JP2845737B2 - ノード演算パイプライン - Google Patents
ノード演算パイプラインInfo
- Publication number
- JP2845737B2 JP2845737B2 JP5280986A JP28098693A JP2845737B2 JP 2845737 B2 JP2845737 B2 JP 2845737B2 JP 5280986 A JP5280986 A JP 5280986A JP 28098693 A JP28098693 A JP 28098693A JP 2845737 B2 JP2845737 B2 JP 2845737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaluation
- node
- evaluation execution
- execution means
- execution
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Advance Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノード演算パイプライ
ン、特にレベルソートアルゴリズムに基づいて作成され
たモデルをシミュレーションするノード演算パイプライ
ンに関する。
ン、特にレベルソートアルゴリズムに基づいて作成され
たモデルをシミュレーションするノード演算パイプライ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のノード演算パイプライン
の一例は図5に示すように、評価順序決定手段502
と、この評価順序決定手段502に1:1で接続された
評価実行手段503と、評価実行手段503と1:1で
接続された評価結果伝搬手段504とを有する。
の一例は図5に示すように、評価順序決定手段502
と、この評価順序決定手段502に1:1で接続された
評価実行手段503と、評価実行手段503と1:1で
接続された評価結果伝搬手段504とを有する。
【0003】評価順序決定手段502によって評価の実
行を決定されたノードは、データパス505を介して評
価実行手段503に渡される。
行を決定されたノードは、データパス505を介して評
価実行手段503に渡される。
【0004】評価実行手段503によって求められた評
価結果はデータパス506に介して評価結果伝搬手段5
04に渡される。
価結果はデータパス506に介して評価結果伝搬手段5
04に渡される。
【0005】評価結果伝搬手段504は、データパス5
07を介して評価順序決定手段502に評価結果を伝搬
させる。
07を介して評価順序決定手段502に評価結果を伝搬
させる。
【0006】本例の模式的なタイムチャートは図6に示
すとおりである。図6から明らかなように、評価順序決
定手段502および評価結果伝搬手段504の処理時間
に比較して、評価実行手段503の処理時間が長い場合
には、評価順序決定手段502および評価結果伝搬手段
503にアイドル状態が発生する。
すとおりである。図6から明らかなように、評価順序決
定手段502および評価結果伝搬手段504の処理時間
に比較して、評価実行手段503の処理時間が長い場合
には、評価順序決定手段502および評価結果伝搬手段
503にアイドル状態が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のノード
演算パイプラインでは、比較的複雑な処理が要求される
評価実行手段がパイプラインネックとなる場合があるた
め、パイプラインのスループットが低下するという問題
がある。
演算パイプラインでは、比較的複雑な処理が要求される
評価実行手段がパイプラインネックとなる場合があるた
め、パイプラインのスループットが低下するという問題
がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプライン
は、レベルソートアルゴリズムに基づいて作成されたモ
デルをシミュレーションするノード演算パイプラインに
おいて、並列にノード演算を行なう複数個の評価実行手
段と、前記評価実行手段の動作状況に基づき評価実行手
段のうちの1つを選択する第1の選択手段を設けた評価
順序決定手段と、前記評価実行手段の動作状況に基づき
評価実行手段のうちの1つを選択する第2の選択手段を
設け、評価結果を前記評価順序決定手段に伝搬させる評
価結果伝搬手段とを有することを特徴とするノード演算
パイプライン。特徴とする。
は、レベルソートアルゴリズムに基づいて作成されたモ
デルをシミュレーションするノード演算パイプラインに
おいて、並列にノード演算を行なう複数個の評価実行手
段と、前記評価実行手段の動作状況に基づき評価実行手
段のうちの1つを選択する第1の選択手段を設けた評価
順序決定手段と、前記評価実行手段の動作状況に基づき
評価実行手段のうちの1つを選択する第2の選択手段を
設け、評価結果を前記評価順序決定手段に伝搬させる評
価結果伝搬手段とを有することを特徴とするノード演算
パイプライン。特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の第1の実施例の図1を参照すると、
本実施例は評価順序決定手段102と、評価順序決定手
段102と1:4に接続された評価結果伝搬手段104
とを有する。また、評価順序結果手段102中に評価実
行手段103の動作状況をモニタし、4個の評価実行手
段103から1つを選択する第1の選択手段105を設
け、評価結果伝搬手段104中には評価実行手段103
の動作状況をモニタし、4個の評価実行手段103から
1つを選択する第2の選択手段106を設けている。
本実施例は評価順序決定手段102と、評価順序決定手
段102と1:4に接続された評価結果伝搬手段104
とを有する。また、評価順序結果手段102中に評価実
行手段103の動作状況をモニタし、4個の評価実行手
段103から1つを選択する第1の選択手段105を設
け、評価結果伝搬手段104中には評価実行手段103
の動作状況をモニタし、4個の評価実行手段103から
1つを選択する第2の選択手段106を設けている。
【0010】評価順序決定手段102によって評価の実
行を決定されたノードは、データパス107を介して評
価実行手段103に渡される。この時、第1の選択手段
105は4個の評価実行手段103の動作状況を制御信
号108を介してモニタし、受け入れ可能な評価実行手
段103から1つを選択する。
行を決定されたノードは、データパス107を介して評
価実行手段103に渡される。この時、第1の選択手段
105は4個の評価実行手段103の動作状況を制御信
号108を介してモニタし、受け入れ可能な評価実行手
段103から1つを選択する。
【0011】評価実行手段103によって求められた評
価結果はデータパス109を介して評価結果伝搬手段1
04に渡される。この時、第2の選択手段106は4個
の評価実行手段103の動作を制御信号110を介して
モニタし、評価結果の存在する評価実行手段103から
1つを選択する。
価結果はデータパス109を介して評価結果伝搬手段1
04に渡される。この時、第2の選択手段106は4個
の評価実行手段103の動作を制御信号110を介して
モニタし、評価結果の存在する評価実行手段103から
1つを選択する。
【0012】評価結果伝搬手段104は、データパス1
11を介して評価順序決定手段102に評価結果を伝搬
させる。
11を介して評価順序決定手段102に評価結果を伝搬
させる。
【0013】図3は本実施例の模式的なタイムチャート
を示す。本実施例においては、評価順序決定手段102
および評価結果伝搬手段104に対して1:4に評価実
行手段103が接続されている。この結果、図3のよう
に複数の評価実行手段103が並列に動作することによ
り、評価順序決定手段202および評価結果伝搬手段2
04の処理時間に比較して評価実行手段203の処理時
間が長い場合においてもスループットを低下させること
なく処理が可能である。
を示す。本実施例においては、評価順序決定手段102
および評価結果伝搬手段104に対して1:4に評価実
行手段103が接続されている。この結果、図3のよう
に複数の評価実行手段103が並列に動作することによ
り、評価順序決定手段202および評価結果伝搬手段2
04の処理時間に比較して評価実行手段203の処理時
間が長い場合においてもスループットを低下させること
なく処理が可能である。
【0014】次に、本発明の第2の実施例を示す図2を
参照すると、本実施例は評価順序決定手段202と、評
価順序手段202と1:4に接続された4つの評価実行
手段203と、評価実行手段203と4:1に接続した
評価結果伝搬手段504とを有する。
参照すると、本実施例は評価順序決定手段202と、評
価順序手段202と1:4に接続された4つの評価実行
手段203と、評価実行手段203と4:1に接続した
評価結果伝搬手段504とを有する。
【0015】また、評価順序決定手段202中にはノー
ド単位に特定の評価実行手段203での実行を指定可能
な評価実行手段指定情報212と、評価実行手段指定情
報212と評価実行手段203の動作状況から4個の評
価実行手段203のうちの1つを選択する第1の選択手
段205を、評価結果伝搬手段204中には評価実行手
段203の動作状況をモニタし、4個の評価実行手段2
03のうちの1つを選択する第2の選択手段506を有
する。さらに、評価実行手段203のそれぞれにはノー
ドに対応した情報を格納可能なローカルメモリ213を
設けている。
ド単位に特定の評価実行手段203での実行を指定可能
な評価実行手段指定情報212と、評価実行手段指定情
報212と評価実行手段203の動作状況から4個の評
価実行手段203のうちの1つを選択する第1の選択手
段205を、評価結果伝搬手段204中には評価実行手
段203の動作状況をモニタし、4個の評価実行手段2
03のうちの1つを選択する第2の選択手段506を有
する。さらに、評価実行手段203のそれぞれにはノー
ドに対応した情報を格納可能なローカルメモリ213を
設けている。
【0016】評価順序決定手段202によって評価の実
行を決定されたノードは、データパス207を介して評
価実行手段203に渡される。この時、第1の選択手段
205が当該ノードの評価実行手段指定情報212を参
照し、評価実行手段203が指定されていたならば指定
された評価実行手段203を選択する。評価実行手段2
03が指定されていなかったならば、4個の評価実行手
段203の動作状況を制御信号208を介してモニタ
し、受け入れ可能な評価実行手段203のうちの1つを
選択する。評価実行手段203では、ノードの評価が行
われる。評価実行手段203中のローカルメモリ213
はノード評価時におけるノードの内部状態の格納および
その参照のために使用される。
行を決定されたノードは、データパス207を介して評
価実行手段203に渡される。この時、第1の選択手段
205が当該ノードの評価実行手段指定情報212を参
照し、評価実行手段203が指定されていたならば指定
された評価実行手段203を選択する。評価実行手段2
03が指定されていなかったならば、4個の評価実行手
段203の動作状況を制御信号208を介してモニタ
し、受け入れ可能な評価実行手段203のうちの1つを
選択する。評価実行手段203では、ノードの評価が行
われる。評価実行手段203中のローカルメモリ213
はノード評価時におけるノードの内部状態の格納および
その参照のために使用される。
【0017】評価実行手段203によって求められた評
価結果はデータパス209を介して評価結果伝搬手段2
04に渡される。この時、第2の選択手段206は4個
の評価実行手段203の動作を制御信号210を介して
モニタし、評価結果の存在する評価実行手段203のう
ちの1つを選択する。
価結果はデータパス209を介して評価結果伝搬手段2
04に渡される。この時、第2の選択手段206は4個
の評価実行手段203の動作を制御信号210を介して
モニタし、評価結果の存在する評価実行手段203のう
ちの1つを選択する。
【0018】評価結果伝搬手段204は、データパス2
11を介して評価順序決定手段202に評価結果を伝搬
させる。
11を介して評価順序決定手段202に評価結果を伝搬
させる。
【0019】図4は本実施例の模式的なタイムチャート
を示す。本実施例においては、特定の評価実行手段20
3は指定されていないノードを前述の第1の実施例にお
けるのと同様に処理する。一方、特定の評価実行手段2
03が指定されているノードは、指定された評価実行手
段203に実行させる。図4中の「a」「b」「c」は
特定の評価実行手段203が指定されていないノードを
表わし、「M」は特定の評価実行手段203が指定され
たノードを示す。評価順序決定手段202においてノー
ドMが処理された場合、特定の評価実行手段203が他
のノードの処理中であったならば、ノードMの投入は待
たさせる。これらの機構によって、特定のノードを特定
の評価実行手段203で実行することが可能となる。
を示す。本実施例においては、特定の評価実行手段20
3は指定されていないノードを前述の第1の実施例にお
けるのと同様に処理する。一方、特定の評価実行手段2
03が指定されているノードは、指定された評価実行手
段203に実行させる。図4中の「a」「b」「c」は
特定の評価実行手段203が指定されていないノードを
表わし、「M」は特定の評価実行手段203が指定され
たノードを示す。評価順序決定手段202においてノー
ドMが処理された場合、特定の評価実行手段203が他
のノードの処理中であったならば、ノードMの投入は待
たさせる。これらの機構によって、特定のノードを特定
の評価実行手段203で実行することが可能となる。
【0020】本実施例によれば特定のノード処理に複数
クロックを要する場合、評価実行手段指定情報として、
特定の評価実行手段203を指定することにより、一定
の評価実行手段203で連続してノード処理が行える。
このとき当該ローカルメモリ213には前クロック時の
処理結果が記録されているので便利である。
クロックを要する場合、評価実行手段指定情報として、
特定の評価実行手段203を指定することにより、一定
の評価実行手段203で連続してノード処理が行える。
このとき当該ローカルメモリ213には前クロック時の
処理結果が記録されているので便利である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、複数の評
価実行手段を並列に動作させることにより、評価実行手
段の見かけのスループットを向上させることが可能であ
り、評価実行手段において複雑な処理を行った場合で
も、パイプラインネックの発生を防止し、ノード評価パ
イプラインのスルーイットを向上させることができると
いう効果がある。
価実行手段を並列に動作させることにより、評価実行手
段の見かけのスループットを向上させることが可能であ
り、評価実行手段において複雑な処理を行った場合で
も、パイプラインネックの発生を防止し、ノード評価パ
イプラインのスルーイットを向上させることができると
いう効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1の実施例のタイムチャートである。
【図4】図2の実施例のタイムチャートである。
【図5】従来の一例を示すブロック図である。
【図6】図5の従来のタイムチャートである。
102 評価実行順序決定手段 103 評価実行手段 104 評価結果伝搬手段 105 第1の選択手段 106 第2の選択手段 202 評価実行順序決定手段 203 評価実行手段 204 評価結果伝搬手段 205 第1の選択手段 206 第2の選択手段 212 評価実行手段指定情報 213 ローカルメモリ 502 評価実行順序決定手段 503 評価実行手段 504 評価結果伝搬手段
Claims (2)
- 【請求項1】 レベルソートアルゴリズムに基づいて作
成されたモデルをシミュレーションするノード演算パイ
プラインにおいて、並列にノード演算を行なう複数個の
評価実行手段と、 前記評価実行手段の動作状況に基づき評価実行手段のう
ちの1つを選択する第1の選択手段を設けた評価順序決
定手段と、 前記評価実行手段の動作状況に基づき評価実行手段のう
ちの1つを選択する第2の選択手段を設け、評価結果を
前記評価順序決定手段に伝搬させる評価結果伝搬手段と
を有することを特徴とするノード演算パイプライン。 - 【請求項2】 前記評価順序決定手段内に、前記第1の
選択手段によって参照される評価実行手段指定情報を含
ませ、また前記評価実行手段ごとに当該ノード固有の情
報を記憶するローカルメモリを設けたことを特徴とする
請求項1記載のノード演算パイプライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280986A JP2845737B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ノード演算パイプライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280986A JP2845737B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ノード演算パイプライン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134731A JPH07134731A (ja) | 1995-05-23 |
JP2845737B2 true JP2845737B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17632668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5280986A Expired - Lifetime JP2845737B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ノード演算パイプライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845737B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5280986A patent/JP2845737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07134731A (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980929 |