JP2851209B2 - Ｇｐｓ受信機の初期設定回路 - Google Patents
Ｇｐｓ受信機の初期設定回路Info
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- JP2851209B2 JP2851209B2 JP4182102A JP18210292A JP2851209B2 JP 2851209 B2 JP2851209 B2 JP 2851209B2 JP 4182102 A JP4182102 A JP 4182102A JP 18210292 A JP18210292 A JP 18210292A JP 2851209 B2 JP2851209 B2 JP 2851209B2
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- Japan
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- positioning
- initial setting
- character string
- gps receiver
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＧＰＳ（Global Posit
ioning System ）受信機に関し、特にその初期設定回路
に関する。
ioning System ）受信機に関し、特にその初期設定回路
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＧＰＳは、地球周回軌道上に打ち上げら
れたＧＰＳ衛星から信号を受信して移動体の測位を行う
システムである。測位に係る移動体にはＧＰＳ受信機が
搭載され、この受信機によって、所定の測位計算アルゴ
リズムが実行される。ＧＰＳ受信機は、測位計算を行う
ため、所定個数のＧＰＳ衛星との擬似距離を求める。こ
の擬似距離は、ＧＰＳ受信機に内蔵されるクロックの誤
差等を含んでいるため、ＧＰＳ受信機が搭載される移動
体の位置を３次元的に決定するためには４個の、２次元
的に決定するためには３個の、ＧＰＳ衛星の擬似距離を
求める必要がある。前者を３次元モード、後者を２次元
モードという。測位モードには、この他、３次元測位を
行うか２次元測位を行うかを自動的に決定するオートモ
ードがある。
れたＧＰＳ衛星から信号を受信して移動体の測位を行う
システムである。測位に係る移動体にはＧＰＳ受信機が
搭載され、この受信機によって、所定の測位計算アルゴ
リズムが実行される。ＧＰＳ受信機は、測位計算を行う
ため、所定個数のＧＰＳ衛星との擬似距離を求める。こ
の擬似距離は、ＧＰＳ受信機に内蔵されるクロックの誤
差等を含んでいるため、ＧＰＳ受信機が搭載される移動
体の位置を３次元的に決定するためには４個の、２次元
的に決定するためには３個の、ＧＰＳ衛星の擬似距離を
求める必要がある。前者を３次元モード、後者を２次元
モードという。測位モードには、この他、３次元測位を
行うか２次元測位を行うかを自動的に決定するオートモ
ードがある。
【０００３】また、ＧＰＳ受信機により移動体等の測位
を行うためには、測位に使用する衛星を適宜選択しなけ
ればならない。その際、現在ＧＰＳ受信機から見ること
ができるＧＰＳ衛星（可視衛星）との幾何学的位置関係
が問題となる。すなわち、可視衛星のうち、最も良好な
測位精度が得られると認められる衛星の組み合わせを選
択し、測位計算を行うのが好ましい。
を行うためには、測位に使用する衛星を適宜選択しなけ
ればならない。その際、現在ＧＰＳ受信機から見ること
ができるＧＰＳ衛星（可視衛星）との幾何学的位置関係
が問題となる。すなわち、可視衛星のうち、最も良好な
測位精度が得られると認められる衛星の組み合わせを選
択し、測位計算を行うのが好ましい。
【０００４】測位計算に使用する衛星の組み合わせを決
定する場合、全天をサーチしても良いが、通常は、現在
の移動体の概略位置を入力する方法が採られる。すなわ
ち、現在の移動体位置を初期入力し、初期入力された移
動体位置に基づき各ＧＰＳ衛星の組み合わせをＤＯＰ等
の指標により評価する。この評価結果に基づき測位計算
に使用する衛星の組み合わせを決定すれば、所定の精度
で測位結果が得られることとなる。
定する場合、全天をサーチしても良いが、通常は、現在
の移動体の概略位置を入力する方法が採られる。すなわ
ち、現在の移動体位置を初期入力し、初期入力された移
動体位置に基づき各ＧＰＳ衛星の組み合わせをＤＯＰ等
の指標により評価する。この評価結果に基づき測位計算
に使用する衛星の組み合わせを決定すれば、所定の精度
で測位結果が得られることとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のＧＰＳ
受信機においては、測位モード（２次元モード、３次元
モード、オートモード等）の初期設定を行う必要があ
り、また、必要に応じて３次元位置の初期設定が行われ
ていた。これらの初期設定は別々の手順により行う必要
があり、従って初期設定に係る操作が煩わしいという問
題点があった。
受信機においては、測位モード（２次元モード、３次元
モード、オートモード等）の初期設定を行う必要があ
り、また、必要に応じて３次元位置の初期設定が行われ
ていた。これらの初期設定は別々の手順により行う必要
があり、従って初期設定に係る操作が煩わしいという問
題点があった。
【０００６】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、より効率的な初期
設定を行うことができるようにすることを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、より効率的な初期
設定を行うことができるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、衛星選択、測位演算等に使用する
３次元位置とこの位置を表す文字列とを対応付けて記憶
する記憶手段と、文字列を入力又は指定する手段と、入
力又は指定された文字列に対応する３次元位置を記憶手
段から読み出しＧＰＳ受信機に初期設定する手段と、入
力又は指定された文字列を識別し、識別結果に基づきＧ
ＰＳ受信機の測位モードを選択設定する手段と、を備
え、文字列の入力又は指定に応じ３次元位置及び測位モ
ードを自動設定することを特徴とする。
るために、本発明は、衛星選択、測位演算等に使用する
３次元位置とこの位置を表す文字列とを対応付けて記憶
する記憶手段と、文字列を入力又は指定する手段と、入
力又は指定された文字列に対応する３次元位置を記憶手
段から読み出しＧＰＳ受信機に初期設定する手段と、入
力又は指定された文字列を識別し、識別結果に基づきＧ
ＰＳ受信機の測位モードを選択設定する手段と、を備
え、文字列の入力又は指定に応じ３次元位置及び測位モ
ードを自動設定することを特徴とする。
【０００８】また、３次元位置を表す文字列のうち、対
応する位置又は領域が海上に属するものにはその旨を示
す文字列又は記号をキーワードとして含ませる。更に、
入力又は指定された文字列にこの種のキーワードが含ま
れるときには２次元測位が行われ得るよう、またそうで
ないときには３次元測位が行われ得るよう、測位モード
の選択設定を行う。
応する位置又は領域が海上に属するものにはその旨を示
す文字列又は記号をキーワードとして含ませる。更に、
入力又は指定された文字列にこの種のキーワードが含ま
れるときには２次元測位が行われ得るよう、またそうで
ないときには３次元測位が行われ得るよう、測位モード
の選択設定を行う。
【０００９】
【作用】本発明においては、まず、３次元位置を表す文
字列が入力又は指定される。この入力又は指定が行われ
ると、当該文字列に対応する３次元位置が記憶手段から
読み出され、ＧＰＳ受信機に３次元位置の初期設定が行
われる。また、入力又は指定された文字列は識別の対象
となり、この識別の結果に基づきＧＰＳ受信機の測位モ
ードが選択設定される。従って、本発明においては、文
字列の入力又は指定により、３次元位置及び測位モード
が自動設定されることとなる。
字列が入力又は指定される。この入力又は指定が行われ
ると、当該文字列に対応する３次元位置が記憶手段から
読み出され、ＧＰＳ受信機に３次元位置の初期設定が行
われる。また、入力又は指定された文字列は識別の対象
となり、この識別の結果に基づきＧＰＳ受信機の測位モ
ードが選択設定される。従って、本発明においては、文
字列の入力又は指定により、３次元位置及び測位モード
が自動設定されることとなる。
【００１０】更に、３次元位置を表す文字列が、当該位
置が海上等特定の位置又は領域に属することを示す文字
又は記号をキーワードとして含む場合には、上述の文字
列の識別が、当該キーワードの識別として実行される。
すなわち、文字列に含まれるキーワードを識別すること
により測位モードを決定することができ、決定された測
位モードをＧＰＳ受信機に初期設定することができる。
置が海上等特定の位置又は領域に属することを示す文字
又は記号をキーワードとして含む場合には、上述の文字
列の識別が、当該キーワードの識別として実行される。
すなわち、文字列に含まれるキーワードを識別すること
により測位モードを決定することができ、決定された測
位モードをＧＰＳ受信機に初期設定することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【００１２】図１には本発明の一実施例に係るＧＰＳ受
信機の初期設定回路の構成が、図２にはその動作の流れ
が、それぞれ示されている。
信機の初期設定回路の構成が、図２にはその動作の流れ
が、それぞれ示されている。
【００１３】図１に示されるように、本実施例の回路は
初期設定データ記憶部１０、初期設定データ選択部１２
及び初期設定データ表示部１４から構成されている。初
期設定データ記憶部１０は、地名を表す文字列と、この
地名に対応する３次元位置とを互いに対応付けて記憶す
る。初期設定データ選択部１２は、初期設定データ選択
入力端子１６を介して指定されるデータを初期設定デー
タ記憶部１０から読み出し、初期設定データ表示部１４
に表示する。初期設定データ選択部１２は、初期設定デ
ータ選択入力端子１６を介して初期設定を行う旨の指令
を得た場合、この指令に応じ、ＧＰＳ受信機１８に対し
て３次元位置及び測位モードの初期設定を自動的に行
う。
初期設定データ記憶部１０、初期設定データ選択部１２
及び初期設定データ表示部１４から構成されている。初
期設定データ記憶部１０は、地名を表す文字列と、この
地名に対応する３次元位置とを互いに対応付けて記憶す
る。初期設定データ選択部１２は、初期設定データ選択
入力端子１６を介して指定されるデータを初期設定デー
タ記憶部１０から読み出し、初期設定データ表示部１４
に表示する。初期設定データ選択部１２は、初期設定デ
ータ選択入力端子１６を介して初期設定を行う旨の指令
を得た場合、この指令に応じ、ＧＰＳ受信機１８に対し
て３次元位置及び測位モードの初期設定を自動的に行
う。
【００１４】より具体的には、図２に示されるような動
作となる。まず、使用者が、初期設定データ選択入力端
子１６を介して表示データを指定する（１００）。初期
設定データ選択部１２は、指定されたデータを初期設定
データ記憶部１０から読み込み（１０２）、初期設定デ
ータ記憶部１０から得られたデータを初期設定データ表
示部１４の画面上に表示させる（１０４）。このとき、
ステップ１００における表示データの指定は、初期設定
データ記憶部１０に格納されているデータの一覧表示の
指令であってもよく、また個別データの表示の指令であ
っても構わない。
作となる。まず、使用者が、初期設定データ選択入力端
子１６を介して表示データを指定する（１００）。初期
設定データ選択部１２は、指定されたデータを初期設定
データ記憶部１０から読み込み（１０２）、初期設定デ
ータ記憶部１０から得られたデータを初期設定データ表
示部１４の画面上に表示させる（１０４）。このとき、
ステップ１００における表示データの指定は、初期設定
データ記憶部１０に格納されているデータの一覧表示の
指令であってもよく、また個別データの表示の指令であ
っても構わない。
【００１５】初期設定データ表示部１４に指定されたデ
ータが表示されると、使用者は、この表示を見て初期設
定を実行するか否かを判断する。使用者が、現在表示さ
れているデータにより初期設定を行う旨判断するまでは
初期設定データ選択部１２は待ち状態となり（１０
６）、使用者から初期設定データ選択入力端子１６を介
して初期設定を実行する旨の指令が行われると、その時
点で、ＧＰＳ受信機１８に対し当該データに係る３次元
位置を初期設定する（１０８）。また、初期設定データ
選択部１２は、当該データに係る文字列に含まれるキー
ワードの識別を行い（１１０）、識別結果に基づきＧＰ
Ｓ受信機１８に対し測位モードを初期設定する（１１
２）。
ータが表示されると、使用者は、この表示を見て初期設
定を実行するか否かを判断する。使用者が、現在表示さ
れているデータにより初期設定を行う旨判断するまでは
初期設定データ選択部１２は待ち状態となり（１０
６）、使用者から初期設定データ選択入力端子１６を介
して初期設定を実行する旨の指令が行われると、その時
点で、ＧＰＳ受信機１８に対し当該データに係る３次元
位置を初期設定する（１０８）。また、初期設定データ
選択部１２は、当該データに係る文字列に含まれるキー
ワードの識別を行い（１１０）、識別結果に基づきＧＰ
Ｓ受信機１８に対し測位モードを初期設定する（１１
２）。
【００１６】ここに、本実施例における文字列は、対応
する３次元位置が海上を示すものであるかどうかを示す
キーワードを含んでいる。例えば、ＳＥＡ、ＯＣＥＡＮ
等の文字や、海上を示すマークを含んでいる。初期設定
データ選択部１２は、このようなキーワードが文字列中
のあらかじめ定められた位置にあるかどうかを識別し、
識別の結果あると判定した場合に、ＧＰＳ受信機１８の
測位モードとして２次元モードを設定する。逆に、ない
と判定した場合には、３次元モード又はオートモードを
設定する。
する３次元位置が海上を示すものであるかどうかを示す
キーワードを含んでいる。例えば、ＳＥＡ、ＯＣＥＡＮ
等の文字や、海上を示すマークを含んでいる。初期設定
データ選択部１２は、このようなキーワードが文字列中
のあらかじめ定められた位置にあるかどうかを識別し、
識別の結果あると判定した場合に、ＧＰＳ受信機１８の
測位モードとして２次元モードを設定する。逆に、ない
と判定した場合には、３次元モード又はオートモードを
設定する。
【００１７】従って、本実施例においては３次元位置の
初期設定が行われる際、これに対応する地名に係る文字
列を用いて、測位モードが自動設定されることとなる。
一般に、海上においてはその移動体の高さ位置はほとん
ど変化しないため２次元測位で足り、陸上の場合には３
次元測位を行う必要がある。本実施例においては、この
ような必要に応じて測位モードを自動設定することが可
能である。
初期設定が行われる際、これに対応する地名に係る文字
列を用いて、測位モードが自動設定されることとなる。
一般に、海上においてはその移動体の高さ位置はほとん
ど変化しないため２次元測位で足り、陸上の場合には３
次元測位を行う必要がある。本実施例においては、この
ような必要に応じて測位モードを自動設定することが可
能である。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
３次元位置とこの位置を表す文字列を対応付けて記憶し
ておき、入力又は指定された文字列に対応する３次元位
置をＧＰＳ受信機に初期設定するとともに、この文字列
を識別してＧＰＳ受信機の測位モードを選択設定するよ
うにしたため、初期設定操作が簡素となり効率化する。
また、当該地名によって表される位置又は領域に適した
測位モードを自動的に選択することができる。
３次元位置とこの位置を表す文字列を対応付けて記憶し
ておき、入力又は指定された文字列に対応する３次元位
置をＧＰＳ受信機に初期設定するとともに、この文字列
を識別してＧＰＳ受信機の測位モードを選択設定するよ
うにしたため、初期設定操作が簡素となり効率化する。
また、当該地名によって表される位置又は領域に適した
測位モードを自動的に選択することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るＧＰＳ受信機の初期設
定回路の構成を示すブロック図である。
定回路の構成を示すブロック図である。
【図２】この実施例の動作の流れを示すフローチャート
である。
である。
１０ 初期設定データ記憶部 １２ 初期設定データ選択部 １４ 初期設定データ表示部 １６ 初期設定データ選択入力端子 １８ ＧＰＳ受信機
Claims (1)
- 【請求項１】 衛星選択、測位演算等に使用する３次元
位置とこの位置を表す文字列とを対応付けて記憶する記
憶手段と、位置又は領域を示す 文字列を入力又は指定する手段と、 入力又は指定された文字列に対応する３次元位置を記憶
手段から読み出しＧＰＳ受信機に初期設定する手段と、 入力又は指定された文字列に、対応する位置又は領域が
海上に属することを示す文字又は記号がキーワードとし
て含まれていることを識別したときには、ＧＰＳ受信機
の測位モードを２次元測位が行われ得るモードに設定
し、そうでないときは、３次元測位が行われ得るモード
に設定する手段と、 を備え、 文字列の入力又は指定に応じ３次元位置及び測位モード
を自動設定することを特徴とする初期設定回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182102A JP2851209B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | Ｇｐｓ受信機の初期設定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182102A JP2851209B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | Ｇｐｓ受信機の初期設定回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627218A JPH0627218A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2851209B2 true JP2851209B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16112379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4182102A Expired - Fee Related JP2851209B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | Ｇｐｓ受信機の初期設定回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2851209B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09127595A (ja) * | 1995-10-30 | 1997-05-16 | Konica Corp | カメラ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62163987A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-20 | Hitachi Ltd | 測位装置 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4182102A patent/JP2851209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 「船の科学」 Ｖｏｌ．４０，１９８７−３，木村小一，ｐ．７９−８３ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627218A (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |