JP2848976B2 - 中間周波増幅回路およびチューナ - Google Patents

中間周波増幅回路およびチューナ

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JP2848976B2 JP4525791A JP4525791A JP2848976B2 JP 2848976 B2 JP2848976 B2 JP 2848976B2 JP 4525791 A JP4525791 A JP 4525791A JP 4525791 A JP4525791 A JP 4525791A JP 2848976 B2 JP2848976 B2 JP 2848976B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はチューナおよび中間周
波増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般的なチューナの構成を示すブ
ロック図である。この図において、1はアンテナフィル
タであり、アンテナ1aによって受信された信号からV
HF帯域およびUHF帯域の各信号を選択し、各々出力
する。アンテナフィルタ1aによって選択されたVHF
帯域の信号は、アンテナ同調回路2、高周波増幅器3お
よび段間同調回路4を順次通過することにより、不要な
帯域の信号の除去および増幅が行われる。段間同調回路
4を通過したVHF帯の信号は、混合器9に入力され、
局部発振器9aから供給される局部発振信号と混合さ
れ、中間周波信号に周波数変換される。一方、アンテナ
フィルタ1aによって選択されたUHF帯域の信号は、
アンテナ同調回路5、高周波増幅器6、段間同調回路7
を順次通過すことにより選択増幅された後、混合器8に
入力され、局部発振器8aから供給される局部発振信号
と混合され、中間周波信号に周波数変換される。UHF
帯を受信する場合、局部発振器9aから混合器9への局
部発振信号の供給はなく、混合器9は増幅回路として動
作する。混合器9から出力される中間周波信号は中間周
波同調回路10を通過することによって不要な帯域の信
号が除去された後、中間周波増幅回路11によって増幅
され、出力端12から後続の中間周波処理回路へと出力
される。
【0003】中間周波増幅回路11としては、従来、図
3に構成を示すベース接地型トランジスタ増幅回路が用
いられていた。図3において、増幅用NPNトランジス
タ101は、コレクタが抵抗102を介して電源MBに
接続されている。また、電源MBおよび接地間には、抵
抗103および104が直列に介挿されている。トラン
ジスタ101のベースは、これらの抵抗103および1
04の接続点に接続されると共に、コンデンサ106を
介して接地されている。また、トランジスタ101のエ
ミッタは抵抗105を介して接地されている。図2にお
ける中間周波同調回路10の出力信号は、コンデンサ1
07を介してトランジスタ101のエミッタに入力され
る。そして、トランジスタ101によって入力信号が増
幅され、トランジスタ101のコレクタから得られる出
力信号がコンデンサ108を介し出力端12から出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、全受信バンドに
ついて良好な受信を行うため、全受信バンドについてチ
ューナの利得を適切な値に保つことが必要である。各受
信バンドに対する利得を調整する方法としては、各受信
バンドの信号が通過する回路、例えば高周波増幅回路3
および6の各々の増幅利得を調整する方法が考えられ
る。しかし、このように受信信号における隣接チャネル
の信号が充分に減衰されていない段階で受信信号に対す
る増幅利得を調整すると、この調整によって隣接チャネ
ルからの妨害が大きくなる恐れがある。この問題を回避
するためには、中間周波増幅回路11の利得を各受信バ
ンドに応じて制御する行う方法が考えられる。しかしな
がら、従来のベース接地型トランジスタ増幅回路による
中間周波増幅回路は、利得が低く、各バンド毎に利得を
制御することができないという問題があった。
【0005】この発明は上述した事情に鑑み、受信バン
ド毎の利得調整を行うことができる中間周波増幅回路お
よび該中間周波増幅回路を具備するチューナを提供する
ものであり、これにより、全受信バンドについてチュー
ナの利得を適正な値に調整することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る中間周波増幅回路は、第1の電界効果トランジスタ、
および該第1の電界効果トランジスタのドレインにソー
スが接続された第2の電界効果トランジスタからなるデ
ュアルゲート電界効果トランジスタを増幅素子として有
し、前記第1の電界効果トランジスタはソースが接地さ
れると共にゲートに増幅すべき信号が入力され、前記第
2の電界効果トランジスタはドレインが抵抗素子を介し
て電源端子に接続されると共に、ゲートがゲート用抵抗
素子およびゲート用コンデンサからなる並列回路を介し
て接地されており、かつ、ゲートに受信バンドに応じ
各々設けられた複数の利得調整用抵抗素子のいずれか1
つを介して利得調整電圧が入力され、前記第2の電界効
果トランジスタのドレインから出力信号を取り出すこと
を特徴とする。請求項2に係る発明によるチューナは、
前記請求項1に係る発明による中間周波増幅回路を具備
することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記請求項1乃至2に係る発明によれば、ソー
ス接地された第1の電界効果トランジスタにより、入力
信号が充分に大きな利得で増幅される。また、第2の電
界効果トランジスタに受信バンドに応じた利得調整電圧
複数の利得調整用抵抗素子のいずれか1つを介して
加されることにより、中間周波増幅回路の増幅利得が調
整される。従って、チューナの利得を受信バンド毎に調
整することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の一実施例を
説明する。図1はこの発明の一実施例による中間周波増
幅回路の構成を示す回路図である。この中間周波増幅回
路は、増幅素子として、デュアルゲートFET(電界効
果トランジスタ)110が用いられている。このデュア
ルゲート電界効果トランジスタ110は互に直列接続さ
れた第1のFET110aと第2のFET110bとか
らなる。第1のFET110aのソースは抵抗115お
よびコンデンサ117の並列回路を介して接地されてい
る。また、FET110aのゲートは電源MBと接地線
との間に直列に介挿された抵抗1112および113の
接続点から所定の直流バイアスが印加されると共に、コ
ンデンサ107を介し、図2における中間周波同調回路
10の出力信号が入力される。このように、第1のFE
T110aにより、初段のゲート接地型増幅回路が構成
されている。次に、第2のFET110bは、ソースが
第1のFET110aのドレインに接続されると共にド
レインに電源MBの電圧が抵抗111を介して印加され
る。第2のFET110bのドレインの信号はコンデン
サ108を介して出力端12に出力される。また、第2
のFET110bのゲートは、抵抗114およびコンデ
ンサ116の並列回路を介して接地される。このよう
に、第2のFET110bにより、上記ゲート接地型増
幅回路にカスケード接続されるゲート接地型増幅回路が
構成されている。
【0009】抵抗118〜120の各一端には、受信バ
ンドの選択に伴って所定の電圧が印加される。また、抵
抗118〜120の各他端は、スイッチSWを介して抵
抗114の非接地端に接続され、各受信バンドに対応し
た利得調整電圧を発生するための分圧回路が構成され
る。このような構成によれば、第1のFET110aに
よるソース接地型増幅回路により、入力信号が充分に大
きな利得で増幅される。また、スイッチSWが受信バン
ドの選択に伴って切り換えられることにより、選択され
た受信バンドに対応した利得調整電圧が第2のFET1
10bのゲートに与えられ、この中間周波増幅回路の利
得が受信バンドに適した値に調整される。また、FET
FETは出力インピーダンスが充分に高いため、この中
間周波増幅回路の出力インピーダンスは抵抗111の抵
抗値によって決定される。従って、中間周波増幅回路の
出力インピーダンスを低くし、後続の中間周波処理回路
とのインピーダンス整合が容易になる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信バンド毎にチューナの利得を調整することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による中間周波増幅回路の
構成を示す回路図である。
【図2】一般的なチューナの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の中間周波増幅回路の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
110 デュアルゲート電界効果トランジスタ 110a 第1の電界効果トランジスタ 110b 第2の電界効果トランジスタ 111 抵抗素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電界効果トランジスタ、および該
    第1の電界効果トランジスタのドレインにソースが接続
    された第2の電界効果トランジスタからなるデュアルゲ
    ート電界効果トランジスタを増幅素子として有し、前記
    第1の電界効果トランジスタはソースが接地されると共
    にゲートに増幅すべき信号が入力され、前記第2の電界
    効果トランジスタはドレインが抵抗素子を介して電源端
    子に接続されると共に、ゲートがゲート用抵抗素子およ
    びゲート用コンデンサからなる並列回路を介して接地さ
    れており、かつ、ゲートに受信バンドに応じて各々設け
    られた複数の利得調整用抵抗素子のいずれか1つを介し
    利得調整電圧が入力され、前記第2の電界効果トラン
    ジスタのドレインから出力信号を取り出すことを特徴と
    する中間周波増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の中間周波増幅回路を
    具備することを特徴とするチューナ。
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