JP2851286B2 - 農産物の鮮度保持方法 - Google Patents
農産物の鮮度保持方法Info
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- JP2851286B2 JP2851286B2 JP30874688A JP30874688A JP2851286B2 JP 2851286 B2 JP2851286 B2 JP 2851286B2 JP 30874688 A JP30874688 A JP 30874688A JP 30874688 A JP30874688 A JP 30874688A JP 2851286 B2 JP2851286 B2 JP 2851286B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、収穫後における果実、蔬菜等の農産物の鮮
度保持方法に関する。更に詳しくは、これら農産物をフ
ィルムで密封包装する際の鮮度保持方法に関する。
度保持方法に関する。更に詳しくは、これら農産物をフ
ィルムで密封包装する際の鮮度保持方法に関する。
果実、蔬菜等の青果物は収穫した後も、呼吸及び水分
の蒸散などの生理を営んでおり、その結果、目減り、栄
養成分の減少、腐敗、萎凋、褐変等が発生し、品質の低
下を来すものであるから、これらの輸送、貯蔵に際して
は、格別の処置をしておかないと商品価値が著しく低下
するものである。
の蒸散などの生理を営んでおり、その結果、目減り、栄
養成分の減少、腐敗、萎凋、褐変等が発生し、品質の低
下を来すものであるから、これらの輸送、貯蔵に際して
は、格別の処置をしておかないと商品価値が著しく低下
するものである。
従来、これら農産物の鮮度保持方法としては、 (1)低温にすることにより呼吸、生理活性の浴、微生
物活性の抑制をおこなう。
物活性の抑制をおこなう。
(2)系内ガス濃度の調整により呼吸、生理活性の抑制
を行う。
を行う。
(3)包装により蒸散の抑制、萎縮の防止、簡易CA(Co
ntrol Atmosphere)となりうる、 の以上3種の基本的方法があり、(1)の方法の代表
的な例としては、予冷、冷蔵、氷温等を挙げるこ
とができる。(2)の方法の代表的な例としては、CA
貯蔵(Control Atmosphere)、エチレンガス除去剤の
使用等を挙げることができる。(3)の方法の代表的な
例としては、一般のポリエチレン包装、無機フィラ
ーを練り込んだフィルムによる包装等を挙げることがで
きるが農産物の鮮度保持は(1)、(2)、(3)単独
で行われることはほとんどなく、(1)、(2)、
(3)の組み合わせで行うことが一般的であり、それぞ
れの農産物の適性保存条件として、適性な温度、室温、
およびガス濃度を求める研究が行われている。
ntrol Atmosphere)となりうる、 の以上3種の基本的方法があり、(1)の方法の代表
的な例としては、予冷、冷蔵、氷温等を挙げるこ
とができる。(2)の方法の代表的な例としては、CA
貯蔵(Control Atmosphere)、エチレンガス除去剤の
使用等を挙げることができる。(3)の方法の代表的な
例としては、一般のポリエチレン包装、無機フィラ
ーを練り込んだフィルムによる包装等を挙げることがで
きるが農産物の鮮度保持は(1)、(2)、(3)単独
で行われることはほとんどなく、(1)、(2)、
(3)の組み合わせで行うことが一般的であり、それぞ
れの農産物の適性保存条件として、適性な温度、室温、
およびガス濃度を求める研究が行われている。
現在、最も一般的に行われているのは、酸素濃度と炭
酸ガス濃度を調節した貯蔵庫内に農産物を低温で貯蔵す
るCA貯蔵、および農産物をフィルム包装し、農産物の呼
吸作用により、包装内の酸素濃度、炭酸ガス濃度を調節
し、必要に応じてエチレンガス除去剤、水分吸収材を包
装袋内に入れ、低温で保存する簡易CA貯蔵である。
酸ガス濃度を調節した貯蔵庫内に農産物を低温で貯蔵す
るCA貯蔵、および農産物をフィルム包装し、農産物の呼
吸作用により、包装内の酸素濃度、炭酸ガス濃度を調節
し、必要に応じてエチレンガス除去剤、水分吸収材を包
装袋内に入れ、低温で保存する簡易CA貯蔵である。
現在行われているCA貯蔵の場合、貯蔵庫内の酸素濃度
と炭酸ガス濃度を、貯蔵する農産物に適したガス濃度に
調節する必要があるため、気密度の高い冷蔵庫、複雑
で大掛かりな機器使用のための設備コストが高い、そ
れぞれに違う生理作用を営むため多品種の農産物を同時
に保存できない、CA貯蔵庫から出荷後の保存性が低い
等の問題点がある。
と炭酸ガス濃度を、貯蔵する農産物に適したガス濃度に
調節する必要があるため、気密度の高い冷蔵庫、複雑
で大掛かりな機器使用のための設備コストが高い、そ
れぞれに違う生理作用を営むため多品種の農産物を同時
に保存できない、CA貯蔵庫から出荷後の保存性が低い
等の問題点がある。
また、フィルム包装による簡易CA貯蔵の場合、系内の
酸素濃度および炭酸ガス濃度は、農産物の呼吸作用に依
存するため、ガス濃度のコントロールは不可能であ
る、低温で保存する場合には呼吸作用が抑制されるた
め、適当なガス濃度なるには時間がかかる等の問題点が
ある。
酸素濃度および炭酸ガス濃度は、農産物の呼吸作用に依
存するため、ガス濃度のコントロールは不可能であ
る、低温で保存する場合には呼吸作用が抑制されるた
め、適当なガス濃度なるには時間がかかる等の問題点が
ある。
本発明は、上記のCA貯蔵あるいはフィルム包装により
行う簡易CAのもつ欠点を克服するため鋭意研究した結
果、包装フィルムのガス透過性を洗濯し、包装内に炭酸
ガス発生能力を有する脱酸素剤を用いることによって包
装袋内のガス組成をある程度正確にコントロールするこ
とが可能となり、経済的にしかも簡易に行える方法を完
成したものである。
行う簡易CAのもつ欠点を克服するため鋭意研究した結
果、包装フィルムのガス透過性を洗濯し、包装内に炭酸
ガス発生能力を有する脱酸素剤を用いることによって包
装袋内のガス組成をある程度正確にコントロールするこ
とが可能となり、経済的にしかも簡易に行える方法を完
成したものである。
すなわち、厚さ0.03mmのフィルムにしたときの酸素透
過度が100cc/m2・24hrs・atm以上、30,000cm/m2・24hrs
・atm以下の範囲のガス透過度を有するフィルムを使用
し、該包装内に炭酸ガス発生能力を有する脱酸素剤と農
産物とを収容して密封し、該農産物の適性保存温度で保
存する農産物の鮮度保持方法を提供するものである。
過度が100cc/m2・24hrs・atm以上、30,000cm/m2・24hrs
・atm以下の範囲のガス透過度を有するフィルムを使用
し、該包装内に炭酸ガス発生能力を有する脱酸素剤と農
産物とを収容して密封し、該農産物の適性保存温度で保
存する農産物の鮮度保持方法を提供するものである。
厚さ0.03mmのフィルムにしたときの酸素透過度が100c
c/m2・24hrs・atm未満であると包装系内の酸素濃度が低
くなり、農産物が呼吸困難となり、壊死してしまう危険
がある。また、厚さ0.03mmのフィルムにしたときの酸素
透過度が30,000cc/m2・24hrs・atmを超えると、フィル
ム外からのガス流入が多くなるため、包装系内のガスコ
ントロールが不能となるので好ましくない。
c/m2・24hrs・atm未満であると包装系内の酸素濃度が低
くなり、農産物が呼吸困難となり、壊死してしまう危険
がある。また、厚さ0.03mmのフィルムにしたときの酸素
透過度が30,000cc/m2・24hrs・atmを超えると、フィル
ム外からのガス流入が多くなるため、包装系内のガスコ
ントロールが不能となるので好ましくない。
本発明において、適度なガス透過性を有するフィルム
としては、ポリエチレン、ポリブタジエン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂、紙、不織布、あるいはそれらの複合
体を用いることができる。また透明フィルムの場合、曇
り防止に防曇剤の使用も勿論可能である。
としては、ポリエチレン、ポリブタジエン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂、紙、不織布、あるいはそれらの複合
体を用いることができる。また透明フィルムの場合、曇
り防止に防曇剤の使用も勿論可能である。
炭酸ガス発生能力を有する脱酸素剤としては、アスコ
ルビン酸および炭酸アルカリ(NaHCO3、Na2CO3、等のア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩および炭酸
水素塩)を主成分とするもの、あるいは第一鉄化合物
(FeSO4・7H2O、FeCl2・4H2O、FeBF2・2H2O等)及び炭
酸アルカリ(NaHCO3、Na2CO3、K2CO3、CaCO3、MgCO3等
のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩および
炭酸水素塩)を主成分とするもの等を挙げることができ
るが、脱酸素能力と炭酸ガス発生能力を有する材料であ
れば特に限定されない。
ルビン酸および炭酸アルカリ(NaHCO3、Na2CO3、等のア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩および炭酸
水素塩)を主成分とするもの、あるいは第一鉄化合物
(FeSO4・7H2O、FeCl2・4H2O、FeBF2・2H2O等)及び炭
酸アルカリ(NaHCO3、Na2CO3、K2CO3、CaCO3、MgCO3等
のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩および
炭酸水素塩)を主成分とするもの等を挙げることができ
るが、脱酸素能力と炭酸ガス発生能力を有する材料であ
れば特に限定されない。
本発明においては、蒸散作用の著しい農産物の場合は
水分吸収材を、エチレンガスの発生量の多いものについ
てはエチレンガス除去剤との併用が可能である。勿論、
水分吸収シートとエチレンガス除去剤を同時に併用する
こともできる。
水分吸収材を、エチレンガスの発生量の多いものについ
てはエチレンガス除去剤との併用が可能である。勿論、
水分吸収シートとエチレンガス除去剤を同時に併用する
こともできる。
水分吸収材としては、紙、不織布、細孔を有するフィ
ルム等の通水性を有する材料の間に吸水性樹脂(デンプ
ン・アクリル酸塩のグラフト重合体、カルボキシメチル
セルロース架橋体、ビニルアルコール・アクリル酸塩共
重合体、ポリアクリルニトリル加水分解物、架橋ポリア
クリル酸塩、変性ポリビニルアルコール、アクリル酸塩
重合体、アクリル酸塩・アクリルアミド共重合体又はイ
ソブチレン・無水マレイン酸共重合体等)を存在せしめ
た水分吸収シート、あるいは紙、不織布、細孔を有する
フィルム、無機フィラーを混入した熱可塑性樹脂等の透
湿性を有する材料で作成されたパウチに吸湿性材料(上
記吸水性樹脂、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、塩化
カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、第2
リン酸ナトリウム、塩化アンモニウム、炭酸カリウム、
カリウムミョウバン、硫酸マグネシウム、硝酸ナトリウ
ム、硝酸アンモニウム、第1リン酸アンモニウム、臭化
カリウム、蔗糖、果糖、ブドウ糖、ソルビトール、マル
チトール、乳糖等)を存在せしめた吸湿材等が利用でき
る。
ルム等の通水性を有する材料の間に吸水性樹脂(デンプ
ン・アクリル酸塩のグラフト重合体、カルボキシメチル
セルロース架橋体、ビニルアルコール・アクリル酸塩共
重合体、ポリアクリルニトリル加水分解物、架橋ポリア
クリル酸塩、変性ポリビニルアルコール、アクリル酸塩
重合体、アクリル酸塩・アクリルアミド共重合体又はイ
ソブチレン・無水マレイン酸共重合体等)を存在せしめ
た水分吸収シート、あるいは紙、不織布、細孔を有する
フィルム、無機フィラーを混入した熱可塑性樹脂等の透
湿性を有する材料で作成されたパウチに吸湿性材料(上
記吸水性樹脂、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、塩化
カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、第2
リン酸ナトリウム、塩化アンモニウム、炭酸カリウム、
カリウムミョウバン、硫酸マグネシウム、硝酸ナトリウ
ム、硝酸アンモニウム、第1リン酸アンモニウム、臭化
カリウム、蔗糖、果糖、ブドウ糖、ソルビトール、マル
チトール、乳糖等)を存在せしめた吸湿材等が利用でき
る。
エチレンガス除去剤としては、活性炭、ゼオライト、
ゼオライト等の多孔質素材に過マンガン酸カリウムを混
合したもの、臭素を吸着させた4〜6Åのミクロ孔を有
する炭素分子篩、臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウ
ムを溶解して酸性水を活性炭に加えて反応させたのち乾
燥させたもの等を使用することができる。
ゼオライト等の多孔質素材に過マンガン酸カリウムを混
合したもの、臭素を吸着させた4〜6Åのミクロ孔を有
する炭素分子篩、臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウ
ムを溶解して酸性水を活性炭に加えて反応させたのち乾
燥させたもの等を使用することができる。
本発明の方法により鮮度を保持しうる農産物として
は、イチジク、サクランボ、ビワ、モモ、スモモ、ウ
メ、オレンジ、ナシ、リンゴ、パイナップル、ミカン、
メロン、アボガド、クリ等で例示される果実類、及びナ
メコ、生シイタケ、エノキダケ、マッシュルーム、トウ
モロコシ、ブロッコリ、グリンピース、ニンジン、ホウ
レンソウ、カリフラワー、メキャベツ、タケノコ、ゴボ
ウ、パセリ、ソラマメ、アスパラガス、レンコン、ハク
サイ、ネギ、ニラ、セロリ、カブ、キャベツ、ダイコ
ン、タマネギ、イチゴ、ニンニク、ワサビ、マツタケ、
ピーマン、エダマメ、カボチャ、サヤエンドウ、スイ
カ、ジャガイモ、トマト、ナス、インゲンマメ、キュウ
リ、サトイモ、レタス、シメジ、モヤシ、キクナ等、果
菜類、根菜類、芽菜類、茸類、マメ類、穀類等全てが含
まれる。
は、イチジク、サクランボ、ビワ、モモ、スモモ、ウ
メ、オレンジ、ナシ、リンゴ、パイナップル、ミカン、
メロン、アボガド、クリ等で例示される果実類、及びナ
メコ、生シイタケ、エノキダケ、マッシュルーム、トウ
モロコシ、ブロッコリ、グリンピース、ニンジン、ホウ
レンソウ、カリフラワー、メキャベツ、タケノコ、ゴボ
ウ、パセリ、ソラマメ、アスパラガス、レンコン、ハク
サイ、ネギ、ニラ、セロリ、カブ、キャベツ、ダイコ
ン、タマネギ、イチゴ、ニンニク、ワサビ、マツタケ、
ピーマン、エダマメ、カボチャ、サヤエンドウ、スイ
カ、ジャガイモ、トマト、ナス、インゲンマメ、キュウ
リ、サトイモ、レタス、シメジ、モヤシ、キクナ等、果
菜類、根菜類、芽菜類、茸類、マメ類、穀類等全てが含
まれる。
次に実施例および比較例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1 厚み90μmの線状低密度ポリエチレン(出光石油化学
社製 モアテック0238N)の単層フィルム(厚さ0.03mm
としたときの酸素透過度:9600cc/m2・24hrs・atm)でパ
ウチ(包装袋)(170mm×270mm)を作成し、中に水分吸
収シートを1枚、トマト(白鷹ファースト、等級:A、サ
イズ:M)1ケ、炭酸ガス発生タイプの脱酸素剤(三菱瓦
斯化学 エージレスC−200)1ケを順に入れ、開口部
をヒートシールして密封し、頂部を上にして10℃で保存
する。
社製 モアテック0238N)の単層フィルム(厚さ0.03mm
としたときの酸素透過度:9600cc/m2・24hrs・atm)でパ
ウチ(包装袋)(170mm×270mm)を作成し、中に水分吸
収シートを1枚、トマト(白鷹ファースト、等級:A、サ
イズ:M)1ケ、炭酸ガス発生タイプの脱酸素剤(三菱瓦
斯化学 エージレスC−200)1ケを順に入れ、開口部
をヒートシールして密封し、頂部を上にして10℃で保存
する。
比較例1 厚み90μmの単層フィルム(出光石油化学社製 モア
デック0238N)でパウチ(170×270mm)を作成し、中に
水分吸収シートを1枚、トマト(白鷹ファースト、等級
A、サイズ:M)1ケを順に入れ、開口部をヒートシール
して密封し、頂部を上にして10℃で保存する。
デック0238N)でパウチ(170×270mm)を作成し、中に
水分吸収シートを1枚、トマト(白鷹ファースト、等級
A、サイズ:M)1ケを順に入れ、開口部をヒートシール
して密封し、頂部を上にして10℃で保存する。
試験例 上記実施例および比較例中のガス濃度および外観を1
週間おきに評価した。その結果を第1表に示す。
週間おきに評価した。その結果を第1表に示す。
実施例2 厚み90μmの単層フィルム(出光石油化学社製 モア
デック0238N)の単層フィルム(厚さ30μmにしたとき
の酸素透過度:9600cc/m2・24hrs・atm)でパウチ(包装
袋)(170mm×270mm)を作成し、中に水分吸収シートを
1枚、トマト(白鷹ファースト、等級A、サイズ:M)1
ケ、炭酸ガス発生タイプの脱酸素剤(三菱瓦斯化学 エ
ージレスG−200)1ケ、エチレンガス除去剤(武田薬
品工業社製 モルシーボンNGP6/8 10gを不織布のパウチ
(50×80mm)にいれたもの)1ケを順に入れ、開口部を
ヒートシールして密封し、頂部を上にして10℃で保存す
る。
デック0238N)の単層フィルム(厚さ30μmにしたとき
の酸素透過度:9600cc/m2・24hrs・atm)でパウチ(包装
袋)(170mm×270mm)を作成し、中に水分吸収シートを
1枚、トマト(白鷹ファースト、等級A、サイズ:M)1
ケ、炭酸ガス発生タイプの脱酸素剤(三菱瓦斯化学 エ
ージレスG−200)1ケ、エチレンガス除去剤(武田薬
品工業社製 モルシーボンNGP6/8 10gを不織布のパウチ
(50×80mm)にいれたもの)1ケを順に入れ、開口部を
ヒートシールして密封し、頂部を上にして10℃で保存す
る。
この試験例より、本発明のものは、酸素濃度が低く、
炭酸ガス濃度が一定であるため、フィルム包装のみに比
較例に比して、良品率が28日後であっても90%というき
わめて鮮度保持の高い効果を有することがわかる。
炭酸ガス濃度が一定であるため、フィルム包装のみに比
較例に比して、良品率が28日後であっても90%というき
わめて鮮度保持の高い効果を有することがわかる。
〔発明の効果〕 以上述べた本発明によれば、適切なガス透過性を有す
る包装フィルムを用いてその包装袋内に炭酸ガス発生能
力を有する脱酸素剤および農産物を入れ密封し、該農産
物の適性保存温度で保存することにより、簡便にかつ安
価にCA貯蔵と同様、正確にガス濃度コントロールを行う
ことができ、農産物の鮮度を失うことなく長期間保存す
ることができるものである。
る包装フィルムを用いてその包装袋内に炭酸ガス発生能
力を有する脱酸素剤および農産物を入れ密封し、該農産
物の適性保存温度で保存することにより、簡便にかつ安
価にCA貯蔵と同様、正確にガス濃度コントロールを行う
ことができ、農産物の鮮度を失うことなく長期間保存す
ることができるものである。
また、フィルム中に農産物が保存されているため、エ
チレンガスの他感作用(アレロパシー)による全数の腐
敗とも無縁である。
チレンガスの他感作用(アレロパシー)による全数の腐
敗とも無縁である。
また、炭酸ガスを発生する脱酸素剤を用いているた
め、一般の包装による簡易CA貯蔵に比べ、適切なガス濃
度になる時間が大幅に短縮され、また、包装材料のガス
透過性を選択することにより、任意のガス濃度に設定す
ることも可能となる。
め、一般の包装による簡易CA貯蔵に比べ、適切なガス濃
度になる時間が大幅に短縮され、また、包装材料のガス
透過性を選択することにより、任意のガス濃度に設定す
ることも可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−216640(JP,A) 特開 昭55−68245(JP,A) 特開 昭63−137643(JP,A) 特開 昭63−63339(JP,A) 特開 昭62−262944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23B 7/148
Claims (4)
- 【請求項1】農産物をフィルムにより密封包装する鮮度
保持方法において、厚さ0.03mmのフィルムにしたときの
酸素透過度が100cc/m2・24hrs・atm以上、30,000cm/m2
・24hrs・atm以下の範囲のガス透過度を有するフィルム
を使用し、該包装内に炭酸ガス発生能力を有する脱酸素
剤と農産物とを収容して密封し、該農産物の適性保温温
度で保存することを特徴とする農産物の鮮度保持方法。 - 【請求項2】前記包装内に、さらに水分吸収材を収容し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の農産
物の鮮度保持方法。 - 【請求項3】前記包装内に、さらにエチレンガス除去剤
を収容したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の農産物の鮮度保持方法。 - 【請求項4】前記包装内に、さらに水分吸収材およびエ
チレンガス除去剤を収容したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の農産物の鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30874688A JP2851286B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 農産物の鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30874688A JP2851286B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 農産物の鮮度保持方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02154637A JPH02154637A (ja) | 1990-06-14 |
| JP2851286B2 true JP2851286B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=17984790
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30874688A Expired - Fee Related JP2851286B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 農産物の鮮度保持方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH0777542B2 (ja) * | 1990-08-09 | 1995-08-23 | 株式会社ニチレイ | 苺果実の長期貯蔵方法 |
| JP2018076081A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | 住友ベークライト株式会社 | もやし又は菌茸類用鮮度保持包装袋、もやし又は菌茸類入り包装体およびもやし又は菌茸類の鮮度保持方法 |
| JP6678259B1 (ja) * | 2019-01-18 | 2020-04-08 | 日本ピュアフード株式会社 | 精肉の保存方法 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP30874688A patent/JP2851286B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH02154637A (ja) | 1990-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |