JP2848865B2 - 難燃性樹脂組成物及び電気部品用成形品 - Google Patents
難燃性樹脂組成物及び電気部品用成形品Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリブチレンテレフタレート系の難燃性樹脂
組成物に関するものである。更に詳しくは、優れた難燃
性とバランスのとれた性能を有し、成形加工性(流動
性、成形サイクル、金型汚染性等)が改良され、かつ、
電気部品等に用いたときの金属の汚染等を改良した樹脂
組成物を提供するものである。
組成物に関するものである。更に詳しくは、優れた難燃
性とバランスのとれた性能を有し、成形加工性(流動
性、成形サイクル、金型汚染性等)が改良され、かつ、
電気部品等に用いたときの金属の汚染等を改良した樹脂
組成物を提供するものである。
[従来技術とその課題] ポリブチレンテレフタレートホモポリマー又は少くと
もポリブチレンテレフタレートを60重量%含有する共重
合体(以下、総称してPBTと略称する)は結晶性熱可塑
性樹脂として、機械的性質、電気的性質、その他物理的
・化学的特性に優れているため、エンジニアリングプラ
スチックとして自動車、電気・電子機器等の広範な用途
に使用されている。
もポリブチレンテレフタレートを60重量%含有する共重
合体(以下、総称してPBTと略称する)は結晶性熱可塑
性樹脂として、機械的性質、電気的性質、その他物理的
・化学的特性に優れているため、エンジニアリングプラ
スチックとして自動車、電気・電子機器等の広範な用途
に使用されている。
従来、一般に電気部品等、難燃性の要求される用途に
対しては主として有機ハロゲン系難燃剤、要すれば更に
難燃助剤を配合し、難燃性を付与したものが用いられて
いる。
対しては主として有機ハロゲン系難燃剤、要すれば更に
難燃助剤を配合し、難燃性を付与したものが用いられて
いる。
ところが難燃剤や難燃助剤の配合された従来のPBT樹
脂組成物には次のような問題がある。
脂組成物には次のような問題がある。
難燃剤や併用助剤の存在により成形品の物理的性質
が低下する。
が低下する。
難燃剤や併用助剤或いはそれらの相互作用により組
成物調製時や成形加工の際に基体となるPBTが分解劣化
する。
成物調製時や成形加工の際に基体となるPBTが分解劣化
する。
難燃剤や併用助剤或いはそれらの分解副生物により
金型が腐食、汚染し、成形品寸法精度や加工効率が悪化
する。
金型が腐食、汚染し、成形品寸法精度や加工効率が悪化
する。
難燃剤や併用助剤或いはそれらの分解副生物によ
り、成形品に斑点を生じ、美観、性能を害する。
り、成形品に斑点を生じ、美観、性能を害する。
難燃剤と樹脂との相溶性不良により成形品表面に難
燃剤が滲出し、種々の不都合をもたらす。
燃剤が滲出し、種々の不都合をもたらす。
樹脂の流動性が阻害され、成形に支障をきたす。
成形品使用時に難燃剤や併用助剤或いはそれらの分
解発生物により、接触又は近在する金属が腐食又は汚染
し、部品の機能が害される。例えば金属製の電気接点を
有する電気部品(例えば、スイッチ、リレー等のハウジ
ングや基板等)に用いた時、長期間の使用中に接点金属
を汚染し、接点の電気抵抗値を著しく上昇させる等、種
々の問題を生じさせる。
解発生物により、接触又は近在する金属が腐食又は汚染
し、部品の機能が害される。例えば金属製の電気接点を
有する電気部品(例えば、スイッチ、リレー等のハウジ
ングや基板等)に用いた時、長期間の使用中に接点金属
を汚染し、接点の電気抵抗値を著しく上昇させる等、種
々の問題を生じさせる。
これらの問題に対して夫々改良提案がなされている。
しかしながら、その一部は満足されるに至っても、上記
問題のすべてを改良した難燃性PBT組成物を得ることは
至難であり、その実現が切望されていた。
しかしながら、その一部は満足されるに至っても、上記
問題のすべてを改良した難燃性PBT組成物を得ることは
至難であり、その実現が切望されていた。
また、一般にPBTは、ポリエチレンテレフタレートに
比べ成形は比較的容易であるが、近年、成形品の製造コ
ストを更に低減することが望まれる場合も多く、特に成
形サイクルの短縮(いわゆるハイサイクル成形)による
生産性の向上を要求されることが増えてきている。
比べ成形は比較的容易であるが、近年、成形品の製造コ
ストを更に低減することが望まれる場合も多く、特に成
形サイクルの短縮(いわゆるハイサイクル成形)による
生産性の向上を要求されることが増えてきている。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは優れた難燃性を備え、しかも上記の如き
欠点のないバランスのとれた優れた機能を有し、特に成
形サイクルを短縮でき、ハイサイクル成形が可能で金属
汚染問題を生じない難燃性のPBT組成物を得るべく鋭意
検討を重ねた結果、本発明に到達した。
欠点のないバランスのとれた優れた機能を有し、特に成
形サイクルを短縮でき、ハイサイクル成形が可能で金属
汚染問題を生じない難燃性のPBT組成物を得るべく鋭意
検討を重ねた結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、 (A)ポリブチレンテレフタレート又はブチレンテレフ
タレートが繰り返し単位の60.0重量%以上である共重合
体、 (B)イオウ成分が300ppm以下の臭素化フェノキシ難燃
剤2.0〜25.0重量%(全組成物中)、 (C)三酸化アンチモン及び/又は五酸化アンチモンを
50重量%以上の成分とする難燃助剤2.0〜15.0重量%
(全組成物中)、 (D)pH7〜pH10を示すマグネシウムとアルミニウムと
の含水塩基性炭酸塩化合物0.01〜10.0重量%(全組成物
中)、および (E)無機充填剤0〜70.0重量%(全組成物中)からな
る難燃性樹脂組成物 に関するものである。
タレートが繰り返し単位の60.0重量%以上である共重合
体、 (B)イオウ成分が300ppm以下の臭素化フェノキシ難燃
剤2.0〜25.0重量%(全組成物中)、 (C)三酸化アンチモン及び/又は五酸化アンチモンを
50重量%以上の成分とする難燃助剤2.0〜15.0重量%
(全組成物中)、 (D)pH7〜pH10を示すマグネシウムとアルミニウムと
の含水塩基性炭酸塩化合物0.01〜10.0重量%(全組成物
中)、および (E)無機充填剤0〜70.0重量%(全組成物中)からな
る難燃性樹脂組成物 に関するものである。
更に本発明は上記基体構成の他に(F)アルカリ金属
塩またはアルカリ土類金属塩を配合することによって一
層その目的とする性能硬化を向上せしめた難燃性樹脂組
成物を提供するものである。
塩またはアルカリ土類金属塩を配合することによって一
層その目的とする性能硬化を向上せしめた難燃性樹脂組
成物を提供するものである。
以下、本発明の樹脂組成物の構成成分について詳しく
説明する。
説明する。
先ず、本発明に用いられる(A)PBT樹脂とは、1,4ブ
タンジオールとテレフタール酸又はその低級アルコール
エステルとを重縮合して得られるポリブチレンテレフタ
レートであり、ブチレンテレフタレートが繰り返し単位
の60.0重量%以上である共重合体であってもよい。共重
合されるモノマーとしては、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット
酸、コハク酸等の脂肪族、芳香族多塩基酸、またはその
エステル形成性誘導体、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキ
シナフトエ酸等の芳香族ヒドロキシカルボン酸又はその
エステル形成性誘導体、1,3−プロパンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール等の低級ア
ルキレングリコール、ビスフェノールA、4,4′−ジヒ
ドロキシビフェニル等の芳香族アルコール、ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド2モル付加体、ビスフェノ
ールAのプロピレンオキサイド2モル付加体等のアルキ
レンオキサイド付加体アルコール、グリセリン、ペンタ
エリスリトール等のポリヒドロキシ化合物たはそのエス
テル形成性誘導体等があげられる。
タンジオールとテレフタール酸又はその低級アルコール
エステルとを重縮合して得られるポリブチレンテレフタ
レートであり、ブチレンテレフタレートが繰り返し単位
の60.0重量%以上である共重合体であってもよい。共重
合されるモノマーとしては、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット
酸、コハク酸等の脂肪族、芳香族多塩基酸、またはその
エステル形成性誘導体、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキ
シナフトエ酸等の芳香族ヒドロキシカルボン酸又はその
エステル形成性誘導体、1,3−プロパンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール等の低級ア
ルキレングリコール、ビスフェノールA、4,4′−ジヒ
ドロキシビフェニル等の芳香族アルコール、ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド2モル付加体、ビスフェノ
ールAのプロピレンオキサイド2モル付加体等のアルキ
レンオキサイド付加体アルコール、グリセリン、ペンタ
エリスリトール等のポリヒドロキシ化合物たはそのエス
テル形成性誘導体等があげられる。
特に好ましいのはポリブチレンテレフタレートホモポ
リマーである。
リマーである。
次に本発明において(A)PBT樹脂に配合される
(B)成分の臭素化フェノキシ難燃剤は下記のような一
般式(II)で表わされる化合物である。
(B)成分の臭素化フェノキシ難燃剤は下記のような一
般式(II)で表わされる化合物である。
臭素化フェノキシ化合物は通常各種不純物を含有して
いるが、本発明の目的のためには含有物質及び含有量を
下記の如くの範囲とすることが望ましい。
いるが、本発明の目的のためには含有物質及び含有量を
下記の如くの範囲とすることが望ましい。
すなわち、イオウ成分は300ppm以下及びニッケル、銅
成分は各々50ppm以下。及び錫成分は20ppm以下及び亜鉛
成分は10ppm以下、及び塩素成分は10ppm以下。またトル
エン、キシレン、スチレン等の芳香族有機化合物は20体
積ppm以下、好ましくは5体積ppm以下である。ここで無
機元素の定量は、難燃剤を灰化後、蛍光X線及び/又は
原子発光分光法にて測定し、有機化合物は150℃×100時
間でのヘッドスペースガスクロマトグラフィーにて定量
した。
成分は各々50ppm以下。及び錫成分は20ppm以下及び亜鉛
成分は10ppm以下、及び塩素成分は10ppm以下。またトル
エン、キシレン、スチレン等の芳香族有機化合物は20体
積ppm以下、好ましくは5体積ppm以下である。ここで無
機元素の定量は、難燃剤を灰化後、蛍光X線及び/又は
原子発光分光法にて測定し、有機化合物は150℃×100時
間でのヘッドスペースガスクロマトグラフィーにて定量
した。
(B)成分の含有量は組成物全量中2〜25重量%であ
り、好ましくは5〜20重量%である。過大になると機械
的、物理的性質、熱安定性等を害し、樹脂の外観、成形
性を阻害するので好ましくない。また、過少の場合は難
燃性が不充分となるのみならず、熱安定性、成形性をも
阻害する。
り、好ましくは5〜20重量%である。過大になると機械
的、物理的性質、熱安定性等を害し、樹脂の外観、成形
性を阻害するので好ましくない。また、過少の場合は難
燃性が不充分となるのみならず、熱安定性、成形性をも
阻害する。
次に本発明で使用される(C)三酸化アンチモン及び
/又は五酸化アンチモンを主成分とする難燃助剤の添加
量は組成物全量中2〜15重量%であり、好ましくは3〜
10重量%である。過大になると樹脂や配合剤の分解を促
進し、過少になると難燃性が不充分となる。
/又は五酸化アンチモンを主成分とする難燃助剤の添加
量は組成物全量中2〜15重量%であり、好ましくは3〜
10重量%である。過大になると樹脂や配合剤の分解を促
進し、過少になると難燃性が不充分となる。
(C)成分は、特にPBT及び/又は難燃剤及び/又は
離形剤等の有機化合物の分解に大きく影響する。この分
解を抑制し、電気部品成形品の金属の腐食又は汚染及び
成形品金型の腐食又は汚染を防止するためには、(C)
成分組成を限定する必要がある。すなわち(1)エタノ
ール溶液としたときにpH3〜pH5を示す三酸化アンチモン
又は、(2)エタノール溶液としたときにpH3〜pH6を示
す五酸化アンチモンもしくは(3)エタノール溶液とし
たときにpH6〜pH8を示す範囲でNa塩化した五酸化アンチ
モンのいずれか1種又は1種以上を組合せて用いる。特
に(3)が好ましい。ここでエタノール溶液としたとき
のpHとは、サンプル1gを50mlのエタノールに添加し、分
解・溶解したのち、常温下で上澄液を水素イオン濃度計
で測定した値である。該pH値が低いと、PBTや難燃剤を
分解し易く、高すぎても分解を促進する。
離形剤等の有機化合物の分解に大きく影響する。この分
解を抑制し、電気部品成形品の金属の腐食又は汚染及び
成形品金型の腐食又は汚染を防止するためには、(C)
成分組成を限定する必要がある。すなわち(1)エタノ
ール溶液としたときにpH3〜pH5を示す三酸化アンチモン
又は、(2)エタノール溶液としたときにpH3〜pH6を示
す五酸化アンチモンもしくは(3)エタノール溶液とし
たときにpH6〜pH8を示す範囲でNa塩化した五酸化アンチ
モンのいずれか1種又は1種以上を組合せて用いる。特
に(3)が好ましい。ここでエタノール溶液としたとき
のpHとは、サンプル1gを50mlのエタノールに添加し、分
解・溶解したのち、常温下で上澄液を水素イオン濃度計
で測定した値である。該pH値が低いと、PBTや難燃剤を
分解し易く、高すぎても分解を促進する。
(D)成分は、エタノール溶液としたときにpH7からp
H10を示す例えば、式Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O、又はMg
4.2Al2(OH)12.4CO3・m′H2O又はMg4.5Al2(OH)13CO
3・3.5H2Oで示される天然又は合成のハイドロタルサイ
ト類化合物である。従って、下記一般式(I)で示すこ
とができる Mg1-xAlx(OH)2(CO3)x/2・mH2O ……(I) (ただし、xは0.2〜0.4、mは2以下の数である。) pH値が低いと、PBTや難燃剤を分解し、高すぎると分
解を促進する。
H10を示す例えば、式Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O、又はMg
4.2Al2(OH)12.4CO3・m′H2O又はMg4.5Al2(OH)13CO
3・3.5H2Oで示される天然又は合成のハイドロタルサイ
ト類化合物である。従って、下記一般式(I)で示すこ
とができる Mg1-xAlx(OH)2(CO3)x/2・mH2O ……(I) (ただし、xは0.2〜0.4、mは2以下の数である。) pH値が低いと、PBTや難燃剤を分解し、高すぎると分
解を促進する。
(D)成分の含有量は組成物全量中0.01〜10.0重量%
であり、好ましくは0.1〜7.0重量%である。過大になる
とPBTや難燃剤の分解を促進するし、過少であれば分解
抑制の効果が不充分となる。
であり、好ましくは0.1〜7.0重量%である。過大になる
とPBTや難燃剤の分解を促進するし、過少であれば分解
抑制の効果が不充分となる。
次に本発明で用いられる無機充填剤(E)は無機的強
度、耐熱性、寸法安定性(耐変成、そり)、電気的性質
等の性能に優れた成形品を得るために配合することが好
ましく、これには目的に応じて繊維状、粉粒状、板状の
充填剤が用いられる。
度、耐熱性、寸法安定性(耐変成、そり)、電気的性質
等の性能に優れた成形品を得るために配合することが好
ましく、これには目的に応じて繊維状、粉粒状、板状の
充填剤が用いられる。
繊維状充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維、
シリカ繊維、シリカ・アルミナ繊維、ジルコニア繊維、
窒化硼素繊維、窒化硅素繊維、硼素繊維、チタン酸カリ
繊維、更にステンレス、アルミニウム、チタン、銅、真
鍮等の金属の繊維状物などの無機質繊維状物質があげら
れる。特に代表的な繊維状充填剤はガラス繊維、又はカ
ーボン繊維である。なおポリアミド、アクリル樹脂など
の高融点有機質繊維状物質も使用することができる。
シリカ繊維、シリカ・アルミナ繊維、ジルコニア繊維、
窒化硼素繊維、窒化硅素繊維、硼素繊維、チタン酸カリ
繊維、更にステンレス、アルミニウム、チタン、銅、真
鍮等の金属の繊維状物などの無機質繊維状物質があげら
れる。特に代表的な繊維状充填剤はガラス繊維、又はカ
ーボン繊維である。なおポリアミド、アクリル樹脂など
の高融点有機質繊維状物質も使用することができる。
一方、粉粒状充填物としてはカーボンブラック、シリ
カ、石英粉末、ガラスビーズ、ガラス粉、硅酸カルシウ
ム、硅酸アルミニウム、カオリン、タルク、クレー、珪
藻土、ウォラストナイトの如き硅酸塩、酸化鉄、酸化チ
タン、酸化亜鉛、アルミナのごとき金属の酸化物、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウムのごとき金属の炭酸塩、
硫酸カルシウム、硫酸バリウムのごとき金属の硫酸塩、
その他炭化硅素、窒化珪素、窒化硼素、各種金属粉末が
あげられる。
カ、石英粉末、ガラスビーズ、ガラス粉、硅酸カルシウ
ム、硅酸アルミニウム、カオリン、タルク、クレー、珪
藻土、ウォラストナイトの如き硅酸塩、酸化鉄、酸化チ
タン、酸化亜鉛、アルミナのごとき金属の酸化物、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウムのごとき金属の炭酸塩、
硫酸カルシウム、硫酸バリウムのごとき金属の硫酸塩、
その他炭化硅素、窒化珪素、窒化硼素、各種金属粉末が
あげられる。
また、板状充填剤としてはマイカ、ガラスフレーク、
各種の金属箔等があげられる。
各種の金属箔等があげられる。
これらの無機充填剤は、1種又は2種以上併用するこ
とができる。繊維状充填剤、特にガラス繊維と粒状及び
/又は板状充填剤の併用は特に機械的強度の寸法精度、
電気的性質等を兼備する上で好ましい組合せである。
とができる。繊維状充填剤、特にガラス繊維と粒状及び
/又は板状充填剤の併用は特に機械的強度の寸法精度、
電気的性質等を兼備する上で好ましい組合せである。
これらの充填剤の使用にあたっては必要ならば収束剤
又は表面処理剤を使用することが望ましい。この例を示
せば、エポキシ系化合物、イソシアネート系化合物、シ
ラン系化合物、チタネート系化合物等の官能性化合物で
ある。これらの化合物はあらかじめ表面処理又は収束処
理を施して用いるか、又は材料調整の際同時に添加して
もよい。
又は表面処理剤を使用することが望ましい。この例を示
せば、エポキシ系化合物、イソシアネート系化合物、シ
ラン系化合物、チタネート系化合物等の官能性化合物で
ある。これらの化合物はあらかじめ表面処理又は収束処
理を施して用いるか、又は材料調整の際同時に添加して
もよい。
本発明においてかかる無機充填剤の配合量は組成物全
量中0〜70重量%であり、好ましくは5〜60重量%であ
る。無機充填剤の配合量が70重量%を越えると成形加工
が困難になるほか、成形品の機械的強度にも問題が生じ
る。また、併用される官能性表面処理剤の使用量は無機
充填剤に対し1〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%
である。
量中0〜70重量%であり、好ましくは5〜60重量%であ
る。無機充填剤の配合量が70重量%を越えると成形加工
が困難になるほか、成形品の機械的強度にも問題が生じ
る。また、併用される官能性表面処理剤の使用量は無機
充填剤に対し1〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%
である。
本発明の特徴とすることろは(A)PBT、(B)臭素
化フェノキシ難燃剤、(C)三酸化アンチモン及び/又
は五酸化アンチモン、(D)マグネシウム、アルミニウ
ムの含水塩基性炭酸塩化物の4成分の併用による相乗効
果によるものであり、これら4成分の何れか1つが存在
しない場合、また他の物質で代替したものでは本発明の
如き効果は得られない。
化フェノキシ難燃剤、(C)三酸化アンチモン及び/又
は五酸化アンチモン、(D)マグネシウム、アルミニウ
ムの含水塩基性炭酸塩化物の4成分の併用による相乗効
果によるものであり、これら4成分の何れか1つが存在
しない場合、また他の物質で代替したものでは本発明の
如き効果は得られない。
すなわち、本発明の(B)成分である難燃剤と(C)
成分である難燃助剤を併用することで、PBT樹脂に難燃
性を付与することができるが、これだけではPBTや難燃
剤等の有機配合剤の分解を起し、電気部品成形品の金属
の腐食又は汚染及び成形品金型の腐食又は汚染を生じ
る。ここで、鋭意努力した結果、これらに(D)成分を
更に配合することで有機配合剤の分解が抑制できること
を見い出したのである。
成分である難燃助剤を併用することで、PBT樹脂に難燃
性を付与することができるが、これだけではPBTや難燃
剤等の有機配合剤の分解を起し、電気部品成形品の金属
の腐食又は汚染及び成形品金型の腐食又は汚染を生じ
る。ここで、鋭意努力した結果、これらに(D)成分を
更に配合することで有機配合剤の分解が抑制できること
を見い出したのである。
本発明の組成物はこのままで用いても難燃性PBT組成
物として、従来公知の難燃剤配合PBT組成物に比し優れ
た機械的性質と熱安定性を有し、しかも成形サイクル、
金属汚染等に対する顕著な効果をも有するものである
が、これに前記(A)〜(E)に加えて(F)アルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩を併用することによ
り、更に一層の効果を得ることができる。
物として、従来公知の難燃剤配合PBT組成物に比し優れ
た機械的性質と熱安定性を有し、しかも成形サイクル、
金属汚染等に対する顕著な効果をも有するものである
が、これに前記(A)〜(E)に加えて(F)アルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩を併用することによ
り、更に一層の効果を得ることができる。
ここで(F)成分のアルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩とは、Li,Na,K,Be,Mg,Ca金属の有機酸塩であ
り、特に酢酸カリウムが好ましい。この物質の配合量は
0〜2.0重量%(組成物中)で、好ましくは0.005〜1.0
重量%である。過大に配合すると、PBTや難燃剤の分解
を促進し、過少であれば効果の発現が不足する。
類金属塩とは、Li,Na,K,Be,Mg,Ca金属の有機酸塩であ
り、特に酢酸カリウムが好ましい。この物質の配合量は
0〜2.0重量%(組成物中)で、好ましくは0.005〜1.0
重量%である。過大に配合すると、PBTや難燃剤の分解
を促進し、過少であれば効果の発現が不足する。
この物質の効果は、PBTや難燃剤の分解を抑制するこ
とに加えて、樹脂の機械的強度の向上及び、成形性の向
上などの発現である。
とに加えて、樹脂の機械的強度の向上及び、成形性の向
上などの発現である。
これらは本発明の組成物、特に(A),(B)成分に
対してそれ自体の分解を抑制し、また(C)成分による
PBTの分解を抑える相乗効果を有し、成形時の金型の腐
食や汚染を防いで成形効率の向上に寄与すると共に、成
形品を高温で使用する電気部品等において接触する金属
の腐食、汚染を防止するのに有効である。
対してそれ自体の分解を抑制し、また(C)成分による
PBTの分解を抑える相乗効果を有し、成形時の金型の腐
食や汚染を防いで成形効率の向上に寄与すると共に、成
形品を高温で使用する電気部品等において接触する金属
の腐食、汚染を防止するのに有効である。
また、本発明の組成物には更に補助的に少量の熱可塑
性樹脂を併用することができる。例えば、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、ポリアミド、ポリアセター
ル、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ス
チレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ブタジエン−アクリル酸(又はそのエステル)共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン、ポリフェニレンオキシド、
ポリフェニレンサルファイド、ポリブタジエン、ハロゲ
ン化ポリオレフィン、ポリハロゲン化ビニル、ブチルゴ
ム、ポリアクリレートを主とする多層グラフト共重合体
等を目的に応じて任意の割合で配合することも可能であ
る。
性樹脂を併用することができる。例えば、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、ポリアミド、ポリアセター
ル、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ス
チレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ブタジエン−アクリル酸(又はそのエステル)共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン、ポリフェニレンオキシド、
ポリフェニレンサルファイド、ポリブタジエン、ハロゲ
ン化ポリオレフィン、ポリハロゲン化ビニル、ブチルゴ
ム、ポリアクリレートを主とする多層グラフト共重合体
等を目的に応じて任意の割合で配合することも可能であ
る。
本発明組成物には更にその目的に応じ所望の特性を付
与するため、公知の添加物、例えば前記の成分以外の滑
剤、核剤、離形剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、
可塑剤、着色剤、耐熱安定剤、紫外線安定剤等を配合す
ることも勿論可能である。
与するため、公知の添加物、例えば前記の成分以外の滑
剤、核剤、離形剤、帯電防止剤、その他の界面活性剤、
可塑剤、着色剤、耐熱安定剤、紫外線安定剤等を配合す
ることも勿論可能である。
本発明の組成物の調製は、従来の樹脂組成物調製法と
して一般に用いられる公知の設備と方法により容易に調
製される。例えば、i)各成分を混合した後、押出機に
より練込押出してぺレットを調製し、しかる後成形する
方法、ii)一旦組成の異なるペレットを調製し、そのペ
レットを所定量混合して成形に供し成形後に目的組織の
成形品を得る方法、iii)成形機に各成分の1または2
以上を直接仕込む方法等、何れも使用できる。また、樹
脂成分の一部を細かい粉躰としてこれ以外の成分と混合
し添加することは、これらの成分の均一配合を行う上で
好ましい方法である。
して一般に用いられる公知の設備と方法により容易に調
製される。例えば、i)各成分を混合した後、押出機に
より練込押出してぺレットを調製し、しかる後成形する
方法、ii)一旦組成の異なるペレットを調製し、そのペ
レットを所定量混合して成形に供し成形後に目的組織の
成形品を得る方法、iii)成形機に各成分の1または2
以上を直接仕込む方法等、何れも使用できる。また、樹
脂成分の一部を細かい粉躰としてこれ以外の成分と混合
し添加することは、これらの成分の均一配合を行う上で
好ましい方法である。
本発明の難燃性PBT樹脂組織物は難燃性の要求される
種々の成形品に加工されるが、電気部品、特に金属性の
電気接点を有するスイッチ、リレー等の電気・電子用品
に使用した場合、その価値は極めて大きい。
種々の成形品に加工されるが、電気部品、特に金属性の
電気接点を有するスイッチ、リレー等の電気・電子用品
に使用した場合、その価値は極めて大きい。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
また実施例に示した特性評価の測定法は次の通りであ
る。
る。
物性測定法 引張試験 ASTM D638に準拠 アイゾット衝撃強さ ASTM D256に準拠 成形機内滞留試験(熱安定性) シリンダー温度260℃で30分間、試料を成形機シリン
ダー内に滞留させた後成形し、成形試験片の引張強度を
測定して、熱安定性、劣化の程度を評価した。
ダー内に滞留させた後成形し、成形試験片の引張強度を
測定して、熱安定性、劣化の程度を評価した。
燃焼性テスト(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト
94(UL−94)の方法に準じ、5本の試験片(厚み:1/32
インチ)を用いて難燃性について試験した。
94(UL−94)の方法に準じ、5本の試験片(厚み:1/32
インチ)を用いて難燃性について試験した。
流動性の測定法 棒流動長測定用試験金型(キャビティー:幅20mm×厚
さ2.0mm)を用いて下記条件で成形を行い、その流動流
(成形品長さ)から流動性を評価した。
さ2.0mm)を用いて下記条件で成形を行い、その流動流
(成形品長さ)から流動性を評価した。
成形条件 シリンダー温度:250℃ 射出圧 :1000Kg/cm2 金型温度 :60℃ 限界成形サイクル 下記条件で円筒状底付き成形品(外形40mmφ、高さ40
mm、平均肉厚5mm)の成形を行い、成形品の形崩れがな
く、外観が良好な成形品を得ることができる成形サイク
ルの限界の所要時間(秒)を求めた。数値は低い程、ハ
イサイクル成形性に優れていることを示す。
mm、平均肉厚5mm)の成形を行い、成形品の形崩れがな
く、外観が良好な成形品を得ることができる成形サイク
ルの限界の所要時間(秒)を求めた。数値は低い程、ハ
イサイクル成形性に優れていることを示す。
成形条件 シリンダー温度:250℃ 射出圧 :1400Kg/cm2 金型温度 :90℃ 成形サイクル :射出保圧時間を 一定にして冷却時間を求
めた。
めた。
成形品外観検査 円板(100mm径、厚み3mm)を成形し、異色斑点の有
無、程度を目視にて観察し、以下のランクに従って判定
した。
無、程度を目視にて観察し、以下のランクに従って判定
した。
斑点 ○:無し △:少し有り ×:多数有り 金属汚染の評価方法 試料(ペレット)を十分に乾燥した後、ペレット50g
を銀片(15mm×2mm×0.2mm)と共にガラス管に密封し、
200℃で200時間加熱した後の銀片の変色状況を観察し
た。
を銀片(15mm×2mm×0.2mm)と共にガラス管に密封し、
200℃で200時間加熱した後の銀片の変色状況を観察し
た。
変色 ○:無し △:少し変色 ×:変色大 実施例1〜10、比較例1〜12 PBTに、表に示す各種成分を添加、混合した後、押出
機を用いてペレット状の組成物を調製した。
機を用いてペレット状の組成物を調製した。
次いでこのペレットを用い、またこのペレットより射
出成形により各種試験片を作成し、前記の評価を行っ
た。
出成形により各種試験片を作成し、前記の評価を行っ
た。
その結果を表1に示す。
[発明の効果] 以上の説明及び実施例により明らかな如く、臭素化フ
ェノキシ難燃剤と五酸化アンチモンを主成分とする難燃
助剤及びマグネシウム、アルミニウム含水塩基性炭酸塩
化合物を含有してなる本発明のPBT組成物は下記に示す
特性が効果的に改善され、バランスのとれた優れた機能
をもつに至った。
ェノキシ難燃剤と五酸化アンチモンを主成分とする難燃
助剤及びマグネシウム、アルミニウム含水塩基性炭酸塩
化合物を含有してなる本発明のPBT組成物は下記に示す
特性が効果的に改善され、バランスのとれた優れた機能
をもつに至った。
成形時、金型表面への付着物が認められなく、また
熱安定性に優れるため分解物等による金型腐食が少な
く、加工効率が改善される。
熱安定性に優れるため分解物等による金型腐食が少な
く、加工効率が改善される。
成形品の熱劣化が少ない。
成形品に異色斑点の発生が認められない。
難燃性に優れ、かつ、使用時、難燃剤のしみ出し等
は認められない。
は認められない。
引張特性、アイゾット衝撃強さ等の機械的性質が優
れる。
れる。
流動性に優れ、固化速度が速く、成形サイクルが短
縮され、ハイサイクル成形が可能となる。
縮され、ハイサイクル成形が可能となる。
使用時、共存する金属(接点)の腐食、あるいは汚
染が効果的に改善される。
染が効果的に改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3:26 5:098 5:15) (56)参考文献 特開 平2−308848(JP,A) 特開 昭49−14564(JP,A) 特開 昭60−1241(JP,A) 特開 昭64−16859(JP,A) 特開 昭62−169847(JP,A) 特開 昭61−261346(JP,A) 特開 昭58−118849(JP,A) 特開 昭58−101145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 67/02 C08L 63/02 C08K 3/22 C08K 3/26 C08K 5/098 C08K 5/15
Claims (6)
- 【請求項1】(A)ポリブチレンテレフタレート又はブ
チレンテレフタレートが繰り返し単位の60.0重量%以上
である共重合体、 (B)イオウ成分が300ppm以下の臭素化フェノキシ難燃
剤2.0〜25.0重量%(全組成物中)、 (C)三酸化アンチモン及び/又は五酸化アンチモンを
50重量%以上の成分とする難燃助剤2.0〜15.0重量%
(全組成物中)、 (D)pH7〜pH10を示すマグネシウムとアルミニウムと
の含水塩基性炭酸塩化合物0.01〜10.0重量%(全組成物
中)、および (E)無機充填剤0〜70.0重量%(全組成物中)からな
る難燃性樹脂組成物。 - 【請求項2】(C)成分の五酸化アンチモンがエタノー
ル溶液としたときpH6〜pH8を呈する範囲でナトリウム塩
化された五酸化アンチモンである請求項1に記載の難燃
性樹脂組成物。 - 【請求項3】(D)成分が一般式(I)で示されるハイ
ドロタルサイトである請求項1に記載の難燃性樹脂組成
物。 Mg1-xAlx(OH)2(CO3)x/2・mH2O ……(I) [xは0.2〜0.4であり、mは結晶水の数であって2以下
の数値を示す。] - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の組成物
に、(F)アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を2
重量%以下(全組成物中)配合してなる難燃性樹脂組成
物。 - 【請求項5】(F)成分がカリウム塩である請求項4に
記載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の難燃性樹
脂組成物を成形して得られる電気部品用成形品。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1257866A JP2848865B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 難燃性樹脂組成物及び電気部品用成形品 |
| CA002026560A CA2026560C (en) | 1989-10-04 | 1990-09-28 | Flame-retardant resin composition and molded article for electrical parts |
| DE69029552T DE69029552T2 (de) | 1989-10-04 | 1990-09-29 | Flammhemmende Harzzusammensetzung und Formkörper für elektrische Teile |
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| EP90118757A EP0421307B1 (en) | 1989-10-04 | 1990-09-29 | Flame-retardant resin composition and molded article for electrical parts |
| US07/591,641 US5221704A (en) | 1989-10-04 | 1990-10-02 | Flame-retardant resin composition and molded article for electrical parts |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1257866A JP2848865B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 難燃性樹脂組成物及び電気部品用成形品 |
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|---|---|
| JPH03121157A JPH03121157A (ja) | 1991-05-23 |
| JP2848865B2 true JP2848865B2 (ja) | 1999-01-20 |
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ID=17312263
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JPH1143532A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Toto Kasei Co Ltd | 難燃剤及び難燃剤を含有する樹脂組成物 |
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| TW200734385A (en) | 2000-02-23 | 2007-09-16 | Ajinomoto Kk | Flame-retarded thermoplastic resin composition |
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