JP2848292B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2848292B2
JP2848292B2 JP7292670A JP29267095A JP2848292B2 JP 2848292 B2 JP2848292 B2 JP 2848292B2 JP 7292670 A JP7292670 A JP 7292670A JP 29267095 A JP29267095 A JP 29267095A JP 2848292 B2 JP2848292 B2 JP 2848292B2
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隆幸 松本
信之 山口
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Daikin Kogyo Co Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/025Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0253Compressor control by controlling speed with variable speed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内機の露付を
防止できる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、冷房運転時
に、室内機に露付が生じるときの室内温度と室内熱交換
器の温度の条件に基づいて、圧縮機の運転周波数を制限
して、室内機の吹出温度を上げることによって、室内機
の露付の発生を防止するものがある。この空気調和機の
冷房運転時の露付防止処理を図3のフローチャートによ
り以下に説明する。
【0003】図3において、まず、ステップS11でフ
ァンタップがL(弱風)か否かを判別して、ファンタップ
がLであると判別すると、ステップS12に進む一方、
ファンタップがLでないと判別すると、この処理を終了
する。次に、ステップS12で室内温度DIが露付条件
を満足するか否かを判別する。すなわち、上記室内温度
Iが25℃〜29℃の範囲内の場合、露付条件を満足
すると判別するのである。そして、ステップS12で室
内温度DIが露付条件を満足すると判別すると、ステッ
プS13に進む一方、室内温度DIが露付条件を満足し
ないと判別すると、この処理を終了する。次に、ステッ
プS13で室外熱交換器の温度DEが所定温度DEL(11
℃)以下であるか否かを判別して、室外熱交換器の温度
Eが所定温度DEL以下であると判別すると、ステップ
S14に進む一方、室外熱交換器の温度DEが所定温度
EL以下でないと判別すると、この露付防止の処理を終
了する。そして、ステップS14で圧縮機の運転周波数
を制限する。すなわち、上記圧縮機の運転周波数を低下
させ、冷房能力を下げて、室内機の吹出温度を上げるこ
とによって、吹出口近傍の部品が露点温度以下にならな
いようにするのである。こうして、上記空気調和機は、
室内機の吹出口近傍の結露を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記空気調
和機では、露付条件の室内温度DIが25℃〜29℃の
範囲外であっても、条件によっては室内機に露付が発生
する場合がある。すなわち、上記室内温度DIが25℃
以下でも、室内機の吹出口近傍の部品の室内空気にさら
される側と室内空気より低温の吹出空気にさらされる側
との温度差が大きくなると、その部品が結露したり、室
内温度DIが29℃以上では、室内機の吹出口近傍の部
品の室内空気にさらされる側と室内空気より低温の吹出
空気にさらされる側との温度差が大きくなると、その部
品が結露したりする場合がある。したがって、上記空気
調和機では、広い室内温度範囲で室内機の露付を防ぐこ
とができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、広い室内温度
範囲において、室内機の露付を防止できる空気調和機を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、室内温度を検出する室内
温度センサと、室内熱交換器の温度を検出する室内熱交
換器温度センサと、上記室内温度センサにより検出され
た室内温度と上記室内熱交換器温度センサにより検出さ
れた上記室内熱交換器の温度との温度差を算出する温度
差算出手段と、上記温度差算出手段により算出された上
記温度差が所定温度以上か否かを判別する温度差判別手
段と、冷房運転時に、上記温度差判別手段が上記温度差
が上記所定温度以上であると判別したとき、圧縮機の運
転周波数を所定周波数低下させる運転周波数低下手段と
を備えたことを特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機によれば、冷房
運転時に、上記温度差判別手段が温度差算出手段により
算出された上記温度差が所定温度以上であると判別した
とき、運転周波数低下手段は、室内機に露付が生じる前
に、圧縮機の運転周波数を所定周波数低下させることに
よって、室内機の吹出温度を上げる。つまり、上記室内
機の吹出温度に相当する室内熱交換器の温度が室内温度
より低温で、かつ、その温度差が大きいほど、室内機の
吹出口近傍の部品の室内空気にさらされる片側と吹出空
気にさらされる片側との温度差が大きくなって、その部
品に露付が生じやすくなるのである。したがって、上記
室内機に露付が生じるときの上記温度差よりも上記所定
温度を小さな値に設定して、上記温度差が所定温度以上
になると、圧縮機の運転周波数を低下させて、冷房能力
を下げることによって、室内熱交換器の温度を上げて、
露付が生じないように吹出温度を上げる。このように、
運転制御するために既に設けられている室内温度センサ
と室内熱交換器温度センサによって、室内温度と吹出温
度に相当する室内熱交換器の温度とを検出して、その室
内温度と室内熱交換器の温度との温度差に基づいて、圧
縮機の運転周波数を制限するので、新たに吹出温度を検
出するセンサを設けることなく、広い室内温度範囲で室
内機の露付を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0009】図1はこの発明の実施の形態の空気調和機
の回路図であり、1は圧縮機、2は上記圧縮機1の吐出
側に接続された四路弁、3は上記四路弁2に一端が接続
された室外熱交換器、4は上記室外熱交換器3の他端に
一端が接続された電動弁、5は上記電動弁4の他端に一
端が接続された室内熱交換器、6は上記室内熱交換器5
の他端に四路弁2を介して接続されたアキュムレータで
ある。また、上記空気調和機には、室内温度を検出する
室内温度センサ21と、室内熱交換器5の温度を検出す
る室内熱交換器温度センサ22と、上記室内温度センサ
21からの室内温度を表わす信号と室内熱交換器温度セ
ンサ22からの室内熱交換器5の温度を表わす信号を受
けて、上記圧縮機1等を制御する制御部10とを備えて
いる。
【0010】また、上記制御部10は、マイクロコンピ
ュータと入出力回路等からなり、ソフトウェアにより構
成された温度差算出手段としての温度差算出部11,温
度差判別手段としての温度差判別部12および運転周波
数低下手段としての運転周波数制御部13を有してい
る。上記温度差算出部11は、室内温度センサ21によ
り検出された室内温度DIと室内熱交換器温度センサ2
2により検出された室内熱交換器5の温度DEとの温度
差(DI−DE)を算出する。また、上記温度差判別部12
は、温度差算出部11により算出された上記温度差(DI
−DE)が所定温度△D(例えば6℃)以上か否かを判別す
る。また、上記運転周波数制御部13は、温度差判別部
12の判別結果に基づいて、圧縮機1の運転周波数を所
定周波数低下させる。
【0011】上記構成の空気調和機において、四路弁2
を実線の切換位置に切り換えて、圧縮機1を起動し、室
内機(図示せず)の室内熱交換器5により冷却された空気
を吹出口から吹き出して、室内を冷房する。このとき、
上記室内機の吹出口近傍の部品が吹出空気により露点温
度以下にならないように、圧縮機1の運転周波数を制限
して、吹出温度を下げる。以下、上記空気調和機の制御
部10の露付防止の処理を図2のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0012】図2において、処理がスタートすると、ス
テップS1で室内温度DIと室内熱交換器温度センサ2
2により検出された室内熱交換器5の温度DEとの温度
差(DI−DE)が所定温度△D以上か否かを判別する。そ
して、ステップS1で温度差(DI−DE)が所定温度△D
以上であると判別すると、ステップS2に進む一方、温
度差(DI−DE)が所定温度△D未満であると判別する
と、この処理を終了する。
【0013】次に、ステップS2で圧縮機1の運転周波
数を制限して、この処理を終了する。すなわち、上記圧
縮機1の運転周波数を所定周波数低下させて、冷房能力
を下げ、吹出温度を上げるのである。
【0014】なお、図示しないが、上記室内温度DI
室内熱交換器5の温度DEとの温度差(DI−DE)が所定
温度△D未満になると、圧縮機1の運転周波数を低下さ
せる前の運転周波数に戻す。また、上記所定温度△D
は、例えば湿度85%(梅雨時期の条件)において試験を
行って、室内機の吹出口近傍の部品が結露するときの室
内温度と室内熱交換器の温度との温度差に基づいて決定
する。
【0015】このように、上記室内温度DIと室内熱交
換器5の温度DEとの温度差(DI−DE)が所定温度△D
以上になると、すなわち室内機に露付が生じやすい条件
になると、圧縮機1の運転周波数を低下させ、冷房能力
を下げて、室内機の吹出温度を上げることによって、室
内機の露付の発生を防ぐ。したがって、既設の室内温度
センサ21と室内熱交換器温度センサ22によって、室
内温度DIと吹出温度に相当する室内熱交換器5の温度
Eとを検出して、室内温度DIと室内熱交換器5の温度
Eとの温度差(DI−DE)に基づいて、圧縮機1の運転
周波数を制限するので、新たに吹出温度を検出するセン
サを設けることなく、広い室内温度範囲で室内機の露付
を防止することができる。
【0016】上記実施の形態では、所定温度△Dは、室
内機の吹出風量に応じて適宜な値に設定してもよい。例
えば、ファンタップがH/M/L(強/中/弱)である場
合、ファンタップH,M,Lの順に所定温度△Dを徐々に
小さくなるように設定してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、室内温度センサにより室内温度を検
出すると共に、室内熱交換器温度センサにより室内熱交
換器の温度を検出し、温度差算出手段は、室内温度セン
サにより検出された室内温度と室内熱交換器温度センサ
により検出された室内熱交換器の温度との温度差を算出
し、温度差判別手段が上記温度差が所定温度以上か否か
を判別して、冷房運転時に上記温度差が所定温度以上で
あると判別したとき、運転周波数低下手段は、圧縮機の
運転周波数を所定周波数低下させるものである。
【0018】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、冷房運転により室内温度よりも吹出温度が低
温で、室内機の吹出口近傍の部品の室内空気がさらされ
る片側と吹出空気がさらされる片側との温度差が大きい
とき、上記部品が結露する場合がある。このため、露付
が生じるときの室内温度と吹出温度に相当する室内熱交
換器の温度との温度差よりも上記所定温度を小さい値に
設定して、上記温度差判別手段が温度差算出手段により
算出された上記温度差が所定温度以上であると判別した
とき、運転周波数低下手段は、室内機に露付が生じる前
に圧縮機の運転周波数を所定周波数低下させて、冷房能
力を下げることによって、室内機の吹出温度を上げる。
したがって、既設の室内温度センサと室内熱交換器温度
センサによって、室内温度と吹出温度に相当する室内熱
交換器の温度とを検出して、その室内温度と室内熱交換
器の温度との温度差に基づいて、圧縮機の運転周波数を
制限するので、新たに吹出温度を検出するセンサを設け
ることなく、広い室内温度範囲で室内機の露付を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態の空気調和機の
回路図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の制御部の動作を説明
するフローチャートである。
【図3】 図3は従来の空気調和機の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…四路弁、3…室外熱交換器、4…電動
弁、5…室内熱交換器、6…アキュムレータ、10…制
御部、11…温度差算出部、12…温度差判別部、13
…運転周波数制御部、21…室内温度センサ、22…室
内熱交換器温度センサ。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−18443(JP,U) 実開 昭63−69933(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 F25B 1/00 361

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内温度を検出する室内温度センサ(2
    1)と、 室内熱交換器(5)の温度(DE)を検出する室内熱交換器
    温度センサ(22)と、 上記室内温度センサ(21)により検出された室内温度
    (DI)と上記室内熱交換器温度センサ(22)により検出
    された上記室内熱交換器(5)の温度(DE)との温度差(D
    I−DE)を算出する温度差算出手段(11)と、 上記温度差算出手段(11)により算出された上記温度差
    (DI−DE)が所定温度(△D)以上か否かを判別する温度
    差判別手段(12)と、 冷房運転時に、上記温度差判別手段(12)が上記温度差
    (DI−DE)が上記所定温度(△D)以上であると判別した
    とき、圧縮機(1)の運転周波数を所定周波数低下させる
    運転周波数低下手段(13)とを備えたことを特徴とする
    空気調和機。
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