JP2848840B2 - Gotアイソザイムの分別定量法 - Google Patents
Gotアイソザイムの分別定量法Info
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- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として臨床検査の分野での利用を目的と
したGOTアイソザイムの分別定量法に関する。
したGOTアイソザイムの分別定量法に関する。
グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(以
下、GOTという)に心筋、肝細胞、骨格筋などに多く含
まれ、臨床的には心筋梗塞、肝細胞障害、筋炎、筋ジス
トロフィーなどの臓器組織障害により血中に逸脱するた
めの血清活性が上昇する。
下、GOTという)に心筋、肝細胞、骨格筋などに多く含
まれ、臨床的には心筋梗塞、肝細胞障害、筋炎、筋ジス
トロフィーなどの臓器組織障害により血中に逸脱するた
めの血清活性が上昇する。
GOTには、細胞内局在を異にする2種類のアイソザイ
ムが存在することが知られている。その一つは、細胞上
清分画に存在するアイソザイム(s−GOT)であり、他
の一つは、ミトコンドリア分画に存在するアイソザイム
(m−GOT)である。このうち、m−GOTの血中活性値ま
たは総GOT活性に対するm−GOT活性の比率は、とりわけ
急性及び劇症肝炎の診断と予後の観察や、アルコール性
肝炎の診断などに有用な指標を与えるものとして注目さ
れている。
ムが存在することが知られている。その一つは、細胞上
清分画に存在するアイソザイム(s−GOT)であり、他
の一つは、ミトコンドリア分画に存在するアイソザイム
(m−GOT)である。このうち、m−GOTの血中活性値ま
たは総GOT活性に対するm−GOT活性の比率は、とりわけ
急性及び劇症肝炎の診断と予後の観察や、アルコール性
肝炎の診断などに有用な指標を与えるものとして注目さ
れている。
[従来の技術] 従来のGOTアイソザイムの測定法としては、各アイソ
ザイムの等電点の差を利用した電気泳動法およびイオン
交換法や、免疫化学的方法等がよく知られている。しか
しながら、上述の方法はいずれも測定のための操作が煩
雑である上、その操作に要する時間も長く、また現在臨
床検査の分野で広く利用されている自動分析装置には適
用できないという問題がある。
ザイムの等電点の差を利用した電気泳動法およびイオン
交換法や、免疫化学的方法等がよく知られている。しか
しながら、上述の方法はいずれも測定のための操作が煩
雑である上、その操作に要する時間も長く、また現在臨
床検査の分野で広く利用されている自動分析装置には適
用できないという問題がある。
このような問題点を解決するために、例えば特開昭63
−237797号には、蛋白質の存在下でプロテアーゼ作用に
より特定分画のアイソザイムを特異的に阻害する反応系
を用いて該アイソザイムを阻害し、阻害されずに残った
他のアイソザイムを定量することを特徴とするアイソザ
イムの分別定量法が開示されている。
−237797号には、蛋白質の存在下でプロテアーゼ作用に
より特定分画のアイソザイムを特異的に阻害する反応系
を用いて該アイソザイムを阻害し、阻害されずに残った
他のアイソザイムを定量することを特徴とするアイソザ
イムの分別定量法が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、従来の方法の問題を解決し、臨床検
査の分野で特に自動分析装置にも適用できる、より有用
なGOTアイソザイムの分別定量方法を提供することにあ
る。
査の分野で特に自動分析装置にも適用できる、より有用
なGOTアイソザイムの分別定量方法を提供することにあ
る。
[課題を解決する手段] 本発明者らは、このような問題点を解決し、上述の目
的を達成するために鋭意研究をすすめた結果、s−GOT
の特異的な阻害のためにプロテイナーゼKを用いること
により、GOTアイソザイムが分別定量でき、かつ測定系
を安定化することが可能であることを見い出した。
的を達成するために鋭意研究をすすめた結果、s−GOT
の特異的な阻害のためにプロテイナーゼKを用いること
により、GOTアイソザイムが分別定量でき、かつ測定系
を安定化することが可能であることを見い出した。
すなわち、本発明の要旨は、試料、とりわけ臨床検査
で用いるような血清、血漿などの検体中に含まれている
GOTアイソザイムを分別定量するにあたり、pH8.5〜10に
おいて、補酵素NADHまたはNADPHの存在下に、プロテイ
ナーゼKを用いてs−GOTを特異的に阻害し、阻害され
ずに残ったm−GOTを測定することを特徴とするGOTアイ
ソザイムの分別定量法に存する。
で用いるような血清、血漿などの検体中に含まれている
GOTアイソザイムを分別定量するにあたり、pH8.5〜10に
おいて、補酵素NADHまたはNADPHの存在下に、プロテイ
ナーゼKを用いてs−GOTを特異的に阻害し、阻害され
ずに残ったm−GOTを測定することを特徴とするGOTアイ
ソザイムの分別定量法に存する。
プロテイナーゼK(Proteinase K)(EC3.4.21.1
4)は、微生物、とりわけトリチラキウム・アルブム(T
ritirachium album)から抽出されるセリンプロテイナ
ーゼの1種であり、pH6.0〜11.0で安定である。
4)は、微生物、とりわけトリチラキウム・アルブム(T
ritirachium album)から抽出されるセリンプロテイナ
ーゼの1種であり、pH6.0〜11.0で安定である。
本発明に用いるプロテイナーゼKの反応液中の含量は
測定条件によって変化させることができるが、通常1〜
1,000単位/ml、好ましくは5〜500単位/mlである。
測定条件によって変化させることができるが、通常1〜
1,000単位/ml、好ましくは5〜500単位/mlである。
本発明の方法により、プロテイナーゼKを用いてs−
GOTを特異的に阻害したあと、阻害されずに残ったm−G
OTを、公知の酵素活性の定量法を利用して測定すること
ができる。そのような定量法には、発色性の色原体を用
いたり、縮合反応による生成色素を用いて可視部域での
吸光度を測定する方法や、補酵素NAD(P)Hを用いて
紫外部域での吸光度を測定する方法など多くの方法があ
る。これらの方法から適切なものを選択して本発明の目
的を満足させることができる。
GOTを特異的に阻害したあと、阻害されずに残ったm−G
OTを、公知の酵素活性の定量法を利用して測定すること
ができる。そのような定量法には、発色性の色原体を用
いたり、縮合反応による生成色素を用いて可視部域での
吸光度を測定する方法や、補酵素NAD(P)Hを用いて
紫外部域での吸光度を測定する方法など多くの方法があ
る。これらの方法から適切なものを選択して本発明の目
的を満足させることができる。
本発明においては、アルカリ性下での安定性の高いプ
ロテイナーゼKを使用するので、例えばNADHを含有する
アルカリ性の系を用いる測定において、反応液や試薬の
劣化を軽減し、安定な測定を行なうことが可能となる。
ロテイナーゼKを使用するので、例えばNADHを含有する
アルカリ性の系を用いる測定において、反応液や試薬の
劣化を軽減し、安定な測定を行なうことが可能となる。
更に本発明では、前述のプロテイナーゼKの作用に係
る反応系に加えて、プロテアーゼインヒビター作用によ
り、余剰のプロテイナーゼKを不活性化する反応系を加
えることもできる。このように、プロテイナーゼKによ
る反応系を作用させた後で余剰のプロテイナーゼKを不
活性化することにより、その後の反応でのプロテイナー
ゼKの影響を除去することができる。このプロテアーゼ
インヒビター作用に係る反応系は、プロテアーゼインヒ
ビターを含む反応液によって構成され、この反応液は、
上述の酵素活性の定量のための反応系の一部又は全部に
組み合わせることもできる。
る反応系に加えて、プロテアーゼインヒビター作用によ
り、余剰のプロテイナーゼKを不活性化する反応系を加
えることもできる。このように、プロテイナーゼKによ
る反応系を作用させた後で余剰のプロテイナーゼKを不
活性化することにより、その後の反応でのプロテイナー
ゼKの影響を除去することができる。このプロテアーゼ
インヒビター作用に係る反応系は、プロテアーゼインヒ
ビターを含む反応液によって構成され、この反応液は、
上述の酵素活性の定量のための反応系の一部又は全部に
組み合わせることもできる。
このようなプロテアーゼインヒビターとしては、本発
明の作用を有するものならば公知のすべてのものが使用
できるが、その例として、キモスタチン(chymostati
n)、アプロチニン(aprotinin)、トリプシンインヒビ
ター(typsin inhibitor)、ロイペプチン(leupepti
n)、ふっ化フェニルメチルスルホニル(phenyl methyl
sulfonyl fluoride)、(p−アミジノフェニル)メタ
ンスルホニルフルオライド塩酸塩[(p−amidinopheny
l)methane sulfonyl fluoride hydrochloride]及び一
般名メシル酸ガベキサート{[ethyl−4−(6−guani
dino hexanoyloxy)benzoate]methane sulfonate}な
どがあげられる。
明の作用を有するものならば公知のすべてのものが使用
できるが、その例として、キモスタチン(chymostati
n)、アプロチニン(aprotinin)、トリプシンインヒビ
ター(typsin inhibitor)、ロイペプチン(leupepti
n)、ふっ化フェニルメチルスルホニル(phenyl methyl
sulfonyl fluoride)、(p−アミジノフェニル)メタ
ンスルホニルフルオライド塩酸塩[(p−amidinopheny
l)methane sulfonyl fluoride hydrochloride]及び一
般名メシル酸ガベキサート{[ethyl−4−(6−guani
dino hexanoyloxy)benzoate]methane sulfonate}な
どがあげられる。
反応液中のプロテアーゼインヒビターの含量は測定条
件によって変化させることができるが、例えばキモスタ
チンを用いる場合、反応液中に通常0.5〜50mM、より好
ましくは1〜10mMを含有させることができる。
件によって変化させることができるが、例えばキモスタ
チンを用いる場合、反応液中に通常0.5〜50mM、より好
ましくは1〜10mMを含有させることができる。
本発明の方法は、操作が簡易でかつ短時間で行うこと
ができ、s−GOT阻害反応の特異性が極めて高いため、
臨床検査の分野において自動分析装置への応用も可能で
ある。
ができ、s−GOT阻害反応の特異性が極めて高いため、
臨床検査の分野において自動分析装置への応用も可能で
ある。
[効果] 本発明により、アルカリ性下での安定性の高いプロテ
イナーゼKをs−GOTの特異的な阻害のために用いるこ
とにより、測定系を安定化し、GOTアイソザイムを分別
定量することが可能である。
イナーゼKをs−GOTの特異的な阻害のために用いるこ
とにより、測定系を安定化し、GOTアイソザイムを分別
定量することが可能である。
[実施例] 以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 血清試料(10例)各0.02mlに、NADH(0.3mM)とプロ
テイナーゼK(16単位/ml)を含む40mM CHES[2−
(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸]緩衝液
(pH9.0)からなる反応液0.25mlを加え、37℃で5分間
反応させ、更に乳酸脱水素酵素(LDH、EC1.1.1.28;10単
位/ml)、リンゴ酸脱水素酵素(MDH、EC1.1.1.37;50単
位/ml)、L−アスパラギン酸(740mM)及びα−ケトグ
ルタル酸(45mM)を含む100mM HEPES(N−2−ヒドロ
キシエチルピペラジン−N′−エタンスルホン酸)緩衝
液(pH7.5)からなる酵素定量用試薬0.1mlを37℃におい
て加え、2分後の波長340nmにおける吸光度の減少度を
測定し、m−GOTの活性値を算出した。
テイナーゼK(16単位/ml)を含む40mM CHES[2−
(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸]緩衝液
(pH9.0)からなる反応液0.25mlを加え、37℃で5分間
反応させ、更に乳酸脱水素酵素(LDH、EC1.1.1.28;10単
位/ml)、リンゴ酸脱水素酵素(MDH、EC1.1.1.37;50単
位/ml)、L−アスパラギン酸(740mM)及びα−ケトグ
ルタル酸(45mM)を含む100mM HEPES(N−2−ヒドロ
キシエチルピペラジン−N′−エタンスルホン酸)緩衝
液(pH7.5)からなる酵素定量用試薬0.1mlを37℃におい
て加え、2分後の波長340nmにおける吸光度の減少度を
測定し、m−GOTの活性値を算出した。
一方、栄研化学(株)製のm−GOT活性測定キットを
用いて、免疫化学的方法によりこの血清試料10例につい
てのm−GOT活性値を求めた。
用いて、免疫化学的方法によりこの血清試料10例につい
てのm−GOT活性値を求めた。
その結果、本発明の方法と従来法である免疫化学的方
法は第1表に示すように良好な相関関係にあることがわ
かった。
法は第1表に示すように良好な相関関係にあることがわ
かった。
実施例2 プロテイナーゼK(30単位/ml)およびα−キモトリ
プシン(EC3.4.21.1;500単位/ml)をそれぞれ100mM CH
ES緩衝液(pH9.0)に加えて溶解させ、37℃で2時間イ
ンキュベートし、次いで、100mM CHES緩衝液(pH9.0)
で100倍に希釈した。希釈物0.6mlに、精製したs−GOT
(1単位/ml)0.1mlを加えて37℃で5分間インキュベー
トした。NADH(0.2mM)、LDH(10単位/ml)、L−アス
パラギン酸(270ml)及びα−ケトグルタル酸(12mM)
を含む100mMトリス緩衝液(pH7.5)からなる酵素試薬を
3.0ml加えて残存するs−GOT活性を測定することによ
り、あらかじめ作成しておいた各プロテアーゼの検量線
を用いてプロテアーゼの残存活性を求めた。その結果、
プロテイナーゼKは100%活性が認められたが、プロテ
アーゼでも酵素分類の異なるα−キモトリプシンは19%
しか残存活性がなく、プロテイナーゼKはアルカリ性下
での安定性が非常に高いことがわかった。
プシン(EC3.4.21.1;500単位/ml)をそれぞれ100mM CH
ES緩衝液(pH9.0)に加えて溶解させ、37℃で2時間イ
ンキュベートし、次いで、100mM CHES緩衝液(pH9.0)
で100倍に希釈した。希釈物0.6mlに、精製したs−GOT
(1単位/ml)0.1mlを加えて37℃で5分間インキュベー
トした。NADH(0.2mM)、LDH(10単位/ml)、L−アス
パラギン酸(270ml)及びα−ケトグルタル酸(12mM)
を含む100mMトリス緩衝液(pH7.5)からなる酵素試薬を
3.0ml加えて残存するs−GOT活性を測定することによ
り、あらかじめ作成しておいた各プロテアーゼの検量線
を用いてプロテアーゼの残存活性を求めた。その結果、
プロテイナーゼKは100%活性が認められたが、プロテ
アーゼでも酵素分類の異なるα−キモトリプシンは19%
しか残存活性がなく、プロテイナーゼKはアルカリ性下
での安定性が非常に高いことがわかった。
Claims (1)
- 【請求項1】pH8.5〜10において、補酵素NADHまたはNAD
PHの存在下に、プロテイナーゼKを用いてs−GOTを特
異的に阻害し、阻害されずに残ったm−GOTを測定する
ことを特徴とするGOTアイソザイムの分別定量法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1052687A JP2848840B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | Gotアイソザイムの分別定量法 |
US07/483,747 US5122455A (en) | 1989-03-03 | 1990-02-23 | Got isozyme assay |
EP19900104047 EP0385488A3 (en) | 1989-03-03 | 1990-03-02 | Got isozyme assay |
KR1019900002750A KR0178367B1 (ko) | 1989-03-03 | 1990-03-02 | Got 아이소자임 분석법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1052687A JP2848840B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | Gotアイソザイムの分別定量法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231098A JPH02231098A (ja) | 1990-09-13 |
JP2848840B2 true JP2848840B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=12921801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1052687A Expired - Fee Related JP2848840B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | Gotアイソザイムの分別定量法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5122455A (ja) |
EP (1) | EP0385488A3 (ja) |
JP (1) | JP2848840B2 (ja) |
KR (1) | KR0178367B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5541116A (en) * | 1991-09-30 | 1996-07-30 | B.R.A.H.M.S. Diagnostica Gmbh | Method for the stabilization of endogenous, physiologically active peptides |
EP1674870B1 (en) * | 2004-11-15 | 2008-06-11 | Roche Diagnostics GmbH | High-throughput prion assays |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4702909A (en) * | 1982-05-05 | 1987-10-27 | Louisiana State University A & M | Non-A, non-B hepatitis antigen, antigen compositions, vaccine and diagnostic reagent |
JPS60149399A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Sawao Murao | アスパラギン酸アミノトランスフエラ−ゼアイソザイムの測定法 |
JPS6323797A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-01 | Iwao Nakano | メタン菌固定化担体取り出し装置を有するメタン沈降槽 |
IL87327A0 (en) * | 1987-09-03 | 1989-01-31 | Technicon Instr | Aqueous enzyme compositions comprising proteolytic inhibitors as stabilizers |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP1052687A patent/JP2848840B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-02-23 US US07/483,747 patent/US5122455A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-02 KR KR1019900002750A patent/KR0178367B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-03-02 EP EP19900104047 patent/EP0385488A3/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0385488A2 (en) | 1990-09-05 |
EP0385488A3 (en) | 1991-10-02 |
KR0178367B1 (ko) | 1999-04-01 |
KR900014886A (ko) | 1990-10-25 |
US5122455A (en) | 1992-06-16 |
JPH02231098A (ja) | 1990-09-13 |
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---|---|---|---|
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