JP2846289B2 - パーキングブレーキケーブル用エンドフィッティング - Google Patents

パーキングブレーキケーブル用エンドフィッティング

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JP2846289B2
JP2846289B2 JP8184909A JP18490996A JP2846289B2 JP 2846289 B2 JP2846289 B2 JP 2846289B2 JP 8184909 A JP8184909 A JP 8184909A JP 18490996 A JP18490996 A JP 18490996A JP 2846289 B2 JP2846289 B2 JP 2846289B2
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    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/107Sealing details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C1/103Arrangements to mount end fittings of the sheathings to support walls or brackets to a hole in the wall or bracket
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  • Braking Arrangements (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンジットと、該
コンジット内で摺動自在に支持され湾曲経路に沿って運
動を伝達するための可撓性運動伝達コアエレメントと、
を有するタイプの運動伝達遠隔制御組立体に関し、より
詳細には、コンジットの両端用のエンドフィッティング
に関する。
【0002】
【従来の技術】取付けブラケットのような乗り物の支持
構造部材に予め形成された開口を通してエンドフィッテ
ィングを挿入し、コンジットの両端を支持構造部材に取
付けることができる、自動車のパーキングブレーキなど
に利用される、ブレーキケーブル組立体用の種々のエン
ドフィッティング(端取付け部材)が開発されてきてい
る。このようなエンドフィッティングは、典型的には、
コンジットの端から延びるコアエレメントの端と拭うよ
うに係合する、内側シールボディ部材を含んでいる。こ
のシールボディ部材は、典型的には金属で作られたスナ
ップイン締結部品内に収容され、このスナップイン締結
部品は、コンジットの外側シースの回りで、コネクタを
クリンプ或いは変形させることによって、コンジットに
取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属部品は、本質的
に、腐食し易く、スナップイン締結部分の場合には、金
属の物理的特性を制御することが困難になり、エンドフ
ィッティングを開口内に挿入するために必要な力が、受
容し難いほど変化することがある。金属製コネクタを、
コンジットの回りでクリンプすることも、コンジットの
インナライナを損傷してその中のコアエレメントの円滑
な操作を妨げ、更に、腐食防止のためにコネクタ及びケ
ーブルに付けられている保護コーティングを破壊したり
或いはその効果を著しく限定したりするという問題を有
している。先行する、1981年12月8日に発行され
たヘイマンの米国特許第4,304,149 号明細書は、コネク
タをコンジットとは別に予め成形し、次いで、コンジッ
トの回りに、締まり嵌めで係合させる、プラスチックの
エンドフィッティングを開示している。プラスチック
は、前述の金属部品より軽量であり、腐食の影響を受け
にくいが、ヘイマンのこのフィッティングは構造的に弱
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、運動を
湾曲経路に沿って伝えるための運動伝達遠隔制御組立体
が、両端と該両端間に延びるボアとを有するコンジット
と、コンジットのボア内に摺動自在に支持され、コンジ
ットの端から延びる端部分を有する可撓性コアエレメン
トとを備えている。弾性が比較的大きい第1の有機ポリ
マー材料で形成されたコアエレメントのシールボディ
が、コンジットの一端の、コンジットのボアの軸線方向
延長部分と整合するボアを有し、その中にコアエレメン
トの関連する端部分が摺動可能に支持されている。シー
ルボディの中央部分は、コアエレメントの延長端部分と
拭うように係合するワイパー部分を有している。フレー
ムが、シールボディとは別に、第1の有機ポリマー材料
より比較的剛性の高い第2の有機ポリマー材料で形成さ
れ、シールボディの回りに配置されている。このフレー
ムは、組立体が取り付けられることになる支持構造部材
の両面の間に延びる開口の中を前進するときに、第1の
方向にフレームの半径方向に撓みむことができ、少なく
とも一つの弾性撓み可能スナップイン係止部分を備え、
このスナップイン係止部分は、開口内に完全に入ったと
きには、復帰して、係止部分の支持面を、支持構造部材
の一方の面と係合させる。本発明は、コンジットの端の
回り且つシールボディの端およびフレームの端の回りの
適所で、有機ポリマー材料から成形された連結部材を備
え、シールボディおよびフレームをコンジットに固定
し、支持面を押しつける当接面を有していることを特徴
としている。
【0005】この総プラスチック製のコネクタは、上述
した先行技術の装置の金属製部品より、軽量であり、且
つ、腐食に強い、そして、このオーバーモールドコネク
タは、公知の従来技術のプラスチック製エンドフィッテ
ィングに比べると、より大きな強度および結合性を構造
体に与え、高い性能を備えている。当業者が後述の詳細
な説明および図面と関連して考慮することによって、本
発明の他の特徴および利点を、より容易に理解し、認識
することになる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施態様が図示
されており、この実施態様は、両端16、18の間に延
びる長手方向ボアを備えたコンジット12を有する運動
伝達遠隔制御組立体10である。コンジット12は、ボ
ーデン型の外装金属コンジット(Bowden-type wrapped m
etal conduit) を含む公知の種々の構造の一つであって
もよいが、ロングレイワイヤ(long lay wire) 22の螺
旋包装で覆われ、ナイロンのような低摩擦有機ポリマー
材料の内側管状ライナ20を有し、螺旋材料が、更に、
1又は2以上の追加の細いワイヤ(図示せず)で覆わ
れ、そして、ロングレイワイヤ22の回りに押し出し成
型された、有機ポリマー材料のアウタケーシング即ちシ
ース24を備えているタイプのものであるのが好まし
い。可撓性運動伝達コアエレメント26が、コンジット
12のボア14内に摺動自在に配置され、該コアエレメ
ント26は、コンジットの端16、18から延びる端部
分28を有している。図4および図7乃至図9に最も良
く示されるように、コアエレメント26は、PTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)あるいはナイロンのよ
うな、従来から知られている数多くの低摩擦有機ポリマ
ー材料のいずれかでできたアウタースリーブ内に入れら
れた、金属ストランドのコア部分を有している、ブレー
キ業界で良く知られたタイプのものである。
【0007】コンジット12の端16、18の少なくと
も一方、好ましくは両方に、エンドフィッティング34
が設けられ、各々が、コンジットの一端で、自動車フレ
ームのような自動車の板状の支持構造部材38の開口3
6内に、そして、コンジット12の他端で、ブレーキド
ラムのハウジングに取付け可能である。下記に詳述する
ように、エンドフィッティング34は、全体が有機ポリ
マー材料で形成され、そして、3つの主要構成部品、即
ち、シールボディ40と、フレーム42と、これらシー
ルボディ40及びフレーム42の回り且つコンジット1
2の端の回りにその場所で成形されたコネクタ44とを
備えている。図4および図5に最も良く示されているよ
うに、シールボディ40は、該シールボディ40の両側
の第1の端48及び第2の端50の間で長手方向の延び
る中央ボア46を有する細長い管状部分47を備えてい
る。管状部分47は、略均一な壁厚を有し、コアエレメ
ントがコンジット12の中に引き込まれたときに、座屈
に抵抗するように寸法決めされている。図4に示されて
いるように、シールボディ40のボア46は、関連する
コンジット12の端で、コンジットのボア14の軸線方
向延長線と整列している。シールボディ40のボア46
は、その長さの大部分にわたって、コンジット12のボ
ア14と同じ直径のものであり、摩擦抵抗が殆ど無い状
態で、コアエレメント26を摺動自在に支持している。
しかしながら、ボア46は、コアエレメント26の直径
より僅かに小さな直径のワイパー部分52を有してお
り、シールボディ40は、コアエレメント26がワイパ
ー部分52の中を摺動するとき、拭うようにコアエレメ
ント26と係合し、コアエレメントから全ての破片を取
り除き、破片がエンドフィッティング34の内側に入る
ことを防止できるように、天然ゴムと組み合わされた
6、6−ナイロンのような比較的弾性のある第1の有機
ポリマー材料で形成されている。図4に示されているよ
うに、ワイパー部分52は、少なくとも一つ、好ましく
は、ボア46の半径方向内方に突出し、シールボディ4
0の第2の端50に隣接し、長手方向に離れた複数の環
状リブ部分52を備えている。ワイパー部分52の寸法
は、使用中、シールボディが係合して、破片および水分
を取り除ける程度に、コアエレメント26の直径に対し
て十分小さくすべきであるが、コアエレメント26がコ
ンジット12のボア14およびシールボディ40のボア
46の内で自由に摺動するのを著しく阻害するほど小さ
くすべきでない。更に、シールボディ40のために選択
された材料の弾性は、シールボディが、コアエレメント
26と係合できるように十分大きいが、使用中、シール
ボディ40に圧縮負荷をかけながら、コアエレメント2
6が、第2の端の通して、シールボディ40の中に引き
込まれるとき、シールボディ40が座屈しないように十
分強く、且つ、自立(self supporting)しているべきで
ある。上述した好ましい材料は、そのような特性を備え
ている。加えて、シール能力を高めるためにワイパー部
分の領域の可撓性を増加させ且つ管状部分47の必要な
コラム強度を維持するために、ワイパー部分52の壁厚
を、管状部分47の他の部分の壁厚より小さくすること
が望ましい。
【0008】フレーム42は、シールボディ40とは別
の部品として、シールボディの材料よりは、相対的に剛
性の高い、ガラス繊維入りナイロンなどの第2の有機ポ
リマー材料から成形されている。フレーム42は、長手
方向に離れた第1の端54および第2の端56と、この
第1の端54および第2の端56の間で長手方向に延び
る中央ソケット58とを備えたケージ状構造を有してい
る。図4および図5に最も良く示されているように、フ
レーム42は、第2の端56に円形開口62を有してい
る。開口62は、シールボディ40の外径と略等しい直
径を有しており、シールボディ40のワイパー部分52
を補完的に包囲し、コアエレメント26が、コンジット
のボア14の軸に対して、傾いた状態で動かされたとし
ても、より柔軟な材料の変形を防止する。一体的なバネ
シート63がフレーム42の第2の端から延び、図4に
点線で示されているように、圧縮バネを保持している。
複数の円周方向に間隔をおいた支持脚64が、好ましく
は、そのような3つの脚が互いに均等な間隔をおいて、
環状ベース部分60から、長手方向に、フレーム42の
第1の端54にある自由端66まで延びている。脚64
は剛性が高く、その内側境界面に、ソケット58を形成
している。
【0009】図2乃至図4に示されているように、フレ
ーム42は、シールボディ40の管状部分47が、フレ
ーム42のソケット58内に支持され、且つ、ワイパー
部分52が保護用の開口62内に嵌め込まれるようにし
て、シールボディ40の回りに配置されている。支持脚
64は、管状部分47の外側面に係合し、これによっ
て、シールボディ40を半径方向に支持する。上述した
ように、シールボディ40とフレーム42は、2つ異な
った材料から、別の部品として形成されている。成形
後、管状部分47を、フレーム42の第1の端54を通
してフレーム42のソケット58の中に長手方向に延ば
すことによって、シールボディ40およびフレーム42
を、互いに係合させ、その後、シールボディ40、フレ
ーム42及びコンジット12の端の回りにコネクタ44
を成形する。フレーム42は、撓むことができるバネフ
ィンガ70の形態の、複数の嵌め込み係止部分を備え、
この係止部分は、隣接する脚64の各対の間であって、
各対から離れた環状ベース部分60から、フレーム42
の第1の端54に向かって片持ち状態で延び、支持構造
部材38の厚さ及び開口36の直径の寸法の変動に適応
する角度に曲げられて、支持面71で終わっている。あ
るいは、支持面71は、フレーム42の長手方向軸線を
横切る共通平面内に配置されていてもよい。図2乃至図
5に示されているように、バネフィンガ70は、支持脚
64の隣接する部分の外側面を超えて、半径方向外方に
突出している。
【0010】図4及び図5に示されているように、シー
ルボディ40の第1の端48および締結部材42の第1
の端54は、半径方向に拡大された保持部分72、74
を有している。フレーム42の拡大部分74は、環状フ
ランジ74の形態であり、支持脚64のまわりで円周方
向に延び、支持脚64の自由端66から長手方向に離れ
た位置で、支持脚64を相互に連結している。フランジ
74は、反対方向を向いた前面76と後面とを有してお
り、これら前面および後面は平行であり、フレーム42
の長手方向軸線を横切って配置され、少なくとも1つ、
好ましくは、3つの半径方向に窪んだ、成型中に、プラ
スチックの流路となる切欠き部分80を有している。引
き続いて詳述するように、前面76は、Oリングシート
(座)の一部分を形成している。シールボディ40の半
径方向に拡大された保持突起即ち突出部分72には、支
持脚64の数および配置に対応し且つフレーム42の保
持フランジ74を超えて延びる支持脚64の部分の横断
面の寸法形状に略対応する横方向の寸法形状を有してい
る開口82が間に形成された、円周方向に間隔をあけら
れた複数の保持耳部が設けられている。図4及び図7に
示されているように、フレーム42の支持脚64は、シ
ールボディ40がフレーム42に組付けられたとき、シ
ールボディ40の開口82を通って長手方向に延び、こ
れを満たし、支持脚64の自由端66が、シールボディ
40の保持耳部72及び締結部材42の保持フランジ7
4から長手方向に離れて、コンジット12のレイワイヤ
22のために、拡張支持脚部分64の間に受入れ領域を
形成する。
【0011】図4及び図5に示されているように、保持
耳部72は、半径方向に段を付けられた形状を有し、こ
の段付き形状は、シールボディ40がフレーム42に組
付けられたとき、保持フランジ74の前面76を超えて
前方に延びる最小径部分と、フランジ74に対して同一
平面で下に敷かれた関係に配置された部分より、相対的
に大きな直径の中径部分とを有し、フランジ74の前面
76と共通平面に配置されたOリングシート90の一部
分を形成している。肩部94が、フランジ74の後面に
当接する関係で配置され、シールボディ40をフレーム
42のソケット58の中に挿入できる度合い制限し、フ
レーム42に対して長手挿入方向へ更に動かないよう
に、シールボディ40を支持する。換言すれば、肩部9
4とフランジ74の当接により、シールボディ40とフ
レーム42が完全に組み立てられた状態が作られる。し
かしながら、当業者は、第2の端50、56の領域で
の、シールボディ40及び締結具42間で成形されたイ
ンターロック特徴などの、これら2つの部品間の完全組
み立て状態を達成するための、他の別の設計に気付くで
あろう。個々の(ルースピースの)シールボディ40と
フレーム42を成形し、これらを上述した方法で一緒に
組み立てた後、これらを、後述する方法で、コンジット
12に取付ける。図4に示されているように、シールボ
ディ40とフレーム42のサブアッセンブリ(副集成部
品)を、被覆を取除いたコンジット12の端とともに、
プラスチック成形金型の金型キャビティ内に位置決めす
る。その後、コネクタ44を、シールボディ40、フレ
ーム42及びコンジット12の回りで、同時に成形し、
これらの間を密封的に相互連結する。支持脚64の自由
端66は、コネクタ44のオーバーモールド中、コンジ
ット12を、シールボディ40とフレーム42に対して
適応に配置するように、コンジット12の先端が接触し
て配置される係止面を備えている。図示はしないが、シ
ース24の一部分が取り除かれて、所定長のロングレイ
ワイヤ22が露出している。このようにして、支持脚6
4と包囲コネクタ44が、ロングレイワイヤ22を、円
周方向に連続して外側で半径方向にそして長手方向に支
持するように機能する。コンジット12の有機ポリマー
の外側シース24の回りにコネクタ44を成形すること
は、これらの間の化学的結合によって強化され、高い強
度および水密連結を提供する。
【0012】上述したように、コネクタ44は、シール
ボディ40とフレーム42の両方と係合するように成形
される。図4に示されているように、コネクタ44は、
シールボディ40の保持耳部72およびフレーム42の
保持フランジ74を中に捕捉して、コネクタ44に対し
て長手方向に動かないようにシールボディ40とフレー
ム42を固定する連結リップ98とともに成形されてい
る。連結リップ98は、バネフィンガ70の支持面71
に対して長手方向に離れて対向する関係で配置された、
横方向に延びる当接面106を備え、当接面106と支
持面71の間隔は、一般的には設計により、エンドフィ
ッティング34が取付けられる支持構造部材38の厚さ
に対応している。連結リップ98および当接面106の
特定の寸法は、Oリングポケットを形成するように、シ
ールボディ40とフレーム42と関連して設計される。
弾性Oリングシール110は、ポケット内に配置するの
がよく、又、シール用Oリングの用途に通常利用される
多くの弾性材料のいずれか、例えばニトラル(Nytral)で
形成されているのがよい。図2及び図7は、リングシー
ル110がポケットから取外された状態を示す。Oリン
グシール110は、矯正されていない状態で、シール1
10の一部分が、ポケットの外に、即ち、当接面106
を超えて延びるように、ポケットの深さより相対的に大
きい、所定の厚さを有している。Oリングシール110
は、Oリングシールを圧縮荷重により変形させてポケッ
トの中に完全に入れられるように、ポケットの容積より
相対的に小さな所定容積を有している。
【0013】使用中、エンドフィッティング34を、自
動車のフレームあるいは自動車のパーキングブレーキ用
ブレーキドラムのハウジングなどの支持構造部材38の
開口36に取付ける。フレーム42のバネフィンガ70
を、開口36の中を長手方向に前進させて、バネフィン
ガ70が開口36の中を通るとき、開口の相対的に小さ
な径によって、バネフィンガ70を先ず半径方向内方
に、次いで、半径方向外方に撓ませることによって、バ
ネフィンガ70の支持面を支持構造部材38の後側面に
係止係合させて、連結を達成する。バネフィンガ70が
開口36の中を通過しているとき、Oリングシール11
0は、支持構造部材38の前側面に係合し、開口36を
囲みかつこれを封鎖する。更に、バネフィンガ70を前
進させると、Oリングシール110が、支持構造物38
と、フランジ74およびOリングシート90の露出部分
との間で圧縮される。ポケットの相対的に大きな容積
が、コネクタ44の当接面106が支持構造部材38の
前側面と向かい合うまで、Oリング110が圧縮荷重に
よりポケットの中に変形させられることを可能にする。
当接面106と支持構造部材38とが、バネフィンガ7
0が開口を通過するのと略同時に、係合するのが好まし
い。当接面106と支持構造部材38との係合が、Oリ
ングシール110のそれ以上の変形を防止し、シール1
10を、作動中の過度の圧縮荷重から隔離する一方、O
リングシール110が、エンドフィッティング34と支
持構造部材38の間でシールを維持することを可能にす
る。
【0014】エンドフィッティング34を開口36を通
して挿入して、支持構造部材38と完全に係合させるの
に必要な力は、約12フートポンドだけであり、この結
果、容易に取付けることができる。上記の技術を考慮し
て、本発明の多くの改良および変更が、可能であること
が明らかである。したがって、参照番号が単に便宜上の
ものであり、制限的なものではない特許請求の範囲に記
載された思想の範囲内で、上述したものとは異なった方
法で、本発明を実施できることが解る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様の運動伝達用遠隔制御組
立体が、コンジットの両端で、自動車の支持構造部材に
取付けられている状態を示す図面である。
【図2】 本発明の組立体の一実施態様の一端を拡大し
た斜視図である。
【図3】 本発明の組立体の一実施態様の、図2に示さ
れた部分の側面図である。
【図4】 コアエレメントとOリングシールとを含む、
本発明の組立体の図3と同じ部分の長手方向断面図であ
る。
【図5】 ケーブルシールボディと締付け部品の分解斜
視図である。
【図6】 図5の6−6線に沿った端面である
【図7】 Oリングシールを省略した、図4の7−7線
に沿った断面図である。
【図8】 図4の8−8線に沿った断面図である。
【図9】 図4の9−9線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 運動伝達遠隔制御組立体 12 コンジット 14 ボア 16 端 18 端 22 ロングレイワイヤ 24 シース 26 コアエレメント 34 エンドフィッティング 38 支持構造部材 40 シールボディ 42 フレーム(締結部材) 44 コネクタ 47 管状部分 52 ワイパー部分 64 支持脚 66 自由端 70 バネフィンガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ エム ラペーリアー ザ サ ード アメリカ合衆国 ミシガン州 48051 チェスターフィールド メイプルリッジ 26300 (56)参考文献 特開 昭62−224715(JP,A) 実開 昭53−140835(JP,U) 実開 平5−57424(JP,U) 実公 昭60−34811(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 1/10 B60T 7/10 F16C 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動を湾曲経路に沿って伝えるための運
    動伝達遠隔制御組立体であって、 両端と該両端間に延びるボアとを有し、前記端が支持構
    造部材(38)の開口(36)に保持されるようになっ
    ている可撓性コンジット(12)と、 前記コンジット(12)のボア内に摺動自在に支持さ
    れ、前記コンジット(12)のボアから延びる露出する
    長さ部分を有する可撓性コアエレメント(26)と、 相対的に弾性の大きい第1の有機ポリマー材料で形成さ
    れ且つ前記コンジット(12)の一方の端から延びるシ
    ールボディ(40)であって、前記コアエレメント(2
    6)の露出した長さ部分と拭うように係合するワイパー
    部分(52)を備えるシールボディ(40)と、 前記シールボディ(40)の回りに配置されたフレーム
    (42)であって、該フレーム(42)が前記支持構造
    部材(38)の開口(36)を通って前進するとき半径
    方向に撓むことができ前記コンジット(12)を支持構
    造部材(38)上の作動位置に保持する少なくとも1つ
    のバネフィンガ(70)を備え且つ前記第1の有機ポリ
    マー材料より剛性の大きい第2の有機ポリマー材料で形
    成されたフレーム(42)とを備えた運動伝達遠隔制御
    組立体において、 前記バネフィンガ(70)の反対側で、前記支持構造部
    材(38)に係合する横方向に延びる当接面(106)
    を有するコネクタ(44)であって、前記コンジット
    (12)及び前記シールボディ(40)及び前記フレー
    ム(42)の回りで、有機ポリマーで同時に成形され、
    前記シールボディ(40)及び前記フレーム(42)
    を、水分不浸透性ユニットとして、前記コンジット(1
    2)に取付けるコネクタ(44)を備えたこと、 を特徴とする運動伝達遠隔制御組立体。
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