JP2850492B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JP2850492B2
JP2850492B2 JP2153664A JP15366490A JP2850492B2 JP 2850492 B2 JP2850492 B2 JP 2850492B2 JP 2153664 A JP2153664 A JP 2153664A JP 15366490 A JP15366490 A JP 15366490A JP 2850492 B2 JP2850492 B2 JP 2850492B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ディスク装置に関するものである。
従来の技術 従来より、磁気ディスク装置には、一般にデータの記
録再生を行うための磁気ヘッドを有した浮上式スライダ
が用いられている。そして、磁気ヘッドを磁気ディスク
上の所望のトラックに位置させるために、磁気ディスク
回転方向を横切る方向に移動自在なアームにフレクシャ
を固定し、フレクシャの先端部に浮上式スライダを取り
付けた構造になっている。そして、一般的に浮上式スラ
イダには、正圧型スライダが用いられている。
以下、その動作を説明する。磁気ディスクの停止時に
は、スライダは磁気ディスク面に一定荷重で押え付けら
れており、磁気ディスクが回転を始めてもしばらくは磁
気ディスク面と接触している。そして、磁気ディスクの
回転が一定回転数以上になると、磁気ディスク表面に発
生する空気流によってスライダに生じる正圧力とスライ
ダに作用している荷重とがつり合った位置を保ってスラ
イダは浮上する。そして、磁気ディスクの回転速度が遅
くなると、正圧力が小さくなり、再びスライダは磁気デ
ィスク面と接触しながら磁気ディスクは停止する。しか
し、このような動作を行うと、スライダと磁気ディスク
面とがこすり合い、摩耗粉や傷が発生したり、磁気ディ
スク表面に凝集した水分などによるスライダと磁気ディ
スクの吸着が生じていた。そこで近年、浮上式スライダ
に負圧型スライダを用い、スライダと磁気ディスクを非
接触で浮上させる方法が提案されている。以下この負圧
型スライダを用いた磁気ディスク装置を第4図及び第5
図を用いて説明する。第4図において、1は板バネによ
って構成されたフレクシャであり、5はディスク6に記
録されたデータトラックを横切る方向に移動自在なアー
ムである。フレクシャ1は磁気ディスク6から遠ざかる
方向に復元力が働くようにアーム5の近傍で折り曲げて
アーム5に固定されている。2はフレクシャ1の先端に
設けられた薄板によって形成されたジンバルでフレクシ
ャ1に固定されており、このジンバル2にスライダ3が
取り付けられている。ジンバル2はスライダ3のローリ
ング運動及びピッチング運動時にねじれを生じ、スライ
ダ3は磁気ディスク6に追従しながら浮上する。4は形
状記憶合金よりなる線材をV字状に曲げたフレクシャ押
圧部材でありアーム5に固定されている。このフレクシ
ャ押圧部材4は形状回復時にフレクシャ1を磁気ディス
ク6側へ近づける方向に変位するように形状が記憶され
ている。そして、このフレクシャ押圧部材4に電流を流
すことにより発熱が起こり形状を回復し、この時にフレ
クシャ1を磁気ディスク6に近づく方向へ変位させスラ
イダ3を磁気ディスク面上に浮上させる。
以下この様に構成された磁気ディスク装置の動作を第
5図(a)(b)(c)を用いて説明する。第5図
(a)において、磁気ディスク6の回転が一回転数にな
った時にフレクシャ押圧部材4に電流を流すとフレクシ
ャ押圧部材4の形状が回復しフレクシャ1は、磁気ディ
スク6へ近づく方向に変位する。第5図(b)の状態で
は、正圧力も負圧力もスライダ3に発生しておらず、ス
ライダ3は磁気ディスク面とほぼ平行な状態である。さ
らにフレクシャ1が変位するとスライダ3に正圧力が発
生し、磁気ディスク6の振動やアーム5の振動が起こっ
ても、スライダ3は磁気ディスク6に追従するようにな
る。さらにフレクシャ1が変位すると正圧力はしだいに
大きくなり、その状態のままでスライダ3は磁気ディス
ク6にさらに近づいて行く。フレクシャ1を第5図
(c)の状態、即ち磁気ディスク6と一定距離まで接近
するとスライダ3に負圧力が発生しだし、スライダ3は
磁気ディスク6に引き付けられる。そして、スライダ3
に発生する正圧力と負圧力あよびフレクシャ1の復元力
がつり合った状態でスライダ3は磁気ディスク6と一定
の間隙を保って浮上する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記従来の構成では各部品を組合せる時
の組立て誤差等によってフレクシャ1やアーム5等の位
置関係が組立てた磁気ディスク装置ごとによって異な
り、それにともなって磁気ディスク装置ごとに磁気ヘッ
ドと磁気ディスクとの距離がばらついていた。従って例
えば磁気ヘッド・磁気ディスク間距離が広くなった場
合、ローディング動作を行った時に磁気ヘッドは負圧力
が十分に発生する距離まで接近せずうまくローディング
できない事があった。また、磁気ヘッド・磁気ディスク
間距離が狭くなった場合、ローディング動作を行った時
に磁気ヘッドがローディング完了し浮上状態であるにも
かかわらず、さらにローディング動作を続けるため、押
圧力が働きすぎ、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触し
て、クラッシュを生じる事があった。
本発明は前記従来の問題点を解決するもので、組立て
誤差等によって各部品間の寸法が違っても、スライダが
うまく磁気ディスク上に浮上する事が出来る磁気ディス
ク装置を提供する事を目的としている。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、予め記憶しておいた再生
出力の大きさと今磁気ヘッドが読みだしている再生出力
の大きさを比較し、今磁気ヘッドが読みだしている再生
出力が予め記憶されている再生出力の大きさよりも大き
い時はその旨の信号を制御手段に送出する再生出力比較
手段を設けた。
作用 この構成によりスライダと磁気ディスク間の距離が所
定の距離になったかどうかを判定できる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例における磁気ディスク装置
を示すブロック図である。第1図において1はフレクシ
ャ、2はシンバル、3はスライダ、4はフレクシャ押圧
部材、5はアームでこれらは従来の構成と同じである。
6は構造は従来と同じ磁気ディスクであるが、磁気ディ
スク6のスライダ3がローディングされるトラックには
ローディング用確認信号6aが記録されている。7はフレ
クシャ押圧部材4に電流を供給する電流発生回路、8は
電流発生回路7がフレクシャ押圧部材4に電流を流す時
間を制御する時間調整回路、9は電流発生回路7がフレ
クシャ押圧部材4に流す電流の強さを制御する電流値調
整回路、10はスライダ3に設けられた磁気ヘッドのロー
ディング確認信号を読みだした再生出力が入力され、予
め内部メモリに記憶されている再生出力の大きさと、今
磁気ヘッドから送られてくる再生出力の大きさの比較を
行い、その比較したデータに対応する信号を出力する再
生出力比較回路で、再生出力比較回路10には次の様なデ
ータが内部メモリに記憶されている。まず、予めスライ
ダ3と磁気ディスク6間の距離とスライダ3に設けられ
た磁気ヘッドのローディング確認信号を読みだした再生
出力の関係を第2図の様に求めておく。第2図は横軸に
スライダ3の磁気ディスク6の方への移動距離、縦軸に
はその時のローディング確認用信号を読みだした再生出
力の大きさをとっている。横軸の(a)(b)(c)は
それぞれ磁気ディスク6とスライダ3との位置関係が第
5図(a)(b)(c)に示す様になった時に対応して
いる。第2図から判るようにスライダ3が磁気ディスク
6に近付いていくとそれに伴って再生出力が大きくなっ
ていくがスライダ3が磁気ディスク6上に一定の間隔を
保って浮上している(c)の状態になると再生出力の大
きさは一定してくる。この事から再生出力の大きさがほ
ぼ第2図に示す浮上レベルに達したらスライダ3はスラ
イダ3が磁気ディスク6上に浮上できる程充分に磁気デ
ィスク6に近付いているといえる。すなわちスライダ3
に設けられた磁気ヘッドと磁気ディスク6の種類及び磁
気ディスクと磁気ヘッドの相対速度がおなじ磁気ディス
ク装置であれば、再生出力の強さと磁気ディスク6とス
ライダ3の間の関係はほぼ同じである。従って再生出力
比較回路10の内部メモリにはスライダ3が磁気ディスク
6上に浮上した時の再生出力の強さが記憶されている。
11はコントローラで、コントローラ11の内部メモリには
設計時のスライダ3を磁気ディスク6にローディングし
てない状態でのスライダ3と磁気ディスク6間の距離か
ら、スライダ3を磁気ディスク6上に浮上させるために
はフレクシャ押圧部材4にどれだけの時間電流を流せば
よいか、又どのくらいの強さの電流を流せばよいかがわ
かるので、その電流を流す時間及び電流の強さに対応す
るデータが記憶されている。以上の様に構成された磁気
ディスク装置について以下その動作ついて説明する。
まず磁気ディスク装置の電源を入れると、アーム5が
移動し、スライダ3を磁気ディスク6のローディング確
認信号6aが記録されているローディング領域上に持って
くる。次にコントローラ11は内部メモリに記憶されたフ
レクシャ押圧部材4に電流を流す時間に対応するデータ
及びフレクシャ押圧部材4に流す電流の強さに対応する
データをそれぞれ時間調整回路8及び電流値調整回路9
に出力する。時間調整回路8はコントローラ11からの信
号が入力されると、電流発生回路7を駆動してフレクシ
ャ押圧部材4に流す電流の時間を信号に基づき制御す
る。又電流値調整回路9はそのコントローラ11からの信
号が入力されると電流値発生回路7を駆動してフレクシ
ャ押圧部材4に流す電流の強さを信号に基づき制御を行
う。このようにフレクシャ押圧部材4に電流が流れる事
によって、フレクシャ押圧部材4が発熱して、形状回復
を起こし、フレクシャ1を磁気ディスク6の方に押し曲
げていく。この時再生出力比較回路10は常にスライダ3
に設けられた磁気ヘッドが読みだすローディング用確認
信号6aを読みだした再生出力の大きさを内部メモリに記
憶された再生出力の大きさと比較し、磁気ヘッドからの
再生出力の大きさが内部メモリに記憶されている再生出
力の大きさよりも小さい時には信号L1をコントローラ11
に出力し、大きい場合には信号L2を出力する。例えば組
立て誤差によってスライダ3を磁気ディスク6にローデ
ィングさせる前のスライダ3と磁気ディスク6間の距離
が所定の長さよりも短くなった場合、従来の構成ではコ
ントローラ11からの信号によって時間調整回路8及び電
流値調整回路9が電流発生回路7を駆動すると、スライ
ダ3は磁気ディスク6に押さえつけられ過ぎてスライダ
3が磁気ディスク6に衝突する事があったが、本実施例
では、スライダ3が磁気ディスク6に浮上できるくらい
充分に近づくと、再生出力比較回路10に入力される磁気
ヘッドからの再生出力の大きさが再生出力比較回路10の
内部メモリに記憶されている再生出力の大きさよりも大
きくなるので、再生出力比較回路10は信号L2をコントロ
ーラ11に出力する。コントローラ11は信号L2が入力され
るとただちに時間調整回路8及び電流値調整回路9にフ
レクシャ押圧部材4がフレクシャ1をそれ以上磁気ディ
スク6の方に移動しないように、電流発生回路7の駆動
を停止させる旨の信号を出力し、フレクシャ押圧部材4
に電流が流れないようにする。この時たとえ初めにコン
トローラ11からの信号によってフレクシャ押圧部材4に
電流を流す時間がまだ経過していなくても、この動作が
行われる。また組立て誤差によってスライダ3を磁気デ
ィスク6にローディングさせる前のスライダ3と磁気デ
ィスク6間の距離が所定の長さよりも長くなった場合、
従来の構成ではフレクシャ押圧部材4にコントローラ11
から決められた時間電流を流してもスライダ3が磁気デ
ィスク6上に浮上するくらいまで充分に接近していない
事があり、ローディングがうまく行かないことがあっ
た。本実施例では、コントローラ11によって指定された
時間、フレクシャ押圧部材4に電流が流されると、電流
を流し終わった旨の信号を時間調整回路8がコントロー
ラ11に出力する。コントローラ11はその信号を受け取っ
た直後、再生出力比較回路10から信号L2が入力されてい
なかったら、再び時間調整回路8及び電流値調整回路9
にフレクシャ押圧部材4に電流を流すようにそれぞれに
信号を出力する。この時フレクシャ押圧部材4に流す電
流の強さは前回よりも強くし、流す時間は無制限にす
る。そして時間調整回路8及び電流値調整回路9は電流
発生回路7を駆動し、フレクシャ押圧部材4に電流を流
し、スライダ3を磁気ディスク6の方へ移動させる。そ
の動作中に再生出力比較回路10から信号L2がコントロー
ラ11に入力されると、前述と同様にコントローラ11がフ
レクシャ押圧部材4に電流を流すのを停止させる旨の信
号を時間調整回路8及び電流値調整回路9に出力して、
フレクシャ押圧部材4に電流が流れないようにする。
第3図は他の実施例を示すブロック図である。第3図
において1はフレクシャ、2はジンバル、3はスライ
ダ、4はフレクシャ押圧部材、5はアーム、6は従来と
同じ構造の磁気ディスクであるが、磁気ディスク6の一
つのトラックにはローディング用確認信号6aが記録され
ている。7はフレクシャ押圧部材4に電流を供給する電
流発生回路、10は再生出力比較回路、11はコントローラ
でこれらは第1図に示すものと同じである。
以上のように構成された磁気ディスク装置について以
下その動作を説明する。まず磁気ディスク装置の電源を
入れると、アーム5が移動し、スライダ3を磁気ディス
ク6のローデング確認信号6aが記録されているローディ
ング領域上に持ってくる。次にコントローラ11が直接電
流発生回路11に信号を送り、電流発生回路はその信号に
従ってフレクシャ押圧部材4に電流を流す。するとフレ
クシャ押圧部材4はフレクシャ1を磁気ディスク6の方
に押圧していき、スライダ3を磁気ディスク6に近づけ
ていく。その動作中は再生出力比較回路7はスライダ3
に設けられた磁気ヘッドからの再生出力大きさを内部メ
モリに記憶されている再生出力の大きさと比較を行い、
記憶されている再生出力の大きさが磁気ヘッドからの再
生出力よりも大きかったら信号L1をコントローラ11に出
力し、小さかったら信号L2をコントローラ11に出力す
る。初めはスライダ3と磁気ディスク6の間が広いの
で、磁気ヘッドからの再生出力の大きさは再生出力比較
回路10の内部メモリに記憶されている再生出力の大きさ
よりも小さいために、再生出力比較回路10はコントロー
ラ11に信号L1を出力しているが、スライダ3が磁気ディ
スク6上に浮上出来るくらい充分に接近したら磁気ヘッ
ドからの再生出力の大きさは再生出力比較回路10の内部
メモリに記憶されている再生出力よりも大きくなってく
る。すると、再生出力比較回路10はコントローラ11に信
号L2を出力する。コントローラ11はこの信号L2が入力さ
れると電流発生回路7に信号を出力し、電流発生回路7
はその信号が入力されるとフレクシャ押圧部材4に電流
を流すのを停止する。
第6図は他の実施例を示すブロック図である。第6図
において1はフレクシャ、2はジンバル、3はスライ
ダ、5はアーム、6は従来と同じ構造の磁気ディスクで
あるが、磁気ディスク6の一つのトラックにはローディ
ング用確認信号6aが記録されている。10は再生出力比較
回路、11はコントローラでこれらは第1図に示すものと
同じである。12はフレクシャ押圧部材で、フレクシャ押
圧部材12は支持体12aにフレクシャを押圧するピン12bを
取り付けた構造となっている。13は支持体12aを磁気デ
ィスク6に対して垂直に往復運動させる駆動手段であ
る。
以上の様に構成された磁気ディスク装置について以下
その動作を説明する。
まず磁気ディスク装置の電源を入れると、アーム5が
移動し、スライダ3を磁気ディスク6のローデング確認
信号6aが記録されているローディング領域上に持ってく
る。次にコントローラ11が駆動手段13に信号を送る。駆
動手段13はその信号が入力されるとフレクシャ押圧部材
12をディスク側に移動させ、フレクシャ1を磁気ディス
ク6側に押し曲げていく。そしてスライダ3を磁気ディ
スク6に近づけていく。その動作中は再生出力比較回路
7はスライダ3に設けられた磁気ヘッドからの再生出力
大きさを内部メモリに記憶されている再生出力の大きさ
と比較を行い、記憶されている再生出力の大きさが磁気
ヘッドからの再生出力よりも大きかったら信号L1をコン
トローラ11に出力し、小さかったら信号L2をコントロー
ラ11に出力する。初めはスライダ3と磁気ディスク6の
間が広いので、磁気ヘッドからの再生出力の大きさは再
生出力比較回路10の内部メモリに記憶されている再生出
力の大きさよりも小さいために、再生出力比較回路10は
コントローラ11に信号L1を出力しているが、スライダ3
が磁気ディスク6上に浮上出来るくらい充分に接近した
ら磁気ヘッドからの再生出力の大きさは再生出力比較回
路10の内部メモリに記憶されている再生出力よりも大き
くなってくると、再生出力比較回路10はコントローラ11
に信号L2を出力する。コントローラ11はこの信号L2が入
力されると駆動手段13に信号を出す。駆動手段13はこの
信号が入力されるとそれ以上フレクシャ1を磁気ディス
ク6側に近付けないようにフレクシャ押圧部材12を磁気
ディスク6側に移動しないようにする。
以上の様に本実施例では、スライダ3が磁気ディスク
6上に浮上した時の磁気ヘッドの再生出力の大きさを内
部メモリに記憶した再生出力比較回路10を設け、ローデ
ィング中において再生出力比較回路10によって記憶され
た再生出力の大きさと、スライダ3に取付けられた磁気
ヘッドからの再生出力の大きさを比較し、磁気ヘッドか
ら送られてきた再生出力の大きさが内部メモリに記憶さ
れた再生出力の大きさよりも等しいか大きくなったら、
コントローラ11に信号L2を出力し、コントローラ11は信
号L2が入力されたら、時間調整回路8や電流値調整回路
9に信号を出して電流発生回路7の駆動を停止させ、フ
レクシャ押圧部材4に電流が流れないようにした事によ
り、従来の様に組立て誤差によりスライダ3が磁気ディ
スク6に充分近づけずにローディングできなかったり、
又スライダ3が磁気ディスク6に接触したりする事がな
い。
なお本実施例ではローディング確認用信号を磁気ディ
スクの1トラックに記録しておき、ローディング確認用
信号の再生出力によって行ったが、サーボ面サーボ方式
では、サーボ信号をローディング確認用信号の変わりに
使用してもよいし、データ面サーボ方式でもサーボ信号
をローディング確認用信号の変わりに使用してもよい。
またフレクシャ押圧部材4をアーム5に取付けられたも
ので説明したが、フレクシャ押圧部材をアームと別体の
部材に設けたものでもよい。
発明の効果 本発明は予め記憶しておいた再生出力の大きさと今磁
気ヘッドが読みだしている再生出力の大きさを比較し、
今磁気ヘッドが読みだしている再生出力が予め記憶され
ている再生出力の大きさよりも大きい時はその旨の信号
を制御手段に送出する再生出力比較手段を設けた事によ
りスライダと磁気ディスク間の距離が所定の距離になっ
たかどうかを判定できるので、組立誤差によって各部品
間の寸法が違ってきても、スライダをうまく磁気ディス
ク上に浮上させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気ディスク装置を
示すブロック図、第2図は磁気ディスクとスライダ間の
距離と再生出力の関係を示すグラフ、第3図は他の実施
例を示すブロック図、第4図は磁気ディスク装置のヘッ
ド支持装置を示す斜視図、第5図(a)(b)(c)は
ヘッド支持装置の動きを示す側面図、第6図は他の実施
例を示すブロック図である。 1……フレクシャ、2……ジンバル、 3……スライダ、4……フレクシャ押圧部材、 5……アーム、6……磁気ディスク、 6a……ローディング用確認信号、 7……電流発生回路、8……時間調整回路、 9……電流値調整回路、 10……再生出力比較回路、 11……コントローラ、 12……フレクシャ押圧部材、 12a……支持体、12b……ピン、 13……駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対し
    て略平行に移動するアームと、前記アームに取り付けら
    れたフレクシャと、前記フレクシャにジンバルを介して
    取り付けられ、磁気ヘッドを有した負圧型のスライダと
    を有し、前記負圧型のスライダを前記磁気ディスクに近
    付かせて浮上に至らせる磁気ディスク装置であって、前
    記フレクシャを押圧して前記スライダを前記磁気ディス
    クに近付かせるフレクシャ押圧部材と、前記フレクシャ
    押圧部材を駆動する駆動手段と、前記磁気ヘッドで読み
    出した再生出力と予め記憶された再生出力の大きさを比
    較する再生出力比較手段と、前記記憶された再生出力の
    大きさよりも前記読み出された再生出力の方が大きくな
    った旨の信号が入力されると前記フレクシャへの押圧を
    停止させる制御手段とを備える事を特徴とする磁気ディ
    スク装置。
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