JP2850177B2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JP2850177B2 JP2850177B2 JP4125640A JP12564092A JP2850177B2 JP 2850177 B2 JP2850177 B2 JP 2850177B2 JP 4125640 A JP4125640 A JP 4125640A JP 12564092 A JP12564092 A JP 12564092A JP 2850177 B2 JP2850177 B2 JP 2850177B2
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- Japan
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- liquid crystal
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- crystal display
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Description
による大型の液晶表示素子に関する。
電極(図示せず)を設けた2枚のガラス基板1,2間に
液晶膜(図示せず)を挟んで成り、図2、図4に示すよ
うにそれぞれのガラス基板1,2に設けた透明電極3,
4が交差した表示部3a,4aにおいて、所望箇所に電圧
を印加することにより、生じた電界で液晶の配向を変化
させ、その際の透光性の差により各種の表示を行うよう
にしていた。ここにおいて上述した透明電極3は、生産
上、表示部3aと端子部3cとでそのピッチが異なるの
で、図2に示すように両者を屈曲した引出部3bを介し
て連続させ、電極の厚さにより生じるセルギャップの差
でコントラストむらが生じることを防止する為に該引出
部3bの外側には、接続に供されない疑似電極部3dを設
けることとしていた。そして、この疑似電極部3dは、
帯電防止の為、最も外側の電極に接続されていた。
表示部3aの他方側にも左右のセルギャップの均一性を
持たせる為に、図4に示すように上記疑似電極部3dや
引出部3bとほぼ対称に同様の疑似電極部3fを設けるこ
ととしていた。
ガラス基板1,2のガラスエッジを示し、4b,4cはそ
れぞれ上記透明電極4の引出部と端子部を示す。
示素子では、表示部3aの透明電極3の一端に他端側の
引出部3bや疑似電極部3dとほぼ対称に同様の疑似電極
部3fを形成していたので、該表示部3aの外端(図中、
上下端)の透明電極3に接続された疑似電極部3fの面
積が大きくなり、この部分がアンテナとして作用するこ
とにより、電圧OFF時にも併設した冷陰極管等から発
生した電磁波を受けてコントラストが変化し、表示に悪
影響を及ぼすという問題点を有していた。本発明はこの
従来の問題点を解決することを課題とする。
解決するため、次のようにしている。 すなわち、請求項
1記載に係る本発明では、複数の透明電極を形成した2
枚の基板で液晶を挟んだ液晶表示素子において、各透明
電極の端子部とは反対側の端部に、前記透明電極を延出
してそれぞれ疑似電極が形成され、相互に隣接する前記
疑似電極同士は、全て等面積となるように形成してい
る。 また、請求項2記載に係る発明では、疑似電極は、
前記透明電極を直線的に延出して形成している。
状の疑似電極部は、表示部と周辺部とのセルギャップを
均一に保つと共に、アンテナとして作用する箇所の面積
を減少させ、電磁波の影響を低減させるように作用する
ものである。
液晶表示素子はそれぞれの表面にスパッタや加熱蒸着な
どの手段でITO膜による所定の透明電極(図示せず)
を形成した2枚のガラス基板1,2を、該透明電極を交
差させると共に、間に液晶膜(図示せず)を挟んで重ね
合わせたものである。
たようにコモン側のガラス基板1上に形成された透明電
極3は、セグメント側のガラス基板2上の透明電極4と
交差した表示部3aから屈曲した引出部3bを介して接続
用の端子部3cまで連続して形成されている。そして、
通常、該端子部3cの端子間ピッチは、接続される機器
側の端子に合わせて製作する必要上、表示部3aより狭
く形成されている。従って、このままではガラス基板
1,2を重ね合わせた際に表示部3aの隅角部でセル間
ギャップが少なくなり、表示にコントラストむらを生じ
る恐れがある為、上記引出部3bの外側に従来と同様に
略三角形状の疑似電極部3d(図中斜線で示す)を設け
て、電極厚さによるセル間ギャップの誤差を生じないよ
うにしている。尚、この疑似電極部3dは、帯電を防止
するために外側の電極に接続して設けている。
て符号Bで示す)にも同様に左右のセル間ギャップを均
一に保つために疑似電極部を設ける必要があるが、ここ
において本発明では、図3の拡大図に示すようにコモン
側透明電極3の先端をセグメント側の透明電極4が交差
した表示部3aからそのまま直線的に延長し、各透明電
極3の先端に等面積の疑似電極部3e(図中斜線で示
す)を形成することとしている。
部を構成する透明電極の外側に同じ厚さの疑似電極部を
形成しているので、ガラス基板を重ね合わせた際に表示
部の各所のギャップが均一に保たれ、セル間ギャップの
誤差によるコントラストむらを生じることがない。又、
透明電極の先端に形成した疑似電極部は、面積が等し
く、寸法的にも短いので、電磁波の影響を受けづらくな
ると共に、例え併設した冷陰極管などからの電磁波を受
けてもOFF電圧印加時に各透明電極に印加される電圧
は均一化されるので、電磁波によるコントラストむらも
生じ難くなるものである。
ン側ガラス基板1のガラスエッジと、セグメント側ガラ
ス基板2のガラスエッジを示す。又、符号4b,4cはそ
れぞれ上記セグメント側透明電極4の引出部と端子部で
ある。
に説明したが、本発明はセルギャップを均一に保つ為の
疑似電極部を透明電極の先端を直線的に突出させて形成
し、電磁波の影響を受け難くすることとすれば良く、セ
グメント側に設けてもあるいは双方の透明電極に設ける
こととしても良い。
は、セルギャップを均一に保つ為にガラス基板上に形成
された透明電極の引出部の他方側に設けられる疑似電極
部を、他方側の透明電極と交差した表示部からその先端
を直線的に突出させた形状とし、従来のように端部で長
い疑似電極部が連続した箇所を無くしたので、併設した
冷陰極管などから発生する電磁波の影響を受けづらくな
る。よって、表示がより鮮明、正確となり、液晶表示素
子の品質の向上に優れた効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の透明電極を形成した2枚の基板で
液晶を挟んだ液晶表示素子において、 前記各透明電極の端子部とは反対側の端部に、前記透明
電極を延出してそれぞれ疑似電極が形成され、相互に隣
接する前記疑似電極同士は、全て等面積となるように形
成されていることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】 前記疑似電極は、前記透明電極を直線的
に延出して形成されたものであることを特徴とする請求
項1記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4125640A JP2850177B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4125640A JP2850177B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05297393A JPH05297393A (ja) | 1993-11-12 |
JP2850177B2 true JP2850177B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=14915033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4125640A Expired - Lifetime JP2850177B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850177B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW293093B (ja) | 1994-09-08 | 1996-12-11 | Hitachi Ltd | |
WO1997000462A1 (fr) * | 1995-06-16 | 1997-01-03 | Hitachi, Ltd. | Afficheur a cristaux liquides convenant a un cadre etroit |
JP3531633B2 (ja) | 2000-09-14 | 2004-05-31 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置及び電子機器 |
JP2013025066A (ja) | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2503752Y2 (ja) * | 1989-03-31 | 1996-07-03 | シチズン時計株式会社 | 液晶表示装置 |
-
1992
- 1992-04-18 JP JP4125640A patent/JP2850177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05297393A (ja) | 1993-11-12 |
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