JP2850381B2 - シリアル型熱転写プリンタ - Google Patents
シリアル型熱転写プリンタInfo
- Publication number
- JP2850381B2 JP2850381B2 JP17961689A JP17961689A JP2850381B2 JP 2850381 B2 JP2850381 B2 JP 2850381B2 JP 17961689 A JP17961689 A JP 17961689A JP 17961689 A JP17961689 A JP 17961689A JP 2850381 B2 JP2850381 B2 JP 2850381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- ink ribbon
- carriage
- ink
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マルチカラー印字を行うシリアル型熱転写
プリンタに関するものである。
プリンタに関するものである。
従来の技術 近年、ワープロなどに搭載されたりパソコンのターミ
ナル印刷装置として広く使用されている感熱記録装置の
一つであるシリアル型熱転写プリンタは、ワープロやパ
ソコンの表示装置や図形・イメージなどの認識装置のカ
ラー化、およびソフトウェアの印刷に関する高機能化な
どによりカラー印字機能が求められている。
ナル印刷装置として広く使用されている感熱記録装置の
一つであるシリアル型熱転写プリンタは、ワープロやパ
ソコンの表示装置や図形・イメージなどの認識装置のカ
ラー化、およびソフトウェアの印刷に関する高機能化な
どによりカラー印字機能が求められている。
従来、シリアル型熱転写プリンタにおいてカラー印字
を行う場合、Y,M,C,Bの４色の熱溶融性インクを所定の
長さ、所定の順序で同一のポリエステルフィルムベース
上に連続して塗布し、かつ各色を判別するためのマーカ
を前記ポリエステルフィルム上の各色の先頭に塗布した
一本のインクリボンをリールに巻き取り、かつ前記イン
クリボンをケース内に収容したインクリボンカセットを
用い、印字動作と、前記マーカを読み取り何色であるか
を判別するマーカセンス動作を繰り返しながらカラー印
字動作を行っていた。
を行う場合、Y,M,C,Bの４色の熱溶融性インクを所定の
長さ、所定の順序で同一のポリエステルフィルムベース
上に連続して塗布し、かつ各色を判別するためのマーカ
を前記ポリエステルフィルム上の各色の先頭に塗布した
一本のインクリボンをリールに巻き取り、かつ前記イン
クリボンをケース内に収容したインクリボンカセットを
用い、印字動作と、前記マーカを読み取り何色であるか
を判別するマーカセンス動作を繰り返しながらカラー印
字動作を行っていた。
以下に従来のシリアル型熱転写プリンタによるカラー
印字動作を第５図，第６図を用いて説明する。
印字動作を第５図，第６図を用いて説明する。
第５図は従来例におけるマルチカラーインクリボンの
マーカとインクの構成を示すものである。
マーカとインクの構成を示すものである。
第５図において、My,Mm,Mc,MbはそれぞれY,M,C,Bの各
インクのマーカであり、その長さは各々異なっている。
インクのマーカであり、その長さは各々異なっている。
また、第５図においてY,M,C,Bの各インクは、それぞ
れLy,Lm,Lc,Lbの長さで順に塗布されている（なお、Ly,
Lm,Lc,Lbの長さは、マルチカラー印字時の印字有効幅に
より任意に定められる） さらに、マーカと各色のインク部との間にはマーカ，
インクのいずれも塗布しない任意の長さの透明部分が設
けられている。
れLy,Lm,Lc,Lbの長さで順に塗布されている（なお、Ly,
Lm,Lc,Lbの長さは、マルチカラー印字時の印字有効幅に
より任意に定められる） さらに、マーカと各色のインク部との間にはマーカ，
インクのいずれも塗布しない任意の長さの透明部分が設
けられている。
なお前記マーカとＢのインク部の透過率は、Y,M,Cの
インク部および透明部分の透過率に比べ十分小さいもの
であり、反射型光センサの出力でみると、マーカおよび
Ｂのインク部はLow,Y,M,Cのインク部および透明部分はH
ighになるものである。
インク部および透明部分の透過率に比べ十分小さいもの
であり、反射型光センサの出力でみると、マーカおよび
Ｂのインク部はLow,Y,M,Cのインク部および透明部分はH
ighになるものである。
このようなインクリボンにおいて光センサを用いてマ
ーカ部を読み取ることにより、各色に応じてマーカと長
さが異なるのでY,M,C,Bのいずれの色であるかを判別す
ることができる。
ーカ部を読み取ることにより、各色に応じてマーカと長
さが異なるのでY,M,C,Bのいずれの色であるかを判別す
ることができる。
第６図において101は前記第５図のインクリボン100を
収容したインクリボンカセットであり、102はインクリ
ボンカセットを着脱自在に搭載可能なキャリッジであ
り、印字動作時はプラテン103に対して水平方向に左→
右（以下印字方向という）へ移動するものである。
収容したインクリボンカセットであり、102はインクリ
ボンカセットを着脱自在に搭載可能なキャリッジであ
り、印字動作時はプラテン103に対して水平方向に左→
右（以下印字方向という）へ移動するものである。
また前記キャリッジ102上には電気パルスを与えるこ
とにより発熱する発熱素子を縦方向に配置したシリアル
サーマルヘッド104、およびシリアルサーマルヘッド104
をプラテン103に圧接させている状態で（以下ヘッドダ
ウン状態という）キャリッジを印字方向に移動させると
反時計方向に回転してインクリボンを巻き取るリボン巻
き取りリール105、および反射型光センサであるリボン
センサ106を設けてある。
とにより発熱する発熱素子を縦方向に配置したシリアル
サーマルヘッド104、およびシリアルサーマルヘッド104
をプラテン103に圧接させている状態で（以下ヘッドダ
ウン状態という）キャリッジを印字方向に移動させると
反時計方向に回転してインクリボンを巻き取るリボン巻
き取りリール105、および反射型光センサであるリボン
センサ106を設けてある。
印字動作は、シリアルサーマルヘッドをヘッドダウン
し、シリアルサーマルヘッドに通電しながらキャリッジ
をプラテンに対して水平方向に移動させる事により行
う。
し、シリアルサーマルヘッドに通電しながらキャリッジ
をプラテンに対して水平方向に移動させる事により行
う。
また、マーカを読み取り何色であるかを判別するマー
カセンス動作も同様に、ヘッドダウンしてキャリッジを
水平方向に移動させてインクリボンを巻き取り、リボン
センサ前面をインクリボンを通過させる事により行う。
カセンス動作も同様に、ヘッドダウンしてキャリッジを
水平方向に移動させてインクリボンを巻き取り、リボン
センサ前面をインクリボンを通過させる事により行う。
Y,M,C,BのインクによりY,M,C,B,R（レッド）,G（グリ
ーン）,BL（ブルー）の７色のマルチカラー印字を行う
方法は、Y,M,C,Bはそれぞれのインクにより印字し、Ｒ
（レッド）はＹを印字後Ｍをその上に重ね書きする（以
下Ｙ＋Ｍと記す）事により行い、Ｇ（グリーン）はＹ＋
Ｃ、BL（ブルー）はＭ＋Ｃにより行う。
ーン）,BL（ブルー）の７色のマルチカラー印字を行う
方法は、Y,M,C,Bはそれぞれのインクにより印字し、Ｒ
（レッド）はＹを印字後Ｍをその上に重ね書きする（以
下Ｙ＋Ｍと記す）事により行い、Ｇ（グリーン）はＹ＋
Ｃ、BL（ブルー）はＭ＋Ｃにより行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来のシリアル型熱転写プリン
タでは、重ね書きをする場合や任意の一色について塗布
されたインクの長さを越えた印字長で印字を行う場合
は、不要な色のインクを読み飛ばす必要があり、読み飛
ばされた部分は未使用のままで捨てられ無駄になってし
まうという問題があった。
タでは、重ね書きをする場合や任意の一色について塗布
されたインクの長さを越えた印字長で印字を行う場合
は、不要な色のインクを読み飛ばす必要があり、読み飛
ばされた部分は未使用のままで捨てられ無駄になってし
まうという問題があった。
例えば、ＧはＹ＋Ｃの順で重ね書きをするので、Ｙの
次にＣを印字するためにはＭを未使用のまま送り飛ばさ
なければならない。
次にＣを印字するためにはＭを未使用のまま送り飛ばさ
なければならない。
また、Ｙの印字を、Ｙのインクが塗布された長さLyに
対して（２×Ly）の長さで印字を行う場合は、いったん
Lyの長さを印字後、M,C,Bのインクを送り飛ばして再度L
yの長さの印字を行うことになる。
対して（２×Ly）の長さで印字を行う場合は、いったん
Lyの長さを印字後、M,C,Bのインクを送り飛ばして再度L
yの長さの印字を行うことになる。
さらに、上記従来のシリアル型熱転写プリンタでは、
重ね書きをする場合や任意の一色について、塗布された
インクの長さを越えた印字長で印字を行う場合には、リ
ボンが無駄になるだけではなく、目的の色のインクを印
字するために行う不要なインクの送り飛ばし動作によ
り、印字時間が長くなってしまうという問題点も生じて
いた。
重ね書きをする場合や任意の一色について、塗布された
インクの長さを越えた印字長で印字を行う場合には、リ
ボンが無駄になるだけではなく、目的の色のインクを印
字するために行う不要なインクの送り飛ばし動作によ
り、印字時間が長くなってしまうという問題点も生じて
いた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、マルチ
カラー印字を行う場合でもインクリボンの無駄を無く
し、かつ印字に要する時間を短くすることが可能なマル
チカラー印字方法を提供することを目的とする。
カラー印字を行う場合でもインクリボンの無駄を無く
し、かつ印字に要する時間を短くすることが可能なマル
チカラー印字方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のシリアル型熱転写
プリンタは、Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シ
アン）、Ｂ（ブラック）の４色のインクリボンを内包し
た４種類のインクリボンカセットを用い、インクリボン
カセットを積載するキャリッジをステッピングモータに
よりプラテンと平行に移動させるとともに、キャリッジ
に積載されたサーマルヘッドにより記録紙へマルチカラ
ー印字を行うシリアル型熱転写プリンタであって、ステ
ッピングモータからキャリッジへの駆動力の伝達経路中
にあってステッピングモータの駆動力により回転するモ
ータギアと、モータギアと噛み合うとともに駆動力をキ
ャリッジへ伝達させるプーリギアとを有し、モータギア
とプーリギアとの噛み合いに、インクリボンカセットの
交換時に生じるプーリギアの回転を吸収する遊びをステ
ッピングモータのＮステップに対応した量だけ設け、ス
テッピングモータをインクリボンカセットの交換時にモ
ータギアをN/2ステップ回転させて遊びの範囲の中央位
置まで回転させるものであることを特徴とする構成を有
している。
プリンタは、Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シ
アン）、Ｂ（ブラック）の４色のインクリボンを内包し
た４種類のインクリボンカセットを用い、インクリボン
カセットを積載するキャリッジをステッピングモータに
よりプラテンと平行に移動させるとともに、キャリッジ
に積載されたサーマルヘッドにより記録紙へマルチカラ
ー印字を行うシリアル型熱転写プリンタであって、ステ
ッピングモータからキャリッジへの駆動力の伝達経路中
にあってステッピングモータの駆動力により回転するモ
ータギアと、モータギアと噛み合うとともに駆動力をキ
ャリッジへ伝達させるプーリギアとを有し、モータギア
とプーリギアとの噛み合いに、インクリボンカセットの
交換時に生じるプーリギアの回転を吸収する遊びをステ
ッピングモータのＮステップに対応した量だけ設け、ス
テッピングモータをインクリボンカセットの交換時にモ
ータギアをN/2ステップ回転させて遊びの範囲の中央位
置まで回転させるものであることを特徴とする構成を有
している。
作 用 この構成によって、重ね書きをする場合でも、従来例
にみられた不要な色のインクを読み飛ばす動作はなくな
るので、未使用のままで捨てられる無駄な部分はなくイ
ンクリボンを有効に活用でき、かつ所定量のマルチカラ
ー印字を高速に行うことができる。
にみられた不要な色のインクを読み飛ばす動作はなくな
るので、未使用のままで捨てられる無駄な部分はなくイ
ンクリボンを有効に活用でき、かつ所定量のマルチカラ
ー印字を高速に行うことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例のシリアル型熱転写プリンタ
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例におけるシリアル型熱転写
プリンタの構成を示す図であり、1a,1b,1c,1dはそれぞ
れY,M,C,Bの熱溶融性のインクをポリエステルフィルム
ベース上に塗布したインクリボンをリールに巻き取り、
かつケース内に収容することにより構成されたインクリ
ボンカセットであり、２はインクリボンに塗布された熱
溶融性インクを溶融させプラテン７に対して垂直方向に
送られる記録紙９に転写するためのシリアル型サーマル
ヘッドであり、３は前記シリアル型サーマルヘッド２を
搭載するとともに、前記インクリボンカセット1a〜1dを
着脱自在に搭載可能なキャリッジである。また、4,5a,5
b,6,10はこのキャリッジ３をプラテン７に対して平行に
移動させ、かつキャリッジ３を駆動させるギアに任意の
量の遊びが設けられたキャリッジ駆動装置の主要構成部
品であり、10はキャリッジ３の水平方向移動の駆動源で
あるステッピングモータ、5a,5bはそれぞれモータ10の
駆動力を伝達する第１次駆動力伝達ギア（以降モータギ
アと称する）、第２次駆動力伝達ギア（以降モータギア
と称する）であり、４はキャリッジ３に接続されたタイ
ミングベルト６をCW,CCW方向に回転して巻き取ることに
より、前記キャリッジ３を水平方向に往復移動させるプ
ーリギアであり、このプーリギア４とモータギア5bとの
噛み合いにはＮステップ分の遊びが設けられている。
プリンタの構成を示す図であり、1a,1b,1c,1dはそれぞ
れY,M,C,Bの熱溶融性のインクをポリエステルフィルム
ベース上に塗布したインクリボンをリールに巻き取り、
かつケース内に収容することにより構成されたインクリ
ボンカセットであり、２はインクリボンに塗布された熱
溶融性インクを溶融させプラテン７に対して垂直方向に
送られる記録紙９に転写するためのシリアル型サーマル
ヘッドであり、３は前記シリアル型サーマルヘッド２を
搭載するとともに、前記インクリボンカセット1a〜1dを
着脱自在に搭載可能なキャリッジである。また、4,5a,5
b,6,10はこのキャリッジ３をプラテン７に対して平行に
移動させ、かつキャリッジ３を駆動させるギアに任意の
量の遊びが設けられたキャリッジ駆動装置の主要構成部
品であり、10はキャリッジ３の水平方向移動の駆動源で
あるステッピングモータ、5a,5bはそれぞれモータ10の
駆動力を伝達する第１次駆動力伝達ギア（以降モータギ
アと称する）、第２次駆動力伝達ギア（以降モータギア
と称する）であり、４はキャリッジ３に接続されたタイ
ミングベルト６をCW,CCW方向に回転して巻き取ることに
より、前記キャリッジ３を水平方向に往復移動させるプ
ーリギアであり、このプーリギア４とモータギア5bとの
噛み合いにはＮステップ分の遊びが設けられている。
さらに８は、前記記録紙９をキャリッジ３の移動方向
に対して垂直方向に往復送給させる紙送りローラであ
る。
に対して垂直方向に往復送給させる紙送りローラであ
る。
なお、この紙送りローラ８は、記録紙をキャリッジに
対して垂直方向に往復送給させてもその紙送り精度は垂
直，水平方向ともに紙送り量に対して約0.04〜0.05％の
誤差（例えば、A4記録紙に印字する場合で、記録紙の先
頭に印字し印字の進行方向に277mmの紙送り動作を行っ
た後、進行方向とは逆の方向に同量の277mmの紙送り動
作を行って再び逆方向紙送り動作を行う前と同じ位置に
印字した場合の誤差は約0.1〜0.15mm）となるようなも
のであり、例えばローラの表面に炭素系の樹脂が塗布さ
れ記録紙とローラとの間の摩擦力を大きくしたものなど
がある。
対して垂直方向に往復送給させてもその紙送り精度は垂
直，水平方向ともに紙送り量に対して約0.04〜0.05％の
誤差（例えば、A4記録紙に印字する場合で、記録紙の先
頭に印字し印字の進行方向に277mmの紙送り動作を行っ
た後、進行方向とは逆の方向に同量の277mmの紙送り動
作を行って再び逆方向紙送り動作を行う前と同じ位置に
印字した場合の誤差は約0.1〜0.15mm）となるようなも
のであり、例えばローラの表面に炭素系の樹脂が塗布さ
れ記録紙とローラとの間の摩擦力を大きくしたものなど
がある。
以上のように構成されたシリアル型熱転写プリンタに
ついて以下にその動作を説明する。
ついて以下にその動作を説明する。
第２図（ａ）はY,M,C,Bのインクリボンを用いた７色
のマルチカラー印字パターン例であり、Y,M,C,Bの原色
以外のR,G,BLの印字方法はＲ（レッド）はＹを印字後Ｍ
をその上に重ね書きする（以下Ｙ＋Ｍと記す）事により
行い、Ｇ（グリーン）はＹ＋Ｃ、BL（ブルー）はＭ＋Ｃ
により行うものとする。
のマルチカラー印字パターン例であり、Y,M,C,Bの原色
以外のR,G,BLの印字方法はＲ（レッド）はＹを印字後Ｍ
をその上に重ね書きする（以下Ｙ＋Ｍと記す）事により
行い、Ｇ（グリーン）はＹ＋Ｃ、BL（ブルー）はＭ＋Ｃ
により行うものとする。
まず、Ｙのインクリボンカセットをキャリッジに装着
し、第２図（ｂ）に示すように、Y,R,Gの位置に印字・
改行動作を行う。
し、第２図（ｂ）に示すように、Y,R,Gの位置に印字・
改行動作を行う。
Ｙのインクで印字を行う最終行まで印字を行った後、
つぎにＭのインクリボンカセットに交換し、Ｍのインク
リボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方向
とは逆の方向に紙送り動作を行う。
つぎにＭのインクリボンカセットに交換し、Ｍのインク
リボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方向
とは逆の方向に紙送り動作を行う。
そして、第２図（ｃ）に示すようにM,R,BLの位置に印
字・改行動作を行う。
字・改行動作を行う。
Ｍのインクで印字を行う最終行まで印字を行った後、
つぎにＣのインクリボンカセットに交換し、Ｃのインク
リボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方向
とは逆の方向に紙送り動作を行う。
つぎにＣのインクリボンカセットに交換し、Ｃのインク
リボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方向
とは逆の方向に紙送り動作を行う。
Ｃのインクリボンでは第２図（ｄ）に示すようにC,G,
BLの位置に印字・改行動作を行う。
BLの位置に印字・改行動作を行う。
最後に、Ｍのインクで印字を行う最終行まで印字を行
った後、Ｂのインクリボンカセットに交換し、Ｂのイン
クリボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方
向とは逆の方向に紙送り動作を行い、第２図（ｅ）に示
すようにＢの位置に印字・改行動作を行う。
った後、Ｂのインクリボンカセットに交換し、Ｂのイン
クリボンで印字を行う最初の行まで印字動作時の改行方
向とは逆の方向に紙送り動作を行い、第２図（ｅ）に示
すようにＢの位置に印字・改行動作を行う。
以上のようにして、Y,M,C,Bの順序で印字・改行・イ
ンクリボンカセット交換、逆方向への紙送り動作を繰り
返すことにより、Y,M,C,B,R,G,BLの７色のマルチカラー
印字動作を行うことができる。
ンクリボンカセット交換、逆方向への紙送り動作を繰り
返すことにより、Y,M,C,B,R,G,BLの７色のマルチカラー
印字動作を行うことができる。
なお、上記のシーケンスの流れを第４図に示す。
次に、インクリボンカセット交換時のキャリッジ駆動
装置の動作について以下に説明する。
装置の動作について以下に説明する。
第３図（ａ），（ｂ）は第１図でも説明したプーリギ
ア４とモータギアｂの噛み合いの関係を説明するもので
あり、モータギア5bにはプーリギア４と噛み合わせるた
めの突起5cがモータギア5bの任意の円周上に180゜の角
度で２本設けられており、またプーリギア４には、前記
モータギアの２本の突起5cを噛み合わせるための溝4aが
２つ設けられている。
ア４とモータギアｂの噛み合いの関係を説明するもので
あり、モータギア5bにはプーリギア４と噛み合わせるた
めの突起5cがモータギア5bの任意の円周上に180゜の角
度で２本設けられており、またプーリギア４には、前記
モータギアの２本の突起5cを噛み合わせるための溝4aが
２つ設けられている。
プーリギア４の溝4aは、キャリッジ駆動動力源である
ステッピングモータのＮステップ回転分に相当する長さ
となっている。
ステッピングモータのＮステップ回転分に相当する長さ
となっている。
第３図において、プーリギア４がCCW方向に回転する
ときのモータギアｂの２本の突起5cは、プーリギア４の
溝4aに対してＡの位置で噛み合っており、逆にプーリギ
ア４がCW方向に回転するときはモータギアｂの突起5cは
Ｂの位置で噛み合っている。
ときのモータギアｂの２本の突起5cは、プーリギア４の
溝4aに対してＡの位置で噛み合っており、逆にプーリギ
ア４がCW方向に回転するときはモータギアｂの突起5cは
Ｂの位置で噛み合っている。
そしてインクリボンカセットを交換するときは、交換
時にプーリギア４が回転したとしてもその回転をプーリ
ギア４とモータギア5bの噛み合いの遊びの範囲内で吸収
できるようにするため、モータギア5bをN/2ステップ回
転させ、つまり遊びの範囲のまん中の位置まで回転させ
ておく。
時にプーリギア４が回転したとしてもその回転をプーリ
ギア４とモータギア5bの噛み合いの遊びの範囲内で吸収
できるようにするため、モータギア5bをN/2ステップ回
転させ、つまり遊びの範囲のまん中の位置まで回転させ
ておく。
以上のように本実施例によれば、Y,M,C,Bの４色のイ
ンクリボンカセットを用い、各色ごとに印字動作を行っ
た後、逆方向への紙送り動作を繰り返すことにより７色
のマルチカラー印字を無駄なく効率的に、かつマーカセ
ンス動作・不要インク部分の送り飛ばし動作を無くする
ことにより高速に行うことができる。
ンクリボンカセットを用い、各色ごとに印字動作を行っ
た後、逆方向への紙送り動作を繰り返すことにより７色
のマルチカラー印字を無駄なく効率的に、かつマーカセ
ンス動作・不要インク部分の送り飛ばし動作を無くする
ことにより高速に行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、不要な色のインクを読
み飛ばす動作はなくなるので、未使用のままで捨てられ
る無駄な部分がなくなってインクリボンを有効に活用で
き、かつ所定量のマルチカラー印字を高速に行うことが
できる優れたシリアル型熱転写プリンタを供給するもの
である。
み飛ばす動作はなくなるので、未使用のままで捨てられ
る無駄な部分がなくなってインクリボンを有効に活用で
き、かつ所定量のマルチカラー印字を高速に行うことが
できる優れたシリアル型熱転写プリンタを供給するもの
である。
第１図は本発明の一実施例におけるシリアル型熱転写プ
リンタの主要部分の構成を説明する斜視図、第２図
（ａ）〜（ｅ）はY,M,C,Bの各インクリボンでの印字位
置とそれらを重ね合わせたときに実現する７色のマルチ
カラー印字を説明する説明図、第３図（ａ），（ｂ）は
プーリギアとモータギアに設けられた遊びとキャリッジ
移動時およびカセット交換時のそれらの噛み合い状態を
説明する説明図、第４図は本発明の印字方法を実現する
ための動作の流れを説明するフローチャート、第５図は
従来例におけるマルチカラー印字を実現するために必要
なインクリボンの構成を説明する説明図、第６図は従来
例のマルチカラー印字を実現するための主要構成を説明
する平面図である。 1a〜1d……インクリボンカセット、２……シリアル型サ
ーマルヘッド、３……キャリッジ、４……プーリギア、
5a,5b……モータギア、６……タイミングベルト、７…
…プラテン、８……紙送りローラ、９……記録紙、10…
…ステッピングモータ。
リンタの主要部分の構成を説明する斜視図、第２図
（ａ）〜（ｅ）はY,M,C,Bの各インクリボンでの印字位
置とそれらを重ね合わせたときに実現する７色のマルチ
カラー印字を説明する説明図、第３図（ａ），（ｂ）は
プーリギアとモータギアに設けられた遊びとキャリッジ
移動時およびカセット交換時のそれらの噛み合い状態を
説明する説明図、第４図は本発明の印字方法を実現する
ための動作の流れを説明するフローチャート、第５図は
従来例におけるマルチカラー印字を実現するために必要
なインクリボンの構成を説明する説明図、第６図は従来
例のマルチカラー印字を実現するための主要構成を説明
する平面図である。 1a〜1d……インクリボンカセット、２……シリアル型サ
ーマルヘッド、３……キャリッジ、４……プーリギア、
5a,5b……モータギア、６……タイミングベルト、７…
…プラテン、８……紙送りローラ、９……記録紙、10…
…ステッピングモータ。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シ
アン）、Ｂ（ブラック）の４色のインクリボンを内包し
た４種類のインクリボンカセットを用い、前記インクリ
ボンカセットを積載するキャリッジをステッピングモー
タにより前記プラテンと平行に移動させるとともに、前
記キャリッジに積載されたサーマルヘッドにより記録紙
へマルチカラー印字を行うシリアル型熱転写プリンタで
あって、 前記ステッピングモータから前記キャリッジへの駆動力
の伝達経路中にあって前記ステッピングモータの駆動力
により回転するモータギアと、 前記モータギアと噛み合うとともに駆動力を前記キャリ
ッジへ伝達させるプーリギアとを有し、 前記モータギアと前記プーリギアとの噛み合いに、前記
インクリボンカセットの交換時に生じる前記プーリギア
の回転を吸収する遊びを前記ステッピングモータのＮス
テップに対応した量だけ設けるとともに、 前記ステッピングモータを前記インクリボンカセットの
交換時にN/2ステップ回転させることにより前記モータ
ギアを前記遊びの中央位置まで回転させることを特徴と
するシリアル型熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961689A JP2850381B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | シリアル型熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17961689A JP2850381B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | シリアル型熱転写プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0343257A JPH0343257A (ja) | 1991-02-25 |
| JP2850381B2 true JP2850381B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16068870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17961689A Expired - Fee Related JP2850381B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | シリアル型熱転写プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5513919A (en) * | 1993-04-27 | 1996-05-07 | Gerber Scientific Products, Inc. | Method and apparatus for printing on sheet material |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP17961689A patent/JP2850381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0343257A (ja) | 1991-02-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4692774A (en) | Multi-color recording apparatus | |
| US4507668A (en) | Thermal printer | |
| US5231505A (en) | Rewritable recording display apparatus and method of erasing record | |
| JPH0740637A (ja) | インクリボン | |
| JP2850381B2 (ja) | シリアル型熱転写プリンタ | |
| US4669899A (en) | Ink ribbon cartridge and color ink ribbon for printer | |
| JPS61112667A (ja) | カラ−プリンタ | |
| JPH0768815A (ja) | プリント方法及び装置 | |
| JPS59232881A (ja) | カラ−プリンタ | |
| JPS61144379A (ja) | インクリボン駆動装置 | |
| JPH0632979B2 (ja) | 印字装置 | |
| JP3691098B2 (ja) | カラー熱転写プリンタ装置 | |
| JPH059193Y2 (ja) | ||
| JPH05162407A (ja) | インクリボンカセットおよびプリンタ | |
| JPH0338371A (ja) | ２印字ヘッド付両方向印字転写型シリアルプリンタ | |
| JP2641563B2 (ja) | カラーインクの転写方法 | |
| JP2755311B2 (ja) | 多色インクリボンの記録制御方法 | |
| JPS61195877A (ja) | インクリボンプリンタ | |
| JPH04220385A (ja) | ビデオプリンタのインクリボンカートリッジ装填装置 | |
| JPS6178684A (ja) | 熱転写用インクリボンの使用方法 | |
| JPS6349476A (ja) | プリンタ | |
| JPS61167597A (ja) | 熱転写シリアルプリンタのインクフイルムカ−トリツジキヤリツジ | |
| JPH07304228A (ja) | 印刷装置 | |
| JPH02225076A (ja) | 熱転写シリアルプリンタ | |
| JP2002086867A (ja) | インクシート及びこれを用いたサーマルプリンタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |