JP2846661B2 - 陸地に定着可能な引張部品を製造する方法及びその引張部品 - Google Patents
陸地に定着可能な引張部品を製造する方法及びその引張部品Info
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- JP2846661B2 JP2846661B2 JP1171331A JP17133189A JP2846661B2 JP 2846661 B2 JP2846661 B2 JP 2846661B2 JP 1171331 A JP1171331 A JP 1171331A JP 17133189 A JP17133189 A JP 17133189A JP 2846661 B2 JP2846661 B2 JP 2846661B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/74—Means for anchoring structural elements or bulkheads
- E02D5/80—Ground anchors
-
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
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- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/74—Means for anchoring structural elements or bulkheads
- E02D5/76—Anchorings for bulkheads or sections thereof in as much as specially adapted therefor
- E02D5/765—Anchorings for bulkheads or sections thereof in as much as specially adapted therefor removable
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建設設備に関し、特に、周りに外側部材が
配置された中心部材を有し、かつ使用後陸地からまたは
建造物から大部分を取り出せるように意図されている、
陸地または建造物に定着可能でかつ応力を加えることが
できる引張部品を製造する方法に関する。さらに、本発
明は、引張部品を囲む支持要素を有しかつ少なくとも一
つの完全に切断された外側部材を有する形式の、前記の
方法により製造される引張部品にも関する。
配置された中心部材を有し、かつ使用後陸地からまたは
建造物から大部分を取り出せるように意図されている、
陸地または建造物に定着可能でかつ応力を加えることが
できる引張部品を製造する方法に関する。さらに、本発
明は、引張部品を囲む支持要素を有しかつ少なくとも一
つの完全に切断された外側部材を有する形式の、前記の
方法により製造される引張部品にも関する。
地中にいくつかの階を延ばしている建物を建築するた
めに、掘削部が地下のカーテンまたはシートパイルによ
り頻繁に囲まれ、かつ引張部品を有する土アンカーによ
り後部で定着される。しかしながら、引張部品を、例え
ば橋を支持する場合がそうであるように、建造物自体に
用いることもできる。そこでは、橋の建造中、引張部品
により一時的補強を必要とする力により支持体に作用さ
せることができる。
めに、掘削部が地下のカーテンまたはシートパイルによ
り頻繁に囲まれ、かつ引張部品を有する土アンカーによ
り後部で定着される。しかしながら、引張部品を、例え
ば橋を支持する場合がそうであるように、建造物自体に
用いることもできる。そこでは、橋の建造中、引張部品
により一時的補強を必要とする力により支持体に作用さ
せることができる。
使用後、引張部品を陸地からまたは建造物から取り出
して多分再使用できる。機械的な引き抜きのために、引
張部品の破壊点の原理が利用される。その破壊点によ
り、引張部品の横断面の減少が達成される。この方法
は、単一の牽引棒を有する棒形の鋼引張部品に限定され
るのが常である。その引張部品は、引張強さの限界を越
えて過大な応力が加えられることにより破壊点で引き裂
かれ、かつ陸地からまたは建造物から大部分取り出され
る。
して多分再使用できる。機械的な引き抜きのために、引
張部品の破壊点の原理が利用される。その破壊点によ
り、引張部品の横断面の減少が達成される。この方法
は、単一の牽引棒を有する棒形の鋼引張部品に限定され
るのが常である。その引張部品は、引張強さの限界を越
えて過大な応力が加えられることにより破壊点で引き裂
かれ、かつ陸地からまたは建造物から大部分取り出され
る。
特公昭57−013685および57−013686号公報には、ケー
ス入り管により包囲された引張部品を有する土アンカー
が記載されている。鋼の撚り線の形態の引張部品が管を
通って摺動可能に延びている。引張部品は、その陸地側
端部によりアンカー板を通って導かれ、かつアンカー板
に対して支えられたさやにより保持されている。接着剤
がさやと引張部品の間の中間層として配置され、その中
間層はさやによりしっかりと押圧されている。さやの引
張荷重は、引張部品を引き抜くために必要な最大抵抗が
引張部品に及ぼされる荷重より若干大きくなるように計
算される。この取り外し可能なアンカーの欠点は、実際
に接着剤の荷重容量が使用荷重の限界と破壊強さの間に
位置するように接着剤が測定されかつそのような配合を
有しなければならないことである。しかしながら、その
製造中の許容範囲が非常に狭く、かつ不正確さがあると
それがこの従来技術の荷重容量の不確定要因を拡大し得
る。
ス入り管により包囲された引張部品を有する土アンカー
が記載されている。鋼の撚り線の形態の引張部品が管を
通って摺動可能に延びている。引張部品は、その陸地側
端部によりアンカー板を通って導かれ、かつアンカー板
に対して支えられたさやにより保持されている。接着剤
がさやと引張部品の間の中間層として配置され、その中
間層はさやによりしっかりと押圧されている。さやの引
張荷重は、引張部品を引き抜くために必要な最大抵抗が
引張部品に及ぼされる荷重より若干大きくなるように計
算される。この取り外し可能なアンカーの欠点は、実際
に接着剤の荷重容量が使用荷重の限界と破壊強さの間に
位置するように接着剤が測定されかつそのような配合を
有しなければならないことである。しかしながら、その
製造中の許容範囲が非常に狭く、かつ不正確さがあると
それがこの従来技術の荷重容量の不確定要因を拡大し得
る。
公開された本出願人の特許出願の特願昭62−296013に
は、陸地または建造物に対し定着可能でかつ取り出し可
能な引張部品が記載されている。この引張部品は、中心
部材およびこれを取囲む多数の外側部材から構成され
る。この従来技術の引張部品では、中心部材が常に一点
で完全に切断され、かつ支持要素が引張部品の周りに切
断点の上で押圧される。切断点を支持要素内で変位させ
ることにより、引張部品に及ぼされる使用荷重を要求に
適合させることができる。しかし、切断された中心部材
を有するこの引張部品は、充分な延性に対する必要条件
が大きくない場合には適する。
は、陸地または建造物に対し定着可能でかつ取り出し可
能な引張部品が記載されている。この引張部品は、中心
部材およびこれを取囲む多数の外側部材から構成され
る。この従来技術の引張部品では、中心部材が常に一点
で完全に切断され、かつ支持要素が引張部品の周りに切
断点の上で押圧される。切断点を支持要素内で変位させ
ることにより、引張部品に及ぼされる使用荷重を要求に
適合させることができる。しかし、切断された中心部材
を有するこの引張部品は、充分な延性に対する必要条件
が大きくない場合には適する。
本発明の目的は、比較的大きな延性を有する、そのよ
う部品を容易に作ることができる、取り外し可能な引張
部品の改良された製造方法を提供することにある。
う部品を容易に作ることができる、取り外し可能な引張
部品の改良された製造方法を提供することにある。
この目的を解決するために、本発明による方法では、
引張部品の外側部材のうちの少なくとも一つを一点で完
全に切断し、この切断点をほぼ支持要素の長さにわたっ
て延びている範囲内に存在させるようにして、支持要素
を、引張部品を中心とする実質的に半径方向で押圧し、
その際、その範囲の中央部を、引張部品の後端部とは反
対側の支持要素の端部に位置させている。これにより、
比較的大きな延性を有する引張部品を容易に作ることが
できる。
引張部品の外側部材のうちの少なくとも一つを一点で完
全に切断し、この切断点をほぼ支持要素の長さにわたっ
て延びている範囲内に存在させるようにして、支持要素
を、引張部品を中心とする実質的に半径方向で押圧し、
その際、その範囲の中央部を、引張部品の後端部とは反
対側の支持要素の端部に位置させている。これにより、
比較的大きな延性を有する引張部品を容易に作ることが
できる。
最初に述べた形式の、本発明による引張部品では、切
断点が、支持要素の前端に重なる範囲に位置し、かつそ
の範囲が支持要素とほぼ同じくらい長い。
断点が、支持要素の前端に重なる範囲に位置し、かつそ
の範囲が支持要素とほぼ同じくらい長い。
以下、本発明の好ましい実施例を図面により詳細に説
明する。
明する。
第1図と第2図に示したように、陸地にまたは建造物
に定着されて負荷を受けるようになっていてかつ大部分
使用後陸地または建造物から取り出されるように意図さ
れた引張部品1を製造するための手順は、次の通りであ
る。
に定着されて負荷を受けるようになっていてかつ大部分
使用後陸地または建造物から取り出されるように意図さ
れた引張部品1を製造するための手順は、次の通りであ
る。
引張部品1は鋼の撚り線からなる。中心部材2の周り
に配置された外側部材3のうちで、一つの外側部材3′
は点4で完全に切断される。この目的のために、ワイヤ
からなる撚られた外側部材3は部分的にほぐされ、かつ
それぞれの外側部材3′が完全に鋸で引かれている。
に配置された外側部材3のうちで、一つの外側部材3′
は点4で完全に切断される。この目的のために、ワイヤ
からなる撚られた外側部材3は部分的にほぐされ、かつ
それぞれの外側部材3′が完全に鋸で引かれている。
外側部材3′を切断した後、管状の支持要素5を、引
き続き陸地または建造物に定着される引張部品1の後端
部1aの上方を支持要素5がちょうど切断点4を覆うまで
滑らせる。それから、支持要素5に半径方向内方に向け
られた力を加え、それによって支持要素5をかどのある
押し出しにより引張部品1にしっかりと押圧する管状支
持要素5の内面と引張部品1の間には、支持要素5と引
張部品1よりいっそう硬い材料で作られた挿入体11があ
る。引張部品1の外側部材3に載っている挿入体11の面
には、引張部品1を確実に把持するために歯13が設けら
れている。
き続き陸地または建造物に定着される引張部品1の後端
部1aの上方を支持要素5がちょうど切断点4を覆うまで
滑らせる。それから、支持要素5に半径方向内方に向け
られた力を加え、それによって支持要素5をかどのある
押し出しにより引張部品1にしっかりと押圧する管状支
持要素5の内面と引張部品1の間には、支持要素5と引
張部品1よりいっそう硬い材料で作られた挿入体11があ
る。引張部品1の外側部材3に載っている挿入体11の面
には、引張部品1を確実に把持するために歯13が設けら
れている。
支持部材5の長さLは、引張部品1の直径の約四倍か
ら六倍まであり、かつ切断点4から、引張部品1の後端
と反対側の支持要素5の端部までの距離L1は、第1図の
実施例では、支持要素5の長さLの約二十分の一であ
る。しかしながら、切断点4を支持要素5の前述した端
部の前にまたは後に1/2Lの範囲に位置させることがで
きる。
ら六倍まであり、かつ切断点4から、引張部品1の後端
と反対側の支持要素5の端部までの距離L1は、第1図の
実施例では、支持要素5の長さLの約二十分の一であ
る。しかしながら、切断点4を支持要素5の前述した端
部の前にまたは後に1/2Lの範囲に位置させることがで
きる。
支持要素5の前にすぐ配置されているのは、支持要素
5を補強するための控え壁として役立つ板8である。第
1図で見て板8の右側までの引張部品1の部分1aを取り
囲む地中に、後でセメント乳濁液を放出して、土アンカ
ーを作るための土本体(図示せず)が形成される。
5を補強するための控え壁として役立つ板8である。第
1図で見て板8の右側までの引張部品1の部分1aを取り
囲む地中に、後でセメント乳濁液を放出して、土アンカ
ーを作るための土本体(図示せず)が形成される。
第3図は、第1図と第2図に示された引張部品1を示
すが、その大部分は、引張部品1の自由端に荷重Pを及
ぼすことにより、土本体(図示省略)に保持された支持
要素5から分離されている。
すが、その大部分は、引張部品1の自由端に荷重Pを及
ぼすことにより、土本体(図示省略)に保持された支持
要素5から分離されている。
第3図は、アンカーの使用状態で切断されない外側部
材3が、最初から完全に切断された外側部材3′の切断
点4の付近で破壊されることを示す。これと反対に、引
張部品1の部分1aに元来位置している中心部材2の部分
は破壊されないで、部分1aから引き出されている。
材3が、最初から完全に切断された外側部材3′の切断
点4の付近で破壊されることを示す。これと反対に、引
張部品1の部分1aに元来位置している中心部材2の部分
は破壊されないで、部分1aから引き出されている。
試験の示す所によれば、破壊までの第1図による引張
部品1の伸び率は、上述の特願昭62−296013号明細書に
記載された引張部品の伸び率の約5倍である。その出願
に係る引張部品では少なくとも中心部材が完全に切断さ
れる。この引張部品の寸法、すなわちその長さ並びに中
心部材及び外側部材の直径は同じである。
部品1の伸び率は、上述の特願昭62−296013号明細書に
記載された引張部品の伸び率の約5倍である。その出願
に係る引張部品では少なくとも中心部材が完全に切断さ
れる。この引張部品の寸法、すなわちその長さ並びに中
心部材及び外側部材の直径は同じである。
引張部品1の比較的高い延性、すなわち塑性変形は、
予応力を加えた後に付加的に起こる力によって、例えば
アンカーに加わる土の圧力の結果として、アンカーヘッ
ドの目に見える変位を初期に認識するために特に有利で
ある。
予応力を加えた後に付加的に起こる力によって、例えば
アンカーに加わる土の圧力の結果として、アンカーヘッ
ドの目に見える変位を初期に認識するために特に有利で
ある。
第4図に示した引張部品1は、中心の鋼棒10と六個の
外側鋼棒9を有し、そのうち棒9′は点4と6で完全に
切断されている。鋼棒9と10が一様にかつ互いに平行に
走るために、これらの鋼棒はコレット7により規則的間
隔を置いて一緒に保持されている。第4図にはそのコレ
ットの一つしか示されてない。引張部品1の後部1aは、
管状支持要素5によって圧縮されてしっかりと保持され
ている。支持要素5には、控え壁として役立つ板8が隣
接している。この板は、土アンカーのアンカー板と同じ
機能を有する。切断点4と6が、第4図で見て板8の左
側に、すなわち支持要素5の前に支持要素の長さの約四
分の一の距離に位置している。
外側鋼棒9を有し、そのうち棒9′は点4と6で完全に
切断されている。鋼棒9と10が一様にかつ互いに平行に
走るために、これらの鋼棒はコレット7により規則的間
隔を置いて一緒に保持されている。第4図にはそのコレ
ットの一つしか示されてない。引張部品1の後部1aは、
管状支持要素5によって圧縮されてしっかりと保持され
ている。支持要素5には、控え壁として役立つ板8が隣
接している。この板は、土アンカーのアンカー板と同じ
機能を有する。切断点4と6が、第4図で見て板8の左
側に、すなわち支持要素5の前に支持要素の長さの約四
分の一の距離に位置している。
第5図は、使用荷重より大きい荷重の作用により定着
部分1aから分離された引張部品1の部分を示し、四本の
外側鋼棒9(そのうち二本しか見えない)が比較的大き
い応力により破壊されている。第3図に示された実施例
のように、部分1aに元来位置している中心鋼棒10の部分
が部分1aから引き出されている。
部分1aから分離された引張部品1の部分を示し、四本の
外側鋼棒9(そのうち二本しか見えない)が比較的大き
い応力により破壊されている。第3図に示された実施例
のように、部分1aに元来位置している中心鋼棒10の部分
が部分1aから引き出されている。
第6図には、第1図と第2図の実施例のように、中心
部材2と外側部材3を有する鋼の撚り線で構成された、
本発明による引張部品1の別の実施例が示されている。
定着のために意図された引張部品1の部分1aを囲む支持
要素5′が、後方に向かって、すなわち第6図で見て右
側の方へ広がっている孔12を有し、その孔には、引張部
品1の部分1aを把持するための内歯16を有する二つのく
さび14と15がある。 外側部材3′の切断点4が、支持
要素5′の前端から支持要素の長さの約七分の一だけ引
っ込められている。第6図に示された引張部品の作用部
分がケーシング管17により囲まれており、かつ引張部品
1とケーシング管17の内側の間の空間は、引張部品1の
作用部分の予応力と引き抜きの両方を容易にするために
潤滑剤18で満たされている。このようなケーシング管17
を、第1図と第4図に示した実施例にも設けることがで
きる。
部材2と外側部材3を有する鋼の撚り線で構成された、
本発明による引張部品1の別の実施例が示されている。
定着のために意図された引張部品1の部分1aを囲む支持
要素5′が、後方に向かって、すなわち第6図で見て右
側の方へ広がっている孔12を有し、その孔には、引張部
品1の部分1aを把持するための内歯16を有する二つのく
さび14と15がある。 外側部材3′の切断点4が、支持
要素5′の前端から支持要素の長さの約七分の一だけ引
っ込められている。第6図に示された引張部品の作用部
分がケーシング管17により囲まれており、かつ引張部品
1とケーシング管17の内側の間の空間は、引張部品1の
作用部分の予応力と引き抜きの両方を容易にするために
潤滑剤18で満たされている。このようなケーシング管17
を、第1図と第4図に示した実施例にも設けることがで
きる。
関連した切断点4を有する支持要素5を、引張部品1
の作用部分の位置に配置することもできる。そのような
実施例(図示省略)は、延ばされた受動部分、すなわち
定着される部分を有する。荷重を加えると、そのような
引張部品の全ての切断されない外側部材が支持要素5の
領域で破壊するので、引張部品を大部分、必要ならば、
再使用の目的のために、陸地または建造物から取り出す
ことができる。
の作用部分の位置に配置することもできる。そのような
実施例(図示省略)は、延ばされた受動部分、すなわち
定着される部分を有する。荷重を加えると、そのような
引張部品の全ての切断されない外側部材が支持要素5の
領域で破壊するので、引張部品を大部分、必要ならば、
再使用の目的のために、陸地または建造物から取り出す
ことができる。
第1図は外側部材の一つが完全に切断された鋼の撚り線
を有しかつ切断点をちょうど取り囲む支持要素を有する
引張部品の部分の断面図、 第2図は第1図の線II−IIに沿って切断された断面図、 第3図は外側部材の切断点で離れるように破壊された第
1図の引張部品の部分断面図、 第4図は中心棒およびこれと同心のいくつかの平行な鋼
棒からなる引張部品の部分の断面図で、外側部材のうち
の二つが完全に切断され、かつ引張部品が、切断点の後
ろの引張部品の周りに押圧された支持要素を有する図で
あり、 第5図は二つの切断点で離れるように破壊された第4図
の引張部品の部分断面図、 第6図は外側部材のうちの一つが完全に切断された鋼の
撚り線を有しかつ切断点の周りに押圧されたくさび形定
着の形態の支持要素を有する引張部品の部分断面図であ
る。 1……引張部品 1a……引張部品の後端 2……中心部材 3……外側部材 4……切断点 5……支持要素
を有しかつ切断点をちょうど取り囲む支持要素を有する
引張部品の部分の断面図、 第2図は第1図の線II−IIに沿って切断された断面図、 第3図は外側部材の切断点で離れるように破壊された第
1図の引張部品の部分断面図、 第4図は中心棒およびこれと同心のいくつかの平行な鋼
棒からなる引張部品の部分の断面図で、外側部材のうち
の二つが完全に切断され、かつ引張部品が、切断点の後
ろの引張部品の周りに押圧された支持要素を有する図で
あり、 第5図は二つの切断点で離れるように破壊された第4図
の引張部品の部分断面図、 第6図は外側部材のうちの一つが完全に切断された鋼の
撚り線を有しかつ切断点の周りに押圧されたくさび形定
着の形態の支持要素を有する引張部品の部分断面図であ
る。 1……引張部品 1a……引張部品の後端 2……中心部材 3……外側部材 4……切断点 5……支持要素
Claims (8)
- 【請求項1】周りに外側部材が配置された中心部材を有
し、使用後、陸地からまたは建造物から大部分を取り出
せるように意図されている、陸地または建造物に定着可
能でかつ応力を加えることができる引張部品を製造する
ための方法において、この引張部品の外側部材のうちの
少なくとも一つを一点で完全に切断し、この切断点をほ
ぼ支持要素の長さにわたって延びている範囲内に存在さ
せるようにして、支持要素を、引張部品を中心とする実
質的に半径方向で押圧し、その際、その範囲の中央部
を、引張部品の後端部とは反対側の支持要素の端部に位
置させていることを特徴とする方法。 - 【請求項2】さらに別の外側部材を前記切断点の付近で
切断する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】支持要素の周りを押圧した後、中心部材
を、引張部品の後端部に面する支持要素の端部の後ろに
位置する点で切断する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】引張部品を囲む支持要素および少なくとも
一つの完全に切断された外側部材を有する、請求項1〜
3のいずれか一つに記載の方法により製造される引張部
品おいて、切断点が、支持要素の前端に重なる範囲に位
置し、かつその範囲が支持要素とほぼ同じ位長いことを
特徴とする引張部品。 - 【請求項5】鋼の撚り線からなる、請求項4に記載の引
張部品。 - 【請求項6】中心の鋼棒およびこの中心の鋼棒の周りを
同心にかつ互いに平行に走る複数の外側鋼棒からなる、
請求項4に記載の引張部品。 - 【請求項7】外側の鋼棒が、支持要素と反対側に配置さ
れたコレットにより外側から中心の鋼棒に押圧される、
請求項6に記載の引張部品。 - 【請求項8】支持要素を、定着される部分と反対側のそ
の側部により支持するための控え壁を有する、請求項4
から請求項7までのいずれか一つに記載の引張部品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH258188 | 1988-07-06 | ||
CH02581/88-7 | 1988-07-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249816A JPH0249816A (ja) | 1990-02-20 |
JP2846661B2 true JP2846661B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=4237012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1171331A Expired - Lifetime JP2846661B2 (ja) | 1988-07-06 | 1989-07-04 | 陸地に定着可能な引張部品を製造する方法及びその引張部品 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5113634A (ja) |
EP (1) | EP0350454B1 (ja) |
JP (1) | JP2846661B2 (ja) |
KR (1) | KR900001934A (ja) |
AT (1) | ATE89882T1 (ja) |
AU (2) | AU3715489A (ja) |
DE (1) | DE58904466D1 (ja) |
HK (1) | HK130094A (ja) |
MY (1) | MY108500A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2708948B1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-11-03 | Bouygues Sa | Procédé pour faciliter l'extraction de l'armature d'un tirant précontraint et tirant correspondant. |
EP0659976A3 (en) * | 1993-12-23 | 1995-09-27 | Rsc Mining Proprietary Limited | Anchor bolt. |
US6056482A (en) * | 1996-01-11 | 2000-05-02 | Jennmar Corporation | Cable bolt head |
DE19732023A1 (de) * | 1997-07-25 | 1999-01-28 | Drahtwerk Koeln Gmbh | Verfahren zum Herstellen und zum Entfernen einer Litze mit Soll-Bruchstelle |
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