JP2853181B2 - 変速機の歯車打音防止装置 - Google Patents
変速機の歯車打音防止装置Info
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- JP2853181B2 JP2853181B2 JP1170299A JP17029989A JP2853181B2 JP 2853181 B2 JP2853181 B2 JP 2853181B2 JP 1170299 A JP1170299 A JP 1170299A JP 17029989 A JP17029989 A JP 17029989A JP 2853181 B2 JP2853181 B2 JP 2853181B2
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- JP
- Japan
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- speed
- shift
- reverse
- gear train
- gear
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/302—Final output mechanisms for reversing
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は変速機の歯車打音防止装置に係り、特に選
択摺動式の後進用歯車列のシフト操作時の歯車打音を防
止し得る変速機の歯車打音防止装置に関する。
択摺動式の後進用歯車列のシフト操作時の歯車打音を防
止し得る変速機の歯車打音防止装置に関する。
内燃機関等の原動機を搭載した車両等にあっては、原
動機の発生する駆動力を運転状態に応じて所要に取り出
すために、変速機を備えている。変速機には、歯車式や
ベルト式のもの、あるいは流体継手を利用したもの等が
あり、駆動力の伝達損失の少ない歯車式の変速機が多用
されている。この歯車式の変速機は、通常、前進走行中
におけるシフト操作を迅速且つ容易に行うべく、複数段
の同期噛合式の前進用歯車列たる1速歯車列〜4速歯車
列あるいは1速歯車列〜5速歯車列を設けるとともに、
車両が停止した状態でシフト操作が行われることを考慮
して、単一の選択摺動式の後進用歯車列たるリバース歯
車列を設けている。
動機の発生する駆動力を運転状態に応じて所要に取り出
すために、変速機を備えている。変速機には、歯車式や
ベルト式のもの、あるいは流体継手を利用したもの等が
あり、駆動力の伝達損失の少ない歯車式の変速機が多用
されている。この歯車式の変速機は、通常、前進走行中
におけるシフト操作を迅速且つ容易に行うべく、複数段
の同期噛合式の前進用歯車列たる1速歯車列〜4速歯車
列あるいは1速歯車列〜5速歯車列を設けるとともに、
車両が停止した状態でシフト操作が行われることを考慮
して、単一の選択摺動式の後進用歯車列たるリバース歯
車列を設けている。
このような変速機にあっては、リバースアイドラ歯車
を指示するリバースアイドラ軸を介して5速歯車列の変
速を行わせることにより、シフト部分の構造を小とし、
全体にコンパクトにするもの(特開昭56−134666号公
報)や、シフタによって選択されているシフトフォーク
を中立位置から少許偏位可能にした中立チェック機構
と、変速機が中立状態の時にシフタまたはシフタを操作
する部材に係合して偏位させ偏位機構とを設け、変速機
が中立状態の時に偏位機構によってシフトフォークを偏
位させ、シンクロナイザリングを変速歯車に摩擦接触さ
せ、シフト及びセレクト操作を円滑にして中立状態にお
けるエンジンの回転変動によって生ずる歯車打音(歯車
のバックラッシュによる騒音)の発生を防止するもの
(特開昭56−105150号公報)等が開示されている。
を指示するリバースアイドラ軸を介して5速歯車列の変
速を行わせることにより、シフト部分の構造を小とし、
全体にコンパクトにするもの(特開昭56−134666号公
報)や、シフタによって選択されているシフトフォーク
を中立位置から少許偏位可能にした中立チェック機構
と、変速機が中立状態の時にシフタまたはシフタを操作
する部材に係合して偏位させ偏位機構とを設け、変速機
が中立状態の時に偏位機構によってシフトフォークを偏
位させ、シンクロナイザリングを変速歯車に摩擦接触さ
せ、シフト及びセレクト操作を円滑にして中立状態にお
けるエンジンの回転変動によって生ずる歯車打音(歯車
のバックラッシュによる騒音)の発生を防止するもの
(特開昭56−105150号公報)等が開示されている。
ところで、変速機の前進用歯車列には、前進走行中に
おけるシフト操作を迅速且つ容易に行うべく同期噛合機
構を設けているが、後進用歯車列たるリバース歯車列に
は、車両が停止した状態でリバース歯車列のシフト操作
が行わることを考慮して同期噛合機構を設けていない場
合が多い。このため、リバース歯車列のシフト操作時、
特にクラッチを離脱させた直後の素早いリバース歯車列
のシフト操作時に、リバース歯車列に歯車打音を発生
し、また、チャンファ部に摩耗を生じさせるとともに欠
損を生じさせ、耐久性が損なわれるという問題があつ
た。
おけるシフト操作を迅速且つ容易に行うべく同期噛合機
構を設けているが、後進用歯車列たるリバース歯車列に
は、車両が停止した状態でリバース歯車列のシフト操作
が行わることを考慮して同期噛合機構を設けていない場
合が多い。このため、リバース歯車列のシフト操作時、
特にクラッチを離脱させた直後の素早いリバース歯車列
のシフト操作時に、リバース歯車列に歯車打音を発生
し、また、チャンファ部に摩耗を生じさせるとともに欠
損を生じさせ、耐久性が損なわれるという問題があつ
た。
このような問題を解消するものとして、リバース歯車
列のシフト操作時に、前進段のフォーク軸を押して前進
用歯車列の同期噛合機構によってカウンタ歯車を出力軸
の回転に同期させ、簡単にリバース歯車列の同期を得る
とともに、リバース歯車列のシフト操作時にギヤ鳴りを
生ずることなく、スムーズにシフトさせるもの(特開昭
57−137747号公報等)等に開示のものがある。
列のシフト操作時に、前進段のフォーク軸を押して前進
用歯車列の同期噛合機構によってカウンタ歯車を出力軸
の回転に同期させ、簡単にリバース歯車列の同期を得る
とともに、リバース歯車列のシフト操作時にギヤ鳴りを
生ずることなく、スムーズにシフトさせるもの(特開昭
57−137747号公報等)等に開示のものがある。
しかしながら、この公報に開示のものは、リバース歯
車列のシフト操作時に前進用歯車列の同期噛合機構を作
動させる手段を設けているため、構造の複雑化を招いて
コストが上昇するという不都合があった。
車列のシフト操作時に前進用歯車列の同期噛合機構を作
動させる手段を設けているため、構造の複雑化を招いて
コストが上昇するという不都合があった。
そこでこの発明の目的は、選択摺動式の後進用歯車列
のシフト操作時の歯車打音を防止し得て、また、簡単な
構造によりコストの低減を果し得る変速機の歯車打音防
止装置を実現することにある。
のシフト操作時の歯車打音を防止し得て、また、簡単な
構造によりコストの低減を果し得る変速機の歯車打音防
止装置を実現することにある。
この目的を達成するためにこの発明は、複数段の同期
噛合式の前進用歯車列と単一の選択摺動式の後進用歯車
列とを備えた変速機において、前記選択摺動式の後進用
歯車列のシフト操作初期には前記変速機の入力軸の回転
を停止すべく前記複数段の同期噛合式の前進用歯車列に
設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリーブにシフ
トフォークを押圧させる押圧力を付与するとともに前記
選択摺動式の後進用歯車列のシフト操作終期には前記変
速機の入力軸の回転を許容すべく前記同期噛合機構のい
ずれか一の切換スリーブにシフトフオークを押圧させる
押圧力の付与を解除する押圧手段を設けたことを特徴と
する。
噛合式の前進用歯車列と単一の選択摺動式の後進用歯車
列とを備えた変速機において、前記選択摺動式の後進用
歯車列のシフト操作初期には前記変速機の入力軸の回転
を停止すべく前記複数段の同期噛合式の前進用歯車列に
設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリーブにシフ
トフォークを押圧させる押圧力を付与するとともに前記
選択摺動式の後進用歯車列のシフト操作終期には前記変
速機の入力軸の回転を許容すべく前記同期噛合機構のい
ずれか一の切換スリーブにシフトフオークを押圧させる
押圧力の付与を解除する押圧手段を設けたことを特徴と
する。
この発明の構成によれば、押圧手段によって、選択摺
動式の後進用歯車列のシフト操作初期には、同期噛合式
の前進用歯車列に設けた同期噛合機構のいずれかの一の
切換スリーブにシフトフォークを押圧させて、変速機の
入力軸の回転を停止させる。また、選択摺動式の後進用
歯車列のシフト操作終期には、同期噛合式の前進用歯車
列に設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリーブに
シフトフォークを押圧させず、変速機の入力軸の回転を
許容する。
動式の後進用歯車列のシフト操作初期には、同期噛合式
の前進用歯車列に設けた同期噛合機構のいずれかの一の
切換スリーブにシフトフォークを押圧させて、変速機の
入力軸の回転を停止させる。また、選択摺動式の後進用
歯車列のシフト操作終期には、同期噛合式の前進用歯車
列に設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリーブに
シフトフォークを押圧させず、変速機の入力軸の回転を
許容する。
次にこの発明の実施例を図に基づいで詳細に説明す
る。
る。
第1〜4図は、この発明の実施例を示すものである。
第1図において、2は変速機である。変速機2は、ケ
ース4内にメイン軸たる入力軸6とカウンタ軸8とを軸
支している。入力軸6とカウンタ軸8とには、同期噛合
式の前進用歯車列である1速歯車列10〜5速歯車列18が
設けられるとともに、選択摺動式の後進用歯車であるリ
バース歯車列20が設けられている。
ース4内にメイン軸たる入力軸6とカウンタ軸8とを軸
支している。入力軸6とカウンタ軸8とには、同期噛合
式の前進用歯車列である1速歯車列10〜5速歯車列18が
設けられるとともに、選択摺動式の後進用歯車であるリ
バース歯車列20が設けられている。
前記1速歯車列10は、入力軸6に固定されたメイン1
速歯車10mとカウンタ軸8に軸支されたカウンタ1速歯
車10cとからなる。2速歯車列12は、入力軸6に固設さ
れたメイン2速歯車12mとカウンタ軸8に軸支されたカ
ウンタ2速歯車12cとからなる。3速歯車列14は、入力
軸6に軸支されたメイン3速歯車14mとカウンタ軸8に
固設されたカウンタ3速歯車14cとからなる。4速歯車
列16は、入力軸6に軸支されたメイン4速歯車16mとカ
ウンタ軸8に固設されたカウンタ4速歯車16cとからな
る。5速歯車列18は、入力軸6に軸支されたメイン5速
歯車18mとカウンタ軸8に固設されたカウンタ5速歯車1
8cとからなる。また、リバース歯車列20は、入力軸6に
固設されたメインリバース歯車20mとカウンタ軸8側に
固設されたカウンタリバース歯車20cとリバースアイド
ラ歯車20iとからなる。リバースアイドラ歯車20iは、リ
バースアイドラ歯車軸22に軸支されている。
速歯車10mとカウンタ軸8に軸支されたカウンタ1速歯
車10cとからなる。2速歯車列12は、入力軸6に固設さ
れたメイン2速歯車12mとカウンタ軸8に軸支されたカ
ウンタ2速歯車12cとからなる。3速歯車列14は、入力
軸6に軸支されたメイン3速歯車14mとカウンタ軸8に
固設されたカウンタ3速歯車14cとからなる。4速歯車
列16は、入力軸6に軸支されたメイン4速歯車16mとカ
ウンタ軸8に固設されたカウンタ4速歯車16cとからな
る。5速歯車列18は、入力軸6に軸支されたメイン5速
歯車18mとカウンタ軸8に固設されたカウンタ5速歯車1
8cとからなる。また、リバース歯車列20は、入力軸6に
固設されたメインリバース歯車20mとカウンタ軸8側に
固設されたカウンタリバース歯車20cとリバースアイド
ラ歯車20iとからなる。リバースアイドラ歯車20iは、リ
バースアイドラ歯車軸22に軸支されている。
前記1速歯車列10と2速歯車列12との間には、1速・
2速用同期噛合機構24が設けられている。3速歯車列14
と4速歯車列16との間には、3速・4速用同期噛合機構
26が設けられている。5速歯車列18には、5速用同期噛
合機構28が設けられている。また、リバース歯車列20に
は、選択摺動式のリバース噛合機構30が設けられてい
る。
2速用同期噛合機構24が設けられている。3速歯車列14
と4速歯車列16との間には、3速・4速用同期噛合機構
26が設けられている。5速歯車列18には、5速用同期噛
合機構28が設けられている。また、リバース歯車列20に
は、選択摺動式のリバース噛合機構30が設けられてい
る。
前記変速機2は、前記各歯車列10〜20を走行条件に応
じて切換え、終減速歯車列32から差動機構34を介して図
示しない駆動車輪を駆動する。
じて切換え、終減速歯車列32から差動機構34を介して図
示しない駆動車輪を駆動する。
前記変速機2の各歯車列10〜20を切換える変速機構36
は、第2・3図に示す如く、シフトレバーによりコント
ロール軸(図示せず)を介してシフトアンドセレクト軸
38を軸方向及び周方向に移動させる。このシフトアンド
セレクト軸38には、シフトアンドセレクトレバー40が設
けられている。このシフトアンドセレクトレバー40は、
シフトアンドセレクト軸38の軸方向移動により、1速・
2速シフト軸42に設けた1速・2速シフトヨーク44と、
3速・4速シフト軸46に設けた3速・4速シフトヨーク
48と、5速・リバースシフト軸50に設けた5速・リバー
スシフトヨーク52と、に選択的に係合する。なお、符号
54は、5速・リバースガイド軸である。
は、第2・3図に示す如く、シフトレバーによりコント
ロール軸(図示せず)を介してシフトアンドセレクト軸
38を軸方向及び周方向に移動させる。このシフトアンド
セレクト軸38には、シフトアンドセレクトレバー40が設
けられている。このシフトアンドセレクトレバー40は、
シフトアンドセレクト軸38の軸方向移動により、1速・
2速シフト軸42に設けた1速・2速シフトヨーク44と、
3速・4速シフト軸46に設けた3速・4速シフトヨーク
48と、5速・リバースシフト軸50に設けた5速・リバー
スシフトヨーク52と、に選択的に係合する。なお、符号
54は、5速・リバースガイド軸である。
前記1速・2速シフト軸42と3速・4速シフト軸46と
5速・リバースシフト軸50とには、夫々1速・2速シフ
トフォーク56と3速・4速シフトフォーク58と5速シフ
トフォーク60とリバースシフトアーム62とが設けられて
いる。
5速・リバースシフト軸50とには、夫々1速・2速シフ
トフォーク56と3速・4速シフトフォーク58と5速シフ
トフォーク60とリバースシフトアーム62とが設けられて
いる。
前記1速・2速シフトフォーク56は、1速・2速フォ
ーク係合部64を前記1速・2速用同期噛合機構24の1速
・2速切換スリーブ66の1速・2速スリーブ溝6に係合
している。この1速・2速切換スリーブ66は、カウンタ
軸8に固設された1速・2速スリーブハブ70に軸方向移
動可能に係合されている。また、この1速・2速切換ス
リーブ66には、前記カウンタリバース歯車20cが設けら
れている。
ーク係合部64を前記1速・2速用同期噛合機構24の1速
・2速切換スリーブ66の1速・2速スリーブ溝6に係合
している。この1速・2速切換スリーブ66は、カウンタ
軸8に固設された1速・2速スリーブハブ70に軸方向移
動可能に係合されている。また、この1速・2速切換ス
リーブ66には、前記カウンタリバース歯車20cが設けら
れている。
前記3速・4速シフトフォーク58は、3速・4速フォ
ーク係合部72を前記3速・4速用同期噛合機構26の3速
・4速切換スリーブ74の3速・4速スリーブ溝76に係合
している。この3速・4速切換スリーブ74は、入力軸6
に固設された3速・4速スリーブハブ78に軸方向移動可
能に係合されている。
ーク係合部72を前記3速・4速用同期噛合機構26の3速
・4速切換スリーブ74の3速・4速スリーブ溝76に係合
している。この3速・4速切換スリーブ74は、入力軸6
に固設された3速・4速スリーブハブ78に軸方向移動可
能に係合されている。
前記5速シフトフォーク60は、5速フォーク係合部80
を5速用同期噛合機構28の5速切換スリーブ82の5速ス
リーブ溝84に係合している。この5速切換スリーブ82
は、入力軸6に固設された5速スリーブハブ86に軸方向
移動可能に係合されている。
を5速用同期噛合機構28の5速切換スリーブ82の5速ス
リーブ溝84に係合している。この5速切換スリーブ82
は、入力軸6に固設された5速スリーブハブ86に軸方向
移動可能に係合されている。
また、前記リバースシフトアーム62は、リバースアー
ム係合部88をリバースシフトレバー90のリバースレバー
係合孔92に係合するとともに、このリバースシフトレバ
ー90のリバースレバー係合部94をリバース噛合機構30の
リバーススリーブ96のスリーブ溝98に係合している。つ
まり、リバースシフトアーム62は、リバースシフトレバ
ー90を介してリバーススリーブ96に係合されている。こ
のリバーススリーブ96は、リバースアイドラギヤ20iに
一体的に設けられている。
ム係合部88をリバースシフトレバー90のリバースレバー
係合孔92に係合するとともに、このリバースシフトレバ
ー90のリバースレバー係合部94をリバース噛合機構30の
リバーススリーブ96のスリーブ溝98に係合している。つ
まり、リバースシフトアーム62は、リバースシフトレバ
ー90を介してリバーススリーブ96に係合されている。こ
のリバーススリーブ96は、リバースアイドラギヤ20iに
一体的に設けられている。
これにより、シフトアンドセレクト軸38の軸方向移動
により1速・2速シフトヨーク44と3速・4速シフトヨ
ーク48と5速・リバースシフトヨーク52とにシフトアン
ドセレクトレバー40を選択的に係合させ、シフトアンド
セレクト軸38の周方向移動により1速・2速シフト軸42
と3速・4速シフト軸46と5速シフト軸50とのいずれか
一を軸方向に移動させ、1速・2速シフトフォーク56と
3速・4速シフトフォーク58と5速シフトフォーク60と
リバースシフトアーム62とのいずれか一を介して1速・
2速切換スリーブ66と3速・4速切換スリーブ74と5速
切換スリーブ82とリバーススリーブ96とのいずれか一に
より同期噛合式1速歯車列10〜5速歯車列18あるいは選
択摺動式のリバース歯車列20を選択的に噛合させる。
により1速・2速シフトヨーク44と3速・4速シフトヨ
ーク48と5速・リバースシフトヨーク52とにシフトアン
ドセレクトレバー40を選択的に係合させ、シフトアンド
セレクト軸38の周方向移動により1速・2速シフト軸42
と3速・4速シフト軸46と5速シフト軸50とのいずれか
一を軸方向に移動させ、1速・2速シフトフォーク56と
3速・4速シフトフォーク58と5速シフトフォーク60と
リバースシフトアーム62とのいずれか一を介して1速・
2速切換スリーブ66と3速・4速切換スリーブ74と5速
切換スリーブ82とリバーススリーブ96とのいずれか一に
より同期噛合式1速歯車列10〜5速歯車列18あるいは選
択摺動式のリバース歯車列20を選択的に噛合させる。
このように、複数段の同期噛合式の前進用歯車列たる
1速歯車列10〜5速歯車列18と単一の選択摺動式の後進
用歯車列たるリバース歯車列20とを備えた変速機2にお
いて、歯車打音防止装置として、前記選択摺動式のリバ
ース歯車列20のシフト操作初期には前記変速機2の入力
軸6の回転を停止すべく前記複数段の同期噛合式の1速
歯車列10〜5速歯車列18に設けた同期噛合機構24・26・
28のいずれか一の切換スリーブ66・74・82にシフトフォ
ーク56・58・60を押圧させる押圧力を付与するととも
に、前記選択摺動式のリバース歯車列20のシフト操作終
期には前記変速機2の入力軸6の回転を許容すべく前記
同期噛合機構24・26・28のいずれか一の切換スリーブ66
・74・82にシフトフォーク56・58・60を押圧させる押圧
力の付与を解除する押圧手段100を設けている。
1速歯車列10〜5速歯車列18と単一の選択摺動式の後進
用歯車列たるリバース歯車列20とを備えた変速機2にお
いて、歯車打音防止装置として、前記選択摺動式のリバ
ース歯車列20のシフト操作初期には前記変速機2の入力
軸6の回転を停止すべく前記複数段の同期噛合式の1速
歯車列10〜5速歯車列18に設けた同期噛合機構24・26・
28のいずれか一の切換スリーブ66・74・82にシフトフォ
ーク56・58・60を押圧させる押圧力を付与するととも
に、前記選択摺動式のリバース歯車列20のシフト操作終
期には前記変速機2の入力軸6の回転を許容すべく前記
同期噛合機構24・26・28のいずれか一の切換スリーブ66
・74・82にシフトフォーク56・58・60を押圧させる押圧
力の付与を解除する押圧手段100を設けている。
この実施例においては、リバース歯車列20のシフト操
作初期には3速・4速用同期噛合機構26の3速・4速切
換スリーブ74に3速・4速シフトフオーク58を押圧させ
る押圧力を付与するとともに、リバース歯車列20のシフ
ト操作終期には3速・4速切換スリーブ74に3速・4速
シフトフォーク58を押圧させる押圧力の付与を解除する
押圧手段100を設けている。
作初期には3速・4速用同期噛合機構26の3速・4速切
換スリーブ74に3速・4速シフトフオーク58を押圧させ
る押圧力を付与するとともに、リバース歯車列20のシフ
ト操作終期には3速・4速切換スリーブ74に3速・4速
シフトフォーク58を押圧させる押圧力の付与を解除する
押圧手段100を設けている。
この押圧手段100は、第2・3図に示す如く、5速・
リバースシフトヨーク52側に押圧部102を設けるととも
に、3速・4速シフトフォーク58に被押圧部104を設け
ている。押圧部102は、5速・リバースシフトヨーク52
に一端側を連絡するとともに他端側を3速・4速シフト
フォーク58部位に延長位置させた連絡部材106の前記他
端側に設けられている。この押圧部102は、第4図に示
す如く、連絡部材106の他端側に設けた本体108と、この
本体108に前記3速・4速シフトフォーク58方向に向っ
て摺動可能に保持された押圧体110と、この押圧体110を
前記3速・4速シフトフォーク58方向に押進させる押圧
ばね112と、から構成される。
リバースシフトヨーク52側に押圧部102を設けるととも
に、3速・4速シフトフォーク58に被押圧部104を設け
ている。押圧部102は、5速・リバースシフトヨーク52
に一端側を連絡するとともに他端側を3速・4速シフト
フォーク58部位に延長位置させた連絡部材106の前記他
端側に設けられている。この押圧部102は、第4図に示
す如く、連絡部材106の他端側に設けた本体108と、この
本体108に前記3速・4速シフトフォーク58方向に向っ
て摺動可能に保持された押圧体110と、この押圧体110を
前記3速・4速シフトフォーク58方向に押進させる押圧
ばね112と、から構成される。
また、前記被押圧部104は、3速・4速シフトフォー
ク58の3速・4速フォーク係合部72と反対側の部位に設
けられている。この被押圧部104は、3速・4速シフト
フォーク58の幅方向のメイン3速歯車14m側からメイン
4速歯車16m側に向って順次に、前記押圧体110側に向っ
て漸次突出させた上昇傾斜面を有する第1被押圧面114
と、この第1被押圧面114に連続して前記押圧体110側に
突出させることなく平行面を有する第2被押圧面116
と、この第2被押圧面116に連続して前記押圧体110側か
ら離間するように漸次窪ませた下降傾斜面を有する第3
被押圧面118と、から構成される。これら第1〜3被押
圧面114〜118によって、リバース歯車列20のシフト操作
初期には押圧体110の先端120を押圧ばね112に抗して漸
次引退させて3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シ
フトフォーク58を押圧させる押圧力を付与し、また、リ
バース歯車列20のシフト操作終期には押圧体110の先端1
20を押圧ばね112により漸次押進させて3速・4速切換
スリーブ74に3速・4速シフトフォーク58を押圧させる
押圧力の付与を解除する。
ク58の3速・4速フォーク係合部72と反対側の部位に設
けられている。この被押圧部104は、3速・4速シフト
フォーク58の幅方向のメイン3速歯車14m側からメイン
4速歯車16m側に向って順次に、前記押圧体110側に向っ
て漸次突出させた上昇傾斜面を有する第1被押圧面114
と、この第1被押圧面114に連続して前記押圧体110側に
突出させることなく平行面を有する第2被押圧面116
と、この第2被押圧面116に連続して前記押圧体110側か
ら離間するように漸次窪ませた下降傾斜面を有する第3
被押圧面118と、から構成される。これら第1〜3被押
圧面114〜118によって、リバース歯車列20のシフト操作
初期には押圧体110の先端120を押圧ばね112に抗して漸
次引退させて3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シ
フトフォーク58を押圧させる押圧力を付与し、また、リ
バース歯車列20のシフト操作終期には押圧体110の先端1
20を押圧ばね112により漸次押進させて3速・4速切換
スリーブ74に3速・4速シフトフォーク58を押圧させる
押圧力の付与を解除する。
次に作用を説明する。
リバース歯車20のシフト操作時には、先ずシフトアン
ドセレクト軸38の軸方向移動によりシフトアンドセレク
トレバー40を5速・リバースシフトヨーク52に係合さ
せ、次いで、シフトアンドセレクト軸38の周方向移動に
よりシフトアンドセレクトレバー40を介して5速・リバ
ースシフトヨーク52を第3図において左方向(矢印A方
向)に移動させる。
ドセレクト軸38の軸方向移動によりシフトアンドセレク
トレバー40を5速・リバースシフトヨーク52に係合さ
せ、次いで、シフトアンドセレクト軸38の周方向移動に
よりシフトアンドセレクトレバー40を介して5速・リバ
ースシフトヨーク52を第3図において左方向(矢印A方
向)に移動させる。
この5速・リバースシフトヨーク52の左方向(矢印A
方向)への移動により5速・リバースシフト軸50が左方
向(矢印A方向)に移動されると、リバースシフトアー
ム62が左方向(矢印A方向)に移動されることによりリ
バースシフトレバー90を介してリバーススリーブ96が第
1図において左方向(矢印A方向)に移動され、リバー
スアイドラ歯車20iを第1図の2点鎖線で示す位置に移
動させてメインリバース歯車20mとカウンタリバース歯
車20cとに噛合させる。
方向)への移動により5速・リバースシフト軸50が左方
向(矢印A方向)に移動されると、リバースシフトアー
ム62が左方向(矢印A方向)に移動されることによりリ
バースシフトレバー90を介してリバーススリーブ96が第
1図において左方向(矢印A方向)に移動され、リバー
スアイドラ歯車20iを第1図の2点鎖線で示す位置に移
動させてメインリバース歯車20mとカウンタリバース歯
車20cとに噛合させる。
このリバース歯車列20のシフト操作によって、5速・
リバースシフトヨーク52の第3図における左方向(矢印
A方向)への移動に伴い押圧手段100の押圧部102が左方
向(矢印A方向)に移動され、被押圧部104を押圧す
る。
リバースシフトヨーク52の第3図における左方向(矢印
A方向)への移動に伴い押圧手段100の押圧部102が左方
向(矢印A方向)に移動され、被押圧部104を押圧す
る。
即ち、リバース歯車列20のシフト操作初期には、第4
図に実線で示す如く、押圧部102の左方向(矢印A方
向)への移動により、押圧体110の先端120が押圧ばね11
2により押圧部104の上昇傾斜面を有する第1被押圧面11
4に漸次強く押圧され、3速・4速切換スリーブ74に3
速・4速シフトフォーク58を押圧させる押圧力を漸次増
大させて付与する。このため、3速・4速切換スリーブ
74は、入力軸6に固設された3速・4速スリーブハブ78
に押圧され、入力軸6の回転を停止する。
図に実線で示す如く、押圧部102の左方向(矢印A方
向)への移動により、押圧体110の先端120が押圧ばね11
2により押圧部104の上昇傾斜面を有する第1被押圧面11
4に漸次強く押圧され、3速・4速切換スリーブ74に3
速・4速シフトフォーク58を押圧させる押圧力を漸次増
大させて付与する。このため、3速・4速切換スリーブ
74は、入力軸6に固設された3速・4速スリーブハブ78
に押圧され、入力軸6の回転を停止する。
次いで、シフト操作中期には、第4図に破線で示す如
く、押圧部102の左方向(矢印A方向)への移動によ
り、押圧体110の先端120が押圧ばね112により被押圧部1
04の平行面を有する第2被押圧面116に一定の押圧力で
押圧され、3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフ
トフォーク58を押圧させる最大の押圧力を付与し、入力
軸6の回転を停止した状態に維持する。この間に、リバ
ースアイドラ歯車20iは、まずメインアイドラ歯車20mに
噛合を開始し、次いでカウンタアイドラ歯車20eに噛合
を開始する。
く、押圧部102の左方向(矢印A方向)への移動によ
り、押圧体110の先端120が押圧ばね112により被押圧部1
04の平行面を有する第2被押圧面116に一定の押圧力で
押圧され、3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフ
トフォーク58を押圧させる最大の押圧力を付与し、入力
軸6の回転を停止した状態に維持する。この間に、リバ
ースアイドラ歯車20iは、まずメインアイドラ歯車20mに
噛合を開始し、次いでカウンタアイドラ歯車20eに噛合
を開始する。
そして、シフト操作終期には、第4図に2点鎖線で示
す如く、押圧部102の左方向(矢印A方向)への移動に
より、押圧体110の先端120が押圧ばね112により被押圧
部104の下降傾斜面を有する第3被押圧面に漸次弱く押
圧され、3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフト
フォーク58を押圧させる押圧力を漸次減少させて付与
し、終には押圧力の付与を解除する。これにより、3速
・4速切換スリーブ74は、3速・4速スリーブハブ78に
押圧されず、入力軸6の回転を許容する。また、このと
き、リバースアイドラ歯車20iは、メインリバース歯車2
0m及びカウンタリバース歯車20cに噛合されており、シ
フト操作が完了されている。
す如く、押圧部102の左方向(矢印A方向)への移動に
より、押圧体110の先端120が押圧ばね112により被押圧
部104の下降傾斜面を有する第3被押圧面に漸次弱く押
圧され、3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフト
フォーク58を押圧させる押圧力を漸次減少させて付与
し、終には押圧力の付与を解除する。これにより、3速
・4速切換スリーブ74は、3速・4速スリーブハブ78に
押圧されず、入力軸6の回転を許容する。また、このと
き、リバースアイドラ歯車20iは、メインリバース歯車2
0m及びカウンタリバース歯車20cに噛合されており、シ
フト操作が完了されている。
このように押圧手段100によって、選択摺動式のリバ
ース歯車列20のシフト操作初期には、3速・4速用同期
噛合機構26の3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シ
フトフォーク58を押圧させて、変速機2の入力軸6の回
転を停止させる。また、選択摺動式のリバース歯車列20
のシフト操作終期には、3速・4速用同期噛合機構26の
3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフトフォーク
58を押圧させず、変速機2の入力軸6の回転を許容す
る。
ース歯車列20のシフト操作初期には、3速・4速用同期
噛合機構26の3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シ
フトフォーク58を押圧させて、変速機2の入力軸6の回
転を停止させる。また、選択摺動式のリバース歯車列20
のシフト操作終期には、3速・4速用同期噛合機構26の
3速・4速切換スリーブ74に3速・4速シフトフォーク
58を押圧させず、変速機2の入力軸6の回転を許容す
る。
このため、選択摺動式のリバース歯車列20のシフト操
作時に、変速機2の入力軸6の回転を停止することがで
き、歯車打音を防止することができる。また、押圧手段
100は、前進用の3速・4速用同期噛合機構26の3速・
4速切換スリーブ74に係合する3速・4速シフトフォー
ク58を利用しているため、構造の複雑化を招くこともな
く、簡単な構造によりコストの低減を果すことができ、
さらに、全長が長くなることもなく、短くすることがで
きる。
作時に、変速機2の入力軸6の回転を停止することがで
き、歯車打音を防止することができる。また、押圧手段
100は、前進用の3速・4速用同期噛合機構26の3速・
4速切換スリーブ74に係合する3速・4速シフトフォー
ク58を利用しているため、構造の複雑化を招くこともな
く、簡単な構造によりコストの低減を果すことができ、
さらに、全長が長くなることもなく、短くすることがで
きる。
このように、この発明によれば、押圧手段によって、
選択摺動式の後進用歯車列のシフト操作初期には、同期
噛合式の前進用歯車列に設けた同期噛合機構のいずれか
一の切換スリーブにシフトフォークを押圧させて、変速
機の入力軸の回転を停止させる。また、選択摺動式の後
進用歯車列のシフト操作終期には、同期噛合式の前進用
歯車列に設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリー
ブにシフトフォークを押圧させず、変速機の入力軸の回
転を許容する。
選択摺動式の後進用歯車列のシフト操作初期には、同期
噛合式の前進用歯車列に設けた同期噛合機構のいずれか
一の切換スリーブにシフトフォークを押圧させて、変速
機の入力軸の回転を停止させる。また、選択摺動式の後
進用歯車列のシフト操作終期には、同期噛合式の前進用
歯車列に設けた同期噛合機構のいずれか一の切換スリー
ブにシフトフォークを押圧させず、変速機の入力軸の回
転を許容する。
このため、この発明によれば、選択摺動式の後進用歯
車列のシフト操作時に、変速機の入力軸の回転を停止し
得て、歯車打音を防止することができる。また、押圧手
段は、前進用歯車列の同期噛合機構の切換スリーブに係
合するシフトフォークを利用しているため、構造の複雑
化を招くこともなく、簡単な構造によりコストの低減を
果すことができ、全長を短くすることができる。
車列のシフト操作時に、変速機の入力軸の回転を停止し
得て、歯車打音を防止することができる。また、押圧手
段は、前進用歯車列の同期噛合機構の切換スリーブに係
合するシフトフォークを利用しているため、構造の複雑
化を招くこともなく、簡単な構造によりコストの低減を
果すことができ、全長を短くすることができる。
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図は変速機
の歯車列の断面図、第2図は変速機構の側面図、第3図
は変速機構の平面図、第4図は歯車打音防止装置の押圧
手段の拡大断面図である。 図において、2は変速機、6は入力軸、8はカウンタ
軸、10は1速歯車列、12は2速歯車列、14は3速歯車
列、16は4速歯車列、18は5速歯車列、20はリバース歯
車列、20mはメインリバース歯車、20cはカウンタリバー
ス歯車、20iはリバースアイドラ歯車、24は1速・2速
用同期噛合機構、26は3速・4速用同期噛合機構、28は
5速用同期噛合機構、30はリバース噛合機構、100は押
圧手段、102は押圧部、104は被押圧部である。
の歯車列の断面図、第2図は変速機構の側面図、第3図
は変速機構の平面図、第4図は歯車打音防止装置の押圧
手段の拡大断面図である。 図において、2は変速機、6は入力軸、8はカウンタ
軸、10は1速歯車列、12は2速歯車列、14は3速歯車
列、16は4速歯車列、18は5速歯車列、20はリバース歯
車列、20mはメインリバース歯車、20cはカウンタリバー
ス歯車、20iはリバースアイドラ歯車、24は1速・2速
用同期噛合機構、26は3速・4速用同期噛合機構、28は
5速用同期噛合機構、30はリバース噛合機構、100は押
圧手段、102は押圧部、104は被押圧部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−137747(JP,A) 特開 昭56−134666(JP,A) 特開 昭54−98451(JP,A) 特開 昭56−105150(JP,A) 特開 昭59−9318(JP,A) 特開 昭62−83533(JP,A) 実開 昭59−181359(JP,U) 実開 平1−156344(JP,U) 実開 昭59−132916(JP,U) 実開 昭64−10822(JP,U) 実開 昭56−133158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 63/30 F16H 3/00 - 3/42
Claims (1)
- 【請求項1】複数段の同期噛合式の前進用歯車列と単一
の選択摺動式の後進用歯車列とを備えた変速機におい
て、前記選択摺動式の後進用歯車列のシフト操作初期に
は前記変速機の入力軸の回転を停止すべく前記複数段の
同期噛合式の前進用歯車列に設けた同期噛合機構のいず
れか一の切換スリーブにシフトフォークを押圧させる押
圧力を付与するとともに前記選択摺動式の後進用歯車列
のシフト操作終期には前記変速機の入力軸の回転を許容
すべく前記同期噛合機構のいずれか一の切換スリーブに
シフトフオークを押圧させる押圧力の付与を解除する押
圧手段を設けたことを特徴とする変速機の歯車打音防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170299A JP2853181B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 変速機の歯車打音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170299A JP2853181B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 変速機の歯車打音防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337457A JPH0337457A (ja) | 1991-02-18 |
JP2853181B2 true JP2853181B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=15902393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1170299A Expired - Lifetime JP2853181B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 変速機の歯車打音防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853181B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170299A patent/JP2853181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337457A (ja) | 1991-02-18 |
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