JP2835617B2 - 固形化粧料 - Google Patents

固形化粧料

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JP2835617B2 JP9976189A JP9976189A JP2835617B2 JP 2835617 B2 JP2835617 B2 JP 2835617B2 JP 9976189 A JP9976189 A JP 9976189A JP 9976189 A JP9976189 A JP 9976189A JP 2835617 B2 JP2835617 B2 JP 2835617B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固形化粧料に関し、更に詳細には、特定の
アクリル−シリコーン系グラフト共重合物、部分架橋型
オルガノポリシロキサン重合物及び低粘度シリコーン油
からなるゲル組成物を含有し、なめらかでさっぱりした
感触を有して使用感が良く、しかも使用性及び経時安定
性に優れた固形化粧料に関する。
〔従来の技術〕
従来より、固形化粧料は、ワックスなどの固形状油
剤、半固形状油剤、液状油剤、ゲル化剤などを基材とし
て用い、固形状、軟膏状、ゲル状として調製している。
そうした基材の構成成分としてシリコーン油は、その
優れた特性から様々な製品に応用されており、特に化粧
料関係においても有用な油剤成分として汎用されてい
る。このことはシリコーン油がべたつきが少なくなめら
かで伸びがよく、さっぱりした感触を持ち、また潤滑
性、撥水性に富むと共に無味・無臭で皮膚安全性が高い
等の好適な特徴乃至条件を具備しているためである。従
ってシリコーン油を配合、活用することで良好な使用感
を有し、皮膚・毛髪をトリートメントし保護する基礎化
粧料や頭髪化粧料、或いは化粧持続性の良好なメーキャ
ップ化粧料の製品化検討がなされてきた。
通常、係る化粧品用シリコーン油としては分子量、粘
度の相違する鎖状のジメチルポリシロキサンを代表に、
環状のオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、またメチルフェニルポリシ
ロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサンが挙げ
られ、その他各種の重合・共重合物、変性物が市販され
ている。
これら各種シリコーン油は化粧目的、期待すべき効果
を考慮して使いわけや併用が行なわれている。例えば低
粘度ジメチルポリシロキサンはべたつきが少なくさっぱ
りした感触が求められる製品に、また一層高粘度のもの
は水を効果的にはじく撥水性を有する製品に適用され、
さらに鎖状、環状の揮発性シリコーン油は塗布後揮散し
てしまう性質があるので清涼感を必要とする製品等に用
いられることが多い。そしてまたジメチルハイドロジェ
ンポリシロキサンは、化粧品用粉体の疎水化処理に利用
することでメーキャップ化粧料の化粧もちの向上が図ら
れてきた。
一般にこうしたシリコーン油の特性を有効に活用した
技術が知られると共に化粧料への用途開発研究の努力も
行われてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記した如く、シリコーン油は、化粧品用油剤として
重要であるものの、一層機能性を高めた、期待する製品
を得る上で以下に述べるように不都合とする点がしばし
ば見受けられた。
シリコーン油は、概して他の化粧品用油剤との相溶性
が悪く、均一に溶解し安定したシリコーン油をベースと
する製品の調製が困難であった。シリコーン油を配合す
る場合、乳化エマルションにして、またワックスその他
の化粧品用油剤と混合して行っても安定に維持し難く、
時にシリコーン油の特性を効果的に発揮させるべく多量
に含有せしめると経時的に分離排出等の現象を招くこと
があった。
このことは、特にさっぱりした感触を付与すること
や、メーキャップ化粧料の化粧もちを高めるために低粘
度もしくは揮発性シリコーン油を多量に用いた時に顕著
に認められることであった。そして高粘度シリコーン油
を使用した場合には、撥水性は向上するが、べとつき感
が重い油感も同時に感じられる結果になる。
このようにシリコーン油の含有量を増加させ、充分に
効果を期待し、しかも安定性の良い製品を得る上で苦心
を強いられていた。
また、シリコーン油は、流動特性として降伏値を持た
ないため、化粧料の主骨格として使用する場合、例えば
顔料などの比重差のある物質を経時的に安定に分散した
状態に保つことが難しいものであった。係る点から分子
量の大きい高粘度のものを使用したとしても、見掛け上
の粘度は有するものの、やはり降伏値をもたない流動特
性を示すので、比重差の大きいものを保持できず、沈降
等の現象が見られると共に上述した如く、べとつき感、
重い油感等が生じ、感触上好ましくない。
また、ワックス類と併用した場合には、相溶性も悪
く、ワックスの析出が起こりやすくなると共に、ワック
ス自身の性質が現われ、化粧料ベースとしてシリコーン
油の特長であるなめらかで、さっぱりした感触を損う事
となりシリコーン油の特性を充分に活かした安定性の良
い製品を得ることは、困難であった。
さらに、シリコーン油は、従来液状油剤としての使用
が一般的であり、構造保持性のある、つまり降伏値を有
する軟ゲル状物や、構造強度を有するワックスに代るよ
うな硬ゲル状物としての利用はあまり知られていなかっ
た。このため、シリコーン油にワックスのような固型基
材成分の性質をもたせ並びに固形状製品の主骨格成分と
して多量にかつ安定に配合することが強く望まれてい
た。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者らは鋭意研究を行った
結果、特定のアクリル−シリコーン系グラフト共重合
物、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物及び低粘
度シリコーン油からなるゲル組成物を含有した固形化粧
料は、なめらかでさっぱりした感触を有して使用感が良
く、しかも使用性及び経時安定性に優れていることを見
出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(C) (A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジ
メチルポリシロキサン化合物とアクリレート及び/又は
メタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーと
をラジカル共重合して得たアクリル−シリコーン系グラ
フト共重合物 5 〜60 重量% (B)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 0.2〜40 重量% (C)50cs以下の低粘度シリコーン油 30 〜94.8重量% からなるゲル組成物を30〜100重量%含有することを特
徴とする固形化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる(A)成分のアクリル−シリコー
ン系グラフト共重合物は、分子鎖の片末端にラジカル重
合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物(イ)
と、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とす
るラジカル重合性モノマー(ロ)とをラジカル共重合さ
せることにより合成されるものである。
(イ)の分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有する
ジメチルポリシロキサン化合物は、下記の一般式(1)
で示されるものである。
Me:メチル基 R1:メチル基又は水素原子 R2:場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断されて
いる直鎖状又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原子1〜
10個の2価の飽和炭化水素基 l:3〜300 R2は場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断され
ている直鎖状又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原子1
〜10個の飽和炭化水素基を表すものであるが、これには
具体的に −CH2−、CH2 、CH2 、CH2 、CH2
10、−CH2−CH(CH3)−CH2−、−CH2CH2OCH2CH2CH
2−、CH2CH2OCH2CH(CH3)CH2−、−CH2CH2OCH2CH2OCH2
CH2CH2−などが例示される。lは3〜300、好ましくは
5〜100の範囲であり、3末端では、アクリル−シリコ
ーン系グラフト共重合物と後述の低粘度シリコーン油と
の相溶性が低下し、また300を超えると、得られるアク
リル−シリコーン系グラフト共重合物のガラス転移点が
低下しすぎて良好な固形のゲル組成物が得られない。
この分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有する一般
式(1)で表わされるジメチルポリシロキサン化合物
は、代表的には下記の一般式(2)で表わされる(メ
タ)アクリレート置換クロロシラン化合物と一般式
(3)で表わされる末端水酸基置換ジメチルポリシロキ
サンとを常法に従い、脱塩酸反応させることにより得る
ことができるが、合成方法は、これに限定されものでは
ない。
Me:メチル基 R1:メチル基又は水素原子 R2:場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断されて
いる直鎖状又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原子1〜
10個の2価の飽和炭化水素基 Me:メチル基 l:3〜300 しかして分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有する
ジメチルポリシロキサン化合物として好適に用いられる
ものの具体例としては、以下に示すものが挙げられる。
Me:メチル基 一方(ロ)のアクリレート及び/又はメタクリレート
を主体とするラジカル重合性モノマーは、ラジカル重合
性不飽和結合を分子中に1個有する化合物を意味し、使
用されるアクリレート及び/又はメタクリレートとして
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、フルオロ
炭素鎖1〜10のパーフロロアルキル(メタ)アクリレー
ト等を例示することができる。本発明においてアクリレ
ート及び/又はメタクリレートを主体とするということ
は、上記ラジカル重合性モノマーにおいてアクリレート
及び/又はメタクリレートの1種又は2種以上の合計量
が、ラジカル重合性モノマー全体の50重量%以上を占め
ることを意味する。これはアクリレート及び/又はメタ
クリレートの合計量が50重量%未満であると、良好な固
形状のゲル組成物を得ることができないことを理由とす
るものである。
本発明におけるラジカル重合性モノマーにおいて、上
記したアクリレート及び/又はメタクリレート以外に必
要に応じて種々の化合物を使用することができる。これ
らの重合性モノマーとしては、スチレン、置換スチレ
ン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン
酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、ブタジエ
ン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン等を例示する
ことができる。
本発明において(イ)の分子鎖の片末端にラジカル重
合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物と(ロ)
のアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とする
ラジカル重合性モノマーとの重合比率((イ)〜
(ロ))は1/19〜2/1の範囲内にあることが必要であ
る。これは1/19未満であるとアクリル−シリコーン系グ
ラフト共重合物と後述の低粘度シリコーン油との相溶性
が低下し、又2/1を超えるとアクリル−シリコーン系グ
ラフト共重合物の強度が低下するために良好な強度の固
形状のゲル組成物を得ることができなくなることによる
ものである。
(イ)の分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有する
ジメチルポリシロキサン化合物と(ロ)のアクリレート
及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性
モノマーとの共重合はベンゾイルパーオキサイド、ラウ
ロイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等
の通常のラジカル重合開始剤の存在下に行われ、溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法、バルク重合法のいずれ
の方法の適用も可能である。これらの中でも溶液重合法
は、得られるグラフト共重合物の分子量を最適範囲に調
整することが容易であるので、より好ましい方法であ
る。用いられる溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸
イソブチルなどのエステル類、イソプロパノール、ブタ
ノールなどのアルコール類の1種又は2種以上の混合物
が挙げられる。
重合反応は50〜180℃、好ましくは60〜120℃の温度範
囲内において行なうことができ、この条件下に5〜10時
間程度で完結させることができる。このようにして製造
されるアクリル−シリコーン系グラフト共重合物は、GP
Cにおけるポリスチレン換算の重量平均分子量におい
て、約3,000〜約200,000より好ましくは約5,000〜約10
0,000の範囲にあることが必要であり、また−30〜+60
℃の範囲のガラス転移温度を持つことが好ましい。
本発明におけるアクリル−シリコーン系グラフト共重
合物はアクリル鎖の組成、シリコーン鎖長、置換度など
を変化させることによって固形状のゲル組成物の物性を
コントロールすることができる。例えばアクリレート鎖
部分にメチルメタクリレートを多く導入すれば、形成さ
れる固形状のゲル組成物が適度な硬さのものとなり、他
方ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト等を多く導入すれば形成される固形状のゲル組成物が
より柔軟性のあるものとなる。
(A)成分のアクリル−シリコーン系グラフト共重合
物のゲル組成物中における配合量は、5〜60重量%の範
囲であることが好ましい。5重量%未満であると期待す
る効果が充分得られず、また60重量%を超えると固形状
のゲル組成物が硬くなり、これを配合した固形化粧料は
塗布しづらく、また、化粧後の膜厚感を感じ好ましくな
い。
また、本発明に用いられる(B)成分の部分架橋型オ
ルガノポリシロキサン重合物としては、架橋三次元構造
を有し、低粘度シリコーン油を内包し、ゲルを形成し得
るものである。
斯かる部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物とし
ては、例えばベンゼンに不溶で、自重と同重量以上のベ
ンゼンを含みうる三次元架橋構造を有するオルガノポリ
シロキサン重合物で、オルガノポリシロキサンを架橋結
合させて得られる重合物であり、一部に三次元架橋構造
を有し、R2SiO単位およびRSiO1.5単位よりなるものが挙
げられ、R3SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んでいて
も良い。各構成単位のRは水素原子、メチル基、エチル
基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基
等のアリール基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基な
どが例示され、同種又は異なった種類であっても良い。
オルガノポリシロキサンが、ベンゼンに不溶である
が、自重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋
構造を有するオルガノポリシロキサン重合構造を取るた
めには、RSiO1.5単位及び/又はSiO2単位と、R2SiO単位
及び/又はR3SiO0.5単位との比が適当な範囲にあること
が必要で、RSiO1.5単位及び/又はSiO2単位の比率が小
さすぎるとオルガノポリシロキサンは十分な三次元架橋
構造とならず、ベンゼンに可溶となり、たとえ見掛上架
橋構造をとっても使用できない。また、R2SiO単位及び
/又はR3SiO0.5単位に比して、RSiO1.5単位及び/又はS
iO2単位が多すぎるとオルガノポリシロキサンは強固な
架橋構造をとり、ベンゼンに不溶であるが、重合物の自
重量 未満しかベンゼンを含まず、これは、低粘度シリ
コーン油と混和すると分離、排出を生じてしまって使用
できなくなる。
ここに用いられるベンゼンに不溶な、自重と同重量以
上のベンゼンを含みうるオルガノポリシロキサン重合物
におけるR2SiO単位とRSiO1.5単位の比率は、オルガノポ
リシロキサン重合物全体の分子量による影響も大きく厳
密には規定し難いが、1:1から30:1の割合であるものが
望ましい結果を与える。RSiO1.5単位がこの比よりも多
くなると硬いオルガノポリシロキサン重合物となり、自
重と同重量未満のベンゼンしか含み得ず、このものは後
述する低粘度シリコーン油での混和の際オルガノポリシ
ロキサン重合物が充分に膨潤せず、シリコーン油の分
離、排出がおこり、安定維持ができなくなるようにな
る。逆にR2SiO単位が上記範囲を超えると構造粘性が乏
しくなってしまう。このため、ソフトで安定性の良好な
ゲル組成物を得るには限定的ではないが、前記した構造
単位の割合にあることが望ましい。
ベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以上のベンゼ
ンを含みうる三次元架橋構造を有するオルガノポリシロ
キサン上記重合物は例えば次に示すような種々の方法で
合成することができる。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した
水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンに触媒量のアルカリ金属水酸化物のアルコール性水溶
液を加え加熱して脱水素反応及び縮合反応を行う。
一方の分子に少なくとも2個のケイ素原子に結合し
た水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンに他方の分子に少なくとも2個のケイ素原子に結合
した水酸基を有するオルガノポリシロキサンを触媒量の
アルカリ金属水酸化物や白金化合物等の存在下に加熱
し、脱水素縮合反応を行う。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に直結した
水酸基を有するオルガノポリシロキサンを触媒量のアル
カリ金属水酸化物や有機錫化合物の存在下に加熱し脱水
縮合反応を行う。
1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に直結した
水酸基を有するオルガノポリシロキサンと、他方の分子
に少なくとも2個のケイ素原子に結合したアルコキシ基
を有するオルガノポリシロキサンを触媒量のアルカリ金
属水酸化物や有機金属錫化合物の存在下に加熱して脱ア
ルコール反応を行う。
これのいずれの方法にてもベンゼンに不溶であるが、
自重と同重量以上のベンゼンを含み得る三次元架橋構造
を有するオルガノポリシロキサン重合物を容易に得るこ
とができる。
また、他の部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
としては、シリコーン油に不溶ではあるが、十分に膨潤
するオルガノポリシロキサン重合物で、(ハ)オルガノ
ハイドロジェンポリシロキサンと、(ニ)脂肪族不飽和
基含有オルガノポリシロキサンを付加重合させて得られ
る重合物であり、一部に三次元架橋構造を有するものが
挙げられる。
ここに用いられる(ハ)のオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンは、HSiO1.5単位、RSiO1.5単位、RHSiO単
位、R2SiO単位、R2HSiO0.5単位、R3SiO0.5単位等からな
り、このものの分子構造は直鎖状でも、分岐状、環状の
いずれであってもよく、1分子中にケイ素原子に結合し
た水素原子を少なくとも2個含有するものである。ま
た、オルガノハイドロジェンポリシロキサンはオルガノ
ポリシロキサン重合物合成反応をコントロールするため
には直鎖状であることがより好ましい。また、このオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンに於けるケイ素原子
に結合した水素原子(≡SiH結合)は一般的には分子鎖
中に含まれたものとされるが、分子鎖末端とされてもよ
く、この≡SiH結合の量はその分子構造が直鎖状、分岐
状のものの場合、通常1〜20モル%、環状のものの場合
1〜50モル%であることが望ましく、またこの≡SiH結
合以外の有機基はその50モル%以上がメチル基とされた
ものが好ましい。
また、同時に用いられる(ニ)の脂肪族不飽和基含有
オルガノポリシロキサンは、1分子中にケイ素原子に結
合した脂肪族不飽和基を少なくとも2個含有するもので
ある。このオルガノポリシロキサンとしては、ビニル基
やアリール基が挙げられるが、ビニル基含有のオルガノ
ビニルポリシロキサンが一般的には例示され、オルガノ
ビニルポリシロキサンとしては、(CH2=CH)SiO1.5
位、RSiO1.5単位、R(CH=CH2)SiO単位、R2SiO単位、
R2(CH=CH2)SiO0.5単位、R3SiO0.5単位等からなり、
このものの分子構造は直鎖状でも、分岐状、環状のいず
れであってもよく、1分子中にケイ素原子に結合した脂
肪族不飽和基、例えばビニル基を少なくとも2個含有す
るものである。ここに用いられる脂肪族不飽和基含有オ
ルガノポリシロキサンはオルガノポリシロキサン重合物
合成反応をコントロールするためには直鎖状であること
がより好ましい。またこのオルガノビニルポリシロキサ
ンは通常は分子鎖末端がジメチルビニルシリル基で封鎖
された直鎖状のものとされるが、このビニル基は鎖中に
含まれていてもよく、このビニル基量はその分子構造が
直鎖状、分岐状のものの場合1〜20モル%、環状のもの
の場合1〜50モル%であることが望ましく、また、この
ビニル基以外の有機基はその50モル%以上がメチル基と
されたものが好ましい。
そして、(ハ)のオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンおよび(ニ)の脂肪族不飽和基含有オルガノポリシ
ロキサン、例えばオルガノビニルポリシロキサンノ各々
の分子中に反応性基であるケイ素原子に結合した水素原
子あるいはビニル基が、1分子中に少なくとも2個含有
することは、両者の付加重合物が一部に三次元構造を形
成する上で必須とされる。また、これらの反応性基の各
々のオルガノポリシロキサン中に占める含有量がその分
子構造が直鎖状、分岐状のものの場合20モル%より、ま
た環状のものの場合50モル%より大きくなると硬い重合
物となってしまうと共に後述する低粘度シリコーン油が
三次元架橋構造中に内包し難くなる傾向となり分離排出
が起こり安定保持できなくなることが認められるように
なる。逆に、含有量が1モル%より小さくなると構造粘
性が乏しくなる傾向となってしまう。このため、ソフト
で安定性の良好なゲル組成物を得るには限定的ではない
が、反応性基の含有量はその分子構造が直鎖状、分岐状
のものの場合1〜20モル%、また環状のものの場合1〜
50モル%とされる。
また、(ハ)のオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンの前記有機基Rとしては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基などのアルキル基、フェニル基、トリ
ル基などのアリール基、シクロヘキシル基またはこれら
の基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全部を
ハロゲン原子、シアノ基などで置換した基などから選択
されるビニル基などの脂肪族不飽和基を除く非置換また
は置換一価炭化水素基とされるものが例示される。
こうした例の代表的なものとしては、(CH33SiO
−、(CH32SiO、CH3HSiO、−Si(CH3
(但し、p=10〜500、q=2〜50)の単位を含んで
なるメチルハイドロジエンポリシロキサンが挙げられ、
好適な材料となる。
また、(ニ)の脂肪族不飽和基含有オルガノポリシロ
キサンであるオルガノビニルポリシロキサンの前記有機
基Rは、オルガノハイドロジェンポリシロキサンのRと
同意である。こうした例の代表的なものとしては、(CH
2=CH)(CH32SiO−、(CH32SiO、−Si(C
H3(CH=CH2)、(但し、r=10〜100)の単位、あ
るいは(CH33SiO−、(CH32SiO、(CH=CH
2)CH3SiO、−Si(CH3、(但し、m=10〜50
0、n=2〜50)の単位を含んでなるメチルビニルポリ
シロキサンが挙げられ、これらは混合物であってもよ
く、好適な材料となる。
このような(ハ)のオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンと(ニ)の脂肪族不飽和基含有オルガノポリシロ
キサンの付加反応は、従来公知の一般的な方法で行えば
よい。例えば、然るべきオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンとオルガノビニルポリシロキサンを各々の反応
性基であるケイ素原子に結合した水素基と、ビニル基の
モル比を1/3〜3/1の範囲で配合したのち、白金あるいは
パラジウムなどの付加重合触媒を添加し、加温攪拌する
こにより容易に目的とするシリコーン油に不溶なオルガ
ノポリシロキサン重合物が得られる。特に本付加重合触
媒としては、特公昭33−9969号に記載されている塩化白
金酸を用いることが好ましい。
かくして得られる(B)成分の部分架橋型オルガノポ
リシロキサン重合物のゲル組成物中における配合量は0.
2〜40重量%の範囲であることが好ましい。0.2重量%未
満であると期待する効果が充分に得られず、また40重量
%を超えると固形状のゲル組成物が柔らかくなりすぎ、
これを配合した固形化粧料が固形状態を保持し難くなり
好ましくない。
更に、本発明に用いられる(C)成分の低粘度シリコ
ーン油としては特に限定されるものではないが、粘度50
cs程度以下のものであれば好適に使用し得る。これは高
粘度になるにつれそれを多量に用いた結果として、アク
リル−シリコーン系グラフト共重合体との相溶性が低下
したり、感触的にあぶらっぽさが生じ使用感上好ましく
ないからである。かかる低粘度シリコーン油としては、
例えば低重合度鎖状のジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、環状のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンな
どが挙げられる。これらは、単独でも適宜任意の二種以
上を組合せても用いることができ、ゲル組成物中に30〜
94.8重量%配合するのが好ましい。
本発明におけるゲル組成物は、前記アクリル−シリコ
ーン系グラフト共重合物、部分架橋型オルガノポリシロ
キサン重合物及び低粘度シリコーン油を混合してゲルを
形成させるか、もしくはアクリル−シリコーン系グラフ
ト共重合物と低粘度シリコーン油のゲル組成物並びに部
分架橋型オルガノポリシロキサン重合物と低粘度シリコ
ーン油のゲル組成物を別々に調製して混合することによ
り得られる。これにより、各々のゲル組成物を単独で配
合するのとは異なった特徴を有する製品が得られ、シリ
コーン油を多量に、また安定に配合することが可能とな
り、なめらかさ、さっぱり感という使用感を有して使用
性、経時安定性においても非常に優れた固形化粧料を得
ることができる。
本発明において、ゲル組成物は、固形化粧料全量中に
30〜100重量%配合される。
本発明の固形化粧料は、前記ゲル組成物と通常用いら
れる化粧料成分を用い、通常の方法に従って製造するこ
とができる。化粧料成分としては、例えば油脂類、ロウ
類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール、エステル
類、前記以外のシリコーン油等の油剤原料、白色顔料、
着色顔料、体質顔料、有機粉末等の粉体原料、金属石ケ
ン、界面活性剤、多価アルコール類、高分子化合物、
水、その他防腐剤、アルカリ剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、タール色素、美肌成分、保湿剤、香料などが挙げ
られ、本発明の効果を損わない範囲で製品種や化粧目的
に応じ、適宜選択して用いることができる。
また、本発明の固形化粧料は、例えばアイシャドウ、
ファンデーション、白粉、ほほ紅、口紅、アイライナ
ー、マスカラ等のメーキャップ化粧料、固形整髪料等の
頭髪化粧料、アイスティック等の基礎化粧料などとして
適用することができる。
〔実施例〕
以下、参考例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
参考例1 下記化学式で表される片末端メタクリレート置換ジメ
チルポリシロキサン30g、 メチルメタクリレート30g、n−ブチルメタクリレート4
0g、トルエン100gを混合し、続いてアゾビスイソブチル
ニトリル1.5gを添加、溶解させた後、攪拌下に80〜90℃
の温度範囲内で5時間反応させ粘稠な溶液を得た。この
溶液を2のメタノール中に注ぎ込み、グラフトポリマ
ーを沈殿析出せしめた。沈殿物を濾別し、乾燥させて白
色状物93gを得た。このものは、赤外吸収スペクトルに
よりジメチルポリシロキサンがグラフト化されたメタク
リレートポリマーであることが確認され、GPCによるポ
リスチレン換算重量平均分子量は約16,000であり、ガラ
ス転移温度は18℃であった。
参考例2 下記化学式で表わされる片末端メタクリレート置換ジ
メチルポリシロキサン40g、 メチルメタクリレート40g、2−エチル−ヘキシルアク
リレート20gから参考例1と同様な条件下においてグラ
フト共重合体を得た。このもののGPCによるポリスチレ
ン換算重量平均分子量は約15,000であり、又ガラス転移
温度は25℃であった。
参考例3 内容積約5のプラネタリーミキサーに、トリメチル
シリル末端封鎖ジメチルメチルハイドロジェンポリシロ
キサン(平均分子量2340、Si−H4.5モル%)1790g、お
よびジメチルビニルシリル末端封鎖ジメチルポリシロキ
サン(平均分子量930、ビニル基7.7モル%)710gを投入
し、攪拌混合した。
同混合溶液に、塩化白金酸の2%イソプロパノール溶
液の0.5g添加を行ない、70〜80℃に昇温し、2時間攪拌
を続けた。その後、系内を5〜10mmHgに減圧し、ストリ
ッピングを30分間続行した。この結果得られたオルガノ
ポリシロキサン重合物は、無色の柔軟性を有する固形物
であった。
実施例1 ペースト状口紅 (成 分) (重量%) (1) ベンガラ 0.8 (2) 黄色4号アルミニウムレーキ 0.1 (3) 赤色202号 0.3 (4) 酸化鉄雲母チタン 15.0 (5) 流動パラフィン 3.8 (6) アクリル−シリコーン系グラフト共重合物
*1) 20.0 (7) 部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
*2) 10.0 (8) 低重合度ジメチルポリシロキサン(10cs) 50.0 *1) 参考例1で得られたもの *2) 参考例3で得られたもの (製 法) (A) 成分(6)〜(8)を加熱混合する。
(B) (A)に(1)〜(5)を加え、三本ローラに
て混練して均一分散した後、容器に溶融充填して冷却固
化させ、ペースト状口紅を得た。
本発明のペースト状口紅は、唇での伸びが非常に良
く、べたつきがなく、さっぱりした新規な感触を有して
使用感に優れ、、しかも使用性、経時安定性に優れたも
のであった。
実施例2 スティック状アイシャドウ (成 分) (重量%) (1) 赤色226号 0.36 (2) 赤色404号 1.0 (3) 群 青 3.5 (4) 黒酸化鉄 0.45 (5) 雲母チタン 8.5 (6) マイカ 2.19 (7) メチルフェニルポリシロキサン(10cs) 10.0 (8) アクリル−シリコーン系グラフト共重合物
*3) 25.0 (9) 部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
*4) 4.9 (10) 低重合度ジメチルポリシロキサン(10cs) 44.1 *3) 参考例2で得られたもの *4) 参考例3で得られたもの (製 法) (A) 成分(7)〜(10)を加熱混合する。
(B) (A)に成分(1)〜(6)を加え、三本ロー
ラにて混練して均一分散した後、容器に溶融充填して冷
却固化させ、スティック状アイシャドウを得た。
実施例3 固形状ファンデーション (成 分) (重量%) (1) 酸化チタン 11.8 (2) ベンガラ 0.8 (3) 黄酸化鉄 1.8 (4) 黒酸化鉄 0.6 (5) 流動パラフィン 5.0 (6) アクリル−シリコーン系グラフト共重合物
*5) 30.0 (7) 部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
*6) 5.0 (8) 低重合度ジメチルポリシロキサン(5cs) 45.0 *5) 参考例1で得られたもの *6) 参考例3で得られたもの (製 法) (A) 成分(6)〜(8)を加熱混合する。
(B) (A)に(1)〜(5)を加え、三本ローラに
て混練して均一分散した後、容器に溶融充填して冷却固
化させ、固形状ファンデーションを得た。
実施例4 固形状ほほ紅 (成 分) (重量%) (1) 赤色226号 0.4 (2) 赤色酸化鉄 0.2 (3) 群 青 0.15 (4) マイカ 30.0 (5) タルク 34.0 (6) メチルフェニルポリシロキサン(10cs)3.25 (7) アクリル−シリコーン系グラフト共重合物
*7) 12.5 (8) 部分架橋型オルガノポリシロキサン*8) 2.45 (9) 低重合度ジメチルポリシロキサン(10cs) 17.05 *7) 参考例1で得られたもの *8) 参考例3で得られたもの (製 法) (A) 成分(6)〜(9)を加熱混合する。
(B) (A)に(1)〜(5)を加え、三本ローラに
て混練して均一分散した後、容器に溶融充填して冷却固
化させ、固形状ほほ紅を得た。
〔発明の効果〕
以上詳述したごとく、本発明の固形化粧料は、シリコ
ーン油を多量に配合することができ、なめらかでさっぱ
りした感触を有して使用感がよく、しかも使用性、経時
安定性に優れたものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(A)〜(C) (A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメ
    チルポリシロキサン化合物とアクリレート及び/又はメ
    タクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーとを
    ラジカル共重合して得たアクリル−シリコーン系グラフ
    ト共重合物 5 〜60 重量% (B)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 0.2〜40 重量% (C)50cs以下の低粘度シリコーン油 30 〜94.8重量% からなるゲル組成物を30〜100重量%含有することを特
    徴とする固形化粧料。
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