JP2844748B2 - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム

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JP2844748B2 JP1301490A JP30149089A JP2844748B2 JP 2844748 B2 JP2844748 B2 JP 2844748B2 JP 1301490 A JP1301490 A JP 1301490A JP 30149089 A JP30149089 A JP 30149089A JP 2844748 B2 JP2844748 B2 JP 2844748B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は太陽電池と電力貯蔵用電池設備との間で電力
融通を行なう太陽光発電システムに関するものである。
B.発明の概要 本発明は、太陽光発電設備と電力貯蔵用電池設備との
間で電力を融通して受電負荷に交流電力を供給する太陽
光発電システムにおいて、完全放電を必要とする電力貯
蔵用電池設備を複数備えて、これらを完全放電させた状
態で順番に切換えることにより、各電力貯蔵用電池設備
の電池寿命を向上させ、かつ受電負荷へ安定した電力を
供給できるようにしたものである。
C.従来の技術 省エネルギーの観点から太陽光,風力等の自然エネル
ギーを有効利用する発電技術が考えられている。この自
然エネルギーは天候等の自然現象により供給量が左右さ
れるという欠点はあるが、無限でクリーンなエネルギー
源を供給できることから有望視されている。
これらの自然エネルギーのうち太陽光を利用した太陽
電池は、ある値以上のエネルギーをもつ光を受けると半
導体の光起電力効果によって光エネルギーが電子に与え
られ、PN接合部付近に電子と正孔が生じる。PN接合部付
近の電子と正孔は、内部電界により電子はN型領域へ、
正孔はP型領域へ引き寄せられ、N型領域は負に、P型
領域は正に帯電して起電力が発生する。この太陽電池を
用いれば、光の照射が続くかぎり、光エネルギーを電気
エネルギーに変換し電力として取り出すことができる。
ところが、太陽電池を用いた太陽光発電設備では、太
陽電池の出力が日照の強さにより大きく変動するため
に、太陽光が充分に強い日照時間帯では余剰電力が生
じ、また太陽光が弱いときとか夜間は受電負荷に対して
電力が不足し、電力を安定に供給することができない。
そこで、受電負荷に安定した電力を供給するために、日
照時間帯に発生する余剰電力を電力貯蔵用電池設備に貯
蔵し、受電負荷への供給電力が低下したときに電力貯蔵
用電池設備から貯蔵電力を放出することで太陽光発電設
備の出力をより有効に活用する太陽光発電システムが考
えだされた。
従来、この種の太陽光発電システムとして第5図に示
すように構成したものがある。この太陽光発電システム
によれば、太陽電池を用いた太陽光発電設備51で発電し
た直流電力は充放電制御装置52を介して直交変換装置53
に供給され、ここで交流電力に変換され昇圧変圧器54で
昇圧されて受電負荷へ送電される。このとき、太陽光が
充分に強く余剰電力が生ずると、余剰電力は充放電制御
装置52にて制御され電力貯蔵用電池設備55に充電され
る。また、太陽光が弱いときとか夜間には、電力貯蔵用
電池設備55から貯蔵電力が充放電制御装置52を介して上
述と同様に受電負荷へ供給される。
現在、太陽光発電システムの電力貯蔵用電池設備55に
は鉛蓄電地が主に使用されているが、この鉛蓄電地は過
放電による電流電圧が低下し過ぎると電池寿命を著しく
縮めるため、呼称容量の60〜65%程度の実用容量でしか
使用することができなかった。
そこで、太陽光発電システムを効率的に利用するため
には大電力を貯蔵できる新型の電力貯蔵用電池設備が必
要となる。この種の新型電力貯蔵用電池設備として、例
えば陰極の活物質に亜鉛を用いた亜鉛−臭素電池があ
る。この亜鉛−臭素電池は過放電に強く、呼称容量の10
0%の実用容量で使用できる特長を有し、100%放電させ
ても一向に差し支えのない事が、従来の鉛電池に比して
大きな利点である。この亜鉛−臭素電池を太陽光発電シ
ステムに適用した場合、貯蔵電力をほぼ100%有効利用
することが可能となり、太陽光が弱いときとか夜間時に
貯蔵電力を受電負荷へ安定して供給することができる。
ところが、この亜鉛−臭素電池は放電に際して完全に
放電を完了させないと、次の放電で亜鉛の電析が適正に
なされなくなり電池性能が劣化するおそれがある。この
ため、亜鉛−臭素電池のように完全放電を必要とする二
次電池では、そのつど完全に放電を完了させることが望
まれる。
D.発明が解決しようとする課題 従来技術に述べた太陽光発電システムでは、太陽光発
電設備51と1つの電力貯蔵用電池設備55の連系により、
受電負荷への電力の安定供給を図る方法がとられてい
る。この電力貯蔵用電池設備55に完全放電を必要とする
亜鉛−臭素電池を採用すると、1つの亜鉛−臭素電池で
太陽電池発電設備51の電力不足をバックアップしなけれ
ばならないため、太陽電池発電設備51の電力不足に備え
て電力貯蔵用電池設備(亜鉛−臭素電池)55に電力を充
分に貯蔵しておく必要がある。したがって、亜鉛−臭素
電池を完全に放電させることができず、この状態で充放
電を繰り返すことにより電池性能が劣化し、放電最終期
において受電負荷へ充分な電圧を供給することができな
くなる問題がある。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、完
全放電を必要とする電力貯蔵用電池設備を順次定期的に
完全に放電させることで、電力貯蔵用電池設備の電池寿
命を延ばすことができ、かつ電池性能を劣化かせること
なく受電負荷に安定した電力を供給することができる太
陽光発電システムを提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、太陽光発電設備
と電力貯蔵用電池設備との間で電力融通を行ない、上記
太陽光発電設備および上記電力貯蔵用電池設備の直流電
力を交流電力に変換して受電負荷に供給する太陽光発電
システムにおいて、上記電力貯蔵用電池設備として100
%の電力貯蔵容量に対してほぼ1/2の呼称容量に設定さ
れた2個の電力貯蔵用電池設備を設け、これら電池設備
を夫々開閉器を介して上記太陽光発電設備に連系させ、
上記電力貯蔵用電池設備を完全放電させた状態で順番に
切換えるように上記開閉器を開閉指令に基づいて開閉制
御する開閉器制御部と受光量に比例した出力を得る光セ
ンサとを設け、 上記開閉器制御部で設定値と上記光センサの出力とを
比較して余剰電力が発生する日照時間帯か否かの判定を
行うとともに、上記電力貯蔵用電池設備の各電池電圧に
基づいてどちらの電池設備が完全放電状態か否かを判定
し、判定結果から上記開閉器に開閉指令を与えることを
特徴とするものである。
F.作用 本発明に係る構成によれば、開閉器制御部の開閉指令
に基づいて開閉器を開閉制御し、太陽光発電設備からの
供給電力が不足しているときに複数の電力貯蔵用電池設
備を完全放電させた状態にした上で順番に切換えること
により、完全放電を必要とする電力貯蔵用電池設備を定
期的に完全放電させることができる。
G.実施例 以下、本発明の第一実施例を第1図,第2図に基づい
て説明する。
第1図は本発明に係る太陽光発電システムの概略的な
構成を示すブロック図であり、太陽電池を用いた太陽光
発電設備1で発電した直流電力は充放電制御装置2を介
して直交変換装置3に供給され、ここで直流電力は商用
周波数の交流電力に変換され昇圧変圧器4で昇圧されて
受電負荷へ送電される。ここまでは従来例(第5図)の
太陽光発電システムの構成と同じである。
この太陽光発電システムでは、大電力を貯蔵できる新
型の電力貯蔵用電池設備が必要となる。この新型の電力
貯蔵用電池設備としては、例えば陰極の活物質に亜鉛を
用いた亜鉛−臭素電池等がある。亜鉛−臭素電池は従来
技術で述べたように、過放電に強く、かつ貯蔵電力を10
0%活用できる特長を有する。ところが、この亜鉛−臭
素電池を太陽光発電システムに採用する場合には完全に
放電させることが要望される。
そこで、本実施例では、亜鉛−臭素電池を用いた電力
貯蔵用電池設備5,6を2個備え、これらの電力貯蔵用電
池設備5,6を開閉器7,8を介して充放電制御装置2に接続
し、開閉器7,8を開閉器制御部9の開閉指令に基づいて
各電力貯蔵用電池設備5,6を開閉制御し順番に完全放電
させるようにした。また、亜鉛−臭素電池は放電時に定
格電流の2倍強の電流を発生せしめることが可能なこと
から、2個の電力貯蔵用電池設備5,6を100%の電力貯蔵
容量に対して1/2の呼称容量に設定し、放電の際に一方
の電力貯蔵用電池設備5または6を定格電流で放電させ
るようにした。
上述の開閉器7,8を開閉器制御部9の開閉指令に基づ
いて開閉制御することにより、太陽光発電設備1の余剰
電力は充放電制御装置を介して各電力貯蔵用電池設備5,
6に貯蔵され、また太陽光発電設備1からの供給電力が
不足したときには各電力貯蔵用電池設備5,6を順番に完
全放電させ、この貯蔵電力を充放電制御装置2を介して
受電負荷へ供給する。
ここに用いられる開閉器制御部9は、受光量に比例し
たアナログ出力が得られる光センサ10からのアナログ量
に基づいて余剰電力が発生する日照時間帯か否かの判定
を行うとともに、電圧検出器11,12により検出された各
電力貯蔵用電池設備5,6の電池電圧に基づいて完全放電
状態か否かの判定を行ない、これらの判定結果から開閉
器7,8に開閉指令を与える。
このように構成した太陽光発電システムの動作を第2
図のタイムチャートに従って説明する。第1日目の0時
において、一方の電力貯蔵用電池設備5は充分に充電さ
れ、他方の電力貯蔵用電池設備6は充電されていないも
のとする。まず、第1日目の0時の時点では、開閉器制
御部9から開閉器7に閉指令が出力され、充電された電
力貯蔵用電池設備5だけが充放電制御装置2に接続され
る。これと同時に、開閉器制御部9で設定値と光センサ
10のアナログ出力が比較され余剰電力が発生する日照時
間帯T1か否かの判定が行われる。ここで、日照時間帯T1
でないと判定されている間は太陽発電設備1の供給電力
が不足している状態にあるので、電力貯蔵用電池設備5
から貯蔵電力が開閉器7,充放電制御装置2を介して受電
負荷に供給され、電力貯蔵用電池設備5の充電量は低下
する。そして、日照が強くなり、開閉器制御部9で余剰
電力が発生する日照時間帯T1であると判断されている間
は、開閉器制御部9から開閉器7,8に閉指令が出力され
る。この閉指令に基づいて開閉器7,8の接点が閉じて、
充放電制御装置2に両方の電力貯蔵用電池設備5,6が接
続される。このとき、太陽光発電設備1に余剰電力が発
生するため、その余剰電力は充放電制御装置2,開閉器7,
8を介して各電力貯蔵用電池設備5,6に貯蔵され、各電力
貯蔵用電池設備5,6は100%まで充電される。その後、第
1日目の日照時間帯T1が過ぎると、開閉器制御部9から
開閉器7に閉指令が継続して出力されるとともに、開閉
器8に開指令が出力される。これにより、前回完全に放
電動作しなかった電力貯蔵用電池設備5だけが充放電制
御装置2に接続される。この電力貯蔵用電池設備5の貯
蔵電力は充放電制御装置2を介して受電負荷に送電さ
れ、夜間に完全放電する。
このとき、開閉器制御部9で電圧検出器11により検出
された電力貯蔵用電池設備5の電池電圧に基づいて完全
放電状態であると判定されると、開閉器7に開指令が出
力されるとともに開閉器8に閉指令が出力される。この
開閉指令に基づいて各開閉器7,8が切換えられ、充電が
完了している電力貯蔵用電池設備6が充放電制御装置2
に接続される。その後、開閉器制御部9により第2日目
の余剰電力が発生する日照時間帯T2を判定するまでの間
は、電力貯蔵用電池設備6から貯蔵電力が開閉器8,充放
電制御装置2を介して受電負荷に送電され、電力貯蔵用
電池設備6の充電量は低下する。そして、開閉器制御部
9により第2日目の日照時間帯T2が判定されると、開閉
器7,8に閉指令が出力され、両方の電力貯蔵用電池設備
5,6が充放電制御装置2に接続される。この日照時間帯T
2の間は、太陽光発電設備1の余剰電力が充放電制御装
置2,開閉器7,8を介して各電力貯蔵用電池設備5,6に貯蔵
される。
以後、上述と同様の制御パターンを繰り返すことによ
り、太陽光発電設備1の余剰電力を各電力貯蔵用電池設
備5,6に貯蔵し、かつ太陽光発電設備1の供給電力が不
足したときには各電力貯蔵用電池設備5,6の一方を完全
放電させた状態で切換接続することができる。
したがって、このような構成によれば、複数の完全放
電を必要とする電力貯蔵用電池設備5,6を開閉器7,8を介
して太陽光発電設備1に連系し、開閉器7,8を開閉器制
御部9の開閉指令に基づいて開閉制御することにより、
複数の電力貯蔵用電池設備5,6を完全放電させた状態で
順番に切換えることができるため、各電力貯蔵用電池設
備5,6を定期的に完全放電させることができる。その結
果、電力貯蔵用電池設備5,6に完全放電を必要とする亜
鉛−臭素電池等の二次電池を用いた場合には、定期的に
完全放電させることによって電池性能の劣化を防止する
ことができるため、電池の寿命を著しく延ばすことがで
き、かつ呼称容量のほぼ100%の実用容量で使用するこ
とが可能となり放電最終期において受電負荷へ充分な電
力を安定して供給することができる。
また、亜鉛−臭素電池は放電時に定格電流の2倍強の
電流を発生せしめても全く問題が無いという特長を有す
る。この特長を生かして、2個の電力貯蔵用電池設備5,
6を従来技術の電力貯蔵用電池設備と同程度の電力貯蔵
容量に対して1/2の呼称容量に設定することができるた
め、本来、従来技術に比して小容積な電力貯蔵用電池設
備5,6を一層コンパクト化することが可能となる。
次に、本発明の第二実施例を第3図,第4図に基づい
て説明する。
この実施例は、第3図に示すように各電力貯蔵用電池
設備5,6の同極同士を開閉器31を介して接続し、放電の
最終時期に他方の電力貯蔵用電池設備5または6から逆
電圧を課して放電を強制するようにしたもので、他の構
成は上述の第一実施例と同様なので省略してある。この
開閉器31は開閉器制御部9の開閉指令に基づいて開閉制
御される。この場合、電圧検出器11,12により検出され
た放電状態にある電力貯蔵用電池設備5または6の電池
電圧がある値まで下ったときに、開閉器制御部9から開
閉器31に対して所定の時間だけ閉指令が与えられる。例
えば、第4図のタイムチャートに示すように一方の電力
貯蔵用電池設備5が放電最終時期になると、第一実施例
と同様に開閉器制御部からの開閉指令により開閉器7,8
が切換えられ、充電が完了している他方の電力貯蔵用電
池設備6が充放電制御装置に接続される。このとき、開
閉器31は開閉器制御部9の閉指令によって所定時間Δt
だけ閉じ、放電最終時期に至った電力貯蔵用電池設備5
に他方の電力貯蔵用電池設備6から逆電圧が印加され
る。この場合、第3図に示すように抵抗32を設けて、放
電促進電流の値を制限することも可能である。
したがって、このような構成によれば、一方の電力貯
蔵用電池設備5または6が放電最終時期に至ったときに
充電が完了した他方の電力貯蔵用電池設備6または5か
ら逆電圧を課して放電を強制することができるため、上
述の第一実施例に比べて各電力貯蔵用電池設備5,6の完
全放電をより一層促すことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施す
ることができる。
例えば、上記実施例では余剰電力が発生する日照時間
帯を特定する手段として受光量に比例したアナログ出力
が得られる光センサを用いたが、設定タイマを用いて余
剰電力が発生する日照時間帯を特定することもできる。
H.発明の効果 以上に述べたように、本発明によれば、完全放電を必
要とする電力貯蔵用電池設備を複数備えることで、各電
力貯蔵用電池設備を順に切換えて完全放電させることが
できるため、電池の寿命を著しく延ばすことができ、か
つ電池性能を劣化させることなく受電負荷に安定した電
力を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の概略的な構成を示すブロ
ック図、第2図は同実施例を説明するためのタイムチャ
ート、第3図は本発明の第二実施例の要部を示す結線
図、第4図は同実施例を説明するためのタイムチャー
ト、第5図は従来の太陽光発電システムの概略的な構成
を示すブロック図である。 1……太陽光発電設備、2……充放電制御装置、3……
直交変換装置、4……昇圧変圧器、5,6……電力貯蔵用
電池設備、7,8……開閉器、9……開閉器制御部、10…
…光センサ、11,12……電圧検出器、31……開閉器、32
……抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽光発電設備と電力貯蔵用電池設備との
    間で電力融通を行ない、上記太陽光発電設備および上記
    電力貯蔵用電池設備の直流電力を交流電力に変換して受
    電負荷に供給する太陽光発電システムにおいて、 上記電力貯蔵用電池設備として100%の電力貯蔵容量に
    対してほぼ1/2の呼称容量に設定された2個の電力貯蔵
    用電池設備を設け、これら電池設備を夫々開閉器を介し
    て上記太陽光発電設備に連系させ、上記電力貯蔵用電池
    設備を完全放電させた状態で順番に切換えるように上記
    開閉器を開閉指令に基づいて開閉制御する開閉器制御部
    と受光量に比例した出力を得る光センサとを設け、 上記開閉器制御部で設定値と上記光センサの出力とを比
    較して余剰電力が発生する日照時間帯か否かの判定を行
    うとともに、上記電力貯蔵用電池設備の各電池電圧に基
    づいてどちらの電池設備が完全放電状態か否かを判定
    し、判定結果から上記開閉器に開閉指令を与えることを
    特徴とする太陽光発電システム。
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