JP2846672B2 - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JP2846672B2
JP2846672B2 JP25725589A JP25725589A JP2846672B2 JP 2846672 B2 JP2846672 B2 JP 2846672B2 JP 25725589 A JP25725589 A JP 25725589A JP 25725589 A JP25725589 A JP 25725589A JP 2846672 B2 JP2846672 B2 JP 2846672B2
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plate
heat insulating
heat
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泰生 野田
佳久 石田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、断熱壁の左右両側面に配設され貯蔵室を透
視できる透明板を主体とする断熱側板を備えたショーケ
ースに関する。
従来の技術 前面に商品出し入れ用の開口を形成したいわゆるオー
プンタイプのショーケースにおいて、その開口部分に冷
たい空気の流れ(即ち冷気流)を形成して庫内の冷却を
行なうようにしたものとして、実開昭63−91065号公報
がある。この公報にあっては、ショーケース本体側部に
冷気流を形成するためのダクト部側面を塞ぐ板部材とガ
ラス側板が備えられるものであって、板部材がショーケ
ース本体とガラス側板との間に挟み込まれて、かつ固定
ねじによって締め付けられて固定されるようにした技術
が開示されている。
発明が解決しようとする課題 前記従来の技術にあっては、板部材がガラス側板と別
体になっていることから、ショーケース本体とガラス側
板とで板部材を挟み込む場合に、板部材とガラス側板と
の位置決めを行なわなければならず、その作業が行ない
ずらい。しかも固定ねじを挿通させるための孔を形成し
なければならず、その製造作業及び配設作業が非常に煩
わしいものになっていた。また、板部材を挟み込んだ分
だけ、側壁としての厚さが厚くなるとともに重量が重く
なり、しかもこの板部材を鋼材にて構成した場合特にそ
れが顕著となって、側壁が大型となる危惧があった。
そこで本発明では、断熱側板の厚さを変えることな
く、断熱壁の側面を遮蔽するようにした低温ショーケー
スを提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明の提供する低温ショーケースは、前面に物品の
出入口を有した断熱壁にて形成される貯蔵室及び該貯蔵
室を包囲する冷気通路と、断熱壁の左右側面に配設され
貯蔵室を透視できる複層透明板を主体とする左右一対の
断熱側板と、各複層透明板を構成する庫内側透明板の断
熱空気側の側面のうち断熱壁及び冷気通路の各側面と相
対する部分に紙材を貼付することにより形成され各側面
を遮蔽する遮蔽部材とを備えたものである。
作 用 断熱側板の主体を構成する複層透明板の庫内側の透明
板における断熱空間側の面に、断熱壁及び冷気通路の各
側面を遮蔽する紙材による遮蔽部材を貼付したため、庫
内側の透明板が遮蔽部材と断熱壁とを隔てる間隔子とし
て作用する。また紙材は吸湿作用を有することから、複
層透明板における断熱空間内空気の湿気を紙材が徐々に
吸収する作用をなす。
実 施 例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。1は
前面に商品収納及び取出用の出入口としての開口3を形
成した断熱壁2にて本体を構成してなる開放形の低温シ
ョーケースで、断熱壁2の内壁より適当間隔を存して区
画板4を配設することによりプレートフィン形冷却器5
及び送風ファン6を収納配置した冷気通路7と、複数枚
の棚8を配置した貯蔵室9と、開口3の上下両縁に沿っ
て相対向する吹出、吸込両口10,11とを形成してなり、
冷却器5で熱交換された冷気を送風ファン6でもって第
1図矢印の如く強制循環することにより、前記開口3に
冷たいエアーカーテン(A)を形成して貯蔵室9を冷却
するものである。
12は前記断熱壁2の下方に形成された機械室で、前記
冷却器5と共に冷却サイクルを構成する冷媒圧縮機13、
凝縮器14、送風ファン15及び露受皿16等を収納配置して
いる。
20は前記断熱壁20の左右両側面に取付けられてこの両
側面を覆う左右一対の断熱側板で、貯蔵室9、冷気通路
7の上部区域7A及び背部区域7Bの左右両側面に相対向す
る断熱側板の主体を構成する複層透明板21と、冷気通路
7の底部区域7Cの左右両側面に相対向する断熱板22とか
らなるものである。
複層透明板21は夫々方形をなす透明ガラスからなる庫
内側、庫外側の透明板23,24と、この両板間の間隔を所
定間隔に維持すると共に、この両板間に断熱空間25を形
成する乾燥剤(図示しない)入りの方形環状スペーサ26
とからなるものである。断熱板22は金属板又は樹脂板等
の適材からなる内外両板26,28と、この両板の上端縁に
跨がって設けられ、複層透明板21の下端を嵌合する溝29
を形成した枠体30と、前記内外両板27,28及び枠体30に
て囲まれた空間に発泡充填された硬質ポリウレタン等の
発泡断熱材31とからなるものである。
32は前記冷気通路7の上部区域7A及び背部区域7Bの左
右両側面を覆う第1の閉塞板、33は前記冷気通路7の底
部区域7Cを覆う第2の閉塞板で、この両閉塞板32,33は
共に前記断熱壁2の側面に取付けられており、冷気通路
7を通過する冷気流の左右方向への洩れを阻止する。第
2の閉塞板33の上縁は内方向に向けて略直角に折曲され
た折曲辺34となっており、又下縁は前記断熱壁2の底面
よりも下方に突出した突出辺35となっている。
36,37,38は前記断熱側板20を断熱壁2に取付けるため
に使用される第1乃至第3取付金具で、第1取付金具36
はその一端が前記断熱板22の内板27の上縁に沿って溶接
等の手段によって取付けられる一方で、他端に前記第2
の閉塞板33の折曲辺34に載置係合される係合片39を備え
ている。又、第2取付金具37は、その一端が前記断熱板
22の下面にビス等の止め具40により取付けられる一方
で、他端に前記第2の閉塞板33の突出辺35に重なり、こ
の突出辺35と共にビス等の止め具41で共締めされる取付
片42を備えている。第3取付金具38は、一端が前記断熱
壁2の上面にビス等の止め具43で取付けられる一方で、
他端に前記複層透明板21の上縁を嵌合被冠する被冠部44
を備えている。
45は前記両閉塞板32,33の外側面に設けられた伸縮自
在なシール部材で、前記断熱壁2に断熱側板20を取付け
ることにより圧縮変形され、断熱壁2と断熱側板20との
間の接合部分の機密を維持する。このシール部材45とし
ては無数の独立気泡を有する帯状の発泡樹脂の内外両面
に第4図の如く接着剤45A,45Bを設けたものが好まし
く、前記断熱側板20を取付ける前に前記両閉塞板32,33
に貼着しておくことが好ましい。
46は前記複層透明板21の庫内側の透明板23の外側面、
即ち断熱空間25側の面に帯状に形成され、前記断熱壁2
及び区画板4の側面、冷気通路7詳しくは第1の閉塞板
32及びシール部材45が外部から見えないように遮蔽する
遮蔽部材で、例えば片面接着剤つきの紙材を第5図に示
す如く逆L字形に塗布することにより形成される。この
遮蔽部材46の幅(L)は第4図に示す如く断熱壁2側面
の外周縁から区画板4側面の内周縁迄の幅(M)より若
干大きい即ち遮蔽部材46の内周縁は区画板4の内周縁よ
りも内方に位置する関係となっており、第4図矢印の如
く低温ショーケース1の側方から斜め後方を見た場合に
おいても、遮蔽部材46によって区画板4、第1の閉塞板
32やシール部材45の各側面の内周端は遮蔽されることに
なる。
尚、遮蔽部材46として紙材を使用しており、この紙材
は若干の吸湿性を有するため、複層透明板21における断
熱空間25の湿気を吸収させられるものであり、スペーサ
26内に配設される乾燥剤の量を少なくできる。
かゝる構成によれば、断熱側板20を構成する複層透明
板21の庫内側の透明板23の断熱空間25側の面に断熱壁2
の側面を遮蔽する紙材の遮蔽部材46を形成したので、庫
内側の透明板23が遮蔽部材46と断熱壁2詳しくはシール
部材45とを隔てる間隔子の作用をなす関係上、シール部
材45の接着剤45Bが遮蔽部材46に接着して遮蔽部材46が
所謂水濡れ状態になることを回避できる。しかも遮蔽部
材46が密閉状態の断熱空間25側の面に形成されている関
係上、外部からの悪戯によって傷付けられたり、外気湿
度の変化により劣化したりすることがない。
また、遮蔽部材46を紙材にて構成したことから、その
厚さにて複層透明板21が厚くなる量は、微々たるもので
あり、その重量がほとんど増大しない。さらに紙材であ
ることから、非常に安価でかつ作業性がよいという利点
を有し、紙材は吸湿作用を有するためスペーサ26内の乾
燥剤の量を少なくできる。
〔発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、断熱側壁の主体
を構成する複層透明板の庫内側の透明板における断熱空
間側の面に、断熱壁及び冷気通路の各側面を遮蔽する紙
材の遮蔽部材を配設したことにより、庫内側の透明板が
遮蔽部材を断熱壁とを隔てる間隔子として作用し、遮蔽
部材が水濡れ状態になることを阻止することができる。
また、遮蔽部材は複層透明板の断熱空間側に位置させて
いるため複層透明板の厚さを増すことがなく、紙材であ
るためその重量をほとんど増加することがなく、紙材で
あるためその重量をほとんど増加することがない上に、
非常に安価でかつ作業性がよい。更に、紙材は若干の吸
湿性を有するため、被覆透明板における断熱空間の湿気
を吸収することができる。しかも遮蔽部材は、外部から
の悪戯等によって傷付けられたり、外気湿度の変化によ
り劣化したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は第2図のA−
A断面図、第2図は低温ショーケースの右断熱側板を外
した状態の斜視図、第3図は第1図のB−B断面図、第
4図は第3図のC−C断面図、第5図は庫内側板の側面
図である。 1……低温ショーケース、2……断熱壁、3……開口、
9……貯蔵室、20……断熱側板、21……複層透明板、23
……庫内側の透明板、25……断熱空間、46……遮蔽部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 21/04 A47F 3/04 F25D 23/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に物品の出入口を有した断熱壁にて形
    成される貯蔵室及び該貯蔵室を包囲する冷気通路と、前
    記断熱壁の左右側面に配設され前記貯蔵室を透視できる
    複層透明板を主体とする左右一対の断熱側板と、前記各
    複層透明板を構成する庫内側透明板の断熱空間側の側面
    のうち前記断熱壁及び冷気通路の各側面と相対する部分
    に紙材を貼付することにより形成され前記各側面を遮蔽
    する遮蔽部材とを備えたこと特徴とする低温ショーケー
    ス。
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