JP2848298B2 - 電文送受信方式と電文送受信方法 - Google Patents

電文送受信方式と電文送受信方法

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JP2848298B2 JP7331324A JP33132495A JP2848298B2 JP 2848298 B2 JP2848298 B2 JP 2848298B2 JP 7331324 A JP7331324 A JP 7331324A JP 33132495 A JP33132495 A JP 33132495A JP 2848298 B2 JP2848298 B2 JP 2848298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTCP/IPプロト
コルを利用する電文送受信方式および電文送受信方法に
関し、特に通信障害時の送信側APと受信側APの障害
認識を一致させることの出来る通信システムの電文送受
信方式と電文送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、UNIX−OS上でノード間の電
文の送受信はTCP/IPプロトコルを実装する場合、
ソケットインタフェースを利用するのが一般的である。
ソケットインタフェースとは、GSI−NIC(Gevern
ment System Inc-Network Information Center)が公開
するRFC(Request for Comments)にのっとってアプ
リケーションに提供するTCP/IPとのインタフェー
スの俗称である。
【0003】図4に示すように、ソケットインタフェー
ス7としての機能は、ユーザアプリケション(ユーザA
P)6からの電文送信要求(ステップ4−1)に対して
受けつけられる状態であれば、要求を受理した旨をユー
ザAP6へ電文受理応答(ステップ4−2)として応答
する。ユーザAP6としては、この応答を受けて要求が
完了したと判断し、次の処理を実施する。実際にはTC
P/IP以下8〜10で、非同期にリモートホストのユ
ーザAP12との通信が行なわれる(ステップ4−2〜
ステップ4−7)。平常時は、TCP/IPプロトコル
の信頼性の範囲で送信側AP6と受信側AP12で認識
のずれが発生することはないが、ノード障害またはネッ
トワーク障害等で、コネクションが切断された場合、T
CP/IP以下のキューイングバッファ内の電文が亡失
する恐れがある。すなわち、送信側のユーザAP6は送
信したという認識であるにもかかわらず、受信側ユーザ
AP12では実際には受信していないという認識のずれ
が発生する可能性がありうる。
【0004】上記亡失を防止するため、従来は復旧後、
ユーザAPレベル間で、複雑な制御情報の交換を行って
電文の亡失をリカバリしていた。具体的なリカバリ方法
としては、 1)ユーザAPレベルで通過番号の管理を行い、障害復
旧時に通過番号合わせを行い、自動でリカバリする。
【0005】2)オペレータが介入し、送受双方の送受
信記録を参照し、再送を実施することにより、双方の認
識のずれを補正しリカバリする。などの方法が行われて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電文送
受信方式は、ネットワーク及びノードの障害から引き起
こされる電文亡失により、送信側と受信側とで電文送受
の認識のずれが生じる場合があり、その結果、ユーザA
Pレベル間で、複雑な制御情報の交換を行って電文の亡
失をリカバリしていたが、上述の1)のリカバリ方法で
は、専用のロジックをユーザAPに持たせる必要があ
り、そのためステップ数の増加、プログラム品質の低下
を招くという欠点があり、また、2)による方法では、
人手により処理するため、回復に時間を要するという欠
点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、TCP
/IPプロトコルを利用するアプリケーション間での電
文送受信方式において、前記アプリケーションと前記T
CP/IPプロトコル以下の処理層との間にあって、送
信側アプリケーションから送信要求された前記電文に対
し前記送信側アプリケーションに通番を付して電文受理
応答を行い、該電文が受信側アプリケーションに送達さ
れたことを確認してから前記送信側アプリケーションに
前記送信要求の次の処理に進むことを指示する電文送信
完了を同じ通番を付して通知するとともに、前記電文受
理応答の通番が前記電文送信完了に付されて通知されて
いない電文があれば、該電文をノード障害またはネット
ワーク障害により亡失した電文として再送するLAN通
信ドライバを具備したことを特徴とする。
【0008】 また、第2の発明は、TCP/IPプロ
トコルを利用するアプリケーション間での電文送受信方
法において、前記アプリケーションと前記TCP/IP
プロトコル以下の処理層との間にLAN通信ドライバを
用意し、送信側アプリケーションは前記送信側アプリケ
ーションから送信要求した前記電文に対し通番が付され
た電文受理応答を受信し、該電文が受信側アプリケーシ
ョンに送達されたことを前記LAN通信ドライバを介し
同じ通番が付された電文送信完了を通知されることに
より確認してから前記送信要求の次の処理に進むととも
に、前記電文受理応答の通番が前記電文送信完了に付さ
れて通知されていない電文があれば、該電文をノード障
害またはネットワーク障害により亡失した電文として
記LAN通信ドライバにより再送処理することを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の正常通信時の一実施例を示
す動作フロー図、図2および図3は通信異常時の一実施
例を示す動作フロー図である。
【0011】図1を参照すると、本発明は、従来のユー
ザアプリケーションとソケットインタフェース(従来技
術を参照)との間にLAN通信ドライバを有することを
特徴とする。
【0012】以下、図1の実施例に基き正常通信時の動
作を説明する。
【0013】送信側ユーザアプリケーション(以下ユー
ザAPと称す)からの電文送信要求(ステップ1−1)
に対してLAN通信ドライバ2は0〜127のサイクリ
ック通番を付与して、送信側ソケットインタフェースと
受信側ソケットインタフェースとの間の処理を示すソケ
ット間インタフェース3に対して電文送信要求を行う
(ステップ1−2)。ステップ1−3の電文受理応答
は、ソケット間インタェース3におけるTCP/IPド
ライバが、LAN通信ドライバ2の要求を認識し、責任
がTCP/IPドライバに移行したことを意味する。
【0014】受信側ユーザAP5からの電文受信要求
(ステップ1−4)に対してLAN通信ドライバ4はソ
ケット間インタフェース3に対して電文受信要求を行う
(ステップ1−5)。LAN通信ドライバ4はソケット
間インタフェース3から電文取得時(ステップ1−6)
に、0〜127のサイクリック通番も取得し管理する。
【0015】LAN通信ドライバ4はユーザAP5へ実
際の電文を渡した後(ステップ1−7)、ソケット間イ
ンタフェース3に対して送達確認の送信要求を行う(ス
テップ1−8)。この時のステップ1−9の受理応答
は、ソケット間インタェース3におけるTCP/IPド
ライバが、LAN通信ドライバ4の要求を認識し、責任
がTCP/IPドライバに移行したことを意味する。送
信側のLAN通信ドライバ2は、送達確認受信要求(ス
テップ1−10)に対するこの送達確認取得(ステップ
1−11)をもって、送信電文が確実に受信側へ届けら
れたことを認識しユーザAP1に対して電文送信完了を
通知する(ステップ1−12)。
【0016】この方法により、正常時は送信側ユーザA
P1と受信側ユーザAP5との間で、送信された電文に
ついての認識のずれはない。
【0017】次に、図2はステップ1−3の電文受理応
答は完了しているが、ステップ1−3−1でネットワー
クまたはノードの障害が発生したため、ステップ1−7
の電文取得が未完の場合の動作フロー図である。
【0018】ステップ1−3−2で、再びコネクション
が確立された時、送信側はステップ1−3の電文受理応
答における受信通番の中でステップ1−11の送達確認
取得を処理していないものがあれば、再びステップ1−
2を行う。したがってユーザAPからはコネクションが
確立されると同時に暗黙のうちにリカバリが行なわれて
いることになり、アプリケーション間での送受の認識の
ずれはなくなる。
【0019】次に、図3はステップ1−9の受理応答は
完了しているが、ステップ1−9−1でネットワークま
たはノードの障害が発生したため、ステップ1−11の
送達確認取得が未完の場合の動作フロー図である。
【0020】ステップ1−9−2で再びコネクションが
確立された時、送信側はステップ1−3の電文受理応答
における受信通番の中でステップ1−11の送達確認取
得を処理していないものがあれば、再びステップ1−2
を行う。しかし、受信側ではその通番の電文はすでに受
信側ユーザAP5へ渡しているため、LAN通信ドライ
バ4内で重複電文として破棄する。そして次の電文から
受信を行う。したがって、ユーザAPからは、コネクシ
ョンが確立されると同時に暗黙のうちにリカバリが行な
われていることになり、アプリケーション間での送受の
認識のずれはなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電文送受
信方式は、ユーザAPはLAN通信ドライバからの電文
送信完了を受けてから次の処理に進むようにし、かつネ
ットワークまたはノードの障害が発生しても、LAN通
信ドライバ間で回復処理を行うようにしたことにより、
ネットワークやノード障害発生時において、オペレータ
の介入や、ユーザAPに対する通番合わせのための複雑
なロジックを追加することなしに、ユーザAP間での送
受の認識のずれを完全になくすことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正常通信時の一実施例を示す動作フロ
ー図である。
【図2】本発明の通信異常時の一実施例を示す動作フロ
ー図である。
【図3】本発明の他の通信異常時の一実施例を示す動作
フロー図である。
【図4】従来例の一実施例を示す動作フロー図である。
【符号の説明】
1,5 ユーザAP(ユーザアプリケーション) 2,4 LAN通信ドライバ 3 ソケット間インタフェース 6,12 ユーザAP 7,11 ソケットインタフェース 8,10 TCP/IP以下の層 9 LAN

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TCP/IPプロトコルを利用するアプ
    リケーション間での電文送受信方式において、前記アプ
    リケーションと前記TCP/IPプロトコル以下の処理
    層との間にあって、送信側アプリケーションから送信要
    求された前記電文に対し前記送信側アプリケーションに
    通番を付して電文受理応答を行い、該電文が受信側アプ
    リケーションに送達されたことを確認してから前記送信
    側アプリケーションに前記送信要求の次の処理に進むこ
    とを指示する電文送信完了を同じ通番を付して通知する
    とともに、前記電文受理応答の通番が前記電文送信完了
    に付されて通知されていない電文があれば、該電文を
    ード障害またはネットワーク障害により亡失した電文と
    して再送するLAN通信ドライバを具備したことを特徴
    とする電文送受信方式。
  2. 【請求項2】 TCP/IPプロトコルを利用するアプ
    リケーション間での電文送受信方法において、前記アプ
    リケーションと前記TCP/IPプロトコル以下の処理
    層との間にLAN通信ドライバを用意し、送信側アプリ
    ケーションは前記送信側アプリケーションから送信要求
    した前記電文に対し通番が付された電文受理応答を受信
    し、該電文が受信側アプリケーションに送達されたこと
    を前記LAN通信ドライバを介して同じ通番が付された
    電文送信完了を通知されることにより確認してから前記
    送信要求の次の処理に進むとともに、前記電文受理応答
    の通番が前記電文送信完了に付されて通知されていない
    電文があれば、該電文をノード障害またはネットワーク
    障害により亡失した電文として前記LAN通信ドライバ
    により再送処理することを特徴とする電文送受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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M.T.ロース著,「実践的OSI論」株式会社トッパン,1991−4−30,p369−p391

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