
で出力した例である。
【0041】また、図10は請求項2(形状特徴位置に
放電加工タイプ別に任意のNCコード列を指定するも
の)に係る一実施例の動作を示すフローチャート、図1
1(図4に対応する)は、指定した形状特徴位置85,
86,87の画面表示例で、各形状特徴位置は×a、×
b、×cの様に出力される。また、図12(図5に対応
する)は図11に対応する加工タイプ別加工条件入力表
で、88〜90は形状特徴位置出力NCコード入力欄で
ある。
【0042】また、図13は請求項3(NCデータの先
頭、終了位置等の特定位置に任意のNCコード列を指定
するもの)に係る一実施例の動作を示すフローチャー
ト、図14はNC出力条件入力表の一例を示す図であ
る。図14中、100、101はNCデータの特定位置
(NCデータの先頭、終了)で任意のNCコードを出力
するため、その任意のNCデータを入力する先頭コード
任意出力入力欄、終了コード任意出力入力欄、98、9
9はNCデータの特定位置(NCデータの先頭、終了)
へ予め定められたNCコードを自動出力するか否かを決
定するためのON/OFF入力欄で、先頭コード自動出
力入力欄、終了コード自動出力入力欄である。また、9
4〜97は加工特徴位置で予め定められたNCコード列
を自動出力するか否かを決定するためのON/OFF入
力欄で、夫々ワイヤ結線コード自動出力入力欄、最適送
りコード自動出力入力欄、切落し前停止コード自動出力
入力欄、切落し後停止コード自動出力入力欄である。ま
た、図15は図14におけるNC出力条件入力表での9
8、99、100、101の入力欄を、図14の様に指
定した場合のNCデータ出力例である。また、図16は
請求項6(先頭位置、終了位置等のNCデータの特定位
置に予め定められたNCコードを自動出力するととも
に、その自動出力をON/OFFできるもの)に係る一
実施例の動作を示すフローチャートである。
【0043】また、図17は請求項4(加工特徴位置に
予め定められたNCコードを自動出力するとともに、そ
の自動出力をON/OFFできるもの)に係る一実施例
の動作を示すフローチャートである。また、図18は
求項4を説明するための図で、図18において、128
は素材、105、106はワイヤカット放電加工で切り
ぬく加工形状、107、108はイニシャルホール、1
09〜115、119〜125は加工経路、117、1
27はワイヤ断線加工特徴位置、116、118、12
6は早送り経路である。また、図19は加工タイプ別加
工条件入力表の一例を示す図、図20はNCコード列の
登録・引用表を示す図、図21は加工タイプ別に加工特
徴位置NCコード自動出力例と形状特徴位置指定可否及
びコード出力位置についてまとめた一覧表を示す図であ
る。
【0044】また、図22は請求項5(形状特徴位置に
予め定められたNCコードを自動出力するとともに、そ
の自動出力をON/OFFできるもの)に係る一実施例
の動作を示すフローチャート、図23は請求項1請求
項6に記載のNCデータの生成時の流れを示すフローチ
ャートである。また、図24は請求項7(NCコード列
指定時の定義ミスを減らし、入力の操作性をよくするも
の)に係る処理の流れを示す機能ブロック図、図25は
請求項7に係る操作の流れを示す操作イメージ図であ
る。
【0045】次に、本実施例の全体動作について図1及
び図2のフローチャートに従い説明する。まず、図1に
示す加工形状定義部1、加工タイプ別加工条件入力部3
(CAD/CAM装置の表示部に表示された例えば図5
に示す表の所定部に、キーボードより所定の加工データ
を入力するもの)、NC出力条件入力部4(CAD/C
AM装置の表示部に表示された例えば図14に示す表の
所定部に、キーボードより所定の加工データを入力する
もの)、及びNCコード列入力部(CAD/CAM装置
の表示部に表示された例えば図20に示す表の所定部
に、キーボードより所定の加工データを入力するもの)
を用いて、加工形状26、加工タイプ別加工条件28、
NC出力条件32、及びNCコード列30を入力し、こ
の入力された各加工データを、加工形状登録・引用手段
25、加工タイプ別加工条件登録・引用手段27、任意
NCコード列登録・引用手段29、及びNC出力条件登
録・引用手段31を用いて、加工形状記憶手段26、加
工タイプ別加工条件記憶手段28、NC出力条件記憶手
32、NCコード列記憶手段30に分けてマスタデー
タとして事前に夫々複数登録しておく(ステップ3
4)。なお、加工形状定義部1、加工タイプ別加工条件
入力部3、NC出力条件入力部4、及びNCコード列入
力部の詳細については、実施例2以降の説明で明らかに
なる。
【0046】次にNCデータを生成する際、システム起
動時には、上記マスタデータとして登録された各種デー
タの初期設定値が加工データとして準備される(ステッ
プ35)。このとき、システム側で設定された各種加工
データでよいならば(各種加工データを変更する必要が
ないならば)、その各種加工データを用いてNCデータ
生成部6にてNCデータの生成を行う(ステップ3
7)。また、システム側で設定された各種加工データを
変更したい場合、変更したいデータのみ、登録されてい
るマスタデータの中から、加工形状登録・引用手段2
5、加工タイプ別加工条件登録・引用手段27、任意N
Cコード列登録・引用手段29、及びNC出力条件登録
・引用手段31の何れか(引用する加工データに対応す
る手段)を用いて、引用してくる(ステップ36)。そ
して、所望の加工データがそろった時点でNCデータ生
成部6にてNCデータの生成を行う(ステップ37)。
【0047】例えば、NC出力条件と加工タイプ別加工
条件はほとんどかえることがなく、形状データのみ変え
てNCデータを作る場合、加工形状のみ引用してNCデ
ータを生成する。また、加工タイプ別加工条件のみを変
える場合は加工タイプ別加工条件のみマスターデータよ
り引用してNCデータを生成する。
【0048】以上のようにこの実施例によれば、NCデ
ータを生成するために必要なデータを、極力細分化して
パターン登録・引用する手段を設けたので、必要に応じ
て各パターンを組み合わせて多種のNCデータを出力で
きる様になり、加工データの管理のパターン化保存量の
縮小化、加工データ定義時の定義ミスの最小化、操作の
極小化が得られる。
【0049】次に請求項に係る発明の一実施例を図
1、図3〜図9を用いて説明する。なお、この実施例
は、加工特徴位置(ワイヤカット放電加工の場合、加工
開始位置、加工終了位置、切落ち位置、IH復帰位置等
が加工特徴位置となる)に加工タイプ別に任意のNCコ
ード列を指定する場合の実施例である。
【0050】まず加工形状定義手段7にて放電加工形状
を定義する(ステップ38)。例えば図4に示したもの
をワイヤカット放電加工するために加工形状を定義する
場合、ブロック47、48、49、50、IH(イニシ
ャルホール)位置51、アプローチ要素49を定義す
る。なおこの定義されたデータは、加工形状記憶手段1
9に記憶される。次に加工特徴位置指定手段9にて、加
工特徴位置を指定する(ステップ39)。例えば図4に
示す形状のものを、図6〜図8に示すようにワイヤカッ
ト放電加工する場合、加工特徴位置指定手段9にて指定
される加工特徴位置は、図6〜図8における加工開始位
置61、68、69、加工終了位置65、66、73、
切り落し位置67、70、IH復帰位置69である。な
おこの指定されたデータは、加工特徴位置記憶手段21
に記憶される。
【0051】次に加工タイプ別加工条件入力手段11に
て、例えば図5に示す加工タイプ別加工条件入力表(表
示装置に表示される)に加工タイプ別加工条件を入力す
る(ステップ40)。また、加工タイプ別加工特徴位置
出力NCコード入力手段13にて、例えば図5に示す加
工タイプ別加工条件入力表(表示装置に表示される)
の、加工開始位置任意コード入力欄54、加工終了位置
任意コード入力欄55、切り落し位置任意コード入力欄
56、IH復帰位置任意コード入力欄57(これらの入
力欄は、加工特徴位置指定手段9にて加工特徴位置が指
定されることにより表示される)に、加工(工程)タイ
プ別に任意のNCコード列を指定する(ステップ4
1)。
【0052】なお図5は、加工(工程)タイプが順加工
のとき、加工開始位置任意コード入力欄54にM01を
指定し、また順切落し加工のとき、加工終了位置任意コ
ード入力欄55、切り落し位置任意コード入力欄56に
夫々M01を指定し、全周加工のとき、加工開始位置任
意コード入力欄54にM01を、またIH復帰位置任意
コード入力欄57にM00を指定した場合を示す。ま
た、これらの入力されたデータは、加工タイプ別加工条
件記憶手段23に記憶される。
【0053】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)。
なお、加工条件には、上述のように加工のパターンによ
って変えたい場合と、加工パターンに関わらない場合と
があり、加工タイプ別加工条件入力時には、加工パター
ンによって変えたい場合の加工条件が、また、NC出力
条件入力時には、加工パターンに関わらない加工全体に
依存する加工条件が設定される。NC出力条件入力手段
14では、図14に示す様なNCデータ全体に関わる加
工条件を設定する。例えば、ワイヤ径や絶対値出力か相
対値出力かの指定などがそれに相当する。また、この入
力されたデータは、NC出力条件記憶手段24に記憶さ
れる。
【0054】最後に、NCデータ生成部6にて、加工タ
イプ別加工特徴位置を認識するとともに(ステップ4
5)、この加工特徴位置に指定されたNCコード列を挿
入(出力)し(ステップ46)、図9に示すようなNC
データを生成する(ステップ44)。なお、NCデータ
生成の詳細については、後述する。
【0055】また、図9において、図5に示したように
加工(工程)タイプが順加工のとき、加工開始位置任意
コード入力欄54にM01を指定したので、NCデータ
の順加工の加工開始位置74にM01が出力されてお
り、また順切落し加工のとき、加工終了位置任意コード
入力欄55、切り落し位置任意コード入力欄56に夫々
M01を指定したので、NCデータの切り落し位置7
6、加工終了位置77に夫々M011が出力されてお
り、また全周加工のとき、加工開始位置任意コード入力
欄54にM01を、またIH復帰位置任意コード入力欄
57にM00を指定したので、加工開始位置78にM0
1が、IH復帰位置80にM00が出力されている。
【0056】以上のようにこの実施例によれば、加工特
徴位置に加工タイプ別に任意のNCコード列を指定する
ことができる手段を設けたので、加工特徴位置に任意の
NCコード列を簡単に出力指定でき、NCデータ生成時
間の短縮が期待できる。
【0057】次に請求項2に係る発明の一実施例を図
1、図4〜図10を用いて説明する。なお、この実施例
は、形状特徴位置(ワイヤカット放電加工の場合、電気
加工条件の変更を要する、板厚が変化する位置や、特定
のコーナR位置等が形状特徴となる)に加工タイプ別に
任意のNCコード列を指定する場合の実施例である。
【0058】まず加工形状定義手段7にて加工形状を定
義する(ステップ38)。例えば図4に示したものをワ
イヤカット放電加工するために加工形状を定義する場
合、ブロック47、48、49、50、IH(イニシャ
ルホール)位置51、アプローチ要素49を定義する。
なおこの定義されたデータは、加工形状記憶手段19に
記憶される。次に、例えば図4に示す形状のものを、図
6〜図8に示すようにワイヤカット放電加工する場合に
おいて、形状特徴位置指定手段8にて、位置a52、位
置b53を形状特徴位置として指定する(ステップ8
1)。なおこの指定されたデータは、形状特徴位置記憶
手段20に記憶される。
【0059】次に加工タイプ別加工条件入力手段11に
て、例えば図5に示す加工タイプ別加工条件入力表(表
示装置に表示される)に加工タイプ別加工条件を入力す
る(ステップ40)。また、加工タイプ別形状特徴位置
出力NCコード入力手段12にて、例えば図5に示す加
工タイプ別加工条件入力表(表示装置に表示される)
の、a位置任意コード入力欄58、b位置任意コード入
力欄59、c位置任意コード入力欄60(これらの入力
欄は、形状特徴位置指定手段8にて形状特徴位置が指定
されることにより表示される)に、加工(工程)タイプ
別に任意のNCコード列を指定する(ステップ82)。
なお図5は、加工(工程)タイプが順加工のとき、b位
置任意コード入力欄59にB(NCコード列に付けられ
た個別名称)を指定し、また全周加工のとき、a位置任
意コード入力欄58にA(NCコード列に付けられた個
別名称)を指定した場合を示す。また、これらの入力さ
れたデータは、加工タイプ別加工条件記憶手段23に記
憶される。
【0060】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)。
なお、加工条件には、上述のように加工のパターンによ
って変えたい場合と、加工パターンに関わらない場合と
があり、加工タイプ別加工条件入力時には、加工パター
ンによって変えたい場合の加工条件が、また、NC出力
条件入力時には、加工パターンに関わらない加工全体に
依存する加工条件が設定される。NC出力条件入力手段
14では、図14に示す様なNCデータ全体に関わる加
工条件を設定する。例えば、ワイヤ径や絶対値出力か相
対値出力かの指定などがそれに相当する。また、この入
力されたデータは、加工NC出力条件記憶手段24に記
憶される。
【0061】最後に、NCデータ生成部6にて、加工タ
イプ別形状特徴位置を認識するとともに(ステップ8
3)、この形状特徴位置に指定されたNCコード列を挿
入(出力)し(ステップ84)、図9に示すようなNC
データを生成する(ステップ44)。なお、NCデータ
生成の詳細については、後述する。
【0062】また、図9において、加工(工程)タイプ
が順加工のとき、b位置任意コード入力欄59にBを指
定したので、NCデータの順加工のb位置75にB(こ
のBはNCコード列に付けられた個別名称であるので、
実際はBに対応するNCコード列)が出力されており、
また全周加工のとき、a位置任意コード入力欄58にA
を指定したので、NCデータの全周加工のa位置79に
A(このAはNCコード列に付けられた個別名称である
ので、実際はAに対応するNCコード列)が出力されて
いる。
【0063】また、図11は、形状特徴位置を点a8
5、点b86、点c87と定義した後の加工形状データ
の画面表示例を示し、図12は、この場合の図5に対応
する加工タイプ別加工条件入力表を示す図で、88はa
位置任意コード入力欄、89はb位置任意コード入力
欄、90はc位置任意コード入力欄で、これらの各入力
欄に、任意のコード列(M00、M01等に対応する
A、B等)を加工(工程)タイプ別に入力した状態を示
す。
【0064】以上のようにこの実施例によれば、形状特
徴位置に加工タイプ別に任意のNCコード列を指定する
ことができる手段を設けたので、形状特徴位置に任意の
NCコード列を簡単に出力指定でき、NCデータ生成時
間の短縮が期待できる。
【0065】次に請求項3に係る発明の一実施例を図
1、図13〜図15を用いて説明する。なお、この実施
例は、NCデータ(NCプログラム)の特定位置(NC
データの先頭、終了位置等)に任意のNCコード列を指
定する場合の実施例である。まず加工形状定義手段7に
て加工形状を定義する(ステップ38)。例えば図4に
示したものの加工形状を定義する場合、ブロック47、
48、49、50、イニシャルホール位置51、アプロ
ーチ要素49を定義する。なおこの定義されたデータ
は、加工形状記憶手段19に記憶される。
【0066】次に、NCデータ特定位置指定手段10に
て、NCデータ特定位置(例えばNCデータの先頭位
置、終了位置)を指定(ステップ91)する。なおこの
指定されたデータは、NCデータ特定位置記憶手段22
に記憶される。次に加工タイプ別加工条件入力手段11
にて、例えば図5に示す加工タイプ別加工条件入力表
(表示装置に表示される)に加工タイプ別加工条件を入
力する(ステップ40)。なお、この入力されたデータ
は、加工タイプ別加工条件記憶手段23に記憶される。
【0067】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)と
ともに、NCデータ特定位置NCコード列指定手段15
にて、上記指定されたNCデータ特定位置に対応する先
頭コード任意出力入力欄100、終了コード任意出力入
力欄101(これらの入力欄は、NCデータ特定位置指
定手段10にてNCデータ特定位置が指定されることに
より表示される)に任意のNCコード列(M00、M0
1等に対応するD、E等の個別名称)を入力する(ステ
ップ92)。なお、加工条件には、加工のパターンによ
って変えたい場合と、加工パターンに関わらない場合と
があり、加工タイプ別加工条件入力時には、加工パター
ンによって変えたい場合の加工条件が、また、NC出力
条件入力時には、加工パターンに関わらない加工全体に
依存する加工条件が設定される。また、この入力された
データは、NC出力条件登録・引用手段31にてNC出
力条件記憶手段24に記憶される。
【0068】最後に、NCデータ生成部6にて、この特
定位置に指定された任意のNCコード列を挿入(出力)
し(ステップ93)、図15に示すようなNCデータを
生成する(ステップ44)。なお、NCデータ生成の詳
細については、後述する。
【0069】また、図15において、図14におけるN
C出力条件入力表の先頭コード任意出力入力欄100に
Dを指定したので、NCデータの先頭位置にD(実際の
出力はDに対応するM01等のNCデータ)が出力され
ており、また終了コード任意出力入力欄101にEを指
定したので、NCデータの終了位置にE(実際の出力は
Eに対応するM00等のNCデータ)が出力されてい
る。
【0070】以上のようにこの実施例によれば、NCデ
ータの特定位置に任意コード列を指定することができる
手段を設けたので、NCデータの特定位置に出力するN
Cコードの任意制御が簡単にでき、NCデータ生成時間
の短縮が期待できる。
【0071】次に請求項6に係る発明の一実施例を図
1、図14〜図16を用いて説明する。なお、この実施
例はNCデータの特定位置(先頭位置、終了位置)に予
め定められたNCコードを自動出力するとともに、その
自動出力をON/OFFできる場合の実施例である。
【0072】まず加工形状定義手段7にて加工形状を定
義する(ステップ38)。例えば図4に示したものの加
工形状を定義する場合、ブロック47、48、49、5
0、イニシャルホール位置51、アプローチ要素49を
定義する。なおこの定義されたデータは、加工形状記憶
手段19に記憶される。次に、NCデータ特定位置指定
手段10にて、NCデータ特定位置(例えばNCデータ
の先頭位置、終了位置)を指定(ステップ91)する。
なおこの指定されたデータは、NCデータ特定位置記憶
手段22に記憶される。次に加工タイプ別加工条件入力
手段11にて、例えば図5に示す加工タイプ別加工条件
入力表(表示装置に表示される)に加工タイプ別加工条
件を入力する(ステップ40)。なお、この入力された
データは、加工タイプ別加工条件記憶手段23に記憶さ
れる。
【0073】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)と
ともに、NCデータ特定位置NCコード列指定手段15
にて、上記指定されたNCデータ特定位置に対応する先
頭コード任意出力入力欄100、終了コード任意出力入
力欄101(これらの入力欄は、NCデータ特定位置指
定手段10にてNCデータ特定位置が指定されることに
より表示される)に任意のNCコード列(M00、M0
1等に対応するD、E等の個別名称)を入力する(ステ
ップ92)。
【0074】また、このときNCデータ特定位置NCコ
ード列出力ON/OFF指定手段16にて、NC出力条
件としてNCデータ特定位置(例えばNCデータの先頭
位置、終了位置)に予め定められたNCコードを自動出
力するしないの切り換えを指定する(ステップ10
2)。具体的には、図14におけるNC出力条件入力表
の先頭コード自動出力入力欄98(この入力欄は、NC
データ特定位置指定手段10にてNCデータ特定位置が
指定されることにより表示される)に、例えば予め定め
られたパターンであるM80、M82、M84を指定
し、終了コード自動出力入力欄99(この入力欄は、N
Cデータ特定位置指定手段10にてNCデータ特定位置
が指定されることにより表示される)に、OFFを指定
する。また、これらの入力されたデータは、NC出力条
件記憶手段24に記憶される。
【0075】最後に、NCデータ生成部6にて、この特
定位置に指定されたNCコード列を挿入(出力)し(ス
テップ93)、図15に示すようなNCデータを生成す
る(ステップ44)。
【0076】なお、図15において、図14におけるN
C出力条件入力表の先頭コード任意出力入力欄100に
Dを指定したので、NCデータの先頭位置にD(実際の
出力はDに対応するM01等のNCデータ)が出力され
ており、また終了コード任意出力入力欄101にEを指
定したので、NCデータの終了位置にE(実際の出力は
Eに対応するM00等のNCデータ)が出力されてい
る。また、先頭コード自動出力入力欄98に、例えばM
80、M82、M84を指定したので、NCデータの先
頭位置に予め定められたパターンであるM80、M8
2、M84が出力されており、更に終了コード自動出力
入力欄99に、OFFを指定したので、NCデータの終
了位置にはEのみが出力されるだけである。
【0077】以上のようにこの実施例によれば、NCデ
ータの特定位置に予め定められたNCコードを自動出力
する手段と、その自動出力をON/OFFする手段を設
けたので、通常加工時と特殊加工時の切り換えが簡単に
できる様になり、特殊加工パターンのNCデータを容易
に作成し得る。
【0078】次に請求項4に係る発明の一実施例を図
1、図14、図17〜図21を用いて説明する。なお、
この実施例は、加工特徴位置に予め定められたNCコー
ドを自動出力するとともに、その自動出力をON/OF
Fする場合の実施例である。まず加工形状定義手段7に
て上記のように加工形状を定義する(ステップ38)。
なおこの定義されたデータは、加工形状記憶手段19に
記憶される。次に、加工特徴位置指定手段9にて、上記
のように加工特徴位置を指定する(ステップ39)。な
おこの指定されたデータは、加工特徴位置記憶手段21
に記憶される。
【0079】次に加工タイプ別加工条件入力手段11に
て、上記のように加工タイプ別加工条件入力表に加工タ
イプ別加工条件を入力する(ステップ40)。また、加
工タイプ別加工特徴位置出力NCコード入力手段13に
て、上記のように、加工タイプ別加工条件入力表におけ
る加工特徴位置任意NCコード列入力欄に、加工(工
程)タイプ別に任意のNCコード列を指定する(ステッ
プ41)。なお、これらの入力されたデータは、加工タ
イプ別加工条件記憶手段23に記憶される。
【0080】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)。
このとき、加工特徴位置NCコード出力ON/OFF指
定手段17にて、NCデータ出力条件として上記指定さ
れた加工特徴位置に所定NCコード列を自動出力する
か、しないか、また、自動出力する場合のNCコード列
を指定する(ステップ103)。具体的には、図14に
示すNC出力条件入力表の加工特徴位置で任意のNCコ
ード列を自動出力するか否かを決定するためのON/O
FF入力欄である、ワイヤ結線コード自動出力入力欄9
4、最適送りコード自動出力入力欄95、切落し前停止
コード自動出力入力欄96、切落し後停止コード自動出
力入力欄97(こ れらの入力欄は、加工特徴位置指定手
段9にて加工特徴位置を指定されることにより表示され
る)に、所定NCコード列を自動出力するか、しない
か、また、自動出力する場合のNCコード列を指定す
る。なお、この入力されたデータは、NC出力条件記憶
手段24に記憶される。
【0081】最後に、NCデータ生成部6にて、この加
工特徴位置に指定されたNCコード列を挿入(出力)し
(ステップ104)、NCデータを生成する(ステップ
44)。
【0082】例えば、図18のように素材128に予め
通し穴(イニシャルホール)を明け、その通し穴にワイ
ヤを通してワイヤカット放電加工を始め、加工形状10
5、106を全周加工で切りぬく際、ワイヤ結線コード
自動出力がONで、結線時M20、切断時M21を自動
出力コードと指定した場合を考える。なお、ワイヤは加
工開始時、イニシャルホール107に通され結線されて
いるものとする。この場合、加工は、加工形状105を
イニシャルホール107から開始して109、110、
111、112、113、114、115と進み、11
7でワイヤ結線切断コードM21を自動出力し、ワイヤ
結線を切って早送りで経路116を移動する。
【0083】次に、加工形状106へはワイヤを切断し
たまま早送りで経路118を移動し、イニシャルホール
位置108でワイヤ結線コードM20を自動出力し、1
19、120、121、122、123、124、12
5と進み、127でワイヤ結線切断コードM21を自動
出力し、ワイヤ結線を切って早送りで経路126を移動
し、加工終了する。なおこのとき、ワイヤ結線コード自
動出力が、ONで、結線時、切断時ともM00を自動出
力するパターンを出力条件表入力表14に入力した場
合、117、107、108、127位置でM00を出
力してマニュアルでのワイヤ結線、切断を待つ様にする
こともできる。
【0084】また、図14の表におけるワイヤ結線コー
ド自動出力をOFFにしておき、各加工タイプ別加工条
件設定時にワイヤ結線、切断すべき位置に任意のNCコ
ードを設定しておくこともできる。例えば、NC出力条
件のワイヤ結線コード自動出力をOFFしておき、各加
工タイプ別加工条件を図19の様に、即ち、図19の加
工開始位置任意コード入力欄129にM90、M20
を、また加工終了位置任意コード入力欄130にZID
OU1(NCコード列に付けられた個別名称)を設定し
ておけば、図18の加工形状105の加工をイニシャル
ホール107から開始して、ここで加工開始位置任意コ
ード入力欄129で指定されているM90、M20を出
力する。加工は、109、110、111、112、1
13、114、115と進み、加工終了位置117で加
工終了位置任意コード入力欄130で指定されているZ
IDOU1(このZIDOU1はNCコード列に付けら
れた個別名称であるので、実際はこのZIDOU1に対
応するNCコード列)を出力し、イニシャルホール10
7へ早送りで移動する。次に、加工形状106のイニシ
ャルホール108へ早送りで移動し、加工開始位置任意
コードM90、M20を出力し、加工経路を119、1
20、121、122、123、124、125と進
み、加工終了位置127で加工終了位置任意コードZI
DOU1(このZIDOU1はNCコード列に付けられ
た個別名称であるので、実際はこのZIDOU1に対応
するNCコード列)を出力し、イニシャルホール108
へ早送りで移動する。
【0085】上記説明の任意コードM90、M20、Z
IDOU1は、任意NCコード入力部及び任意NCコー
ド列登録・引用手段29により、図20に示すように、
登録名称とこの登録名称に対応するNCコードとが対応
付けられて、任意NCコード列として登録されているの
で、任意NCコード列登録・引用手段29にて、図20
の登録任意NCコードより引用され、それぞれM90、
M20、M01、M21、M91が出力される。同様に
最適送りコード自動出力、切り落とし前、後、停止コー
ド、自動出力も、自動出力コードの選択とON/OFF
の切りかえを任意コード出力をくみあわせることによ
り、加工特徴位置で自在に必要なNCコードを出力す
る。なお、図21は、各種加工タイプ毎に加工特徴位置
で出力される自動出力コードと、加工特徴位置任意コー
ド出力と任意位置(形状特徴位置)、任意コード出力の
パターン一覧の一実施例である。
【0086】以上のようにこの実施例によれば、加工特
徴位置にNCコードを自動出力する手段と、その自動出
力をON/OFFする手段を設けたので、通常加工時と
特殊加工時の切り換えが簡単にできる様になり、特殊加
工パターンのNCデータを容易に作成し得る。
【0087】次に請求項5に係る発明の一実施例を図1
及び図22を用いて説明する。なお、この実施例は、形
状特徴位置にNCコードを自動出力するとともに、その
自動出力をON/OFFする場合の実施例である。まず
加工形状定義手段7にて上記のように加工形状を定義す
る(ステップ38)。なおこの定義されたデータは、加
工形状記憶手段19に記憶される。次に、形状特徴位置
指定手段8にて、上記のように形状特徴位置を指定する
(ステップ81)。なおこの指定されたデータは、形
特徴位置記憶手段20に記憶される。
【0088】次に加工タイプ別加工条件入力手段11に
て、上記のように加工タイプ別加工条件入力表に加工タ
イプ別加工条件を入力する(ステップ40)。また、加
工タイプ別形状特徴位置出力NCコード入力手段12に
て、上記のように、加工タイプ別加工条件入力表におけ
る形状特徴位置任意NCコード列入力欄に、加工(工
程)タイプ別に任意のNCコード列を指定する(ステッ
プ82)。なお、これらの入力されたデータは、加工タ
イプ別加工条件記憶手段23に記憶される。
【0089】次にNC出力条件入力手段14にて、図1
4に示すようなNC出力条件入力表(表示装置に表示さ
れる)よりNC出力条件を入力する(ステップ43)。
このとき、形状特徴位置NCコード出力ON/OFF指
定手段18にて、NCデータ出力条件として上記指定さ
れた形状特徴位置に所定NCコード列を自動出力する
か、しないか、また、自動出力する場合のNCコード列
を、図14に示すようなNC出力条件入力表に指定する
(ステップ131)。なお、この入力されたデータは、
C出力条件記憶手段24に記憶される。最後に、N
データ生成部6にて、この形状特徴位置に指定されたN
Cコード列を挿入(出力)し(ステップ132)、NC
データを生成する(ステップ44)。
【0090】この結果、形状特徴位置で所定NCコード
列を出力する様に指定すれば、どの加工タイプの加工で
も形状特徴位置を通るたびに、該所定NCコード列が出
力されるようになる。なお、形状特徴位置で所定NCコ
ード列を出力しない様に指定した場合(OFF入力)、
実施例3で説明したように、任意のNCコード列を指定
された形状特徴位置で加工タイプ別に出力する指定(例
えば、図5のa位置任意コード入力欄58、b位置任意
コード入力欄59に、全周加工でのみa位置にAを出力
する、順加工のみにb位置にBを出力するような指定)
ができる。
【0091】以上のようにこの実施例によれば、形状特
定位置に予め定められたNCコードを自動出力する手段
と、その自動出力をON/OFFする手段を設けたの
で、通常加工時と特殊加工時の切り換えが簡単にできる
様になり、特殊加工パターンのNCデータを容易に作成
し得る。
【0092】次に請求項1〜請求項6に記載のNCデー
タの生成時の流れを、図23に示すフローチャートに従
って説明する。即ち、定義された加工図133、NC出
力条件134、加工タイプ別加工条件135を解析し、
まずNC出力条件で定義された先頭任意コードを出力す
る(ステップ136)。次に、指定された全ての加工工
程が終了するまでステップ137からステップ141ま
でを行なう。最後にNC出力条件で定義された終了任意
コードを出力する(ステップ142)。加工工程を繰り
返し行なう中では、加工工程の加工開始位置に任意コー
ドを出力(ステップ137)し、加工形状を加工経路に
沿ってコード出力する途中、加工形状定義データ133
中の形状特徴位置があれば加工タイプ別加工条件データ
135の中の形状特徴位置任意コードを該位置に出力す
る(ステップ138)。
【0093】また、加工形状定義データ133と加工タ
イプ別加工条件135より解析される切り落ち位置に加
工タイプ別加工条件135で指定した切り落ち位置任意
コードを出力する(ステップ139)。1つの加工工程
が終了した場合、加工タイプ別加工条件135に指定さ
れている加工終了位置任意コードを出力する(ステップ
140)。1加工工程の加工終了後、イニシャルホール
へ復帰する場合イニシャルホール復帰位置に、加工タイ
プ別加工条件135に指定されているイニシャルホール
復帰位置任意コードを出力する(ステップ141)。
【0094】次に請求項7に係る発明の一実施例を図
1、図24及び図25を用いて説明する。なお、この実
施例は、NCコード列指定時の定義ミスを減らし、入力
の操作性をよくする場合の実施例である。
【0095】即ち、図24に示すように、NCコード列
登録手段143を用いて、登録名称とこの登録名称に対
応する任意のNCコード列とを、NCデータ登録一覧表
145にに予め登録しておく。そしてこの登録された登
録名称を、加工タイプ別加工条件入力表、NC出力条件
入力表等の表のコード入力欄に146に示すように引用
する場合、NCコード引用手段144を用いて行う。
【0096】具体的には、図25に示すように、まず加
工タイプ別加工条件入力表、NC出力条件入力表等の表
のコード入力欄152に入れるためのデータを決定する
ため、NCデータ登録一覧表を同時参照できる様に開
く。このとき、操作の一実施例として入力項目欄(例え
ば先頭位置コード入力欄)をダブルクリックする。これ
により、150に示すようにNCデータ登録一覧表が入
力表から同時参照される形で表示される。次にオペレー
タは、149に示すように、この一覧表の中から入力欄
に入れるデータ(例えばPSTART)を指定する。そ
してこの指定により、151に示すように、入力表に、
指定されたデータ149(例えばPSTART)が取り
込まれる。
【0097】以上のようにこの実施例によれば、NCコ
ード列に名称をつける手段と、NCコード列を引用する
際に登録されているNCコード列一覧表を同時参照する
手段と、参照される一覧表の中から名称を選んで引用項
目にとりこむ手段を設けたことにより、NCコード列指
定時の定義ミスを減らし、入力の操作性をよくする効果
がある。
【0098】実施例2. 上記各実施例では、ワイヤカット放電加工用のNCデー
タ出力を例にとって説明したが、型彫放電加工機用のN
Cデータ出力の場合にも適用できる。
【0099】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、加工特
徴位置に加工タイプ別に任意のNCコード列を指定する
ことができる手段を設けたので、加工特徴位置に任意の
NCコード列を簡単に出力指定でき、NCデータ生成時
間の短縮が期待できる。
【0100】また、形状特徴位置に加工タイプ別に任意
のNCコード列を指定することができる手段を設けたの
で、形状特徴位置に任意のNCコード列を簡単に出力指
定でき、NCデータ生成時間の短縮が期待できる。
【0101】また、NCデータの特定位置に任意コード
列を指定することができる手段を設 けたので、NCデー
タの特定位置に出力するNCコードの任意制御が簡単に
でき、NCデータ生成時間の短縮が期待できる。
【0102】また、NCデータの特定位置、形状特定位
置、加工特徴位置にNCコードを自動出力する手段と、
その自動出力をON/OFFする手段を設けたので、通
常加工時と特殊加工時の切り換えが簡単にできる様にな
り、特殊加工パターンのNCデータを容易に作成し得
る。
【0103】更にまた、NCコード列に名称をつける手
段と、NCコード列を引用する際に登録されているNC
コード列一覧表を同時参照する手段と、参照される一覧
表の中から名称を選んで引用項目にとりこむ手段を設け
たことにより、NCコード列指定時の定義ミスを減ら
し、入力の操作性をよくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る全体構成を示す図である。
【図2】 この発明に係る全体動作を示すフローチャー
トである。
【図3】 請求項1に記載の発明に係る動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 この発明の実施例に係る加工形状を示す図で
ある。
【図5】 この発明の実施例に係る加工タイプ別加工条
件を示す図である。
【図6】 この発明の実施例に係る順加工の加工経路、
加工特徴位置及び形状特徴位置を示す図である。
【図7】 この発明の実施例に係る順切落加工の加工経
路、加工特徴位置及び形状特徴位置を示す図である。
【図8】 この発明の実施例に係る全周加工の加工経
路、加工特徴位置及び形状特徴位置を示す図である。
【図9】 この発明の実施例に係る出力NCデータを示
す図である。
【図10】 請求項2に記載の発明に係る操作の流れを
示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施例に係る形状特徴位置指定
の場合の画面表示例を示す図である。
【図12】 この発明の実施例に係る加工タイプ別加工
条件表を示す図である。
【図13】 請求項3に記載の発明に係る操作の流れを
示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施例に係るNC出力条件を示
す図である。
【図15】 この発明の実施例に係る出力NCデータを
示す図である。
【図16】 請求項6に記載の発明に係る操作の流れを
示すフローチャートである。
【図17】 請求項4に記載の発明に係る操作の流れを
示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施例に係る加工形状と加工経
路と加工特徴位置とを示す図である。
【図19】 この発明の実施例に係る加工タイプ別加工
条件を示す図である。
【図20】 この発明の実施例に係るNCコード列登録
・引用一覧表を示す図である。
【図21】 この発明の実施例に係る加工タイプ別加工
特徴位置、形状特徴位置及びコード出力一覧表を示す図
である。
【図22】 請求項5に記載の発明に係る操作の流れを
示すフローチャートである。
【図23】 請求項1請求項6に記載の発明に係るN
Cデータ生成の流れを示すフローチャートである。
【図24】 請求項7に記載の発明に係る処理の流れを
示す機能ブロック図である。
【図25】 請求項7に記載の発明に係る操作の流れを
示す操作イメージ図である。
【図26】 従来の放電加工用CAD/CAM装置の全
体構成図である。
【図27】 従来の加工タイプ別加工条件入力表を示す
図である。
【図28】 従来のNC出力条件入力表を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 加工形状定義部 2 特徴位置指定部 3 加工タイプ別加工条件入力部 4 NC出力条件入力部 5 データ登録・引用部 6 NCデータ生成部 7 加工形状定義手段 8 形状特徴位置指定手段 9 加工特徴位置指定手段 10 NCデータ特定位置指定手段 11 加工タイプ別加工条件入力手段 12 加工タイプ別形状特徴位置出力NCコード入力手
段 13 加工タイプ別加工特徴位置出力NCコード入力手
段 14 NC出力条件入力手段 15 NCデータ特定位置NCコード列指定手段 16 NCデータ特定位置NCコード列出力ON/OF
F指定手段 17 加工特徴位置NCコード出力ON/OFF指定手
段 18 形状特徴位置NCコード出力ON/OFF指定手
段 19 加工形状記憶手段 20 形状特徴位置記憶手段 21 加工特徴位置記憶手段 22 NCデータ特定位置記憶手段 23 加工タイプ別加工条件記憶手段 24 NC出力条件記憶手段 25 加工形状登録・引用手段 26 加工形状 27 加工タイプ別加工条件登録・引用手段 28 加工タイプ別加工条件 29 任意NCコード列登録・引用手段 30 任意NCコード列 31 NC出力条件登録・引用手段 32 NC出力条件 33 NCデータ生成手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電加工形状を定義する手段と、この手
    段にて定義された放電加工形状の加工特徴位置で、放電
    加工タイプ別に出力させる任意のNCコードを、表示手
    段に表示された放電加工タイプ別加工条件入力表の所定
    部に入力することにより、放電加工タイプ別に指定する
    加工タイプ別加工特徴位置出力NCコード入力手段と、
    この手段にて指定された任意のNCコードを上記加工特
    徴位置に挿入した放電加工タイプ別NCデータを、生成
    する手段と、を備えてなる放電加工用CAD/CAM装
    置。
  2. 【請求項2】 放電加工形状を定義する手段と、この手
    段にて定義された放電加工形状の形状特徴位置を指定す
    る形状特徴位置指定手段と、この手段にて指定された形
    状特徴位置で放電加工タイプ別に出力させる任意のNC
    コードを、表示手段に表示された放電加工タイプ別加工
    条件入力表の所定部に入力することにより、放電加工タ
    イプ別に指定する加工タイプ別形状特徴位置出力NCコ
    ード入力手段と、この手段にて指定された任意のNCコ
    ードを上記形状特徴位置に挿入した放電加工タイプ別N
    Cデータを、生成する手段と、を備えてなる放電加工用
    CAD/CAM装置。
  3. 【請求項3】 NCデータ内の特定の位置で出力させる
    任意のNCコードを、表示手段に表示されたNC出力条
    件入力表の所定部に入力することにより指定するNCデ
    ータ特定位置NCコード指定手段と、この手段にて指定
    された任意のNCコードを指定されたNCデータ内の所
    定位置に挿入したNCデータを、生成する手段と、を備
    えてなる放電加工用CAD/CAM装置。
  4. 【請求項4】 加工特徴位置で所定のNCコードを出力
    するか否かを切換える手段を備えてなる請求項1に記載
    の放電加工用CAD/CAM装置。
  5. 【請求項5】 形状特徴位置で所定のNCコードを出力
    するか否かを切換える手段を備えてなる請求項2に記載
    の放電加工用CAD/CAM装置。
  6. 【請求項6】 NCデータ内の特定の位置で所定のNC
    コードを出力するか否かを切換える手段を備えてなる請
    求項3に記載の放電加工用CAD/CAM装置。
  7. 【請求項7】 NCコードに個別名称を付け、NCコー
    ドと個別名称とを対応付けたNCコード列一覧表として
    登録する手段と、この手段にて登録されたNCコードを
    入力表の入力項目に入力する際、登録されたNCコード
    列一覧表を同時参照する手段と、この手段にて参照され
    ているNCコード列一覧表の中から所望する個別名称が
    選択された際、その選択されたNCコードを上記入力表
    の入力項目に取込む手段と、を有することを特徴とする
    請求項1〜6の何れかに記載の放電加工用CAD/CA
    M装置。
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