JPH042602Y2 - - Google Patents

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JPH042602Y2
JPH042602Y2 JP1987102859U JP10285987U JPH042602Y2 JP H042602 Y2 JPH042602 Y2 JP H042602Y2 JP 1987102859 U JP1987102859 U JP 1987102859U JP 10285987 U JP10285987 U JP 10285987U JP H042602 Y2 JPH042602 Y2 JP H042602Y2
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heat insulating
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plates
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JP1987102859U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は貯蔵室内に片持式ブラケツトに支持され
た棚と、断熱壁の左右両側面を覆う左右一対の側
板とを備えたシヨーケースに関する。
(ロ) 従来の技術 実公昭55−40055号公報(A47F5/10)には、
室内に左右一対の片持式ブラケツトに架設支持さ
れる複数段の棚を設置するとともに該棚の両側面
に相対向する貫通孔を穿設し、固定孔を穿設した
支持板を前記室外両側に着脱自在に取付け、丸鋼
棒等の線材を前記固定孔及び貫通孔に貫通せしめ
前記線材にて棚と支持板とを一体に保持固定した
ことを特徴とする棚支持装置の構成が示されてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術によれば、大型シヨーケース輸
送時の振動衝撃が原因となる棚の脱落を支持板及
び線材でもつて防止することができるが、かゝる
構成はシヨーケースの側板を外した状態であるた
めに、近年の如くコンビニエンスストア向けに開
発され側板を取付けたまゝ輸送される中、小型シ
ヨーケースに適用できなかつた。特に近年の中、
小型シヨーケースは貯蔵室の側方からの透視効果
を良くするために、側板そのものを透明板或いは
側板の大部分をガラス等の透明板で構成している
関係上、シヨーケースの輸送時には片持式ブラケ
ツトが左右に揺れることに伴ない棚の側面前部が
透明板にぶつかつて透明板にひびが入り、輸送
後、透明体を取り替えなければならない問題点が
あつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は上記問題点を解決するために、断熱壁に
て囲まれる空間内に形成される貯蔵室と、この貯
蔵室の背面に立設された少なくとも2本の支柱
と、この支柱に夫々取付けられる一対の片持式ブ
ラケツトと、このブラケツトに架設支持され、左
右両側縁に下方に曲がり前記ブラケツトの外側に
重なる側辺の備えた棚と、前記前記貯蔵室を透視
できる透明板を備え、この透明板が前記棚の側辺
と相対向するよう前記断熱壁の左右両側面に取付
けられる左右一対の側板と、前記透明板と側辺と
の間に位置するよう前記透明板の内面に取付けら
れた緩衝材とを具備してなるシヨーケースを提供
する。
(ホ) 作用 実施例によれば、緩衝材49,49はシヨーケ
ース1の輸送中の振動衝撃が起因する片持式ブラ
ケツト48,48及びこのブラケツトに架設載置
された棚8の左右方向への移動を規制し、且つ棚
8の透明板21への衝突を回避する間隔子の作用
をなす。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて本案の実施例を説明する
と、1は前面に商品収納及び取出用の開口3を形
成した断熱壁2にて本体を構成してなる開放形の
低温シヨーケースで、前記断熱壁2の内壁より適
当間隔を存して区画板4を配設することによりプ
レートフイン形冷却器5及び送風フアン6を収納
配置した冷気通路7と、左右両側縁に下方に曲が
る側辺8Aを備えた複数枚の棚8を配置した貯蔵
室9と、前記開口3の上下両縁に沿つて相対向す
る吹出、吸込両口10,11とを形成してなり、
前記冷却器5で熱交換された冷気を送風フアン6
でもつて第2図矢印の如く強制循環することによ
り、前記開口3に冷たいエアーカーテンAを形成
して前記貯蔵室9を冷却するものである。
12は前記断熱壁2の下方に形成された機械室
で、前記冷却器5と共に冷却サイクルを構成する
冷媒圧縮機13、凝縮器14、送風フアン15及
び露受皿16等を収納配置している。17は前記
吹出口10に配置されたハニカム材等の整流装置
で、開口3にエアーカーテンAとして吹き出され
る冷気流を整流して層流となすものである。18
は前記吹出口10の前面に形成された照明室で、
前記貯蔵室9を照明するための細長い蛍光灯19
を収納配置している。
20は前記断熱壁2の左右両側面に取付けられ
てこの両側面を覆う左右一対の側板で、前記貯蔵
室9、照明室18の左右両側面、前記冷気通路7
の上部区域7A及び背部区域7Bの左右両側面に
相対向する複層透明板21と、前記冷気通路7の
底部区域7Cの左右両側面に相対向する断熱板2
2とからなるものである。前記透明板21は夫々
方形をなす透明ガラスからなる庫内側、庫外板両
板23,24と、この両板間の間隔を所定間隔に
維持すると共に、この両板間に断熱空間25を形
成する乾燥剤(図示しない)入りの方形環状スペ
ーサ26とからなるものである。前記断熱板22
は金属板板又は樹脂板等の適材からなる内外両板
27,28と、この両板の上端縁に跨がつて設け
られ、前記透明板21の下端を嵌合する溝29を
形成した枠体30と、前記内外両板27,28及
び枠体30にて囲まれた空間に発泡充填された硬
質ポリウレタン等の発泡断熱材31とからなるも
のである。
32は前記冷気通路7の上部区域7A及び背部
区域7Bの左右両側面を覆う閉塞板、33は前記
冷気通路7の底部区域7Cを覆う閉塞板で、この
両閉塞板32,33は共に前記断熱壁2の側面に
取付けられており、冷気通路7を通過する冷気流
の左右方向への洩れを阻止する。前記両閉塞板3
2,33のうち閉塞板33の上縁は内方向に向け
て略直角に折曲された折曲辺34となつており、
又下縁は前記断熱壁2の底面よりも下方に突出し
た突出辺35となつている。
36,37,38は前記側板20を断熱壁2に
取付けるために使用される第1乃至第3取付金具
で、第1取付金具36はその一端が前記断熱板2
2の内板27の上縁に沿つて溶接等の手段によつ
て取付けられる一方で、他端に前記閉塞板33の
折曲辺34に載置係合される係合片39を備え、
又第2取付金具37はその一端が前記断熱板22
の下面にビス等の止め具40により取付けられる
一方で、他端に前記閉塞板33の突出辺35に重
なり、この突出辺と共にビス等の止め具41で共
締めされる取付片42を備え、又第3取付金具3
8は一端が前記断熱壁2の上面にビス等の止め具
43で取付けられる一方で、他端に前記透明板2
1の上縁を嵌合被冠する被冠部44を備えてい
る。45は前記両閉塞板32,33の外側面に、
設けられた伸縮自在なシール部材で、前記断熱壁
2に側板20を取付けることにより圧縮変形さ
れ、断熱壁2と側板20との間の接合部分の気密
を維持する。このシール部材45としては無数の
独立気泡を有する帯状の発泡樹脂の内外両面に接
着剤を設けたものが好ましく、前記側板20を取
付ける前に前記両閉塞板32,33に貼着してお
くことが好ましい。
前記側板20の取付けにあたつては、先ず第1
取付金具36の係合片39を閉塞板33の折曲辺
34に載置係合して側板20を断熱壁2に仮止め
することにより側板20の重心が垂直方向に加わ
つて閉塞板33の突出辺35と第2取付金具37
の取付片42とが自動的に重なることになり、次
に止め具41でもつて突出辺35の取付片42を
止着し、最後に被冠部44で透明板21の上縁を
被覆した状態で第3取付金具38を止め具43に
て断熱壁2の上面に止着することにより側板20
を断熱壁2に取付けることができる。尚、断熱壁
22に対する透明板21の取付度合が強固であれ
ば、第3取付金具38を使用しなくともよい。
46,46は前記貯蔵室9の背面左右両側に立
設された左右一対の支柱で、夫々の中央縦方向に
多数の孔47が形成されている。48,48は前
記支柱46,46に取付けられ前記棚8を架設載
置する左右一対のブラケツトで、前記各支柱4
6,46の孔47に挿入係合される公知の鉤片
(図示しない)を形成している所謂片持式のもの
で、棚8の側辺8Aの内側に重なるように配置さ
れる。49,49は前記棚8の側面と、前記透明
板21との間に位置するよう配置された細長い緩
衝材で、緩衝性を有するダンボール紙からなり、
前記各棚8の側面と相対向するよう前記透明板2
1の内面縦方向に接着テープ50により取付けら
れいている。この緩衝材49,49はシヨーケー
ス1を店舗に設置した後、透明板21から取外さ
れる。尚、この緩衝材49,49としてはダンボ
ール紙の他、軟質発泡樹脂やゴム等を用いてもよ
い。
かかる構成によれば、緩衝材49,49はシヨ
ーケース1の輸送中の振動衝撃が起因する片持式
ブラケツト48,48及びこのブラケツトに架設
載置された棚8の左右方向への移動を規制し、且
つ棚8の透明板21への衝突を回避する間隔子の
作用をなす。従つて、シヨーケース1の輸送時、
片持式ブラケツト48,48の左右方向への揺れ
が起因する透明板21の破損を防止できる。
又、縦方向に細長い緩衝材49,49を各棚8
の側面夫々と相対向するよう透明板21の内面に
予め取付けているため、各棚8の側面各々に緩衝
材49,49を取付ける場合に比べ取付作業が簡
単となり、しかも棚8の枚数を増やした場合でも
新たに緩衝材49,49を設ける必要がない。
(ト) 考案の効果 上述した本案では、緩衝材はシヨーケースの輸
送中の振動衝撃が起因する片持式ブラケツト及び
このブラケツトに架設載置された棚の左右方向へ
の移動を規制し、且つ棚の透明板への衝突を回避
する間隔子の作用をなすので、シヨーケースの輸
送時、片持式ブラケツトの左右方向への揺れが起
因する透明板の破損を防止でき、輸送中シヨーケ
ースの透明板の保護が図れ、また緩衝材を透明板
の内面に取付ける関係上、取付け及び取外しが簡
単となり、梱包及び開梱作業を用意に行なえる。
又、棚の左右両側縁に下方に曲がる側辺はブラ
ケツトの外側に重なる関係上、棚の左右両側縁は
透明板へ近接することになり、この結果、棚と透
明板との間のデツドスペースは狭く、棚の載置面
積が広くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案シヨーケースの実施例を示し、第1
図は第2図A−A線断面図、第2図は第3図B−
B線断面図、第3図は全体前方斜視図である。 2……断熱壁、8……棚、9……貯蔵室、20
……側板、21……透明板、46,46……支
柱、48,48……片持式ブラケツト、49,4
9……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱壁にて囲まれる空間内に形成される貯蔵室
    と、この貯蔵室の背面に立設された少なくとも2
    本の支柱と、この支柱に夫々取付けられる一対の
    片持式ブラケツトと、このブラケツトに架設支持
    され、左右両側縁に下方に曲がり前記ブラケツト
    の外側に重なる側辺を備えた棚と、前記貯蔵室を
    透視できる透明板を備え、この透明板が前記棚の
    側辺と相対向するよう前記断熱壁の左右両側面に
    取付けられる左右一対の側板と、前記透明板と側
    辺との間に位置するよう前記透明板の内面に取付
    けられた緩衝材とを具備してなるシヨーケース。
JP1987102859U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH042602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987102859U JPH042602Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987102859U JPH042602Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS647855U JPS647855U (ja) 1989-01-17
JPH042602Y2 true JPH042602Y2 (ja) 1992-01-29

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ID=31333156

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987102859U Expired JPH042602Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596396Y2 (ja) * 1977-11-17 1984-02-27 三洋電機株式会社 冷却箱体

Also Published As

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JPS647855U (ja) 1989-01-17

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