JP2852056B2 - モップ絞り機 - Google Patents

モップ絞り機

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JP2852056B2
JP2852056B2 JP50606788A JP50606788A JP2852056B2 JP 2852056 B2 JP2852056 B2 JP 2852056B2 JP 50606788 A JP50606788 A JP 50606788A JP 50606788 A JP50606788 A JP 50606788A JP 2852056 B2 JP2852056 B2 JP 2852056B2
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rollers
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モップ絞り機に関するものである。
当該技術分野において、多数のモップ絞り機が従来公
知となっている。即ち、米国特許第688,613号、第1,11
0,616号、第1,839,748号、第2,099,217号、第2,165,862
号、第2,299,777号、第2,417,416号、第2,554,937号、
第3,441,973号及び欧州特許第0,249,353号が提供されて
いる。上記公知のモップ絞り機は、作用が不適当かつ満
足出来ない点で共通している。上記公知のモップ絞り機
の場合、挟み圧力又は絞り圧力は、単に、操作者がハン
ドルにより生み出す機械的圧力により生成され、該挟み
圧力又は絞り圧力は、予めモップ絞り機に挿入したモッ
プに伝わるようになっている。モップ挟み又はモップ絞
りローラの間の圧力を生成するために、バネを使用した
他の技術的解決手段も提供されている。
本発明の目的は、特に強い手動圧力で操作する必要な
く、モップ絞り機に入れられたモップに対して、十分に
モップの絞り作用を容易に行うことの出来る新規なモッ
プ絞り機を提供するものである。また、本発明の目的
は、先行技術のモップ絞り機の歯車と歯付ラックの協働
する歯車機構のような、モップ絞り機の協働する構成要
素が作動しなくなる危険性を無くすことを目的とするも
のである。
更に、本発明の目的は、丈夫で高い強度を有するモッ
プ絞り機を提供することにある。
本発明の重要な特徴は、モップ絞り機が、非常に少な
い数の構成要素から出来ている点にある。本発明の他の
特徴、利点及び目的は、下記の詳細な説明から明らかに
なる。
上記した目的および他の目的および利点は、本発明に
係わる下記の構成を有するモップ絞り機から達成される
ものである。即ち、本発明のモップ絞り機は、 ハウジングと、 弾性を有するローラ本体を有する一対の回転可能な絞
りローラと、 作動手段とを備え、 上記ローラの少なくとも一方のローラは、上記した一
対のローラが互いに接触しないと共に互いに離れた関係
にある休止位置と、上記ローラが互いに接触すると共に
互いに押圧して上記ローラ本体に変形を生じさせると共
に上記ローラ本体の間に絞り圧を発生させる稼動位置と
の間を移動するものであり、かつ、上記ローラの少なく
とも一方が、稼働位置の時に反対方向への回転を上記一
対のローラに発生させる回転力を受ける駆動ホイールを
備えており、かつ、 上記作動手段は、第一位置から第二位置を経て第三位
置へ移動するもので、第一および第二のカム面とローラ
駆動手段を備え、上記第一カム面は上記作動手段が第一
位置から第二位置へ移動される時に上記移動ローラを休
止位置から上記稼動位置にガイドし、上記第二カム面は
上記作動手段が第二位置から第三位置あるいは逆に移動
される時に、上記移動ローラを第二位置にロックし、上
記ローラ駆動手段は、上記作動手段が第二位置から第三
位置にあるいは逆に移動される時に上記駆動ホイールに
回転力を伝達するものである。
上記第一と第二のカム面を有する作動手段を用いるこ
とにより、移動ローラはスムーズにその休止位置から稼
動位置に移動され、上記駆動ホイールとローラ駆動手段
の間の係合によって回転を生じさせ、このローラが回転
されている間、上記稼動位置に確実に保持する。上記ロ
ーラ駆動手段は、ローラを互いに接触して互いに押圧保
持するためには、上記駆動ホイールに何等の力も伝達せ
ず、ローラ駆動手段は駆動ホイールに回転力を伝達する
だけである。
上記移動ローラがその休止位置から稼動位置に確実に
移動すると共に、ローラ駆動手段によってローラが回転
駆動されている間、稼動位置に保持されるように、本発
明に係わるモップ絞り機のハウジングは、ローラが装架
される対向する壁を備え、ローラの両端は該壁で軸受け
され、かつ、移動作動手段は、好ましくは、上記対向す
る壁に設けられた一対の作動手段を備え、上記移動ロー
ラがその対向する両端で作動されるようにしている。
本発明に係るモップ絞り機の1つの実施例では、上記
両方のローラあるいは一対のローラが、上記一対の作動
手段によって作動される移動ローラで、稼動位置に休止
位置から互いに接触するように移動されるようにしてい
る。さらに、上記本発明に係るモップ絞り機の上記実施
例では、ローラは駆動ホイールから伝達される回転力を
発生するために、ハウジングに対して移動される。本発
明のモップ絞り機の他の実施例では、上記駆動ホイー
ル、ローラの駆動ホイール、あるいは、ローラはそれぞ
れ、歯付きのホイールあるいはホイールであり、また、
上記ローラ駆動手段は歯付きラックあるいはラックであ
ることが好ましい。さらに、ラバー駆動ホイール、ラバ
ー駆動ベルトなどの他の駆動手段も、本発明のモップ絞
り機と組み合わせて使用することが出来る。
本発明に係るモップ絞り機の好ましい実施例において
は、上記一対の作動手段はそれぞれ、上記第一カム面を
規定する第一腕手段と第二カム面を規定する第二腕手段
からなり、上記第一腕手段はその一端が上記ハウジング
内に揺動自在に軸受され、該第一腕手段の他端で上記移
動ローラは上記第一腕手段で軸受けされ、上記第二腕手
段はその一端が上記ハウジングの軸受ベアリングで揺動
自在に軸受けされ、該第二腕手段は上記第一カム面と係
合するためにその一端に接合部を有し、上記第二カム面
は上記軸受ベアリング内にその中心を有する円形の部分
を備え、上記第二腕手段は上記第一位置から第二位置へ
揺動し、上記接合部と上記第一カム面の間の係合によ
り、上記第一腕手段の揺動で第二腕手段を揺動して、上
記移動ローラを休止位置から稼動位置に揺動させ、か
つ、上記第二腕手段は上記第二位置から第三位置へ揺動
し、この時、第二カム面が第一腕手段の他端と係合する
構成としている。
本発明に係るモップ絞り機の好ましい上記実施例にお
いては、上記歯付きラックは、上記第二カム面が第一腕
手段の端部と係合した時に、移動ローラの歯付きホイー
ルと係合するように、第二カム面と平行に配置してい
る。
本発明に係るモップ絞り機の第二の実施例において
は、上記一対の作動手段のそれぞれは、第一歯付きホイ
ールを有する第一揺動手段と、第二歯付きホイールを有
する第二揺動手段からなり、上記第二揺動手段は歯付き
ラックを備え、上記第一および第二歯付きホイールは互
いにかみ合って、上記揺動手段のいずれか一方の揺動を
他方へあるいは逆に伝達し、上記第二揺動手段は第一お
よび第二カム面を備え、上記第一揺動手段は上記第一位
置から第二位置を経て第三位置へ揺動し、上記第二揺動
手段の第二カム面は上記第二揺動手段の揺動の中心点に
その中心を有する円形の部分を備え、上記第一位置から
第二位置へ揺動する上記第一揺動手段の揺動が上記噛合
する歯付ホイールを介して第二揺動手段に伝えられ、上
記第二揺動手段の第一カム面で上記移動ローラを上記休
止位置から稼動位置へガイドさせるようにし、かつ、上
記第一揺動手段の第二位置から第三位置への揺動は上記
噛合するホイールを介して上記第二揺動手段に伝達さ
れ、第二カム面で上記移動ローラを上記稼動位置にロッ
クすると共に、少なくとも1つのローラに、上記第二揺
動手段の歯付きラックと少なくとも1つのローラの歯付
きホイールとの係合により回転を生じるように構成して
いる。
本発明に係るモップ絞り機の更に別の実施例において
は、上記一対の作動手段のそれぞれは、第一および第二
カム面を規定する開口を有する揺動板手段を備えると共
に、上記歯付きラックを備え、上記揺動板手段は上記第
一位置から第二位置を経て第三位置に揺動し、上記第二
カム面は揺動板手段の揺動中心にその中心を有する円形
の部分を備え、上記第一位置から第二位置へ揺動する上
記揺動板手段の揺動は、その上記第一カム面により上記
移動ローラをその休止位置から稼動位置にガイドするも
のであり、上記第二位置から第三位置へ揺動する上記板
手段の揺動は、その第二カム面により、移動ローラを第
二位置にロックし、さらに、上記歯付きラックが上記歯
付きホイールと係合することにより、少なくとも1つの
ローラを回転させるものである。
本発明に係るモップ絞り機の更に他の実施例において
は、上記一対の作動手段のそれぞれは、上記第一および
第二カム面を備えると共に上記歯付きラックを有する往
復移動ガイド手段からなり、上記第一位置から第二位置
を経て第三位置に移動するものである。本発明に係わる
モップ絞り機の作動手段はどのような適宜な態様、例え
ば、直線状、環状の行程にそって、揺動、回転あるいは
それらの組み合わせで移動するものであっても良い。
上記モップ絞り機は、モータ、例えば電動モータ、水
圧あるいは空圧モータ、あるいはハンドル手段により作
動されるものなど、適宜な手段によって駆動されるもの
に適用出来る。
また、本発明は、ローラあるいはモップ絞り機のロー
ラに関するものである。尚、本発明に係わるモップ絞り
機において、他のローラも適宜に使用しえる。
しかしながら、モップ絞り機の好ましい実施例におい
ては、ローラの少なくとも1つは、 剛性を有するプラスチック材料からなる中心管部材
と、 上記中心管部材と同心に配置され、中心管部材を囲む
と共に、外方に突出する羽根を有するソフト・プラスチ
ック材料からなる被覆部材と、 発泡材料からなり、上記ローラの外周面を規定すると
共に、上記被覆部材及び上記中心管部材と同心で、これ
らを囲むローラ・ボデイとからなるものである。
本発明に係るモップ絞り機の好適な実施例では、80シ
ョア(A)以下で、40−65ショア(A)、より好ましく
は45−60ショア(A)、最も好ましくは50−55ショア
(A)の弾性率を有する発泡弾性体のローラにより構成
される。
上記モップは、モップ本体と2つの翼状部を備え、外
翼状部はその内端で互いにビンジ結合されると共に、上
記モップ本体は翼状部の対向する外部で該翼状部に連結
され、該翼状部は作用位置から翼状部の揺動によって折
り畳まれ、該翼状部は上記モップ本体が広げられた位置
および不作用位置に保持されるような実質的な平面を備
えると共に、上記モップ絞り機内に上記モップを挿入す
るために上記翼状部の両端からモップ本体を吊り下げる
ことが出来るように折り畳まれるものである。
本発明を図面を参照として更に詳細に説明する。ここ
で、 図1は、本発明に係るモップ絞り機、モップ及び本発
明に係るモップ絞り機構の第一の好適な実施例及びモッ
プ絞り機及びモップを含んだ斜視図であり、 図2は、図1に示す本発明に係るモップ絞り機の第一
の好適な実施例の一部断面であり、実線で第一位置を、
点線で第二位置を示し、 図3は、本発明に係るモップ絞り機の第一の好適な実
施例の一部断面図であり、第3位置を示し、 図4から図10は、それぞれ本発明に係るモップ絞り機
の第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8の実施
例を示す一部断面概略図であり、 図11は、上記図2から図10のモップ絞り機の実施例の
絞りローラの一部断面概略図である。
図1において、本発明に係るモップ挟み又はモップ絞
り機構は、モップ絞り装置又はモップ絞り機10及びモッ
プ12からなることが示されている。本発明に係るモップ
絞り機において、図1から図10を参照して後述する実施
例のモップ絞り機は、好適には、モップ12と組み合わせ
て使用されるが、本発明に係るモップ絞り機は、いかな
る大きさや形状の通常のモップと組み合わせて選択的に
使用することができる。
上記モップ12は、折り畳み可能な構造であり、翼状部
14、16をヒンジ部18にヒンジ止めし、さらに、該ヒンジ
部18には、管状部20を2方向ヒンジでヒンジ止めして、
管状部20をボール及びソケット継手と同様にしてヒンジ
部18に対して移動及び回転できるようにしている。ハン
ドル22はネジ・キャップ継手24により管状部20に固定し
ている。翼状部14、16は、それぞれのスナップ取付手段
により図1の下部に示すように平面形態を維持し、該ス
ナップ取付手段はヒンジ部18と協働する。モップ本体26
は、該モップ本体26の両端部から外方に延在するフラッ
プ28、30により翼状部14、16に取付けており、フラップ
28、30は、それぞれ翼状部14、16の対応する要素と協働
するスナップ留め具要素32、34のような固定要素を備え
ている。モップ12を、例えば床のような任意の支持面か
ら持ち上げる時に、ハンドル22の長手方向に物理的な力
を加えると、翼状部14、16は、該翼状部14、16のヒンジ
部18に対するスナップ取付手段により生み出される固定
力に反して揺動し、モップ本体26はぬらされて、その結
果、それぞれスナップ留め具要素32、34を介して翼状部
14、16の外端に物理的又は機械的荷重が作用する。上記
したモップ12の折り畳み作動により、翼状部14、16は実
質的に互いに平行な位置となり、図1の上方部分に示す
ように、モップ絞り機10の上側開口にモップ12を挿入す
ることができる。モップ12の折り畳み方向は実線の矢印
36、38で図示し、モップ絞り機10から離れた位置から、
図1の上方に示すモップ12をモップ絞り機10に挿入でき
る位置への移動は、矢印40で示している。
モップ挟み装置又はモップ絞り機10は、基本的には、
水槽状のハウジング要素50からなるハウジングにより構
成しており、該ハウジング要素50の外部壁52、54をネジ
56のような固定手段により取付けている。ハウジング要
素50は、前部壁58及び後部壁60を備え、これらの間に水
槽状空間66を構成しており、モップ12は、弾性手段から
なる挟み又は絞りローラ68、70に挟まれ又は絞られる時
に、上記水槽状空間66に挿入される。ハウジング要素50
は、更に、それぞれ上記外部壁52、54の内面側に隣接し
て配置した側部壁62、64を備え、該側部壁62、64の間に
空間を構成している。図1では、該空間を上記外部壁54
の一部を破断して部分的に示している。
絞りロール68、70は基本的には、独立した構造である
が、モップ絞り機10への取付けや、弾性や弾力の点にお
いて、選択的に、互いに異ならせてもよい。上記絞りロ
ーラ68、70は、図11を参照として、後に詳細に説明す
る。絞りローラ68は、基本的には固定式のローラである
が、一方、絞りローラ70は図2及び図3を参照として更
に詳細に説明するように、作動手段としてそれぞれ第一
及び第二腕手段を構成するひじ又はL状腕部72、74と協
働する手段により、図1で示す位置から揺動する揺動可
能なスイング・ローラである。上記スイング・ローラか
らなる絞りローラ70は、上記L状腕部74において貫通シ
ャフト76に軸支しており、該貫通シャフト76は、絞りロ
ーラ70を貫通して、モップ絞り機10の一方の端部で側部
壁62及び外部壁52の間に構成される空間に収容したL状
腕部と協働する。モップ絞り機10は基本的には、対称な
構造であり、従って、上記外部壁52、54及び側部壁62、
64は互いに鏡像関係にある。モップ絞り機10は、更に、
上記側部壁62及び外部壁52の間に構成される空間内に構
成要素を備えており、該構成要素は、単独であるが、側
部壁64及び外部壁54の間に構成される空間に収容される
要素と鏡像関係にある。上記L状腕部74の他端はハウジ
ング50に対して固定したベアリング15に軸支している。
図1に示す絞りローラ70は休止位置にあり、該休止位置
は、L状腕部74の孔に貫通した一端86を有する復帰コイ
ル・バネ80により保持される。絞りローラ70の揺動は、
L状腕部74により規定され、その結果、L状腕部74の形
状及びハウジング50に対するL状腕部74の軌跡により規
定されることとなり、かつ、ハウジング50に対する絞り
ローラ70の揺動を許容するための外部壁52、54に設けた
孔部82、84により規定される。該孔部82、84には、上記
L状腕部70の揺動を案内する部材を特に設けていない。
上記L状腕部74は貫通シャフト76に軸支されており、
図1から図3には図示していないが、該貫通シャフト76
は、側部壁62と外部壁52の間に構成される空間に収容さ
れたL状腕部72の片割れも軸支している。図2及び図3
を参照として、更に詳細に説明するように、L状腕部74
の図1に示す休止位置からの揺動は、同様に揺動するL
状腕部72により生じる。L状腕部72の揺動は、適切な手
段によりもたらされる。従って、該L状腕部72は歯付ブ
シュ88を備え、該歯付ブシュ88は、外部壁54の孔部を通
って、ハウジング50の外部へ突出している。歯付ブシュ
88の一端は、ボルト92によりレバー・アセンブリ90に取
付けており、該ボルト92はレバー・アセンブリ90の部分
94を通過して延在している。上記部分94は、貫通孔と歯
付ブシュ88の歯部に対応する歯部を備えている。モップ
絞り機10の操作者によって選択される位置で、レバー・
アセンブリ90をブシュ歯付ブシュ88及びL状腕部72対し
て固定するように、部分94と歯付ブシュ88の歯部を係合
するために、図示していないが、ボルト92の外部ねじ溝
が歯付ブシュ88の対応する内部ねじ溝に受容されてお
り、上記位置は、操作者の身長及びモップ絞り機10の物
理的な高さの位置を考慮して定める。歯付ブシュ88の片
割れは、外部壁52の孔部を通過して突出しており、レバ
ー・アセンブリ90は、選択的に、モップ絞り機10の右側
面に取付けることもできる。
上記レバー・アセンブリ90の代わりに、基本的には、
上記部分94と同様の部分98を備えたアーム・アセンブリ
98を使用することも可能であり、該アーム・アセンブリ
98は、半径方向の延長腕部100を備えると共に、ボルト9
2により取付けられる。上記延長腕部100は、鉛直方向バ
ー102と協働し、該鉛直方向バー102はペダル104により
上下往復運動をする。
選択的には、装置又はモップ絞り機10は水圧式、気圧
式又は例えばモータ・アセンブリ106のような電気式の
動力源により作動し、モータ・アセンブリ106は好適に
は再充電可能なバッテリーからなるバッテリー電源のよ
うな直流電力源か、主電力源のような交流電源のいずれ
かから、プラグ108及びペダル104のスイッチ110を介し
てエネルギが供給されるが、選択的には、スイッチ110
により作動するチューブ112及びバルブを介して水圧式
又は気圧式の動力源からエネルギを供給するようにして
もよい。上記アーム・アセンブリ98及びモータ・アセン
ブリ106は、それぞれ、アーム・アセンブリ98又はモー
タ・アセンブリ106により生み出される運動を変速する
ための内部ギアを備え、歯付ブシュ88及び結果的にL状
腕部72に適切な回転運動を与えるようにしている。
図1から図3に示すモップ絞り機10の作動を図2及び
図3を参照として詳細に説明する。最初には、L状腕部
72、74は図2中実線で示す休止位置にある。同様に、レ
バー・アセンブリ90は実線で示す位置にある。該レバー
・アセンブリ90が手動操作により実線で示す位置から点
線で示す位置に移動すると、L状腕部72は休止位置から
反時計方向に揺動して図2中点線で示す位置となる。上
記した貫通シャフト76に軸支したL状腕部72の揺動の軸
線は、レバー・アセンブリ90の回転の軸線と同一であ
り、また、L状腕部72の終端部120は、第一のカム面の
一部を構成するものであり、L状腕部74に作用して該L
状腕部74を図2中実線で示す位置から点線で示す位置に
時計方向に揺動させる。上記L状腕部72及びL状腕部74
の形状及び回転又は揺動の軸線は、絞りローラ70の揺動
及びレバー・アセンブリ90を操作することにより作用す
る力を規定する。従って、L状腕部72及びL状腕部74の
幾何学的形状は、好適には、操作者が絞りローラ70を、
静止している絞りローラ68の方へ揺動する場合に力をか
ける使用者の操作が、更に力を生み出していると感じら
れるように設定する。
L状腕部72及び74が図2中点線で示す位置から更に揺
動すると、絞りローラ70は静止している絞りローラ68と
接触して押し付けられ、モップ12のような物体が絞りロ
ーラ70、68の間に供給されない場合には、該絞りローラ
70、68の間にはわずかな空間を形成する。絞りローラ70
が休止位置から上記静止している絞りローラ68に隣接
し、更に、接触する位置へ揺動する間、L状腕部72の終
端部120は、L状腕部74の第二のカム面122と協働する。
該カム面122は実質的に平坦カム面124で終端し、その
後、L状腕部72のカム終端部120はロックされ、絞りロ
ーラ70は静止している絞りロック68に接触し、該絞りロ
ーク70及び絞りローラ68は互いに押圧される。L状腕部
72の反時計方向の揺動の間、絞りローラ70は、L状腕部
72の第一のカム面126とL状腕部74の実質的な平坦であ
って第二のカム面の一部を構成するカム面124との連結
により、静止している絞りローラ68との間に、図示して
いないモップ120を備えた状態で、絞りローラ68に隣接
し、接触する位置を保持する。該絞りローラ70の歯付ホ
イール又は歯車と協働するカム面126から突出する歯部1
28を備えるため、絞りローラ70は更に時計方向に回転す
るように力が加えられる。絞りローラ68と絞りローラ70
又はモップ絞り機10に挿入されるモップ12との接触によ
り、下記に詳細に説明するように、上記絞りローラ70の
時計方向の回転が絞りローラ68に伝達し、結果的には、
絞りローラ68に反時計方向の回転を起こさせる。更に、
上記絞りローラ70と絞りローラ68の間に存在するモップ
12は、該絞りローラ68、70の回転によりモップ絞り機10
から引き出される。絞りローラ70を絞りローラ68と隣接
及び接触させるための圧力は、カム面の協働、即ち、L
状腕部72のカム面126とL状腕部74のカム面124の協働に
より生み出されるのであって、歯部128と歯付ホイール
又は歯車130の係合は、揺動する絞りローラ70を静止し
ている絞りローラ68に接触した状態で保持し、絞りロー
ラ70と絞りローラ68の間に圧力を生み出すために、該絞
りローラ70を絞りローラ68に押圧するためのいかなる圧
力も伝達しない。L状腕部72の揺動が図3で示す位置を
越えると、傾斜したカム面127が機能して、まだ絞りロ
ーラ70と絞りローラ68から離脱していないモップ12又は
その他の物は、絞りローラ68と接触状態にある絞りロー
ラ70から離脱することができるように、絞りローラ70を
静止している絞りローラ68から引き離す。L状腕部72の
終端部120は、ゴム又は弾性ボデイ134が構成する終着点
に到達する。L状腕部72も同様の止め手段136を備え、
該止め手段136は、図1及び図2に示す休止位置への時
計方向の揺動の際に、L状腕部72の揺れ返しの揺動運動
を吸収する。L状腕部72を休止位置に揺動させるため
に、歯付ブシュ88を取付けた上記したシャフトは好適に
は図1から図3に図示していない復帰ばねを備えてい
る。
モップ絞り機10はそれ自体公知の通常の方法で使用さ
れものであり、水や石けん等のような洗浄粉を含有した
水を入れたコンテナ上や、可能ならば、例えば、ハウジ
ング要素50の孔部132に受容されるクリーナ・キャリッ
ジの管部に搭載する等の方法をとってもよい。操作者は
モップ12を図1中上方に示すように折り畳んだ状態でモ
ップ絞り機10の空間66に挿入し、モップ12のモップ本体
26を上記コンテナの水の中へ移動させる。モップ12のモ
ップ本体26を洗浄した後、操作者は、モップ12を上記コ
ンテナから引き上げ、絞りローラ68、70の間の位置に移
動させ、絞りローラ70を絞りローラ68に接触させるため
にレバー・アセンブリ90を押す。絞りローラ70と絞りロ
ーラ68の間にモップ12が存在するため、該絞りローラ68
と絞りローラ70はそれらの間に相当高い挟み圧力を生じ
るように変形し、該挟み圧力は、モップ12に作用する。
絞りローラ70が図2中実線で示す休止位置から上記絞り
ローラ68に接触する位置へ揺動し、終端部120がカム面1
22と協働する間に、2つの操作が行なわれる。第一は揺
動それ自体であり、第二は該揺動の最後の部分で絞りロ
ーラ68、70が変形し、該絞りローラ68、70の間に圧力が
蓄積される。L状腕部72がカム面124でロック状態とな
ると、歯部128が絞りローラ70の歯車130と協働を開始す
る直前に、絞りローラ68と絞りローラ70の間の圧力は最
大となる。カム面126がカム面124とは相互作用している
が、該相互作用の間、歯付ラックを構成する歯部128は
絞りローラ70の歯車130と相互作用し、絞りローラ68と
絞ローラ70の間の距離は実質的に一定に保持される。し
かしながら、モップ絞り機10を通って挟まれるモップ12
の形状又は輪郭を変更すると、二つの絞りローラ68、70
の間に生じる圧力も変化し、従って、モップ12が受ける
圧力も変化する。
上記したように、絞りローラ68は基本的には静止した
ローラであり、通常の圧力状態の下では、絞りローラ68
はハウジング要素50に対して静止している。絞りローラ
68は該絞りローラ68の反対側の複数のベアリング部に取
付けており、図1から図3にベアリング部140の一つを
示している。該ベアリング部140と絞りローラ68の反対
側の片割れは、ハウジング要素50の側部壁62、64の反対
側に備えたガイド部で案内される。側部壁64のガイド部
142は、上記ベアリング部140と協働する。ベアリング部
140はつる巻きばね144によりガイド部142の終端を制限
する移動に対向している。自明の如く、ベアリング部14
0及びガイド部142に対応する片割れと協働する絞りロー
ラ68の対向する端部に上記つる巻きばね144に対応する
つる巻きばねを備えている。つる巻きばね144及び絞り
ローラ68の反対側の片割れがもたらす圧力は、モップ12
がモップ絞り機10を通過して絞られる場合に通常受ける
圧力をはるかに越える圧力である。ローラ70はカム面12
6と平坦なカム面124の相互作用により絞りローラ68に対
して固定した位置に保持されると共に、絞りローラ68は
上記つる巻きばねの力を下回る力がかかる場合にはハウ
ジング要素50に対して静止した位置に保持されるため、
本発明に係わるモップ絞り機が生み出す絞り圧力は、も
っぱら、上記絞りローラ70、68の表面で生じる。上記し
た絞りローラ68のベアリングは、基本的には、耐過負荷
性質を絞りローラ68に与えている。
絞りローラ68及び絞りローラ70は、図11を参照として
後で詳細に説明する通りであり、弾性を有すると共に相
当頑丈で自己復元性を有する材料からなる。上記絞りロ
ーラ68、70は、例えば、40〜70ショア(Shore)(A)
のように、80ショア(A)以下の弾力性を有し、好適に
は、45〜65ショア(A)である。非常に柔らかい形状の
ものから剛体(80ショア(A))まで異なる弾性の絞り
ローラについて試験を行った。全部の絞りローラは期待
通りの作動をした。異なる弾性を有する絞りローラにつ
いても試験した。その結果、それぞれ45ショア(A)と
65ショア(A)の弾性又は弾力を有する絞りローラ68、
70の組み合わせと、50ショア(A)と55ショア(A)の
組み合わせが満足な結果を得ることができた。製造上の
要請から、絞りローラ68、70は同じ弾性とするのが好ま
しく、約50ショア(A)程度が好ましい。絞りローラ68
及び絞りローラ70は、好適には、発泡ポリウレタン・フ
ォーム(PU−foam)からなり、上記モップ絞り機の基本
的要素は、好適には、ポリスチレン、アクリロニトリル
ブタジエンスチレン、ポリプロペン、ポリビニルクロロ
イド、ポリアミド、ナイロン、ポリオキソメタクリレイ
ト等のような恒久性の高強度プラスティック材料からな
る。従って、L状腕部72、74、ベアリング部140、142
は、好適には、ポリメタクリレイト又はナイロン等の高
強度プラスティックからなる。選択的には、いくつかの
要素、例えばL状腕部72、74をアルミニウムにより構成
してもよい。
図4から図11では、本発明に係る第2から第8実施例
を概略的に示している。従って、図4から図10に示す実
施例は、以下の記載では詳細には述べないが、好適に
は、図4から図10に示す要素に対応する片割れを備えて
いる。
図4に示す本発明の第2実施例に係るモップ絞り機
は、上記絞りローラ68、70を軸支したハウジング要素15
0を備えている。上記した好適な第一実施例に係るモッ
プ絞り機10と同様に、絞りローラ68は基本的には上記し
たものと同様の方法で軸支された静止ローラであり、絞
りローラ70はベアリング・ブシュに軸支した移動ローラ
であり、作動手段として第一及び第二揺動板手段を構成
する2つの要素154、158からなるガイド手段により、図
4に示す休止位置から上記静止している絞りローラ68に
隣接して位置して接触するように移動されるものであ
り、該要素154、158は上記した図1から図3に示すL状
腕部72、74と実質的に同じである。上記要素154、158は
それぞれベアリング156及び160上に軸支され、それぞれ
外周部に互いに協働する歯付ホイールを構成する歯部16
2、164を備えている。要素154は矢印で示すように時計
方向に揺動するハンドル152を連結している。
上記ハンドル152の揺動により、要素154は矢印で示す
ように時計方向に回転し、該回転により矢印で示すよう
に要素158が反時計方向に揺動又は回転する。上記絞り
ローラ70は、要素158に設けたL状孔部172と、ハウジン
グ要素150に設けたガイド孔部176により休止位置から上
記絞りローラ68と隣接して位置して接触する稼動位置へ
案内される。上記ガイド孔部176は部分177を備え、絞り
ローラ70が絞りローラ68に押圧されると、絞りローラ70
の上記ブシュ131がロックする。要素158は、更に、上記
図1から図3に示すL状腕部72のカム面126に対応し、
絞りローラ70を絞りローラ68に隣接して接触する固定位
置に保持するためのカム面170を備えている。
上記したように絞りローラ70を時計方向に回転させる
ために、上記図1から図3に示すL状腕部72の歯部128
に対応し、絞りローラ70の歯車130と協働するローラ駆
動手段として歯付ラックを構成する歯部168を備えてい
る。上記した第1の好適な実施例と同様に、図4に示す
第2実施例でも要素154、158を復帰させるためのばね等
の復帰手段を備え、その結果、絞りローラ70は稼動位置
から図4に示す休止位置に復帰する構成であり、上記復
帰手段は要素154、158のいずれと協働してもよい。
図5に示す本発明に係るモップ絞り機の第3実施例
は、上記図1から図4を参照して述べたものと基本的に
対応する方法で絞りローラ68、70を軸支したハウジング
要素180を備えている。従って、上記絞りローラ68が静
止ローラである一方、上記絞りローラ70が図5に示す休
止位置から稼動位置に移動する移動ローラであり、該稼
動位置では、絞りローラ70は絞りローラ68に隣接して位
置して接触する。上記した図1から図3に示す実施例と
は異なり、絞りローラ70の休止位置から稼動位置への移
動は、ハウジング要素180のガイド孔部196に案内され、
該ガイド孔部196は基本的には、上記図4のガイド孔部1
76に対応し、絞りローラ70を配置するための同様の形状
の終端部193を備えている。絞りローラ70の休止位置か
ら稼動位置への移動がガイド孔部196に案内されるのと
同様に、好適には、図5に図示していないが、絞りロー
ラ70を休止位置に復帰するためのばね等の復帰手段を備
えている。
モップ絞り機は、更に、下記の構成要素を備えてい
る。レバー182は作動手段を構成する歯車184に強固に固
定されると共にシャフト186に軸支されている。歯車184
は歯部192を備え、該歯部192は作動手段を構成する要素
188の歯部190と協働し、該要素188は歯部190と歯部192
の相互作用とハンドル182の時計方向の回転により図5
の中央部に矢印で示すように上昇する。要素188は上側
に傾斜したカム面197を備え、該カム面197は要素188が
上昇すると絞りローラ70が絞りローラ168に接触する位
置に移動するように絞りローラ70に圧力を加えるように
している。絞りローラ70が稼動位置に到達すると、該絞
りローラ70は絞りローラ70のシャフトと垂直カム面195
の相互作用により固定される。要素188は、更に、ロー
ラ駆動手段を構成する2組の歯部198と歯部199からなる
歯部194を備え、該歯部198、199はそれぞれ、絞りロー
ラ68絞りローラ70の歯車230、130と協働するようにして
いる。
更に、図6に示す本発明に係るモップ絞り機の第4実
施例は、ハウジング要素200を備え、該ハウジング要素2
00は軸受シャフト208に軸支したレバー202を備えてい
る。上記した本発明に係るモップ絞り機の第1、第2及
び第3実施例と異なり、本第4実施例では、絞りローラ
68、70を接触させるために、絞りローラ68、70を互いに
移動する。絞りローラ68、70の互いに接近離反する往復
運動は、ハウジング要素200に設けたガイド孔部228、23
2に案内される。上記した図5に示す本発明に係るモッ
プ絞り機の第3実施例と同様に、絞りローラ68、70は好
適には、図6に図示していないベアリングにより軸支さ
れる。
上記絞りローラ68と絞りローラ70が接近離反するた
め、絞りローラ68と絞りローラ70の間の一定の圧力は、
作動手段を構成する2つの要素212、214により生み出さ
れ、該要素212、214は基本的には、鏡像関係を構成し、
孔部206を備えた剛体棒216に取付けている。ガイドピン
204を上記孔部206内に突出させて、剛体棒210をレバー
にしっかりと連結している。矢印で示すように、レバー
202を時計方向に揺動すると、その結果、ガイドピン204
と孔部206の相互作用により要素212、214は降下する。
該要素212、214の降下運動は矢印で示している。本発明
に係るモップ絞り機の第1、第2及び第3実施例に示す
ように、モップ絞り機の作動は2つの段階からなり、即
ち、第一の段階では、カム面間の相互作用により絞りロ
ーラ68、70が案内され、揺動又は単に移動することによ
り、互いに接触し、第二の段階では、絞りローラは互い
に隣接して接触する位置を保持し、更に、以前にモップ
絞り機に挿入されたモップを上昇させるように、上記絞
りローラを互いに回転させる。作動の第一の段階、即
ち、絞りローラ68、70を互いに接触させるために、要素
212、214はそれぞれカム面224、226を備え、該カム面は
それぞれ絞りローラ68、70のシャフトと協働する。作動
の第二の段階、即ち、絞りローラ68、70を稼動位置と
し、隣接させ、互いに接触させ、更に、時計方向及び反
時計方向に絞りローラ68、70を回転させるために、要素
212、214はそれぞれカム面216、218と、それぞれ絞りロ
ーラ68、70の歯部230及び130と協働する歯部220とロー
ラ駆動手段を構成する歯部222を備えている。
図7に示す本発明の第5実施例では、絞りローラ68、
70を軸支したハウジング要素240を備えている。図1か
ら図5に示すモップ絞り機の第1、第2及び第3実施例
と同様に、絞りローラ68は静止ローラであり、絞りロー
ラ70は移動ローラである。移動ローラである絞りローラ
70は下記に説明するように休止位置から絞りローラ68と
隣接し、接触する稼動位置に移動する。絞りローラ70を
休止位置から絞りローラ68と接触する稼動位置に移動さ
せるために、上記ハウジング要素240に孔部256を設けて
いる。該孔部256は絞りローラ70がハウジング要素240に
対して移動することができるようにするためだけに設け
たものである。従って、孔部256は絞りローラ70の動き
を案内するための要素を全く備えていない。図7に示す
第5実施例の作動は、レバー又はハンドル242により行
い、該ハンドル242は作動手段を構成する要素244に強固
に固定されると共に、シャフト246に軸支されている。
上記レバー又はハンドル242を上昇させて結果的に矢印
で示すように反時計方向に回転させると、要素244はシ
ャフト246の軸線に対して反時計に回転する。要素244の
揺動を矢印で示す。絞りローラ70のハウジング240及び
絞りローラ68に対する運動を案内するために、要素244
にL状孔部250を設け、該L状孔部250はカム面248を備
えている。カム面248は基本的には、図4に示すモップ
絞り機の第二実施例のカム面170と同様の目的で設けら
れており、即ち、カム面248は、絞りローラ70が休止位
置から稼動位置に移動して、絞りローラ68と絞りローラ
70の間に予め定めた圧力が生じるようにする時に、絞り
ローラ70と絞りローラ68の接触を保持することにある。
絞りローラ68及び絞りローラ70をそれぞれ反時計方向及
び時計方向に回転されるために、ローラ駆動手段として
揺動板手段を構成する要素244は歯部254と孔部252を備
えている。上記歯部254は絞りローラ68の歯車230と協働
するように構成している。従って、図7の絞りローラ70
は、上記図1から図6における絞りローラ70の歯車130
のような歯車を備える必要がない。しかしながら、絞り
ローラ68、70は好適には同様の構成であることが望まし
いので、図7の絞りローラ70は上記した歯車130を備え
ることが好ましいが、必ずしも歯車130は必要ではな
い。
図7に示すモップ絞り機の主要な利点は、該モップ絞
り機が最少の構成要素からなることであり、即ち、該モ
ップ絞り機は、ハウジング要素240、絞りローラ68、7
0、及び1つの移動を生じさせると共に圧力を生成し、
該圧力を作用させ且つ回転を生み出す要素244及びベア
リング246上に軸支されたレバー242を備えているだけで
ある。上記以外の構成要素は図7に示す実施例では、好
適には、単に、例えば要素244又はレバー242と協働する
復帰ばねを備えるのみである。
図8に示す本発明に係るモップ絞り機の第6実施例で
は、ベアリング266に軸支したレバー262を備えたハウジ
ング要素260を備えている。基本的には、上記した要素2
44と同様の目的の要素264をピン268を介してレバー262
に強固に固定している。レバー262を矢印で示すように
下降させてベアリング266の軸線に対して時計方向に揺
動させると、作動手段として揺動板手段を構成する要素
264が降下する。上記したそれぞれ図1から図3、図
4、図5及び図7に示すモップ絞り機の第1、第2、第
3及び第4実施例と同様に、絞りローラ68が静止ローラ
である一方、絞りローラ70は移動ローラである。しかし
ながら、図8において、絞りローラ70と絞りローラ68の
位置は入れ代わっている。構成要素264の孔部270はロー
ラ駆動手段として歯部274を備え、該歯部274は、基本的
には図7と同様にして、絞りローラ68の歯車230と協働
する。孔部の動きを悪くし、歯部274と歯車230に重い荷
重をもたらし、又は、モップ絞り機の操作を重くするこ
ととなる、歯車230と歯部274が互いに過度の圧力又は力
を受けることがないように、好適には、要素264は、絞
りローラ68のシャフトと協働するカム面272を備えてい
る。上記した本発明に係るモップ絞り機の第5実施例と
同様に、図8に示す第6実施例は、最少数の要素からな
り、上記したように、例えばレバー262に協働する復帰
手段を備えていてもよい。移動ローラである絞りローラ
70の移動は、要素264により生じ、ハウジング要素260の
ガイド溝又は孔部276と2つの第一及び第二のカム面27
8、280を備える要素264のL状カム面により案内され
る。上記カム面280は絞りローラ70が絞りローラ68の方
に移動ている間、作動し、カム面278は、例えば図7に
示す要素244の第二のカム面248のような目的で設けてい
る。即ち、カム面278の目的は、絞りローラ70を絞りロ
ーラ68に対して、更には、ハウジング要素260に対して
作動位置とすることにある。
図9には、本発明に係るモップ絞り機の第7実施例を
示している。第7実施例はハウジング要素290を備え、
該ハウジング要素290には、上記した図6に示すモップ
絞り機の第4実施例と同様に、互いに近接離反の往復運
動をする絞りローラ70と絞りローラ68を軸支している。
絞りローラ68と絞りローラ70が互いに近接離反運動し、
図9に示す休止位置から互いに接触する稼動位置に移動
した後に、それぞれ反時計方向、時計方向に回転するよ
うに、本実施例では、それぞれベアリング296及び300に
軸支された作動手段とてし揺動板手段を構成する要素29
4、298を備えている。要素294はハンドル292に強固に固
定され、要素294、298はそれぞれ連動歯部302、304に取
付けている。矢印で示すようにハンドル292を上昇させ
ると要素294は、同じく矢印で示すように反時計方向に
回転し、要素298は上記要素294との係合により時計方向
に回転する。
絞りローラ68及び70は、ハウジング要素290のガイド
孔部又はガイド溝316に案内されると共に、上記したよ
うに要素294、298が揺動すると、それぞれ該要素294、2
98に取付けた第一のカム面307、309と協働することによ
り互いの方向へ近接される。絞りローラ68、70が互いに
接触すると、要素294、298の第二のカム面306、308がそ
れぞれ絞りローラ68、70の背後にロックされるため、該
絞りローラ68、70は稼動位置でロックされる。更に、絞
りローラ68、70はそれぞれ要素294、298のローラ駆動手
段として歯付ラックを構成する歯部310、312と歯車13
0、230の間の相互作用により回転する。
図9に示すモップの第7実施例は、絞りローラ68、70
が共に対称に位置して互いに鏡像関係を構成する要素に
より作動される点において、図6に示すモップ絞り機の
第4実施例に非常に広範囲で類似している。しかしなが
ら、上記第4実施例における絞りローラ68、70の作動が
要素212、214の水平運動又は垂直方向の往復運動からな
るが、図9に示す第7実施例に係るモップ絞り機では、
絞りローラ68、70の作動は、要素294、298の相互作用及
び揺動からなる。
図7、図8、図9及び図10に示す第5、第6、第7及
び第8実施例のモップ絞り機において、それぞれ絞りロ
ーラ68、70又は少なくとも移動ローラである絞りローラ
70は図示されていないが、図4のベアリング・ハウジン
グ131に対応するベアリング・ハウジングに軸支される
ことが好ましい。
図1から図9を参照とした上記モップ絞り機の実施例
では、絞りローラ68、70の作動が、少なくとも1つの絞
りローラが往復運動をするような一又はそれ以上の要素
の往復又は揺動運動からなる点において共通している。
従って、図1から図9に示すモップ絞り機の全体を見る
と、絞りローラは当該実施例のハウジング要素に対して
のみ移動することが可能であり、該移動は上記絞りロー
ラを互いに近付けるだけである。絞りローラが接触した
後は、該絞りローラは稼動位置で保持されると共に回転
する。また、図1から図3を参照して説明したように、
絞りローラの68、70の回転は、例えば、図1に示すモッ
プ12のようなモップをモップ絞り機に対して上昇させ
る。
図10に示す本発明の第8実施例では、モップ絞り機に
挿入されるモップは、モップ絞り機に対して実質的に固
定位置に保持され、モップ挟み又はモップ絞りローラが
モップ及びモップ絞り機に対して下降する。従って、ハ
ウジング要素320内では、図10に示すようなモップ挟み
ローラが矢印に示すような垂直方向に移動可能な支持要
素330に取付けられている。挟みローラの歯車130、230
を図10に示す。支持要素330に取付けられた絞りローラ
は、支持要素330に対して、該支持要素330のガイド孔部
又はガイド溝332に案内され、支持要素330はハンドル32
2により降下又は上昇し、該ハンドル322はベアリング32
8及び突出したピン324を備え、該ピン324は支持要素の
ガイド溝326に突出して係合している。従って、矢印で
示すようにレバー322を降下させるか、又は、反時計方
向に揺動すると、支持要素330が降下し、その結果、絞
りローラも降下する。絞りローラの作動は、更に、ハウ
ジング要素320に強固に支持されると共に中央孔部340を
設けた支持板から成り立っている。該中央孔部340は、
2つの第一のカム面342、344を備え、該カム面342、344
は絞りローラを互いに接触するための上記したモップ絞
り機の作動の第一の段階において、絞りローラを互いに
近接する方向に案内するために設けている。絞りローラ
が互いに接触すると、第二のカム面346、350と互いに接
触する状態を維持し、該カム面346、350は基本的には、
それぞれ図6に示すモップ絞り機の第4実施例のカム面
218、216に対応する。更に、モップ挟みローラは該モッ
プ挟みローラの歯車130、230と作動手段としてガイド手
段を構成する要素338のローラ駆動手段として歯付ラッ
クを構成する歯部348、352の相互作用により回転する。
モップは保持され、モップ絞り機に対して移動しないと
いう有利な特徴を除くと、モップ絞り機を作動すると、
図10に示す本発明の第8実施例の特徴的利点は、それぞ
れ図6、図7及び図8に示す第4、第5及び第6実施例
と同様であり、それらは最少数の要素からなる。即ち、
上記の第8実施例のモップ絞り機は、支持要素330、ガ
イド要素338とレバー322、ピン324、ガイド溝326及びベ
アリングからなるレバー・アセンブリからなる。上記要
素及びモップ挟みローラの他に、図10に示す第8実施例
は、好適には、更に、上記レバー322と協働する復帰ば
ねを備えている。
図4から図10に示すハウジング要素150、180、200、2
40、260、290、320は、それぞれ、例えば、図1から図
3に示す本発明に係るモップ絞り機の好適な第1実施例
と一致するようなハウジング要素である。
また、図6、図7、図8、図9及び図10に示す第5、
第6、第7及び任意的に第8実施例では、それぞれ復帰
ばね又はカム面の復帰手段は、図5に示す第3実施例に
おいて提供されたものを用いることが好ましい。
更に、図1から図10に示すハウジング要素50、150、1
80、220、240、260、290及び320は上記したコンテナと
一体としてもよい。
図11は、絞りローラ68、70の好適な実施例を示してい
る。該絞りローラ68、70は基本的には、中心のコアボデ
イ368、ソフト・プラスチック製の被覆部材364および発
泡ポリウレタン・ボデイ362とからなるローラ本体358か
らなる。上記コアボデイ368は内方に突出する羽根370を
そなえた塩化ポリビニール成形部材からなり、上記被覆
部材364は羽根366を備えており、上記硬度を有する塩化
ポリビニール製のコアボデイ368と同時成形されるソフ
ト・プラスチック・ボデイにより構成することが好まし
い。上記発泡ポリウレタン・ボデイ362は絞りローラ6
8、70の外周面360を規定するものである。上記ローラ本
体358の端部には、図11の右側下部に示されているプラ
スチック・ボデイ380を取り付けるようにしている。前
記したように、ローラ本体は最小の構成要素から製造し
ており、即ち、中心の剛性を有する塩化ポリビニール製
のコアボデイ368、ソフト・プラスチック製の被覆部材3
64および発泡体からなる外周のボデイ362を一定長さに
同時成形して製造している。該構造からなるローラの利
点は、その外周面360が非常に丈夫でかつ自己復元性を
有する点である。ローラ本体は射出成形された2つのプ
ラスチック・ボデイからなる手段により軸受けされ、こ
れらのプラスチック・ボデイは発泡ボデイ362を発泡成
形後または前に、中心コアボデイ368内の内部スペース
に簡単に嵌合される。プラスチック・ボデイ380は中心
円筒部374、該円筒部374から突出すると共に細長いリッ
ジ378により規定される羽根376を備え、該羽根376はコ
アボデイ368の羽根370と係合するようにしている。円筒
部374の反対側には歯車130、230を突設している。
本発明に係るモップ絞り機の上記した実施例の絞りロ
ーラ68、70は他の技術によっても形成することが出来る
ことは明らかであり、たとえば、ゴム・ボデイ、ソフト
・プラスチック円筒ボデイ等から構成することも出来
る。しかしながら、図11に示すローラ68、70を採用する
ことによって、ソフト・プラスチック製の羽根364が、
モップ絞り機の挾み作用を確実とする圧力変化を与える
ことが出来るという効果を得ることが出来る。このよう
に、本発明に係わるモップ絞り機では、前記カム面によ
って、ローラは互いの接触を所定の規定された距離で保
持されると共に互いに押圧され、上記歯と協働する歯車
130、230によって回転されるように作用される。協働す
るローラ68、70の間の距離とは関係なく、ローラの発泡
ボデイ362の接触および変形によって圧力が生じ、さら
に、個々のローラの回転中に可変圧力勾配を与えるソフ
ト・プラスチック羽根366によって、モップの挟みある
いは絞り効力が規定され、このように、いずれの装置に
おいても挟みあるいは絞り効果を確実なものとすること
が出来る。
さらに、上記ソフト・プラスチック被覆部材364はコ
アボデイ368の材料と高度に親和性のある材料から形成
され、コアボデイ368に強固に結合され、回転起動する
コアボデイ368と圧力発生および圧力伝達用の発泡ボデ
イ362の間のリンクを構成している点に大きな利点を有
するものである。該構成としているため、作動時の変形
により発泡ボデイ362が被覆部材364から離れようとする
時、被覆部材364の羽根366が、コアボテイ368の回転を
発泡ボデイ362に伝えて、発泡ボデイ362に強制的に回転
を生じさせる作用をする。
図11に示す上記ローラの要件を満たす限り、ローラの
軸受は、内部あるいは外部軸受ベアリング、あるいはロ
ーラ・ベアリングなどを設けて、変更しても良い。
《実施例》 図1から図3に示すモップ絞り機を下記の要素で下記
の材料により設けた。絞りローラ68、70は、外径28mm、
肉厚が1.5mmのソリッド・ハード塩化ポリビニール製か
らなるチューブ(コアボデイ)368を、ソフト塩化ポリ
ビニール製の被覆部材364と同時成形で形成した。ソフ
ト塩化ポリビニール製の被覆部材364の羽根366はコアボ
デイ368の外周面から約5mm突出させた。ローラ本体358
の全長は約58mmとした。プラスチック・ボデイ380はナ
イロンを射出成形して形成した。ハウジング要素50はそ
の内幅を約192mmとし、全体の高さを267mm、全体の幅を
約252mm、全体の深さを265mmとした。ハウジング要素50
はポリスチレンを射出成形して形成した。L状腕部72、
74はナイロンを射出成形して形成した。カム面122の長
さは約65mmで、カム面124の長さは約17mmとした。カム
面126の外周の長さは約120mmとし、カム面127の長さは
約17mmとした。L状腕部72、74の形状は、操作者がハン
ドル90を引くことによってモップ絞り機10を操作する時
に、どんな僅かな力でも、力が生じたことが操作者に分
かるように、図2および図3に示す形状にコンピュータ
で設計した。上記絞り機によりテストした結果、通常の
操作条件の元において、操作者によって発生される力
は、極端なモップにおいてさえ、50kg以下であることが
明らかにされた。通常は、操作者によって発生される力
は10−30kgの範囲である。
以上のように、本発明を種々の相異した観点から多数
の実施例について説明したが、多数の変形例および適用
例が本発明の技術分野の当業者にとって、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で実現できるものであるが、このよう
な変形例および適用例は当然のことながら、本発明に包
含されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 13/60

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(50)と、 弾性を有するローラ本体を備える一対の回転可能な絞り
    ローラ(68,70)と、 作動手段とを備え、 上記絞りローラ(68,70)の少なくとも一方は、一対の
    絞りローラ(68,70)が互いに接触することなく離れた
    関係にある休止位置と、一対の絞りローラ(68,70)が
    互いに接触すると共に互いに押圧して上記ローラ本体に
    変形を生じさせ、ローラ本体間に絞り圧を発生させる稼
    働位置との間を移動可能であり、かつ、上記絞りローラ
    (68,70)の少なくとも一方は、稼働位置にあるとき
    に、一対の絞りローラ(68,70)を反対方向に回転させ
    る回転力を受ける駆動ホイール(130)を備えており、 上記作動手段は、第一のカム面(120,126)とローラ駆
    動手段(128)を備える回動駆動部材(72)と、該回動
    駆動部材(72)が第一位置と第二位置の間を移動すると
    きに、可動の絞りローラ(70)を上記休止位置と可動位
    置の間を移動するように案内する案内手段とを備え、 上記第一のカム面(120,126)は、上記回動駆動部材(7
    2)が第二位置から第三位置に、あるいはその逆に移動
    するときに、上記可動の絞りローラ(70)を稼働位置に
    ロックし、 上記ローラ駆動手段(128)は、上記回動駆動部材(7
    2)が第二位置から第三位置あるいはその逆に移動する
    ときに、回転力を駆動ホイール(130)へ伝達するもの
    であるモップ絞り機(10)において、 上記案内手段は案内腕(74)を備え、上記少なくとも一
    つの可動の絞りローラ(70)の両端は、他端が上記ハウ
    ジング(50)に回動可能に取り付けられた上記案内腕
    (74)の一端に、それぞれ回転可能に取り付けられ、 上記案内腕(74)は、上記可動の絞りローラ(70)を稼
    働位置に移動させると共に稼働位置にロックするため
    に、上記第一のカム面(120,126)と協働する第二のカ
    ム面(122,124)を備えることを特徴とするモップ絞り
    機。
  2. 【請求項2】上記絞りローラ(68,70)は、ハウジング
    (50)の対向する終端壁(52,54)間に延在すると共に
    軸支され、絞りローラ(68,70)に対応する上記回動駆
    動部材(72)及び上記案内腕(74)は、可動の絞りロー
    ラ(70)の両端を駆動するように、各ハウジング(50)
    の各終端壁(52,54)に取り付けられている請求項1に
    記載のモップ絞り機。
  3. 【請求項3】上記駆動ホイール(130)は歯付ホイール
    であり、該駆動ホイール(130)に対応する上記ローラ
    駆動手段(128)は歯付ラックを備える請求項1又は請
    求項2に記載のモップ絞り機。
  4. 【請求項4】上記第一のカム面(120,126)は、回動駆
    動部材(72)の回動点と一致した中心を有する円の一部
    を構成する湾曲したカム面(126)を備え、該湾曲した
    カム面(126)は、上記可動の絞りローラ(70)を稼働
    位置にロックするために、上記第二のカム面(122,12
    4)に係合する請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載のモップ絞り機。
  5. 【請求項5】歯付ラック(128)は、上記第二のカム面
    (122,124)が上記湾曲したカム面(126)に当接して係
    合したときに、上記歯付ホイール(130)が歯付ラック
    (128)と係合するように、上記湾曲したカム面(126)
    と同心である円の一部を構成している請求項3又は請求
    項4に記載のモップ絞り機。
  6. 【請求項6】上記回動駆動手段(72)を、上記第一位置
    から第二位置を経て第三位置に移動させるためのハンド
    ル(90)を備える請求項1から請求項5のいずれか1項
    に記載のモップ絞り機。
  7. 【請求項7】上記絞りローラ(68,70)の少なくとも一
    方は、 剛性を有するプラスチック材料からなる中心管部材(36
    8)と、 該中心管部材(368)と同心に配置されて中心管部材(3
    68)を囲むと共に、外方に突出する羽根(366)を有す
    るソフト・プラスチック材料からなる被覆部材(364)
    と、 発泡材料からなり、上記絞りローラ(68,70)の外周面
    (360)を構成すると共に、上記被覆部材(364)を取り
    囲み、上記中心管部材(368)と同心であるローラ本体
    (362)とを備える請求項1から請求項6のいずれか1
    項に記載のモップ絞り機。
  8. 【請求項8】上記ローラ本体(362)を構成する発泡材
    料は、80ショア(A)に満たない40〜65ショア(A)、
    好ましくは45〜60ショア(A)、より好ましくは50〜55
    ショア(A)の弾性を有するものである請求項7に記載
    のモップ絞り機。
  9. 【請求項9】モップ(12)を備え、 該モップ(12)は、モップ本体(26)と2つの翼状部材
    (14,16)を備え、これらの翼状部材(14,16)はその内
    端が互いにヒンジ(18)で連結され、上記モップ本体
    (26)は翼状部材(14,16)の外側両端に連結されてお
    り、 上記モップ(12)は、翼状部(14,16)を揺動すること
    により、上記モップ本体(26)が広げられた位置に保持
    される平面を翼状部(14,16)が規定する作用位置か
    ら、上記モップ本体(26)をモップ絞り機(10)に導入
    するために翼状部(14,16)の両端からモップ本体を吊
    り下げることが出来るように翼状部(14,16)を折り畳
    む不作用位置へ折り畳み可能である請求項1から請求項
    8のいずれか1項に記載のモップ絞り機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3441973A (en) * 1967-09-19 1969-05-06 Albert Turk Mop wringer with gear driven rolls
JPS4954345U (ja) * 1972-08-15 1974-05-14
JPH01108259U (ja) * 1988-01-08 1989-07-21

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