JP2852760B2 - スチーム発生装置付き整髪器 - Google Patents

スチーム発生装置付き整髪器

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JP2852760B2 JP1116699A JP11669989A JP2852760B2 JP 2852760 B2 JP2852760 B2 JP 2852760B2 JP 1116699 A JP1116699 A JP 1116699A JP 11669989 A JP11669989 A JP 11669989A JP 2852760 B2 JP2852760 B2 JP 2852760B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスチーム発生装置付き整髪器に係り、そのス
チーム発生装置に改善を加えたものである。
〔従来の技術〕
この種の整髪器としては、例えば第11図および第12図
に示すように、ブラシ等整髪体2の内部に、ヒータを内
蔵したヒータケース21を収納する一方、整髪体2の前後
長手方向の前端側に給水タンク40を取りつけ、該給水タ
ンク40から導出したフェルト等吸水体33を前記ヒータケ
ース21の外面に当接させてスチームを発生させ、整髪体
2に設けたスチーム噴出孔から噴出させるようにしたも
のがある(特開昭63-105703号公報)。
そこでは、吸水体33はヒータケース21の外面の前端21
aのみならず、その平坦形状の側面21bにも重合接当させ
てスチーム発生量の増大を図る。また、吸水体33とヒー
タケース側面21bとの重合接当面間には、整髪体2およ
びヒータケース21の前後長手方向すなわち給水方向Aと
直交する方向の溝32(スチーム流出用空間部)を前記長
手方向に所定ピッチで列設することにより、スチームが
吸水体33の表面からのみならず、その溝32内を通って吸
水体33とヒータケース側面21bとの重合面間からも外部
へ出やすくしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
髪のセットに際し、スチームは整髪体2上に巻かれる
髪全体にわたってできる限り均一に浸透させることがそ
の巻髪全体を均等に効率良く加湿軟化させるうえで望ま
しい。そのために、吸水体33から発生するスチームは整
髪体2外にこの前後長手方向(給水方向A)にわたって
むら無く均等に放出させることが好ましい。
しかし、上記のように、ヒータケース21の側面21bと
吸水体33との重合接当面間に給水方向Aと直交する方向
に溝32を設けた場合は、吸水体33はヒータケース側面21
bとの間において、溝32の無い部分ではヒータケース側
面21bと接当するヒータ接当部33aとなるためこの表面か
らスチームを発生するが、溝32の有る部分ではヒータケ
ース側面21bと接当しないヒータ非接当部33bとなるため
この表面からはスチームを発生しないことになる。つま
り、吸水体33のヒータ接当部33aがヒータ非接当部33bに
よってその前後長手方向に分断された形にあるため、吸
水体33の表面においてその前後長手方向でスチームが発
生する部分と発生しない部分とが交互に生じることにな
り、スチームを整髪体2外にその前後長手方向(給水方
向A)にわたってむら無く均等に放出させるためには相
応しくない。
また、吸水体33とヒータケース側面21bとの重合接触
領域のうちで給水タンク40に近い側の前方部分aとそれ
から遠去かる後方部分bとでスチーム発生量に多少差が
生じる傾向がみられ、つまりその前方部分aで最も多
く、後方部分bに至るに従い少なくなる傾向がある。こ
れは、スチームを発生し続けている時に、吸水体33のヒ
ータ接当部33aの半乾燥ないし乾燥に伴って、給水タン
ク40からの水が吸水体33の前方部分aから浸透移動して
後方部分bに達するまでに、その水の大部分が前方部分
aのみで加熱されてスチームとなってしまいやすいから
である。
本発明は、こうした問題を解消するためになされたも
のであり、整髪体内において吸水体のヒータケースに対
する接当構造に改善を加えることにより、スチームが整
髪体の前後長手方向(給水方向)にわたって略均等に放
出し、整髪体上の毛髪全体に対する加湿軟化の均一化、
効率化を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第1図および第2図に示すように、
スチーム発生用のヒータ20を内蔵したヒータケース21
と、その内部にヒータケース21を収容し、その外側に毛
髪を整える整髪部を有する整髪体2と、ヒータケース21
の外面上に重合接当して該ヒータケース21の前から後方
へ向けて給水する吸水体33とからなるスチーム発生装置
付き整髪器を前提とする。
そのうえで、本発明では、吸水体33が、ヒータケース
21の外面と接当するヒータ接当部33aを吸水体33の給水
方向Aに沿って連続する形に形成し、またヒータケース
21の外面との間に前記給水方向Aに沿ってスチーム流出
用空間部35を形成するとともに、該空間部35をヒータ非
接当部33bで覆うものとし、さらにスチーム流出用空間
部35の給水方向下手側端にはスチーム流出口36を設けた
ものである。また、整髪体2には、吸水体33の表面およ
びスチーム流出口36から出るスチームを整髪体2の外側
へ放出するスチーム噴出孔23を設けたものである。
〔作用〕
ヒータ20に給電すると、ヒータケース21の外面に当接
している吸水体33のヒータ接当部33aに含有している水
は加熱されてスチームとなるが、そのヒータ接当部33a
は給水方向A(前後長手方向)に沿い連続する形に設け
ているので、スチームはヒータ接当部33aの表面の給水
方向にわたって均等に発生させやすくなる。
また、このスチーム発生時、吸水体33のヒータ接当部
33aが半乾燥ないし乾燥してくると、そのヒータ接当部3
3aに沿う形のヒータ非接当部33bから水がヒータ接当部3
3aの給水方向全体にわたって途絶えることなく連続して
補給される。つまり、その補給に際しては、ヒータ非接
当部33bがヒータケース21の表面とスチーム流出用空間
部35を介して非当接状態であるため、水をヒータ接当部
33aの給水方向全長にわたって供給し続ける。
さらに、スチームはスチーム流出用空間部35内を通っ
て再加熱されながら給水方向下手側のスチーム流出口36
へ流出するため、給水方向下手側で不足がちになりやす
いスチーム発生量を補うことになり、スチームが吸水体
33の給水方向全長にわたって均一に発生することに貢献
する。
〔発明の効果〕
本発明のスチーム発生装置付き整髪器によれば、吸水
体33のヒータ接当部33aは給水方向Aに沿い連続して形
成しているので、スチームは吸水体33の給水方向全長に
わたって可及的に均等に発生させることができる。ま
た、吸水体33のヒータ非接当部33bもヒータ接当部33aと
同様に給水方向Aに沿って形成してあるので、水をその
ヒータ非接当部33bからヒータ接当部33aの給水方向全長
にわたって供給し続けることができる。さらに、ヒータ
非接当部33bで覆われるスチーム流出用空間部35は給水
方向Aに沿って形成するとともに、該空間部35の給水方
向下手側端にスチーム流出口36を設けることによって、
スチームがスチーム流出用空間部35内を通って再加熱さ
れながら給水方向下手方向へ流出するようにしてあるの
で、吸水体33の給水方向下手側でのスチーム量の不足分
を補うことができる。したがって、吸水体33から発生す
るスチームは整髪体2の前後方向(給水方向)にわたっ
て略均等に放出し、整髪体2上の毛髪全体に対して均等
にかつ効率良く加湿軟化させることができて有利であ
る。
〔実施例〕
本発明に係るスチーム発生装置付き整髪器の一実施例
を第1図ないし第5図に基づき説明する。
第2図および第3図において、この整髪器は、前後方
向に細長い筒状に形成されたグリップ兼用の本体ケース
1と、本体ケース1の前端側に備えた整髪体2とからな
る。本体ケース1の内部には温風用ヒータ3と、モータ
4およびファン5とを前後に配して収納している。本体
ケース1はその前端に吹出口6を、また電源コード7を
導出するケース後端に吸気口8をそれぞれ開口し、モー
タ4の駆動によりファン5を回転させて空気を吸気口8
から吸い込んで温風用ヒータ3で加熱するか、加熱しな
いまま吹出口6へ吹き出す。
本体ケース1の一側面上にはスイッチパネル9が装着
され、このパネル9に温風用ヒータ3およびモータ4へ
の通電を制御して、運転状態をオフからスチーム、弱温
風、強温風の順に切り換えるスライド式の電源スイッチ
10と、温風用ヒータ温度(ヒータ回路)はそのままか、
若しくは遮断して吹出風量を一気に増加させるプッシュ
式の急冷スイッチ11とを並べて配備している。
上記本体ケース1の吹出口6を有する前端には整髪体
2を着脱可能に備えている。整髪体2は、第5図に示す
ように、本体ケース1の前端に抜き差し自在に結合され
るプラスチック製の舟形状のベースホルダ12と、ベース
ホルダ12に装着される金属製の断面円弧形状のブラシベ
ース13と、ブラシベース13に装着されるブリッスル14と
からなる。
第2図において、ベースホルダ12はこの後端筒部の内
周一部に凹部15を設ける一方、本体ケース1の前端側に
着脱操作ボタン16をばね17を介して出没自在に装着し、
このボタン16の出没操作に伴い該ボタン16に一体形成し
たフック部18が前記凹部15に係脱することにより、本体
ケース1に対しベースホルダ12が着脱される。
第4図および第5図において、ブラシベース13はこの
外面にブリッスル14が嵌め込み装着される前後方向に長
い形の溝22を左右方向に所定ピッチで列設し、左右方向
中央部の溝22・22間にはスチーム噴出孔23を前後方向に
所定ピッチで列設し、左右端側の溝22・22間には風吹出
孔24を前後方向に所定ピッチで列設している。なお、ス
チーム噴出孔23から噴出するスチームはブラシベース13
上においてその前後方向により均等に拡散放出するよう
に、前後方向に所定ピッチで列設しているスチーム噴出
孔23群は前後方向に連続した帯状の拡散フェルト50で塞
がれる。
また、第4図に示すように、ブラシベース13はこの内
面側に円筒形状のヒータケース保持筒19を一体に形成し
ており、該ヒータケース保持筒19の内部は前記スチーム
噴出孔23と連通状態にあるとともに、スチーム発生用の
ヒータ20を内蔵したヒータケース21を収容する。
第4図および第5図において、ヒータ20は、ヒータホ
ルダ25と、ヒータホルダ25に保持された正特性サーミス
タからなる発熱体26と、発熱体26を挟むべくヒータホル
ダ25に保持された電極板27・27と、電極板27とヒータケ
ース21の内面との間に介装された熱良導材からなる絶縁
板28を組み合わせてなる。このヒータ20はヒータケース
21内のヒータ室に内蔵したうえで、シリコンゴム製の押
し板29およびステンレス製の押え板30を挿入し、押え板
30の後方に対応するヒータケース21の周面一部をかしめ
ることによって前記押え板30が後方へ抜け出ないように
する。
第2図および第5図において、ヒータケース21は、ア
ルミダイカスト品などの熱良導体からなり、その外径が
前方へ行くに従いヒータケース保持筒19の内径よりも漸
次細く形成されるとともに、その内部のヒータ室の前端
21aが塞がれ、後端が開口され、この後端開口から前記
ヒータ20が挿入される。
また、このヒータケース21は、その外面上の両側面21
b・21bにそれぞれリブ31と溝32を交互に並べて前後方向
に形成している。そして、その前端21aとリブ31および
溝32が、第2図および第4図に示すように、フェルト、
グラスウールマット、ロックウールマットなどの耐熱性
の繊維塊からなる帯状の吸水体33でもって覆われたうえ
で、ヒータケース保持筒19内にこの後方から圧入して収
容される。そのヒータケース21の圧入状態は、ヒータケ
ース21のリブ31および溝32より後方の外周面上に、第5
図に示すごとく前後方向に突設した別の短いリブ34をヒ
ータケース保持筒19の内面に圧接させることにより、ヒ
ータケース保持筒19内に対し保持固定される。また、ヒ
ータケース保持筒19内において、ヒータケース21は、第
4図に示すごとく吸水体33がスチーム噴出孔23とほぼ90
°位相をずらす配置関係になるように固定される。
ヒータケース21は前述のようにその側面21bのリブ31
および溝32が吸水体33で覆われるが、この覆いつけによ
って吸水体33は、リブ31に当接するヒータ接当部33a
と、溝32を覆うヒータ非接当部33bとをそれぞれ前後方
向すなわち給水方向Aに沿って連続状に形成し、またそ
のヒータ非接当部33bと溝32との間にスチーム流出用空
間部35を給水方向Aに沿う形で形成する。スチームは吸
水体33のヒータ接当部33aで発生したとき吸水体33の表
面から放出するばかりか、スチーム流出用空間部35内を
も通って再加熱されながら後方へ流れる。スチーム流出
用空間部35の後端側すなわち給水方向下手側端には吸水
体33で覆われないスチーム流出口36を形成し、ここから
もスチームが流出するようにしている。
なお、スチーム流出口36の一部には別の吸水体51を巻
きつけておいて、スチーム流出口36から未気化の水分が
流出する場合もこれを吸収して漏水防止を図っている。
第4図および第5図において、ヒータ20およびヒータ
ケース21を収容したブラシベース13はこの左右端縁13a
・13bをベースホルダ12の舟形凹部内に設けた左右の溝
部37にこの前方から差し込み嵌合することにより、ベー
スホルダ12の舟形凹部内に装着される。この装着後、第
2図に示すように、リング形状のカバー38がベースホル
ダ12の前端に嵌合装着されることによってブラシベース
13のベースホルダ12からの抜け止めが図られる。カバー
38はビス39(第5図参照)でベースホルダ12に固定され
る。
また、上記電極板27の押し板29および押え板30から後
方へ引き出されるリード線48は、第2図に示すように、
本体ケース1の内部へ導入され、前記スイッチパネル9
上に「ドライ」の位置と「スチーム」の位置の二位置に
わたってスライド自在に装着された切換スイッチ49を介
して電源コード7に接続される。
第2図において、整髪体2の前側には給水タンク40が
着脱可能に装着される。給水タンク40は透明な球形状に
形成してその表面積を可及的に少なくしながら体積(貯
水量)の増大化を図っており、また、このタンク40の球
面前部には内圧調整用のゴム弁41を装着し、その球面後
部には筒部42を後方へ一体に突設している。該筒部42の
後端開口には円筒形状の導水体ホルダ43を抜き差し自在
に挿入し、該導水体ホルダ43内には、上記吸水体33と同
一材料からなる導水体44を挿通し保持している。その導
水体ホルダ43は給水タンク40のキャップを兼用してお
り、給水タンク40内への水補給時に抜き出される。
この給水タンク40は、その筒部42を前記カバー38の貫
通孔38aにこの前方から通してヒータケース保持筒19内
の前側に抜き差し自在に挿入することにより、導水体44
が前記吸水体33に接当するようにしている。この場合、
カバー38の貫通孔38aの外側開口端には前方拡がり状の
テーパ38bを形成することによって、給水タンク40の導
水体44および筒部42が挿入し易く、また挿入後給水タン
ク40の球面後部がそのテーパ38b上で安定よく受け止め
られるようにしている。また、第5図に示すように、カ
バー38の貫通孔38aの内周には切欠部46を設ける一方、
給水タンク40の筒部42の外周に突部47を設けてこの突部
47を前記切欠部46に係合させることにより、給水タンク
40の回り止めを講じている。なお、給水タンク40の導水
体44を吸水体33に直接接当させるに代えて、図示するご
とくこれら導水体44および吸水体33と同一材料でかつ別
体に円板形状に形成された吸水パッド45を介して接当さ
せることもできる。
いま、切換スイッチ49を「スチーム」の位置に切り換
えると、発熱体26に給電され、発熱体26は所定温度に上
昇したのち、その温度を保ち、ヒータケース21が加熱さ
れる。ヒータケース21はこれの前端21aおよびリブ34に
当接している吸水体33のヒータ接当部33aに含まれてい
る水を加熱してスチームとし、スチーム噴出孔23から整
髪体2外へ放出する。このスチーム発生時において、吸
水体33はヒータ接当部33aをその前後方向に沿って連続
状に形成してあるので、スチームはその前後方向全体に
わたりできるだけ均等に発生する。また、スチーム発生
量が減少しがちになる後方向では、スチーム流出用空間
部35を通って再加熱されながらスチーム流出口36から出
るスチームでその減少分を補うことになる。そして、給
水タンク40の導水体44からの水はヒータ接当部33aと同
様に前後方向に沿ってスチーム流出用空間部35を覆うヒ
ータ非接当部33bからヒータ接当部33aの前後方向全長に
わたって途絶えることなく連続して供給される。
ヒータケース21は、スチーム流出用空間部35を形成す
るためのリブ34を前後方向に設ける断面形状に形成する
ことにより、ヒータケース21の熱膨張、伸縮を抑えるこ
とができる。したがって、ヒータケース21の熱膨張、伸
縮の繰り返しに伴い、水分を含んだ空気がヒータケース
21内のヒータ室内に溜まって絶縁劣下を来す事態を防止
できて有利である。
なお、切換スイッチ49を「ドライ」の位置に切り換え
ると、発熱体26への給電が絶たれてスチーム発生は停止
する。
〔別実施例〕
上記実施例ではヒータケース21に単一のヒータ20を内
蔵するタイプのものを対象とするが、これに代えて第6
図に示すように二個のヒータ20を内蔵する形のヒータケ
ース21を対象として該ケース21のヒータ20・20間に対応
する外面部に吸水体33で覆われるスチーム流出用空間部
35を前後方向に形成するものであってもよい。
また、上記実施例ではヒータケース21の外面にリブ31
および溝32を該ケース21と一体に形成しているが、これ
に代えて、第7図ないし第9図にそれぞれ示すようにそ
れらリブ31および溝32を有する各種断面形状の別体のア
ルミダイカスト品あるいは押し出し成形品などの板52を
構成し、この板52をヒータケース21の側面上に接合する
こともできる。
また、第10図に示すように、断面円弧形状で多数の孔
52aを有する熱良導体の板52をヒータケース21の側面上
に接合し、その板52の表面に吸水体33を覆いつけるもの
であってもよい。
また、上記実施例では整髪体2が本体ケース1の前端
側に着脱可能に備えられるが、これに代えて整髪体2は
本体ケース1に対し一体に備えるものであってもよい。
さらに、整髪体2としては、上記実施例のブローブラ
シ以外に、例えば、ロールブラシなどであっても同様に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係るスチーム発生装置付
き整髪器の一実施例を示しており、第1図は要部の斜視
図、第2図は一部を破断して示す全体の側面図、第3図
は全体の平面図、第4図は第2図におけるIV-IV線断面
図、第5図は整髪体の分解斜視図である。 第6図ないし第10図はいずれも本発明の別実施例をそれ
ぞれ示すヒータケースの斜視図である。 第11図および第12図は従来例のスチーム発生装置付き整
髪器を示しており、第11図は要部の分解視図、第12図は
側面図である。 2……整髪体、20……ヒータ、21……ヒータケース、23
……スチーム噴出孔、33……吸水体、35……スチーム流
出用空間部、36……スチーム流出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A45D 1/00 508 A45D 1/00 508E 20/50 20/50 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 1/00 - 1/04 A45D 20/48 - 20/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スチーム発生用のヒータ20を内蔵したヒー
    タケース21と、 その内部にヒータケース21を収容し、その外側に毛髪を
    整える整髪部を有する整髪体2と、 整髪体2の前側に装着された給水タンク40と、 ヒータケース21の外面上に重合接当され、前記給水タン
    ク40から供給される水を吸収してヒータケース21の外面
    上の前から後方へ向けて給水する吸水体33とからなるス
    チーム発生装置付き整髪器において、 吸水体33は、ヒータケース21の外面に前記給水方向Aに
    沿い連続して接当するヒータ接当部33aと、ヒータケー
    ス21との間に前記給水方向Aに沿う形に形成したスチー
    ム流出用空間部35を覆うヒータ非接当部33bとを有して
    おり、 スチーム流出用空間部35の給水方向下手側端にはスチー
    ム流出口36を設けており、 整髪体2に、吸水体33の表面およびスチーム流出口36か
    ら出るスチームを整髪体2の外側へ放出するスチーム噴
    出孔23を設けてあることを特徴とするスチーム発生装置
    付き整髪器。
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