JP2844077B2 - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

水中油型乳化化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水中油型乳化化粧料に関し、更に詳細に
は、撥水性に優れて良好な化粧膜を形成し、使用感、使
用性、経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関す
る。
[従来の技術及びその課題] 水中油型乳化化粧料は、連続相が水性成分で構成され
ているため次のような特徴を有する。
a.軽いなめらかなのび、違和感のなさ、さっぱり感等の
使用感が良い。
b.比較的製造が容易である。
c.温度に対する影響を受けにくい。
d.水性増粘剤、ゲル化剤が豊富なため安定化が容易であ
る。
e.油の種類、量を変化させることにより、感触や性状を
種々変化させ、広がりをもたせることが可能である。
従って、化粧品のみならず、医薬品、食品等の基剤と
して幅広く利用されている。
しかしながら、水中油型乳化化粧料は油中水型乳化化
粧料と比較して、肌への親和性、トリートメント効果、
撥水性等で劣る面があった。そこで、撥水性を高める手
段として、炭化水素油やシリコーン油等の極性の低い
油剤を被乳化油として使う、被乳化油中の固形油剤の
量を増す、低HLBの界面活性剤を使用する、界面活
性剤の使用量を下げること等が行なわれてきたが、又
はでは、使用時に重い油感、べたつき等の使用感の悪
さと、油光り等を伴い、水中油型乳化化粧料の特徴であ
る軽いなめらかなのび、違和感のなさ等を著しく損ねた
り、又はは良好な乳化状態を得難く、安定性が悪い
等の欠点があり充分満足すべきものが、得られなかっ
た。
従って、感触的に優れると共に持続性の高い撥水効果
を有し、しかも安定性も良好な水中油型乳化化粧料が切
望されていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記実情に鑑み鋭意研究を行なった結
果、水中油型乳化化粧料の油剤成分中に特定のオルガノ
シロキサン側鎖を有するアクリル−シリコーン系グラフ
ト共重合体と揮発性炭化水素油を特定割合含有せしめれ
ば、水中油型乳化化粧料のなめらかなのび、油感が感じ
られない等の優れた使用感を有しながら、撥水性が非常
によくて良好な化粧膜を形成し、しかも安定性が良好な
水中油型乳化化粧料が得られることを見出し、本発明を
完成した。
すなわち、本発明は、油剤成分が(A)、(B)及び
(C) (A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメ
チルポリシロキサン化合物(イ)と、アクリレート及び
/又はメタクリレートの一種又は2種以上の合計量が50
重量%以上を占めるラジカル重合性モノマー(ロ)とを
ラジカル共重合して得たアクリル−シリコーン系グラフ
ト共重合体 2〜40重量% (B)揮発性炭化水素油 20〜60重量% (C)上記(A)及び(B)成分以外の油剤 2〜40重量% からなり、且つ該油剤成分中の(A)及び(B)の総量
が60〜98重量%である油剤成分を化粧料全体の10〜40重
量%配合したことを特徴とする水中油型乳化化粧料を提
供するものである。
本発明の(A)成分であるアクリル−シリコーン系グ
ラフト共重合体は分子鎖の片末端にラジカル重合性基を
有するジメチルポリシロキサン化合物(イ)と、アクリ
レート及び/又はメタクリレートの一種又は二種以上の
合計量が50重量%以上を占めるラジカル重合性モノマー
(以下、「アクリレート及び/又はメタクリレートを主
体とするラジカル重合性モノマー」という)(ロ)とを
ラジカル共重合せしめることにより合成されるものであ
る。
分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメチル
ポリシロキサン化合物(イ)は、例えば下記の一般式
(1)で表されるものがあげられる。
(式中、Meはメチル基、R1はメチル基又は水素原子、R2
はエーテル結合1個又は2個で遮断されることのある直
鎖状又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素数1〜10の2価
の飽和炭化水素基を示し、lは3〜300の数を示す) R2は、エーテル結合1個又は2個で遮断されることの
ある直鎖状又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素数1〜10
の2価の飽和炭化水素基であるが、具体的には、例えば
−CH2−,CH2 、CH2 、CH2 、CH2
10、−CH2−CH(CH3)−CH2−、−CH2CH2OCH2CH2CH
2−、−CH2CH2OCH2CH(CH3)CH2−、−CH2CH2OCH2CH2OC
H2CH2CH2−等が挙げられる。
lは3〜300の数であるが、好ましくは5〜100の範囲
である。この数が3未満であると化粧膜の撥水性が充分
でなかったり、(B)成分等の油剤成分との相溶性が低
下するため好ましくなく、300を越えると得られるアク
リル−シリコーン系グラフト共重合体のガラス転移点が
低下しすぎるため、粘稠な液体となってしまい、結果と
して油感の強い化粧膜を形成し、好ましくない。
このジメチルポリシロキサン化合物(1)は、例え
ば、下記一般式(2)で表される(メタ)アクリレート
置換クロロシラン化合物と一般式(3)で表される末端
水酸基置換ジメチルポリシロキサンとを常法に従い、脱
塩酸反応させることにより得ることができるが、これに
限定されるものではない。
(式中、Me、R1及びR2は前記と同じものを示す) (式中、Me及びlは前記と同じものを示す) ジメチルポリシロキサン化合物の好ましい具体例とし
ては、以下に示すものが挙げられる。
(式中、Meはメチル基を示す) 一方、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体
とするラジカル重合性モノマー(ロ)は、ラジカル重合
性不飽和結合を分子中に1個有する化合物を意味し、使
用されるアクリレート及び/又はメタクリレートとして
は、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
フルオロ炭素鎖1〜10のパーフロロアルキル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。
ここでラジカル重合性モノマー(ロ)におけるアクリ
レート及び/又はメタクリレートの一種又は二種以上の
合計量は、ラジカル重合性モノマー(ロ)全体の50重量
%以上を占めることが必要である。これは、アクリレー
ト及び/又はメタクリレートの合計量が50重量%未満で
あると良好な化粧膜を得ることが出来ないからである。
本発明におけるラジカル重合性モノマーにおいて、上記
アクリレート及び/又はメタクリレート以外に必要に応
じて種々の化合物を使用することができる。具体例とし
ては、スチレン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)
アクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、フ
マル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレ
ン、プロピレン、ブタジエン、アクリロニトリル、フッ
化オレフィン等が挙げられる。
本発明において、分子鎖の片末端にラジカル重合性基
を有するジメチルポリシロキサン化合物(イ)とアクリ
レート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル
重合性モノマー(ロ)との重合比率(イ)/(ロ)は1/
19〜2/1の範囲内にあることが必要である。これは、1/1
9未満になり、ジメチルポリシロキサン化合物(イ)の
割合が少なくなりすぎると、化粧膜の耐水性が充分でな
かったり、(B)成分等の油剤成分に対する相溶性が低
下するため好ましくなく、反対に2/1を越えラジカル重
合性モノマー(ロ)の割合が少なくなりすぎると、出来
たアクリル−シリコーン系グラフト共重合体が粘稠とな
り、のび、広がりが悪くなってしまい好ましくない。
ジメチルポリシロキサン化合物(イ)とラジカル重合
性モノマー(ロ)との共重合はベンゾイルパーオキサイ
ド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニ
トリル等の通常のラジカル重合開始剤の存在下に行なわ
れ、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法、バルク重合
法のいずれの方法の適用も可能である。これらの中でも
溶液重合法は、得られるグラフト共重合体の分子量を最
適範囲に調製することが容易であることから好ましい方
法である。重合の際、用いられる溶媒としてはベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、
酢酸エチル、酢酸イソブチル等のエステル類、イソプロ
ピルアルコール、ブタノール等のアルコール類の一種又
は二種以上の混合物が挙げられる。
重合反応の温度は50〜180℃、好ましくは、60〜120℃
であり、この条件下5〜10時間程度反応せしめれば、反
応が完結する。
このようにして製造されるアクリル−シリコーン系グ
ラフト共重合体(A)は、GPCにおけるポリスチレン換
算の重量平均分子量が、約3,000〜約200,000、より好ま
しくは約5,000〜100,000であり、ガラス転移温度は−30
〜+60℃であるものが好ましい。
本発明におけるアクリル−シリコーン系グラフト共重
合体(A)はアクリル鎖の組成、シリコーン鎖長、置換
量等を変化させることにより物性を種々変えることがで
きる。
このアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は、本
発明水中油型乳化化粧料の有する高い撥水性のために重
要な成分であるが、この油剤成分中における配合量は2
〜40重量%の範囲である。この範囲から逸脱して2重量
%未満であると撥水効果が充分でなく、40重量%を越え
ると化粧料の粘度が高くなり、塗布しづらくなったり、
油感を感じるようになったりするので、好ましくない。
本発明の(B)成分である揮発性炭化水素油は常圧に
おける沸点が260℃以下の炭化水素であり、化粧料に使
用可能なものであれば特に限定されずに用いることがで
きる。具体的には例えばIPソルベント(出光石油化学社
製)、アイソパー(エッソ化学社製)、シェルソル(シ
ェル化学社製)等が挙げられ、これらの一種又は二種以
上を混合して用いることができる。
揮発性炭化水素油(B)は、前記(A)成分であるア
クリル−シリコーン系グラフト共重合体を溶解し、均一
な液状の油相となすばかりでなく、肌に塗布後揮散し、
良好な化粧膜を形成させることができる。すなわち、揮
発性炭化水素油を配合することで、それが揮散する過程
において、(A)成分のアクリル鎖部分の結晶性が高め
られ、しっかりした化粧膜が得られる。
揮発性炭化水素油(B)の油剤成分中における配合量
は、(A)成分の配合量等により適宜決定されるが、一
般的に20〜60重量%の範囲であることが好ましい。20重
量%未満では(A)成分の配合量が多くなった場合に、
(A)成分が析出することがあり、また使用時に油感を
感じたり、のびが悪くなるということがあり好ましくな
い。一方、60重量%を越えると、化粧後の仕上りが落着
くまで時間を要したり、化粧膜が薄くなる等の欠点があ
り、好ましくない。
油剤成分中における(A)成分及び(B)成分の配合
量は60〜98重量%である。60重量%未満であると撥水性
や良好な使用感を得る上で充分満足しえなくなる。
本発明において、(C)成分である、(A)成分、
(B)成分以外の油剤は、通常化粧料に用いられる液
状、半固形状、固形状の油剤であり、炭化水素類、エス
テル類、グリセライド類、シリコーン油類等が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上が組合せて用いられる。
該油剤は、前記(A)成分及び(B)成分と共に均一な
油相を形成するものであり、また(B)成分の揮散によ
る(A)成分の樹脂化に対して可塑剤的な効果を有す
る。
上記油剤の中で、(A)成分と相溶性の良い低粘度シ
リコーン油を含有せしめたものを用いると、安定性、使
用感を高めることができ、特に好ましい。低粘度シリコ
ーン油としては、例えば、粘度10cs以下のジメチルポリ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デ
カメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
これら油剤の配合量は、(A)成分及び(B)成分と
の関係から、油剤成分中2〜40重量%が好ましい。
本発明の水中油型乳化化粧料は油剤成分中に上記成分
を含有するものであるが、本発明の効果を得るために
は、該油剤成分を10〜40重量%の範囲とすることが好ま
しい。10重量%未満では充分な撥水効果が得られず、40
重量%を越えると、水中油型の状態とすることが難しい
ため好ましくない。
本発明の水中油型乳化化粧料は、常法により上記油相
と水相とを乳化すれば得られ、例えば乳液、クリーム等
に調製して用いられる。
本発明水中油型乳化化粧料は、上記必須成分の他、通
常化粧料で用いられる紫外線吸収剤、防腐剤、高分子化
合物、保湿剤、香料、界面活性剤、多価アルコール類、
粉体、酸化防止剤、美肌用成分等も本発明の効果を損わ
ない範囲で任意に配合可能である。
〔実施例〕
以下、参考例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
参考例1 アクリル−シリコーン系グラフト共重合体の合成: 下記化学式 で表される片末端メタクリレート置換ジメチルポリシロ
キサン35g、メチルメタクリレート45g、2−エチル−ヘ
キシルアクリレート20g、トルエン100gを混合し、続い
てアゾビスイソブチロニトリル1.5gを添加、溶解せしめ
た後、撹拌下、80〜90℃の温度範囲内で5時間反応せし
め粘稠な溶液を得た。この溶液を2のメタノール中に
注ぎ込み、グラフトポリマーを沈澱析出せしめた。沈澱
物を濾別し、乾燥せしめて白色状物88gを得た。このも
のは、赤外吸収スペクトルによりジメチルポリシロキサ
ンがグラフト化されたメタクリレートポリマーであるこ
とが確認され、GPCによるポリスチレン換算重量平均分
子量は約13,000であり、ガラス転移温度は37℃であっ
た。
参考例2 参考例1と同様な条件下に下記化学式 で表される片末端メタクリレート置換ジメチルポリシロ
キサン25g、メチルメタクリレート50g、n−ブチルメタ
クリレート15g及び酢酸ビニル10gからグラフトポリマー
を得た。このもののGPCによるポリスチレン換算重量平
均分子量は約11,000であり、ガラス転移温度は26℃であ
った。
実施例1、2 クリーム: 下記表1に示す組成で下記製法によりクリームを製造
した。これを、撥水性、油性感、べたつき感の夫々につ
いて、下記試験方法により試験した。結果を表2に示
す。
<製法> a.上記成分〜を均一に溶解する。
b.成分〜及びを混合、加熱溶解後aを加え、70℃
とする。
c.成分〜を混合、加熱し、70℃とする。
d.bにcを撹拌しながら加えて乳化し、冷却する。
<試験方法> 撥水性試験: ガラス板上に各クリームの0.02mmの塗膜を作り、35
℃、湿度25%の恒温恒湿槽に24時間放置して乾燥塗膜と
する。この乾燥塗膜上に、高さ1cmのところから精製水
を0.2ml滴下し、精製水の拡散具合を面積値として測定
し、100mm2未満を撥水性良好として○、100mm2以上200m
m2未満を普通として△、200mm2以上を撥水性無しとして
×と評価した。
油性感、べたつき感についての官能試験: 女性パネラー30名により、油っぽさのなさ及びべたつ
きのなさについて官能試験を行ない、非常に良いを3
点、良い〜普通を2点、悪いを1点として評価を行な
い、平均点が2.5点以上を◎、1.5〜2.5未満を○、1.5未
満を×で評価した。
表2から明らかなように、実施例1及び2の化粧料は
比較例1〜5に比べ、撥水性試験、官能試験において良
好な結果を示した。また、実施例1及び2の化粧料は、
柔軟性があってしっかりした化粧膜が形成され、満足す
べきものであった。
実施例3 酸性クリーム: 以下に示す組成で下記製法によりクリームを製造し
た。
組成 (重量%) N−ステアロイル−L−グル 0.2 タミン酸 セタノール 2.0 親油性モノステアリン酸グリ 2.0 セリン 軽質流動イソパラフィン 11.0 (エッソ化学社製アイソパーH) デカメチルシクロペンタシロ 4.0 キサン アクリル−シリコーン系グラ 8.0 フト共重合体(参考例2で得 たもの) 流動パラフィン 3.5 トリグリセライド 3.5 モノオレイン酸ポリオキシエ 0.5 チレンソルビタン(20E.O.) セスキオレイン酸ソルビタン 0.3 香料 0.1 水酸化ナトリウム 0.02 1,3−ブチレングリコール 8.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 カルボキシビニルポリマー 0.05 精製水 残量 <製法> a.上記成分にを溶解する。
b.成分を混合、加熱溶解し、これにaを
加え70℃とする。
c.成分〜を混合、加熱溶解し、70℃とする。
d.bにcを撹拌しながら加えて乳化後、成分を加え、
冷却する。
実施例4 サンカット乳液: 以下に示す組成で下記製法によりサンカット乳液を製
造した。
組成 (重量%) N−ステアロイル−L−グル 0.2 タミン酸 ステアリルアルコール 0.5 親油性モノステアリン酸グリ 0.5 セリン 軽質流動イソパラフィン 7.8 (出光石油化学社製IPソ ルベント1620) アクリル−シリコーン系グラ 3.2 フト共重合体(参考例1で得 たもの) トリオクタン酸グリセリル 2.5 エスカロール507 3.5 オキシベンゾン 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 モノステアリン酸ソルビタン 0.2 セスキオレイン酸ソルビタン 0.2 香料 0.1 水酸化ナトリウム 0.02 酸化チタン 0.5 1,3−ブチレングリコール 13.3 大豆リン脂質 0.02 カルボキシビニルポリマー 0.12 精製水 残量 <製法> a.上記成分〜及び〜を混合、加熱溶解し、これ
に成分をに溶解したもの及び成分を加え、70℃と
する。
b.成分〜を加熱混合し、70℃とする。
c.aにbを撹拌しながら加えて乳化後、成分を加え、
冷却する。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によって特定のアクリル−
シリコーン系グラフト共重合体を油剤成分中に配合する
ことで、なめらかなのび、油感がない等の優れた使用感
を有しながら、撥水性が非常に良く、良好な化粧膜を形
成し、しかも安定性が良好な水中油型乳化化粧料が提供
し得たのである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油剤成分が(A)、(B)及び(C) (A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメ
    チルポリシロキサン化合物(イ)と、アクリレート及び
    /又はメタクリレートの一種又は二種以上の合計量が50
    重量%以上を占めるラジカル重合性モノマー(ロ)とを
    ラジカル共重合して得たアクリル−シリコーン系グラフ
    ト共重合体 2〜40重量% (B)揮発性炭化水素油 20〜60重量% (C)上記(A)及び(B)成分以外の油剤 2〜40重量% からなり、且つ該油剤成分中の(A)及び(B)の総量
    が60〜98重量%である油剤成分を化粧料全体の10〜40重
    量%配合したことを特徴とする水中油型乳化化粧料。
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