JP2846542B2 - 端面発光型el素子の駆動方法 - Google Patents
端面発光型el素子の駆動方法Info
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Description
端面発光型EL素子の駆動方法に関する。
置の一つにラインプリンタがある。このラインプリンタ
は、感光ドラムの外周に、帯電器、ラインヘッド、現像
器、転写器等を配列し、帯電器の印加電圧により帯電さ
せた感光ドラムの外周面に、画像信号に応じた光信号を
ラインヘッドの発光素子から照射することにより静電潜
像を形成し、この感光ドラム上の静電潜像を現像器から
供給されるトナーにより現像し、このトナー像を転写器
により転写紙に転写するものである。このようなライン
ヘッドの発光素子として、端面発光型EL素子を使用す
ることが考えられている。
含む硫化亜鉛からなる薄膜状の活性層1を誘電体層2,
3で囲み、これらの誘電体層2,3の表面に平板状の電
極4,5を積層することにより感光体(図示せず)の長
手方向(主走査方向)に沿って細長い端面発光型EL素
子6が形成される。この端面発光型EL素子6は、電極
5にコモンドライバ7から高電圧を印加し、電極4にチ
ャンネルドライバ8から低電圧を印加することにより活
性層1の端面から扁平な光束をもって発光させる。この
ような端面発光型EL素子6を、薄膜技術等によって基
板(図示せず)上に直線上に配列して形成し、各端面発
光型EL素子6の先端にロッドレンズアレイ(図示せ
ず)を対向させることにより、ラインヘッドが形成され
る。
て動作について説明する。チャンネルドライバ8には制
御回路(図示せず)から印字データとFR(フレーム)
信号とが入力され、チャンネルドライバ8のEx−OR
ゲート(図示せず)からの出力Vcha (Va 又はVb )
が端面発光型EL素子6の電極4に入力される。端面発
光型EL素子6の電極5には、コモンドライバ7から電
圧Vcom が入力される。この電圧Vcom は交互に出力さ
れる正電圧VP 及び負電圧VN である。そして、チャン
ネルドライバ8からの電圧Vcha とコモンドライバ7か
らの電圧との差がスレッショルド電圧Vthを越えたとき
に端面発光型EL素子6が発光する。各出力が図5に示
す状態であれば、t1 ,t2 の期間では発光し、t3 ,
t4 の期間では、印字レベルに達しない程度の微量な発
光をする。そして、感光体を副走査方向に変位させる
(回転させる)過程で一つの端面発光型EL素子6を複
数回発光させることにより、感光体上に1画素(静電潜
像)が形成される。
に、端面発光型EL素子6の両電極間の電位差がスレッ
ショルド電圧Vthを越えたときに、図6(a)に示すよ
うに端面発光型EL素子6が発光するが、端面発光型E
L素子6は応答性が悪いため印加したパルス通りには発
光せず、発光の後に残光が発生する。この現象は端面発
光型EL素子6が有する特有の「尾引き現象」である。
ように、スレッショルド電圧Vthを越えるパルスを12
回連続して端面発光型EL素子6に印加することにより
1画素を形成する場合を考える。この場合、13回目以
降のパルスはスレッショルド電圧Vthを越えないパルス
であるが、静電潜像が形成されない程度の微量の発光が
行われる。12パルスによる1画素の形成過程におい
て、浅い回数の発光では順次光量を高めて飽和するが、
最後の12回目のパルスの印加が終わっても上述したよ
うに残光が発生するので、この残光による「尾引き現
象」の結果、1画素の輪郭が不明確になる問題がある。
図7において、(a)は端面発光型EL素子6の発光動
作、(b)は印字データの出力、(c)は端面発光型E
L素子6の両電極間の電位差を示すものである。
沿って細長い端面発光型EL素子と感光体とを対向配置
し、この感光体を前記端面発光型EL素子に対して相対
的に副走査方向に変位させる過程で前記端面発光型EL
素子を複数回発光させることにより前記感光体上に1画
素を形成する画像形成装置において、1画素単位で前記
端面発光型EL素子を駆動するパルスのうち後半のパル
スを間引くようにした。
子を駆動するパルスのうち後半のパルスを間引くことに
より、1画素形成領域の後半の光量を下げて残光が減衰
する時間を短くすることができる。
て説明する。図4ないし図7において説明した従来例と
同一部分は同一符号を用いて説明も省略する。本実施例
においても、図2のタイミングチャートにおいて、1画
素分の印字データの出力(b)に対応させて、(c)に
示すように、スレッショルド電圧Vthを越える12パル
スをもって端面発光型EL素子6を駆動することによ
り、(a)に示すよう、端面発光型EL素子6を発光さ
せて感光体上に1画素を形成する場合を考える。
程において、図1のフローチャートを参照し、後半の1
0回目のパルスを間引いて静電潜像を形成する場合の動
作について述べる。チャンネルドライバ8(図4参照)
に1画素分の印字データが入力された場合には、まず、
一つの端面発光型EL素子6の発光回数メモリ(図示せ
ず)がクリア(n=0)された後に、その発光回数メモ
リ内のデータ(発光回数n)が端面発光型EL素子の発
光動作に先がけて書き替えられ、その書き替えの都度端
面発光型EL素子6が発光される。この発光回数メモリ
内のデータが10回目の発光回数(n=10)に達した
場合にのみ、端面発光型EL素子6へのパルスはスレッ
ショルド電圧Vthを越えない値に制限される。発光回数
メモリ内のデータが12に達した場合は、次の1画素分
の印字データの有無が判断され、印字データが有ると判
断された場合は、前述した動作を繰返し、印字データが
無いと判断された場合には、端面発光型EL素子6は非
発光状態に制御され、単に発光回数メモリ内のデータが
n=12になるまで書き替えられた後に次の動作に移行
する。
とにより、1画素を形成する端面発光型EL素子6の後
半の光量を下げて残光が減衰する時間を短くすることが
できる。すなわち、図2(a)と図7(a)との比較で
理解されるように、最終のパルスの印加後における残光
は速やかに印字レベルの光量以下に減衰することができ
る。これにより、1画素の輪郭を明確にすることができ
る。
パルスをもって端面発光型EL素子6を駆動することに
より、端面発光型EL素子6を発光させて1画素を形成
する場合において、7回目のパルスと10回目のパルス
とを間引くようにしてもよい。このフローチャートで
は、発光回数メモリ内のデータがn=7、n=10のと
きにのみ端面発光型EL素子6を非発光状態に制御す
る。他の動作は図1における動作と同様であるので説明
を省略する。したがって、図1に示す場合に比較して、
残光をより速やかに印字レベル以下の光量に減衰させる
ことが可能である。
前記端面発光型EL素子を駆動するパルスのうち後半の
パルスを間引くようにしたので、1画素形成領域の後半
の光量を下げて残光が減衰する時間を短くすることがで
き、したがって、1画素の輪郭を明確にすることができ
る。
る。
る。
の関係を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 主走査方向に沿って細長い端面発光型E
L素子と感光体とを対向配置し、この感光体を前記端面
発光型EL素子に対して相対的に副走査方向に変位させ
る過程で前記端面発光型EL素子を複数回発光させるこ
とにより前記感光体上に1画素を形成する画像形成装置
において、1画素単位で前記端面発光型EL素子を駆動
するパルスのうち後半のパルスを間引くようにしたこと
を特徴とする端面発光型EL素子の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230793A JP2846542B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 端面発光型el素子の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230793A JP2846542B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 端面発光型el素子の駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218983A JPH06218983A (ja) | 1994-08-09 |
JP2846542B2 true JP2846542B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11801666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1230793A Expired - Fee Related JP2846542B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 端面発光型el素子の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2846542B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1230793A patent/JP2846542B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06218983A (ja) | 1994-08-09 |
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