JP2848244B2 - 通信異常通知方法及びこれを用いたデータ通信装置 - Google Patents

通信異常通知方法及びこれを用いたデータ通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信異常通知方法及び
データ通信装置に係り、とくにファクシミリ装置等に用
いられる通信異常通知方法及びデータ通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや通信機器の発達、
低価格化に伴い、ファクシミリ装置を始めとして通信回
線を用いたデータ通信が、日常的に行われるようになっ
てきている。
【0003】そして、それとともに通信異常が発生した
ときの通知や回復等の異常処理が重要になっている。
【0004】従来のデータ通信装置は、通信異常が発生
すると、ブザーを鳴らし、自動復旧し、一定の通信数を
超えると、通信レポートという形式で、通信異常を通知
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、通信異常が発生した時にのみユーザに
通知していたために、通信異常が発生した時にユーザが
不在であった場合には通信異常を知ることが困難である
という不都合があった。
【0006】また、会社等で使用する場合には更に、大
量の文書の中から正常に受信が終了しなかった文書を探
すのに、かなり時間がかかってしまい、適切な処理を迅
速に行うことができないという問題点があった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、特に、目視により簡単に通信異常時の
データ、相手先、及び発生時間等を使用者が判別できる
ように通信異常を通知することができる通信異常通知方
法及びデータ通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、通信回線を介したデータの送受信を制御す
る回線制御部と、原稿を読取って送信データに変換する
原稿読取部と、前記回線制御部からの受信データを印刷
出力する印刷部と、この印刷部に記録用紙を搬送する給
紙部と、前記回線制御部での通信処理異常の発生を監視
する通信異常検出部とを備え、前記給紙部が、色彩等の
種類が異なる記録用紙がそれぞれセットされている複数
のホッパを有し、前記通信異常検出部に、当該通信処理
異常が捕捉されたとき通常のホッパとは異なるホッパに
装着されていた用紙に当該通信異常の通知文を印刷出力
するよう制御する通信異常通知部を併設したデータ通信
装置において、前記通信異常通知部が、前記複数のホッ
パにセットされている記録用紙の大きさおよび色彩等の
情報を各ホッパ毎に保持しているホッパ情報テーブルを
有するという構成を採っている。
【0009】請求項2記載の本発明では、第四の工程
が、予め設定されたホッパに装着されていた記録用紙に
当該通信異常通知文を印刷出力することを特徴とする請
求項1記載の通信異常通知方法。
【0010】請求項3記載の本発明では、通信回線を介
したデータの送受信を制御する回線制御部と、原稿を読
み取って送信データに変換する原稿読取部と、回線制御
部からの受信データを印刷出力する印刷部と、この印刷
部に記録用紙を搬送する給紙部と、回線制御部での通信
処理異常を監視する通信異常検出部とを備えている。し
かも、給紙部が、色彩等の種類が異なる記録用紙がそれ
ぞれセットされている複数のホッパを有し、さらに、通
信異常検出部に、当該通信処理異常が捕捉されたときに
通常のホッパとは異なるホッパに装着されていた用紙に
当該通信異常の通知文を印刷出力するよう制御する通信
異常通知部を併設した、という構成を採っている。
【0011】請求項4記載の本発明では、使用者からの
各種設定を受け付けて印刷部及び回線制御部等に当該設
定信号を出力する操作パネルを備え、通信異常通知部
が、操作パネルで設定されたホッパに装着された記録用
紙で当該通知文を印刷出力するように制御する手段を備
えた、という構成を採っている。
【0012】請求項5記載の本発明では、通信異常通知
部が、複数のホッパにセットされている記録用紙の大き
さおよび色彩等の情報を各ホッパ毎に保持しているホッ
パ情報テーブルを有する、という構成を採っている。
【0013】本発明では、これらの手段によって、上述
した目的を達成しようとするものである。
【0014】
【作用】本発明では、通信回線を介したデータ転送処理
中、第一の工程は、この通常のデータ通信における通信
異常の発生を監視する。通信異常が捕捉された場合、第
二の工程は、当該通信異常の種別を判別して第三の工程
に出力する。これを受けて第三の工程では、第二の工程
が判別した通信異常に対応する通信異常通知文を生成す
る。この通信異常通知文は、第四の工程の制御によって
通常のホッパとは異なるホッパに装着されていた記録用
紙に印刷出力される。また、請求項2記載の本発明で
は、第四の工程が、予め設定されたホッパに装着されて
いた記録用紙に当該通信異常通知文を印刷出力する。
【0015】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例の処理工程を示
すフローチャートである。本実施例による通信異常通知
方法では、通常のデータ通信における通信異常(エラ
ー)の発生を監視する第一の工程(ステップS1)と、
この第一の工程で通信異常が発見された場合に当該通信
異常の種別を判別する第二の工程(ステップS2)と、
この第二の工程が判別した通信異常に対応する通信異常
通知文を生成する第三の工程(ステップS3)と、この
第三の工程で生成された通信異常通知文を通常のホッパ
とは異なるホッパに装着されていた記録用紙を選択し
(ステップS4)、当該記録用紙に通信異常通知文に印
刷出力する第四の工程(ステップS5)とを備えてい
る。通信異常が発生しない場合(ステップS1)、デー
タの送受信を継続すると共に通信異常の監視を継続し
(ステップS6)、そのままエラーが発生しなければ当
該送受信を終了する(ステップS7)。
【0016】また、ステップS4のホッパの選定に際
し、予め使用者から設定されたホッパを選択するように
しても良い。
【0017】このように本実施例による通信異常通知方
法によると、通信異常が捕捉された場合、第二の工程
が、当該通信異常の種別を判別し、第三の工程が、この
通信異常に対応する通信異常通知文を生成する。この通
信異常通知文は、第四の工程の制御によって通常のホッ
パとは異なるホッパに装着されていた記録用紙に印刷出
力されるため、通常の送受信に用いている記録用紙とは
色彩や大きさの異なる用紙に通信異常通知文を出力する
ことができる。そのため、使用者は、大量の受信データ
が記録された記録用紙の中から、即座に通信異常通知文
が出力された記録用紙を判別し、これを認識することが
できる。また、不在時に大量に送受信していた場合であ
っても、エラー発生時の音声発生などによる通知と異な
り、使用者は、異なる記録用紙を大量の用紙の中から目
視で即座に判別できるため、通信エラーの発生した書類
がどの書類であるか容易に判別することができる。
【0018】また、第四の工程が、予め設定されたホッ
パに装着されていた記録用紙に当該通信異常通知文を印
刷出力するようにした場合、使用者は、通信異常通知用
の記録用紙として例えば黄色の記録用紙を装着しておく
ことができ、そのため、大量の受信データが記録された
記録用紙の中からであっても、即座に通信異常通知文が
出力された記録用紙を判別し、これを認識することがで
きる。さらに、設定したホッパに、通信異常通知用にヘ
ッダ等がレイアウトされ、また異常発生に対応した対処
法やマニュアルのページ数などが予め記載されている記
録用紙を装着しておくことで、非常に判りやすい異常発
生通知を行うことができる。
【0019】次に、本通信異常通知方法を実施するに好
適なデータ通信装置の実施例を説明する。図2は本実施
例の構成を示す機能ブロック図である。データ通信装置
1は、通信回線2を介したデータの送受信を制御する回
線制御部3と、原稿を読み取って送信データに変換する
原稿読取部4と、回線制御部3からの受信データを印刷
出力する印刷部5と、この印刷部5に記録用紙Pを搬送
する給紙部6と、回線制御部3での通信処理異常を監視
する通信異常検出部7とを備えている。
【0020】しかも、給紙部6が、色彩等の種類が異な
る記録用紙Pがそれぞれセットされている複数のホッパ
6A,6B,6Cを有し、さらに、通信異常検出部7
に、当該通信処理異常が捕捉されたときに通常のホッパ
6Aとは異なるホッパ6Bに装着されていた記録用紙P
に当該通信異常の通知文を印刷出力するよう制御する通
信異常通知部8を併設している。
【0021】このような構成では、データを受信すると
き、回線制御部3は、通信回線2を介したデータの送受
信を制御すると共に、この受信データを印刷部5に出力
する。印刷部5では、当該受信データを給紙部6から搬
送される記録用紙Pに印刷出力する。一方、データを送
信するとき、原稿読取部4は、送信しようとする原稿を
読み取って送信データに変換し、回線制御部3は、当該
送信データを通信回線2を介して送信するよう制御す
る。
【0022】これらのデータ通信処理に際して、通信異
常検出部7は、回線制御部3での通信処理異常の発生を
監視し、通信異常通知部8では、当該通信処理異常が捕
捉されたときに、まず、通知された通信異常に対応する
通信異常通知文を生成し、次に、通常のホッパとは異な
るホッパに装着されていた用紙に当該通信異常の通知文
を印刷出力するよう給紙部及び印刷部を制御する。その
ため、給紙部6は、色彩等の種類が異なる記録用紙Pを
印刷部5に搬送し、印刷部5は、通常の印刷に用いる記
録用紙Pとは異なる色彩等の記録用紙Pに通信異常通知
文を印刷出力することができる。
【0023】また、使用者からの各種設定を受け付けて
印刷部5及び回線制御部3等に当該設定信号を出力する
操作パネル9を備え、通信異常通知部8が、操作パネル
9で設定されたホッパ6Cに装着された記録用紙で当該
通知文を印刷出力するように制御する手段を備えた構成
としても良い。
【0024】この場合、操作パネル9は、使用者からの
各種設定を受け付けて印刷部5及び回線制御部3等に当
該設定信号を出力する。そのため、通信異常通知文を印
刷させようとする記録用紙Pを装着したホッパ6Bを予
め選んでおき、設定することができる。このように通信
異常通知文印刷用のホッパ6Bが設定されているとき、
通信異常通知部8は、当該操作パネル9で設定されたホ
ッパ6Bに装着された記録用紙Pで当該通知文を印刷出
力するように制御する。そのため、印刷部5は、予め設
定された記録用紙Pに通信異常通知文を印刷出力するこ
とができる。
【0025】これを詳細に説明する。図3は本実施例の
構成の一例を示すブロック図である。ここでは、通信回
線2を介してデータの送受信を制御する回線制御部3
と、送信データを読み取る原稿読取部4と、回線制御部
3からの受信データを伸長するとともに原稿読取部4か
らの送信データを圧縮する圧縮伸長部10と、大きさお
よび色彩等の異なる記録用紙Pがセットされている複数
のホッパ6A,6B,6Cと、通信異常時に使用するホ
ッパ6Bをユーザ(使用者)が指定する操作パネル9
と、指定されたホッパ6Bから記録用紙Pを吸入し圧縮
伸長部10からのデータを印刷する印刷部5と、各部を
制御する制御部12とから構成される。通信異常検出部
7及び通信異常通知部8は、この制御部12の動作によ
って実現している。
【0026】ここで、操作パネル9は、ユーザが指定ホ
ッパ番号を入力するためのホッパ指定ボタン9aと、ユ
ーザが入力したホッパ番号を表示するための表示部9b
とを具備している。図1の実施例では、ホッパ指定ボタ
ン9aは1つ装備されており、ユーザがボタンを押下す
る度にインクリメントされるようになっている。そし
て、ホッパの設置台数を越えると1に戻るようになって
いる。
【0027】また、テンキー等の複数キーで実現するこ
とも可能である。
【0028】回線制御部3は、受信データを一時的に格
納する受信バッファ3Aを具備している。
【0029】なお、制御部12は、メモリを備えてお
り、図4に示されるように各ホッパ6A,6Bにセット
されている記録用紙Pの大きさや色彩等のデータがテー
ブル形式で格納されている。このテーブルをここでは、
ホッパ情報テーブル11と呼称する。ホッパ情報テーブ
ル11は、例えば、図4の例では用紙サイズデータ11
bが「1」の場合は「B5」を示し、「2」の場合は
「A4」を示し、色彩データ11cが「1」の場合は
「白」を示し、「2」の場合は「黄色」を示している。
これらのデータは、あらかじめユーザが登録しており、
記録用紙Pを変更したユーザはこのホッパ情報を再登録
する。
【0030】また、有効フラグ11dは、当該ホッパが
使用可能であるか否かを示し、「1」の場合は使用可能
を示し、「0」の場合は使用不可能を示している。この
有効フラグ11dは、各ホッパからの用紙切れの有無等
を含むステータス情報を参照してセットされる。従っ
て、操作パネル9から指定されたホッパが使用不可能で
あった場合には、制御部12は操作パネル9に対し、使
用不可能であることを通知する。
【0031】図4の例ではホッパn−1が使用できない
ことを示している。
【0032】さらに、異常時フラグ11aは、通信異常
があったときに使用されるホッパを示すフラグであり、
図4の例ではホッパ2が指定されている。この異常時フ
ラグ11aは、ユーザが操作パネル9のホッパ指定ボタ
ン9aを押下する度に変更される。
【0033】もちろん、図4のテーブルは、動作に対応
する一例であり、これに限定されるものではない。
【0034】次に、本実施例の動作について説明する。
【0035】(I).データを受信する場合:
【0036】.ユーザは、あらかじめ表示部9bで確
認しながらホッパ指定ボタン9aを押下し、通信異常時
に使用するホッパ番号を入力する。
【0037】操作パネル9は、ホッパ指定ボタン9aが
押下される度にホッパ番号を制御部12に通知する。
【0038】制御部12は、操作パネル9からホッパ番
号を受信する度に、メモリに格納されているホッパ情報
テーブル11の異常時フラグ11aを変更する。
【0039】.回線制御部3は、通信回線2を介して
データを受信すると、受信データを受信バッファ3Aに
格納するとともに制御部12に通知する。
【0040】.制御部12は、回線制御部3から受信
の通知を受けると、受信データを受信バッファ3Aから
圧縮伸長部10に転送するとともに圧縮伸長部10に受
信データの伸長を指示する。
【0041】.圧縮伸長部10は、制御部12の指示
により受信バッファ3Aから転送されてきた受信データ
を伸長する。
【0042】.回線制御部3は、受信が終了すると、
通信が正常に行われたか否かをチェックし制御部12に
通知する。
【0043】.制御部12は、回線制御部3から通信
が正常に終了したことを知らされると、受信データをチ
ェックし、メモリに格納されているホッパ情報テーブル
11を参照し、上記の処理で設定された異常時のホッ
パ番号以外のホッパの中から使用可能で最適な記録用紙
がセットされているホッパを選択し、そのホッパ番号を
印刷部5に通知する。
【0044】一方、制御部12は、回線制御部3から通
信が異常終了したことを知らされると、メモリに格納さ
れているホッパ情報テーブル11を参照し、上記の処
理で設定された異常時のホッパ番号を印刷部5に通知す
る。
【0045】そして、制御部12は、伸長されたデータ
を印刷部5に転送するように圧縮伸長部10に指示す
る。
【0046】.印刷部5は、制御部12から指定され
たホッパを選択するとともに、そのホッパにセットされ
ている記録用紙Pに、圧縮伸長部10から転送されてき
たデータを印刷する。
【0047】以上のように、ユーザは、記録用紙Pの色
彩あるいは形状により通信が正常に行われたか否かを即
座に、しかも正確に知ることができる。すなわち、大量
の受信データの中から通信異常があった時の受信データ
のみを即座に抽出することができ、通信異常時のデータ
の内容や相手先、発生時間等を素早く判別し、適切な対
応をすることが可能となる。
【0048】もし、通信異常時の印刷中に、指定された
ホッパ番号にセットされている記録用紙Pがなくなった
場合には、制御部12は、操作パネル9に通知して表示
部9bに表示させるとともに、使用可能なホッパの中か
らそれまで使用されていないホッパを選択し印刷部5に
通知して印刷を継続する。なお、操作パネル9で、あら
かじめ代替のホッパを指定しておくことも可能である。
【0049】(II).データを送信する場合:
【0050】.ユーザが、所定位置に送信原稿をセッ
トし、送信先を指定して開始ボタンを押下すると、制御
部12は、送信先との通信回線2の接続を回線制御部3
に指示する。
【0051】制御部12は、送信先との通信回線の接続
完了通知を回線制御部3から受けると、原稿読取部4に
送信原稿の読み取りを指示するとともに、圧縮伸長部1
0を起動する。
【0052】.原稿読取部4は、制御部12から読み
取り指示を受信すると、送信しようとする原稿を読み込
み、送信データに変換するとともに、送信データを圧縮
伸長部10に出力する。
【0053】.圧縮伸長部10は、制御部12の指示
により、原稿読取部4からの送信データを圧縮するとと
もに、圧縮データを送信バッファ3Aに格納する。
【0054】.原稿読取部4は、読み取りが終了する
と、制御部12と圧縮伸長部10に読み取り終了を通知
する。
【0055】.圧縮伸長部10は、原稿読取部4から
の送信データの圧縮が終了すると、制御部12に圧縮終
了を通知する。
【0056】.制御部12は、圧縮伸長部10から圧
縮終了通知を受けると、送信バッファ3Aに格納されて
いるデータを回線制御部3を介して送信する。
【0057】制御部12は、送信が終了すると回線制御
部3に回線の切断を指示する。
【0058】なお、圧縮伸長部10は、原稿読取部4か
ら読み取り終了を受け取る前に送信バッファ3Aがいっ
ぱいになると、原稿読取部4と制御部12にビジー信号
を送り、原稿読取部4での読み取りを一時停止させる。
そして、制御部12は、送信バッファ3Aに格納されて
いるデータを回線制御部3を介して送信する。
【0059】圧縮伸長部10は、送信バッファ3Aが空
になると、原稿読取部4と制御部12にレディ信号を送
り、原稿読取部4での読み取りを再開させる。
【0060】また、制御部12は、圧縮伸長部10にて
圧縮されたデータを送信バッファ3Aに格納させること
なく、直接回線制御部3を介して送信することもでき
る。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、通信異常が捕捉された場合、第二
の工程が、当該通信異常の種別を判別し、第三の工程
が、この通信異常に対応する通信異常通知文を生成す
る。この通信異常通知文は、第四の工程の制御によって
通常のホッパとは異なるホッパに装着されていた記録用
紙に印刷出力されるため、通常の送受信に用いている記
録用紙とは色彩や大きさの異なる用紙に通信異常通知文
を出力することができる。そのため、使用者は、大量の
受信データが記録された記録用紙の中から、即座に通信
異常通知文が出力された記録用紙を判別し、これを認識
することができる。また、不在時に大量に送受信してい
た場合であっても、エラー発生時の音声発生などによる
通知と異なり、使用者は、異なる記録用紙を大量の用紙
の中から目視で即座に判別できるため、通信エラーの発
生した書類がどの書類であるか容易に判別することがで
きる。このように、目視により簡単に通信異常時のデー
タ、相手先、及び発生時間等を使用者が判別できるよう
に通信異常を通知することができる従来にない優れた通
信異常通知方法を提供することができる。
【0062】また、第四の工程が、予め設定されたホッ
パに装着されていた記録用紙に当該通信異常通知文を印
刷出力するようにした場合、使用者は、通信異常通知用
の記録用紙として例えば黄色の記録用紙等を装着してお
くことができ、そのため、大量の受信データが記録され
た記録用紙の中からであっても、即座に通信異常通知文
が出力された記録用紙を判別し、これを認識することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信異常通知方法の一実施例の処
理工程を示すフローチャートである。
【図2】図1に示した方法を実施するためのデータ通信
装置の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示した装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】ホッパ情報テーブルの内容の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
P 記録用紙 1 データ通信装置 2 通信回線 3 回線制御部 4 原稿読取部 5 印刷部 6 給紙部 6A,6B,6C ホッパ 7 通信異常検出部 8 通信異常通知部 9 操作パネル 10 圧縮伸長部 11 ホッパ情報テーブル 12 制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介したデータの送受信を制御
    する回線制御部と、原稿を読取って送信データに変換す
    る原稿読取部と、前記回線制御部からの受信データを印
    刷出力する印刷部と、この印刷部に記録用紙を搬送する
    給紙部と、前記回線制御部での通信処理異常の発生を監
    視する通信異常検出部とを備え、 前記給紙部が、色彩等の種類が異なる記録用紙がそれぞ
    れセットされている複数のホッパを有し、前記通信異常
    検出部に、当該通信処理異常が捕捉されたとき通常のホ
    ッパとは異なるホッパに装着されていた用紙に当該通信
    異常の通知文を印刷出力するよう制御する通信異常通知
    部を併設したデータ通信装置において、前記通信異常通
    知部が、前記複数のホッパにセットされている記録用紙
    の大きさおよび色彩等の情報を各ホッパ毎に保持してい
    るホッパ情報テーブルを有することを特徴とするデータ
    転送装置
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