JP2849855B2 - メモリ回路 - Google Patents

メモリ回路

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バイポーラトランジスタとMOSトランジス
タの複合回路を用いて構成したメモリ回路に関し、特
に、小振幅のデータ入力信号をMOSメモリセルに高速に
書き込むマルチプレクサ回路に関するものである。
〔従来の技術〕
ECLレベルのデータ入力信号をMOSメモリセルに書き込
む従来の制御回路を第7図に示す。これは、例えば文献
「電子情報通信学会誌72巻2号、197〜208号、1988年2
月」に記載されている。従来回路では、ECLレベルの入
力信号は周辺回路PHでMOSレベルに変換され、共通デー
タ入力信号腺L1はMOSレベルで駆動されている。なお、
1はトランスファ回路、CAはセルアレイ、BL,▲▼
はビット線、PH1はレベル変換回路、PH2はバッファ回路
を示す。また、Cはコラム選択信号、Dinはデータ入力
信号である。第7図で、列選択はトランスファ回路1に
より行なわれる。選択されたメモリセルのビット線に
は、トランスファ回路1を通してデータ入力信号が生
じ、セルの書込みが行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の回路構成でセルの書込み時間を更に削減するた
めに、トランスファ回路のトランジスタのゲート幅を大
きくすると、あるいは第8図に示すようにセルアレイを
サブ・ブロックに分割すると、 (i)共通データ入力信号線の負荷容量の増加による遅
延時間の増大 (ii)トランジスタ回路の多段接続による遅延時間の増
大 という問題があった。なお、第8図において、JCAは第
jブロック・セルアレイ、1は第1のトランスファ回
路、2は第2のトランスファ回路、Laはデータ入力信号
と書込み信号の論理積信号を伝送する主データ入力信号
線、Lbはデータ入力信号と書込み信号とブロック選択信
号の論理積信号を伝送する副データ入力信号線である。
また、C1(M),C2(M)〜Ci(M)はコラム選択信
号、Bj(M)はブロック選択信号である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、データ入力信号線上の信号の
小振幅化による高速化、および高駆動力MOSインバータ
による書込み動作の高速化にある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明は、書込み制
御回路をバイポーラ電流切換え回路とMOSインバータ回
路で構成し、書込み制御回路を各ビット線対毎あるいは
共通ビット線対毎に接続するようにしたものである。
〔作用〕
本発明によるメモリ回路においては、各ビット線はト
ランスファ回路を介さずに駆動力の大きいMOSインバー
タで駆動される。
〔実施例〕
第1図に、本発明によるメモリ回路の一実施例を示
す。書込み制御回路3は、バイポーラ電流切換え回路4
と2段のCMOSインバータ3a,3bで構成される。書込み制
御回路3は各ビット線対に配置され、小振幅コラム選択
信号Ck(B)とデータ入力信号Dinを入力信号とし、各
ビット線にMOSレベルの信号を発生している。
第2図はバイポーラ電流切換え回路の実施例を示す回
路図で、3段構成のシリーズ・ゲート回路で実現したも
のである。シリーズ・ゲート回路の第1ゲートおよび第
2ゲートには、それぞれ、小振幅相補入力データ信号Di
nとコラム選択信号Ck(B)を入力する。また、第3ゲ
ートはセルアレイ以外の共通ゲートであって、書込み信
号WE,WEを入力する。
第1図,第2図を用いて本実施例の動作説明を行な
う。まず、書込み信号WEおよびコラム選択信号CK(B)
が選択された場合を説明する。上記の信号が選択される
と、シリーズ・ゲート回路の第2,第3ゲートを構成する
バイポーラトランジスタQ3,Q4に電流パスができる。ま
た、第1ゲートを構成するバイポーラトランジスタQ1,Q
2のベースには相補信号が入力されるため、どちらか一
方のトランジスタに電流パスができる。このため、シリ
ーズ・ゲート回路の負荷抵抗R1を調整すれば、MOSレベ
ルの相補信号(Vk,▲▼)を発生できる。MOSレベル
の相補信号は、第1のCMOSインバータ3aおよび駆動力の
大きい第2のCMOSインバータ3bによりビット線を高速に
駆動できる。
書込み信号WEあるいはコラム選択信号Ck(B)のどち
らか一方が非選択状態になると、シリーズ・ゲート回路
の第2,第3ゲートに電流パスができなくなるため、その
出力は高レベルとなり、ビット線はプルアップ状態(読
出し状態)になる。
第3図は、バイポーラ電流切換え回路の第2の実施例
であって、2段構成のシリーズ・ゲート回路で実現した
ものである。シリーズ・ゲート回路の第1ゲートには小
振幅コラム選択信号Ck(B)、またセルアレイ以外の共
通ゲートには小振幅相補入力データ信号Dinを入力す
る。このとき、入力データ信号Dinの信号レベルは、そ
の中間レベルがコラム選択信号Ck(B)の高レベルに一
致するように信号レベルを設定する。シリーズ・ゲート
回路の第2ゲートは、セルアレイ以外の共通ゲートと
し、書込み信号WE,▲▼を入力する。
第3図の回路構成も第1の実施例と同様、コラム選択
信号と書込み信号が選択されたときのみMOSレベルの相
補出力(Vk,▲▼)を発生している。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す回路図であっ
て、書込み制御回路3を共通ビット線L2に配置した場合
の例を示す。L1は共通データ入力信号線であり、nCAは
第nブロック・セルアレイを示す。
コラム選択回路6はバイポーラ差動増幅回路とトラン
スファゲートで構成され、MOSトランジスタM1,M2から成
るトランスファ回路の直前でバイポーラ小振幅信号をMO
Sレベルに増幅することによりコラム選択を行なう。
書込み制御回路3は、第1の実施例と同様、ブロック
選択とデータ入力信号の増幅を行なう。
第4図の回路構成を用いると、第8図に示す従来回路
構成に比べて、 (i)CMOSインバータによりM1,M2のトランスファ回路
を駆動するので、遅延時間を削減できる。
(ii)コラム選択回路6の入力が小振幅のため高速化で
きる。
という利点がある。なお、Bn(B)はブロック選択信
号、C1(B),C2(B),〜,Cm(B)なコラム選択信号
である。
第5図はバイポーラ電流切換え回路の第3の実施例を
示す回路図で、2段構成のシリーズ・ゲート回路5Aと1
段構成のシリーズ・ゲート回路5Bで実現した回路であ
る。
シリーズ・ゲート回路5Aは、第1ゲートに入力データ
信号Din、第2ゲートにブロック選択信号Bn(B)と書
込み信号WEの論理積信号を入力することにより、相補出
力(V2,▲▼)を発生している。
シリーズ・ゲート回路5Bは、第1ゲートにブロック選
択信号Bn(B)を入力し、シリーズ・ゲート回路5Aの出
力を負荷抵抗R3と並列に接続したバイポーラトランジス
タQ6,Q7のベースに入力することにより、各エミッタか
ら出力(V1,▲▼)を発生している。
次に、第5図の回路の動作説明を行なう。まず、ブロ
ック選択信号Bn(B)と書込み信号WEが選択された場合
について説明する。シリーズ・ゲート回路5Aでは、第1
の実施例と同様、MOSレベルの相補信号(V2,▲▼)
が発生する。また、シリーズ・ゲート回路5Bでも、選択
状態となるため、MOSレベルの相補信号(V1,▲▼)
が発生する。
書込み信号WEが非選択となると、シリーズ・ゲート回
路5Aの出力(V2,▲▼)はどちらも高レベルとなる
ため、シリーズ・ゲート回路5Bの出力は、バイポーラト
ランジスタQ6,Q7によりクランプされ、その信号振幅は
0.8Vとなる。バイポーラ電流切換え回路の後部には、第
4図に示すように、CMOSインバータが接続されるため、
その論理しきい値を−0.8V以下に設定すれば、そのビッ
ト線対は非選択(読出し)状態となる。本回路構成は、
シリーズ・ゲート回路2段で実現できるので、電流電圧
が低下した場合に有効となる。
0.8μmBiCMOSプロセスで本書込み制御回路を実現した
場合の効果を第6図に示す。○は従来回路、●は本書込
み制御回路の場合を示す。従来回路では、ビット線容量
が大きくなるとともにトランジスタ回路での遅延時間が
増大するため、書込み遅延時間の負荷容量依存性は大き
い。一方、本書込み制御回路では、ビット線を直接CMOS
インバータで駆動できるため、書込み遅延時間の負荷容
量依存性は小さい。ビット線の負荷容量が3pFの場合に
は、本書込み制御回路を用いることにより、書込み遅延
時間を従来回路に比べて約60%削減できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、書込み制御回路をバイ
ポーラ電流切換え回路とMOSインバータ回路で構成し、
書込み制御回路を各ビット線対毎あるいは共通ビット線
対毎に接続したことにより、各ビット線をトランジスタ
回路を介さずに駆動力の大きいMOSインバータで駆動で
きるので、メモリセルの書込み時間を削減できる。ま
た、メモリセルのビット線直前まで小振幅信号で駆動で
きるので、高速化が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図,
第3図はバイポーラ電流切換え回路の実施例を示す断面
図、第4図は本発明の第2の実施例を示す回路図、第5
図はバイポーラ電流切換え回路の実施例を示す回路図、
第6図は本発明による書込み制御回路の効果を示すグラ
フ、第7図,第8図は従来のメモリ回路および書込み制
御回路を示す回路図である。 3……書込み制御回路、3a、3b……CMOSインバータ、4
……バイポーラ電流切換え回路、BLk,BLk……ビット
線、L1……共通データ入力信号線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MOSメモリセルにECLレベルのデータ入力信
    号を書き込むメモリ回路において、書込み制御回路をバ
    イポーラ電流切換え回路とMOSインバータ回路で構成
    し、前記書込み制御回路を各ビット線対毎あるいは共通
    ビット線対毎に接続したことを特徴とするメモリ回路。
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