JP2849280B2 - トナー補給装置 - Google Patents
トナー補給装置Info
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- JP2849280B2 JP2849280B2 JP4140188A JP14018892A JP2849280B2 JP 2849280 B2 JP2849280 B2 JP 2849280B2 JP 4140188 A JP4140188 A JP 4140188A JP 14018892 A JP14018892 A JP 14018892A JP 2849280 B2 JP2849280 B2 JP 2849280B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等に使用するト
ナーをトナー容器からトナー槽に補給するためのトナー
補給装置に関する。
ナーをトナー容器からトナー槽に補給するためのトナー
補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機のトナー補給装置として特
公平1ー36943号公報には、図10の如く、複写機
本体の上部に内装されたトナー槽(トナーホツパー)1
にトナー補給口2が形成され、トナー補給口2を覆う開
閉蓋3が設けられている。該開閉蓋3は、保持枠4を介
してトナーホツパー1の上面裏側をスライド可能に配さ
れている。
公平1ー36943号公報には、図10の如く、複写機
本体の上部に内装されたトナー槽(トナーホツパー)1
にトナー補給口2が形成され、トナー補給口2を覆う開
閉蓋3が設けられている。該開閉蓋3は、保持枠4を介
してトナーホツパー1の上面裏側をスライド可能に配さ
れている。
【0003】前記保持枠4の上面には、保持枠4をスラ
イドさせてトナー補給口2を開閉するためのレバー5が
固定されている。該レバー5は、トナーホツパー1の上
面1aに突出されている。また、保持枠4には、図11
の如く、トナーホツパー1に形成された段部6と係合し
て、前記開閉蓋3を閉状態で保持する係合部7が形成さ
れている。なお、該係合部7は、段部6と係合する方向
に付勢されている。
イドさせてトナー補給口2を開閉するためのレバー5が
固定されている。該レバー5は、トナーホツパー1の上
面1aに突出されている。また、保持枠4には、図11
の如く、トナーホツパー1に形成された段部6と係合し
て、前記開閉蓋3を閉状態で保持する係合部7が形成さ
れている。なお、該係合部7は、段部6と係合する方向
に付勢されている。
【0004】トナーボトルからトナーホツパー1にトナ
ーを補給するには、トナーボトルの開口部を覆う容器蓋
をトナー補給口2から挿入して、前記保持枠4にはめ込
む。このとき、トナーボトルの容器蓋が保持枠4を押し
込むことになり、保持枠4の係合部7がトナーホツパー
1の段部6から外れ、レバー5がスライド可能となる。
ーを補給するには、トナーボトルの開口部を覆う容器蓋
をトナー補給口2から挿入して、前記保持枠4にはめ込
む。このとき、トナーボトルの容器蓋が保持枠4を押し
込むことになり、保持枠4の係合部7がトナーホツパー
1の段部6から外れ、レバー5がスライド可能となる。
【0005】そして、前記レバー5を開閉蓋3がトナー
補給口2を開放する方向にスライドさせると、保持枠4
とともにトナーボトルの容器蓋が開口部を開放する方向
に同時にスライドする。これにより、トナーボトルの開
口部とトナーホツパー1のトナー補給口2が連通し、ト
ナーボトル内のトナーがトナーホツパー1内に落下す
る。
補給口2を開放する方向にスライドさせると、保持枠4
とともにトナーボトルの容器蓋が開口部を開放する方向
に同時にスライドする。これにより、トナーボトルの開
口部とトナーホツパー1のトナー補給口2が連通し、ト
ナーボトル内のトナーがトナーホツパー1内に落下す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のトナー補給装置
においては、保持枠4にトナーホツパー1と係合する係
合機能が付与されており、トナーボトルを保持枠4にの
せるだけで係合が解除されるため、外部から上下方向に
手や物で押したり、あるいは、振動等により簡単にトナ
ーホツパー1との係合が解除される。このとき、開閉蓋
3がスライドすると、トナー補給口2が開放してしまい
トナー飛散がおこる。
においては、保持枠4にトナーホツパー1と係合する係
合機能が付与されており、トナーボトルを保持枠4にの
せるだけで係合が解除されるため、外部から上下方向に
手や物で押したり、あるいは、振動等により簡単にトナ
ーホツパー1との係合が解除される。このとき、開閉蓋
3がスライドすると、トナー補給口2が開放してしまい
トナー飛散がおこる。
【0007】これを解決するための提案例として、トナ
ーホツパーの上面に、係合用孔を形成し、開閉蓋の内部
に、前記係合用孔に係脱自在に係合する係合爪を設け
る。そして、トナーボトルの容器蓋の移動により、容器
蓋が開閉蓋の係合爪に当接することで係合が解除される
構造のものがある。
ーホツパーの上面に、係合用孔を形成し、開閉蓋の内部
に、前記係合用孔に係脱自在に係合する係合爪を設け
る。そして、トナーボトルの容器蓋の移動により、容器
蓋が開閉蓋の係合爪に当接することで係合が解除される
構造のものがある。
【0008】しかし、この構造では、開閉蓋に係合爪や
係合爪を係合方向に付勢するばねを内装し、その上下を
板金もしくは板状の樹脂で挟み込むため、かなり分厚く
なり、しかも高価となる。
係合爪を係合方向に付勢するばねを内装し、その上下を
板金もしくは板状の樹脂で挟み込むため、かなり分厚く
なり、しかも高価となる。
【0009】本発明は、上記に鑑み、トナー容器による
トナー補給時以外は、トナー補給口の開放を不能として
トナー飛散を防止でき、構造が簡単で安価なトナー補給
装置を提供しようとするものである。
トナー補給時以外は、トナー補給口の開放を不能として
トナー飛散を防止でき、構造が簡単で安価なトナー補給
装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、トナー槽11の上面に形成されたトナー補給口1
1aを通してトナー容器12からトナーを補給するトナ
ー補給装置において、前記トナー槽11に、トナー補給
口11aを開閉する開閉蓋13と、開閉蓋13に係合し
てこれをトナー補給口11aの開閉方向に案内する案内
枠14とが設けられ、該案内枠14内に、前記開閉蓋1
3に係合してこれを閉状態で保持する出没自在な保持部
材15が設けられ、該保持部材15を突出状態で開閉蓋
13に係合させるための付勢体22が配され、トナー容
器12に、前記保持部材15を案内枠14内に没入させ
て開閉蓋13との係合を解除し、開閉蓋13を開閉する
開閉体16が設けられ、該開閉体16は、前記トナー容
器12を開閉蓋13の開放方向に移動させると前記付勢
体22に抗して保持部材15を没入状態とするものであ
る。
段は、トナー槽11の上面に形成されたトナー補給口1
1aを通してトナー容器12からトナーを補給するトナ
ー補給装置において、前記トナー槽11に、トナー補給
口11aを開閉する開閉蓋13と、開閉蓋13に係合し
てこれをトナー補給口11aの開閉方向に案内する案内
枠14とが設けられ、該案内枠14内に、前記開閉蓋1
3に係合してこれを閉状態で保持する出没自在な保持部
材15が設けられ、該保持部材15を突出状態で開閉蓋
13に係合させるための付勢体22が配され、トナー容
器12に、前記保持部材15を案内枠14内に没入させ
て開閉蓋13との係合を解除し、開閉蓋13を開閉する
開閉体16が設けられ、該開閉体16は、前記トナー容
器12を開閉蓋13の開放方向に移動させると前記付勢
体22に抗して保持部材15を没入状態とするものであ
る。
【0011】そして、保持部材15に、開閉蓋13の係
合片13aに当接して閉方向の移動を阻止する第一係合
爪18と、係合片13aに当接して開閉蓋13の開方向
の移動を阻止する第二係合爪19とが離間して設けら
れ、トナー容器12をトナー槽11の上面に載置したと
き、第一係合爪18と開閉体16の端部との距離が係合
片13aと第二係合爪19との距離より小に設定された
ものである。
合片13aに当接して閉方向の移動を阻止する第一係合
爪18と、係合片13aに当接して開閉蓋13の開方向
の移動を阻止する第二係合爪19とが離間して設けら
れ、トナー容器12をトナー槽11の上面に載置したと
き、第一係合爪18と開閉体16の端部との距離が係合
片13aと第二係合爪19との距離より小に設定された
ものである。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、トナー槽11の上
面にトナー容器12を載置して、トナー容器12を開閉
蓋13の開放方向にスライドさせると、開閉体16が案
内枠14に案内されてから、開閉体16の端部が保持部
材15の第一係合爪18に当接して、保持部材15が下
方に揺動する。
面にトナー容器12を載置して、トナー容器12を開閉
蓋13の開放方向にスライドさせると、開閉体16が案
内枠14に案内されてから、開閉体16の端部が保持部
材15の第一係合爪18に当接して、保持部材15が下
方に揺動する。
【0013】このため、保持部材15の第二係合爪19
と開閉蓋13の係合片13aとの係合が解除され、開閉
蓋13はトナー容器12の移動に伴って開方向に移動し
て、トナー補給口11aを開放する。そして、トナー容
器12がトナー補給口11aと連通し、トナーがトナー
槽11内に落下する。
と開閉蓋13の係合片13aとの係合が解除され、開閉
蓋13はトナー容器12の移動に伴って開方向に移動し
て、トナー補給口11aを開放する。そして、トナー容
器12がトナー補給口11aと連通し、トナーがトナー
槽11内に落下する。
【0014】このように、保持部材15は、通常、案内
枠14に覆われて外部から操作できず、トナー容器12
の移動によるトナー補給時のみ、開閉蓋13を開放する
ことができる
枠14に覆われて外部から操作できず、トナー容器12
の移動によるトナー補給時のみ、開閉蓋13を開放する
ことができる
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すトナー補給装
置の保持部材の側面図、図2はトナーホツパー上部の要
部斜視図、図3はトナーホッパーの平面図、図4はトナ
ーホツパー上部の要部平面図、図5は図4のA−A断面
図、図6は開閉蓋の閉状態を示すトナーホツパー上部の
概略断面図、図7は開閉蓋のロツク状態を示すトナーホ
ツパー上部の概略断面図、図8は開閉蓋のロツク解除状
態を示すトナーホツパー上部の概略断面図、図9はトナ
ー補給状態を示すトナーボトル上部の概略断面図であ
る。
置の保持部材の側面図、図2はトナーホツパー上部の要
部斜視図、図3はトナーホッパーの平面図、図4はトナ
ーホツパー上部の要部平面図、図5は図4のA−A断面
図、図6は開閉蓋の閉状態を示すトナーホツパー上部の
概略断面図、図7は開閉蓋のロツク状態を示すトナーホ
ツパー上部の概略断面図、図8は開閉蓋のロツク解除状
態を示すトナーホツパー上部の概略断面図、図9はトナ
ー補給状態を示すトナーボトル上部の概略断面図であ
る。
【0016】本実施例のトナー補給装置は、トナー槽
(トナーホツパー)11の上面に形成されたトナー補給
口11aを通して、トナー容器(トナーボトル)12か
らトナーを補給するもので、図1,2の如く、前記トナ
ーホツパー11の上面に、トナーボトル12を仮置する
仮置部11bと、トナー補給口11aを開閉する開閉蓋
13と、開閉蓋13をトナー補給口11aの開閉方向に
摺動自在に案内する一対の案内枠14と、開閉蓋13を
閉状態で保持する保持部材15とが設けられている。
(トナーホツパー)11の上面に形成されたトナー補給
口11aを通して、トナー容器(トナーボトル)12か
らトナーを補給するもので、図1,2の如く、前記トナ
ーホツパー11の上面に、トナーボトル12を仮置する
仮置部11bと、トナー補給口11aを開閉する開閉蓋
13と、開閉蓋13をトナー補給口11aの開閉方向に
摺動自在に案内する一対の案内枠14と、開閉蓋13を
閉状態で保持する保持部材15とが設けられている。
【0017】前記トナーホツパー11は、その上面が複
写機本体のカバーに覆われ、下部が現像部にトナーを供
給するためのトナー補給槽(図示せず)と連通されてい
る。
写機本体のカバーに覆われ、下部が現像部にトナーを供
給するためのトナー補給槽(図示せず)と連通されてい
る。
【0018】前記案内枠14は、前記仮置部11bを除
くトナーホツパー11の上面の両側に対向配置されてい
る。
くトナーホツパー11の上面の両側に対向配置されてい
る。
【0019】前記開閉蓋13の両端は、前記案内枠14
に摺動自在に案内され、そのうち片方の仮置部11b側
に切欠が二箇所形成され、この切欠の間の突出部が前記
保持部材15と係合する係合片13aとされている。
に摺動自在に案内され、そのうち片方の仮置部11b側
に切欠が二箇所形成され、この切欠の間の突出部が前記
保持部材15と係合する係合片13aとされている。
【0020】前記保持部材15は、図1ないし5の如
く、一端がトナーホツパー11の仮置部11bの裏側に
固設された支持部17に揺動自在に支持され、他端の上
面には、トナーホツパー11の上面に形成された長孔1
1cから出没自在とされ、前記係合片13aと係合する
第一係合爪18および第二係合爪19が形成されてい
る。
く、一端がトナーホツパー11の仮置部11bの裏側に
固設された支持部17に揺動自在に支持され、他端の上
面には、トナーホツパー11の上面に形成された長孔1
1cから出没自在とされ、前記係合片13aと係合する
第一係合爪18および第二係合爪19が形成されてい
る。
【0021】前記支持部17は、保持部材15の一端を
貫通する支持棒20と、該支持棒20を保持する保持箱
21と、支持棒20に巻き付けられ係合爪18,19を
前記長孔11cから突出させる方向に付勢するねじりコ
イルばね22とからなる。
貫通する支持棒20と、該支持棒20を保持する保持箱
21と、支持棒20に巻き付けられ係合爪18,19を
前記長孔11cから突出させる方向に付勢するねじりコ
イルばね22とからなる。
【0022】前記第一係合爪18および第二係合爪19
は、一側の案内枠14に覆われ、図6の如く、互いに外
方向に傾斜面18a,19aを有する楔形とされてい
る。また、開閉蓋13が閉状態のとき、両係合爪18,
19の間に開閉蓋13の係合片13aが位置し、開閉蓋
13の開方向および閉方向の移動を規制している。な
お、係合爪19と係合片13aが係合するまでに、図7
に示す距離Bだけ余裕が設けられている。
は、一側の案内枠14に覆われ、図6の如く、互いに外
方向に傾斜面18a,19aを有する楔形とされてい
る。また、開閉蓋13が閉状態のとき、両係合爪18,
19の間に開閉蓋13の係合片13aが位置し、開閉蓋
13の開方向および閉方向の移動を規制している。な
お、係合爪19と係合片13aが係合するまでに、図7
に示す距離Bだけ余裕が設けられている。
【0023】次に、前記トナーボトル12について説明
すると、トナーボトル12は、図2の如く、筒状で、そ
の一端に開口部12aが形成されている。該開口部12
aの周囲には、前記保持部材15と開閉蓋13との係合
を解除する開閉体16が一体形成されている。
すると、トナーボトル12は、図2の如く、筒状で、そ
の一端に開口部12aが形成されている。該開口部12
aの周囲には、前記保持部材15と開閉蓋13との係合
を解除する開閉体16が一体形成されている。
【0024】該開閉体16は、トナーボトル12を開閉
蓋13の開放方向に移動させると、前記案内枠14内を
摺動して保持部材15に当接されるよう案内枠14内に
スライド可能な幅とされ、前記開口部12aを塞ぐボト
ル蓋(図示せず)に着脱可能に外嵌されている。また、
開閉体16の開閉蓋13側の端部には、開閉蓋13の一
端部に形成された突起13bと嵌合する孔16aを有し
た嵌合部16bが一体形成されている。
蓋13の開放方向に移動させると、前記案内枠14内を
摺動して保持部材15に当接されるよう案内枠14内に
スライド可能な幅とされ、前記開口部12aを塞ぐボト
ル蓋(図示せず)に着脱可能に外嵌されている。また、
開閉体16の開閉蓋13側の端部には、開閉蓋13の一
端部に形成された突起13bと嵌合する孔16aを有し
た嵌合部16bが一体形成されている。
【0025】そして、開閉体16を仮置部11bに載置
して、開閉体16の孔16aと開閉蓋13の突起13b
とを嵌合したとき、開閉体16の嵌合部16b側の端部
と第一係合爪18との距離が第二係合爪19と開閉蓋1
3の係合片13aとの距離より小となるよう設定されて
いる。
して、開閉体16の孔16aと開閉蓋13の突起13b
とを嵌合したとき、開閉体16の嵌合部16b側の端部
と第一係合爪18との距離が第二係合爪19と開閉蓋1
3の係合片13aとの距離より小となるよう設定されて
いる。
【0026】なお、図示しないが、ボトル蓋には、トナ
ーホツパー11の上面に形成された位置決めピンに係合
する位置決め孔が形成されており、開閉体16には、ト
ナーボトル12の開口部12aをシールするフイルムシ
ール12bが剥離可能に接着されている。
ーホツパー11の上面に形成された位置決めピンに係合
する位置決め孔が形成されており、開閉体16には、ト
ナーボトル12の開口部12aをシールするフイルムシ
ール12bが剥離可能に接着されている。
【0027】上記構成において、トナーホツパー11の
上面を覆うカバーを開けて、トナーボトル12からトナ
ーホツパー11にトナーを補給する場合、まず、トナー
ホツパー11上の仮置部11bにトナーボトル12を仮
置して位置決めする。
上面を覆うカバーを開けて、トナーボトル12からトナ
ーホツパー11にトナーを補給する場合、まず、トナー
ホツパー11上の仮置部11bにトナーボトル12を仮
置して位置決めする。
【0028】このとき、図1の如く、開閉体16の孔1
6aが開閉蓋11の突起13bに係合される。トナーボ
トル12を開閉蓋13の開放方向にスライドさせると、
トナーボトル12のボトル蓋から開閉体16が外れて、
開閉体16は案内枠14に案内され始める。
6aが開閉蓋11の突起13bに係合される。トナーボ
トル12を開閉蓋13の開放方向にスライドさせると、
トナーボトル12のボトル蓋から開閉体16が外れて、
開閉体16は案内枠14に案内され始める。
【0029】なおもスライドさせていくと、図8の如
く、開閉体16は、開閉蓋13とともにスライドし、開
閉体16の一端部が第一係合爪18の傾斜面18aに当
接して、保持部材15がコイルばね22に抗して下方に
揺動する。これにより、第二係合爪19が係合片13a
の進路から退いて、係合片13aと第二係合爪19の係
合が解除されて開閉蓋13がスライド自在となり、開閉
蓋13のロツク状態が解除される。
く、開閉体16は、開閉蓋13とともにスライドし、開
閉体16の一端部が第一係合爪18の傾斜面18aに当
接して、保持部材15がコイルばね22に抗して下方に
揺動する。これにより、第二係合爪19が係合片13a
の進路から退いて、係合片13aと第二係合爪19の係
合が解除されて開閉蓋13がスライド自在となり、開閉
蓋13のロツク状態が解除される。
【0030】そして、図9の如く、トナーボトル12の
開口部12aがトナーホツパー11のトナー補給口11
aと重なるところまでトナーボトル12をスライドさ
せ、開口部12aのフイルムシール12bを剥がし、ト
ナーボトル12内のトナーをトナーホツパー11内に落
下させる。
開口部12aがトナーホツパー11のトナー補給口11
aと重なるところまでトナーボトル12をスライドさ
せ、開口部12aのフイルムシール12bを剥がし、ト
ナーボトル12内のトナーをトナーホツパー11内に落
下させる。
【0031】また、トナー補給後には、トナーボトル1
2を仮置部11bの方向に移動させると、開閉体16と
第一係合爪18の傾斜面18aの当接が解除され、第
一,第二係合爪18,19が係合片13aの進路上に突
出して開閉蓋13をロツク状態とする。そして、開閉体
16がボトル蓋に嵌合される。
2を仮置部11bの方向に移動させると、開閉体16と
第一係合爪18の傾斜面18aの当接が解除され、第
一,第二係合爪18,19が係合片13aの進路上に突
出して開閉蓋13をロツク状態とする。そして、開閉体
16がボトル蓋に嵌合される。
【0032】このように、保持部材15は、通常、案内
枠14に覆われて外部から操作できず、トナー補給時の
みトナーボトル12のスライドによって保持部材15が
下方に揺動して、第二係合爪19と係合片13aとの係
合が解除され、開閉蓋13を開放することができる。そ
して、トナー補給後、トナーボトル12を元の位置に戻
すと、開閉蓋13がロツクされる。
枠14に覆われて外部から操作できず、トナー補給時の
みトナーボトル12のスライドによって保持部材15が
下方に揺動して、第二係合爪19と係合片13aとの係
合が解除され、開閉蓋13を開放することができる。そ
して、トナー補給後、トナーボトル12を元の位置に戻
すと、開閉蓋13がロツクされる。
【0033】このため、外部から手や物がトナーホツパ
ー11や開閉蓋13に接触したり、あるいは、振動に対
しても開閉蓋13が開放せずトナー飛散を防止できる。
また、トナーホツパー11の上面に保持部材15を取り
付ける構造であるため、開閉蓋に係合爪を内装する場合
と比べて、構造が簡単で安価となる。
ー11や開閉蓋13に接触したり、あるいは、振動に対
しても開閉蓋13が開放せずトナー飛散を防止できる。
また、トナーホツパー11の上面に保持部材15を取り
付ける構造であるため、開閉蓋に係合爪を内装する場合
と比べて、構造が簡単で安価となる。
【0034】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、保
持部材15を両側の案内枠14内に配してもよい。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、保
持部材15を両側の案内枠14内に配してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、開閉蓋を閉状態で保持する保持部材は、通常、
案内枠に覆われて外部から操作できず、トナー容器を移
動させることにより保持部材と開閉蓋との係合を解除で
き、開閉蓋を開放することができる。このとき、トナー
容器の移動途中において、移動する開閉蓋の係合片が保
持部材の第二係合爪に当接する前に開閉体の端部が保持
部材の第一係合爪に当接するので、保持部材の開閉蓋に
対するロック解除を確実に行うことができる。また、逆
に開閉蓋を閉じるときには、開閉体が第一係合爪から離
れて各係合爪が突出状態になってから開閉蓋は少し移動
して、その係合片が第一係合爪に当接するので、開閉蓋
の移動が阻止され、開閉蓋がロックされたことを確実に
認識できる。
よると、開閉蓋を閉状態で保持する保持部材は、通常、
案内枠に覆われて外部から操作できず、トナー容器を移
動させることにより保持部材と開閉蓋との係合を解除で
き、開閉蓋を開放することができる。このとき、トナー
容器の移動途中において、移動する開閉蓋の係合片が保
持部材の第二係合爪に当接する前に開閉体の端部が保持
部材の第一係合爪に当接するので、保持部材の開閉蓋に
対するロック解除を確実に行うことができる。また、逆
に開閉蓋を閉じるときには、開閉体が第一係合爪から離
れて各係合爪が突出状態になってから開閉蓋は少し移動
して、その係合片が第一係合爪に当接するので、開閉蓋
の移動が阻止され、開閉蓋がロックされたことを確実に
認識できる。
【0036】このため、外部から手や物がトナー槽や開
閉蓋に接触したり、あるいは、振動に対しても、開閉蓋
は開方向および閉方向の移動を阻止されて開放せず、ト
ナー飛散を防止できる。
閉蓋に接触したり、あるいは、振動に対しても、開閉蓋
は開方向および閉方向の移動を阻止されて開放せず、ト
ナー飛散を防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示すトナー補給装置の保持
部材の側面図
部材の側面図
【図2】トナーホツパー上部の要部斜視図
【図3】トナーホッパーの平面図
【図4】トナーホツパー上部の要部平面図
【図5】図4のA−A断面図
【図6】開閉蓋の閉状態を示すトナーホツパー上部の概
略断面図
略断面図
【図7】開閉蓋のロツク状態を示すトナーホツパー上部
の概略断面図
の概略断面図
【図8】開閉蓋のロツク解除状態を示すトナーホツパー
上部の概略断面図
上部の概略断面図
【図9】トナー補給状態を示すトナーボトル上部の概略
断面図
断面図
【図10】従来のトナーホツパーの要部断面図
【図11】従来のトナーホツパーと保持枠との係合部分
の断面図
の断面図
11 トナー槽 11a トナー補給口 12 トナー容器 13 開閉蓋 14 案内枠 15 保持部材 16 開閉体 18 第一係合爪 19 第二係合爪
Claims (1)
- 【請求項1】 トナー槽の上面に形成されたトナー補給
口を通してトナー容器からトナーを補給するトナー補給
装置において、 前記トナー槽に、トナー補給口を開閉する開閉蓋と、 トナー容器の移動に伴って開閉蓋をトナー補給口の開閉
方向に案内する案内枠とが設けられ、 該案内枠内に、前記開閉蓋に係合してこれを閉状態で保
持する出没自在な保持部材が設けられ、該保持部材に、
開閉蓋の係合片に当接して閉方向の移動を阻止する第一
係合爪と、前記係合片に当接して開方向の移動を阻止す
る第二係合爪とが離間して設けられ、 各係合爪 を突出状態で開閉蓋に係合させるための付勢体
が配され、 トナー容器に、前記係合爪を案内枠内から没入させて開
閉蓋との係合を解除し、開閉蓋を開閉する開閉体が設け
られ、トナー容器をトナー槽の上面に載置したとき、第一係合
爪と開閉体の端部との距離が係合片と第二係合爪との距
離より小に設定された ことを特徴とするトナー補給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140188A JP2849280B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | トナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140188A JP2849280B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | トナー補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333694A JPH05333694A (ja) | 1993-12-17 |
JP2849280B2 true JP2849280B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=15262958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140188A Expired - Fee Related JP2849280B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | トナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2849280B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100683184B1 (ko) | 2005-06-24 | 2007-02-15 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 프로세스 카트리지 |
KR100715859B1 (ko) | 2005-07-07 | 2007-05-11 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4140188A patent/JP2849280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05333694A (ja) | 1993-12-17 |
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