JP2848263B2 - 電子会議用カメラユニット - Google Patents

電子会議用カメラユニット

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JP2848263B2
JP2848263B2 JP7042883A JP4288395A JP2848263B2 JP 2848263 B2 JP2848263 B2 JP 2848263B2 JP 7042883 A JP7042883 A JP 7042883A JP 4288395 A JP4288395 A JP 4288395A JP 2848263 B2 JP2848263 B2 JP 2848263B2
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博幸 西村
保明 村仲
祐幸 田代
孝史 山口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人物撮像用と書面撮像
用とに使用することができる電子会議用カメラユニット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像情報の処理技術と情報通信技
術との発達に伴い、映像情報を相互に通信するテレビ電
話システムや電子会議システムが実用化されている。以
下に、この様な電子会議システムに使用される従来のカ
メラ装置について説明する。
【0003】例えば、第1の従来例(本件特許出願人に
よる先の出願:特願平5−121283号)には、コン
パクトなカメラ装置の構造が提案されている。図8は第
1の従来例におけるカメラ装置の斜視図である。図にお
いて、101は可動側筐体、102は固定側筐体、及
び、103はスペーサである。可動側筐体101は固定
側筐体102上を回動可能にスペーサ103を介して係
合している。可動側筐体101の内部には、撮像素子と
映像処理回路とを含むカメラ部(図示省略)と、カメラ
部を垂直面に上下動作させるチルト駆動部(図示省略)
を内蔵している。
【0004】固定側筐体102の内部には、可動側筐体
101を水平面に左右動作させるパン駆動部と、カメラ
装置全体を制御する制御部とを収納している。
【0005】この様に構成された第1の従来例における
カメラ装置は、電子会議用として用いるとき、人物や会
議室を撮影することに適する。しかしその構造上、カメ
ラ部のチルト動作の範囲には制限があるため、テーブル
に載置された書面を撮影することはできず、書面撮影用
のカメラを別途必要とした。
【0006】また、例えば、第2の従来例(特願平3−
32950号即ち、特開平5−167899号公報)に
は、人物撮像用と書面撮像用とに使用するカメラ装置の
構造が提案されている。図9は第2の従来例におけるカ
メラ装置の斜視図であって、図9(a)は人物撮像用
に、図9(b)は書面撮像用にそれぞれ設定された状態
を表す。図において、111はモニタ部、112はカメ
ラ部、及び、113は書面である。モニタ部111は、
固定された筐体にLCDやCRT等のディスプレイ装置
を内蔵している。カメラ部112は撮像素子と映像処理
回路とを含むカメラ(図示省略)を収納する筐体で、モ
ニタ部111によって垂直面に上下回動可能に軸支され
ている。なお、113は撮像用の書面である。
【0007】以上のように構成された第2の従来例にお
けるカメラ装置は、1台のカメラで人物と書面とを撮像
できる利点がある。しかし、左右の撮影範囲はレンズに
固有の撮影画角に制限されるため、広い会議室に使用す
るには不向きであった。
【0008】次に、以上の問題点を克服するため、左右
動作と上下動作とを広範囲に行うことのできるカメラ装
置が提案された。図10は従来の電子会議用カメラユニ
ットの外観斜視図である。図10において、モニター設
置台126上に底部131および側部132からなる断
面L字状の固定台123が設置されている。固定台12
3の底部131上にモニター121が載置されている。
そして、水平回転支軸133および回転アーム134に
よりモニター121の上部にカメラユニット122が配
置されている。
【0009】水平回転支軸133は、固定台123の側
部132の上面に垂直に軸支されている。回転アーム1
34は水平回転支軸133の垂直方向に一体に形成さ
れ、その先端にカメラユニット122が取り付けられて
いる。従って、カメラユニット122及び回転アーム1
34は水平回転支軸133の回動により水平面内を回動
する。カメラユニット122は、回転アーム134と垂
直な面内を上下方向に回動可能に回転アーム134の先
端に取付けられている。
【0010】以上のように構成されたカメラ装置におい
て、通常の使用形態は、モニター121の前方に人物被
写体124が位置し、モニター設置台126上の固定台
123の横に会議等で用いる書類、写真等の書画被写体
125が置かれる。カメラユニット122は、モニター
121の前方に位置する人物被写体124を撮像してい
る。
【0011】カメラユニット122により書画被写体1
25を撮像する場合は、回転アーム134に取付けられ
たカメラユニット122を水平回転支軸133を中心と
して手動にて180度回転させた後、カメラユニット1
22を回転アーム134に対して手動にて90度下向き
に回転させる。
【0012】このように、従来の電子会議用カメラユニ
ットでは、人物の撮像と書画の撮像とを手動にて切替え
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
構成のカメラユニットを電子会議に使用する場合は、人
物被写体124の撮像と書画被写体125の撮像との切
替えに時間がかかる。また、書画被写体125が利用者
(人物被写体124)から遠い位置に置かれるので、利
用者が書画被写体125を取扱にくいという問題があっ
た。
【0014】さらに、カメラユニット122を取り付け
るために、水平回転支軸133および回転アーム134
を有する特別な固定台123が必要であった。
【0015】本発明は、簡単な構造で人物撮像用と書画
撮像用とに即座に切替えることができ、かつ操作性に優
れた安価な電子会議用カメラユニットを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の電子会議用カメ
ラユニットは、レンズブロック、カメラユニット本体、
および固定支持台の3筐体から構成した。
【0017】レンズブロックは、上下方向に回動可能に
軸支されるチルト回転支軸をその最前部且つ最下部に有
し、被写体を撮像するためのレンズ機構を収納する。
【0018】カメラユニット本体は、レンズブロックを
垂直面内で回動可能に支持する第1の支持手段、レンズ
ブロックを回動させる第1の駆動手段およびレンズユニ
ットにより得られる映像信号を処理する処理手段を収納
し、レンズブロックを収容する凹部空間を有する。
【0019】固定支持台は、カメラユニット本体を水平
面内で回動可能に支持する第2の支持手段と、カメラユ
ニット本体を回動させる第2の駆動手段と、第1の駆動
手段および第2の駆動手段およびカメラユニット全体を
制御する制御手段とを収納する。
【0020】さらに、制御手段は記憶手段を含み、この
記憶手段にはレンズブロックおよびカメラユニット本体
の回動に応じたレンズ機構の焦点距離とズーム比を予め
記憶する。
【0021】
【作用】以上の構成により、本発明の電子会議用カメラ
ユニットは、カメラユニット本体の水平面内の回動はも
とより、レンズブロックの上下動作を制限する機構的制
約が無くなる。その上、レンズブロックのチルト回転支
軸の位置を最前部且つ最下部にしたので、レンズブロッ
クを書画撮影方向に回動させた時、レンズブロックはカ
メラユニット本体の前部に突出する。従って、レンズ機
構は障害物に視界を遮られることなくモニターの前方に
載置された書画被写体を撮影することができる。
【0022】さらに、レンズブロックを人物撮影方向に
回動させた時、レンズブロックはカメラユニット本体の
凹部に収納され、よりコンパクトな外形にすることがで
きる。
【0023】さらにまた、書画被写体をモニタ設置台上
のモニターの前面に載置して、レンズ機構をリモコンユ
ニットによりほぼ90度下向きに回転させるという簡単
な操作だけで、書画被写体が事前に設定した焦点距離と
ズーム比(画角)とで撮像されので、人物撮像用から書
画撮像用へ電子会議用カメラユニットを切り換えて利用
することが可能となる。
【0024】さらに、外部装置へ接続するための信号ケ
ーブル等は、全て固定支持台の背部の背面へ接続される
ので、電子会議用カメラユニットのパン、チルト動作に
伴って信号ケーブル等が動くこともなく、ましてモニタ
ーやレンズ機構の前面で信号ケーブル等が視界を遮る恐
れもない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
おける電子会議用カメラユニットの外観斜視図である。
図において、カメラユニット7の全体は、円柱状筺体の
カメラユニット本体71と、直方体状の筺体のレンズブ
ロック72、および固定支持台73との3つの筺体から
なる。なお、その使用形態から自明であるが、図1の矢
印A方向を前方と定義して以後表現する。
【0026】レンズブロック72内にはレンズ機構72
1が収納されている。レンズブロック72はカメラユニ
ット本体71内で上下方向(チルト方向)に回動可能に
軸支されている。また、固定支持台73はカメラユニッ
ト本体71を水平面内で左右方向(パン方向)に回動可
能に支持している。
【0027】この固定支持台73はモニター1の上に固
定される。モニター1はモニター設置台6上に設置さ
れ、書画、写真等の書画被写体5はモニター設置台6上
でモニター1の前面に載置される。
【0028】電子会議用カメラユニットの使用状態にお
いて、図1は、カメラユニット本体71がモニター1の
前方に位置する人物被写体を撮像するようにレンズブロ
ック72が前方(矢印Aの方向)を向いた状態を示して
いる。
【0029】一方、図2は、本発明の一実施例における
電子会議用カメラユニットのレンズブロックがほぼ真下
を向いた状態を示す外観斜視図である。図において、カ
メラユニット7がモニター1の直前の書画被写体5を撮
像するように、レンズブロック72がほぼ真下(矢印B
の方向)を向き、レンズブロック72がカメラユニット
本体71に対してチルト方向に回転した状態を示してい
る。
【0030】図3は、本発明の一実施例における電子会
議用カメラユニットのカメラユニットの機構構成を示す
分解斜視図である。図において、カメラユニット本体7
1の中央部から前部にかけて直方体状の凹部が設けら
れ、その凹部内にレンズブロック72をチルト方向に回
動可能に支持するコの字状のレンズブロック保持部材7
11が内蔵される。レンズブロック保持部材711の外
側部には、レンズブロック72のチルト動作を駆動する
チルトモータ712およびチルト駆動伝達ギヤー部71
3が設けられる(図3の723部拡大図参照)。
【0031】レンズブロック72にはレンズ機構721
が内蔵される。レンズブロック72の最前部で且つ最下
部の左右両側面に、チルト回転支軸722が取り付けら
れている。チルト回転支軸722の一端部にはスリット
723aが形成された回転リブ723が一体に取り付け
られている。このレンズブロック72はレンズブロック
保持部材711の軸受け部711aにチルト回転支軸7
22を回動可能に軸支される。即ち、チルト回転支軸7
22に固定された半円形の歯車713aはチルト駆動伝
達ギヤー部713の最終駆動歯車と歯合し、チルトモー
タ712の駆動力によりレンズブロック72をほぼ垂直
位置からやや斜め上向きの水平位置まで任意の角度に回
動させる(図3の713a部拡大図参照)。
【0032】また、回転リブ723に対応する位置に
は、回転リブ723の回転量を検知するチルトセンサー
714が配置される。即ち、チルト角度はスリット72
3aをチルトセンサー714で計数する事により測定さ
れる。以上のように構成されたレンズブロック72をチ
ルト動作させると、その支点位置が最前部且つ最下部に
あるので、レンズブロック72を水平位置に回動させる
と、レンズブロック72はカメラユニット本体71の凹
部に収納され、レンズブロック72を垂直位置に回動さ
せると、レンズブロック72はカメラユニット本体71
の前部に突出する。
【0033】固定支持台73は底部73aおよび背部7
3bからなる。この固定支持台73内には、カメラユニ
ット本体71を水平面内に回動させるためのパンモータ
731およびパン駆動伝達ギヤー部732が内蔵され
る。そして、パン駆動伝達ギヤー部732の最終駆動歯
車はカメラユニット本体71の底面に形成された歯車7
1a(図3の732部拡大図参照)と歯合し、パンモー
タ731の駆動力によりカメラユニット本体71が水平
面内に回動される。また、固定支持台73の底部73a
の前面には、リモコンユニット8から発信されるリモコ
ン信号を受ける複数の受光部733が取り付けられてい
る。
【0034】底部73aの底面には、例えば、モニター
1や雲台(図示省略)等の台座固定用のゴム足や固定ネ
ジが設けられている。
【0035】また、背部73bの背面にはコネクタ73
cが設けられ、外部装置へ接続するための信号ケーブル
等は全て固定支持台73の背部73bへ接続される。
【0036】図4(a)は図3のレンズブロック保持部
材711の他の実施例を示す斜視図である。図におい
て、レンズブロック保持部材711はカメラユニット本
体71に固定されたソレノイド711bによって前方へ
移動可能に配置されている。
【0037】以上の構成において、先ずソレノイド71
1bを動作させ、レンズブロック保持部材711全体を
前方へ移動させた後、レンズブロック72を垂直位置に
回動させる様にチルトモータ712を制御する。これに
より、レンズブロック72は更に前方へ突出させること
ができるので、より広範囲の書画撮像範囲を確保する事
ができる。
【0038】図4(b)は図3のレンズブロック72の
さらに他の実施例を示す斜視図である。図において、レ
ンズブロック72はレンズブロック保持部材711に保
持される。そして、そのチルト回転支軸722はチルト
アーム713bに連結されている(713b部拡大図参
照)。
【0039】以上の構成において、レンズブロック72
を垂直位置に回動させる様にチルトモータ712を制御
する。これにより、レンズブロック72はチルトアーム
713bの長さに相当する移動距離だけ前方へ突出され
る。従って、より広範囲の書画撮像範囲を確保する事が
できる。
【0040】図5は、本発明の一実施例における電子会
議用カメラユニットの電気的な動作系統を示すブロック
図である。
【0041】レンズブロック72は、レンズ機構721
と、撮影画像を電気信号に変換するCCD(撮像素子)
処理部724、およびレンズ機構721を駆動して自動
焦点(AF)及び画角を制御(ズーム)するAF・ズー
ム回路部725とを収納する。
【0042】カメラユニット本体71は、CCD出力信
号を処理する映像信号処理部715と、チルトモータ7
12と、チルトセンサー714と、チルトモータ駆動部
716とを収納する。なお、映像信号処理部715の収
納場所は、本実施例に限らずどの筐体に収納されても良
いが、処理回路の小型化が実現すれば信号源に近いレン
ズブロック72に収納されることが望ましい。
【0043】また、固定支持台73はパンモータ731
と、受光部733と、主制御部734と、パンモータ駆
動部735と、パンセンサー736とを収納する。
【0044】以上のように構成された本実施例における
電子会議用カメラユニットの全体的動作を説明する。人
物被写体4の像は、レンズ機構721およびCCD処理
部724を通じて映像信号として取り出される。その映
像信号は映像信号処理部715を介して図1のモニター
1に出力される。
【0045】主制御部734は、ACアダプター737
に接続される電源部734aを含み、電子会議用カメラ
ユニットの内部の映像信号処理、各モーター駆動および
レンズ機構制御に関する全体的な制御を統合するもので
ある。
【0046】AF機能およびズーム機能は、AF・ズー
ム回路部725および主制御部734により制御される
(なお、両機能については、公知技術を応用したもので
あるから、本発明においてはそれ等の詳細技術の説明を
割愛する)。チルト動作は、チルトモータ712、チル
トモータ駆動部716、チルトセンサー714および主
制御部734により制御される。パン動作は、パンモー
タ731、パンモータ駆動部735、パンセンサー73
6および主制御部734により制御される。
【0047】リモコンユニット8からのリモコン信号
は、受光部733により受信され、主制御部734に与
えられる。主制御部734は、そのリモコン信号に応答
して各ブロックへ制御信号を伝達し、映像信号の制御、
AF機能およびズーム機能の制御、パン動作およびチル
ト動作の制御を行う。
【0048】このように、リモコンユニット8を用いて
リモコン信号を主制御部734に送ることにより、主制
御部734からの制御信号によりカメラユニット本体7
1のパン動作、レンズブロック72のチルト動作および
レンズ機構721のAF機能およびズーム機能を制御す
ることができる。
【0049】主制御部734は、パンの移動量およびチ
ルトの移動量に対応するレンズ機構721の適切なズー
ム比を記憶保持する機能を有している。このズーム比は
パン動作またはチルト動作後のレンズ機構721から被
写体までの距離および書画被写体5の大きさに基づいて
予め決定される。それにより、主制御部734は、レン
ズ機構721の撮像の向きに応じた焦点距離とズーム比
を自動的に設定する機能を有する。これをプリセット機
能という。
【0050】以下、プリセット機能の詳細について説明
する。図6は図5のプリセット機能の説明図である。図
において、主制御部734はCPU(中央演算処理部)
734bと、メモリ部734cとを含む。さらにメモリ
部734cは、制御プログラム等の不変データを記憶す
るROM734dと、演算データ等の随時変更するデー
タを一時記憶するRAM734eと、設定データ等の必
要により変更するデータを記憶するEEPROM734
fとを含む。
【0051】本実施例の場合、ROM734dは電子会
議用カメラユニットの方向制御と、チルト制御と、AF
ズーム制御とに関する制御プログラムが格納されてい
る。また、EEPROM734fは、レンズブロック7
2が書画撮像位置を取った時書画被写体5を撮像するた
めに最も適切な焦点距離とズーム比(画角)とにレンズ
機構721を設定するための設定データが記憶されてい
る。
【0052】なお、本実施例において、AF・ズーム回
路部725の自動焦点機能に依存してカメラ制御を行う
様にしても良い。この場合は、主制御部734から焦点
距離を指定する制御を省略することができる。しかしな
がらこの場合は、レンズブロック72で焦点合わせを試
行する時間を必要とする。
【0053】次に、図7は本発明の一実施例におけるチ
ルト動作のフローチャートである。図7に従って、本実
施例に於けるチルト動作を説明する。
【0054】図1に示すように、通常は、電子会議用カ
メラユニット内のレンズブロック72は、人物被写体4
の撮像のために正面の方向(矢印Aの方向)に設定され
ている。
【0055】このとき、図2に示すように、モニター1
の直前の書画被写体5を撮像するために、リモコンユニ
ット8を用いて、レンズブロック72をほぼ90度下向
きに回動させる(S1)。その回転量は図3の回転リブ
723のスリット723aをチルトセンサー714で計
数して検知され、検知された回転量に応じた検知信号が
図5の主制御部734に伝達される(S2)。
【0056】主制御部734は、検知信号に基づき書画
撮像位置か否かを判別する(S3)。回転量が90度よ
りはるかに少ない場合は人物撮像動作の延長と判別し、
ズーム制御を変化させず自動焦点制御動作を継続する
(S4)。
【0057】回転量がほぼ90度の場合は書画撮影位置
と判別する(S3)。CPU734bはEEPROM7
34fから予め記憶保持していた焦点距離とズーム比と
に関する設定データを読み出し(S5)、設定データに
基づいてAF・ズーム回路部725に指令信号を送る。
従って、AF・ズーム回路部725は、所定の焦点距離
とズーム比にレンズ機構721を制御する(S6)。こ
うして、モニター1の前方に置かれた書画被写体5が
(レンズ機構721から見ると一定の距離、画角の撮像
条件である)事前に設定した焦点距離とズーム比(画
角)とで撮像される。
【0058】なお、書画被写体5の撮影時のチルト角度
は、必ずしも正確な90度下向きである必要はない。こ
れは、レンズ機構721の光学的特性に応じて、モニタ
ー設置台6に載置された書画被写体5を撮影できればよ
いからである。
【0059】さらに、外部装置へ接続するための信号ケ
ーブル等は、全て固定支持台73の背部73bの背面へ
接続されるので、電子会議用カメラユニットのパン、チ
ルト動作に伴って信号ケーブル等が動くこともなく、ま
してモニター1やレンズ機構721の前面で信号ケーブ
ル等が視界を遮る恐れもない。
【0060】このように、本実施例の電子会議用カメラ
ユニットでは、パン動作およびチルト動作の際に、予め
設定された焦点距離とズーム比とがAF・ズーム回路部
725に指令され、被写体の撮影が適切な焦点距離とズ
ーム比とで行われるようにレンズ機構721が自動的に
設定される。
【0061】
【発明の効果】以上の実施例に詳細に説明したように、
本発明の電子会議用カメラユニットによれば、レンズブ
ロック72と、カメラユニット本体71と、固定支持台
73との3筐体から構成した。そのため、カメラユニッ
ト本体71の水平面内に回動はもとより、特に、レンズ
ブロック72の上下動作を制限する機構的制約が無くな
る。その上、レンズブロック72のチルト回転支軸72
2の位置を最前部且つ最下部にしたので、レンズブロッ
ク72を書画撮影方向(ほぼ下向き)に回動させた時、
レンズブロック72はカメラユニット本体の前部に突出
する。従って、レンズ機構721は障害物に視界を遮ら
れることなくモニター1の前方に載置された書画被写体
5を撮影することができる。
【0062】さらに、レンズブロック72を人物撮影方
向(ほぼ水平)に回動させた時、レンズブロック72は
カメラユニット本体71の凹部に収納されよりコンパク
トな外形にすることができる。
【0063】さらに、書画被写体5をモニタ設置台6上
のモニター1の前面に載置して、レンズ機構721をリ
モコンユニット8によりほぼ90度下向きに回転させる
という簡単な操作だけで、書画被写体5が事前に設定し
た焦点距離とズーム比(画角)とで撮像されので、人物
撮像用から書画撮像用へ電子会議用カメラユニットを切
り換えて利用することが可能となる。
【0064】また、リモコンユニット8の操作によりレ
ンズ機構721の向きを書画被写体5の方向のみならず
複数の人物被写体またはその他の被写体に切替えること
ができる。
【0065】さらに、外部装置へ接続するための信号ケ
ーブル等は、全て固定支持台73の背部73bへ接続さ
れるので、電子会議用カメラユニットのパン、チルト動
作に伴って信号ケーブル等が動くこともなく、ましてモ
ニター1やレンズ機構721の前面で信号ケーブル等が
視界を遮る恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子会議用カメラユ
ニットの外観斜視図
【図2】本発明の一実施例における電子会議用カメラユ
ニットのレンズブロックがほぼ真下を向いた状態を示す
外観斜視図
【図3】本発明の一実施例における電子会議用カメラユ
ニットのカメラユニットの機構構成を示す分解斜視図
【図4】(a)図3のレンズブロック保持部材の他の実
施例を示す斜視図 (b)図3のレンズブロック保持部材のさらに他の実施
例を示す斜視図
【図5】本発明の一実施例における電子会議用カメラユ
ニットのカメラユニットの電気的な動作系統を示すブロ
ック図
【図6】図5のプリセット機能説明図
【図7】本発明の一実施例におけるチルト動作のフロー
チャート
【図8】第1の従来例におけるカメラ装置の斜視図
【図9】(a)人物撮像用に設定された第2の従来例に
おけるカメラ装置の斜視図 (b)書面撮像用に設定された第2の従来例におけるカ
メラ装置の斜視図
【図10】従来の電子会議用カメラユニットの外観斜視
【符号の説明】
1 モニター 4 人物被写体 5 書画被写体 6 モニター設置台 7 カメラユニット 71 カメラユニット本体 71a 歯車 72 レンズブロック 73 固定支持台 73a 底部 73b 背部 711 レンズブロック保持部材 711a 軸受け部 711b ソレノイド 712 チルトモータ 713 チルト駆動伝達ギヤー部 713a 半円形の歯車 713b チルトアーム 714 チルトセンサー 721 レンズユニット 722 チルト回転支軸 723 回転リブ 723a スリット 724 CCD処理部 725 AF・ズーム回路部 731 パンモータ 732 パン駆動伝達ギヤー部 734 主制御部 734a 電源部 734b CPU 734c メモリ部 734d ROM 734e RAM 734f EEPROM 735 パンモータ駆動部 736 パンセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−60294(JP,A) 特開 平5−167899(JP,A) 実開 平3−16779(JP,U) 実開 昭63−159979(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像するためのレンズ手段を収納
    する第1の筐体と、 前記第1の筐体を垂直面内に回動可能に支持する第1の
    支持手段と、前記第1の筐体を回動させる第1の駆動手
    段とを有する第2の筐体と、 前記第2の筐体を水平面内に回動可能に支持する第2の
    支持手段と、前記第2の筐体を回動させる第2の駆動手
    段とを有する第3の筐体とを有し、 前記第1の支持手段の回動可能範囲は前記第1の筐体を
    ほぼ水平の位置からほぼ垂直の位置まで回動可能であっ
    て、その回動の態様は、前記第1の筐体がほぼ垂直の位
    置に回動した場合に、前記第1の筐体は前記第2の筐体
    の前方の空間に突出すると共に前記第2の支持手段が前
    記第2の筐体を水平面内に回動可能であり、前記第3の筐体の底面を箱状筐体の上面に当てて載置
    し、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで回動して前記
    第2の筐体の前方の空間に突出させた状態では前記第3
    の筐体の底面よりも低い面に置かれた書画被写体を撮像
    可能となる ことを特徴とする電子会議用カメラユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動歯車を有し、 前記第1の支持手段は前記回転軸を軸支すると共に前記
    第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定され
    た歯車と係合していることを特徴とする請求項1記載の
    電子会議用カメラユニット。
  3. 【請求項3】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動歯車を有し、 前記第1の支持手段は前記回転軸を軸支すると共に前記
    第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定され
    た歯車と係合し、 前記第1の支持手段は、前記第1の支持手段を前後方向
    に移動させる移動手段を介して前記第2の筐体に収納さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電子会議用カ
    メラユニット。
  4. 【請求項4】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動アームを有し、 前記第1の支持手段は前記駆動アームの一端を軸支する
    と共に前記駆動アームの他端は前記回転軸に固定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の電子会議用カメラ
    ユニット。
  5. 【請求項5】前記第3の筐体は背部の背面に外部装置と
    の接続用コネクタを設けたことを特徴とする請求項1記
    載の電子会議用カメラユニット。
  6. 【請求項6】被写体を撮像するためのレンズ手段を収納
    する第1の筐体と、 前記第1の筐体を収納可能な凹部空間と、前記第1の筐
    体を垂直面内に回動可能に支持する第1の支持手段と、
    前記第1の筐体を回動させる第1の駆動手段と、前記レ
    ンズ手段から得られる映像信号を処理する映像信号処理
    手段とを有する第2の筐体と、 前記第2の筐体を水平面内に回動可能に支持する第2の
    支持手段と、前記第2の筐体を回動させる第2の駆動手
    段とを有する第3の筐体と、 前記映像信号処理手段と、前記第1の駆動手段、およ
    び、前記第2の駆動手段を制御する制御手段とを有し、 前記第1の支持手段の回動可能範囲は前記第1の筐体を
    ほぼ水平の位置からほぼ垂直の位置まで回動可能であっ
    て、その回動の態様は、前記第1の筐体がほぼ水平の位
    置に回動した場合は、前記第1の筐体は前記凹部空間に
    収納され、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回動した
    場合は、前記第1の筐体は前記第2の筐体の前方の空間
    に突出すると共に前記第2の支持手段が前記第2の筐体
    を水平面内に回動可能であり、前記第3の筐体の底面を箱状筐体の上面に当てて載置
    し、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで回動して前記
    第2の筐体の前方の空間に突出させた状態では前記第3
    の筐体の底面よりも低い面に置かれた書画被写体を撮像
    可能となる ことを特徴とする電子会議用カメラユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動歯車を有し、 前記第1の支持手段は前記回転軸を軸支すると共に前記
    第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定され
    た歯車と係合していることを特徴とする請求項6記載の
    電子会議用カメラユニット。
  8. 【請求項8】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動歯車を有し、 前記第1の支持手段は前記回転軸を軸支すると共に前記
    第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定され
    た歯車と係合し、 前記第1の支持手段は、前記第1の支持手段を前後方向
    に移動させる移動手段を介して前記第2の筐体に収納さ
    れ、 前記制御手段は、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで
    回動させる動作に先立って、先ず前記第1の支持手段を
    前方向に移動させるように制御することを特徴とする請
    求項6記載の電子会議用カメラユニット。
  9. 【請求項9】前記第1の筐体は最前部且つ最下部の左右
    両側面に回転軸を有し、 前記第1の駆動手段は駆動アームを有し、 前記第1の支持手段は前記駆動アームの一端を軸支する
    と共に前記駆動アームの他端は前記回転軸に固定されて
    いることを特徴とする請求項6記載の電子会議用カメラ
    ユニット。
  10. 【請求項10】被写体を撮像するためのレンズ手段を収
    納する撮像筐体と、 前記撮像筐体を垂直面内と水平面内とに回動可能に支持
    する支持筐体と、 前記撮像筐体を垂直面内で回動させる第1の駆動手段お
    よび水平面内で回動させる第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段および第2の駆動手段を制御する制
    御手段とを有し、 前記撮像筐体をほぼ垂直な下向きの位置に回動した場
    合、前記撮像筐体は前記支持筐体の前方の空間位置に突
    出すると共に前記レンズ手段の撮像範囲は前記支持筐体
    を実使用上含まない位置に配置されるように前記支持筐
    体が前記撮像筐体を支持し 、 前記制御手段は記憶手段を含み、 前記記憶手段は、前記撮像筐体がほぼ垂直の位置に回動
    して前記支持筐体の前方の空間に突出させた状態では、
    前記レンズ手段が前記支持筐体の底面よりも低い面に置
    かれた書画被写体を撮像するために、最も適切なズーム
    レンズ手段を設定するための設定データを予め記憶
    しておき、 前記制御手段は、前記撮像筐体をほぼ垂直の位置まで回
    動させる動作に応じて、前記記憶手段から前記設定デー
    タを読み出し前記レンズ手段を所定のズーム比設定す
    る制御を行うことを特徴とする電子会議用カメラユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】前記レンズ手段は自動焦点機能を有し、 前記制御手段は記憶手段を含み、 前記記憶手段は、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回
    して前記第2の筐体の前方の空間に突出させた状態で
    は、前記レンズ手段が前記第3の筐体の底面よりも低い
    面に置かれた書画被写体を撮像するために、最も適切な
    ズーム比にレンズ手段を設定するための設定データを予
    め記憶しておき、 前記制御手段は、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで
    回動させる動作に応じて、前記記憶手段から前記設定デ
    ータを読み出し前記レンズ手段を所定のズーム比に設定
    する制御を行うことを特徴とする請求項6記載の電子会
    議用カメラユニット。
  12. 【請求項12】前記第3の筐体は背部の背面に外部装置
    との接続用コネクタを設けたことを特徴とする請求項6
    記載の電子会議用カメラユニット。
  13. 【請求項13】被写体を撮像するためのレンズ手段を収
    納し、最前部且つ最下部の左右両側面に回転軸を有する
    第1の筐体と、 前記第1の筐体を収納可能な凹部空間と、前記回転軸を
    軸支することにより前記第1の筐体を垂直面内に回動可
    能に支持する第1の支持手段と、駆動歯車を有し前記第
    1の筐体を回動させる第1の駆動手段と、前記レンズ手
    段から得られる映像信号を処理する映像信号処理手段と
    を有し、 前記第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定
    された歯車と係合するように前記第1の筐体と前記第1
    の駆動手段とを配置して収納した第2の筐体と、 前記第2の筐体を水平面内に回動可能に支持する第2の
    支持手段と、前記第2の筐体を回動させる第2の駆動手
    段と、背部の背面に外部装置との接続用コネクタとを有
    する第3の筐体と、 記憶手段を含み、前記映像信号処理手段と、前記第1の
    駆動手段と、前記第2の駆動手段とを制御する制御手段
    とを有し、 前記第1の支持手段の回動可能範囲は前記第1の筐体を
    ほぼ水平の位置からほぼ垂直の位置まで回動可能であっ
    て、その回動の態様は、前記第1の筐体がほぼ水平の位
    置に回動した場合は、前記第1の筐体は前記凹部空間に
    収納され、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回動した
    場合は、前記第1の筐体は前記第2の筐体の前方の空間
    に突出すると共に前記第2の支持手段が前記第2の筐体
    を水平面内に回動可能であるように構成され、かつ、 前記記憶手段は、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回
    して前記第2の筐体の前方の空間に突出させた状態で
    は、前記レンズ手段が前記第3の筐体の底面よりも低い
    面に置かれた書画被写体を撮像するために、最も適切な
    焦点距離とズーム比とにレンズ手段を設定するための設
    定データを予め記憶しておき、 前記制御手段は、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで
    回動させる動作に応じて、前記記憶手段から前記設定デ
    ータを読み出し前記レンズ手段を所定の焦点距離とズー
    ム比とに設定する制御を行うことを特徴とする電子会議
    用カメラユニット。
  14. 【請求項14】被写体を撮像するための自動焦点機能を
    有するレンズ手段を収納し、最前部且つ最下部の左右両
    側面に回転軸を有する第1の筐体と、 前記第1の筐体を収納可能な凹部空間と、前記回転軸を
    軸支することにより前記第1の筐体を垂直面内に回動可
    能に支持する第1の支持手段と、駆動歯車を有し前記第
    1の筐体を回動させる第1の駆動手段と、前記レンズ手
    段から得られる映像信号を処理する映像信号処理手段と
    を有し、 前記第1の駆動手段の前記駆動歯車が前記回転軸に固定
    された歯車と係合するように前記第1の筐体と前記第1
    の駆動手段とを配置して収納した第2の筐体と、 前記第2の筐体を水平面内に回動可能に支持する第2の
    支持手段と、前記第2の筐体を回動させる第2の駆動手
    段と、背部の背面に外部装置との接続用コネクタとを有
    する第3の筐体と、 記憶手段を含み、前記映像信号処理手段と、前記第1の
    駆動手段と、前記第2の駆動手段とを制御する制御手段
    とを有し、 前記第1の支持手段の回動可能範囲は前記第1の筐体を
    ほぼ水平の位置からほぼ垂直の位置まで回動可能であっ
    て、その回動の態様は、前記第1の筐体がほぼ水平の位
    置に回動した場合は、前記第1の筐体は前記凹部空間に
    収納され、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回動した
    場合は、前記第1の筐体は前記第2の筐体の前方の空間
    に突出すると共に前記第2の支持手段が前記第2の筐体
    を水平面内に回動可能であるように構成され、かつ、 前記記憶手段は、前記第1の筐体がほぼ垂直の位置に回
    して前記第2の筐体の前方の空間に突出させた状態で
    は、前記レンズ手段が前記第3の筐体の底面よりも低い
    面に置かれた書画被写体を撮像するために、最も適切な
    ズーム比にレンズ手段を設定するための設定データを予
    め記憶しておき、 前記制御手段は、前記第1の筐体をほぼ垂直の位置まで
    回動させる動作に応じて、前記記憶手段から前記設定デ
    ータを読み出し前記レンズ手段を所定のズーム比に設定
    する制御を行うことを特徴とする電子会議用カメラユニ
    ット。
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